JP2548973B2 - 自動交互並列運転システム - Google Patents

自動交互並列運転システム

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JP2548973B2
JP2548973B2 JP63237911A JP23791188A JP2548973B2 JP 2548973 B2 JP2548973 B2 JP 2548973B2 JP 63237911 A JP63237911 A JP 63237911A JP 23791188 A JP23791188 A JP 23791188A JP 2548973 B2 JP2548973 B2 JP 2548973B2
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晃郎 池田
正雄 渡辺
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、独立した複数のポンプの駆動系の自動交互
並列運転システムに関する。
(従来の技術) 複数のポンプを駆動して出力を一定に保つシステムが
広く用いられている。
そのようなシステムは多くの場合一つの中央処理装置
(親)により複数のポンプを制御するものである。
(発明が解決しようとする課題) 前記システムにより広範囲な出力の調整が可能とな
る。
ところが、前記システムの結合が密接であるために一
つの事故が波及しやすいと言う問題がある。
なお、類似目的を持つ発明として「コンプレッサ制御
方式」(特開昭61−106989号公報)がある。
しかし、この発明の方法で制御するときは、負荷変動
に応じて単に複数のコンプレッサの運転台数を増減する
だけであるので、そのオン,オフの度に、全出力の変化
に不連続点を生じ、段階状になるという欠点がある。し
たがって、円滑で精緻な制御を必要とする場合には不向
きである。
本発明の目的は、互いに独立性を保たせ相互間では運
転情報の交換のみを行わす調和を保ち、かつ、総合出力
に不連続点を生じないような、複数のポンプの自動交互
並列運転システムを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明による自動交互並列
運転システムは、 第1のポンプ、前記ポンプを駆動するモータ、前記モ
ータを駆動するインバータ、前記インバータを制御する
自動調節出力を発生する通信制御部とを含む第1の運転
系と、 第2のポンプ、前記ポンプを駆動するモータ、前記モ
ータを駆動するインバータ、前記インバータを制御する
自動調節出力を発生する通信制御部とを含む第2の運転
系と、 前記各運転系の通信制御部を接続して相互に運転情報
の受渡しを行わせる伝送路とを含み、 前記各通信制御部は、前記伝送路を介して供給される
他の系の運転情報と、全システムの出力情報を参照し
て、他の運転系が自動調節の結果出力を停止していると
きおよび最大出力を維持しているときに自系に自動調節
を受け取り自動調節出力を発生するように構成されてい
る。
(実施例) 本発明を図面等を参照して、さらに詳しく説明する。
第1図は、本発明による自動交互並列運転システムの
実施例を示すブロック図である。
この実施例システムは第1および第2の運転系から構
成されている。
第1の運転系は第1のポンプ8、前記ポンプ8を駆動
する第1のモータ7、第1のインバータ1、第1の通信
制御部2を含んでいる。
前記モータ7の回転速度はインバータ1の出力により
制御される。
第2の運転系も前記第1の運転系と同一に形成され、
第2のポンプ10、第2のモータ9、第2のインバータ
3、第2の通信制御部4を含んでいる。
なお、両系に供給される電源は同一電源であっても良
いが、同一電源である必要はない。
全システムの出力情報(以下、出力情報という)は、
この実施例では第1のポンプ8と第2のポンプ10の単独
または並列動作の結果、得られる供給圧力であり、第1
および第2の圧力センサ11、12によりそれぞれ検出され
る。
通信制御部2は、通信部21と自動制御部22から構成さ
れている。そして自動制御部22に前記第1の圧力センサ
11から出力情報が接続されており、常にこの情報に基づ
いて自動調節情報、インバータ1を駆動する情報を形成
している。
通信部21は光ファイバ伝送路5を介して第2の系の通
信部41に接続され、第2の系の動作状態情報が接続され
ている。
この通信部21はこの第2の系の動作状態情報と前記自
動制御部22の自動調節情報に基づいて自己の運転情報を
形成する。
通信制御部4は、通信部41と自動制御部42をもち、自
動制御部42に第2の圧力センサ12から出力情報が接続さ
れており、常にこの情報に基づいて自動調節情報、イン
バータ3を駆動する情報を形成している。
第2図は、前記システムで駆動される対のポンプ8,10
の動作特性を示すグラフである。
通常は回転速度を変えて供給圧力を一定に保ちながら
単独・交互運転を行なう。
図から容易に理解できるように供給圧力は、流量(需
要水の流量)と各モータ動作の関数である。
流量が増加すると2台のポンプの並列運転(正確に
は、1台は最高回転速度状態を維持して他方が回転速度
自動調節)に移る。
第1系に不都合があれば、自動的に他の第2の系に切
換えられ、単独の動作になる。
詳細な動作の説明の前に一般的な動作例の説明をして
おく。
第3図は、自動交互並列運転システムの運転例を示す
グラフである。
この実施例を示すシステムは、システムが切り離され
た場合を除き、通常両方の系が同時に自動制御運転実施
状態になることはない。
図において、,は各ポンプの回転速度を示す。
(MAX)は最高回転速度運転中を示す。
(自)はその系の自動制御運転実施中でありポンプの
回転速度が自動調節される状態にあることを示してい
る。
そしてこの場合、回転速度はMAXまたはMIN(停止)と
なっていない。
(停)はその系が自動制御運転実施中でなくポンプが
停止中であることを示す。
〔自(停)〕自動制御運転実施中であるが需要水量が
少なく停止していることを示す。
〔自(MAX)〕自動制御運転実施中であるが需要水量
が多く、最高回転速度で運転中であることを示す。
(a) 最初は1号ポンプ8が始動する(2号ポンプ10
は停止)。
(b) 水を使用しなくなると小流量停止制御機能が働
き、1号ポンプ8は停止する。
(c) 再度、水を使用し圧力低下が検出されると、圧
力が低下しないように第2ポンプ10が始動し、第1ポン
プ8は停止の状態にある。
(d) 第2ポンプ10が最高回転速度に達しても流量が
増加すると、第1ポンプ8も始動させられる。
このとき、2号ポンプ10は最高回転速度を維持する。
(e) 流量が減少し、1台分の流量になると第1ポン
プ8は停止する。
(f) 小流量停止制御機能が働き、第2ポンプは停止
する。
(i) 流量が増加し、2台のポンプが最高回転速度に
達した場合も自動制御運転ポンプは切替る。
次に、詳細な流れ図を参照して通信部の機能を説明す
る。
第4図は、第1の系の通信部の動作を説明するための
流れ図である。
○相互間で交信される内容は次のとおりである。
MAX到達フラグ:設定された最高周波数を出力中とい
うことを表す。
MIN到達フラグ:設定された最高周波数(0Hz)を出力
中(停止中)であることを表す。
RUN/STOP設定:RUNまたはSTOPのいずれに設定されてい
るかを表す。
異常:異常状態を表す。
1/2号機設定:いずれを先に動作させられるかの設
定、同時に電源が投入された場合、通常は1号機が先に
自動制御動作を始め、2号機は次に動作を行なうように
設定されている。
自動制御実行中フラグ:相手に自動制御動作を行って
いることを表す。
自動制御要求フラグ:出力が上,下限に達して相手に
自動制御動作を行なうように要求していることを表す。
○交信内容に従い自分の動作を指示するフラグ MAX維持命令:自動制御計算の結果にかかわらず最高
周波数(モータ駆動の最大回転速度)を出力するよう指
示する。
MIN維持命令:自動制御計算の結果にかかわらず最高
周波数(0Hz)を出力するよう指示するフラグであり、
停止状態を維持すべきことを示すフラグである。
MAXとMINの維持命令の両方の命令がリセットされてい
るときにそのシステムは自動制御計算に従って動作させ
られることになる。
フラグA:自動制御を受け持つことによりセットされ、
MAXでないとリセットされる。MAXになるとセットされ
る。MAXの状態で自動制御を渡す場合にはセットされた
ままになる。
フラグB:自動制御を受け持つことによりセットされ
る。MINでないとリセットされる。
フラグAとフラグBはそれぞれ1号機と2号機の両方
が、MAXまたはMINの同じ状態で自動制御の受け渡しを行
ったときに自動制御を実行している側が一度MAXまたはM
IN以外を出力して再度MAXまたはMINになったときに,相
手に自動制御を渡すためのフラグである。
次に流れ図第4図(その1)〜(その6)を参照して
各ステップを順に説明する。
(ステップ100)後述するリターン(RETURN)の示すス
テップ(104,108,114・・・146)に達したときはこのス
テップに戻り、次の所定の時から,ここからスタートす
る。
(ステップ101)相手のシステムの有無のチェックをす
る。
正常な交信ができないとき相手が存在しないとみな
す。
(ステップ102)相手が存在しないときは、自動制御実
行中フラグをセットし、自動制御要求フラグをリセット
する。
相手側が存在することになることを予測してそのよう
な場合にも対応できるように準備をしておくのである。
(ステップ103)MAX維持命令をリセットしMIN維持命令
をリセットする。
フラグAをリセットし、フラグBをセットする。
(ステップ104)ステップ100に戻り次の所定のタイミン
グでスタート。
(ステップ105)ステップ101で相手の存在が確認された
ら、1/2号機設定(電源が投入されたときにどちらが先
に動作を開始するかの設定、通常は1号機が起動される
ように設定し、両者が同時に起動されたり、どちらも起
動されないことのないように予め設定)がエラーか否か
を相手側からの信号を参照して判断する。
(ステップ106)前記ステップで1/2号機設定エラーと判
断されたときは、起動しないように自動制御実行中フラ
グをリセットし、自動制御要求フラグをリセットし相手
側の動作も求めない。
(ステップ107)1/2号機設定エラーフラグをセットし、
MAX維持命令をリセットし、MIN維持(停止)命令をセッ
トする。
そして、フラグAをリセットしフラグBをセットす
る。
(ステップ108)ステップ100に戻る。
(ステップ109)ステップ105で1/2号機設定に誤りがな
いと判断されたときは、このステップで1/2号機設定エ
ラーフラグをリセットする。
(ステップ110)相手が異常であるか、またはSTOP設定
があるかを判定する。
相手が異常であるか、またはSTOP設定であればステッ
プ102にもどり、自分の方だけでも動くようにする。
(ステップ111)自分が異常またはSTOP設定になってい
るかを判定する。
(ステップ112)相手が異常でもSTOP設定でもないが、
自分が異常またはSTOP設定になっていると判断されたと
きに、自動制御実行中フラグをリセットし、自動制御要
求フラグをセットする。
(ステップ113)MAX維持命令をリセットしMIN維持命令
をセットし、フラグAをリセットし、フラグBをセット
する。
(ステップ114)ステップ101に戻る。
(ステップ115)相手の自動制御実行中フラグがセット
されているかを判断する。
(ステップ116)相手の自動制御実行中フラグがセット
されているから、こちら(1号)の自動制御実行中フラ
グをリセットし、自動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ117)ステップ101に戻る。
(ステップ118)相手の自動制御要求フラグがセットさ
れているかを判断する。
(ステップ119)相手の実行中フラグはリセットで、し
かも要求がでているから、自動制御実行中フラグをセッ
トし、自動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ120)MAX維持命令をリセットし、MIN維持命
令をリセットすることにより自動制御可能の状態にし、
フラグAをセットし、フラグBをセットする。
(ステップ121)ステップ101に戻る。
(ステップ122)自分のMAX到達フラグがセットされてい
るか判断する。
(ステップ123)フラグBをリセットする。
(ステップ124)フラグAがセットされているかどうか
判断する。
(ステップ125)相手のMAX到達フラグがセットされてい
るか判断する。
このとき相手はMAXまたはMINのいずれかの状態なの
で、MAX到達フラグがセットされていなければ、MIN到達
フラグがセットされていると判断する。
(ステップ126)出力は減らすべきかを第1のインバー
タ制御信号発生部2の自動制御部(A1)22の内容から判
断する。
(ステップ127)自動制御実行中フラグをセットし、自
動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ128)MAX維持命令をリセットしMIN維持命令
をリセットする。
(ステップ129)ステップ101に戻る。
(ステップ130)自動制御実行中フラグをリセットし、
自動制御要求フラグをセットする。
(ステップ131)MAX維持命令をセットし、MIN維持命令
をリセットする。
さらにフラグAをセットする。
(ステップ132)ステップ101に戻る。
(ステップ133)フラグAをリセットする。
(ステップ134)自分のMIN到達フラグがセットされてい
るかを調べる。
(ステップ135)自動制御実行中フラグをセットし、自
動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ136)MAX維持命令をリセットし、MIN維持命
令をリセットする。
またフラグBをリセットする。
(ステップ137)ステップ101に戻る。
(ステップ138)フラグBがセットされているかを調べ
る。
(ステップ139)自動制御実行中フラグをリセットし、
自動制御要求フラグをセットする。
(ステップ140)MAX維持命令をリセットしMIN維持命令
をセットする。
(ステップ141)ステップ101に戻る。
(ステップ142)相手のMIN到達フラグがセットされてい
るか調べる。
このとき相手はMAXまたはMINのいずれかの状態なの
で、MIN到達フラグがセットされていなければ、MAX到達
フラグがセットされていると判断する。
(ステップ143)出力を上げるべきかを第1のインバー
タ制御信号発生部2の自動制御部(A1)22の内容から判
断する。
(ステップ144)自動制御実行中フラグをセットし、自
動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ145)MAX維持命令をリセットし、MIN維持命
令をリセットする。
(ステップ146)ステップ101に戻る。
次に前記流れ図にしたがって、予想される動作状態を
簡単に説明する。以下の説明において〔 〕の内容は判
断の結果と示す。
なお、第5図に各系のポンプの動作状態とフラグの関
係を図示しているから、参照されたい。
○相手が不存在のために自分は単独で自動制御運転状態
を形成しておく例。
(ステップ101)相手のシステムの有無のチェックをす
る。
その結果、〔相手なし101〕 (ステップ102)自動制御実行中フラグをセットし、自
動制御要求フラグをリセットする。
相手側が存在することになることを予想してそのような
場合にも対応できるようにフラグを立てておく。
(ステップ103)MAX維持命令をリセットしMIN維持命令
をリセットする。
フラグAをリセットし、フラグBをセットする。
(ステップ104)ステップ100に戻り次の所定のタイミン
グでスタートする。
○相手があれば、1/2号機設定エラーチェックをし、エ
ラーがあれば、衝突しないように停止、相手に制御の要
求をしない。
〔相手あり101〕 (ステップ105)1/2号機設定エラーか否かを相手側から
の信号を参照して判断する。
その結果〔1/2号機設定エラー〕 (ステップ106)起動しないように自動制御実行中フラ
グをリセットし、自動制御要求フラグをリセットし相手
側の動作も求めない。
(ステップ107)1/2号機設定エラーフラグをセットし、
MAX維持命令をリセットし、MIN維持(停止)命令をセッ
トする。
そして、フラグAをリセットしフラグBをセットす
る。
(ステップ108)ステップ100に戻る。
○相手が異常であるか、またはSTOP設定であればステッ
プ102にもどり、自分の方だけでも動くようにする。
〔相手あり101〕で〔1/2設定は正常105〕 (ステップ109)1/2号機設定エラーフラグをリセットす
る。
(ステップ110)相手が異常であるか、またはSTOP設定
があるかを判定する。
〔相手異常110〕→(ステップ102) ○相手は正常で、自分が異常またはストップ設定なら
ば、自分を停止(MIN維持命令をセット)して相手に動
作を要求する。
〔相手あり101〕→〔1/2設定正常105〕→〔相手正常11
0〕 (ステップ111)自分が異常またはSTOP設定になってい
るかを判定する。
〔自分異常111〕 (ステップ112)相手が異常でもSTOP設定でもないが、
自分が異常またはSTOP設定になっていると判定されたと
きに、自動制御実行中フラグをリセットし、自動制御要
求フラグをセットする。
(ステップ113)MAX維持命令をリセットしMIN維持命令
をセットし、フラグAをリセットし、フラグBをセット
する。
(ステップ114)ステップ101に戻る。
○相手が正常で実行中であるから、自分は自動制御を実
行せず、現在の出力(MAXまたはMIN)を維持して、相手
に要求しない。
〔相手あり101〕→〔1/2設定正常105〕→〔相手正常11
0〕→〔自分も正常111〕 (ステップ115)自分が異常またはSTOP設定でなけれ
ば、相手の自動制御実行中フラグがセットされているか
を判断する。
〔相手自動制御実行中フラグセット115〕 (ステップ116)相手の自動制御実行中フラグがセット
されているから、自動制御実行中フラグをリセットし、
自動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ117)ステップ101に戻る。
○相手からの要求により自分を自動制御状態にする。1
号機の(d),(f),(i)の状態 〔相手正常110〕→〔自分正常111〕→〔相手自動制御実
行中フラグリセット115〕 (ステップ118)相手の自動制御要求フラグがセットさ
れているかを判断し→〔相手の自動制御要求フラグセッ
ト118〕 (ステップ119)自動制御実行中フラグをセットし、自
動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ120)MAX維持命令をリセットし、MIN維持命
令をリセットし、自動制御可能の状態にし、フラグAを
セットし、フラグBをセットする。
(ステップ121)ステップ101に戻る。
○自分が自動制御を受け取ったときにMAX到達フラグが
セットされ、フラグAがセットされていたら相手がMIN
であり、かつ出力を減らすべきときは、自分が自動制御
を継続する。
2号機の(e),(k)の状態に当たる。
この状態は1号機については図示されていないが1号
機が最大回転数の状態で自動制御を受け取り,相手がMI
Nを出力していたとき自分は出力を減らすべきだとする
判断がでたときに当たる。
〔相手正常110〕→〔自分正常111〕→〔相手自動制御実
行中フラグリセット115〕→〔相手の自動制御要求フラ
グリセット118〕 (ステップ122)自分のMAX到達フラグがセットされてい
るか判断する。
〔自分のMAX到達フラグセット122〕 (ステップ123)フラグBをリセットする。
(ステップ124)フラグAがセットされているかどうか
判断する。
〔フラグAセット124〕 (ステップ125)相手のMAX到達フラグがセットされてい
るか?→〔相手のMAX到達フラグがリセット125〕 (ステップ126)出力は減らすべきか?→〔出力は減ら
すべき126〕 (ステップ127)自動制御実行中フラグをセットし、自
動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ128)MAX維持命令をリセットしMIN維持命令
をリセットする。
(ステップ129)ステップ101に戻る。
○自分がMAXの状態で自動制御を受け取り、相手もMAX出
力状態のときは、一度出力がMAX未満に下がり、再度MAX
に到達しないと、自分がMAXを出力していても相手に自
動制御を渡さず、自分が自動制御を続ける。
1号機の(i)から(j)までの状態に当たる。
〔相手正常110〕→〔自分正常111〕→〔相手自動制御実
行中フラグリセット115〕→〔相手の自動制御要求フラ
グリセット118〕 (ステップ122)自分のMAX到達フラグがセットされてい
るか判断する。
〔自分のMAX到達フラグセット122〕 (ステップ123)フラグBをリセットする。
(ステップ124)フラグAがセットされているかどうか
判断する。
〔フラグAセット124〕 (ステップ125)相手のMAX到達フラグがセットされてい
るか。
〔相手のMAX到達フラグがセット125〕 (ステップ127)自動制御実行中フラグをセットし、自
動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ128)MAX維持命令をリセットしMIN維持命令
をリセットする。
(ステップ129)ステップ101に戻る。
○自分がMAXになるとMAX維持命令をセットし(最高回転
を維持して)相手に渡す。1号機の(h)の状態に当た
る。この状態は自動制御を完了してMAXに到達すると、
相手に自動制御を渡し、自分はMAXを維持するときに当
たる。
〔相手正常110〕→〔自分正常111〕→〔相手自動制御実
行中フラグリセット115〕→〔相手の自動制御要求フラ
グリセット118〕→〔自分のMAX到達フラグセット122〕 (ステップ123)フラグBリセット (ステップ124)フラグAがセットされているかの判断
?→〔フラグAリセット124〕 (ステップ130)自動制御実行中フラグをリセットし、
自動制御要求フラグをセットする。
(ステップ131)MAX維持命令をセットし、MIN維持命令
をリセットする。
さらにフラグAをセットする。
(ステップ132)ステップ101に戻る。
○自分がMAXとなり出力を増加すべきときは、自分のMAX
維持命令をセットし(最高回転を維持して)相手に渡
す。
1号機の(h)の状態に当たる。
前述の自動制御を開始してMAXに到達すると、自分がM
AXを維持し、相手に自動制御を渡し、相手が自動制御を
開始するまでの状態に当たる。
〔相手正常110〕→〔自分正常111〕→〔相手自動制御実
行中フラグリセット115〕→〔相手の自動制御要求フラ
グリセット118〕→〔自分のMAX到達フラグセット122〕 (ステップ123)フラグBリセット 〔フラグAセット124〕 〔相手のMAX到達フラグがリセット125〕 (ステップ126)出力は減らすべきであるか? 〔出力は減らすべきではない126〕 (ステップ130)自動制御実行中フラグをリセットし、
自動制御要求フラグをセットする。
(ステップ131)MAX維持命令をセットし、MIN維持命令
をリセットする。
さらにフラグAをセットする。
(ステップ132)ステップ101に戻る。
○MAX維持命令をリセットし、MIN維持命令をリセットし
て自動制御を継続する。
1号機の(a)と(b),(d)と(e),(g)と
(h),(j)と(k)の間の状態に相当する。
〔自分正常111〕→〔相手自動制御実行中フラグリセッ
ト115〕→〔相手の自動制御要求フラグリセット118〕→
〔自分のMAX到達フラグセット122〕 (ステップ133)フラグAをリセットする。
(ステップ134)自分のMIN到達フラグがセットされてい
るかを調べる。
〔自分のMIN到達フラグがリセット134〕 (ステップ135) 自動制御実行中フラグをセットし、自動制御要求フラ
グをリセットする。
(ステップ136)MAX維持命令をリセットし、MIN維持命
令をリセットする。
またフラグBをリセットする。
(ステップ137)ステップ101に戻る。
○MIN維持命令をセットして(停止で)相手に渡す。1
号機の(d),(e),(k)の状態に当たる。
〔自分正常111〕→〔相手自動制御実行中フラグリセッ
ト115〕→〔相手の自動制御要求フラグリセット118〕→
〔自分のMIN到達フラグセット134〕 (ステップ138)フラグBがセットされているかを調べ
→〔フラグBリセット138〕 (ステップ139)自動制御実行中フラグをリセットし、
自動制御要求フラグをセットする。
(ステップ140)MAX維持命令をリセットしMAX維持命令
をセットする。
(ステップ141)ステップ101に戻る。
○相手がMAX維持で自分が自動制御中にMINに到達して
も、出力を上げるべきときはMAX維持命令とMIN維持命令
をリセットして、自動制御を継続する。1号機の(d)
の状態に当たる。
〔自分正常111〕→〔相手自動制御実行中フラグリセッ
ト115〕→〔相手の自動制御要求フラグリセット118〕→
〔自分のMIN到達フラグセット134〕→〔フラグBセット
138〕 (ステップ142)相手のMIN到達フラグがセットされてい
るか調べ→〔相手MIN到達フラグリセット142〕 (ステップ143)を出力を上げるべきかを第1のインバ
ータ制御信号発生部2の自動制御部(A1)22の状態から
判断し→〔出力を上げるべき143〕 (ステップ144)自動制御実行中フラグをセットし、自
動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ145)MAX維持命令をリセットし、MIN維持命
令をリセットする。
(ステップ146)ステップ101に戻る。
○自分がMINの状態で自動制御を受け取り,相手もMIN出
力状態のときは、一度MINを越えて出力し,再度MINに到
達しないと、自分が自動制御を続ける。1号機の(f)
〜(g)の状態に当たる。
〔自分正常111〕→〔相手自動制御実行中フラグリセッ
ト115〕→〔相手の自動制御要求フラグリセット118〕→
〔自分のMIN到達フラグセット134〕→〔フラグBセット
138〕 (ステップ142)相手MIN到達フラグはセット?→〔相手
MIN到達フラグはセット〕 (ステップ144)自動制御実行中フラグをセットし、自
動制御要求フラグをリセットする。
(ステップ145)MAX維持命令をリセットし、MIN維持命
令をリセットする。
(ステップ146)ステップ101に戻る。
○自分がMINに到達し、相手のMIN到達フラグはリセッ
ト、すなわちMAX出力中で、出力を上げるべきではない
ときは、自分はMINを維持して相手に渡す。1号機の
(e),(k)の状態に当たる。
〔自分正常111〕→〔相手自動制御実行中フラグリセッ
ト115〕→〔相手の自動制御要求フラグリセット118〕→
〔自分のMIN到達フラグセット135〕→〔フラグBセット
138〕→〔相手MIN到達フラグリセット142〕→〔出力を
上げるべきでない143〕 (ステップ139)自動制御実行中フラグをリセットし、
自動制御要求フラグをセットする。
(ステップ140)MAX維持命令をリセットしMIN維持命令
をセットする。
(ステップ141)ステップ101に戻る。
前述した実施例において、伝送路として、光ファイバ
の例を示したが、通信制御部が近接しているときは、投
受光の伝送形式、フォトカプラ形式を用いることもでき
る。
要するに通信情報以外の電位の変化等が伝達されず,
相互の独立性を害さない形式の伝送線路を利用すること
が肝要である。
前述した実施例では、片方の出力がMAXまたはMINにな
った場合を自動制御の交替の条件としているが、他の要
素、例えば仕事の量とか時間を参照することにより前記
のような条件が成立しない場合でも交互に自動制御を受
け持つ形式を実現できる。
要するに本発明は、独立した複数の系が相手側の状態
等を参照して、仕事の分担をし、長い時間の間に互いに
略同等な仕事を受け持つようにすることを本旨とするも
のである。
(発明の効果) 以上詳しく説明したように、本発明によるシステムは
各系を独立して単独でも動作できる機能を与えてあるか
ら、相手側に不都合がある場合には単独の動作が可能で
ある。
またいずれかの系に突然不都合が発生しても、その情
報を受け取ることができるが、その不都合の影響を受け
ることがない。
これにより広範囲の制御を確実に実施することがで
き、運転系の安全性も十分確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による自動交互並列運転システムの実
施例を示すブロック図である。 第2図は、対のモータの動作特性を示すグラフである。 第3図は、前記自動交互並列運転システムの運転例を示
すグラフである。 第4図は、前記システムの各制御信号発生部の動作を説
明するための流れ図である。 第5図は、各系のポンプの動作状態とフラグの関係を示
す図である。 1……第1のインバータ 2……第1の系の通信制御部 21……通信部 22……自動制御部 3……第2のインバータ 4……第2の系の通信制御部 41……通信部 42……自動制御部 5……光ファイバ伝送路 7……第1のモータ 8……第1のポンプ 9……第2のモータ 10……第2のポンプ 11,12……出力情報センサ(第1,第2の圧力センサ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のポンプ、前記ポンプを駆動するモー
    タ、前記モータを駆動するインバータ、前記インバータ
    を制御する自動調節出力を発生する通信制御部とを含む
    第1の運転系と、 第2のポンプ、前記ポンプを駆動するモータ、前記モー
    タを駆動するインバータ、前記インバータを制御する自
    動調節出力を発生する通信制御部とを含む第2の運転系
    と、 前記各運転系の通信制御部を接続して相互に運転情報の
    受渡しを行わせる伝送路とを含み、 前記各通信制御部は、前記伝送路を介して供給される他
    の系の運転情報と、全システムの出力情報を参照して、
    他の運転系が自動調節の結果出力を停止しているときお
    よび最大出力を維持しているときに自系に自動調節を受
    け取り自動調節出力を発生するように構成した自動交互
    並列運転システム。
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