JP2548798B2 - 射出圧縮成形方法 - Google Patents
射出圧縮成形方法Info
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- JP2548798B2 JP2548798B2 JP1127952A JP12795289A JP2548798B2 JP 2548798 B2 JP2548798 B2 JP 2548798B2 JP 1127952 A JP1127952 A JP 1127952A JP 12795289 A JP12795289 A JP 12795289A JP 2548798 B2 JP2548798 B2 JP 2548798B2
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- mold
- pressure
- mold clamping
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/56—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
- B29C45/561—Injection-compression moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C2045/566—Reducing compression pressure during cooling of the moulded material
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は射出成形機における射出圧縮成形方法に関す
るものである。
るものである。
（従来の技術） 第３図に従来の射出成形機の側面図を示す。第３図に
おいて従来の射出圧縮成形方法を説明すると、予め型締
シリンダ1aの油圧を低くし、射出シリンダ2aから射出さ
れる溶融樹脂圧力により固定金型3aと可動金型4aとの嵌
合部を若干開いてキャビティ厚み6aを広げ、射出完了後
に型締シリンダ1aの油圧を大きくして型締力を上げ、キ
ャビティ内の溶融樹脂を型締力にて均一に加圧すること
により、ヒケ、ソリの改善を図っている。第４図に従来
の型締側と射出側の充填、保圧工程の設定パターンを示
す。
おいて従来の射出圧縮成形方法を説明すると、予め型締
シリンダ1aの油圧を低くし、射出シリンダ2aから射出さ
れる溶融樹脂圧力により固定金型3aと可動金型4aとの嵌
合部を若干開いてキャビティ厚み6aを広げ、射出完了後
に型締シリンダ1aの油圧を大きくして型締力を上げ、キ
ャビティ内の溶融樹脂を型締力にて均一に加圧すること
により、ヒケ、ソリの改善を図っている。第４図に従来
の型締側と射出側の充填、保圧工程の設定パターンを示
す。
また従来も特公昭57−11773号公報において、予め設
定した金型締め付け力に対し射出圧力或は射出量を金型
のオス型とメス型の合せ面が射出中に0.01mm〜0.08mmの
範囲のある値に一旦開くように調整して成形する射出成
形法が提案されている。この方法は射出中の金型開き量
を電気マイクロメータ等の検出装置で検出し、検出値が
予め定められた金型開き量範囲内にあるように、射出プ
ランジャの射出側或は型締プランジャの型締側へ作用さ
せる油圧を電磁圧力制御弁等の設定信号の大きさを変え
て射出圧力、或は型締圧力を調整したり、又はスクリュ
の計量ストローク量を制御する差動トランス等の設定出
力値を変えて射出量を調整したりする方法である。
定した金型締め付け力に対し射出圧力或は射出量を金型
のオス型とメス型の合せ面が射出中に0.01mm〜0.08mmの
範囲のある値に一旦開くように調整して成形する射出成
形法が提案されている。この方法は射出中の金型開き量
を電気マイクロメータ等の検出装置で検出し、検出値が
予め定められた金型開き量範囲内にあるように、射出プ
ランジャの射出側或は型締プランジャの型締側へ作用さ
せる油圧を電磁圧力制御弁等の設定信号の大きさを変え
て射出圧力、或は型締圧力を調整したり、又はスクリュ
の計量ストローク量を制御する差動トランス等の設定出
力値を変えて射出量を調整したりする方法である。
（発明が解決しようとする課題） 射出充填時の圧力にて固定金型と可動金型のパーティ
ングを開く従来の射出圧縮方法では、通常の金型構造で
はパーティング面より樹脂洩れが発生してバリの原因と
なるため、金型構造は第３図のように可動金型4aに固定
金型3aが嵌り込む嵌合部5aの様な特別な構造が必要であ
った。
ングを開く従来の射出圧縮方法では、通常の金型構造で
はパーティング面より樹脂洩れが発生してバリの原因と
なるため、金型構造は第３図のように可動金型4aに固定
金型3aが嵌り込む嵌合部5aの様な特別な構造が必要であ
った。
また後者の従来方法は極めて複雑な機構による制御を
する必要があるため、コスト高となる欠点があった。
する必要があるため、コスト高となる欠点があった。
本発明は前記従来の課題を解決するために提案された
ものである。
ものである。
（課題を解決するための手段） このため本発明は、金型内に溶融樹脂を射出充填し、
保圧工程で成形品の表皮が薄く固化した時点で型締力を
低くすると共に、保圧工程の樹脂圧力にて金型のパーテ
ィングを少し開き、成形品のヒケ分相当量を追加充填
し、その後型締力を高くするようにしてなるもので、こ
れを課題解決のための手段とするものである。
保圧工程で成形品の表皮が薄く固化した時点で型締力を
低くすると共に、保圧工程の樹脂圧力にて金型のパーテ
ィングを少し開き、成形品のヒケ分相当量を追加充填
し、その後型締力を高くするようにしてなるもので、こ
れを課題解決のための手段とするものである。
（作用） 本発明は金型のキャビティ内に溶融樹脂を充填した後
は、成形品の表皮部分から固化する事を利用し、保圧工
程で型締力を低くし、保圧工程の樹脂圧力にて金型のパ
ーティングを開き、成形品のヒケ相当量の樹脂を追加充
填する。このとき成形品の表皮が薄く固化しているた
め、金型パーティングが開いてもバリの発生を防ぐこと
ができる。また追加充填後は型締力を上げ、キャビティ
内部の溶融樹脂を均一加圧して圧縮成形を行なう。
は、成形品の表皮部分から固化する事を利用し、保圧工
程で型締力を低くし、保圧工程の樹脂圧力にて金型のパ
ーティングを開き、成形品のヒケ相当量の樹脂を追加充
填する。このとき成形品の表皮が薄く固化しているた
め、金型パーティングが開いてもバリの発生を防ぐこと
ができる。また追加充填後は型締力を上げ、キャビティ
内部の溶融樹脂を均一加圧して圧縮成形を行なう。
（実施例） 以下本発明を図面の実施例について説明すると、第１
図は本発明の方法を実施する装置のシステム図を示し、
１は型締シリンダ、２は射出シリンダ、３は固定金型、
４は可動金型である。５は制御装置で、固化時間調整タ
イマ６と、補充用タイマ７と、中央制御部８と、型締圧
力設定器12,13が配設されている。９は型締圧力制御
弁、10は型締シリンダ１の移動方向切換用の電磁方向切
換弁、11は流量調整弁15を介して射出シリンダ２に作用
する圧油の切換えを行い、スクリュ16を進退させる電磁
方向切換弁、17は射出シリンダ２の射出側油室18に中央
制御部８で制御された信号に応じた油圧を作用させる電
磁圧力制御弁である。
図は本発明の方法を実施する装置のシステム図を示し、
１は型締シリンダ、２は射出シリンダ、３は固定金型、
４は可動金型である。５は制御装置で、固化時間調整タ
イマ６と、補充用タイマ７と、中央制御部８と、型締圧
力設定器12,13が配設されている。９は型締圧力制御
弁、10は型締シリンダ１の移動方向切換用の電磁方向切
換弁、11は流量調整弁15を介して射出シリンダ２に作用
する圧油の切換えを行い、スクリュ16を進退させる電磁
方向切換弁、17は射出シリンダ２の射出側油室18に中央
制御部８で制御された信号に応じた油圧を作用させる電
磁圧力制御弁である。
また14は固定金型３と可動金型４で構成されるキャビ
ティ部を示し、同キャビティ部への充填工程は通常の射
出成形方法と同じであり、射出時に射出シリンダ２の樹
脂圧力がよりキャビチティ部14が開いてバリが生じない
ように、型締シリンダ１の型締油圧の吐出圧を調整す
る。通常、金型強度が許す限り成形機の最大型締力に設
定される。
ティ部を示し、同キャビティ部への充填工程は通常の射
出成形方法と同じであり、射出時に射出シリンダ２の樹
脂圧力がよりキャビチティ部14が開いてバリが生じない
ように、型締シリンダ１の型締油圧の吐出圧を調整す
る。通常、金型強度が許す限り成形機の最大型締力に設
定される。
次に充填工程から保圧工程に切換わる作用について説
明すると、制御装置５内の中央制御部８の指令で固化時
間調整タイマ６を作動させる。このタイマ６は成形品の
表皮が薄く固化するまでの時間を設定するものであり、
成形する樹脂によって設定する時間は異なるが、ポリカ
ーボネート樹脂の場合では、１秒以内である。
明すると、制御装置５内の中央制御部８の指令で固化時
間調整タイマ６を作動させる。このタイマ６は成形品の
表皮が薄く固化するまでの時間を設定するものであり、
成形する樹脂によって設定する時間は異なるが、ポリカ
ーボネート樹脂の場合では、１秒以内である。
さて固化時間調整タイマ６のタイムアップ信号で、型
締シリンダ１の型締力を第２図のP1（最大型締力）から
P2に低減する。このP2の設定は、型締力設定器12により
行い、型締圧力制御弁９を経て型締シリンダ１の型締力
を制御する。また型締力の低減により、射出シリンダ２
から金型のキャビティ部14に保持圧力として供給してい
る樹脂圧力による型開き力の方が大きくなり、型開閉方
向に金型が開く。この金型が開いた分だけ、元のキャビ
ティ容積以上の樹脂を成形品の内部に入れることがで
き、その追加充填量は、補充用タイマ７の設定時間によ
り調整する。
締シリンダ１の型締力を第２図のP1（最大型締力）から
P2に低減する。このP2の設定は、型締力設定器12により
行い、型締圧力制御弁９を経て型締シリンダ１の型締力
を制御する。また型締力の低減により、射出シリンダ２
から金型のキャビティ部14に保持圧力として供給してい
る樹脂圧力による型開き力の方が大きくなり、型開閉方
向に金型が開く。この金型が開いた分だけ、元のキャビ
ティ容積以上の樹脂を成形品の内部に入れることがで
き、その追加充填量は、補充用タイマ７の設定時間によ
り調整する。
次いで補充用タイマ７のタイムアップ信号により型締
力を第２図のP3のように上げ、型締力によりキャビティ
部14の全面に樹脂圧を掛ける。このP3の設定は第１図の
型締力設定器13により行なう。また型締力P3の時間は、
保圧工程までの時間、即ち金型のゲートシール時間まで
で良い。そして冷却工程に入ると、型締力P3をキャビテ
ィ部14の樹脂の固化と共に漸減させ、冷却工程終了時に
型締力が零となるように中央制御部８にて制御する。な
お、型締力P3は第２図の破線で示すように、P4,P5等多
段階的に漸減させても、ヒケ、ソリに対して同様の効果
が得られる。
力を第２図のP3のように上げ、型締力によりキャビティ
部14の全面に樹脂圧を掛ける。このP3の設定は第１図の
型締力設定器13により行なう。また型締力P3の時間は、
保圧工程までの時間、即ち金型のゲートシール時間まで
で良い。そして冷却工程に入ると、型締力P3をキャビテ
ィ部14の樹脂の固化と共に漸減させ、冷却工程終了時に
型締力が零となるように中央制御部８にて制御する。な
お、型締力P3は第２図の破線で示すように、P4,P5等多
段階的に漸減させても、ヒケ、ソリに対して同様の効果
が得られる。
（発明の効果） 以上詳細に説明した如く本発明は、保圧工程で成形品
の表皮が薄く固化した時点で型締力を低くするようにし
たので、保圧工程の樹脂圧力にて金型のパーティングが
少し開いても、バリの発生を防ぐことができ、従来のよ
うな特殊な金型構造としたり、複雑な制御方法によらな
くても射出圧縮成形ができ、ヒケ、ソリの少ない成形品
を成形でき、簡単な方法によりコストの低減を図ること
ができる。
の表皮が薄く固化した時点で型締力を低くするようにし
たので、保圧工程の樹脂圧力にて金型のパーティングが
少し開いても、バリの発生を防ぐことができ、従来のよ
うな特殊な金型構造としたり、複雑な制御方法によらな
くても射出圧縮成形ができ、ヒケ、ソリの少ない成形品
を成形でき、簡単な方法によりコストの低減を図ること
ができる。
第１図は本発明の方法を実施する装置のシステム図、第
２図は本発明の型締側と射出側の設定パターンを示す説
明図、第３図は従来の射出圧縮成形機の側面図、第４図
は従来の射出圧縮工程における型締側と射出側の設定パ
ターンを示す説明図である。 図の主要部分の説明 １……型締シリンダ、２……射出シリンダ ３……固定金型、４……可動金型 ５……制御装置、６……固化時間調整タイマ ７……補充用タイマ ９……型締圧力制御弁 10,11……型締圧力制御弁 12,13……型締力設定器 14……キャビティ部
２図は本発明の型締側と射出側の設定パターンを示す説
明図、第３図は従来の射出圧縮成形機の側面図、第４図
は従来の射出圧縮工程における型締側と射出側の設定パ
ターンを示す説明図である。 図の主要部分の説明 １……型締シリンダ、２……射出シリンダ ３……固定金型、４……可動金型 ５……制御装置、６……固化時間調整タイマ ７……補充用タイマ ９……型締圧力制御弁 10,11……型締圧力制御弁 12,13……型締力設定器 14……キャビティ部
Claims (1)
- 【請求項１】金型内に溶融樹脂を射出充填し、保圧工程
で成形品の表皮が薄く固化した時点で型締力をくすると
共に、保圧工程の樹脂圧力にて金型のパーティングを少
し開き、成形品のヒケ分相当量を追加充填し、その後型
締力を高くすることを特徴とする射出圧縮成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1127952A JP2548798B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 射出圧縮成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1127952A JP2548798B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 射出圧縮成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02307722A JPH02307722A (ja) | 1990-12-20 |
| JP2548798B2 true JP2548798B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=14972702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1127952A Expired - Fee Related JP2548798B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 射出圧縮成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548798B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-23 JP JP1127952A patent/JP2548798B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02307722A (ja) | 1990-12-20 |
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