JP2548141B2 - Icカ−ド読取装置 - Google Patents
Icカ−ド読取装置Info
- Publication number
- JP2548141B2 JP2548141B2 JP61245712A JP24571286A JP2548141B2 JP 2548141 B2 JP2548141 B2 JP 2548141B2 JP 61245712 A JP61245712 A JP 61245712A JP 24571286 A JP24571286 A JP 24571286A JP 2548141 B2 JP2548141 B2 JP 2548141B2
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- lever
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- lock
- contact block
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ICカードを読取る読取装置に関するもので
ある。
ある。
従来の技術 第3図に従来のICカード読取装置の構成の一例を示
す。第3図イはICカード挿入前、ロはICカード挿入状態
を表わす。挿入されたICカード31は、レバー32の中央L
字状凸部に当る。さらに挿入されるとレバー32を上方に
押上げ、同時にレバー32の先端で接点ブロック33を回転
させ接点34をICカード31に押しつける。さらに挿入され
るとICカード31はレバー32の下にもぐり込んで奥に移動
した後、所定の位置に停止し、ICカード31はレバー32に
より保持される。
す。第3図イはICカード挿入前、ロはICカード挿入状態
を表わす。挿入されたICカード31は、レバー32の中央L
字状凸部に当る。さらに挿入されるとレバー32を上方に
押上げ、同時にレバー32の先端で接点ブロック33を回転
させ接点34をICカード31に押しつける。さらに挿入され
るとICカード31はレバー32の下にもぐり込んで奥に移動
した後、所定の位置に停止し、ICカード31はレバー32に
より保持される。
発明が解決しようとする問題点 しかし、接点34の接触圧力による反力で接点ブロック
33はICカード31を押し戻す方向に回転しようとする。こ
の力とレバー32によるICカード押さえ力とがつり合う位
置でICカード31は停止することになるが、位置決め精度
が悪くかつ不安定状態で静止することになる。
33はICカード31を押し戻す方向に回転しようとする。こ
の力とレバー32によるICカード押さえ力とがつり合う位
置でICカード31は停止することになるが、位置決め精度
が悪くかつ不安定状態で静止することになる。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、ICカードの先
端が当接する先端折曲部および本体の前後方向に所定間
隔で固定した2本のピンをガイドに前後方向に摺動する
ようにした2ヶ所の長孔間で前記長孔間を結ぶ線から外
れた位置に植設したロック用ピンを有する摺動レバー
と、この摺動レバーをロックするロックレバーと、この
ロックレバーのロックを解除する電気的解除手段とを用
いてなるものである。
端が当接する先端折曲部および本体の前後方向に所定間
隔で固定した2本のピンをガイドに前後方向に摺動する
ようにした2ヶ所の長孔間で前記長孔間を結ぶ線から外
れた位置に植設したロック用ピンを有する摺動レバー
と、この摺動レバーをロックするロックレバーと、この
ロックレバーのロックを解除する電気的解除手段とを用
いてなるものである。
作 用 ICカードを挿入すると、カード先端が摺動レバー先端
に当り、さらに挿入すると該摺動レバー先端で接点ブロ
ックを回転させて接点をICカードの接点に接触させる。
同時に摺動レバー上に設けたロック用ピンが移動しロッ
クレバーの凹部にはまって摺動レバーと接点ブロックは
ロックされる。また摺動レバーはICカードの先端が当接
する先端折曲部および本体の前後方向に所定間隔で固定
した2本のピンをガイドに前後方向に摺動するようにし
た2ヶ所の長孔間で前記長孔間を結ぶ線から外れた位置
に植設したロック用ピンを有することにより、ロック用
ピンの前後方向の垂直度が増し、位置精度が向上するの
で、接点ブロックのロック位置精度が向上する。ICカー
ドは接点により押さえられて固定され、ICカードの後端
面は挿入口凹部とほぼ同一面であるので、ICカードの引
抜きは出来ない。前記ロックレバーの一端にはソレノイ
ドが接続され、他端にはイジェクトレバーが接続されて
いる。ソレノイドに通電するかもしくはイジェクトレバ
ーを押すとロックは解除しICカードは排出される。
に当り、さらに挿入すると該摺動レバー先端で接点ブロ
ックを回転させて接点をICカードの接点に接触させる。
同時に摺動レバー上に設けたロック用ピンが移動しロッ
クレバーの凹部にはまって摺動レバーと接点ブロックは
ロックされる。また摺動レバーはICカードの先端が当接
する先端折曲部および本体の前後方向に所定間隔で固定
した2本のピンをガイドに前後方向に摺動するようにし
た2ヶ所の長孔間で前記長孔間を結ぶ線から外れた位置
に植設したロック用ピンを有することにより、ロック用
ピンの前後方向の垂直度が増し、位置精度が向上するの
で、接点ブロックのロック位置精度が向上する。ICカー
ドは接点により押さえられて固定され、ICカードの後端
面は挿入口凹部とほぼ同一面であるので、ICカードの引
抜きは出来ない。前記ロックレバーの一端にはソレノイ
ドが接続され、他端にはイジェクトレバーが接続されて
いる。ソレノイドに通電するかもしくはイジェクトレバ
ーを押すとロックは解除しICカードは排出される。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図,第2図を参照
して説明する。
して説明する。
第1図は、ICカードによる動作前の状態を表わし、本
体1に固定されたピン2をガイドに摺動レバー3が前後
に移動する。さらに摺動レバー3上にはロック用ピン4
が設置されている。摺動レバー3は引張りバネ5により
前記本体1と結合されている。ロックレバー6は回転中
心をはさんで一端にソレノイド7を接続し、他端にイジ
ェクトレバー8を接続し、引張りバネ9により前記本体
1と結合している。二列複数個(各3〜4個)の板バネ
の接点10を具備した接点ブロック11は軸12のまわりに回
転自由に取付けられている。また接点ブロック11は引張
りバネ14により本体1と結合されている。
体1に固定されたピン2をガイドに摺動レバー3が前後
に移動する。さらに摺動レバー3上にはロック用ピン4
が設置されている。摺動レバー3は引張りバネ5により
前記本体1と結合されている。ロックレバー6は回転中
心をはさんで一端にソレノイド7を接続し、他端にイジ
ェクトレバー8を接続し、引張りバネ9により前記本体
1と結合している。二列複数個(各3〜4個)の板バネ
の接点10を具備した接点ブロック11は軸12のまわりに回
転自由に取付けられている。また接点ブロック11は引張
りバネ14により本体1と結合されている。
第2図はICカード13が挿入された状態を示す。ICカー
ド13を挿入すると、摺動レバー3は奥に移動し、先端で
接点ブロック11を回転させ、接点10はICカード13の接点
に接触する。同時にロックレバー6はロックされ、ICカ
ード13は保持される。この時、摺動レバー3の後端の突
起により、位置検出器15が作動し検出信号が別に設けた
コンピュータに送られICカード13の読取りが開始され
る。読取りが終了すると、ソレノイド7に一定短時間通
電されてロックは解除され、ICカード13は排出される。
そして、全構成部品は第1図の如く元の状態に復帰す
る。またイジェクトレバー8を押せば、同様にロックは
解除され、ICカード13は排出される。
ド13を挿入すると、摺動レバー3は奥に移動し、先端で
接点ブロック11を回転させ、接点10はICカード13の接点
に接触する。同時にロックレバー6はロックされ、ICカ
ード13は保持される。この時、摺動レバー3の後端の突
起により、位置検出器15が作動し検出信号が別に設けた
コンピュータに送られICカード13の読取りが開始され
る。読取りが終了すると、ソレノイド7に一定短時間通
電されてロックは解除され、ICカード13は排出される。
そして、全構成部品は第1図の如く元の状態に復帰す
る。またイジェクトレバー8を押せば、同様にロックは
解除され、ICカード13は排出される。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、接
点ブロックを完全にロックすることにより、ICカードと
接点の接触を安定させ、かつソレノイドによる自動排出
とイジェクトレバーによる手動排出ができる。またロッ
ク用ピンを摺動レバー側に設け、かつ本体の前後方向に
所定間隔で固定した2本のピンをガイドに前後方向に摺
動するようにしたことにより、前記ロック用ピンの前後
方向の垂直性が確保され、従ってICカードの位置決め精
度を向上させる効果がある。さらに摺動レバーの先端折
曲部の外面で接点ブロックを回動する構成により、多様
なICカードの挿入に際して、ICカードのエッジで接点ブ
ロックを傷つけることがなく、耐久性が向上する。
点ブロックを完全にロックすることにより、ICカードと
接点の接触を安定させ、かつソレノイドによる自動排出
とイジェクトレバーによる手動排出ができる。またロッ
ク用ピンを摺動レバー側に設け、かつ本体の前後方向に
所定間隔で固定した2本のピンをガイドに前後方向に摺
動するようにしたことにより、前記ロック用ピンの前後
方向の垂直性が確保され、従ってICカードの位置決め精
度を向上させる効果がある。さらに摺動レバーの先端折
曲部の外面で接点ブロックを回動する構成により、多様
なICカードの挿入に際して、ICカードのエッジで接点ブ
ロックを傷つけることがなく、耐久性が向上する。
また、構成部品が少く組立も非常に簡単である。
第1図イは本発明の実施例におけるICカード読取装置の
ICカード挿入前の側面図、第1図ロは同平面図、第2図
イは同ICカード読取装置のICカード挿入状態の側面図、
第2図ロは同平面図、第3図イは従来のICカード読取装
置のICカード挿入前の断面図、第3図ロは同ICカード読
取装置の挿入状態の断面図である。 1……本体、2……ピン、3……摺動レバー、4……ロ
ック用ピン、5……引張りバネ、6……ロックレバー、
7……ソレノイド、8……イジェクトレバー、9……引
張りバネ、10……接点、11……接点ブロック、12……
軸、13……ICカード、14……引張りバネ、15……位置検
出器。
ICカード挿入前の側面図、第1図ロは同平面図、第2図
イは同ICカード読取装置のICカード挿入状態の側面図、
第2図ロは同平面図、第3図イは従来のICカード読取装
置のICカード挿入前の断面図、第3図ロは同ICカード読
取装置の挿入状態の断面図である。 1……本体、2……ピン、3……摺動レバー、4……ロ
ック用ピン、5……引張りバネ、6……ロックレバー、
7……ソレノイド、8……イジェクトレバー、9……引
張りバネ、10……接点、11……接点ブロック、12……
軸、13……ICカード、14……引張りバネ、15……位置検
出器。
フロントページの続き (72)発明者 成瀬 幹夫 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−23282(JP,A) 特開 昭60−207984(JP,A) 実開 昭61−8373(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ICカードを挿入することにより前記ICカー
ドの先端が当接する先端折曲部と、本体の前後方向に所
定間隔で固定した2本ピンをガイドに前後方向摺動する
ようにした2ヶ所の長孔およびほぼ前記2ヶ所の長孔間
で前記長孔間を結ぶ線から外れた位置に植設したロック
用ピンを有する摺動レバーと、前記摺動レバーをICカー
ド挿入限界位置で前記ロック用ピンによりロックするロ
ックレバーと、前記ロックレバーのロックを解除する電
気的解除手段と、前記摺動レバーの先端折曲部のICカー
ドが当接する面と反対の外面に当接し回動する接点ブロ
ックと、前記接点ブロックが回動したとき、その接点ブ
ロックの接点が前記ICカードの接点と接触したことを検
知する位置検出器とを具備したICカード読取装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61245712A JP2548141B2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | Icカ−ド読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61245712A JP2548141B2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | Icカ−ド読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6398789A JPS6398789A (ja) | 1988-04-30 |
JP2548141B2 true JP2548141B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=17137681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61245712A Expired - Fee Related JP2548141B2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | Icカ−ド読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548141B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2679637B2 (ja) * | 1994-08-30 | 1997-11-19 | 日本電気株式会社 | 画像表示装置 |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP61245712A patent/JP2548141B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6398789A (ja) | 1988-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |