JP2548910Y2 - 流体圧シリンダの位置センサ取付構造 - Google Patents
流体圧シリンダの位置センサ取付構造Info
- Publication number
- JP2548910Y2 JP2548910Y2 JP1991018425U JP1842591U JP2548910Y2 JP 2548910 Y2 JP2548910 Y2 JP 2548910Y2 JP 1991018425 U JP1991018425 U JP 1991018425U JP 1842591 U JP1842591 U JP 1842591U JP 2548910 Y2 JP2548910 Y2 JP 2548910Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- tube
- peripheral surface
- position sensor
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
- F15B15/28—Means for indicating the position, e.g. end of stroke
- F15B15/2892—Means for indicating the position, e.g. end of stroke characterised by the attachment means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、流体圧シリンダの位置
センサ取付構造に関し、特に、断面リング状のシリンダ
チューブの外周面に位置センサを取付ける構造に適用し
て有効な技術に関する。
センサ取付構造に関し、特に、断面リング状のシリンダ
チューブの外周面に位置センサを取付ける構造に適用し
て有効な技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の空気圧シリンダの位置センサ取
付構造としては、たとえば、以下に示すようなものがあ
る。
付構造としては、たとえば、以下に示すようなものがあ
る。
【０００３】すなわち、断面リング状のシリンダチュー
ブを備えた空気圧シリンダにおける位置センサ取付構造
には、シリンダチューブの外周面にセンサ取付レールを
固定するレール固定方式と、シリンダチューブの外周面
にセンサ取付バンドを固定するバンド固定方式とがある
が、緩みにくく、着脱の容易などの理由からレール固定
方式に対する要望が多くなっている。
ブを備えた空気圧シリンダにおける位置センサ取付構造
には、シリンダチューブの外周面にセンサ取付レールを
固定するレール固定方式と、シリンダチューブの外周面
にセンサ取付バンドを固定するバンド固定方式とがある
が、緩みにくく、着脱の容易などの理由からレール固定
方式に対する要望が多くなっている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、レール固定方
式では、シリンダチューブの外周面にセンサ取付レール
を成形あるいは加工により形成する構造となっているの
で、シリンダチューブの外周面に位置センサを円周方向
に位置調整可能に取付けることが不可能であるという問
題があった。
式では、シリンダチューブの外周面にセンサ取付レール
を成形あるいは加工により形成する構造となっているの
で、シリンダチューブの外周面に位置センサを円周方向
に位置調整可能に取付けることが不可能であるという問
題があった。
【０００５】このため、コンパクト化によりスペースが
取れないなどでセンサ位置を自由に変更できず、シリン
ダ取付位置によりセンサスイッチの取り出し方向に自由
度をもたせることができないという問題があった。
取れないなどでセンサ位置を自由に変更できず、シリン
ダ取付位置によりセンサスイッチの取り出し方向に自由
度をもたせることができないという問題があった。
【０００６】本考案の目的は、断面リング状のシリンダ
チューブの外周面に位置センサを円周方向に位置調整可
能に取付けることのできる流体圧シリンダの位置センサ
取付構造を提供することにある。
チューブの外周面に位置センサを円周方向に位置調整可
能に取付けることのできる流体圧シリンダの位置センサ
取付構造を提供することにある。
【０００７】本考案の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本考案の流体圧シリンダ
の位置センサ取付構造は、断面リング状をなし内部にピ
ストンが軸方向に摺動自在に装着されるシリンダチュー
ブを有するシリンダ本体と、前記シリンダ本体の外側に
回転自在に嵌合されるシリンダカバーと、前記シリンダ
カバーの内周面と前記シリンダ本体の外周面との何れか
一方に多数形成された複数のデテント溝と、前記シリン
ダカバーの内周面と前記シリンダ本体の外周面との何れ
か他方に設けられ、前記複数のデテント溝のいずれかに
係合して前記シリンダカバーの回転方向の位置決めを行
う突起と、前記シリンダカバーの外周面に軸方向に沿っ
て形成され、それぞれ前記ピストンの位置を検出するセ
ンサが取り付けられる複数のセンサ取付レールとを有す
ることを特徴とする。
の位置センサ取付構造は、断面リング状をなし内部にピ
ストンが軸方向に摺動自在に装着されるシリンダチュー
ブを有するシリンダ本体と、前記シリンダ本体の外側に
回転自在に嵌合されるシリンダカバーと、前記シリンダ
カバーの内周面と前記シリンダ本体の外周面との何れか
一方に多数形成された複数のデテント溝と、前記シリン
ダカバーの内周面と前記シリンダ本体の外周面との何れ
か他方に設けられ、前記複数のデテント溝のいずれかに
係合して前記シリンダカバーの回転方向の位置決めを行
う突起と、前記シリンダカバーの外周面に軸方向に沿っ
て形成され、それぞれ前記ピストンの位置を検出するセ
ンサが取り付けられる複数のセンサ取付レールとを有す
ることを特徴とする。
【０００９】そして、本考案の流体圧シリンダの位置セ
ンサ取付構造は、前記チューブカバーに軸方向全長にわ
たって複数の小孔を形成し、任意の前記小孔に磁性体を
収納し、前記小孔をピストン位置検出インジケータとし
て用いることを特徴とする。
ンサ取付構造は、前記チューブカバーに軸方向全長にわ
たって複数の小孔を形成し、任意の前記小孔に磁性体を
収納し、前記小孔をピストン位置検出インジケータとし
て用いることを特徴とする。
【００１０】さらに、本考案の流体圧シリンダの位置セ
ンサ取付構造は、配管チューブが取り付けられる配管チ
ューブホルダを前記センサ取付レールの間に軸方向に沿
って形成したことを特徴とする。
ンサ取付構造は、配管チューブが取り付けられる配管チ
ューブホルダを前記センサ取付レールの間に軸方向に沿
って形成したことを特徴とする。
【００１１】
【作用】前記した本考案の流体圧シリンダの位置センサ
取付構造によれば、外周面に一対のセンサ取付レールを
備えたチューブカバーで断面リング状のシリンダチュー
ブの外周面を覆い、このシリンダチューブの外周面とチ
ューブカバーの内周面との間にチューブカバーの回転止
めを行うデテント機構を設けた構造としたので、断面リ
ング状のシリンダチューブの外周面に位置センサを円周
方向に位置調整可能に取付けることができる。
取付構造によれば、外周面に一対のセンサ取付レールを
備えたチューブカバーで断面リング状のシリンダチュー
ブの外周面を覆い、このシリンダチューブの外周面とチ
ューブカバーの内周面との間にチューブカバーの回転止
めを行うデテント機構を設けた構造としたので、断面リ
ング状のシリンダチューブの外周面に位置センサを円周
方向に位置調整可能に取付けることができる。
【００１２】また、チューブカバーの外周面に一対のセ
ンサ取付レールを一体に突起させた構造としたので、一
対のセンサ取付レールを配管チューブホルダとして使用
し、一対のセンサ取付レール間に配管チューブを容易に
配設することができる。
ンサ取付レールを一体に突起させた構造としたので、一
対のセンサ取付レールを配管チューブホルダとして使用
し、一対のセンサ取付レール間に配管チューブを容易に
配設することができる。
【００１３】また、チューブカバーとして金属製のもの
を使用すれば、断面リング状のシリンダチューブの剛性
を補填することができる。
を使用すれば、断面リング状のシリンダチューブの剛性
を補填することができる。
【００１４】また、チューブカバーとして透明な樹脂製
のものを使用すれば、チューブカバーの内周面に形成し
たデテント溝が外側から透けて見えるので、流体圧シリ
ンダの美的外観を向上させることができる。
のものを使用すれば、チューブカバーの内周面に形成し
たデテント溝が外側から透けて見えるので、流体圧シリ
ンダの美的外観を向上させることができる。
【００１５】さらに、チューブカバーに軸方向全長にわ
たって小孔を形成し、この小孔に磁性体を移動可能に収
納し、ピストン位置検出インジケータとして用いた構造
としたので、磁性体をピストン位置検出インジケータと
して使用し、センサの取付けを容易化し、部品コストを
低廉化させることができる。
たって小孔を形成し、この小孔に磁性体を移動可能に収
納し、ピストン位置検出インジケータとして用いた構造
としたので、磁性体をピストン位置検出インジケータと
して使用し、センサの取付けを容易化し、部品コストを
低廉化させることができる。
【００１６】
【実施例１】図１は本考案の実施例１である流体圧シリ
ンダの位置センサ取付構造を示す図２のＢーＢ線断面
図、図２は図１の位置センサ取付構造を示す側面図、図
３は図１の位置センサ取付構造を示す図１のＡーＡ線断
面図である。
ンダの位置センサ取付構造を示す図２のＢーＢ線断面
図、図２は図１の位置センサ取付構造を示す側面図、図
３は図１の位置センサ取付構造を示す図１のＡーＡ線断
面図である。
【００１７】本実施例１における流体圧シリンダの位置
センサ取付構造は、空気圧シリンダに適用したもので、
シリンダ本体を構成するシリンダチューブ１を有してい
る。このシリンダチューブ１は断面リング状をなし、そ
の両開口端部は断面円形状のロッドカバー２およびヘッ
ドカバー３で覆われている。
センサ取付構造は、空気圧シリンダに適用したもので、
シリンダ本体を構成するシリンダチューブ１を有してい
る。このシリンダチューブ１は断面リング状をなし、そ
の両開口端部は断面円形状のロッドカバー２およびヘッ
ドカバー３で覆われている。
【００１８】前記シリンダチューブ１の外周面は樹脂あ
るいは金属製のチューブカバー４で覆われている。この
チューブカバー４の内周面とロッドカバー２の外周面と
の間に、チューブカバー４の回転止めを行うデテント機
構５が設けられている。
るいは金属製のチューブカバー４で覆われている。この
チューブカバー４の内周面とロッドカバー２の外周面と
の間に、チューブカバー４の回転止めを行うデテント機
構５が設けられている。
【００１９】このデテント機構５は、デテント鋼球６お
よびデテント溝７からなる。デテント溝７は断面半円の
形状を有し、チューブカバー４の内周面に円周方向等ピ
ッチで軸方向に沿って形成されている。デテント鋼球６
はロッドカバー２の外周面の一側に形成した穴８に嵌着
され、デテント鋼球６の一部がロッドカバー２の外周面
から突出し、チューブカバー４のデテント溝７との係合
により位置決めを行う構造となっている。
よびデテント溝７からなる。デテント溝７は断面半円の
形状を有し、チューブカバー４の内周面に円周方向等ピ
ッチで軸方向に沿って形成されている。デテント鋼球６
はロッドカバー２の外周面の一側に形成した穴８に嵌着
され、デテント鋼球６の一部がロッドカバー２の外周面
から突出し、チューブカバー４のデテント溝７との係合
により位置決めを行う構造となっている。
【００２０】この場合、デテント鋼球６の下部をスプリ
ングなどで保持することもでき、また、市販のボールプ
ランジャなどを利用することもできる。
ングなどで保持することもでき、また、市販のボールプ
ランジャなどを利用することもできる。
【００２１】また、前記チューブカバー４の外周面に一
対のセンサ取付レール９，９が軸方向に沿って突起して
形成され、これらのセンサ取付レール９，９にそれぞれ
位置センサ１０がスライド可能に取付けられるようにな
っている。
対のセンサ取付レール９，９が軸方向に沿って突起して
形成され、これらのセンサ取付レール９，９にそれぞれ
位置センサ１０がスライド可能に取付けられるようにな
っている。
【００２２】さらに、一対のセンサ取付レール９，９間
に互いに対向する配管チューブホルダ９ａが形成されて
いる。
に互いに対向する配管チューブホルダ９ａが形成されて
いる。
【００２３】なお、１２はピストンロッドである。
【００２４】次に、本実施例１の作用を説明する。
【００２５】断面リング状のシリンダチューブ１の外周
面に位置センサ１０を取付ける場合、まず、外周面にデ
テント鋼球６を嵌着したロッドカバー２を使用し、シリ
ンダチューブ１の外周面をチューブカバー４で覆う。
面に位置センサ１０を取付ける場合、まず、外周面にデ
テント鋼球６を嵌着したロッドカバー２を使用し、シリ
ンダチューブ１の外周面をチューブカバー４で覆う。
【００２６】次いで、このチューブカバー４の内周面に
形成したデテント溝７をロッドカバー２の外周面から突
出するデテント鋼球６の一部に係合させながらチューブ
カバー４を回転させ、一対のセンサ取付レール９，９を
円周方向所望の位置に固定する。これらのセンサ取付レ
ール９，９に位置センサ１０をそれぞれスライドさせて
ストローク端に対応した位置に取付ける。
形成したデテント溝７をロッドカバー２の外周面から突
出するデテント鋼球６の一部に係合させながらチューブ
カバー４を回転させ、一対のセンサ取付レール９，９を
円周方向所望の位置に固定する。これらのセンサ取付レ
ール９，９に位置センサ１０をそれぞれスライドさせて
ストローク端に対応した位置に取付ける。
【００２７】このように、断面リング状のシリンダチュ
ーブ１の外周面に位置センサ１０を円周方向に位置調整
可能に取付けることができる。
ーブ１の外周面に位置センサ１０を円周方向に位置調整
可能に取付けることができる。
【００２８】また、一対のセンサ取付レール９，９間に
配管チューブホルダ９ａを介して配管チューブ１１を容
易に配設することができる。
配管チューブホルダ９ａを介して配管チューブ１１を容
易に配設することができる。
【００２９】また、チューブカバー４として金属製のも
のを使用すれば、シリンダチューブ１の剛性を補填する
ことができる。
のを使用すれば、シリンダチューブ１の剛性を補填する
ことができる。
【００３０】さらに、チューブカバー４として透明な樹
脂製のものを使用すれば、チューブカバー４の内周面に
形成したデテント溝７が外側から透けて見えるので、空
気圧シリンダの美的外観を向上させることができる。
脂製のものを使用すれば、チューブカバー４の内周面に
形成したデテント溝７が外側から透けて見えるので、空
気圧シリンダの美的外観を向上させることができる。
【００３１】
【実施例２】図４は本考案の実施例２である流体圧シリ
ンダの位置センサ取付構造のチューブカバーを示す断面
図である。
ンダの位置センサ取付構造のチューブカバーを示す断面
図である。
【００３２】本実施例２における流体圧シリンダの位置
センサ取付構造は、前記実施例１とほぼ同様の構成を有
するが、チューブカバー４に小孔１３を軸方向全長にわ
たって形成し、表面に発光塗料を塗布した磁性体を前記
小孔１３に移動可能に収納し、ピストン位置検出インジ
ケータとして用いた点で特徴を有する。
センサ取付構造は、前記実施例１とほぼ同様の構成を有
するが、チューブカバー４に小孔１３を軸方向全長にわ
たって形成し、表面に発光塗料を塗布した磁性体を前記
小孔１３に移動可能に収納し、ピストン位置検出インジ
ケータとして用いた点で特徴を有する。
【００３３】本実施例２の作用効果については、前記実
施例１に作用効果に加えて、磁性体をピストン位置検出
インジケータとして使用し、センサの取付けを容易化
し、部品コストを低廉化させることができる。
施例１に作用効果に加えて、磁性体をピストン位置検出
インジケータとして使用し、センサの取付けを容易化
し、部品コストを低廉化させることができる。
【００３４】
【実施例３】図５は本考案の実施例３である流体圧シリ
ンダの位置センサ取付構造のチューブカバーを示す断面
図である。
ンダの位置センサ取付構造のチューブカバーを示す断面
図である。
【００３５】本実施例３における流体圧シリンダの位置
センサ取付構造は、前記実施例１の場合とほぼ同様の構
成を有するが、チューブカバー４を円周方向に２分割
し、内周面にデテント溝７を形成したカバー本体４ａと
センサ取付レール部４ｂとから構成し、カバー本体４ａ
の両端部にセンサ取付レール部４ｂの両端部を嵌合さ
せ、チューブカバー４の取付性を向上させることができ
るようにした点で特徴を有する。
センサ取付構造は、前記実施例１の場合とほぼ同様の構
成を有するが、チューブカバー４を円周方向に２分割
し、内周面にデテント溝７を形成したカバー本体４ａと
センサ取付レール部４ｂとから構成し、カバー本体４ａ
の両端部にセンサ取付レール部４ｂの両端部を嵌合さ
せ、チューブカバー４の取付性を向上させることができ
るようにした点で特徴を有する。
【００３６】
【実施例４】図６は本考案の実施例４である流体圧シリ
ンダの位置センサ取付構造のチューブカバーを示す断面
図である。
ンダの位置センサ取付構造のチューブカバーを示す断面
図である。
【００３７】本実施例４における流体圧シリンダの位置
センサ取付構造は、前記実施例３とほぼ同様の構成を有
するが、チューブカバー４を円周方向に一部切欠し、チ
ューブカバー４の取付性を向上させることができるよう
にした点で特徴を有する。
センサ取付構造は、前記実施例３とほぼ同様の構成を有
するが、チューブカバー４を円周方向に一部切欠し、チ
ューブカバー４の取付性を向上させることができるよう
にした点で特徴を有する。
【００３８】以上、本考案者によってなされた考案を実
施例に基づき具体的に説明したが、本考案は前記実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本考案は前記実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【００３９】たとえば、前記実施例３では、チューブカ
バーを円周方向に２分割した場合について説明したが、
チューブカバーを軸方向に２分割することもできる。
バーを円周方向に２分割した場合について説明したが、
チューブカバーを軸方向に２分割することもできる。
【００４０】また、前記実施例１〜４では、ロッドカバ
ーの外周面にデテント鋼球を嵌着し、チューブカバーの
内周面にデテント溝を形成した場合について説明した
が、これに限らず、ロッドカバー、ヘッドカバーあるい
はシリンダチューブの外周面にデテント溝を形成し、チ
ューブカバーの内周面にデテント鋼球または突起部を嵌
着することができる。
ーの外周面にデテント鋼球を嵌着し、チューブカバーの
内周面にデテント溝を形成した場合について説明した
が、これに限らず、ロッドカバー、ヘッドカバーあるい
はシリンダチューブの外周面にデテント溝を形成し、チ
ューブカバーの内周面にデテント鋼球または突起部を嵌
着することができる。
【００４１】また、前記実施例１〜４では、ロッドカバ
ーの外周面にデテント鋼球をデテント突起として嵌着し
た場合について説明したが、これに限らず、デテント鋼
球に代えて、デテント凸部をデテント突起としてロッド
カバーの外周面に形成することができる。
ーの外周面にデテント鋼球をデテント突起として嵌着し
た場合について説明したが、これに限らず、デテント鋼
球に代えて、デテント凸部をデテント突起としてロッド
カバーの外周面に形成することができる。
【００４２】また、前記実施例１〜４では、チューブカ
バーの内周面にデテント溝を形成した場合について説明
したが、これに限らず、デテント溝に代えて、デテント
穴をチューブカバーの内周面に形成することができる。
バーの内周面にデテント溝を形成した場合について説明
したが、これに限らず、デテント溝に代えて、デテント
穴をチューブカバーの内周面に形成することができる。
【００４３】さらに、前記実施例１〜４では、ロッドカ
バーの外周面にデテント鋼球を嵌着した場合について説
明したが、これに限らず、シリンダチューブあるいはヘ
ッドカバーの外周面にデテント鋼球を嵌着することがで
きる。
バーの外周面にデテント鋼球を嵌着した場合について説
明したが、これに限らず、シリンダチューブあるいはヘ
ッドカバーの外周面にデテント鋼球を嵌着することがで
きる。
【００４４】また、チューブカバーの溝も一対とした
が、１本あるいは３本以上、または二対とすることもで
きる。
が、１本あるいは３本以上、または二対とすることもで
きる。
【００４５】以上の説明では、主として本考案者によっ
てなされた考案をその利用分野によってなされた考案を
その利用分野である空気圧シリンダの位置センサ取付構
造に適用した場合について説明したが、これに限らず、
油圧シリンダの位置センサ取付構造に適用することがで
きる。
てなされた考案をその利用分野によってなされた考案を
その利用分野である空気圧シリンダの位置センサ取付構
造に適用した場合について説明したが、これに限らず、
油圧シリンダの位置センサ取付構造に適用することがで
きる。
【００４６】
【考案の効果】本願において開示される考案のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【００４７】(1).外周面に一対のセンサ取付レールを備
えたチューブカバーで断面リング状のシリンダチューブ
の外周面を覆い、このシリンダチューブの外周面とチュ
ーブカバーの内周面との間にチューブカバーの回転止め
を行うデテント機構を設けた構造としたので、断面リン
グ状のシリンダチューブの外周面に位置センサを円周方
向に位置調整可能に取付けることができ、スペース等、
制約のある場所での取付けに自由度をもたせることがで
きる。
えたチューブカバーで断面リング状のシリンダチューブ
の外周面を覆い、このシリンダチューブの外周面とチュ
ーブカバーの内周面との間にチューブカバーの回転止め
を行うデテント機構を設けた構造としたので、断面リン
グ状のシリンダチューブの外周面に位置センサを円周方
向に位置調整可能に取付けることができ、スペース等、
制約のある場所での取付けに自由度をもたせることがで
きる。
【００４８】(2).チューブカバーの外周面に一対のセン
サ取付レールを一体に突起させた構造としたので、一対
のセンサ取付レールを配管チューブホルダとして使用
し、一対のセンサ取付レール間に配管チューブを容易に
配設することができ、すっきりとした外観にすることが
できる。
サ取付レールを一体に突起させた構造としたので、一対
のセンサ取付レールを配管チューブホルダとして使用
し、一対のセンサ取付レール間に配管チューブを容易に
配設することができ、すっきりとした外観にすることが
できる。
【００４９】(3).チューブカバーとして金属製のものを
使用すれば、断面リング状のシリンダチューブの剛性を
補填することができる。
使用すれば、断面リング状のシリンダチューブの剛性を
補填することができる。
【００５０】(4).チューブカバーとして透明な樹脂製の
ものを使用すれば、チューブカバーの内周面に形成した
デテント溝が外側から透けて見えるので、流体圧シリン
ダの美的外観を向上させることができる。
ものを使用すれば、チューブカバーの内周面に形成した
デテント溝が外側から透けて見えるので、流体圧シリン
ダの美的外観を向上させることができる。
【００５１】(5).チューブカバーに軸方向全長にわたっ
て小孔を形成し、この小孔に磁性体を移動可能に収納
し、ピストン位置検出インジケータとして用いた構造と
したので、センサスイッチの取付・調整を容易にし、部
品コストを低廉化させることができる。
て小孔を形成し、この小孔に磁性体を移動可能に収納
し、ピストン位置検出インジケータとして用いた構造と
したので、センサスイッチの取付・調整を容易にし、部
品コストを低廉化させることができる。
【図１】本考案の実施例１である流体圧シリンダの位置
センサ取付構造を示す図２のＢーＢ線断面図である。
センサ取付構造を示す図２のＢーＢ線断面図である。
【図２】図１の位置センサ取付構造を示す側面図であ
る。
る。
【図３】図１の位置センサ取付構造を示す図１のＡーＡ
線断面図である。
線断面図である。
【図４】本考案の実施例２である流体圧シリンダの位置
センサ取付構造のチューブカバーを示す断面図である。
センサ取付構造のチューブカバーを示す断面図である。
【図５】本考案の実施例３である流体圧シリンダの位置
センサ取付構造のチューブカバーを示す断面図である。
センサ取付構造のチューブカバーを示す断面図である。
【図６】本考案の実施例４である流体圧シリンダの位置
センサ取付構造のチューブカバーを示す断面図である。
センサ取付構造のチューブカバーを示す断面図である。
１ シリンダチューブ ２ ロッドカバー ３ ヘッドカバー ４ チューブカバー ４ａ カバー本体 ４ｂ センサ取付レール部 ５ デテント機構 ６ デテント鋼球 ７ デテント溝 ８ 穴 ９ センサ取付レール ９ａ 配管チューブホルダ １０ 位置センサ １１ 配管チューブ １２ ピストンロッド １３ 小孔
Claims (3)
- 【請求項１】 断面リング状をなし内部にピストンが軸
方向に摺動自在に装着されるシリンダチューブを有する
シリンダ本体と、 前記シリンダ本体の外側に回転自在に嵌合されるシリン
ダカバーと、 前記シリンダカバーの内周面と前記シリンダ本体の外周
面との何れか一方に多数形成された複数のデテント溝
と、 前記シリンダカバーの内周面と前記シリンダ本体の外周
面との何れか他方に設けられ、前記複数のデテント溝の
いずれかに係合して前記シリンダカバーの回転方向の位
置決めを行う突起と、 前記シリンダカバーの外周面に軸方向に沿って形成さ
れ、それぞれ前記ピストンの位置を検出するセンサが取
り付けられる複数のセンサ取付レールとを有することを
特徴とする 流体圧シリンダの位置センサ取付構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の流体圧シリンダの位置セ
ンサ取付構造であって、前記チューブカバーに軸方向全
長にわたって複数の小孔を形成し、任意の前記小孔に磁
性体を収納し、前記小孔をピストン位置検出インジケー
タとして用いることを特徴とする流体圧シリンダの位置
センサ取付構造。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の流体圧シリンダ
の位置センサ取付構造であって、配管チューブが取り付
けられる配管チューブホルダを前記センサ取付レールの
間に軸方向に沿って形成したことを特徴とする流体圧シ
リンダの位置センサ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991018425U JP2548910Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 流体圧シリンダの位置センサ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991018425U JP2548910Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 流体圧シリンダの位置センサ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04114103U JPH04114103U (ja) | 1992-10-07 |
| JP2548910Y2 true JP2548910Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=31904925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991018425U Expired - Lifetime JP2548910Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 流体圧シリンダの位置センサ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548910Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5914929B2 (ja) * | 2011-09-12 | 2016-05-11 | Smc株式会社 | 位置センサ用取付バンド |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3068603U (ja) * | 1999-10-29 | 2000-05-16 | 幸男 島田 | 迷子探索装置 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP1991018425U patent/JP2548910Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04114103U (ja) | 1992-10-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08193615A (ja) | 自転車用ケーブルとそのアウターエンドキャップ及び調整ボルト | |
| CA2115621A1 (en) | Non-Intrusive Cylinder Pressure Sensor Having Improved Response Characteristics | |
| JP2548910Y2 (ja) | 流体圧シリンダの位置センサ取付構造 | |
| CA2456891A1 (en) | Painting robot with improved wrist conduit | |
| JPS6128087Y2 (ja) | ||
| CN220069692U (zh) | 一种肺功能仪定标筒 | |
| JPH0328167Y2 (ja) | ||
| JP2504549Y2 (ja) | ロ―タリクランプシリンダ | |
| JPH08110202A (ja) | ピストン位置検知装置 | |
| JPH0368603U (ja) | ||
| JPH0484971U (ja) | ||
| JPH081326Y2 (ja) | 液圧シリンダ | |
| CN210799830U (zh) | 一种用于制动分泵活塞密封圈防装反治具 | |
| JPH088324Y2 (ja) | 流体圧シリンダ | |
| JPH0735126Y2 (ja) | 流体圧シリンダ等におけるカバー取付装置 | |
| JPH0647122Y2 (ja) | 揺動アクチュエータにおけるスイッチ取付装置 | |
| US20040239312A1 (en) | Front wheel-induced motorcycle mileage counter inductor | |
| JPH0517208U (ja) | 流体圧アクチユエータの位置センサ取付構造 | |
| JPH0410406Y2 (ja) | ||
| JPH03112101U (ja) | ||
| JPS6121350Y2 (ja) | ||
| JP3070883U (ja) | 流体圧シリンダ装置 | |
| US20210062834A1 (en) | Hydrostatic pressure cylinder | |
| JPH1162911A (ja) | シリンダ装置 | |
| JPH0360602U (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |