JP2546972Y2 - ベルトコンベアー - Google Patents

ベルトコンベアー

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JP2546972Y2
JP2546972Y2 JP1993075583U JP7558393U JP2546972Y2 JP 2546972 Y2 JP2546972 Y2 JP 2546972Y2 JP 1993075583 U JP1993075583 U JP 1993075583U JP 7558393 U JP7558393 U JP 7558393U JP 2546972 Y2 JP2546972 Y2 JP 2546972Y2
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belt
conveyor
roller
belt conveyor
frame
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JP1993075583U
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Inventor
篤 沼崎
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篤 沼崎
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は搬送物を搬送するベルト
コンベアーの本体をなすフレームの一部が屈折可能な構
造を有する事によって、ベルトコンベアー全長を2段階
以上に伸縮させて使用できるベルトコンベアーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のベルトコンベアーは、図7に示
す、フレーム17に取り付けられた駆動ローラー18、
従動ローラー19により主として構成され、駆動ローラ
ー18の回転によってコンベアーベルト20を循環さ
せ、運搬物21を搬送する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のベルトコンベア
ーは、一定の長さに製作されたフレームに固定された構
造となっており、その長さによってベルトコンベアー全
長が決められている為、その長さ以上、又は以下のベル
トコンベアーが必要な場合、改良を施すか、新たなるベ
ルトコンベアーを入手する事になり、経済的、人為的負
担を招きやすいという問題点を有していた。
【0004】また、ベルトコンベアーはスペースを占領
しがちであり、特に屋内において使用時以外は邪魔な存
在となり、他の作業能率や居住性の悪化を招きやすいと
いう問題点を有していた。
【0005】本考案は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、ベルトコンベアーの全長を簡単な操作によって2
段階以上に伸縮できると共に、非使用時の省スペース化
を図る事のできるベルトコンベアーを提供しようという
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本考案のベルトコンベアーは、前後方向に2つ以上に分
離され、直線状に並んで位置するフレーム(5、6)を
有する構造において、滑節点で前後方向につながられた
3つのフレーム(2、3、4)を上記フレーム(5、
6)の分離部分に装着し、コの字状に屈折した状態と直
線状伸長した状態に可変できるリンク機構をもたせたフ
レームとして使用する事を特徴とするものである。
【0007】また、上記のベルトコンベアーは、コンベ
アーベルト(1)の循環時にコンベアーベルト(1)と
駆動ローラー(8)とのすべりを減少させる為に、駆動
ローラー(8)の表面にコンベアーベルト(1)を間に
挟んで押しあてながら回転駆動をするピンチローラーA
(10)を設ける事が好ましい。
【0008】さらに、コンベアーベルト(1)と駆動ロ
ーラー(8)とのすべりを減少させると共に、ベルトコ
ンベアー上部の運搬物搬送部分のコンベアーベルト
(1)のたるみを防止する為、従動ローラー(9)の表
面にコンベアーベルト(1)を間に挾んで押しあてなが
ら従動回転をするピンチローラーB(11)を設ける事
が好ましい。
【0009】
【作用】ベルトコンベアーのフレームの一部を構成す
る、リンク機構をもたせたフレーム(2、3、4)をコ
の字状に屈折させた状態、または直線状に伸長させた状
態に操作する事によって、ベルトコンベアー全長を2段
階以上の長さに伸縮させる。
【0010】そして、運搬物の搬送作業に応じた長さに
ベルトコンベアーを伸縮させて使用する。また、非使用
時においては、最小の長さに縮小させた状態にして、省
スペース化を図る。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1〜図4に一例を示されたベルトコンベアーにおいて、
両端部を滑節点とするフレーム2a、3aは、それぞれ
の端部にフレーム4aをつなぎ、屈折、伸長可能なリン
ク機構をもたせ、フレーム2a、3a反対側の端部をフ
レーム5とフレーム6につないだ構造となっており、リ
ンク機構をもたせたフレーム2a、3a、4aは図1、
図3のようにコの字状に屈折した状態からフレーム4a
を上方へ、フレーム6を前方へ動かす操作によって図
2、図4の様に伸長した状態にできるものであり、その
逆の操作も可能である。
【0012】そして、この操作によってベルトコンベア
ー全長を、長短2つの長さに可変できる。尚、フレーム
2a、3a、4aの屈折、伸長時には、図示しないロッ
ク機構により、その状態を保つ構造とする。
【0013】また、フレーム2a、3a、4aを屈祈、
伸長させる操作をやりやすくする為に、フレーム5、6
には脚15、車輪16をそれぞれ装着する事が好まし
い。
【0014】次に、フレーム内部において説明すると、
フレーム5には、回転駆動の機能を有する駆動ローラー
8、フレーム6にはブレーキが掛かりながら回転可能な
従動ローラー9がそれぞれ装着され、その2つのローラ
ーに巻掛けられた無端環状のコンベアーベルト1aが駆
動ローラー8の回転により従動ローラー9側から引っ張
られ走行し、そして駆動ローラー8から従動ローラー9
へと循環される。このコンベアーベルト1aの循環中の
従動ローラー9から駆動ローラー8への間において、運
搬物が搬送される搬送部分となる。
【0015】従動ローラー9から駆動ローラー8への搬
送部分には、コンベアーベルト1aと運搬物を下方より
支える為、フレーム内部には鉄板などを用いてベルト支
持プレート12、13、14を装着する事が好ましい。
【0016】コンベアーベルト1aの循環時において、
特にフレーム2a、3a、4aを屈折させた状態では、
コンベアーベルト1aのたるみによって駆動ローラー8
とコンベアーベルト1aとの間にすべりが発生するおそ
れがある為、駆動ローラー8にはコンベアーベルト1a
を間に挟んでピンチローラーA10を押しあてて、駆動
ローラー8とコンベアーベルト1aを密着させる構造と
する事が好ましい。
【0017】上記同様に駆動ローラー8とコンベアーベ
ルト1aとのすべりを減少させると共に、ベルトコンベ
アー上部の運搬物搬送部分のコンベアーベルト1aのた
るみを防止する為、従動ローラー9にはコンベアーベル
ト1aを間に挟んでピンチローラーB11を押しあてる
構造とする事が好ましい。
【0018】図5、図6に示されたベルトコンベアーに
おいて、リンク機構をもたせたフレーム2a、3a、4
aを2b、3b、4bによって、もう一ヵ所増設した一
例を示すものである。この場合、フレーム2a、3a、
4a側とフレーム2b、3b、4b側の中間にはフレー
ム7を設置し、連結させる。このフレーム7には、フレ
ーム5、6と同様に脚15、車輪16を装着する事が好
ましい。
【0019】図5においては、ベルトコンベアー全長を
最小の長さに縮小、図6においてはベルトコンベアー全
長を最大のの長さに拡大した状態の一例を示している
が、フレーム2a、3a、4a側又はフレーム2b、3
b、4b側のどちらか一方のみ屈折させ、もう一方を伸
長させる事により図5、図6の中間の長さでベルトコン
ベアーを使用する事もでき、又、リンク機構をもたせた
フレーム2、3、4を更に増設する事で、より大きな伸
縮率と何段階ものベルトコンベアー全長を得る事ができ
る。
【0020】
【考案の効果】本考案は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0021】請求項1のベルトコンベアーにおいては、
リンク機構をもたせたフレーム(2、3、4)を屈折、
伸長させる操作によって、ベルトコンベアー全長を2段
階以上に伸縮させる事で、搬送距離の異なる2種以上の
運搬物搬送作業に対応でき、又、ベルトコベアーの非使
用時は最小の長さに縮小させて、省スペース化を図る事
ができる。
【0022】請求項2のベルトコンベアーにおいては、
ピンチローラー10によって駆動ローラー8とコンベア
ーベルト1が密着される事となり、コンベアーベルト1
のたるみによる駆動ローラー8とのすべりを減少させ、
コンベアーベルト1の循環が支障なく行われる。
【0023】また、請求項1のベルトコンベアーにおい
、ピンチローラー11によって従動ローラー9部分か
ら駆動ローラー8へコンベアーベルト1が張力をもって
引き込まれる為、駆動ローラー8に対するコンベアーベ
ルト1の密着性が高まり、すべりを減少させると共に、
ベルトコンベアー上部のたるみをなくす事によって運搬
物の搬送作業が支障なく行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルトコンベアーの縮小された状態を示す斜視
図である。
【図2】ベルトコンベアーの拡大された状態を示す斜視
図である。
【図3】ベルトコンベアーの縮小された状態を示す断面
図である。
【図4】ベルトコンベアーの拡大された状態を示す断面
図である。
【図5】ベルトコンベアーの縮小された状態を示す側面
図である。
【図6】ベルトコンベアーの拡大された状態を示す側面
図である。
【図7】従来のベルトコンベアーで示す斜視図ある。
【符号の説明】
1a、1b、20 コンベアーベルト 2a、2b、3a、3b、4a、4b、5、6、7、1
7 フレーム 8、18 駆動ローラー 9、19 従動ローラー 10 ピンチローラーA 11 ピンチローラーB 12、13、14 ベルト支持プレート 15 脚 16 車輪 21 運搬物

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に2つ以上に分離され、直線状
    に並んで位置するフレーム(5,6)の後端に位置する
    フレーム(5)と前端に位置するフレーム(6)との内
    部に、回転駆動をする駆動ローラー(8)とブレーキ
    掛かりながら回転可能な従動ローラー(9)をそれぞれ
    装着し、無端環状のコンベアーベルト(1)を巻掛けて
    循環させるベルトコンベアーにおいて、従動ローラー
    (9)の表面にコンベアーベルト(1)を間に挟んで押
    しあてながら従動回転をするピンチローラー(11)を
    設けると共に、滑節点で前後方向につながられた3つの
    フレーム(2、3、4)を上記フレーム(5、6)の分
    離部分に装着し、コの字状に屈折した状態と直線状に伸
    長した状態に可変できるリンク機構をもたせたフレーム
    として使用する事を特徴とするベルトコンベアー。
  2. 【請求項2】 駆動ローラー(8)の表面に、コンベア
    ーベルト(1)を間に挟んで押しあてながら回転駆動を
    するピンチローラー(10)を設けた請求項1記載のべ
    ルトコンベアー。
JP1993075583U 1993-12-20 1993-12-20 ベルトコンベアー Expired - Lifetime JP2546972Y2 (ja)

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