JP2546941B2 - 光電スイッチ - Google Patents

光電スイッチ

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JP2546941B2
JP2546941B2 JP29239691A JP29239691A JP2546941B2 JP 2546941 B2 JP2546941 B2 JP 2546941B2 JP 29239691 A JP29239691 A JP 29239691A JP 29239691 A JP29239691 A JP 29239691A JP 2546941 B2 JP2546941 B2 JP 2546941B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体部と受光器及び投
光器を備え、投光器は本体部との間を2本の信号線で接
続された光電スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】光電スイッチの構成としては、投光器及
び受光器がアンプや信号処理回路等が配設された本体部
と分離されたものがある。このような光電スイッチにお
いては、投光器及び受光器は本体部との間を信号線で接
続しており、夫々その信号線を介して本体部との信号の
授受を行なうようにしている。従って、投光器及び受光
器を小形化できる点から設置場所の制約が少なくなるの
で、利用範囲が広くなり使いやすい利点がある。
【0003】ところが、このように本体部を別に設ける
ものでは、受光検出の表示も本体部で行なっていたた
め、投光器,受光器の設置等を行なう場合には、受光状
態の確認をその都度本体部で行なわなければならないの
で、設置作業が面倒で時間がかかる不具合があった。
【0004】このような不具合を解消するために、例え
ば投光器に受光検出表示部を設けることが考えられてい
るが、その場合に本体部から投光器に受光検出表示用の
信号を与えるための信号線が増えてしまうことになり、
配線工数が増大すると共に誤配線や信頼性の低下につな
がりやすくなる不具合があった。
【0005】そこで、従来では、例えば次のようなもの
が考えられている。即ち、投光器と本体部との間の信号
線は2本のままとして投光器側に投光素子と並列に逆極
性で表示用の発光ダイオードを接続する構成とし、本体
部から信号線を介して投光素子に投光パルスを与えて間
欠点灯させると共に、投光パルスの非出力タイミングで
本体部から信号線を介して投光パルスとは逆極性のパル
ス状の表示信号を与えて表示素子を点灯させるようにし
たものである。
【0006】これにより、投光器を本体部と別に設ける
構成でも、信号線を増加させることなく投光器に受光検
出表示を行なわせることができ、上述の不具合が解消で
きるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
光電スイッチにおいては、受光検出表示に加えて、受光
信号のレベルが検出レベルよりも高い値に設定された安
定入光レベルを超えていることを表示するための安定入
光表示機能を有するものが主流となってきている。そし
て、このような2種類の表示機能を上述のような従来構
成のもので実現させようとすると、信号線の本数を増加
せざるを得ないため、配線工数が増大すると共に誤配線
や信頼性低下の原因となる不具合がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、本体部を別に設ける構成の場合でも信
号線の本数を2本のままとし、投光器側で2種類の表示
を行なうことができるようにした光電スイッチを提供す
るにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の光電スイッチ
は、本体部と受光器及び投光器を備え、投光器は本体部
との間を2本の信号線で接続された光電スイッチにおい
て、前記本体部に設けられパルス状の投光信号を出力す
る信号発生回路と、前記投光信号の非出力タイミングで
その投光信号と逆極性で且つ各ピーク電流値が順次大と
なるように設定された第1,第2および第3のパルス状
表示信号を出力可能に設けられ、前記受光器が本体部に
出力する受光信号が、その受光信号のレベルに対応して
あらかじめ低レベル側から順次設定されている安定遮光
レベル,検出レベル,安定入光レベルに対して、前記検
出レベル以上で且つ前記安定入光レベル未満であるとき
に前記第1のパルス状表示信号を、前記安定入光レベ
以上のときは前記第2のパルス状表示信号を、前記安定
遮光レベル未満のときは前記第3のパルス状表示信号を
出力するように前記本体部に設けられた表示駆動回路
と、前記投光器に設けられ前記信号線を介して与えられ
る前記投光信号により通電点灯される投光素子と、前記
投光器に前記投光素子と逆極性となるように設けられ、
第1の抵抗と直列に接続され、前記信号線を介して前記
第1あるいは第2のパルス状表示信号が与えられた状態
その第1の抵抗を介して通電点灯される動作表示素子
と、前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記
第1の抵抗と並列に接続され、前記信号線を介して前記
第2あるいは第3のパルス状表示信号が前記第1の抵抗
に与えられたときにその端子電圧により導通する第1の
トランジスタと、前記投光器に設けられ、前記投光素子
と逆極性で前記第1のトランジスタのエミッタと前記信
号線との間に接続され、前記第1のトランジスタの導通
状態で前記第2あるいは第3のパルス状表示信号が与え
られると前記第1のトランジスタのコレクタと前記信号
線との間に接続された第2の抵抗を介して通電点灯され
る安定動作表示素子と、前記投光器に設けられ、ベース
・エミッタ間が前記第2の抵抗に並列に接続され、且つ
コレクタ・エミッタ間が前記動作表示素子に並列に接続
され、前記第2の抵抗に前記第3のパルス状表示信号が
与えられるとその端子電圧で導通して前記動作表示素子
の両端を短絡状態にすることにより前記動作表示素子を
消灯状態に保持する第2のトランジスタとを具備したと
ころに特徴を有する。
【0010】また、請求項2の光電スイッチは、 本体部
と受光器及び投光器を備え、投光器は本体部との間を2
本の信号線で接続された光電スイッチにおいて、 前記本
体部に設けられパルス状の投光信号を出力する信号発生
回路と、 前記投光信号の非出力タイミングでその投光信
号と逆極性で且つ各ピーク電流値が順次大となるように
設定された第1,第2および第3のパルス状表示信号を
出力可能に設けられ、前記受光器が本体部に出力する受
光信号が、その受光信号 のレベルに対応してあらかじめ
低レベル側から順次設定されている安定遮光レベル,検
出レベル,安定入光レベルに対して、前記安定遮光レベ
ル未満のときは前記第1のパルス状表示信号を、前記安
定入光レベル以上のときは前記第2のパルス状表示信号
を、前記検出レベル以上で且つ前記安定入光レベル未満
であるときに前記第3のパルス状表示信号を出力するよ
うに前記本体部に設けられた表示駆動回路と、 前記投光
器に設けられ前記信号線を介して与えられる前記投光信
号により通電点灯される投光素子と、 前記投光器に前記
投光素子と逆極性となるように設けられ、第1の抵抗と
直列に接続され、前記信号線を介して前記第1あるいは
第2のパルス状表示信号が与えられた状態でその第1の
抵抗を介して通電点灯される安定動作表示素子と、 前記
投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記第1の抵
抗と並列に接続され、前記信号線を介して前記第2ある
いは第3のパルス状表示信号が前記第1の抵抗に与えら
れたときにその端子電圧により導通する第1のトランジ
スタと、 前記投光器に設けられ、前記投光素子と逆極性
で前記第1のトランジスタのエミッタと前記信号線との
間に接続され、前記第1のトランジスタの導通状態で前
記第2あるいは第3のパルス状表示信号が与えられると
前記第1のトランジスタのコレクタと前記信号線との間
に接続された第2の抵抗を介して通電点灯される動作表
示素子と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間
が前記第2の抵抗に並列に接続され、且つコレクタ・エ
ミッタ間が前記安定動作表示素子に並列に接続され、前
記第2の抵抗に前記第3のパルス状表示信号が与えられ
るとその端子電圧で導通して前記安定動作表示素子の両
端を短絡状態にすることにより前記安定動作表示素子を
消灯状態に保持する第2のトランジスタとを具備したと
ころに特徴を有する。
【0011】請求項3の光電スイッチでは、 本体部と受
光器及び投光器を備え、投光器は本体部との間を2本の
信号線で接続された光電スイッチにおいて、 前記本体部
に設けられパルス状の投光信号を出力する信号発生回路
と、 前記投光信号の非出力タイミングでその投光信号と
逆極性で且つ各ピーク電流値が順次大となるように設定
された第1,第2および第3のパルス状表示信号を出力
可能に設けられ、前記受光器が本体部に出力する受光信
号が、その受光信号のレベルに対応してあらかじめ低レ
ベル側から順次設定されている安定遮光レベル,検出レ
ベル,安定入光レベルに対して、前記安定遮光レベル以
上で且つ前記検出レベル未満であるときに前記第1のパ
ルス状表示信号を、前記安定遮光レベル未満のときは前
記第2のパルス状表示信号を、前記安定入光レベル以上
のときは前記第3のパルス状表示信号を出力するように
前記本体部に設けられた表示駆動回路と、 前記投光器に
設けられ前記信号線を介して与えられる前記投光信号に
より通電点灯される投光素子と、 前記投光器に前記投光
素子と逆極性となるように設けられ、第1の抵抗と直列
に接続され、前記信号線を介して前記第1あるいは第2
のパルス状表示信号が与えられた状態でその第1の抵抗
を介して通電点灯される動作表示素子と、 前記投光器に
設けられ、ベース・エミッタ間が前記第1の抵抗と並列
に接続され、前記信号線を介して前記第2あるいは第3
のパルス状表示信号が前記第1の抵抗に与えられたとき
にその端子電圧により導通する第1のトランジスタと、
前記投光器に設けられ、前記投光素子と逆極性で前記第
1のトランジスタのエミッタと前記信号線との間に接続
され、前記第1のトランジスタの導通状態で前記第2あ
るいは第3のパルス状表示信号が与えられると前記第1
のトランジスタのコレクタと前記信号線との間に接続さ
れた第2の抵抗を介して通電点灯される安定動作表示素
子と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前
記第2の抵抗に並列に接続され、且つコレクタ・エミッ
タ間が前記動作表示素子に並列に接続され、前記第2の
抵抗に前記第3のパルス状表示信号が与えられるとその
端子電圧で導通して前記動作表示素子の両端を短絡状態
にすることにより前記動作表示素子を消灯状態に保持す
る第2のトランジスタとを具備したところに特徴を有す
る。
【0012】請求項4の光電スイッチでは、 本体部と受
光器及び投光器を備え、投光器は本体部との間を2本の
信号線で接続された光電スイッチにおいて、 前記本体部
に設けられパルス状の投光信号を出力する信号発生回路
と、 前記投光信号の非出力タイミングでその投光信号と
逆極性で且つ各ピーク電流値が順次大となるように設定
された第1,第2および第3のパルス状表示信号を出力
可能に設けられ、前記受光器が本体部に出力する受光信
号が、その受光信号のレベルに対応してあらかじめ低レ
ベル側から順次設定されている安定遮光レベル,検出レ
ベル,安定入光レベルに対して、前記安定入光レベル以
上のときは前記第1のパルス状表示信号を、前記安定遮
光レベル未満のときは前記第2のパルス状表示信号を、
前記安定遮光レベル以上で且つ前記検出レベル未満であ
るときに前記第3のパルス状表示信号を出力するように
前記本体部に設けられた表示駆動回路と、 前記投光器に
設けられ前記信号線を介して与えられる前記投光信号に
より通電点灯される投光素子と、 前記投光器に前記投光
素子と逆極性となるように設けられ、第1の抵抗と直列
に接続され、前記信号線を介して前記第1あるいは第2
のパルス状表示信号が与えられた状態でその第1の抵抗
を介して通電点灯される安定動作表示素子と、 前記投光
器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記第1の抵抗と
並列に接続され、前記信号線を介して前記第2あるいは
第3のパルス状表示信号が前記第1の抵抗に与えられた
ときにその端子電圧により導通する第1のトランジスタ
と、 前記投光器に設けられ、前記投光素子と逆極性で前
記第1のトランジスタのエミッタと前記信号線との間に
接続され、前記第1のトランジスタの導通状態で前記第
2あるいは第3のパルス状表示信号が与えられると前記
第1のトランジスタのコレクタと前記信号線との間に接
続された第2の抵抗を介して通電点灯される動作表示素
子と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前
記第2の抵抗に並列に接続され、且つコレクタ・エミッ
タ間が前記安定動作表示素子に並列に接続され、前記
2の抵抗に前記第3のパルス状表示信号が与えられると
その端子電圧で導通して前記安定動作表示素子の両端を
短絡状態にすることにより前記安定動作表示素子を消灯
状態に保持する第2のトランジスタとを具備したところ
に特徴を有する。
【0013】
【作用】請求項1の光電スイッチによれば、投光器に配
設された投光素子は本体部から信号線を介して与えられ
るパルス状の投光信号により通電点灯され、受光器側に
パルス光を投射する。受光器においては、投光器からの
光を受けてその受光信号を本体部に送信する。本体部に
おいては、投光器に対して投光信号を出力すると共に投
光信号の非出力タイミングで第1,第2或は第3のパル
ス状表示信号を選択的に出力する。この場合、第1,第
2及び第3のパルス状表示信号は投光信号とは逆極性と
なっているので、投光素子は駆動点灯されない。
【0014】この場合に、第1,第2および第3のパル
ス状表示信号は、受光信号のレベルに対してあらかじめ
低レベル側から順次設定された安定遮光レベル,検出レ
ベル,安定動作レベルのそれぞれと比較を行った結果に
よって判断して出力設定されるもので、表示駆動回路に
より、第1のパルス状表示信号は受光信号のレベルが検
出レベル以上で且つ前記安定入光レベル未満であるとき
に出力され、第2のパルス状表示信号は安定入光レベル
以上のときに出力され、第3のパルス状表示信号は安定
遮光レベル未満のときに出力される。
【0015】そして、投光器に第1のパルス状表示信号
が与えられたときには、動作表示素子が第1の抵抗を介
して通電されるようになり点灯状態となる。また、投光
器に第2のパルス状表示信号が与えられると、動作表示
素子が通電されて点灯状態になると共に、その第2のパ
ルス状表示信号のピーク値が第1のパルス状表示信号よ
りも高いことにより、第1の抵抗が分担する電圧が大と
なって第1のトランジスタが導通状態となり、この結
果、安定動作表示素子も通電されて点灯状態となる。
【0016】次に、投光器に第3の表示信号が与えられ
ると、第3のパルス状表示信号のピーク値が第2のパル
ス状表示信号のそれよりも高いことにより第2の抵抗が
分担する電圧が大となって第2のトランジスタがオンす
る。これにより、動作表示素子の両端子間は短絡状態と
なり、結果として動作表示素子は消灯され、安定動作
示素子のみが点灯された状態となる。
【0017】従って、本体部から第1,第2及び第3の
パルス状表示信号を選択的に出力することにより、動作
表示素子及び安定動作表示素子を別々に或は同時に点灯
或は消灯状態にすることができる。
【0018】請求項2の光電スイッチにおいては、上述
の表示駆動回路の動作に代わって、表示駆動回路は、受
光信号のレベルが安定遮光レベル未満のときに第1のパ
ルス状表示信号を出力して安定動作表示素子を通電点灯
し、安定入光レベル以上のときに第2のパルス状表示信
号を出力して動作表示素子および安定動作表示素子の両
者を通電点灯し、検出レベル以上で且つ前記安定入光レ
ベル未満であるときに第3のパルス状表示信号を出力し
て動作表示素子のみを通電点灯させるようになり、上述
同様にして動作表示素子と安定動作表示素子を独立して
通電点灯制御することができるようになる。
【0019】請求項3の光電スイッチにおいては、請求
項1の表示駆動回路の動作に代わって、表示駆動回路
は、安定遮光レベル以上で且つ前記検出レベル未満であ
るときに第1のパルス状表示信号を出力して動作表示素
子を通電点灯し、安定遮光レベル未満のときに第2のパ
ルス状表示信号を出力して動作表示素子および安定動作
表示素子の両者を通電点灯し、安定入光レベル以上のと
きに第3のパルス状表示信号を出力して安定動作表示素
子のみを通電点灯させるようになり、上述同様にして動
作表示素子と安定動作表示素子を独立して通電点灯制御
することができるようになる。
【0020】請求項4の光電スイッチにおいては、請求
項1の表示駆動回路の動作に代わって、表示駆動回路
は、安定入光レベル以上のときに第1のパルス状表示信
号を出力して安定動作表示素子を通電点灯し、安定遮光
レベル未満のときに第2のパルス状表示信号を出力して
動作表示素子および安定動作表示素子の両者を通電点灯
し、安定遮光レベル以上で且つ検出レベル未満であると
きに第3のパルス状表示信号を出力して動作表示素子の
みを通電点灯させるようになり、上述同様にして動作表
示素子と安定動作表示素子を独立して通電点灯制御する
ことができるようになる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図1
乃至図3を参照して説明する。
【0022】図2はブロック構成を示すもので、全体構
成としては本体部1,投光器2及び受光器3からなって
おり、これらのうち本体部1及び投光器2の間には2本
の信号線4,5が接続され、本体部1及び受光器3の間
には2本の信号線6,7が接続されている。
【0023】図1は要部の電気的構成を示しており、以
下これについて説明する。まず、投光器2において、投
光素子たる投光用LED8のアノードは信号線4に接続
され、カソードはダイオード9を順方向に介して信号線
5に接続されている。このダイオード9は投光用LED
8にかかる逆電圧を軽減する保護用のダイオードであ
る。第1の表示素子たる受光表示用LED10のアノー
ドは信号線5に接続され、カソードは第1の抵抗11を
介して信号線4に接続されている。
【0024】第2の表示素子たる安定検出表示用LED
12のカソードは信号線4に接続され、アノードはnp
n形の第1のトランジスタ13のエミッタ・コレクタ間
及び第2の抵抗14を介して信号線5に接続されてい
る。トランジスタ13のベースは受光表示用LED10
のカソードに接続されている。pnp形の第2のトラン
ジスタ15のコレクタはトランジスタ13のベースに接
続され、エミッタは信号線5に接続され、ベースはトラ
ンジスタ13のコレクタに接続されている。
【0025】次に、本体部1において、信号発生回路1
6は所定周期のパルス状投光信号を発生するもので、そ
の出力端子はpnp形トランジスタ17のエミッタ・コ
レクタ間を介してnpn形トランジスタ18のベースに
接続されている。トランジスタ17のベースは抵抗19
を介して信号線5に接続されると共にアースされてい
る。トランジスタ18のコレクタは直流電源端子20に
接続され、エミッタは抵抗21及びpnp形トランジス
タ22のエミッタ・コレクタ間を介してアースされてい
る。トランジスタ22のベースは信号発生回路16の出
力端子に接続され、エミッタは信号線4にも接続されて
いる。
【0026】表示素子点灯用のコンデンサ23の一方の
端子はトランジスタ22のエミッタに接続され、他方の
端子は抵抗24及びpnp形トランジスタ25のコレク
タ・エミッタ間を介して直流電源端子20に接続されて
いる。また、コンデンサ23の他方の端子は、npn形
トランジスタ26のコレクタ・エミッタ間及び抵抗27
を介してアースされ、npn形トランジスタ28のコレ
クタ・エミッタ間及び抵抗29を介してアースされると
共に、npn形トランジスタ30のコレクタ・エミッタ
間及び抵抗31を介してアースされている。トランジス
タ25のベースは、抵抗32を介して直流電源端子20
に接続されると共に、抵抗33及びnpn形トランジス
タ34のコレクタ・エミッタ間を介してアースされてい
る。
【0027】前述の信号発生回路16の出力端子は、単
安定マルチバイブレータ35の入力端子にも接続されて
いる。この単安定マルチバイブレータ35は、入力端子
にパルス信号が与えられると一定時間だけ「H」レベル
の信号を出力するもので、その出力端子はAND回路3
6の一方の入力端子に接続されると共に、インバータ回
路37を介してトランジスタ34のベースに接続されて
いる。AND回路36の他方の入力端子はインバータ回
路38を介して信号発生回路16の出力端子に接続され
ている。
【0028】そして、AND回路36の出力端子はAN
D回路39及びAND回路40の各一方の入力端子に接
続されている。AND回路39の他方の入力端子は受光
信号処理回路41の出力端子aに接続され、AND回路
40の他方の入力端子はインバータ回路42を介して受
光信号処理回路41の出力端子aに接続されている。A
ND回路39の出力端子はトランジスタ30のベースに
接続されると共にAND回路43の一方の入力端子に接
続されている。AND回路40の出力端子はAND回路
44の一方の入力端子に接続されている。AND回路4
3の出力端子はトランジスタ28のベースに接続され、
AND回路44の出力端子はトランジスタ26のベース
に接続されている。
【0029】AND回路43の他方の入力端子は、アナ
ログスイッチ45を介して受光信号処理回路41の出力
端子bに接続されると共に、アナログスイッチ46を介
して受光信号処理回路41の出力端子cに接続されてい
る。AND回路44の他方の入力端子は、アナログスイ
ッチ47を介して受光信号処理回路41の出力端子bに
接続されると共に、アナログスイッチ48を介して受光
信号処理回路41の出力端子cに接続されている。アナ
ログスイッチ45及び48のゲートは、受光信号処理回
路41の出力端子dに接続され、アナログスイッチ46
及び47のゲートは、インバータ回路49を介して受光
信号処理回路41の出力端子dに接続されている。
【0030】そして、本体部1の上述の信号発生回路1
6及び受光信号処理回路41を除いた部分が表示駆動回
路50として構成されている。
【0031】尚、受光信号処理回路41は、受光器3か
ら信号線6,7を介して与えられる受光信号に応じて、
単安定マルチバイブレータ35の出力が「L」レベルに
なるタイミングで各出力端子a乃至dから「H」レベル
の信号を出力するもので、出力端子aは受光検出信号
を、出力端子bは安定入光検出信号を、出力端子cは安
定遮光検出信号を出力するようになっており、出力端子
dは予め設定されているモード信号を出力するようにな
っている。
【0032】次に、本実施例の作用について図3をも参
照して説明する。本体部1は投光器2に投光信号を与え
て(1)投光動作を行ない、この投光により受光器3で
光を検出すると、そのときの受光信号によって物体の有
無の(2)検出動作を行ない、同時にそのときの受光信
号のレベルに応じて安定状態で受光しているか或は非安
定状態で受光しているかの受光状態の表示を投光器2に
行なわせる。以下、これらの動作について詳細に説明す
る。
【0033】(1)投光動作 本体部1において、信号発生回路16は、図3(a)に
示すように所定周期のパルス状投光信号を発生する。こ
の投光信号により、トランジスタ17がオンすると共に
トランジスタ18がオンされ、トランジスタ22はオフ
状態となる。この結果、直流電源端子20からトランジ
スタ18,抵抗21,信号線4,投光用LED8,ダイ
オード9及び信号線5に至る経路で電流が流れるので、
投光用LED8は投光信号に応じたタイミングで間欠的
に点灯するようになる。
【0034】一方、単安定マルチバイブレータ35にお
いては、信号発生回路16からの投光信号が与えられる
度に、所定時間だけ図3(f)に示すように「H」レベ
ルの信号を出力してAND回路36に入力すると共に、
インバータ回路37を介して反転出力として「L」レベ
ルの信号(図3(h)参照)をトランジスタ34に与え
ている。
【0035】(2)検出動作 次に、上述の投光動作により投光用LED8から出力さ
れた光を受光器3により受け、信号線6,7を介して受
光信号が与えられたときの受光信号処理回路41での検
出動作について述べる。尚、この場合の受光器3による
検出状態としては次の状態を想定している。
【0036】即ち、光軸が安定に遮光される(イ)安定
遮光状態,遮光はされているが若干の受光信号がある
(ロ)非安定遮光状態,受光はしているが受光信号のレ
ベルが若干低い(ハ)非安定入光状態,受光信号のレベ
ルが高くて安定している(ニ)安定入光状態の4つの状
態である。また、受光信号処理回路41におけるモード
設定は、入光状態で検出を行なう場合で、「H」レベル
の信号を出力端子dから出力している状態を考える。
【0037】(イ)安定遮光状態 物体が光軸上に存在していて受光器3に光が入射しない
場合には、受光器3側からの受光信号がなく(図3
(b)参照)、受光信号レベルとしては安定遮光検出レ
ベルAを下回ることから、受光信号処理回路41は出力
端子cから安定遮光検出信号を出力するようになる。
【0038】この場合、信号発生回路16の投光信号が
「L」レベルになると、トランジスタ22がオンされた
状態となり、続いて、単安定マルチバイブレータ35の
出力信号が「L」レベルになると、トランジスタ34の
ベースにはインバータ回路37を介して「H」レベルの
信号が与えられるようになってオンする。これにより、
トランジスタ25もオンし、コンデンサ23は、直流電
源端子20,トランジスタ25,抵抗24,コンデンサ
23,トランジスタ22を介して通電経路が形成される
ので充電が開始される。
【0039】次に、投光信号が「H」レベルになると、
トランジスタ22がオフすると共に、単安定マルチバイ
ブレータ35の出力も「H」レベルとなってトランジス
タ34,25がオフする。これにより、コンデンサ23
の通電電流が遮断されて充電が終了し、コンデンサ23
の両端子間には電荷が蓄積された状態となる。尚、この
投光信号が「H」レベルとなっている期間中は、前述と
同様にして投光用LED8が通電点灯される。
【0040】続いて、投光信号が「L」レベルになる
と、単安定マルチバイブレータ35の出力が「H」レベ
ルの期間中はAND回路36の両入力端子に「H」レベ
ルの信号が入力されるため「H」レベルの信号を出力す
る。このとき受光信号処理回路41の出力端子aは
「L」レベルであるから、AND回路40は「H」レベ
ルの信号を出力する。
【0041】一方、受光信号処理回路41の出力端子c
は「H」レベルとなっているから、AND回路44は、
両入力端子に「H」レベルの信号が与えられるので
「H」レベルの信号を出力し(図3(i)参照)、従っ
て、トランジスタ26をオンさせる。これにより、コン
デンサ23の充電電荷が、トランジスタ26,抵抗2
7,信号線5,受光表示用LED10,第1の抵抗1
1,信号線4を介して流れ始める。
【0042】このとき、トランジスタ26がオンするこ
とにより抵抗27を介して投光器2に印加される電圧
(このときの電流値は図3(k)参照)のピーク値は、
後述する出力信号のピーク値に比べて最大となるように
設定されている。従って、投光器2において第1の抵抗
11による電圧降下により第1のトランジスタ13がオ
ンし、これにより安定検出表示用LED12に通電点灯
されると共に、第2の抵抗14による電圧降下でトラン
ジスタ15がオンする。すると、受光表示用LED10
の両端子間が第2のトランジスタ15により実質的に短
絡状態となって断電され消灯状態となる。つまり、受光
表示用LED10は一瞬通電されるがすぐに断電状態と
なるので、実質的には点灯状態と認識されることはな
い。
【0043】そして、このような安定遮光状態が継続さ
れると、本体部1は上述の動作を繰り返して投光信号の
非出力タイミングで安定検出表示用LED12を点灯さ
せ、受光表示用LED10は消灯状態のままとするよう
になり、従って、安定遮光状態であることが表示され
る。
【0044】(ロ)非安定遮光状態 次に、光軸上に物体があって遮光されているが、その状
態が充分ではなく、若干の入射がある場合について述べ
る。即ち、受光器3から信号線6,7を介して受光信号
処理回路41に入力される受光信号のレベルが、安定遮
光レベルAを上回り且つ検出レベルBは下回っている場
合である。そして、この場合には、受光信号処理回路4
1からは安定遮光検出信号,受光検出信号,安定入光検
出信号のいずれの信号も出力されない状態である。
【0045】この場合には、投光信号により投光動作が
終了したタイミングで、上述のコンデンサ23の充電動
作のみが実施され、投光器2への信号線4,5を介して
の通電電流は出力されない。従って、受光表示用LED
10及び安定検出表示用LED12は消灯状態のままで
あり、従って、非安定遮光状態であることが表示され
る。
【0046】(ハ)非安定入光状態 光軸上には遮光物がないがそのときの入射光の強度が不
十分である状態、つまり、受光信号のレベルは検出レベ
ルBを超えているが安定入光レベルCを超えていない場
合には、受光信号処理回路41の出力端子aからは受光
検出信号が出力され、次のように動作する。
【0047】即ち、この場合には、前述同様にしてコン
デンサ23の充電動作及び投光用LED8の投光動作が
終了すると、投光信号が「L」レベルとなったタイミン
グでAND回路36の出力が「H」レベルとなったとき
に、AND回路39は、両入力端子に「H」レベルの信
号が与えられることになって「H」レベルの信号を出力
するようになる(図3(g)参照)。これにより、トラ
ンジスタ30がオンするので、コンデンサ23の充電電
荷は、トランジスタ30,抵抗31,信号線5,受光表
示用LED10,第1の抵抗11及び信号線4を介して
放電され、受光表示用LED10が通電点灯されるよう
になり、従って、非安定入光状態であることが表示され
る。尚、このときの通電状態では、第1の抵抗11の端
子電圧が小さく、従って、第1のトランジスタがオンし
ないように抵抗31の抵抗値が設定されている。
【0048】そして、単安定マルチバイブレータ35の
出力が「L」レベルに反転すると受光表示用LED10
の点灯動作は終了され、続いてコンデンサ23の充電動
作及び投光用LED8の点灯動作が繰り返される。
【0049】(ニ)安定入光状態 次に、投光器2からの光が充分で受光器3による受光信
号のレベルが安定入光レベルCを超える場合には、受光
信号処理回路41の出力端子aから受光検出信号は出力
されると共に、出力端子bから安定入光信号が出力さ
れ、以下のように動作する。
【0050】即ち、前述同様にしてコンデンサ23の充
電動作及び投光用LED8の投光動作が終了すると、投
光信号が「L」レベルになるタイミングでAND回路3
6の出力が「H」レベルになることにより、AND回路
39の出力が「H」レベルになって(図3(g)参照)
トランジスタ30をオンさせると共に、AND回路43
の両入力端子に「H」レベルの信号が与えられるように
なってその出力が「H」レベルとなり(図3(j)参
照)、トランジスタ28がオンされる。
【0051】すると、コンデンサ23の充電電荷が、ト
ランジスタ28及び抵抗29の通電経路とトランジスタ
30及び抵抗31の通電経路とを介すると共に信号線
5,受光表示用LED10,第1の抵抗11及び信号線
4を介して放電されるようになる。これにより受光表示
用LED10は通電点灯され、このときの第1の抵抗1
1の電圧降下により第1のトランジスタ13がオンさ
れ、安定検出表示用LED12も通電点灯されるように
なり、従って、安定入光検出状態であることが示され
る。尚、このときの通電状態では、第2の抵抗14の端
子電圧は小さく、従って、第2のトランジスタ15がオ
ンしないように抵抗29及び31の抵抗値が設定されて
いる。
【0052】このような本実施例によれば、本体部1と
投光器2との間を2本の信号線4,5で接続する構成
で、投光用LED8の点灯動作を行なうと共に、投光信
号の非出力タイミングで受光検出信号,安定入光検出信
号或は安定遮光検出信号を出力し、信号線4,5を介し
て本体部から投光器2にピーク値が夫々異なる3種類の
電圧信号を選択的に与えることにより、受光表示用LE
D10,安定検出表示用LED12を単独或は同時に点
灯制御させるようにしたので、信号線の本数を増やすこ
となく安価で且つ信頼性の低下を引き起こすことなく複
数の表示動作を行なわせることができる。
【0053】図4は本発明の第2の実施例を示し、第1
の実施例と異なるところは、投光器2における第1のト
ランジスタ13に代えてpnp形トランジスタ51を用
い、第2のトランジスタ15に代えてnpn形トランジ
スタ52を用いたところである。即ち、トランジスタ5
1のコレクタは抵抗14を介して信号線4に接続される
と共にトランジスタ52のベース・エミッタ間を介して
信号線4に接続され、エミッタは安定検出表示用LED
12を介して信号線5に接続されている。そして、トラ
ンジスタ51のベースは、トランジスタ52のコレクタ
に接続され、且つ受光表示用LED10を介して信号線
4に接続されると共に抵抗11を介して信号線5に接続
されている。
【0054】このような構成によっても、第1の実施例
と同様にして、信号発生回路16(図1参照)からの投
光信号により投光用LED8が間欠点灯され、安定遮光
検出信号により安定遮光状態を示す安定検出表示用LE
D12が間欠的に通電点灯され、受光検出信号により受
光表示用LED10が間欠的に通電点灯され、安定入光
検出信号により受光表示用LED10及び安定検出表示
用LED12の両者が間欠的に通電点灯されるようにな
る。従って、このような第2の実施例によっても、第1
の実施例と同様の作用,効果を得ることができる。
【0055】尚、上記第1及び第2の実施例において
は、投光用LED8に直列にダイオード9を接続する構
成としたが、LED8の逆耐圧が充分あるときにはダイ
オード9省略する構成としても良い。
【0056】図5は本発明の第3の実施例を示し、第1
の実施例と異なるところは、投光用LED8に直列に接
続されたダイオード9に代えてnpn形のトランジスタ
53を用いたところで、そのコレクタを投光用LED8
のカソードに、エミッタを信号線5に接続し、ベースを
第1の抵抗11を介して信号線4に接続して構成したも
のである。
【0057】このような構成の本実施例においては、投
光信号が信号線4,5を介して与えられたときに、トラ
ンジスタ53は抵抗11によりベース電流が与えられて
オンし、投光用LED8に通電点灯されるようになる点
が異なることを除いて上記第1及び第2の実施例と同様
の作用,効果が得られる。
【0058】図6は本発明の第4の実施例を示し、その
構成上において第2の実施例と異なるところは、投光用
LED8に直列に接続したダイオード9に代えてpnp
形のトランジスタ54を用いたところで、そのコレクタ
を投光用LED8のアノードに、エミッタを信号線4に
接続し、ベースを第1の抵抗11を介して信号線5に接
続して構成したものである。そして、本実施例によって
も上記第3の実施例と同様の作用,効果を得ることがで
きるものである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光電スイ
ッチによれば、次のような効果を得ることができる。
求項1の光電スイッチによれば、本体部においては第
1,第2及び第3のパルス状表示信号の何れかを選択し
て投光信号の非出力タイミングで信号線を介して投光器
に与え、投光器においては投光素子と逆極性で接続され
た第1及び第2の表示素子と第1及び第2の抵抗及び第
1及び第2のトランジスタにより、第1のパルス状投光
信号により動作表示素子を点灯させ、第2のパルス状表
示信号により動作表示素子及び安定動作表示素子を共に
点灯させ、さらに第3のパルス状表示信号により安定動
表示素子を点灯させるようにしたので、信号線の誤配
線や信頼性低下をひきおこすことなく、信号線を2本の
ままとして2つの表示素子を単独或は同時に駆動できる
という優れた効果を奏する。
【0060】そして、上述の場合に、第1,第2および
第3のパルス状表示信号を、受光信号のレベルに対して
あらかじめ低レベル側から順次設定された安定遮光レベ
ル,検出レベル,安定動作レベルのそれぞれと比較を行
った結果によって判断して出力設定し、表示駆動回路に
より、第1のパルス状表示信号を受光信号のレベルが検
出レベル以上で且つ前記安定入光レベル未満であるとき
に出力し、第2のパルス状表示信号を安定入光レベル以
上のときに出力し、第3のパルス状表示信号を安定遮光
レベル未満のときに出力することができる。
【0061】請求項2の光電スイッチによれば、上述の
動作に代えて、表示駆動回路により、受光信号のレベル
が安定遮光レベル未満のときに第1のパルス状表示信号
を出力して安定動作表示素子を通電点灯し、安定入光レ
ベル以上のときに第2のパルス状表示信号を出力して動
作表示素子および安定動作表示素子の両者を通電点灯
し、検出レベル以上で且つ前記安定入光レベル未満であ
るときに第3のパルス状表示信号を出力して動作表示素
子のみを通電点灯させるようになり、上述同様にして動
作表示素子と安定動作表示素子を独立して通電点灯制御
することができるようになる。
【0062】請求項3の光電スイッチによれば、請求項
1の動作に代えて、表示駆動回路により、安定遮光レベ
ル以上で且つ前記検出レベル未満であるときに第1のパ
ルス状表示信号を出力して動作表示素子を通電点灯し、
安定遮光レベル未満のときに第2のパルス状表示信号を
出力して動作表示素子および安定動作表示素子の両者を
通電点灯し、安定入光レベル以上のときに第3のパルス
状表示信号を出力して 安定動作表示素子のみを通電点灯
させるようになり、上述同様にして動作表示素子と安定
動作表示素子を独立して通電点灯制御することができる
ようになる。
【0063】請求項4の光電スイッチによれば、請求項
1の動作に代えて、表示駆動回路により、安定入光レベ
ル以上のときに第1のパルス状表示信号を出力して安定
動作表示素子を通電点灯し、安定遮光レベル未満のとき
に第2のパルス状表示信号を出力して動作表示素子およ
び安定動作表示素子の両者を通電点灯し、安定遮光レベ
ル以上で且つ検出レベル未満であるときに第3のパルス
状表示信号を出力して動作表示素子のみを通電点灯させ
るようになり、上述同様にして動作表示素子と安定動作
表示素子を独立して通電点灯制御することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部の電気的構成
【図2】全体構成の概略図
【図3】各部の信号出力状態を示すタイムチャート
【図4】本発明の第2の実施例を示す投光器部分の電気
的構成図
【図5】本発明の第3の実施例を示す図4相当図
【図6】本発明の第4の実施例を示す図4相当図
【符号の説明】
1は本体部、2は投光器、3は受光器、4乃至7は信号
線、8は投光用LED(投光素子)、10は受光表示用
LED(第1の表示素子)、11は第1の抵抗、12は
安定入光表示用LED(第2の表示素子)、13,51
は第1のトランジスタ、14は第2の抵抗、15,52
は第2のトランジスタ、16は信号発生回路、20は直
流電源端子、23はコンデンサ、35は単安定マルチバ
イブレータ、36,39,40,43,44はAND回
路、41は受光信号処理回路、50は表示駆動回路、5
3,54はトランジスタである。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と受光器及び投光器を備え、投
    器は本体部との間を2本の信号線で接続された光電スイ
    ッチにおいて、 前記本体部に設けられパルス状の投光信号を出力する信
    号発生回路と、前記投光信号の非出力タイミングでその投光信号と逆極
    性で且つ各ピーク電流値が順次大となるように設定され
    た第1,第2および第3のパルス状表示信号を出力可能
    に設けられ、前記受光器が本体部に出力する受光信号
    が、その受光信号のレベルに対応してあらかじめ低レベ
    ル側から順次設定されている安定遮光レベル,検出レベ
    ル,安定入光レベルに対して、前記検出レベル以上で且
    つ前記安定入光レベル未満であるときに前記第1のパル
    ス状表示信号を、前記安定入光レベル以上のときは前記
    第2のパルス状表示信号を、前記安定遮光レベル未満の
    ときは前記第3のパルス状表示信号を出力するように前
    記本体部に設けられた 表示駆動回路と、 前記投光器に設けられ前記信号線を介して与えられる前
    記投光信号により通電点灯される投光素子と、 前記投光器に前記投光素子と逆極性となるように設けら
    れ、第1の抵抗と直列に接続され、前記信号線を介して
    前記第1あるいは第2のパルス状表示信号が与えられた
    状態でその第1の抵抗を介して通電点灯される動作表示
    素子と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記第1
    の抵抗と並列に接続され、前記信号線を介して前記第2
    あるいは第3のパルス状表示信号が前記第1の抵抗に与
    えられたときにその端子電圧により導通する第1のトラ
    ンジスタと、 前記投光器に設けられ、前記投光素子と逆極性で前記第
    1のトランジスタのエミッタと前記信号線との間に接続
    され、前記第1のトランジスタの導通状態で前記第2あ
    るいは第3のパルス状表示信号が与えられると前記第1
    のトランジスタのコレクタと前記信号線との間に接続さ
    れた第2の抵抗を介して通電点灯される安定動作表示素
    子と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記第2
    の抵抗に並列に接続され、且つコレクタ・エミッタ間が
    前記動作表示素子に並列に接続され、前記第2の抵抗に
    前記第3のパルス状表示信号が与えられるとその端子電
    圧で導通して 記動作表示素子の両端を短絡状態にする
    ことにより前記動作表示素子を消灯状態に保持する第2
    のトランジスタとを具備したことを特徴とする光電スイ
    ッチ。
  2. 【請求項2】 本体部と受光器及び投光器を備え、投光
    器は本体部との間を2本の信号線で接続された光電スイ
    ッチにおいて、 前記本体部に設けられパルス状の投光信号を出力する信
    号発生回路と、 前記投光信号の非出力タイミングでその投光信号と逆極
    性で且つ各ピーク電流値が順次大となるように設定され
    た第1,第2および第3のパルス状表示信号を出力可能
    に設けられ、前記受光器が本体部に出力する受光信号
    が、その受光信号のレベルに対応してあらかじめ低レベ
    ル側から順次設定されている安定遮光レベル,検出レベ
    ル,安定入光レベルに対して、前記安定遮光レベル未満
    のときは前記第1のパルス状表示信号を、前記安定入光
    レベル以上のときは前記第2のパルス状表示信号を、前
    記検出レベル以上で且つ前記安定入光レベル未満である
    ときに前記第3のパルス状表示信号を出力するように前
    記本体部に設けられた表示駆動回路と、 前記投光器に設けられ前記信号線を介して与えられる前
    記投光信号により通電点灯される投光素子と、 前記投光器に前記投光素子と逆極性となるように設けら
    れ、第1の抵抗と直列に接続され、前記信号線を介して
    前記第1あるいは第2のパルス状表示信号が与えられた
    状態でその第1の抵抗を介して通電点灯される安定動作
    表示素子と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記第1
    の抵抗と並列に接続され、前記信号線を介して前記第2
    あるいは第3のパルス状表示信号が前記第1の抵抗に与
    えられたときにその端子電圧により導通する第1のトラ
    ンジスタと、 前記投光器に設けられ、前記投光素子と逆極性で前記第
    1のトランジスタのエミッタと前記信号線との間に接続
    され、前記第1のトランジスタの導通状態で前記第2あ
    るいは第3のパルス状表示信号が与えられると前記第1
    のトランジスタのコレクタと前記信号線との間に接続さ
    れた第2の抵抗を介して通電点灯される動作表示素子
    と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記第2
    の抵抗に並列に接続され、且つコレクタ・エミッタ間が
    前記安定動作表示素子に並列に接続され、前記 第2の抵
    抗に前記第3のパルス状表示信号が与えられるとその端
    子電圧で導通して前記安定動作表示素子の両端を短絡状
    態にすることにより前記安定動作表示素子を消灯状態に
    保持する第2のトランジスタとを具備したことを特徴と
    する光電スイッチ。
  3. 【請求項3】 本体部と受光器及び投光器を備え、投光
    器は本体部との間を2本の信号線で接続された光電スイ
    ッチにおいて、 前記本体部に設けられパルス状の投光信号を出力する信
    号発生回路と、 前記投光信号の非出力タイミングでその投光信号と逆極
    性で且つ各ピーク電流値が順次大となるように設定され
    た第1,第2および第3のパルス状表示信号を出力可能
    に設けられ、前記受光器が本体部に出力する受光信号
    が、その受光信号のレベルに対応してあらかじめ低レベ
    ル側から順次設定されている安定遮光レベル,検出レベ
    ル,安定入光レベルに対して、前記安定遮光レベル以上
    で且つ前記検出レベル未満であるときに前記第1のパル
    ス状表示信号を、前記安定遮光レベル未満のときは前記
    第2のパルス状表示信号を、前記安定入光レベル以上の
    ときは前記第3のパルス状表示信号を出力するように前
    記本体部に設けられた表示駆動回路と、 前記投光器に設けられ前記信号線を介して与えられる前
    記投光信号により通電点灯される投光素子と、 前記投光器に前記投光素子と逆極性となるように設けら
    れ、第1の抵抗と直列に接続され、前記信号線を介して
    前記第1あるいは第2のパルス状表示信号が与えられた
    状態でその第1の抵抗を介して通電点灯される動作表示
    素子と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記第1
    の抵抗と並列に接続され、前記信号線を介して前記第2
    あるいは第3のパルス状表示信号が前記第1の抵抗に与
    えられたときにその端子電圧により導通する第1のトラ
    ンジスタと、 前記投光器に設けられ、前記投光素子と逆極性で前記第
    1のトランジスタのエミッタと前記信号線との間に接続
    され、前記第1のトランジスタの導通状態で前記第2あ
    るいは第3のパルス状表示信号が与えられると前記第1
    のトランジスタのコレクタと前記信号線との間に接続さ
    れた第2の抵抗を介して通電点灯される安定動作表示素
    子と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記第2
    の抵抗に並列に接続され、且つコレクタ・エミッタ間が
    前記動作表示素子に並列に接続され、前記第2の抵抗に
    前記第3のパルス状表示信号が与えられるとその端子電
    圧で導通して前記動作表示素子の両端を短絡状態にする
    ことにより前記動作表示素子を消灯状態に保持する第2
    のトランジスタとを具備したことを特徴とする光電スイ
    ッチ。
  4. 【請求項4】 本体部と受光器及び投光器を備え、投光
    器は本体部との間を2本の信号線で接続された光電スイ
    ッチにおいて、 前記本体部に設けられパルス状の投光信号を出力する信
    号発生回路と、 前記投光信号の非出力タイミングでその投光信号と逆極
    性で且つ各ピーク電流値が順次大となるように設定され
    た第1,第2および第3のパルス状表示信号を出力可能
    に設けられ、前記受光器が本体部に出力する受光信号
    が、その受光信号のレベルに対応してあらかじめ低レベ
    ル側から順次設定されている安定遮光レベル,検出レベ
    ル,安定入光レベルに対して、前記安定入光レベル以上
    のときは前記第1のパルス状表示信号を、前記安定遮光
    レベル未満のときは前記第2のパルス状表示信号を、前
    記安定遮光レベル以上で且つ前記検出レベル未満である
    ときに前記第3のパルス状表示信号を出力するように前
    記本体部に設けられた表示駆動回路と、 前記投光器に設けられ前記信号線を介して与えられる前
    記投光信号により通電点灯される投光素子と、 前記投光器に前記投光素子と逆極性となるように設けら
    れ、第1の抵抗と直列に接続され、前記信号線を介して
    前記第1あるいは第2のパルス状表示信号が与えられた
    状態でその第1の抵抗を介して通電点灯される安定動作
    表示素子と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記第1
    の抵抗と並列に接続され、前記信号線を介して前記第2
    あるいは第3のパルス状表示信号が前記第1の抵抗に与
    えられたときにその端子電圧により導通する第1のトラ
    ンジスタと、 前記投光器に設けられ、前記投光素子と逆極性で前記第
    1のトランジスタのエミッタと前記信号線との間に接続
    され、前記第1のトランジスタの導通状態で前記第2あ
    るいは第3のパルス状表示信号が与えられると前記第1
    のトランジスタのコレクタと前記信号線との間に接続さ
    れた第2の抵抗を介して通電点灯される 動作表示素子
    と、 前記投光器に設けられ、ベース・エミッタ間が前記第2
    の抵抗に並列に接続され、且つコレクタ・エミッタ間が
    前記安定動作表示素子に並列に接続され、前記第2の抵
    抗に前記第3のパルス状表示信号が与えられるとその端
    子電圧で導通して前記安定動作表示素子の両端を短絡状
    態にすることにより前記安定動作表示素子を消灯状態に
    保持する第2のトランジスタとを具備したことを特徴と
    する光電スイッチ。
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