JP2547664Y2 - Crt画面拡大装置 - Google Patents
Crt画面拡大装置Info
- Publication number
- JP2547664Y2 JP2547664Y2 JP1993020536U JP2053693U JP2547664Y2 JP 2547664 Y2 JP2547664 Y2 JP 2547664Y2 JP 1993020536 U JP1993020536 U JP 1993020536U JP 2053693 U JP2053693 U JP 2053693U JP 2547664 Y2 JP2547664 Y2 JP 2547664Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- clamper
- hood
- crt screen
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レーダ表示画面を拡大
して監視するためのCRT画面拡大装置に関する。
して監視するためのCRT画面拡大装置に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶用レーダは、船舶に取り付け、自分
以外の船舶、浮標、海上にある障害物、海岸の地形等を
探知する。それにより、船舶同士の衝突、座礁等の海難
防止、その他自船の位置の決定等に使用され、航海の安
全維持に役立っている。最近の、レーダには、CRT表
示機が使用され、カラー化、輝度の向上が図られてい
る。しかし、CRT画面上に、船内の光(照明)また
は、太陽光が入射し、見にくい画面となる。また、小型
船舶等で一人で操縦する場合は、CRT画面を眺めなが
ら操縦する必要がある。それらを解決するため、CRT
表示機に取り付けるレンズ付のフード、つまり、CRT
画面拡大装置が必要とされている。
以外の船舶、浮標、海上にある障害物、海岸の地形等を
探知する。それにより、船舶同士の衝突、座礁等の海難
防止、その他自船の位置の決定等に使用され、航海の安
全維持に役立っている。最近の、レーダには、CRT表
示機が使用され、カラー化、輝度の向上が図られてい
る。しかし、CRT画面上に、船内の光(照明)また
は、太陽光が入射し、見にくい画面となる。また、小型
船舶等で一人で操縦する場合は、CRT画面を眺めなが
ら操縦する必要がある。それらを解決するため、CRT
表示機に取り付けるレンズ付のフード、つまり、CRT
画面拡大装置が必要とされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のCRT画面拡大
装置では、レンズを固定するため別体のクランパーをフ
ード内側に接着等により取り付けていた。そのため、フ
ード製作の作業性が悪かった。また、樹脂ブロックのク
ランパーであったため、レンズとクランパーの間にガタ
が生じ、振動等で外れたり、ホーカスがずれたりした。
装置では、レンズを固定するため別体のクランパーをフ
ード内側に接着等により取り付けていた。そのため、フ
ード製作の作業性が悪かった。また、樹脂ブロックのク
ランパーであったため、レンズとクランパーの間にガタ
が生じ、振動等で外れたり、ホーカスがずれたりした。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案のCRT画面拡大装置においては、従来のCR
T画面を覆うフードと、該フードの内側に取り付けられ
たクランパーと、該クランパーに固定されたレンズとか
らなる画面拡大装置において下記〜の改良を加え
た。 フードは、樹脂モールド製で形成され、該フードの内
側にCRT画面側の開口面から眺める方向側に向かって
設けられたクランパー取付手段を、二以上有した。 クランパーは、バネ製クランパーとし、CRT画面側
の開口面から前記クランパー取付手段に装着するための
取付溝と、所定の長さを有した胴部と、及び前記レンズ
を固定するためのレンズクランプ部とを有した。 レンズは、前記CRT画面側開口面から前記レンズク
ランプ部に固定され、前記クランパーの胴部の所定の長
さに対応した焦点距離を有するものとした。 レンズを、前記フード全体の深さから前記胴部の所定
の長さとレンズの厚さを引いたCRT画面を眺める方向
からの深さの位置に、固定する構成とした。
に本考案のCRT画面拡大装置においては、従来のCR
T画面を覆うフードと、該フードの内側に取り付けられ
たクランパーと、該クランパーに固定されたレンズとか
らなる画面拡大装置において下記〜の改良を加え
た。 フードは、樹脂モールド製で形成され、該フードの内
側にCRT画面側の開口面から眺める方向側に向かって
設けられたクランパー取付手段を、二以上有した。 クランパーは、バネ製クランパーとし、CRT画面側
の開口面から前記クランパー取付手段に装着するための
取付溝と、所定の長さを有した胴部と、及び前記レンズ
を固定するためのレンズクランプ部とを有した。 レンズは、前記CRT画面側開口面から前記レンズク
ランプ部に固定され、前記クランパーの胴部の所定の長
さに対応した焦点距離を有するものとした。 レンズを、前記フード全体の深さから前記胴部の所定
の長さとレンズの厚さを引いたCRT画面を眺める方向
からの深さの位置に、固定する構成とした。
【0005】
【作用】このように構成されたCRT画面拡大装置によ
れば、レンズをフードにワンタッチで、しかもガタなく
固定できる。また、拡大の倍率の変更は、倍率の違うレ
ンズと、そのレンズの倍率に応じた長さの違うバネ製ク
ランパーを使用することにより可能となる。また、眺め
る方向からの照明等の光線がレンズを経由してCRT画
面に達することがない。
れば、レンズをフードにワンタッチで、しかもガタなく
固定できる。また、拡大の倍率の変更は、倍率の違うレ
ンズと、そのレンズの倍率に応じた長さの違うバネ製ク
ランパーを使用することにより可能となる。また、眺め
る方向からの照明等の光線がレンズを経由してCRT画
面に達することがない。
【0006】
【実施例】次に、本考案について図面を参照して説明す
る。図1は、本考案の一実施例を示す斜視図である。図
2は、本考案の構成要件を拡大した図である。図1を参
照すると、本考案の第1の実施例は、CRT(図示せ
ず)を覆うためのフード1と、フードの内側に設けられ
たクランパー取付手段2と、バネ製クランパーと、バネ
製クランパー3によりフード1の内側に固定されるレン
ズ4とから構成される。
る。図1は、本考案の一実施例を示す斜視図である。図
2は、本考案の構成要件を拡大した図である。図1を参
照すると、本考案の第1の実施例は、CRT(図示せ
ず)を覆うためのフード1と、フードの内側に設けられ
たクランパー取付手段2と、バネ製クランパーと、バネ
製クランパー3によりフード1の内側に固定されるレン
ズ4とから構成される。
【0007】次に、図1および図2を参照して本実施例
の詳細および組立過程を説明する。フード1の側面に
は、フランジ1a、ツメ1bが設けられており、フード
1をCRTに隙間なく装着することができる。クランパ
ー取付手段2は、フードの内側に設けられたガイド2a
と、突起2bとから構成される。このクランパー取付手
段2は、フード1に4か所もうけている。バネ製クラン
パー3は、突起2bにワンタッチに板バネを利用して固
定できるようにした取付溝3aと、ガイド2aにガイド
される所定の長さLを有した胴部3bと、レンズ4を板
バネを利用して固定できるようにしたレンズクランプ部
3cとから構成される。ここで、胴部3bの所定の長さ
Lとは、レンズ4の倍率、および眺める方向からの照明
等の光線がレンズ4を経由してCRT画面に達すること
がない位置に、レンズ4をフード1の内側に固定する深
さにより決定される長さである。
の詳細および組立過程を説明する。フード1の側面に
は、フランジ1a、ツメ1bが設けられており、フード
1をCRTに隙間なく装着することができる。クランパ
ー取付手段2は、フードの内側に設けられたガイド2a
と、突起2bとから構成される。このクランパー取付手
段2は、フード1に4か所もうけている。バネ製クラン
パー3は、突起2bにワンタッチに板バネを利用して固
定できるようにした取付溝3aと、ガイド2aにガイド
される所定の長さLを有した胴部3bと、レンズ4を板
バネを利用して固定できるようにしたレンズクランプ部
3cとから構成される。ここで、胴部3bの所定の長さ
Lとは、レンズ4の倍率、および眺める方向からの照明
等の光線がレンズ4を経由してCRT画面に達すること
がない位置に、レンズ4をフード1の内側に固定する深
さにより決定される長さである。
【0008】本実施例では、フード1の寸法を、開口面
=(160mm×230mm)、深さ=90mmとし
た。胴部3bの長さL=36mmとし、レンズ4の厚さ
を引いた、D=50mmの深さにレンズ4を固定する。
この構造により、眺める方向からの照明等の光線がレン
ズ4を経由してCRT画面に達することがない。そのた
め、CRT画面が見やすくなり、小さな障害物等でも見
逃すことなく発見でき、航海の安全に役立つ。なお、本
実施例では、レンズを用いたが、レンズ以外のフィルタ
等を取り付けてもよい。また、本実施例では、船舶用レ
ーダ用として説明したが、ワープロ、パソコン等の表示
機に使用できることはいうまでもない。
=(160mm×230mm)、深さ=90mmとし
た。胴部3bの長さL=36mmとし、レンズ4の厚さ
を引いた、D=50mmの深さにレンズ4を固定する。
この構造により、眺める方向からの照明等の光線がレン
ズ4を経由してCRT画面に達することがない。そのた
め、CRT画面が見やすくなり、小さな障害物等でも見
逃すことなく発見でき、航海の安全に役立つ。なお、本
実施例では、レンズを用いたが、レンズ以外のフィルタ
等を取り付けてもよい。また、本実施例では、船舶用レ
ーダ用として説明したが、ワープロ、パソコン等の表示
機に使用できることはいうまでもない。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように本考案のCRT画面
拡大装置によれば、クランパーを所定の長さの板バネ製
とした。バネ製クランパーを樹脂モールド製のフードに
設けた突起に挿入することにより、バネ製クランパーを
フードの内側に装着する。さらにバネ製クランパーにレ
ンズを固定する構造とした。そのため、レンズを照明等
の光線が入射しないフードの内側にワンタッチで、しか
もガタなく固定できる。
拡大装置によれば、クランパーを所定の長さの板バネ製
とした。バネ製クランパーを樹脂モールド製のフードに
設けた突起に挿入することにより、バネ製クランパーを
フードの内側に装着する。さらにバネ製クランパーにレ
ンズを固定する構造とした。そのため、レンズを照明等
の光線が入射しないフードの内側にワンタッチで、しか
もガタなく固定できる。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例に用いる、バネ製クランパー、突
起の拡大図である。
起の拡大図である。
1…フード、2…クランパー取付手段、3…バネ製クラ
ンパー、3a…取付溝、3b…胴部、3c…レンズクラ
ンプ部、4…レンズ。
ンパー、3a…取付溝、3b…胴部、3c…レンズクラ
ンプ部、4…レンズ。
Claims (1)
- 【請求項1】CRT画面を覆うフードと、該フードの内
側に取り付けられたクランパーと、該クランパーに固定
されたレンズとからなる画面拡大装置において、 前記フード(1)は、樹脂モールド製で形成され、該フ
ードの内側にCRT画面側の開口面から眺める方向側に
向かって設けられたクランパー取付手段(2)を、二以
上有し、 前記クランパーは、バネ製クランパー(3)であり、C
RT画面側の開口面から前記クランパー取付手段に装着
するための取付溝(3a)と、所定の長さを有した胴部
(3b)と、及び前記レンズを固定するためのレンズク
ランプ部(3c)とを有し、 前記レンズ(4)は、前記CRT画面側開口面から前記
レンズクランプ部に固定され、前記クランパーの胴部の
所定の長さに対応した焦点距離を有し、 前記レンズを、前記フード全体の深さから前記胴部の所
定の長さとレンズの厚さを引いたCRT画面を眺める方
向からの深さの位置に、固定する構成を特徴とした 画面
拡大装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993020536U JP2547664Y2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | Crt画面拡大装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993020536U JP2547664Y2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | Crt画面拡大装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674980U JPH0674980U (ja) | 1994-10-21 |
JP2547664Y2 true JP2547664Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=12029886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993020536U Expired - Lifetime JP2547664Y2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | Crt画面拡大装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547664Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1112577B (it) * | 1979-04-24 | 1986-01-20 | Snia Viscosa | Perfezionamenti a procedimento per la preparazione di corpi formati di cellulosa rigenerata da soluzioni di derivati dalla cellulosa in solventi organici |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP1993020536U patent/JP2547664Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0674980U (ja) | 1994-10-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |