JP2548861Y2 - 防水型ブザー - Google Patents

防水型ブザー

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JP2548861Y2
JP2548861Y2 JP1178893U JP1178893U JP2548861Y2 JP 2548861 Y2 JP2548861 Y2 JP 2548861Y2 JP 1178893 U JP1178893 U JP 1178893U JP 1178893 U JP1178893 U JP 1178893U JP 2548861 Y2 JP2548861 Y2 JP 2548861Y2
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JP
Japan
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case
insulator
sound emission
emission hole
buzzer
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JP1178893U
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Inventor
克己 中沢
Original Assignee
宮本警報器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は例えば自動車ドアの内パネ
ルに装置される防水型ブザーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防水型ブザーとしては、図11な
いし図14に示すようなものがある。すなわち、ケース
1と一体成形した放音孔5につながる共鳴筒体11に圧
電振動板2を接着して放音孔5を水平方向に形成してい
る。6はその共鳴室である。又ターミナル3はケース1
にモールドされている。12はターミナル3の接続され
た電子部品を装置する基板である。更にインシュレータ
4はケースの全周に溶着していて密閉型を形成してい
る。なお、放音孔5の下方に水抜き穴7を形成してい
る。これは放音孔5より共鳴室6に侵入した水を排出せ
しめるためのものである。なお、図中8はリード線を9
はコネクター挿入部を示している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上のような従来のも
のは、ケース1にターミナル3がモールド形成されてお
り、又ケース1とインシュレータ4が溶着結合されたも
のであり、圧電振動板2とケース1が接着剤によつてシ
ールされている。そして、放音孔5が水平方向に設定さ
れているため、共鳴室6に水が侵入し、圧電振動板2が
腐食するという欠点がある。更に密閉型のため、温度差
による内部圧力差ができて圧電振動板への影響があり、
圧力差によるケース変形防止の補強が必要となる。更に
モールド構造や溶着結合について信頼性が要求される
し、全体的に工数が増えてコスト高となるという欠点が
ある。したがって、本案は、圧電振動板が腐食しない、
しかもターミナルのモールド構造やケースとインシュレ
ータとの溶着結合のない解放型の防水型ブザーをうるこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本案は以上のような目的
を達成するため次のような防水型ブザーを提供するもの
である。すなわち、圧電振動板を装置せる共鳴体を兼ね
たインシュレータに鉛直下向きの放音孔を設け、インシ
ュレータがその放音孔が下向きの状態で下方が解放され
たケース中に下から内装してなる防水型ブザーである。
【0005】
【作用】圧電振動板を装置したインシュレータは鉛直下
向きの放音孔を形成して下方の解放されたケース中に内
装したものであるので、上方よりの水は、ケースに沿っ
て下に流れ、ケースのカート部より落ちてブザー内に水
がいる入ることはない。
【0006】
【実施例】以下図面に示す実施例について説明する。本
案は圧電振動板を装置せる共鳴体を兼ねたインシュレー
タに鉛直下向きの放音孔を設け、インシュレータがその
放音孔が下向きの状態で下方が解放されたケース中に下
から内装してなる防水型ブザーである。図1ないし図5
において共鳴筒体11をもつインシュレータ4の端部に
は、圧電振動板2が接着されている。又インシュレータ
4の下方に鉛直下方に向かう放音孔5を形成している。
インシュレータ4は、ケース1に内装されるが、その爪
14でケース1に固定される。又共鳴筒体11とケース
1との間には水抜き穴7が形成される。電子部品を装置
した基板12に接続するターミナル3はインシュレータ
4に挿入される。共鳴筒体11をもつインシュレータ4
が解放されたケース1の中に下から挿入され、解放型に
構成されている。しかもインシュレータ4端とケース1
との間に形成される水抜き穴(7)により、下方からの
水の侵入に対して、排出する構造を有する。なお、図中
8はリード線、9はコネクター挿入部であり、13はケ
ース下端のスカート部である。
【0007】本案のものによれば、圧電振動板2を装置
したインシュレータ4に鉛直下向きの放音孔5を形成し
たため、下端が解放されたケース1中に内装することが
でき、したがって、上方よりの水はケース1に沿って流
れ、ケース1の先端延長部のスカート部13より下に落
ち、ブザー内に水が入ることはない。又ケース1中にイ
ンシュレータ4を内装したため、ケース1とインシュレ
ータ4との間の溶着結合は必要でなくなり、したがっ
て、シール対策も必要でなく又ターミナルのモールド構
造も必要でないので、コストが低減される。又圧電振動
板2に水がかからないので腐食対策が不要であり、圧電
振動板2接着部の気密性も不要となる。解放解放型のた
め、密閉型と違い温度差による内部圧の差からブザーの
圧電振動板2への影響がない。又圧力差によるケース変
形防止の補強がいらない。図6ないし図10のものは、
共鳴室をケース1とインシュレータ4とで構成したもの
で、放音孔5もケース1とインシュレータ4で構成し、
水抜き穴7はケース1とインシュレータ4の下端とで構
成している。このものによれば、幅方向の寸法を縮小
し、インシュレタ4の全体構造を簡略化できる。
【0008】
【考案の効果】本案のものによれば、放音孔を鉛直下向
きにし、密閉型から解放型としたため部品構造が単純化
され、したがって、部品間のシール等の防水対策が不要
となり、コストが低減される。又圧電振動板接着部の気
密性も不要となり、圧電振動板に水がかからないので腐
食対策が不要である。更に解放型のため、密閉型と違
い、温度差による内部圧の差からブザーの圧電振動板へ
の影響がないし、圧力差によるケース変形防止の補強が
いらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案ブザーの正面図である。
【図2】同上A−Aの断面図である。
【図3】同上のB−B断面図である。
【図4】同上の底面図である。
【図5】図4のC−C断面図である。
【図6】本案ブーザの他の実施例にかかる正面図であ
る。
【図7】同上のA−A断面図である。
【図8】同上のB−B断面図である。
【図9】同上の底面図である。
【図10】図9のC−C断面図である。
【図11】従来のブーザの正面図である。
【図12】同上のAーA断面図である。
【図13】同上の底面図である。
【図14】図13のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 圧電振動板 3 ターミナル 4 インシュレータ 5 放音孔 6 共鳴室 8 リード線 9 コネクタ挿入部 10 電子部品 11 共鳴筒体 12 基板 13 スカート部 14 爪部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電振動板を装置せる共鳴体を兼ねたイ
    ンシュレータに鉛直下向きの放音孔を設け、インシュレ
    ータがその放音孔が下向きの状態で下方が解放されたケ
    ース中に下から内装してなる防水型ブザー。
JP1178893U 1993-03-17 1993-03-17 防水型ブザー Expired - Lifetime JP2548861Y2 (ja)

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JPH0669998U JPH0669998U (ja) 1994-09-30
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JP4936254B2 (ja) * 2007-09-20 2012-05-23 パナソニック株式会社 データ収集装置およびデータ収集装置の組立方法
JP5919499B2 (ja) * 2012-07-25 2016-05-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 音源装置

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