JPH07510U - フィルタバグの天板への取付構造 - Google Patents
フィルタバグの天板への取付構造Info
- Publication number
- JPH07510U JPH07510U JP3555693U JP3555693U JPH07510U JP H07510 U JPH07510 U JP H07510U JP 3555693 U JP3555693 U JP 3555693U JP 3555693 U JP3555693 U JP 3555693U JP H07510 U JPH07510 U JP H07510U
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- gasket
- fixing member
- top plate
- snap ring
- filter bag
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集塵機の集塵室に設けられる天板に取付けら
れるフィルタバグが、容易に外れたり脱落しないように
するとともに、製造し易いようにする。 【構成】 上下に平行する芯紐3を内蔵したガスケット
2を折り返して、芯紐3側の外側片21と平らな内側片
22を形成し、外側片21と内側片22との間にスナッ
プリング1を包み込んだガスケット2を、当て布又は濾
布を折り返してなる固定部材4で包み、芯紐3間の外側
の固定部材4に凹部8を形成する。スナップリング1の
下方でガスケット2と固定部材4とを縫着して、スナッ
プリング1がずれないようにし、凹部8を天板11の取
付穴12に嵌着する。
れるフィルタバグが、容易に外れたり脱落しないように
するとともに、製造し易いようにする。 【構成】 上下に平行する芯紐3を内蔵したガスケット
2を折り返して、芯紐3側の外側片21と平らな内側片
22を形成し、外側片21と内側片22との間にスナッ
プリング1を包み込んだガスケット2を、当て布又は濾
布を折り返してなる固定部材4で包み、芯紐3間の外側
の固定部材4に凹部8を形成する。スナップリング1の
下方でガスケット2と固定部材4とを縫着して、スナッ
プリング1がずれないようにし、凹部8を天板11の取
付穴12に嵌着する。
Description
【0001】
この考案は、集塵室内の含塵ガスを濾過するフィルタバグを、集塵室内の天板 に取付けるための構造に関する。
【0002】
フィルタバグは、集塵室内の天板に貫設された取付穴に取付けられて吊り下げ た状態で使用される。このためフィルタバグの口元に設けたスナップリングをパ ッキンで包み、スナップリングの弾性を利用して、取付穴にフィルタバグを嵌着 するようになっている。
【0003】 ところがパッキンの経時的な劣化や、高圧気流などを用いて付着粉塵の払い落 とす際の衝撃、振動などにより、フィルタバグが取付穴からずれたり落下する不 都合が生じるようになる。
【0004】 そこで前記不都合を解消するものとして、例えば「バグフィルタのバグ取付装 置」(実開平4−45517)が開示されている。この装置は、スナップリング 外周のパッキンの上下を内側に巻き込むことにより、バグ口元外周をF字状に形 成して生じる凹部に固定平板に嵌着するものである。
【0005】 しかしこの取付装置も、単にパッキンを巻き込んで縫着したので、天板への嵌 着力が弱いうえ、時間の経過とともに巻き込み部が変形して、フィルタバグが天 板から外れたり落下するおそれがあった。しかも縫着箇所が多いのめ、製造に手 間がかかる欠点があった。
【0006】
この考案が解決しようとする課題は、天板への嵌着力を強くするとともに、変 形しにくくすることにある。又製造を簡単にすることにある。
【0007】
この考案の特徴は、以下のとおりである。 上下に平行する芯紐を内蔵したガスケットを折り返して、2本の芯紐を有する 外側片と、芯紐のない平らな内側片とを形成して、外側片と内側片との間にスナ ップリングを包み込む。ガスケットを当て布又は濾布の上端部を折り返して形成 される固定部材で包んで、芯紐間の外側の固定部材に天板の取付穴へ嵌着する凹 部を形成するとともに、スナップリングの下方でガスケットと固定部材とを縫着 する。
【0008】
2本の芯紐はガスケットに内蔵されているため、凹部が変形することがなく、 従って天板の取付穴に嵌着したのちはフィルタバグが外れるおそれがない。又ス ナップリングを包み込んだガスケットと固定部材とを、スナップリングの下方で 縫着しているため、スナップリングがずれることがない。
【0009】
図1はこの考案のフィルタバグの上端部を示す。1は公知のスナップリングで 、2は折り返したガスケット、3は芯紐である。図2に示すようにガスケット2 は、ガラス繊維布製で、平行して2本のガラス繊維製の芯紐3が所定の間隔で織 り込まれている。但しガスケット2をガラス繊維製に替えて、耐熱性、耐久性に 優れ、機械的強度が大きい合成樹脂、又は天然繊維で形成してもよい。
【0010】 このガスケット2を折り返して、2本の芯紐3を有する外側片21と、芯紐3 のない平らな内側片22とを形成して、外側片21と内側片22との間にスナッ プリング1を包み込む。
【0011】 4は耐熱性、耐久性に優れ、機械的強度の大きい当て布を折り返して形成した 固定部材で、この固定部材4でガスケット2を包み込んでいる。5は濾布であり 、その上端部はスナップリング1下方でスナップリング1に近接し、外側片21 と内側片22とが重なり合う位置で、ガスケット2と固定部材4とともに上縫糸 6で上下2段に縫着されている。さらに実施例では、上縫糸6の下方で固定部材 4の重なり合う下端部と、濾布5とは下縫糸7で上下2段に縫着されている。
【0012】 8は凹部で、上下2本の芯紐3間の外側で、固定部材4の外側に形成されてい る。即ちこの凹部8は、上下の芯紐3により形成される固定部材4の山と山との 間の谷に形成され、凹部8は天板11の取付穴12に嵌め込まれる。従ってガス ケット2芯紐3の間隔は、集塵室に設けられる天板11の厚みに合わせて適宜選 択する。
【0013】 なお図示実施例では固定部材4として当て布を用いたが、濾布5の上端部を折 り返して固定部材4とすることも可能である。又フィルタバグの種類、大きさに よって縫着箇所を適宜増減できる。
【0014】
芯紐によって凹部が形成されるため、天板の取付穴に強力に嵌着されうえ、長 い期間でも凹部が変形しないので、ずれや脱落がない。
【0015】 又スナップリングはガスケットに包み込まれているため、フィルタバグのずれ や脱落の原因の一つとなる、スナップリング位置ずれが生じない。
【0016】 パッキンを巻き込んで当て布とともに縫着するような極めて面倒な手間が掛か らないうえ、縫着工数が少なくてすむので、製造能率が上がりコストを低減でき る。
【図1】フィルタバグの上端部の縦断面図である。
【図2】ガスケットの斜視図である。
【図3】フィルタバグの正面図である。
1 スナップリング 2 ガスケット 21 外側片 22 内側片 3 芯紐 4 固定部材 5 濾布 6 上縫糸
Claims (3)
- 【請求項1】 上下に平行する紐芯を内蔵したガスケッ
トを折り返して、2本の芯紐を有する外側片と、芯紐の
ない平らな内側片とを形成し、外側片と内側片との間に
スナップリングを包み込んだガスケットを、当て布又は
濾布の上端部を折り返して形成される固定部材で包ん
で、芯紐間の外側の固定部材に天板の取付穴へ嵌着する
凹部を形成するとともに、スナップリングの下方でガス
ケットと固定部とを縫着してなるフィルタバグの天板へ
の取付構造。 - 【請求項2】 固定部材は当て布で形成されており、ガ
スケットと当て布とは、濾布の上端部とともに縫着され
ている請求項1のフィルタバグの天板への取付構造。 - 【請求項3】 固定部材は重なり合う部分が濾布ととも
に縫着されている請求項2のフィルタバグの天板への取
付構造。 【請求項3】 固定部材は濾布で形成されている請求項
1のフィルタバグの天板への取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035556U JP2546529Y2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | フィルタバグの天板への取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035556U JP2546529Y2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | フィルタバグの天板への取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07510U true JPH07510U (ja) | 1995-01-06 |
JP2546529Y2 JP2546529Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=12445009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993035556U Expired - Lifetime JP2546529Y2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | フィルタバグの天板への取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546529Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1302229A2 (en) † | 2001-10-12 | 2003-04-16 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Bag filters |
JP2007083150A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 濾布取付け穴塞ぎ工法及び濾布取付け穴塞ぎ冶具 |
JP2010099608A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Sagami Shokai:Kk | バグフィルタ用濾材 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031322U (ja) * | 1983-08-05 | 1985-03-02 | 日立プラント建設株式会社 | バグフイルタの濾布取付構造 |
JPH0445517U (ja) * | 1990-08-10 | 1992-04-17 |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP1993035556U patent/JP2546529Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031322U (ja) * | 1983-08-05 | 1985-03-02 | 日立プラント建設株式会社 | バグフイルタの濾布取付構造 |
JPH0445517U (ja) * | 1990-08-10 | 1992-04-17 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1302229A2 (en) † | 2001-10-12 | 2003-04-16 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Bag filters |
EP1302229B2 (en) † | 2001-10-12 | 2015-01-07 | Toyobo Co., Ltd. | Bag filters |
JP2007083150A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 濾布取付け穴塞ぎ工法及び濾布取付け穴塞ぎ冶具 |
JP4596263B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2010-12-08 | 株式会社日立プラントテクノロジー | 濾布取付け穴塞ぎ工法及び濾布取付け穴塞ぎ冶具 |
JP2010099608A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Sagami Shokai:Kk | バグフィルタ用濾材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2546529Y2 (ja) | 1997-09-03 |
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