JP2546636B2 - モ−タ− - Google Patents

モ−タ−

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JP2546636B2
JP2546636B2 JP60037523A JP3752385A JP2546636B2 JP 2546636 B2 JP2546636 B2 JP 2546636B2 JP 60037523 A JP60037523 A JP 60037523A JP 3752385 A JP3752385 A JP 3752385A JP 2546636 B2 JP2546636 B2 JP 2546636B2
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JP
Japan
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magnet
magnetized
armature
motor
poles
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陽二 有田
常照 高橋
公行 神野
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Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
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Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2786Outer rotors
    • H02K1/2787Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/2788Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of a single magnet or two or more axially juxtaposed single magnets
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    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/03Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ラジアル方向に着磁されている磁石、特
に環状でラジアル方向に多極着磁されている磁石と、そ
の内側または外側に配置されている突極とを有するアー
マチュアを備えたモーターに関する。
〔従来の技術〕
近年、種々の新しい機械装置、電気および電子機器の
開発に伴い、コギングが少なく、かつ、大きなトルクを
有する高品質の小型モーターが強く望まれるようになっ
た。
コギングの解消策としてはコアレスモーター等が用い
られていたが、コアレスモーターは大きなトルクが得ら
れず、トルクを大にするためには大型化しなければなら
なかった。
これに対して、アーマチュアを有するモーターでは、
大きなトルクが得られるがコギングが発生するという不
都合があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は、上記従来のモーターそれぞれの欠点を解
消し、コギングがなく、しかもトルクの大きなモーター
を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明者等は上記問題点を解決するためにラジアル
方向に着磁されている磁石、特に環状でラジアル方向に
多極着磁されている磁石を用いたモーターについて種々
研究を重ねた結果、コギングの少ない着磁方法を見い出
したものである。
すなわち、この発明の構成は、突極を有するアーマチ
ュアと、それに相対するラジアル方向に着磁された多極
磁石を有するモーターにおいて、この多極磁石が回転軸
方向の長さが同じ偶数段の磁石からなり、アーマチュア
の突極の数と磁石の極数の最小公倍数をnとした場合
に、この多極磁石の一対が回転方向において、 式 θ=360゜/(2×n) で規定されるθなる角度だけ回転軸の長さ方向に段階的
にずらした着磁が施されているモーターである。
図面を参照して具体的に説明すると、第2図は通常の
環状磁石を用いたモーターの例であって、このモーター
は突極を6個有するアーマチュア1と極数が4個ある環
状磁石2および磁気ヨーク3を主要部としているもので
ある。
コギングとは、回転時に発生する回転むらであり、そ
の原因は突極1と環状磁石2の各磁極との間の相対的な
回転位置によって、磁石の動作点が変化し、磁極各部に
作用する力が回転軸に対して対称とならない場合に発生
する力(コギング力)によって生じる。
アーマチュアの突極数をq、多極磁石の磁極数をpと
すると、アーマチュアの円周方向での位置は360゜/q毎
に等価(同じ状態)となり、また、多極磁石に対する円
周方向での位置も360゜/p毎に等価となる。したがっ
て、突極を有するアーマチュアと多極磁石からなるモー
ターにおいては、アーマチュアの突極と多極磁石の円周
方向における相対的な位置関係は、360゜/qと360゜/pの
最小公倍数、すなわち、qとpの最小公倍数をnとして
360゜/n毎に等価となる。したがって、コギングトルク
はアーマチュアの回転位置によって静磁エネルギが変化
することによって発生するレラクタンストルクであり、
アーマチュアの突極と多極磁石の磁極の幾何学的位置に
よって決まる。アーマチュアの突極と磁極の円周方向
(回転方向)の相対的位置関係は360゜/n毎に等価とな
るので、コギングトルクは360゜/n毎に同じになる。す
なわち、第2図に示した6突極、4磁極の場合のコギン
グトルクの周期は30゜であり、そのトルクパターンを第
3図(a)で示す。
このコギングトルクを減少させるために、従来は回転
軸方向に連続的にアーマチュアや磁石の着磁位置をずら
すようにして、スキューを施すことが一般的に行われて
きた。
しかし、この場合、軸方向に長いモーターの場合には
スキュー角が小さい角度でもネジリとしては大きくな
り、実際の製作上では困難となる問題があった。
この発明ではこの問題を解決するために、より容易な
方法で同等の効果を奏する方法を見い出した。
その具体的方法は、着磁する時のN極とS極を回転軸
の長さ方向に段階的にずらす方法である。
具体的に説明すると、アーマチュアの突極の数と磁石
の極数の最小公倍数をnとした場合、回転方向にθ=36
0゜/(2×n)で規定されるθなる角度だけ回転軸の
長さ方向に段階的にずらした着磁がなされている。
第2図の例では、n=12であるから、 θ=360゜/(2×n)=15゜ である。
〔実施例〕
本願発明の第1の具体例としては第1図のような着磁
になる。第1図(a)では、多極磁石は回転軸の長さ方
向が同じ2段の磁石からなり、各段の磁石がラジアル方
向に4極に着磁されている。そして、この一対の磁石の
着磁において、N極とS極の境界がθ=15゜だけずれて
着磁されている。
この方法で着磁した磁石を用い、コギングトルクを測
定すると第3図(a)の線bで示すように明らかにコギ
ングトルクが減少した。これは、第1図(a)および第
1図(b)において、a1とa2の磁石の磁極を15゜ずらし
て着磁しているために、a1の磁石によるコギングトルク
(第3図(b)の線a1)とa2の磁石によるコギングトル
ク(第3図(b)の線a2)の位相は15゜だけずれること
になり、その結果、線a1と線a2を重ねたトルク曲線(第
3図(a)の線b)になるからである。a1およびa2の磁
石によるコギングトルク(線a1および線a2)は一般的に
は正弦波にはならず歪んだ波形をしている。したがっ
て、線a1と線a2を重ねたトルク曲線(線b)は完全に基
線に重ならず、周期がさらに1/2になった小さなトルク
が残った曲線になる。いうまでもなく、着磁をずらして
生じた対の数は第1図(a)では1としているが、第1
図(b)で示すように2、あるいはそれ以上でも同様な
効果を奏する。
本願発明の第2の具体例としては第4図に示したもの
がある。これは、a1とa2とはθだけずれており、b1とb2
も同じくθだけずれている。更に、これらの対A1,A2が
お互いにθ/2だけずれて着磁されている。この場合の対
の数は2である。
この例ではθだけずらしたコギングトルクを更にθ/2
だけずらすことによって、周期1/2の減少したトルクに
するものである。この考え方を繰り返すと第5図(a)
に示したように、更にこの部分Aと同じように着磁され
た部分Bが互いにθ/4だけずれて着磁されてもコギング
トルクが減少できるのは明らかである。この場合の対の
数は4である。
これを更に繰り返して第5図(b)のαと、このαと
同じように着磁された部分βとが互いにθ/8だけずれて
着磁してもよい。この場合の対の数は8である。
結局、一般的に θ/i(iは対の数) だけずらして着磁された磁石を用いれば一層コギングト
ルクが減少できるのは明らかである。
以上、図面に示した具体例は、互いにθだけずれてい
る対(a1とa2、b1とb2)が互いに隣合っている図面を例
に説明したがこれが隣合っていなくてもよい。
以上の説明は、環状の磁石を使用したモーターを例に
して説明したが、C型の磁石を使用したモーターの場合
にもこの発明はそのまま適用できる。第6図はC型の2
極の例であり環状磁石と同様に、回転方向に着磁部を段
階的にずらすことによってコギング力を減らすことがで
きる。
また、金型を使用して、磁性粉末を配向させるときに
も適用できる。
〔効果〕
以上、説明したように、この発明によれば磁石の着磁
位置を回転軸方向に連続的にずらしてスキューを施すよ
うな複雑な方法をとらずに、磁石の着磁を回転軸の長さ
方向に段階的にずらせるだけの容易な着磁方法によって
コギング力が減少できるのでトルクが大でしかも回転が
安定した小さいモーターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第4図、第5図は、環状磁石を用いたこの発明
のモーターの着磁状態の例を示す説明図。 第2図は環状磁石を用いたモーターのアーマチュアの突
極と環状磁石の極の関係を示す断面略図。 第3図は従来のモーターとこの発明のモーターにおける
各回転角とコギングトルクの関係を示すグラフ。 第6図はC型磁石を用いたこの発明のモーターの着磁状
態の例を示す説明図である。 1……アーマチュア、 2……環状磁石、 3……磁気ヨーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神野 公行 調布市染地3丁目1 多摩川住宅ト―6 ―406 (56)参考文献 実開 昭59−92580(JP,U) 実開 昭51−142109(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】突極を有するアーマチュアと、それに相対
    する、ラジアル方向に着磁された多極磁石を有するモー
    ターにおいて、この多極磁石が回転軸方向の長さが同じ
    偶数段の磁石からなり、アーマチュアの突極数と、磁石
    の極数の最小公倍数をnとした場合に、この多極磁石の
    一対が回転方向において 式 θ=360゜/(2×n) で規定されるθなる角度だけ回転軸の長さ方向に段階的
    にずらした着磁が施されていることを特徴とするモータ
    ー。
  2. 【請求項2】θなる角度だけ回転軸の長さ方向に段階的
    にずらした複数の対が、互いに一般的にθ/i(iは対の
    数)だけずらして着磁されている磁石を有している上記
    特許請求の範囲(1)記載のモーター。
JP60037523A 1985-02-28 1985-02-28 モ−タ− Expired - Lifetime JP2546636B2 (ja)

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