JP2548547Y2 - 二液混合供給装置 - Google Patents

二液混合供給装置

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JP2548547Y2
JP2548547Y2 JP1711392U JP1711392U JP2548547Y2 JP 2548547 Y2 JP2548547 Y2 JP 2548547Y2 JP 1711392 U JP1711392 U JP 1711392U JP 1711392 U JP1711392 U JP 1711392U JP 2548547 Y2 JP2548547 Y2 JP 2548547Y2
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Japan
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pressure
liquid
valve
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JP1711392U
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信之 林
正美 村田
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Asahi Sunac Corp
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Asahi Sunac Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ギヤポンプを使用した
循環方式の二液混合供給装置であつて、二液の混合不良
の防止を図るために改良を加えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、この種の二液混合供給装置の概要
を本考案の一実施例を示す図1を参照して説明する。
【0003】タンク1a、1bに貯留された二液型塗料
の主剤aと硬化剤bは、夫々ギヤポンプ2a、2bによ
り汲み上げられて給送路3a、3bを通つて給送され、
その際各ギヤポンプ2a、2bの回転数は両剤の混合比
率と全体の供給量に基づいて制御されるようになつてお
り、常には各給送路3a、3bに介設された3方弁4
a、4bが一方向に切り換わつて、各剤a、bが還流路
5a、5bを通つてタンク1a、1bに還流されて循環
しているとともに、塗装ガン6が開放操作されると、そ
れと連動して各3方弁4a、4bが他方向に切り換わつ
て、両剤a、bが夫々逆止弁7a、7bを開放して混合
器8に流入し、その中で混合されたのち塗装ガン6に供
給されるようになつている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した二
液型塗料では、主剤aの方が硬化剤bよりも混合比率す
なわち流量が多いのが一般的であり、また、物理的性質
については主剤aの方が粘度が高い。このように流量が
大でまた粘度が高い主剤a側は、循環して待機している
際に配管抵抗を受ける等により圧力が高くなり、これに
対して、硬化剤b側は昇圧されない。
【0005】このように、待機中の主剤aと硬化剤bと
の間に圧力差があつて特にそれが大きいと、各3方弁4
a、4bを切り換えて両剤a、bを混合器8に送ろうと
した場合に、主剤a側の圧力で硬化剤b側の逆止弁7b
が閉じられてその流出が阻止され、硬化剤bが主剤a側
と略同一の圧力に上昇して初めて逆止弁7bを開いて流
出することとなつて、その間、硬化剤7bの混合不良の
塗料が塗装ガン6に供給され、そのため、塗装面の硬化
不良を招く結果となつていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、本考案の二液混合供給装置は、各給送
路の方向切換弁の手前に各液体の圧力を検出する圧力検
出器を夫々設けるとともに、相対的に低圧となる側の液
体の還流路に、その還流路の流量を調整することにより
その液体の循環時における圧力を上げる背圧弁を介設
し、各圧力検出器の検出値に基づき、低圧側の液体の圧
力値が、高圧側の液体の圧力値に一致するように背圧弁
の開度を制御する制御装置を設けた構成とした。
【0007】また、高圧側の液体の還流路に絞り弁を介
設しても良い。
【0008】
【作用】二液が夫々循環して待機している状態になる
と、圧力検出器により各液体の圧力が検出されて検出値
が制御装置に送られる。検出値に差があると、制御装置
からその差に基づいた制御信号が低圧側の液体の還流路
に介設した背圧弁に送られ、それにより背圧弁の開度が
調整されて流量が絞られることにより、低圧側の液体の
圧力が高圧側のそれと略同一となるまで高められる。
【0009】なお、高圧側の液体が循環している際にお
いてその循環路の負荷が小さいと、切り換わつて噴出す
る場合に必要な圧力が得られないことがあり、また、そ
の圧力値に一致するように低圧側の液体が昇圧されるこ
とから、低圧側の昇圧も不十分となるおそれがある。
【0010】そのため、高圧側の液体の還流路に絞り弁
を介設した構成とすると、絞り弁を絞ることにより循環
時の圧力を噴出に要する程度まで上げることができ、そ
れに伴い低圧側の液体の圧力も確実に昇圧することがで
きる。
【0011】
【考案の効果】このように、本考案によれば、混合する
二液をその待機中に略同一の圧力とすることができるか
ら、方向切換弁が切り換わつた際に、両液体を圧力差に
よる弊害を伴うことなく確実に混合器に給送して混合す
ることができる効果がある。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説
明する。本実施例では、主剤aと硬化剤bの夫々の給送
路3a、3bの3方弁4a、4bの直前に、圧力検出器
10a、10bが取り付けられている。各圧力検出器1
0a、10bは後記する制御器11に接続されている。
【0013】硬化剤bの還流路5bには、空気圧制御式
の流量調整弁からなる背圧弁12が介設されており、電
空比例弁等の駆動器13からの制御空気圧に対応してそ
の開度が調節されて、還流路5bの流量を調整するよう
になつている。
【0014】上記の制御器11は、両圧力検出器10
a、10bからの検出値を受けてその差に基づいた制御
信号を駆動器13に出し、それにより制御空気圧が調整
されて、硬化剤b側の圧力が上昇して主剤a側のそれに
一致するように背圧弁12の開度が絞られるようになつ
ている。
【0015】また、主剤a側の還流路5aには可変絞り
弁14が介設されている。
【0016】次に、本実施例の作動を説明する。主剤a
側の還流路5aに設けられた可変絞り弁14は、主剤a
が循環している際に、噴出に要する圧力が得られるよう
に予め絞られている。
【0017】3方弁4a、4bの切り換わりにより両剤
a、bが夫々循環して待機している状態になると、圧力
検出器10a、10bにより両剤a、bの圧力が検出さ
れて夫々の検出値が制御器11に送られる。検出値に差
があると、制御器11は、その差に対応した制御信号を
駆動器13に送出して、硬化剤b側の還流路5bの背圧
弁12への制御空気圧を調整し、それにより、背圧弁1
2の開度が調整されて流量が絞られることによつて、硬
化剤b側の圧力が高められる。両検出値がフイードバツ
クされつつ、両剤a、bの圧力が一致するまで硬化剤b
側の圧力制御が行われる。
【0018】そこで、塗装ガン6の開閉操作に連動して
3方弁4a、4bがもう一方に切り換えられると、両剤
a、bは上記の待機している間に略同一の圧力となつて
いるから、夫々逆止弁7a、7bを開いて混合器8に流
入し、混合されたのち塗装ガン6に供給される。
【0019】その際、両剤a、bはギヤポンプ2a、2
bにより定量ずつ給送されて流量が変わるわけではない
から、その混合比並びに全体の供給量は予め定められた
一定のものに保たれる。
【0020】なお、主剤aが循環する際、還流路5aの
配管抵抗等により噴出に必要な圧力が得られるようにな
つていれば、可変絞り弁14は敢えて必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成図である。
【符号の説明】
a:主剤 b:硬化剤 1a、1b:タンク 2a、2
b:ギヤポンプ 3a、3b:給送路 4a、4b:3
方弁 5a、5b:還流路 6:塗装ガン 7a、7
b:逆止弁 8:混合器 10a、10b:圧力検出器
11:制御器 12:背圧弁 13:駆動器 14:可変絞り弁

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二種類の液体を夫々にタンクからギヤポ
    ンプで汲み上げて給送する給送路に方向切換弁を介設
    し、常には該各方向切換弁が一方向に切り換わつて各液
    体を還流路により前記タンクに還流して循環させ、塗装
    ガンの開放操作と連動して前記各方向切換弁が他方向に
    切り換わることにより、各液体を混合器に給送して混合
    したのち前記塗装ガンに供給するようにした二液混合供
    給装置において、 前記各給送路の前記方向切換弁の手前に各液体の圧力を
    検出する圧力検出器を夫々設けるとともに、相対的に低
    圧となる側の液体の前記還流路に、該還流路の流量を調
    整することにより該液体の循環時における圧力を上げる
    背圧弁を介設し、前記各圧力検出器の検出値に基づき、
    前記低圧側の液体の圧力値が、高圧側の液体の圧力値に
    一致するように前記背圧弁の開度を制御する制御装置を
    設けたことを特徴とする二液混合供給装置。
  2. 【請求項2】 前記高圧側の液体の前記還流路に絞り弁
    を介設したことを特徴とする請求項1の二液混合供給装
    置。
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