JP2546843Y2 - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JP2546843Y2
JP2546843Y2 JP1995003400U JP340095U JP2546843Y2 JP 2546843 Y2 JP2546843 Y2 JP 2546843Y2 JP 1995003400 U JP1995003400 U JP 1995003400U JP 340095 U JP340095 U JP 340095U JP 2546843 Y2 JP2546843 Y2 JP 2546843Y2
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JP
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voltage
capacitor
semiconductor switching
switching element
scr1
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JP1995003400U
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僖一 田中
雄裕 山崎
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野の説明】本考案はスイッチング電源
の保護回路に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来の回路を図1、その動作波形を図2に
示す。図1において、D1は入力整流用ダイオ−ドブリ
ッジ、SCR1はサイリスタ又はトライアック、R1は
電流制限抵抗、C1は入力平滑コンデンサであり、Vi
nは入力電圧、Iinは入力電流である。SCR1のゲ
−トトリガ信号はスイッチングレギュレ−タの出力ト
(2)ランスT1から供給する。図2は第1図の動作波
形であり、Vinは入力電圧、Vc1はC1の端子間電
圧、Iinは入力電流を示す。
【0003】図1において、入力電圧が印加されるとC
1はまずD1、R1を通して充電され、Iinは図2
(ハ)−(a)に示す様に最大値がR1で制限される電
流が流れる。スイッチングレギュレ−タが動作するとT
1からSCR1のゲ−トにトリガ信号が供給されSCR
1がONし、D1、SCR1を通してC1が充電される。
【0004】
【従来技術の問題点】この回路は図2(イ)のVinに
示すような入力電圧に瞬断が生じ、図2(ロ)に示すVc1
がスイッチングレギュレ−タの動作可能限界である電圧
まで下がり、そこで入力電圧Vinが復帰した場合、S
CR1のゲ−トトリガ信号は供給されたままなので、I
inはD1、SCR1を通して図2(ハ)−(b)に示す
様な過大電流が流れる欠点があった。さらにSCR1の
ゲ−トトリガ信号用の巻線nTを設ける必要もある。ま
た入力整流部を共通に持つ複数個のスイッチングレギュ
レ−タを運転する場合には個別にSCRのゲ−トトリガ
信号を取り出しておかないと各々のスイッチングレギュ
レ−タを自由に入、切することができないなどの欠点が
ある。
【0005】
【考案の目的】本考案は上記の従来回路の欠点を解消す
ると共に入力電流の大きいスイッチング電源に好適な突
入防止回路を提供する。
【0006】
【課題を解決するための本考案の手段】商用入力電圧V
inを並列接続された2組の整流用ダイオ−ドD1、D6、
D7で整流し、一方の整流ダイオ−ドD1の出力を平滑用
コンデンサC1を介してスイッチング回路Q1、T1に供
給すると共に、該平滑用コンデンサC1の突入電流を制
限するためのサイリスタSCR1と電流制限R1の並列
回路を設け、又他方の(3)整流用ダイオ−ドD6、D7
の出力を分圧抵抗R2、R3により分圧し、遅延用コンデ
ンサC2と共に時限回路を形成し、この時限出力により
サイリスタSCR1のゲ−トを制御する。
【0007】
【実施例】図3は本考案の一実施例回路図、図4はその
各部動作波形図で従来例と同一符号は同等部分を示す。
図中D1は整流用ブリッジダイオ−ド、C1は前記ダイ
オ−ドD1の出力脈流電圧を平滑するコンデンサ、SC
R1はサイリスタ又はトライアック、R1は突入電流制
限抵抗、D6、D7は前記ダイオ−ドD1と並列接続さ
れた整流用ダイオ−ドで、その脈流出力電圧は分圧抵抗
R2、R3により分割される。C2は遅延用コンデンサ
で前記抵抗R3に並列接続され、前記抵抗R2、R3と共に
サイリスタSCR1のゲ−ト遅延用の時限回路を形成す
る。
【0008】次に本回路の動作を説明すると、図4で時
間t=t1の時入力電圧Vinが印加されるとIinはC1
の充電電荷がないのでR1で制限される図4(ニ)−
(a)の様な電流が流れる。SCR1のゲ−ト電圧は図
4(ハ)のVG1に示す様に入力電圧Vin、印加後数サイ
クルしてからON電圧に達する様R2、R3とC1の定
数が選ばれているので、入力電圧印加時SCR1はON
せずR1を通してC1が充分充電され数サイクル後にS
CR1は導通する。以降はSCR1のゲ−トには整流ダ
イオ−ドD6、D7の脈流電圧が加わるので半周期毎に
ON状態を繰り返す。次に時間tがt2からt3の間、入
力電圧が瞬断するとC1の電圧VC1は図4(ロ)の様に
低下するがSCR1のゲ−ト電圧VG1も同様に低下し図
4(ハ)、t=t3で入力電圧が復帰しても直ぐSCR
1はONしない。従ってこの時のC1の充電々流はR1
を通して流れ、図4(ニ)の入力電流Iinは(b′)の
ようにピ−ク値を小さく押えることができる。
【0009】又この実施例では整流用ダイオ−ドD6、
D7により、時限回路(R2、R3、C2)の電源部を
整流用ダイオ−ドD1の出力と独立して形成しておりこ
の結(4)果、平滑用コンデンサC1の充放電電圧の影
響を受けることなく安定した時限設定できるためサイリ
スタの誤点弧動作を防止できる。更に入力電流Iinが大
きな回路に適用する場合に整流用ダイオ−ドD6、D7
により整流用ダイオ−ドD1の容量軽減を図れる利点が
ある。
【0010】図5は本発明の他の実施例回路図で上記実
施例(図3)と相違する所は半導体スイッチング素子S
CR1のアノ−ド、ゲ−ト間に第2の半導体スイッチン
グ素子SCR2のアノ−ド、カソ−ドを接続し、前記半
導体スイッチング素子SCR2のゲ−ト・カソ−ド間に
分圧抵抗R2、R3と第2のコンデンサC2より成る時
限回路を接続したことである。この実施例では入力電流
Iinが更に大きい回路に適用する場合、大容量のサイリ
スタSCR1を使うとゲ−ト電流も大きくなりゲ−ト回
路の電力損失が増加するのでゲ−ト感度の良いサイリス
タSCR2を補助的に使って損失を低減している。
【0011】
【考案の効果】本考案は入力電圧の瞬断に対して過大電
流が流れることを防ぐと共に、入力整流部を共通化した
複数個のスイッチングレギュレ−タを使った分散給電方
式にも有効であり、又、スイッチングレギュレ−タの動
作に関係なくSCR1が動作するため、入力整流部を共
通化した複数個のスイッチングレギュレ−タを使った分
散給電方式に有効な方法である。又、スイッチングレギ
ュレ−タに限らず、コンデンサインプット型の電源を有
する機器に対しても有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来回路図
【図2】従来回路の各部動作波形図
【図3】本考案の一実施例回路図 (5)
【図4】本考案実施例回路の各部動作波形図
【図5】本考案の他の実施例回路図
【符号の説明】 D1 整流用ダイオ−ドブリッジ D6、D7 整流用ダイオ−ド C1、C2 コンデンサ SCR1、SCR2 スイッチング素子(サイリスタ) R1 電流制限抵抗 R2、R3 分圧抵抗

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整流ダイオ−ドD1の出力脈流電圧を平
    滑する第1のコンデンサC1の間に接続された半導体ス
    イッチング電源に於いて、前記整流ダイオ−ドD1と並
    列に第2の整流ダイオ−ドD6(D7)を設け、前記半
    導体スイッチング素子SCR1を点弧するために、前記
    第2整流ダイオ−ドD6(D7)の脈流出力電圧を第
    2、第3の抵抗器R2、R3により分圧すると共に、前
    記分圧出力を前記第3の抵抗器R3と並列に接続された
    第2のコンデンサC2を介して、前記半導体スイッチン
    グ素子SCR1のゲ−ト・カソ−ド間に印加入力電圧V
    inを印加してから該半導体スイッチング素子SCR1
    を点弧するまでの時限を前記第2のコンデンサC2及び
    第2、第3の抵抗R2、R3により設定する事を特徴と
    したスイッチング電源。
  2. 【請求項2】 半導体スイッチング素子SCR1のアノ
    −ド・ゲ−ト間に第2の半導体スイッチング素子SCR
    2のアノ−ド・カソ−ドを接続し、半導体スイッチング
    素子SCR2のゲ−ト・カソ−ド間に分圧抵抗R2、R
    3と第2のコンデンサC2より成る時限回路を接続した
    ことを特徴とする請求項1のスイッチング電源。
JP1995003400U 1995-03-23 1995-03-23 スイッチング電源 Expired - Lifetime JP2546843Y2 (ja)

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JPH0744880U JPH0744880U (ja) 1995-11-28
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