JPH1162911A - シリンダ装置 - Google Patents
シリンダ装置Info
- Publication number
- JPH1162911A JPH1162911A JP22607897A JP22607897A JPH1162911A JP H1162911 A JPH1162911 A JP H1162911A JP 22607897 A JP22607897 A JP 22607897A JP 22607897 A JP22607897 A JP 22607897A JP H1162911 A JPH1162911 A JP H1162911A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder tube
- cylinder device
- cylinder
- detection switch
- groove
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】検知スイッチの軸方向の位置がずれることのな
い構造の簡単なシリンダ装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】シリンダチューブ11内を摺動するピスト
ン12の位置を検知するために、ピストン12に設けら
れた永久磁石16を検知する検知スイッチがシリンダチ
ューブ11の外周面に配置されるシリンダ装置1であっ
て、シリンダチューブ11には、その外周面に周方向の
溝31が設けられており、検知スイッチは、溝31に嵌
まり込んで軸方向の移動が規制される取付けバンド21
によってシリンダチューブ11に取り付けられる。
い構造の簡単なシリンダ装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】シリンダチューブ11内を摺動するピスト
ン12の位置を検知するために、ピストン12に設けら
れた永久磁石16を検知する検知スイッチがシリンダチ
ューブ11の外周面に配置されるシリンダ装置1であっ
て、シリンダチューブ11には、その外周面に周方向の
溝31が設けられており、検知スイッチは、溝31に嵌
まり込んで軸方向の移動が規制される取付けバンド21
によってシリンダチューブ11に取り付けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストンの位置を
検知するための検知スイッチの取付け方法を改良したシ
リンダ装置に関する。
検知するための検知スイッチの取付け方法を改良したシ
リンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、シリンダ装置のピストン
位置を検知するために、ピストンに永久磁石を装着し、
シリンダチューブの外周面に磁気センサーを内蔵した検
知スイッチを取り付けることが行われている。
位置を検知するために、ピストンに永久磁石を装着し、
シリンダチューブの外周面に磁気センサーを内蔵した検
知スイッチを取り付けることが行われている。
【0003】そのような検知スイッチをシリンダチュー
ブに取り付ける方法として、シリンダチューブの外周面
を取付けバンドによって取り巻き、その取付けバンドに
検知スイッチを取り付けるか、又は検知スイッチをシリ
ンダチューブとともに取付けバンドによって取り巻いて
固定することがしばしば行われている。
ブに取り付ける方法として、シリンダチューブの外周面
を取付けバンドによって取り巻き、その取付けバンドに
検知スイッチを取り付けるか、又は検知スイッチをシリ
ンダチューブとともに取付けバンドによって取り巻いて
固定することがしばしば行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシリン
ダ装置において、取付けバンドはシリンダチューブの外
周面に対して締め付けられ、シリンダチューブの表面と
の間で摩擦によって固定されているだけであるので、シ
リンダ装置に強い衝撃が加わったとき、又は振動が加わ
った状態で長期間にわたって使用された場合には、取付
けバンド及び検知スイッチの位置が軸方向にずれてしま
うおそれがあった。
ダ装置において、取付けバンドはシリンダチューブの外
周面に対して締め付けられ、シリンダチューブの表面と
の間で摩擦によって固定されているだけであるので、シ
リンダ装置に強い衝撃が加わったとき、又は振動が加わ
った状態で長期間にわたって使用された場合には、取付
けバンド及び検知スイッチの位置が軸方向にずれてしま
うおそれがあった。
【0005】検知スイッチの軸方向の位置がずれてしま
うと、それにともなってピストンの検知位置がずれてし
まい、シリンダ装置を含めたシステム全体の制御がうま
く行かなくなり、システムへの影響が大きい。
うと、それにともなってピストンの検知位置がずれてし
まい、シリンダ装置を含めたシステム全体の制御がうま
く行かなくなり、システムへの影響が大きい。
【0006】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、検知スイッチの軸方向の位置がずれることのない
構造の簡単なシリンダ装置を提供することを目的とす
る。
ので、検知スイッチの軸方向の位置がずれることのない
構造の簡単なシリンダ装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、シリンダチューブ内を摺動するピストンの位置を
検知するために、前記ピストンに設けられた永久磁石を
検知する検知スイッチが前記シリンダチューブの外周面
に配置されるシリンダ装置であって、前記シリンダチュ
ーブには、その外周面に周方向の溝が設けられており、
前記検知スイッチは、前記溝に嵌まり込んで軸方向の移
動が規制される取付けバンドによって前記シリンダチュ
ーブに取り付けられる。
置は、シリンダチューブ内を摺動するピストンの位置を
検知するために、前記ピストンに設けられた永久磁石を
検知する検知スイッチが前記シリンダチューブの外周面
に配置されるシリンダ装置であって、前記シリンダチュ
ーブには、その外周面に周方向の溝が設けられており、
前記検知スイッチは、前記溝に嵌まり込んで軸方向の移
動が規制される取付けバンドによって前記シリンダチュ
ーブに取り付けられる。
【0008】溝の幅は、例えば取付けバンドの幅よりも
若干広く形成される。溝の深さは、取付けバンドの厚さ
よりも小さくてもよく、又は取付けバンドの厚さと同等
又はそれ以上であってもよい。
若干広く形成される。溝の深さは、取付けバンドの厚さ
よりも小さくてもよく、又は取付けバンドの厚さと同等
又はそれ以上であってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るシリンダ装置
1の正面図、図2は図1のシリンダ装置1の要部を拡大
して示す断面図、図3はシリンダ装置1の検知スイッチ
22及び取付けバンド21を取り外した状態を示す正面
図である。
1の正面図、図2は図1のシリンダ装置1の要部を拡大
して示す断面図、図3はシリンダ装置1の検知スイッチ
22及び取付けバンド21を取り外した状態を示す正面
図である。
【0010】これらの図において、シリンダ装置1は、
非磁性体からなるシリンダチューブ11、シリンダチュ
ーブ11の内周面を摺動するピストン12、ピストン1
2に連結されたピストンロッド13、シリンダチューブ
11の端面を閉塞するカバー14,15、ピストンに装
着された永久磁石16及びパッキン17、取付けバンド
21,21、並びに検知スイッチ22,22などから構
成されている。
非磁性体からなるシリンダチューブ11、シリンダチュ
ーブ11の内周面を摺動するピストン12、ピストン1
2に連結されたピストンロッド13、シリンダチューブ
11の端面を閉塞するカバー14,15、ピストンに装
着された永久磁石16及びパッキン17、取付けバンド
21,21、並びに検知スイッチ22,22などから構
成されている。
【0011】シリンダチューブ11の外周面には、その
全周にわたって幅寸法及び深さが一定の周方向の溝31
が設けられている。取付けバンド21は、金属又は合成
樹脂などからなり溝31の幅寸法よりも若干幅の狭い帯
状のバンド部材21aと、バンド部材21aの一端に取
り付けられた保持金具21bからなり、バンド部材21
aの厚さ方向の内周側が溝31に嵌まり込んだ状態で溝
31の底部つまりシリンダチューブ11の外周を取り巻
き、その他方の端部が、ネジ21cによって締まる方向
に引っ張られた状態で保持金具21bに固定されてい
る。
全周にわたって幅寸法及び深さが一定の周方向の溝31
が設けられている。取付けバンド21は、金属又は合成
樹脂などからなり溝31の幅寸法よりも若干幅の狭い帯
状のバンド部材21aと、バンド部材21aの一端に取
り付けられた保持金具21bからなり、バンド部材21
aの厚さ方向の内周側が溝31に嵌まり込んだ状態で溝
31の底部つまりシリンダチューブ11の外周を取り巻
き、その他方の端部が、ネジ21cによって締まる方向
に引っ張られた状態で保持金具21bに固定されてい
る。
【0012】検知スイッチ22は、保持金具21bに設
けられたネジ穴に螺合するネジ22aによって固定され
ている。このように、検知スイッチ22は、溝31に嵌
まり込んで軸方向の移動が規制される取付けバンド21
によって、シリンダチューブ11に取り付けられてい
る。
けられたネジ穴に螺合するネジ22aによって固定され
ている。このように、検知スイッチ22は、溝31に嵌
まり込んで軸方向の移動が規制される取付けバンド21
によって、シリンダチューブ11に取り付けられてい
る。
【0013】なお、溝31の位置は、検知スイッチ22
によってピストン12を検知したい位置、例えばピスト
ン12がストローク端に達する若干手前から検知スイッ
チ22が検知を行うように、予め決めておけばよい。し
たがって、取付けバンド21及び検知スイッチ22を取
り付ける際に、その位置調整を行う手間が省ける。ま
た、溝31は、例えばシリンダチューブ11を旋盤加工
することによって設けることができる。
によってピストン12を検知したい位置、例えばピスト
ン12がストローク端に達する若干手前から検知スイッ
チ22が検知を行うように、予め決めておけばよい。し
たがって、取付けバンド21及び検知スイッチ22を取
り付ける際に、その位置調整を行う手間が省ける。ま
た、溝31は、例えばシリンダチューブ11を旋盤加工
することによって設けることができる。
【0014】上述の実施形態のシリンダ装置1による
と、検知スイッチ22の軸方向の位置がずれることがな
い。しかも、溝31を設けてそこにバンド部材21aを
嵌め込むだけであるから、シリンダ装置1の構造が複雑
になることなく、低コストである。
と、検知スイッチ22の軸方向の位置がずれることがな
い。しかも、溝31を設けてそこにバンド部材21aを
嵌め込むだけであるから、シリンダ装置1の構造が複雑
になることなく、低コストである。
【0015】上述の実施形態において、溝31の深さを
さらに深くし、バンド部材21aの厚さの全体が嵌まり
込むようにしてもよい。溝31をシリンダチューブ11
の全周に設けたが、周方向の一部に設け、バンド部材2
1aの周方向の一部のみが溝に嵌まり込むようにしても
よい。
さらに深くし、バンド部材21aの厚さの全体が嵌まり
込むようにしてもよい。溝31をシリンダチューブ11
の全周に設けたが、周方向の一部に設け、バンド部材2
1aの周方向の一部のみが溝に嵌まり込むようにしても
よい。
【0016】上述の実施形態において、取付けバンド2
1、検知スイッチ22などは、公知の種々の構造のもの
を利用することが可能である。シリンダ装置1の全体又
は各部の構造、形状、寸法、個数、又は材質などは、上
述した以外に種々変更することができる。
1、検知スイッチ22などは、公知の種々の構造のもの
を利用することが可能である。シリンダ装置1の全体又
は各部の構造、形状、寸法、個数、又は材質などは、上
述した以外に種々変更することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によると、検知スイッチの軸方向
の位置がずれることのない構造の簡単なシリンダ装置が
得られる。
の位置がずれることのない構造の簡単なシリンダ装置が
得られる。
【図1】本発明に係るシリンダ装置の正面図である。
【図2】図1のシリンダ装置の要部を拡大して示す断面
図である。
図である。
【図3】シリンダ装置の検知スイッチ及び取付けバンド
を取り外した状態を示す正面図である。
を取り外した状態を示す正面図である。
1 シリンダ装置 11 シリンダチューブ 12 ピストン 16 永久磁石 21 取付けバンド 22 検知スイッチ 31 溝
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダチューブ内を摺動するピストンの
位置を検知するために、前記ピストンに設けられた永久
磁石を検知する検知スイッチが前記シリンダチューブの
外周面に配置されるシリンダ装置であって、 前記シリンダチューブには、その外周面に周方向の溝が
設けられており、 前記検知スイッチは、前記溝に嵌まり込んで軸方向の移
動が規制される取付けバンドによって前記シリンダチュ
ーブに取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22607897A JPH1162911A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | シリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22607897A JPH1162911A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | シリンダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1162911A true JPH1162911A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16839482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22607897A Pending JPH1162911A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | シリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1162911A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006220621A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Komatsu Ltd | シリンダの位置計測装置 |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP22607897A patent/JPH1162911A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006220621A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Komatsu Ltd | シリンダの位置計測装置 |
JP4558531B2 (ja) * | 2005-02-14 | 2010-10-06 | 株式会社小松製作所 | シリンダの位置計測装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040518 |