JP2547952B2 - コンクリート用放散性養生及び被覆組成物 - Google Patents

コンクリート用放散性養生及び被覆組成物

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JP2547952B2 JP6004044A JP404494A JP2547952B2 JP 2547952 B2 JP2547952 B2 JP 2547952B2 JP 6004044 A JP6004044 A JP 6004044A JP 404494 A JP404494 A JP 404494A JP 2547952 B2 JP2547952 B2 JP 2547952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、コンクリートが養生するまで、
一時的な水蒸気バリヤー及びシールとして作用する、コ
ンクリートのための養生又は被覆組成物に関する。
【0002】一時的な硬化化合物は、セメントの水和化
及び養生を促進する、水の蒸発を妨げ、そして水、塩又
は他の汚染物のコンクリートへの侵入を妨げるために新
鮮なコンクリート上に通常被覆される。コンクリート被
覆産業は、それらの硬化化合物が水保持性質のためのA
STM C309(American Standard Test Methods)
の必要条件を満たすことを必要とする。歴史的には、養
生化合物は、塩素化されたゴム、スチレンコポリマー、
アクリルコポリマー、炭化水素エマルジョン、油及び同
様のものの有機溶液であった。最近、微粒子サイズのス
チレンコポリマー及びアクリルコポリマーの分散体が開
発され、これは養生及びシール化合物の性能必要条件を
有し、そして揮発性有機物の放出制限に従がう。それら
の化合物は強靱なフィルムを形成し、そして効果的な水
蒸気バリヤー及びシーラントである。最終使用のために
は、それらのフィルムは、コンクリートが養生した後に
除去されるべきであり、そして一般的に、その除去は浪
費であり且つやっかいな機械的磨耗、たとえばサンドブ
ラストを必要とする。これは、良好な水バリヤー及びシ
ーラント性質を有し、揮発性有機化合物の放出を制限す
るための基準を包含し、そして必要とされる時間及び労
力の出費を伴わないで除去される、コンクリートのため
の水性被覆組成物のための必要性を創造した。
【0003】本発明は、ASTM C309の水蒸気バ
リヤー必要条件を満たし、商業的使用において養生化合
物よりも一層容易に除去でき、そして揮発性有機化合物
の放出制限を包含する、コンクリートのための改良され
た養生又は被覆組成物に関する。その改良点は、コンク
リート養生化合物として配合されるラテックスへの多糖
類の添加を含んで成る。コンクリートが完全に養生され
る場合、その養生組成物は、水によりそのコンクリート
の表面を満たし、そして研摩することによって除去され
得る。多糖類の存在は、その水性研摩に対してより敏感
に被膜をするのを助ける。好ましい態様においては、そ
の改良点は、ラテックスコンクリート養生組成物への酵
素作用に対して敏感な多糖類の添加を包含する。コンク
リートが養生した後、その養生組成物は、多糖類と反応
性の酵素の水溶液によりコンクリートの表面を満たし、
そして多糖類の酵素による分解を可能にすることによっ
て除去される。多糖類の分解は、通常必要とされるより
も低い機械的摩耗を伴って、除去されるポリマーフィル
ムの結合性を分解する。その多糖類は、養生組成物の合
計固体の約5〜40重量%、好ましくは10〜20重量
%の量でポリマー被覆組成物と共にブレンドされる。
【0004】もう1つの態様において、本発明は、
(a)組成物の合計固体の、95〜60重量%の量で水
分散性疎水性ポリマー及び5〜40重量%の量で多糖類
を含んで成る、コンクリートのためのラテックス養生及
び被覆組成物を調製し;(b)前記組成物をコンクリー
ト上に被覆し;(c)前記コンクリートの養生を可能に
し;(d)水又は好ましくは多糖類と反応性の酵素の水
溶液によりコンクリートを満たし、そして(e)酵素が
多糖類を分解した後、被覆組成物を除去するために機械
的研摩を適用することを含んで成る、コンクリートの養
生のための方法に関する。
【0005】適切な場合、商業的に使用されるコンクリ
ート養生化合物のいづれかに基づいて、本発明に従って
被覆又は養生組成物を調製することが可能であるが、し
かしながら、環境的理由のために揮発性有機溶媒の使用
を避けるために、水性分散体又はラテックスが有機溶媒
におけるポリマーの溶液よりも好ましい。本発明の養生
組成物のための好ましい基礎は、コンクリート養生化合
物のためにASTMC309基準を満たすであろういづ
れかのポリマーのラテックス又は水性分散体である。よ
り好ましいポリマーは、+25°〜100℃、好ましく
は40°〜75℃の範囲のTgを有するアクリルポリマ
ー又はコポリマー、又はスチレンポリマー又はコポリマ
ーである。
【0006】適切なスチレン及びアクリルポリマー及び
コポリマーは、疎水性であり、当業界において十分知ら
れており、そして既知のエマルジョン重合技法により調
製され得る。他方、有用な疎水性ポリマーは、商標、Ha
crylicとしてNational Starch and Chemical Company,
Bridgewater, New Jersey; Rophex としてRohm & Haas,
Philadelphia, Pennsylvania; Pliolite としてGood y
ear, Akron, Ohio; 及びDow SBR としてDow Chemical,
Midland, Michigan から市販されている。
【0007】それらのラテックス又は分散体は典型的に
は室温で非フィルム形成体であり、そしてフィルム形成
においては融合助剤を要する。融合助剤は、良く知られ
ており、そして地理学的位置、季節又は日中の時間に依
存して、広範囲の温度、典型的には+4℃〜+38℃の
温度下で効果的なフィルム形成を提供するために当業界
において使用される。コンクリート養生化合物への使用
のために適切な典型的な融合助剤は、エチレングリコー
ルモノブチルエーテルアセテート、2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート及
びジプロピレングリコールモノブチルエーテルである。
高い疎水性である融合助剤が好ましい。なぜならば、そ
れはポリマー又はエマルジョンの樹脂相中に強く分離さ
れるからである。好ましい融合助剤は疎水性2,2,4
−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノ−イソブ
チレートである。必要とされる融合助剤の正確な量は、
ポリマーのTg及び乾燥条件に依存するであろう。一般
的に、融合助剤は、エマルジョンの約7〜15重量%の
量で存在するであろう。
【0008】ラテックス又は分散体はまた、他の通常使
用される添加剤、たとえば可塑剤、脱泡剤及び殺菌剤を
含むことができ、そしてそれらの剤の使用及び量は当業
者にと良く知られている。適切な可塑剤は、ベンゾエー
ト可塑剤(たとえばBenzoflex 50, Velsicol, Chattano
oga, Tennesseeの製品) 及びジブチルフタレートであ
る。その可塑剤は、エマルジョンの1〜15重量%の量
で存在するであろう。適切な脱泡剤はWitco 3056A (Wit
co Chemical Co., Chicago, Illinoisの製品)である。
脱泡剤は、エマルジョンの0.1〜1重量%の量で存在
する。殺菌剤は通常使用され、そして使用される場合、
エマルジョンの0.01〜0.5重量%の量で存在す
る。適切な殺菌剤は、Rohm & Haas, Philadelphia, Pen
sylvaniaから商標Kathonとして;ICI America, Wilming
ton, Delaware からProxcel として;及びMerck, Rahwa
y, New Jersey からTektemerとして市販されている。そ
れらの組成物は1年間安定しており、又は添加される殺
菌剤の量に依存してさらに長い間安定している。
【0009】本発明によれば、適切なポリマーラテック
ス又は又は分散体が多糖類と共にブレンドされ、ここで
疎水性ポリマー又はコポリマーは養生組成物の合計固体
の約95〜60重量%の量で存在し、そして多糖類は、
養生組成物の合計固体の約5〜40重量%の量で存在す
る。多糖類の添加は、水バリヤー性質の適切な低下及び
除去能力の場合、相当な上昇を引き起こさない。特定の
合計固体含有率は臨界ではないが、フィルム形成のため
に必要とされるラテックス及び固体の粘度による実質的
な理由のために、その合計固体含有率は典型的には10
〜50重量%の範囲である。下記例示される組成物のた
めには、実施可能な及び適切な固体含有率は20〜25
重量%の範囲である。
【0010】ある場合、ポリマー/多糖類フィルムに対
する酵素作用は、疎水性ポリマーの高い水耐性により減
じられる。これを妨げるために、被覆組成物は、多糖類
に対して特異的な酵素の希釈溶液の添加により配合され
得る。下記例においては、添加される酵素の量は、製造
業者のデータシートに基づいて、被覆組成物における多
糖類を100%分解できる過剰量であった。それにもか
かわらず、その過剰量は、C309の水蒸気バリヤー必
要条件を満たす被膜の形成を妨げなかった。理解される
ように、被覆組成物中への低量の酵素の配合はポリマー
の疎水性を妨害するのに十分であり、そして必要とされ
る最少量の決定は当業者の範囲内である。
【0011】疎水性ポリマーとのブレンドのために適切
である多糖類は酵素感受性であり、そしてスターチ、セ
ルロース及びガムを包含する。多糖類は水溶液又は分散
体に創造され、そして適度な撹拌を用いてラテックスと
共にブレンドされる。他方、多糖類はラテックス中に直
接的に分散され又はブレンドされ得る。疎水性ポリマー
開始化合物とのブレンドのための適切なスターチは、い
づれかの源、たとえばコーン、ポテト、スイートポテ
ト、小麦、米、サゴ、タピオカ及びサトウモロコシから
のものであり得る。これらのスターチはエーテル又はエ
ステル誘導体に化学的に変性され得;酵素、酸又は酸化
剤により分解され;たとえばエピクロロヒドリン、オキ
シ塩化リン、ナトリウムトリメタホスフェート又は混合
された無水物により架橋され;ドラム乾燥、噴霧乾燥又
は押出しにより予備ゲル化され;そしてそれらはカチオ
ン、アニオン又は両性であり得る。その例は、適切なス
ターチの選択を示す。
【0012】適切なセルロースは、Dow Chemical, Midl
and, Michigan からのMethocel; 及びAqualon, Wilming
ton, DelawareからのNatrosolである。適切なガムは、
グアー、イナゴマメ、アラビアゴム及びトラガカントゴ
ムである。
【0013】最終ポリマー/多糖類被覆組成物は、いづ
れかの方法、たとえばララシング、噴霧又はローリン
グ、注ぎ及び塗布により新しいコンクリート上に適用さ
れる。組成物は、それがフィルムを形成し、そして+4
℃以上の温度で4時間で乾燥できるように配合され、効
果的な水蒸気バリヤー及びシーラントであり、そして少
なくとも7日間、気候及び摩耗耐性である。
【0014】フィルムは、水によりコンクリートを満た
し、そしてフィルムを研摩することによって除去され得
る。フィルムを除去するための好ましい方法は、適用さ
れる被覆組成物中に導入される多糖類に対して特異的な
酵素の水溶液によりコンクリートを満たすことによって
得られる。特定の多糖類に対して特異的な酵素は当業界
において良く知られており、そしてNovo Nordisk Bioin
dustrials, Danbury,Connecticut のような源から市販
されている。たとえば、α−アミラーゼはスターチにお
けるアミローゼ及びアミロペクチンを加水分解し、そし
てNovoからのBANとして市販されている。ガラク
トマンナム、たとえばグアー又はイナゴマメガムを分解
するヘミセルラーゼは、NovoからのGamanaseとして
市販されている。一般的に、酵素は、被覆組成物に存在
する多糖類を攻撃するのに十分な濃度での溶液に製造さ
れ、そしてこの溶液がコンクリートの表面を満たすため
に使用される。その満たされる溶液に添加される酵素の
正確な量は、使用される特定の酵素、酵素の活性及びそ
の満たされる溶液が使用される温度条件のような要因に
より変化する。この正確な量は、製造業者の指針から及
び特定分野の条件を最大限に利用するための実験的少量
から決定され得る。この決定及び最適化は当業者の範囲
内である。
【0015】
【実施例】 次の例においては、種々の多糖類がセメント被覆及び養
生組成物のために適切なラテックス中にブレンドされ、
そして水バリヤー性質及び除去性の容易性について試験
された。
【0016】試験方法:水バリヤー性質についての試験
を、ASTM C156の必要条件に適合される新鮮な
モルタルサンプルに対してASTM C309に従って
行なった。サンプルが調製された後すぐに、それらを最
っとも1g近くに計量し、そして37.8℃及び32%
の相対湿度で、表面の水の消出まで、養生キャビネット
に置いた。検体を再び計量し、そして次に、その表面を
みがき、被覆組成物を、室温で0.2 dm3/m2 (20
0 ft2/1ガロン)で適用した。検体を計量し、そして
72時間、養生キャビネット中に戻した。検体を再び計
量し、そして揮発物(水)の重量の損失を計算し、そし
てm2 表面当たりのkg損失として報告した。ASTM
C309との同意は、被覆組成物が72時間で、0.5
5kg/m2 以下に水の損失を制限することを要する。
【0017】除去性の容易性についての試験を次のよう
にして行なった。ASTM C156に従って調製され
たモルタル検体の表面を、被覆組成物により被覆し、そ
して37.8℃及び32%の相対湿度で72時間、養生
した。すべての被覆されたフィルムを、4時間前、指触
乾燥状態になった。養生の後、検体を、試験される多糖
類に対して特異的な酵素の希釈溶液により満たした。1
時間の最後で及び破損まで30分間隔で、被膜、を軽い
手動圧力により金属ヘラで削り落した。フィルムは、そ
れがモルタルの表面から容易に持ち上る場合、破損(除
去される)するように思われた。除去性に対する時間
(時)を記録し、そして4時間以内に除去される被膜は
好ましい組成物であるように思えた。
【0018】サンプル及び満たす溶液の組成:種々のサ
ンプルを、次の表に列挙される組成により調製した。多
糖類を次の通りに同定した;(スターチA〜Gは冷水溶
解性である)Aはタピオカデキストリンであり;Bはヒ
ドロキシプロピレートにより誘導体化され、そして酵素
転換されたモチ状トウモロコシであり;Cはアセチル化
され、そして架橋されたモチ状トウモロコシであり;D
はオクテニル無水琥珀酸により誘導体化され、そして架
橋されたモチ状トウモロコシであり;Eは酸転換された
モチ状トウモロコシであり;Fは噴霧乾燥され、そして
凝集された非変性トウモロコシであり;Gはヒドロキシ
プロピレートにより誘導体化され、そして酸転換された
モチ状トウモロコシであり;HはNatrosol 250LVとして
Aqualonから入手されたセルロースであり;IはNation
al Starch and Chemical Company, Bridgewater, New J
ersey から入手できるDycol 4500として知られるグアー
ガムであり;Jは
【0019】Nacrylic 78-6391は、15%融合助剤を配
合された、National Starch & Chemical Company, Brid
gewater, New Jersey から入手できるスチレン/アクリ
ルコポリマーである。Roplexは、7%融合助剤を
配合された、Rohm & Haas, Philadelphia, Pennsylvani
a から入手できるスチレン/アクリルコポリマーであ
る。Pliolite 7103 は、10%融合助剤を配合された、
Good Year, Akron, Ohioから入手できるカルボキシル化
されたスチレン/アクリルコポリマーであり;Nacrylic
78-6408は、12%融合助剤を配合された、National S
tarch and Chemical Companyから入手できるアクリルコ
ポリマーであり;そしてDow 242 は、14%融合助剤を
配合された、Dow Chemical, Midland, Michigan から入
手できるスチレン/ブタジエンコポリマーである。すべ
ての例に使用される融合助剤は、2,2,4−トリメチ
ル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート(Ea
stman Chemicalから Texanolとして入手できる) であっ
た。
【0020】スターチを含む被覆組成物のための酵素充
填溶液は、120 KNU/g(1KNUは1時間でスターチ
5.26gを分解する酵素の量として同定される)の活
性を有する、NovoからのBAN 120L、すなわ
ちα−アミラーゼの5%溶液として調製された。グアー
又はセルロースを含む被覆組成物のための酵素充填溶液
は、1,5000,000VHCU/g(1VHCUはイナゴマ
メガムの粘度を減じる酵素の能力に基づいての標準化さ
れた単位である)の活性を有する、NovoからのGa
manase、すなわちヘミセルラーゼの5%溶液とし
て調製された。活性に対するより完全なデータは、供給
者により得られる。
【0021】例1:Nacrylic 78-6391、すなわちスチレ
ン/アクリルコポリマーを、種々の量の多糖類A、すな
わち誘導体化され、そして転換されたモチ状トウモロコ
シと共に25%の最終固形分までブレンドし、そして試
験方法に記載されるようにして調製された新鮮なモルタ
ル検体上に被覆した。被覆面積は4.9m2 /l(20
0フィート2 /ガロン)であった。検体を、水損失及び
被膜の除去性の容易性について試験した。結果は表1に
示され、そしてそれは、増強された除去性が被覆組成物
への多糖類の添加により得られることを示す。そのデー
タはまた、除去性を得るための最適多糖類含有率が養生
効率においてのいづれの損失に対しても平衡化されるは
ずであることを示す。表1から見出されるように、この
特定の養生組成物のスターチ含有率が20%以上である
場合、その養生効率は低下した。しかしながら、個々の
被覆組成物が、固形分、被覆割合、添加剤の種類及び量
に依存して、及び酵素が被覆組成物に直接的に添加され
るかいなかで、養生効率と除去性の容易性との間のバラ
ンスを最適化するために配合され得ることは当業者によ
り理解されるであろう。一般的に、一定の被覆組成物の
ための最適多糖類含有率は、合計固体の5〜40重量
%、好ましくは10〜20重量%の範囲である。
【0022】
【表1】
【0023】例2:例1の結果に基づいて、種々のラテ
ックスを、種々の多糖類と共に10〜25%固形分の重
量範囲でブレンドし、そして新鮮なモルタル検体上に被
覆した。検体を試験し、そして結果を表2及び3に示
す。例1〜18はNacrylic 78-6391に基づかれた。その
データは、試験された特定のラテックスにより、及び2
0%の多糖類含有率で、種々のスターチ、グアーガム及
びセルロースが、被覆組成物の水蒸気バリヤー性質を実
質的に低めないで、高められた除去性を提供する際、効
果的であることを示す。
【0024】
【表2】 a:3.68m2 /l(150フィート2 /ガロン)で
の被覆面積
【0025】
【表3】 b:4.29m2 /l(175フィート2 /ガロン)で
の被覆面積
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レオン ローゼンバーグ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08807,ブリッジウォーター,ウィンゲ イト ドライブ 775 (72)発明者 ニコラス ジェイ.ラカメラ,ジュニア アメリカ合衆国,ニュージャージー 08876,サマービル,コロニアル ドラ イブ 344

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 +25°〜+100℃の範囲のガラス転
    移温度(Tg)を有するアクリルコポリマー又はスチレ
    ンコポリマーのラテックスを含む、コンクリートのため
    の改良された水性被覆及び養生組成物であって、スター
    チ、セルロース及びガムから成る群から選択された、前
    記組成物の合計固体の約5〜40重量%の量で存在する
    多糖類を含んで成る組成物。
  2. 【請求項2】 コンクリートを被覆し、そして養生し、
    そして続いて、前記被膜を除去するための方法であっ
    て、 (a)組成物の合計固体の、95〜60重量%の量でア
    クリルコポリマー又はスチレンコポリマーラテックス及
    び5〜40重量%の量で多糖類を水に含んで成る被覆組
    成物を調製し; (b)コンクリートの表面上に前記組成物を被覆し、そ
    してフィルムの形成を可能にし; (c)コンクリートの養生を可能にし; (d)コンクリートが養生した後、水によりそのコンク
    リートの表面を満たし、水が前記被覆フィルムを溶解す
    るのに十分な時間待ち;そして (e)前記コンクリート表面から前記被覆フィルムを除
    去する段階を含んで成る方法。
  3. 【請求項3】 前記養生されたコンクリートの表面が、
    前記被覆組成物に使用される多糖類に対して活性的であ
    る酵素の水溶液により満たされ、ここで前記酵素は前記
    被覆組成物における多糖類の分解を引き起こすために有
    効量で存在する請求項2記載の方法。
JP6004044A 1993-01-19 1994-01-19 コンクリート用放散性養生及び被覆組成物 Expired - Fee Related JP2547952B2 (ja)

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