JP2546529Y2 - フィルタバグの天板への取付構造 - Google Patents
フィルタバグの天板への取付構造Info
- Publication number
- JP2546529Y2 JP2546529Y2 JP1993035556U JP3555693U JP2546529Y2 JP 2546529 Y2 JP2546529 Y2 JP 2546529Y2 JP 1993035556 U JP1993035556 U JP 1993035556U JP 3555693 U JP3555693 U JP 3555693U JP 2546529 Y2 JP2546529 Y2 JP 2546529Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing member
- gasket
- top plate
- mounting structure
- snap ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、集塵室内の含塵ガス
を濾過するフィルタバグを、集塵室内の天板に取付ける
ための構造に関する。
を濾過するフィルタバグを、集塵室内の天板に取付ける
ための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルタバグは、集塵室内の天板に貫設
された取付穴に取付けられて吊り下げた状態で使用され
る。このためフィルタバグの口元に設けたスナップリン
グをパッキンで包み、スナップリングの弾性を利用し
て、取付穴にフィルタバグを嵌着するようになってい
る。
された取付穴に取付けられて吊り下げた状態で使用され
る。このためフィルタバグの口元に設けたスナップリン
グをパッキンで包み、スナップリングの弾性を利用し
て、取付穴にフィルタバグを嵌着するようになってい
る。
【0003】ところがパッキンの経時的な劣化や、高圧
気流などを用いて付着粉塵の払い落とす際の衝撃、振動
などにより、フィルタバグが取付穴からずれたり落下す
る不都合が生じるようになる。
気流などを用いて付着粉塵の払い落とす際の衝撃、振動
などにより、フィルタバグが取付穴からずれたり落下す
る不都合が生じるようになる。
【0004】そこで前記不都合を解消するものとして、
例えば「バグフィルタのバグ取付装置」(実開平4−4
5517)が開示されている。この装置は、スナップリ
ング外周のパッキンの上下を内側に巻き込むことによ
り、バグ口元外周をF字状に形成して生じる凹部に固定
平板を嵌着するものである。
例えば「バグフィルタのバグ取付装置」(実開平4−4
5517)が開示されている。この装置は、スナップリ
ング外周のパッキンの上下を内側に巻き込むことによ
り、バグ口元外周をF字状に形成して生じる凹部に固定
平板を嵌着するものである。
【0005】しかしこの取付装置も、単にパッキンを巻
き込んで縫着したので、天板への嵌着力が弱いうえ、時
間の経過とともに巻き込み部が変形して、フィルタバグ
が天板から外れたり落下するおそれがあった。しかも縫
着箇所が多いのめ、製造に手間がかかる欠点があった。
き込んで縫着したので、天板への嵌着力が弱いうえ、時
間の経過とともに巻き込み部が変形して、フィルタバグ
が天板から外れたり落下するおそれがあった。しかも縫
着箇所が多いのめ、製造に手間がかかる欠点があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】この考案が解決しよう
とする課題は、天板への嵌着力を強くするとともに、変
形しにくくすることにある。又製造を簡単にすることに
ある。
とする課題は、天板への嵌着力を強くするとともに、変
形しにくくすることにある。又製造を簡単にすることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案の特徴は、以下
のとおりである。上下に平行する芯紐を内蔵したガスケ
ットを折り返して、2本の芯紐を有する外側片と、芯紐
のない平らな内側片とを形成して、外側片と内側片との
間にスナップリングを包み込む。ガスケットを当て布又
は濾布の上端部を折り返して形成される固定部材で包ん
で、芯紐間の外側の固定部材に天板の取付穴へ嵌着する
凹部を形成するとともに、スナップリングの下方でガス
ケットと固定部材とを縫着する。
のとおりである。上下に平行する芯紐を内蔵したガスケ
ットを折り返して、2本の芯紐を有する外側片と、芯紐
のない平らな内側片とを形成して、外側片と内側片との
間にスナップリングを包み込む。ガスケットを当て布又
は濾布の上端部を折り返して形成される固定部材で包ん
で、芯紐間の外側の固定部材に天板の取付穴へ嵌着する
凹部を形成するとともに、スナップリングの下方でガス
ケットと固定部材とを縫着する。
【0008】
【作用】2本の芯紐はガスケットに内蔵されているた
め、凹部が変形することがなく、従って天板の取付穴に
嵌着したのちはフィルタバグが外れるおそれがない。又
スナップリングを包み込んだガスケットと固定部材と
を、スナップリングの下方で縫着しているため、スナッ
プリングがずれることがない。
め、凹部が変形することがなく、従って天板の取付穴に
嵌着したのちはフィルタバグが外れるおそれがない。又
スナップリングを包み込んだガスケットと固定部材と
を、スナップリングの下方で縫着しているため、スナッ
プリングがずれることがない。
【0009】
【実施例】図1はこの考案のフィルタバグの上端部を示
す。1は公知のスナップリングで、2は折り返したガス
ケット、3は芯紐である。図2に示すようにガスケット
2は、ガラス繊維布製で、平行して2本のガラス繊維製
の芯紐3が所定の間隔で織り込まれている。但しガスケ
ット2をガラス繊維製に替えて、耐熱性、耐久性に優
れ、機械的強度が大きい合成樹脂、又は天然繊維で形成
してもよい。
す。1は公知のスナップリングで、2は折り返したガス
ケット、3は芯紐である。図2に示すようにガスケット
2は、ガラス繊維布製で、平行して2本のガラス繊維製
の芯紐3が所定の間隔で織り込まれている。但しガスケ
ット2をガラス繊維製に替えて、耐熱性、耐久性に優
れ、機械的強度が大きい合成樹脂、又は天然繊維で形成
してもよい。
【0010】このガスケット2を折り返して、2本の芯
紐3を有する外側片21と、芯紐3のない平らな内側片
22とを形成して、外側片21と内側片22との間にス
ナップリング1を包み込む。
紐3を有する外側片21と、芯紐3のない平らな内側片
22とを形成して、外側片21と内側片22との間にス
ナップリング1を包み込む。
【0011】4は耐熱性、耐久性に優れ、機械的強度の
大きい当て布を折り返して形成した固定部材で、この固
定部材4でガスケット2を包み込んでいる。5は濾布で
あり、その上端部はスナップリング1下方でスナップリ
ング1に近接し、外側片21と内側片22とが重なり合
う位置で、ガスケット2と固定部材4とともに上縫糸6
で上下2段に縫着されている。さらに実施例では、上縫
糸6の下方で固定部材4の重なり合う下端部と、濾布5
とは下縫糸7で上下2段に縫着されている。
大きい当て布を折り返して形成した固定部材で、この固
定部材4でガスケット2を包み込んでいる。5は濾布で
あり、その上端部はスナップリング1下方でスナップリ
ング1に近接し、外側片21と内側片22とが重なり合
う位置で、ガスケット2と固定部材4とともに上縫糸6
で上下2段に縫着されている。さらに実施例では、上縫
糸6の下方で固定部材4の重なり合う下端部と、濾布5
とは下縫糸7で上下2段に縫着されている。
【0012】8は凹部で、上下2本の芯紐3間の外側
で、固定部材4の外側に形成されている。即ちこの凹部
8は、上下の芯紐3により形成される固定部材4の山と
山との間の谷に形成され、凹部8は天板11の取付穴1
2に嵌め込まれる。従ってガスケット2芯紐3の間隔
は、集塵室に設けられる天板11の厚みに合わせて適宜
選択する。
で、固定部材4の外側に形成されている。即ちこの凹部
8は、上下の芯紐3により形成される固定部材4の山と
山との間の谷に形成され、凹部8は天板11の取付穴1
2に嵌め込まれる。従ってガスケット2芯紐3の間隔
は、集塵室に設けられる天板11の厚みに合わせて適宜
選択する。
【0013】なお図示実施例では固定部材4として当て
布を用いたが、濾布5の上端部を折り返して固定部材4
とすることも可能である。又フィルタバグの種類、大き
さによって縫着箇所を適宜増減できる。
布を用いたが、濾布5の上端部を折り返して固定部材4
とすることも可能である。又フィルタバグの種類、大き
さによって縫着箇所を適宜増減できる。
【0014】
【考案の効果】芯紐によって凹部が形成されるため、天
板の取付穴に強力に嵌着されうえ、長い期間でも凹部が
変形しないので、ずれや脱落がない。
板の取付穴に強力に嵌着されうえ、長い期間でも凹部が
変形しないので、ずれや脱落がない。
【0015】又スナップリングはガスケットに包み込ま
れているため、フィルタバグのずれや脱落の原因の一つ
となる、スナップリング位置ずれが生じない。
れているため、フィルタバグのずれや脱落の原因の一つ
となる、スナップリング位置ずれが生じない。
【0016】パッキンを巻き込んで当て布とともに縫着
するような極めて面倒な手間が掛からないうえ、縫着工
数が少なくてすむので、製造能率が上がりコストを低減
できる。
するような極めて面倒な手間が掛からないうえ、縫着工
数が少なくてすむので、製造能率が上がりコストを低減
できる。
【図1】フィルタバグの上端部の縦断面図である。
【図2】ガスケットの斜視図である。
【図3】フィルタバグの正面図である。
1 スナップリング 2 ガスケット 21 外側片 22 内側片 3 芯紐 4 固定部材 5 濾布 6 上縫糸
Claims (4)
- 【請求項1】 上下に平行する芯紐を内蔵したガスケッ
トを折り返して、2本の芯紐を有する外側片と、芯紐の
ない平らな内側片とを形成し、外側片と内側片との間に
スナップリングを包み込んだガスケットを、当て布又は
濾布の上端部を折り返して形成される固定部材を包ん
で、芯紐間の外側の固定部材に天板の取付穴へ嵌着する
凹部を形成するとともに、スナップリングの下方でガス
ケットと固定部材とを縫着してなるフィルタバグの天板
への取付構造。 - 【請求項2】 固定部材は当て布で形成されており、ガ
スケットと当て布とは、濾布の上端部とともに縫着され
ている請求項1のフィルダバグの天板への取付構造。 - 【請求項3】 固定部材は重なり合う部分が濾布ととも
に縫着されている請求項2のフィルタバグの天板への取
付構造。 - 【請求項4】 固定部材は濾布で形成されている請求項
1のフィルタバグの天板への取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035556U JP2546529Y2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | フィルタバグの天板への取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035556U JP2546529Y2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | フィルタバグの天板への取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07510U JPH07510U (ja) | 1995-01-06 |
JP2546529Y2 true JP2546529Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=12445009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993035556U Expired - Lifetime JP2546529Y2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | フィルタバグの天板への取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546529Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3859058B2 (ja) † | 2001-10-12 | 2006-12-20 | 東洋紡績株式会社 | バグフィルター |
JP4596263B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2010-12-08 | 株式会社日立プラントテクノロジー | 濾布取付け穴塞ぎ工法及び濾布取付け穴塞ぎ冶具 |
JP2010099608A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Sagami Shokai:Kk | バグフィルタ用濾材 |
CN111996647A (zh) * | 2020-08-13 | 2020-11-27 | 辽宁鑫瀛过滤科技有限公司 | 一种除尘袋用机织布 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031322U (ja) * | 1983-08-05 | 1985-03-02 | 日立プラント建設株式会社 | バグフイルタの濾布取付構造 |
JPH0733852Y2 (ja) * | 1990-08-10 | 1995-08-02 | 日本エアー・フィルター株式会社 | バグフィルタのバグ取付装置 |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP1993035556U patent/JP2546529Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07510U (ja) | 1995-01-06 |
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