JP2547220B2 - 電気かみそり - Google Patents
電気かみそりInfo
- Publication number
- JP2547220B2 JP2547220B2 JP62240529A JP24052987A JP2547220B2 JP 2547220 B2 JP2547220 B2 JP 2547220B2 JP 62240529 A JP62240529 A JP 62240529A JP 24052987 A JP24052987 A JP 24052987A JP 2547220 B2 JP2547220 B2 JP 2547220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accumulated
- amount
- whiskers
- weight detection
- electric razor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、髭を剃った屑の溜り量を検知し表示するよ
うにした電気かみそりに関する。
うにした電気かみそりに関する。
（従来技術） 従来から、電気かみそりにおいては、通常、剃り落と
された髭屑は、内刃または刃の駆動部の囲りに溜るよう
になっており、使用者は或る程度、使用した時点で感覚
的に髭屑の掃除をするようにしていた。
された髭屑は、内刃または刃の駆動部の囲りに溜るよう
になっており、使用者は或る程度、使用した時点で感覚
的に髭屑の掃除をするようにしていた。
ところが、このような電気かみそりにおいて、外方か
ら見ただけでは、内部にどのくらいの髭屑が溜ってるか
判らない。そのため、髭屑が多く溜った状態で電気かみ
そりを使い続けると、剃り味が低下したり剃りスピード
が遅くなったりして、本来の性能を十分に発揮できなく
なるという問題がある。また、刃の駆動部に大きな負荷
がかかり、電気かみそりのモータや回路の寿命を短くす
る要員ともなっている。また、髭飛散や不衛生であると
いった問題もある。
ら見ただけでは、内部にどのくらいの髭屑が溜ってるか
判らない。そのため、髭屑が多く溜った状態で電気かみ
そりを使い続けると、剃り味が低下したり剃りスピード
が遅くなったりして、本来の性能を十分に発揮できなく
なるという問題がある。また、刃の駆動部に大きな負荷
がかかり、電気かみそりのモータや回路の寿命を短くす
る要員ともなっている。また、髭飛散や不衛生であると
いった問題もある。
そこで、例えば実開昭61−160866号公報に示されるよ
うに、発光素子と受光素子にそれぞれ一端を光接続して
なる２つの光ファイバ間を光が通過可能なように相対向
して、この間に髭屑が溜ると、それを検知し得るように
したものが提案されている。しかしながら、このように
２つの光ファイバを相対向して設ける構成は、製造上、
両者の位置合わせをすることが困難であるとともに、電
気かみそりを傾けたり、移動した場合に、両者間に溜っ
た髭屑がずれて検知できなくなることが多く、したがっ
て髭屑の量を正確に検知できないといった問題を有す
る。
うに、発光素子と受光素子にそれぞれ一端を光接続して
なる２つの光ファイバ間を光が通過可能なように相対向
して、この間に髭屑が溜ると、それを検知し得るように
したものが提案されている。しかしながら、このように
２つの光ファイバを相対向して設ける構成は、製造上、
両者の位置合わせをすることが困難であるとともに、電
気かみそりを傾けたり、移動した場合に、両者間に溜っ
た髭屑がずれて検知できなくなることが多く、したがっ
て髭屑の量を正確に検知できないといった問題を有す
る。
（発明の目的） 本発明は、上記従来の問題を解消するもので、製造が
容易で、しかも電気かみそりを傾けたりしても確実かつ
正確に髭屑の溜り具合を検知し、表示することができる
電気かみそりを提供することを目的とする。
容易で、しかも電気かみそりを傾けたりしても確実かつ
正確に髭屑の溜り具合を検知し、表示することができる
電気かみそりを提供することを目的とする。
（発明の構成） 本発明は、内刃の下方の髭溜り面にシート状の重量検
知センサを設置するとともに、このセンサの出力信号に
基いて髭屑の溜り量を表示する表示手段を備えた電気か
みそりである。
知センサを設置するとともに、このセンサの出力信号に
基いて髭屑の溜り量を表示する表示手段を備えた電気か
みそりである。
この構成により、髭溜り面に溜った髭屑は重量検知セ
ンサにより検知され、髭屑の溜り量に応じて、それが表
示される。
ンサにより検知され、髭屑の溜り量に応じて、それが表
示される。
（実施例） 第１図は本発明の一実施例による電気かみそりの電気
回路構成を、第２図は同電気かみそりの外観を示す。
回路構成を、第２図は同電気かみそりの外観を示す。
まず、第１図により電気回路構成を説明する。１はDC
入力に接続された複数個（ここでは２個）のひずみゲー
ジに相当する重量検知センサS1,S2とバッファアンプＡ
などからなるセンサ回路、２は比較回路で、複数（ここ
では４個）の基準値を設定する抵抗R2〜R6と比較器とし
てのオペアンプA1〜A4などからなり、上記センサ回路１
の出力と基準値とを比較する。３は上記比較回路２の出
力により駆動される複数の発光ダイオードLED1〜LED4
（表示手段）でなる表示回路である。なお、ZDはツェナ
ーダイオード、R0,R1,R7〜R10は抵抗である。
入力に接続された複数個（ここでは２個）のひずみゲー
ジに相当する重量検知センサS1,S2とバッファアンプＡ
などからなるセンサ回路、２は比較回路で、複数（ここ
では４個）の基準値を設定する抵抗R2〜R6と比較器とし
てのオペアンプA1〜A4などからなり、上記センサ回路１
の出力と基準値とを比較する。３は上記比較回路２の出
力により駆動される複数の発光ダイオードLED1〜LED4
（表示手段）でなる表示回路である。なお、ZDはツェナ
ーダイオード、R0,R1,R7〜R10は抵抗である。
次に第２図により電気かみそりの構成を説明すると、
11は上記回路構成や刃駆動用のモータなどを内蔵した本
体で、この本体11の上部に外刃12が装着され、外刃12に
対向してその内側に内刃13を有する。この内刃13は本体
１内のモータ（図示せず）により往復動駆動される駆動
杆14に連結されている。15はトリマー刃、16はON,OFFス
イッチである。そして、上記２個の重量検知センサS1,S
2は、内刃13の下方の髭溜り面17の水平面上（本体11を
外刃12が上方に位置する状態にしたとき）で、駆動杆14
の左右両側部に設置している。また、発光ダイオードLE
D1〜LED4は本体11の前面開口に臨ませている。
11は上記回路構成や刃駆動用のモータなどを内蔵した本
体で、この本体11の上部に外刃12が装着され、外刃12に
対向してその内側に内刃13を有する。この内刃13は本体
１内のモータ（図示せず）により往復動駆動される駆動
杆14に連結されている。15はトリマー刃、16はON,OFFス
イッチである。そして、上記２個の重量検知センサS1,S
2は、内刃13の下方の髭溜り面17の水平面上（本体11を
外刃12が上方に位置する状態にしたとき）で、駆動杆14
の左右両側部に設置している。また、発光ダイオードLE
D1〜LED4は本体11の前面開口に臨ませている。
上記構成の作用を第３図に示す動作のタイムチャート
とともに説明すると、髭屑の溜り量が少なく、重量検知
センサS1,S2に重量がかっていないときは、バッファア
ンプＡの出力電圧VAが高く、各オペアンプA1〜A4とも出
力はＬ（ロー）であり、いずれの発光ダイオードLED1〜
LED4とも点灯しない。その後、髭屑の溜り量が増えてく
ると、重量検知センサS1,S2に重量がかかってきて、バ
ッファアンプＡの出力電圧VAは、第３図（ｂ）に示すよ
うに低下してくる。そのため、まず、最初にオペアンプ
A1の出力がＨ（ハイ）となり、第３図（ｃ）に示すよう
に、発光ダイオードLED1が点灯する。さらに、髭屑の溜
り量が増加するにしたがって、順次、オペアンプA2,A3,
A4の出力もＨとなり、第３図（ｄ）（ｅ）（ｆ）に示す
ように発光ダイオードLED2,LED3,LED4が順次、点灯す
る。
とともに説明すると、髭屑の溜り量が少なく、重量検知
センサS1,S2に重量がかっていないときは、バッファア
ンプＡの出力電圧VAが高く、各オペアンプA1〜A4とも出
力はＬ（ロー）であり、いずれの発光ダイオードLED1〜
LED4とも点灯しない。その後、髭屑の溜り量が増えてく
ると、重量検知センサS1,S2に重量がかかってきて、バ
ッファアンプＡの出力電圧VAは、第３図（ｂ）に示すよ
うに低下してくる。そのため、まず、最初にオペアンプ
A1の出力がＨ（ハイ）となり、第３図（ｃ）に示すよう
に、発光ダイオードLED1が点灯する。さらに、髭屑の溜
り量が増加するにしたがって、順次、オペアンプA2,A3,
A4の出力もＨとなり、第３図（ｄ）（ｅ）（ｆ）に示す
ように発光ダイオードLED2,LED3,LED4が順次、点灯す
る。
以上でもって、髭屑の溜り量をリニア（比例的）に使
用者に表示することができる。また、重量検知センサS
1,S2としてシート状のものを用いているので、どの部分
に髭屑が溜っても、正確にその量を検知することができ
る。
用者に表示することができる。また、重量検知センサS
1,S2としてシート状のものを用いているので、どの部分
に髭屑が溜っても、正確にその量を検知することができ
る。
なお、電圧Ｖの上限値、下限値は、抵抗R1の抵抗値に
より、また、発光ダイオードLED1〜LED4の点灯する電圧
は抵抗R2〜R6の抵抗値により決定されるようになってい
る。
より、また、発光ダイオードLED1〜LED4の点灯する電圧
は抵抗R2〜R6の抵抗値により決定されるようになってい
る。
また、本実施例のように、重量検知センサ（S1,S2）
を複数個用いておけば、本体11を傾けて使用したような
場合であっても、常に確実に髭屑の溜り量を検知し、表
示することができる。
を複数個用いておけば、本体11を傾けて使用したような
場合であっても、常に確実に髭屑の溜り量を検知し、表
示することができる。
（発明の効果） 以上のように本発明によれば、髭溜り面に重量検知セ
ンサを設け、この検出信号でもって髭屑の溜り量を検出
し表示するようにしているので、使用者による髭屑の掃
除の時期を一定とすることか可能で、もって髭屑の溜り
過ぎによる刃の寿命の低下、剃り味の悪さなどを防止す
ることができる。しかも、シート状の重量検知センサを
用いているので、従来の２つの光ファイバを相対向して
設けた構成に比し、どの部分に髭屑が溜っても正確に髭
屑の量を検出することができ、また製造が容易となる効
果がある。
ンサを設け、この検出信号でもって髭屑の溜り量を検出
し表示するようにしているので、使用者による髭屑の掃
除の時期を一定とすることか可能で、もって髭屑の溜り
過ぎによる刃の寿命の低下、剃り味の悪さなどを防止す
ることができる。しかも、シート状の重量検知センサを
用いているので、従来の２つの光ファイバを相対向して
設けた構成に比し、どの部分に髭屑が溜っても正確に髭
屑の量を検出することができ、また製造が容易となる効
果がある。
第１図は本発明の一実施例による電気かみそりの電気回
路図、第２図は同電気かみそりの外観図、第３図は同電
気かみそりの動作を説明するためのタイムチャートであ
る。 １……センサ回路、２……比較回路、３……表示回路、
S1,S2……重量検知センサ、LED1〜LED2……発光ダイオ
ード（表示手段）、13……内刃、17……髭溜り面。
路図、第２図は同電気かみそりの外観図、第３図は同電
気かみそりの動作を説明するためのタイムチャートであ
る。 １……センサ回路、２……比較回路、３……表示回路、
S1,S2……重量検知センサ、LED1〜LED2……発光ダイオ
ード（表示手段）、13……内刃、17……髭溜り面。
Claims (3)
- 【請求項１】内刃の下方の髭溜り面にシート状の重量検
知センサを設置するとともに、このセンサの出力信号に
基いて髭屑の溜り量を表示する表示手段を備えたことを
特徴とする電気かみそり。 - 【請求項２】表示手段として、髭屑の溜り量を同量に応
じて比例的に表示し得るように配置した発光素子を用い
たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電気か
みそり。 - 【請求項３】複数個の重量検知センサを髭溜り面の水平
面上に設置したことを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の電気かみそり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62240529A JP2547220B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62240529A JP2547220B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 電気かみそり |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6483290A JPS6483290A (en) | 1989-03-29 |
| JP2547220B2 true JP2547220B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17060883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62240529A Expired - Lifetime JP2547220B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 電気かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547220B2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP62240529A patent/JP2547220B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6483290A (en) | 1989-03-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070808 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808 Year of fee payment: 12 |