JP2548418Y2 - 作業機用操作レバー装置 - Google Patents

作業機用操作レバー装置

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JP2548418Y2
JP2548418Y2 JP1990122443U JP12244390U JP2548418Y2 JP 2548418 Y2 JP2548418 Y2 JP 2548418Y2 JP 1990122443 U JP1990122443 U JP 1990122443U JP 12244390 U JP12244390 U JP 12244390U JP 2548418 Y2 JP2548418 Y2 JP 2548418Y2
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JP
Japan
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holder
rotary joint
lever
joint
operating lever
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Application number
JP1990122443U
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English (en)
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JPH0482056U (ja
Inventor
可人 三井田
隆雄 三浦
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HOKUETSU INDUSTRIES CO., LTD.
Original Assignee
HOKUETSU INDUSTRIES CO., LTD.
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、油圧ショベル等の土工用油圧駆動作業機の
操作レバーパターンの変換を容易かつ確実にした作業機
用操作レバー装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、油圧ショベル等の土工用油圧駆動作業機の操作
レバーパターンは製造メーカ毎に異なっているため、各
メーカ共オペレータが常に慣れたパターンを自由選択し
操縦できるよう操作レバーと油圧操作弁とのリンク系統
に操作パターンの変換機構を具備しているのが普通であ
る。この種の装置としては、実開昭63−141262号公報に
示すものが公知である。
この装置は、油圧アクチュエータ用の油圧バルブと連
結したリンクボスを操作レバーの軸芯廻りに回動自在に
取り付け、このリンクボスを90°回動させることによ
り、所望の操作パターンに変換されるようになってい
る。
(考案が解決しようとする課題) 従来の装置は、以上のように構成されているが、前記
リンクボスと操作レバーとを固定するための固定摘みの
締め付けが不十分だったり、またその締め付け忘れ等が
あった場合には、運転操作中機械の振動によりその固定
が解かれ、不意に別の操作パターンに切り替わる危険が
ある。
しかも、前記固定摘みはコントロールボックス上の操作
レバー横面に突設しているため、運転操作上の邪魔にな
る他第三者にいたずらされ易いという問題もある。
したがって、本考案は上記問題を解消し、簡単な操作
で操作レバーパターンが変換でき、しかもリンクジョイ
ントと操作レバーとの連動連結状態が確実に保持できる
作業機用操作レバー装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は十字方向に水平
揺動自在な操作レバーを有する作業機の操作レバー装置
において、コントロールボックスの上面に操作レバーを
突設すると共に、操作レバーの下方基端部を前記コント
ロールボックス内壁に突設したブラケット上に固設のユ
ニバーサルジョイントに固定すると共に、前記操作レバ
ーの下方基端部に回動自在な回転ジョイントを嵌挿し、
前記回転ジョイントはリンクロッドを介して操作弁と連
結し、前記操作レバーの下方基端部一側にピンを中心と
して上下方向に回動自在にホルダーを枢着し、前記ホル
ダーには固定摘みを螺着して設けると共に、該摘みの回
転操作により前記回転ジョイントとホルダーとを固定ま
たは解除自在に構成し、前記ホルダーを上方に回動操作
したときには回転ジョイントとホルダーとの係合を解く
と共に、前記回転ジョイントを水平方向に90°回動後、
前記ホルダーを下方に回動操作したときには回転ジョイ
ントとホルダーとが係合するように構成したことを特徴
とする。
(作用) 次に作用について説明する。操作レバーパターンを変
換するときには、ホルダーに螺着した固定摘みを弛め、
回転ジョイントと該ホルダーとの固定を解き、操作レバ
ーの基端部に枢着したホルダーを上方に回動して回転ジ
ョイントとホルダーとの係合を解き、この状態で回転ジ
ョイントを水平方向に90°回動させる。そして、前記ホ
ルダーを下方へ回動して回転ジョイントとホルダーとを
再び係合し、前記固定摘みを回して回転ジョイントとホ
ルダーを固定すると操作レバーパターンが変換され、か
つ回転ジョイントと操作レバーとの連動連結状態が確実
に保持される。
(実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。
第1図ないし第3図は、本考案操作レバー装置を用い
た油圧操作弁間のリンク機構を示し、作業機機体1上に
配置したコントロールボックス2上面には操作レバー3
が突設すると共に、該操作レバーの下方基端部4は前記
コントロールボックス2内壁より突設したブラケット5
上に固設のユニバーサルジョイント6に嵌入・固定され
ており(第3図)、ここを起点として十字方向に水平揺
動自在に立設している。
7はその外周部を略方形に形成した回転ジョイント
で、操作レバー3の基端部4においてそのレバー軸を中
心として回動自在に嵌挿すると共に、その外方に突設し
たアーム8からはリンクロッド9,中間ジョイント10,ロ
ッド11を介して油圧操作弁12に連結して操作レバー3の
揺動操作に応じて前記操作弁を駆動し各アクチュエータ
に対する油圧制御を行うようになっている。
また、操作レバー3の下方基端部4には前記回転ジョ
イント7の外周部と同寸法の略方形のボス13が固設し、
その一側には該ボスと回転ジョイント7とをその外周部
で囲繞する如く係合・係止する略コ字状のホルダー14が
ピン15を中心として上下方向に回動自在に枢着してい
る。
なお、16は前記ホルダーの固定摘みで、ホルダー14に
螺着し回転ジョイント7を押圧して該回転ジョイント7
とホルダー14とを固定する。また、17は操作レバー3の
揺動角度調節用のアジャスター,18はそのストッパーで
ある。
本考案は、以上のように構成されており、例えばある
操作パターン(第2図(a))から別の操作パターンに
変更するときには、ホルダー14の固定摘み16を弛めて回
転ジョイント7と該ホルダーとの固定を解き、これを手
で上方に押上げるように回動させると操作レバーのボス
13と回転ジョイント7との係合が解かれる(第2図
(b))。
この状態で、回転ジョイント7を所定方向に90°回動
させると、操作レバー3から油圧操作弁12に至るリンク
機構の作動方向が変わり所望の操作パターンに変換され
る。
次いで、この位置でホルダー15から手を離すと該ホル
ダーはその自重でピン15を中心として図中反時計方向に
回動し、略方形に形成されたボス13および回転ジョイン
ト7の外周部を囲繞するように係合して原位置に戻り、
再び操作レバーと回転ジョイントを連動連結状態に保持
する(第2図(c))。
さらに、この位置で固定摘み16を回して回転ジョイン
ト7とホルダー15とを固定する。これにより操作レバー
3と回転ジョイント7の連動連結状態は確実に保持でき
る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によればホルダーに螺着
した固定摘みを弛めて固定ジョイントとホルダーとの固
定を解き、操作レバー下方の基端部に枢着されたホルダ
ーを上方に回動操作し、回転ジョイントとホルダーとの
係合を解き、この状態で回動ジョイントを水平方向に90
°回動させて、ホルダーを原位置に戻すと所望の操作パ
ターンへの変換が簡単にできると共に、固定摘みを回し
てホルダーの回動を固定しておけば、操作レバーと回転
ジョイントの連結が確実に保持できる。万が一固定摘み
の締め付けが弛んだり、またその締め忘れがあったとし
ても、前記ホルダーの自重によって操作レバーと回転ジ
ョイントとの係合は確実に保持されており、従来構造の
ように機械の振動等によって前記係合部の固定が解かれ
る虞は全くない。
また、操作レバー基端部の回転ジョイントやホルダー
や固定摘み等がコントロールボックス内に位置している
ため、直接雨水が触れないので錆の発生もなく、長期に
渡って回転ジョイントやホルダー等の回動操作がスムー
ズに行える。また、回転ジョイントやホルダーや固定摘
み等がコントロールボックス内に位置しているので、レ
バー操作上邪魔になることもなく、さらに第三者による
いたずらなどからも保護できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を装着した操作レバーのリンク系統
図、第2図は本考案操作レバー下方基端部の詳細図、第
3図は操作レバー固定部の側面図である。 3……操作レバー、7……回転ジョイント 10……中間ジョイント、12……油圧操作弁 14……ホルダー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】十字方向に水平揺動自在な操作レバーを有
    する作業機の操作レバー装置において、コントロールボ
    ックスの上面に操作レバーを突設すると共に、操作レバ
    ーの下方基端部を前記コントロールボックス内壁に突設
    したブラケット上に固設のユニバーサルジョイントに固
    定すると共に、前記操作レバーの下方基端部に回動自在
    な回転ジョイントを嵌挿し、前記回転ジョイントはリン
    クロッドを介して操作弁と連結し、前記操作レバーの下
    方基端部一側にピンを中心として上下方向に回動自在に
    ホルダーを枢着し、前記ホルダーには固定摘みを螺着し
    て設けると共に、該摘みの回転操作により前記回転ジョ
    イントとホルダーとを固定または解除自在に構成し、前
    記ホルダーを上方に回動操作したときには回転ジョイン
    トとホルダーとの係合を解くと共に、前記回転ジョイン
    トを水平方向に90°回動後、前記ホルダーを下方に回動
    操作したときには回転ジョイントとホルダーとが係合す
    るように構成したことを特徴とする作業機用操作レバー
    装置。
JP1990122443U 1990-11-26 1990-11-26 作業機用操作レバー装置 Expired - Lifetime JP2548418Y2 (ja)

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JP1990122443U JP2548418Y2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 作業機用操作レバー装置

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JP1990122443U JP2548418Y2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 作業機用操作レバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0482056U JPH0482056U (ja) 1992-07-16
JP2548418Y2 true JP2548418Y2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=31870224

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JP1990122443U Expired - Lifetime JP2548418Y2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 作業機用操作レバー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH044273Y2 (ja) * 1988-12-20 1992-02-07

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JPH0482056U (ja) 1992-07-16

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