JP2546992Y2 - ロールブラインドのウェイトバー - Google Patents

ロールブラインドのウェイトバー

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JP2546992Y2
JP2546992Y2 JP1991050135U JP5013591U JP2546992Y2 JP 2546992 Y2 JP2546992 Y2 JP 2546992Y2 JP 1991050135 U JP1991050135 U JP 1991050135U JP 5013591 U JP5013591 U JP 5013591U JP 2546992 Y2 JP2546992 Y2 JP 2546992Y2
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JP
Japan
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weight bar
screen
opening
plate
partition plate
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Application number
JP1991050135U
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JPH053586U (ja
Inventor
宣博 椎名
Original Assignee
トーソー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスクリーンの共布を巻き
付けたロールブラインドのウェイトバーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ロールブラインドのウェイトバーの周囲
をスクリーンと共布で巻くと、スクリーンを降下したと
きの外観がすっきりする。スクリーンは別体の共布では
なくスクリーンの下端部を直接巻き付けることができる
ウェイトバーは、意匠公報第561686号によって公
知である。その公知のウェイトバーは、上下に開口を有
するダ円形断面の型枠材であり、中央には上下を斜めに
仕切る仕切板が、上下の開口の片側にはその仕切板に平
行な爪がそれぞれ一体に設けられる。スクリーンはその
下端部に取付板を接着し、その取付板をウェイトバー内
部の仕切板と上の爪の間に挿入し、取付板から先のスク
リーン下端部を上の開口の爪側から外側へ出してウェイ
トバーの外周に巻きつけ、その先端を上の開口の爪の反
対側から再びウェイトバーの内部へ入れる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ウェイトバーをつり下
げたとき、断面において、スクリーンがウェイトバーか
ら離れる点とウェイトバーの重心は同一垂直線上に位置
する。公知のウェイトバーは、取付板をはめると、重心
は上下の中心よりも高い位置になり、スクリーンがウェ
イトバーを離れる点は上開口の片側になる。したがっ
て、ウェイトバーは断面において下側が片方へ持上がっ
た斜めの姿勢になり、見てくれが悪いという問題があっ
た。
【0004】本考案はこの問題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、スクリーンの
下端部に取付板を接着し、その取付板をウェイトバーの
内部にはめ込み、取付板から先のスクリーンをウェイト
バーの上の開口の片側から外へ出してウェイトバーを巻
きつけた反対側から再び内側に入れる共布巻きウェイト
バーにおいて、つり下げる前後においてウェイトバーの
断面における姿勢がほとんど代らないものを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案が採用する手段は、上室内面が狭い側を形成
する前後半筒体の一方の開口に寄った位置から仕切板と
平行な爪板を前後中心線まで延長し、スクリーンの下端
部に前後幅が仕切板の幅よりも少し細い取付板を取付
け、そのスクリーン下端部を取付けた取付板を爪板と仕
切板の間にスクリーン下端部が下側になるように挿入
し、スクリーン下端部を上室の開口から引出してウィト
バーに化粧用布として巻き付け、同じ開口の反対側から
再び上室に入れたことにある。
【0006】
【作用】ウェイトバーに取付板を挿入する前は、爪板が
ウェイトバーの前後中心線の片側にのみ位置するため、
ウェイトバーの重心は爪板側にあるが、仕切板より細幅
の取付板を仕切板と爪板の間に挿入すると、仕切板の傾
斜により取付板は爪板の反対側に寄って爪板とバランス
するので、ウェイトバーの重心は前後中心線上の爪板先
端よりも下側に位置する。ウェイトバーをスクリーンに
つり下げると、スクリーンは爪板の先端から垂直に上昇
するが、爪板の先端はウェイトバーの前後中心線上にあ
り、開口も同じく前後中心線上にあるから、スクリーン
は開口の前後両縁に接して折れ曲がることはない。スク
リーンにはウェイトバーの重力に等しい張力が生じ、そ
の張力は爪板先端に上向きに作用する。こにょうに、ウ
ェイトバーに作用する張力と重力は共に前後中心線上に
あり、重心は張力の作用点よりも下方に位置するから、
ウェイトバーの姿勢は安定する。
【0007】スクリーンは開口の前後幅の中心線上にあ
るから、スクリーン前後の開口の隙間は同一である。し
たがって、取付板に添着してスクリーン下端部を開口の
片側から引出して反対側から再び入れる作業を容易にす
るために開口の前後幅を広目にしてもスクリーンの表面
又は裏面において生ずる隙間が広くなって見苦しくなる
おそれはない。
【0008】
【実施例】本考案のウェイトバーを図面に示す実施例に
基づいて説明する。図1に示すように、ウェイトバー10
は上下に開口11、12を有する中空円筒状の型材からな
り、その型材は前後の半円筒部13、14とそれらを連結し
て内部を上室15と下室16に仕切る仕切板17を備える。仕
切板17は上下の開口11、12方向に対して斜交し、上室15
を下室16よりも大きく分割する。上室15を囲む半円筒部
の一方13は広く他方14は狭い。その狭い半円筒部14の開
口11に近い位置から爪板18を仕切板17と平行に上下開口
11、12の中心線まで延長する。
【0009】取付板21の片面に両面接着テープ22をは
り、スクリーン20の下端部に取付板21を接着する。その
取付板21をウェイトバー10の端面から仕切板17と爪板18
の間に挿入する。このとき、取付板21から先のスウリー
ン下端部20aは上の開口11の爪板18とは反対側から外へ
出してウェイトバー10の両半円筒部13、14の外周面に巻
きつけ ついで、同じ開口11の爪板18側から上室15内へ
入れる。
【0010】取付板21を挿入する前のウェイトバー10の
重心は、爪板18のために前後中心線CLよりも爪板側に
寄った位置にあるが、取付板21を挿入すると、仕切板17
より細幅の取付板21は仕切板17の傾斜によって爪板18の
反対側に寄るから、ウェイトバー10の前後はバランス
し、重心Gは前後中心線CL上の爪板18の先端よりも下
方の位置にくる。ウェイトバー10をつり下げたスクリー
ン20にはウェイトバー10の重力に相応する張力が生ず
る。スクリーン20は爪板18の先端から折れて垂直に上昇
して開口11を通過する。爪板18の先端と開口11は共にウ
ィトバー10の前後中心線上にあるから、スクリーン20は
開口11の前後両縁には接触せずに、開口11の前後中心線
上を通る。したがって、スクリーン張力の作用点Pは爪
板18の先端である。このように、PとGは同一垂直線に
あり、かつ上向きの張力の作用点よりも下向きの重力が
作用する重心が下方に位置するから、ウェイトバー10の
姿勢は安定する。
【0011】図2に示すように、スクリーン20は常にウ
ェイトバー10の前後中心線すなわち開口11の前後幅の中
央を通るから、開口11のスクリーン表裏における隙間は
均等である。したがって、スクリーン下端部19を開口11
の片側から出してウェイトバー10の外周に巻付け、開口
11の反対側から再び内部へ入れる作業を容易にするた
め、開口11の前後幅を広目にしても、表裏いずれかの隙
間が大きくなって見苦しくなるおそれはない。
【0012】したがって、図3に示すように、スクリー
ン下端部19を開口11の爪板19側から外へ引出してウィエ
トバー10に巻きつけ、反対側から開口11の内部へ再び入
れると、スクリーン20は開口11の片縁に沿って折れるか
ら、開口の反対側の隙間が著しく大きくなり、見てくれ
が悪くなる。
【0013】
【考案の効果】上記のとおり、本考案のウェイトバーは
化粧用布がスクリーンと共布であるが、スクリーン下端
部がそのまま化粧用布となるから、スクリーン切断の手
間が省略可能である。本考案のウェイトバーはスクリー
ンが常に開口前後幅の中心を通るから、従来のスクリー
ンが常に開口の前後縁の一方に接するものと比べると、
開口前後幅が広くても見てくれが悪くならないという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の一実施例のウェイトバーの横断面図
【図2】は図1のウェイトバーを備えたロールブライン
ドの要部を示す斜視図
【図3】は図1のウェイトバーにスクリーンを逆にはめ
た状態を示す参考図
【符号の説明】
10:ウィエイトバー 11:開口(上) 12:開口(下) 13:半筒体(前) 14:半筒体(後) 15:上室 16:下室 17:仕切板 18:爪板 19:スクリーン下端部 20:スクリーン 21:取付板 22:両面テープ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後の半筒体(13、14)によって前後中心
    線(CL)上に上下の開口(11、12)を形成し、の中
    心線に斜交する仕切板(17)によって前後半筒体(13、
    14)を連結して内部に上室(15)とそれより少し小さい
    下室(16)を設けた型枠材からなるウェイトバー(10)
    において、前記上室(15)の前後内面の狭い側を形成す
    る半筒体(14)の開口(11)に寄ったところから仕切板
    (17)に平行な爪板(18)を前後中心線(CL)まで延
    長し、スクリーン(20)の下端部に添着した仕切板(1
    7)より前後幅が狭い取付板(21)を、添着したスクリ
    ーン(20)の下端側が下になるように、仕切板(17)と
    爪板(18)の間に挿入し、取付板(21)から延長するス
    クリーン下端部(19)を開口(11)から外へ引出してウ
    ェイトバー(10)に巻きつけ、同じ開口(11)の爪板
    (18)のある側から再び上室(15)内に入れたことを特
    徴としてなるロールブラインドのウェイトバー。
JP1991050135U 1991-06-29 1991-06-29 ロールブラインドのウェイトバー Expired - Lifetime JP2546992Y2 (ja)

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JPH053586U JPH053586U (ja) 1993-01-19
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