JP2548072B2 - 光干渉角速度計 - Google Patents

光干渉角速度計

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は少なくとも一周する光
学路に右回り光、左回り光を通し、その光学路にその軸
心まわりに印加される角速度を、右回り光と左回り光と
の位相差を検出して測定する光干渉角速度計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光干渉角速度計(以下FOGと称
す)を図4を参照して説明する。光源11からの光I
は、光カプラ12,偏光子13,光カプラ14を経て光
学路としての光ファイバコイル15の両端から投入す
る。光ファイバコイル15を伝搬する右回り光、左回り
光は、光ファイバコイル15の片端と光カプラ14との
間に配置した位相変調器16により位相変調される。位
相変調を受けた両光は、光カプラ14で結合され干渉し
再び偏光子13を経て光カプラ12により受光器17へ
分岐される。
【0003】このときの受光器17の出力Vpは、位相
変調信号をP(t) =Asin ωmt とすると、次式で表せ
る。 Vp=(I/2)・Kop・Kpd{1+cosΔΦ(Σεn・(-1)n・J2n(X)・ cos2nωm')−sinΔΦ(2Σ(-1)n・J2n+1(X)・cos(2n+1)ωm')} (1) ここで Σはn=0から無限大 t' =t−τ/2 εn =1;n=0,2;n≧1 Kop:光源11からの出射光Iが光ファイバコイル15
を経て受光器17に至るまでの光学的損失 Kpd:光電変換係数や増幅器利得等で決まる定数 I:光源11からの出射光 Io :受光器17に到達する最大光量(Io =Kop
I) Jn :第一種ベッセル関数 X=2Asin πfmτ ΔΦ:光ファイバコイル15における左右両回り光間の
位相差 ωm :位相変調の角周波数(ωm =2πfm) τ:光ファイバコイル15中における光の伝搬時間 受光器17の出力は、同期検波回路18に入力され、そ
こで位相変調周波数と同じ成分すなわち(1)式におけ
る一次成分がクロック回路21からの参照信号を受けて
取り出される。同期検波回路18の出力は、さらにロー
パスフィルタ(LPF)20によって交流成分がろ波さ
れ適切な利得に設定された後、FOG出力として端子2
1に取り出される。
【0004】FOGの出力V1 は次式で表される。 V1 =I・Kop・Kpd・J1(x)・KA1・sinΔΦ =Io 1 ・sinΔΦ ただしK1 =Kpd1(x)KA1 とおく (2) KA1:利得 ここで両光間の位相差ΔΦは、光ファイバコイル15に
回転角速度Ωを印加したときに生じるサニャック(sagn
ac) 位相差ΔΦs を示し、次式で表される。
【0005】 ΔΦs =4πRL・Ω/Cλ (3) ここで C:光速 λ:真空中における光の波長 R:光ファイバコイル15の半径 L:光ファイバコイル15の光ファイバの長さ よってローパスフィルタ20の出力V1 を計測すれば、
入力された回転角速度Ωを知ることができる。
【0006】なお、クロック回路21から駆動回路22
を通じて変調信号が位相変調器16に印加される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】FOGの出力V1 は、
(2)式から明らかなように正弦関数であるため本質的
に入力に対し、直線性(リニアリティ)誤差が生じる。
ちなみに位相差ΔΦs が45°で10%のリニアリティ
誤差が生じる。また(2)式から明らかなようにK1
定数であるため一定条件のもとでは、一定値を示すが、
定数K1 を構成する要素は、大なり小なり温度係数を持
っており温度によってFOGの入出力利得K1 すなわち
スケールファクタが変化する。先ず第一次ベッセル関数
1(x)は、X=1.84となるよう位相変調度を調整すれ
ば位相変調度の温度変動に対して安定になり、また
pd,KA1は、本質的に温度係数は小さい。しかしなが
ら定数Kopは、−20℃〜+70℃の温度変化で30%
近く変動することが考えられる。
【0008】この発明の目的は、スケールファクタの温
度安定性を改善するとともに入力に対するリニアリティ
を改善した光干渉角速度計を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、受光器の出力から、スケールファクタの温度安定性
を改善するための制御信号として、第2復調手段で位相
変調周波数の偶数次成分、つまりcos ΔΦS 成分が検出
され、また入力に対するリニアリティを改善を改善する
ための制御信号として、sin ΔΦS 成分であるV1 から
補正信号生成手段で多項式Vc =A0 +A1 ・V1 +A
2 ・V1 2+…+An・V1 n (Ai :係数、i=1,2,
…,n)で表される補正信号が生成され、その出力Vc
と第2復調手段の出力とが加算手段で加算され、その加
算出力が一定になるように、光量や、受光器の出力レベ
ルなどが制御手段により制御される。請求項2の発明に
よれば、上記構成において上記補正信号生成手段は上記
多項式の2次の項以外の係数をすべて零とした補正信号
c =A2 ・V1 2を生成する。
【0010】請求項3の発明によれば、請求項1の構成
において上記補正信号生成手段は上記多項式中の1次の
項A1 1 のみに基づいて補正信号Vc =A1|V1|を
生成する。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を図1に示し、図と対
応する部分に同一符号を付けてある。受光器17からの
光電変換信号Vp は、従来と同様に同期検波回路18に
よって位相変調周波数と同じ成分が発振回路24からの
参照信号VR1 によって同期検波され、ローパスフィル
タ20によって高域がろ波され、また所定の利得に設定
され、FOG出力V1 として端子21に出力される。V
1 は、(2)式で表される。
【0012】この発明においては、さらに光電変換信号
p は、第2復調手段を構成する同期検波回路25によ
って位相変調周波数の2倍波成分が発振回路24からの
参照信号VR2 によって同期検波され、ローパスフィル
タ26によって高域がろ波され、また所定の利得に設定
される。そのときのローパスフィルタ26の出力V2
は、次式で表されるcos ΔΦS 成分が検出される。
【0013】 V2 =I0 ・Kop ・Kpd・J2(x)・KA2・cosΔΦ =I0 ・K2・cosΔΦ (4) ここで KA2:同期検波回路25とローパスフィルタ
26との利得 K2=Kpd・J2(x)・KA2とする。 ローパスフィルタ26の出力V2 は、補正信号発生回路
27からの補正信号V C と加算器29で加算される。加
算器29の出力Vs は、次式で表される。
【0014】 Vs =V2+VC =I0 ・K2・cosΔΦ+VC (5) ここで補正信号VC は、次のn次の多項式で表される。 VC =A0+A1・V1+A2・V1 2+A3・V1 3+A4・V1 4+…+An・V1 n (6) 加算器29の出力Vs は、差動増幅器31で基準信号発
生器32からの基準信号VR と差動演算される。差動増
幅器31の出力Ve は、次式で表される。
【0015】 Ve =VR −Vs =VR −(I0・K・cosΔΦ+VC ) (7) ここで K=K1=K2 とする この差動増幅器31の出力Ve は、電気フィルタ33に
印加される。電気フィルタ33は、例えば積分器のよう
なものでその出力は、光源11の光量を制御する光源駆
動回路34に印加され、光源11の光量Iが制御され
る。ここで初期段階においてVR =I0 ・K=KR に設
定されていたとすると、入力角速度が光ファイバコイル
15に与えられてない状態、すなわち光ファイバコイル
15の両光間の位相差ΔΦが、零の場合、Ve は零とな
る。ここで周囲温度が変わって受光器17に到達する光
量I0 が減少したとする。その結果、Ve は、(7)式
より正の電圧となる。この正の電圧は、次の電気フィル
タ33に印加され、正の積分電圧を発生するとする。光
源駆動回路34は、この正の積分電圧によって光源11
の光量が増加するように調整されてあり、電気フィルタ
33の入力すなわち差動増幅器31の出力Ve が常に零
となるよう制御される。つまり第2復調手段の出力V 2
が基準電圧V R と等しくなるように光源11の光量が調
整される。そして入力角速度が増加してcosΔΦに比例
するV 2 が減少するとsinΔΦに比例するV C が増加
して、V 2 とV C の和がV R と等しくなるように光源1
1の光量が調整される。その結果、次式が成り立つ。
【0016】 VR =I0・K・cosΔΦS +VC (8) 前記光量安定化回路を動作させることによるFOGの出
力V1 は、(2),(8)式より次式のように表され
る。 V1 =[(KR −VC )/cosΔΦS ]・sinΔΦS (9) この(9)式に基づきリニアリティLi を求めると次式
で表される。
【0017】 Li ={[(KR−VC)/cosΔΦS]・sinΔΦS−KR・ΔΦ} ÷(KR・ΔΦS)×100(%) (10) (10)式において補正信号が零であると、図2Aのグ
ラフに示すようにサニャック位相差ΔΦS が大きくなる
と共に、リニアリティ誤差が大きくなる。そこでこのリ
ニアリティを改善するため(10)式の分子がサニャッ
ク位相差ΔΦSに対して零となるよう最小自乗法によっ
て(6)式における各係数A0 〜An を求め、補正信号
C を発生させている。図2Bは、サニャック位相差Δ
ΦS が40°までの範囲の出力V1 のデータを使い、第
4次までの係数を求めて補正信号VC を発生させリニア
リティを改善したグラフを示す。
【0018】図3は、この補正信号VC を生成する補正
信号発生回路27の実施例を示した図である。先ず絶対
値回路45によって信号V1 が絶対値とされる。ここで
はV 1 の値は、絶対値に直され、入力角速度の極性に無
関係にしてあるが、絶対値表現にしなくても実施可能で
ある。ただしこの場合、補正の精度を同じ程度にするた
めには、この実施例より高次の係数、すなわち乗算手段
がさらに必要となる。1次の補正信号Vc1は、増幅器4
6によってA1 倍されVc1=A1 ・|V1 |となり、2
次の補正信号Vc2は、乗算器47で自乗され、さらに増
幅器48でA2倍されVc2=A2 ・|V12 となり、
3次の補正信号VC3は、乗算器49で乗算器47の出力
とV1 が乗算され、さらに増幅器50でA3 倍されVc3
=A3 ・|V13 となり、4次の補正信号Vc4は、乗
算器51で乗算器47の出力が自乗され、さらに増幅器
52でA4 倍され、Vc4=A4 ・|V14 となる。こ
れらの補正信号は、加算器53で加算され、直線性の補
正信号VC として出力される。ここで増幅器46,4
8,50,52の利得A1 ,A2 ,A3 ,A4 は、
(6)式における係数と同じ値に設定する。
【0019】ちなみに図2Bに示したグラフの補正信号
の各係数は、 A0 =0 A1 =−0.000109 A2 =0.03344 A3 =−0.000038 A4 =0.0000268 である。基準信号VR は、10Vに設定されている。こ
のように受光器17の出力の高調周波数の偶数次成分の
信号V2 に補正信号VC を付加することによってリニア
リティを0.001%以内(ΔΦS =0〜40°の範囲)
に改善することができる。以上の説明では、電気フィル
タ33の出力を光源駆動回路34にフィードバックした
が、受光器17の出力側に設けた自動利得調整回路39
にフィードバックし、(3)式における電気回路の利得
を制御しても同様の効果が得られる。
【0020】(6)式においてn=4の場合の上述の係
数A1〜A4のうち、2次の係数が他の係数より際だって
大きいことはリニアリティ補正において2次の項が最も
大きな効果があることを意味している。そこで、リニア
リティ補正精度をある程度犠牲にしてよいのであれば、
図3に示す補正信号発生回路27の構成においてA 1
3=A4=0とした構成を使ってもよい。即ち、図3の
構成において乗算器47と増幅器48を残して他は全て
除去した構成としてもよい。この場合(8)式にVC
21 2=A20 22sin2ΔΦS(ただしK2=K)を
代入すると(8)式は次のようになる。
【0021】 VR=IoK(IoK・sin2ΔΦS+cosΔΦS) (11) (11)式をIoK に付いて解けば次式が得られる。 IoK={−1+(1+4A2R・tanΔΦS1/2} ÷(2A2・tanΔΦS・sinΔΦS) (12) (12)式を(2)式に中のIo1=IoK に代入する
とFOG出力V1 は次式で表される。
【0022】 V1=2VR・tanΔΦS/{1+(1+4A2R・tanΔΦS1/2} (13) この出力V1 のリニアリティ誤差Li は次式で表され
る。 Li={2tanΔΦS/[1+(1+4A2R・tanΔΦS1/2]−ΔΦS} ÷ΔΦS×100% (14) 予め決めた範囲内の位相差ΔΦS に対し出力V1 のリニ
アリティ誤差Li が最小となるような係数A2 を求め、
増幅器48の利得としてその係数A2 を設定すればよ
い。
【0023】上述は(6)式の2次の項のみを使った場
合を説明したが、更に補正精度を犠牲にしてよければ、
1次の項A11のみを使うことにより図3の構成は絶対
値回路45と増幅器46だけの簡単な構成となり、それ
だけ製造コストを低くできる。この構成の場合、FOG
出力V1 は次式で表される。 V1={VR/(A1|sinΔΦS|+cosΔΦS)}sinΔΦS (15) この場合も所望の範囲の位相誤差ΔΦS に対しリニアリ
ティ誤差が最小となるように係数A1 を決めて増幅器4
6の利得として設定すればよい。
【0024】図1では、V1 出力のため位相変調周波数
と同じ周波数成分を用いているが、3次、5次・・・な
どの他の奇数次成分を用いても良い。またV2 出力のた
め2次出力の変わりに4次、6次・・など他の偶数次成
分を用いても良い。またV2出力は、同期検波回路25
によって処理しているが受光器17からの出力から2倍
波また高次の偶数次成分をフィルタにより選択的に取り
出し、その出力を直流化して前記V2 の代わりに使用し
ても良い。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば受
光器17からの出力のうち、光学路15に入力される角
速度によって生じるサニャック位相差ΔΦS のsin ΔΦ
S 成分V1 を復調する第1復調手段、受光器17からの
出力のうち、cos ΔΦS 成分を復調する第2復調手段
と、VC =A0 +A1 ・V1 +A2 ・V1 2+A3 ・V1 3
+…+An ・V1 n (Ai =1,2,…,n:定数)を演
算する演算手段と、前記第2復調手段の出力に前記演算
手段からの出力VC を加算する加算手段と、前記加算手
段からの出力が一定となるよう電気回路の利得を調整し
たり、また受光器に到達する光量を制御する手段とを設
けることにより周囲温度によって変動する光学系の損失
などの影響を抑えFOGの入出力スケールファクタを安
定に保つと共に入力に対するスケールファクタリニアリ
ティを大幅に改善できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】Aは従来の光干渉角速度計のスケールファクタ
リニアリティ誤差の例を示すグラフ、Bはこの発明の実
施例のスケールファクタリニアリティ誤差を示すグラフ
である。
【図3】図1中の補正信号発生回路27の具体例を示す
ブロック図。
【図4】従来の光干渉角速度計を示すブロック図。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源よりの光を分岐手段により分岐して
    少なくとも一周する光学路に右回り光及び左回り光とし
    て入射し、 その光学路を伝搬した右回り光及び左回り光を干渉手段
    で干渉させ、 上記分岐手段と上記光学路の一端との間に縦続的に配置
    した位相変調手段により、上記右回り光及び左回り光を
    位相変調し、 上記干渉光の強度を受光器で電気信号として検出し、 その電気信号から、上記光学路にその軸心回りに印加さ
    れた角速度によって生じるサニャック位相差ΔΦS のs
    inΔΦS 成分を第1復調手段で復調して、上記角速度
    を検出する光干渉角速度計において、 上記第1復調手段の出力をV1 として補正信号VC =A
    0+A11+A21 2+…+An1 n=1,2,…,
    n;Ai :係数)を生成する補正信号生成手段と、上記電気信号から上記サニャック位相差ΔΦ S のcos
    ΔΦ S 成分を復調する第2復調手段と、 上記 補正信号生成手段の出力補正信号と、上記第2復調
    手段の出力とを加算する加算手段と、 その加算手段の出力が一定になるように制御する制御手
    段と、 を設けたことを特徴とする光干渉角速度計。
  2. 【請求項2】 光源よりの光を分岐手段により分岐して
    少なくとも一周する光学路に右回り光及び左回り光とし
    て入射し、 その光学路を伝搬した右回り光及び左回り光を干渉手段
    で干渉させ、 上記分岐手段と上記光学路の一端との間に縦続的に配置
    した位相変調手段により、上記右回り光及び左回り光を
    位相変調し、 上記干渉光の強度を受光器で電気信号として検出し、 その電気信号から、上記光学路にその軸心回りに印加さ
    れた角速度によって生じるサニャック位相差ΔΦS のs
    inΔΦS 成分を第1復調手段で復調して、上記角速度
    を検出する光干渉角速度計において、 上記第1復調手段の出力をV1 とし、A2 を予め決めた
    係数として補正信号VC=A21 2を生成する補正信号生
    成手段と、上記電気信号から上記サニャック位相差ΔΦ S のcos
    ΔΦ S 成分を復調する第2復調手段と、 上記 補正信号生成手段の出力補正信号と、上記第2復調
    手段の出力とを加算する加算手段と、 その加算手段の出力が一定になるように制御する制御手
    段と、 を設けたことを特徴とする光干渉角速度計。
  3. 【請求項3】 光源よりの光を分岐手段により分岐して
    少なくとも一周する光学路に右回り光及び左回り光とし
    て入射し、 その光学路を伝搬した右回り光及び左回り光を干渉手段
    で干渉させ、 上記分岐手段と上記光学路の一端との間に縦続的に配置
    した位相変調手段により、上記右回り光及び左回り光を
    位相変調し、 上記干渉光の強度を受光器で電気信号として検出し、 その電気信号から、上記光学路にその軸心回りに印加さ
    れた角速度によって生じるサニャック位相差ΔΦS のs
    inΔΦS 成分を第1復調手段で復調して、上記角速度
    を検出する光干渉角速度計において、 上記第1復調手段の出力をV1 とし、A1 を予め決めた
    係数として補正信号VC=A1|V1| を生成する補正信
    号生成手段と、上記電気信号から上記サニャック位相差ΔΦ S のcos
    ΔΦ S 成分を復調する第2復調手段と、 上記 補正信号生成手段の出力補正信号と、上記第2復調
    手段の出力とを加算する加算手段と、 その加算手段の出力が一定になるように制御する制御手
    段と、 を設けたことを特徴とする光干渉角速度計。
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