JP2547058Y2 - 車両の連結器 - Google Patents
車両の連結器Info
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- JP2547058Y2 JP2547058Y2 JP1991049451U JP4945191U JP2547058Y2 JP 2547058 Y2 JP2547058 Y2 JP 2547058Y2 JP 1991049451 U JP1991049451 U JP 1991049451U JP 4945191 U JP4945191 U JP 4945191U JP 2547058 Y2 JP2547058 Y2 JP 2547058Y2
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- Japan
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- coupler
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- arms
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として新幹線或いは
在来線の車両工場、車両基地において、種類が異なる車
両を短距離牽引するために、車両牽引車に取付けて使用
する車両連結器に関する。
在来線の車両工場、車両基地において、種類が異なる車
両を短距離牽引するために、車両牽引車に取付けて使用
する車両連結器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の連結器としては、連結す
べき相手側車両の連結器と適合する同形式の連結器を備
えるを一般としていたが、新幹線の車両と在来線の車両
とは連結器の高さ位置、即ちレール面上からの中心高さ
は新幹線1m、在来線88cmであり、従来のように単一
形式の連結器を備えるものでは、上記新幹線と在来線の
車両に対し共用とすることは不可能である。
べき相手側車両の連結器と適合する同形式の連結器を備
えるを一般としていたが、新幹線の車両と在来線の車両
とは連結器の高さ位置、即ちレール面上からの中心高さ
は新幹線1m、在来線88cmであり、従来のように単一
形式の連結器を備えるものでは、上記新幹線と在来線の
車両に対し共用とすることは不可能である。
【0003】そこで、この2種の車両を牽引できるよう
に高さが異なる2種の連結器を併設したものも考案され
ており(実公昭46−20974号公報)、この併設し
たものは、車両の前後方向と平行の2本のアームを上下
に設け、各アームの先端に形式の違う連結片を設けてな
るもので、各アームは、共に前後方向を向き、左右方向
には回動しない構成となっている。
に高さが異なる2種の連結器を併設したものも考案され
ており(実公昭46−20974号公報)、この併設し
たものは、車両の前後方向と平行の2本のアームを上下
に設け、各アームの先端に形式の違う連結片を設けてな
るもので、各アームは、共に前後方向を向き、左右方向
には回動しない構成となっている。
【0004】しかし、この構成によれば、下方の連結器
が上方の連結器に隠れしまうため、下方の連結器を使用
するとき、牽引車の運転席からその連結状態が視認し難
いという不都合がある。
が上方の連結器に隠れしまうため、下方の連結器を使用
するとき、牽引車の運転席からその連結状態が視認し難
いという不都合がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、連結器の高
さ又は種類が異る車両にも連結でき、低位置の連結器を
連結したときも、連結状態を容易に視認できる構造の連
結器を得ることを課題とする。
さ又は種類が異る車両にも連結でき、低位置の連結器を
連結したときも、連結状態を容易に視認できる構造の連
結器を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来技術に
鑑み、高さの相違する2種の連結器に共用し得る車両牽
引車の連結器を得ることを目的とし、車体に対する取付
用の垂直軸筒から上下に所定量の高さ位置を変え、かつ
横方向にV字形に開いた2本のアームを一体に突設し、
各アームの先端に形式の異なる連結片を設けたことを特
徴とする。
鑑み、高さの相違する2種の連結器に共用し得る車両牽
引車の連結器を得ることを目的とし、車体に対する取付
用の垂直軸筒から上下に所定量の高さ位置を変え、かつ
横方向にV字形に開いた2本のアームを一体に突設し、
各アームの先端に形式の異なる連結片を設けたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】本考案による連結器は、垂直軸筒により車両牽
引車に対し回動自在に取付けて使用し、例えば高位の連
結片を使用することにより新幹線の車両に連結すること
ができ、アームを回動させて低位の連結片を使用すれば
在来線の車両と連結し得られ、従って高低位の2種の連
結器に対し適確に共用することができ、かつ連結状態を
視認することができる。
引車に対し回動自在に取付けて使用し、例えば高位の連
結片を使用することにより新幹線の車両に連結すること
ができ、アームを回動させて低位の連結片を使用すれば
在来線の車両と連結し得られ、従って高低位の2種の連
結器に対し適確に共用することができ、かつ連結状態を
視認することができる。
【0008】
【実施例】本考案連結器の実施例を図1、2、3によっ
て説明する。
て説明する。
【0009】図において1は適宜長さの垂直軸筒で、該
垂直軸筒1から2本のアーム2、3を横方向に略60度
の角度でV字形に開いて突設し、かつ両アーム2、3は
軸筒1からの突設位置に高低差を設け、その高低差を、
新幹線の車両と在来線の車両における夫々の連結器のレ
ール面上から中心位置までの差とした。垂直軸筒1は、
図外の牽引車両に設けた垂直軸に回動自在に嵌合され
る。
垂直軸筒1から2本のアーム2、3を横方向に略60度
の角度でV字形に開いて突設し、かつ両アーム2、3は
軸筒1からの突設位置に高低差を設け、その高低差を、
新幹線の車両と在来線の車両における夫々の連結器のレ
ール面上から中心位置までの差とした。垂直軸筒1は、
図外の牽引車両に設けた垂直軸に回動自在に嵌合され
る。
【0010】高位のアーム2の先端には、新幹線車両の
連結器に適合する形式の連結片4を設け、低位のアーム
3の先端には、在来線車両の連結器に適合する形式の連
結片5を設け、各連結片4、5には夫々相手側連結器と
の連結係合部6、7が形成される。
連結器に適合する形式の連結片4を設け、低位のアーム
3の先端には、在来線車両の連結器に適合する形式の連
結片5を設け、各連結片4、5には夫々相手側連結器と
の連結係合部6、7が形成される。
【0011】従って、上記の2個の連結片4、5の中心
間の高低差は、新幹線車両の連結器と在来線車両の連結
器のレール面上から中心までの高さの差と同等となる。
間の高低差は、新幹線車両の連結器と在来線車両の連結
器のレール面上から中心までの高さの差と同等となる。
【0012】なお、連結片4、5は、図示の形式に限る
ものではなく相手方車両の連結器に対応させて、例えば
図2で鎖線3′で示すような柴田式連結片とする等、そ
の形態及び高さは任意のものを採用し得る。
ものではなく相手方車両の連結器に対応させて、例えば
図2で鎖線3′で示すような柴田式連結片とする等、そ
の形態及び高さは任意のものを採用し得る。
【0013】図示例において2本のアーム2、3は垂直
軸筒1と一体に溶着した3枚の板片8、9、10で構成
し、中間板9は両アーム2、3に共通とし、板8、9間
と9、10間を夫々補強板11、12で連結補強したも
のを示す。
軸筒1と一体に溶着した3枚の板片8、9、10で構成
し、中間板9は両アーム2、3に共通とし、板8、9間
と9、10間を夫々補強板11、12で連結補強したも
のを示す。
【0014】なお、連結片4は基板13でアーム2に固
着し、該基板13は使用に際して相手方連結器への差し
込み深さを制限し、またアーム3にはその上下に各突部
14を設けて相手方連結器に対する差し込み量を制限し
た。
着し、該基板13は使用に際して相手方連結器への差し
込み深さを制限し、またアーム3にはその上下に各突部
14を設けて相手方連結器に対する差し込み量を制限し
た。
【0015】以上のように構成した連結器は、垂直軸筒
1によって牽引用車体に対し回動自在に取付けて使用
し、新幹線又は在来線の車両に対して随時二又状に設け
た一方の連結片を相手方車両の連結器に連結して使用す
る。
1によって牽引用車体に対し回動自在に取付けて使用
し、新幹線又は在来線の車両に対して随時二又状に設け
た一方の連結片を相手方車両の連結器に連結して使用す
る。
【0016】
【考案の効果】本考案によるときは、高さを相違して適
宜角度で横方向にV字形に開いた2個のアーム先端に夫
々連結片を設けて連結器としたので、新幹線と在来線と
の関係のように連結器の種類が異なったり、レール面上
から連結器の中心までの高さを異にする車両、或いは高
さの差が殆どない車両に共用して連結使用でき、かつ各
連結片の連結状態を牽引車の運転席から明確に視認でき
るから、車両工場、車両 基地等で使用する牽引車に取付
けて便利に使用できる効果を有する。
宜角度で横方向にV字形に開いた2個のアーム先端に夫
々連結片を設けて連結器としたので、新幹線と在来線と
の関係のように連結器の種類が異なったり、レール面上
から連結器の中心までの高さを異にする車両、或いは高
さの差が殆どない車両に共用して連結使用でき、かつ各
連結片の連結状態を牽引車の運転席から明確に視認でき
るから、車両工場、車両 基地等で使用する牽引車に取付
けて便利に使用できる効果を有する。
【図1】 本考案連結器の実施例を示す斜視図
【図2】 図1の平面図
【図3】 一部を截除した図1の平面図
1 垂直軸筒 2、3 アーム 4、
5 連結片
5 連結片
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に対する取付用の垂直軸筒から上下
に所定量の高さ位置を変え、かつ横方向にV字形に開い
た2本のアームを一体に突設し、各アームの先端に形式
の異なる連結片を設けたことを特徴とする、車両牽引車
の連結器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991049451U JP2547058Y2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 車両の連結器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991049451U JP2547058Y2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 車両の連結器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051648U JPH051648U (ja) | 1993-01-14 |
JP2547058Y2 true JP2547058Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=12831509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991049451U Expired - Fee Related JP2547058Y2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 車両の連結器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547058Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101888626B1 (ko) | 2016-12-14 | 2018-08-16 | 한국철도기술연구원 | 대륙철도차량용 연결기 구조 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101630708B1 (ko) * | 2014-11-28 | 2016-06-16 | 한국철도기술연구원 | 대륙철도차량용 연결기 구조 |
KR101647824B1 (ko) * | 2014-11-28 | 2016-08-12 | 한국철도기술연구원 | 대륙철도차량용 연결기 구조 |
KR101647822B1 (ko) * | 2014-11-28 | 2016-08-12 | 한국철도기술연구원 | 대륙철도차량용 연결기 구조 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP1991049451U patent/JP2547058Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101888626B1 (ko) | 2016-12-14 | 2018-08-16 | 한국철도기술연구원 | 대륙철도차량용 연결기 구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH051648U (ja) | 1993-01-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950530 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |