JP2546448Y2 - タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具 - Google Patents
タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具Info
- Publication number
- JP2546448Y2 JP2546448Y2 JP1989141456U JP14145689U JP2546448Y2 JP 2546448 Y2 JP2546448 Y2 JP 2546448Y2 JP 1989141456 U JP1989141456 U JP 1989141456U JP 14145689 U JP14145689 U JP 14145689U JP 2546448 Y2 JP2546448 Y2 JP 2546448Y2
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- JP
- Japan
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- spike
- slip net
- concave groove
- fitting
- edge
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- Tires In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はタイヤ用滑り止めネットのスパイク金具、詳
しくは両端部を折曲せしめて滑り止めネット本体の網目
交差部に締着保持されるスパイク金具の改良に関する。
しくは両端部を折曲せしめて滑り止めネット本体の網目
交差部に締着保持されるスパイク金具の改良に関する。
（従来の技術及びその問題点） 従来、滑り止めネット本体の網目交差部に締着せしめ
るこの種のスパイク金具は、表面平担状にして、かつ帯
状板体に形成した鋼材を形に折曲して成形したもの
で、その両端部を夫々内側に折曲せしめて滑り止めネッ
ト本体の網目交差部に締着せしめ凍結路面での滑止めを
図っていた。
るこの種のスパイク金具は、表面平担状にして、かつ帯
状板体に形成した鋼材を形に折曲して成形したもの
で、その両端部を夫々内側に折曲せしめて滑り止めネッ
ト本体の網目交差部に締着せしめ凍結路面での滑止めを
図っていた。
しかし、上記せる従来のスパイク金具はその接地面が
平担状であるため、凍結路面に対するグリップ性に改良
の余地を残していたものである。
平担状であるため、凍結路面に対するグリップ性に改良
の余地を残していたものである。
（考案が解決しようとする課題） 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、接地面
側に引っ掛かりを設けてなるスパイク金具を供し、凍結
路面におけるグリップ性を向上せしめることである。
なされたものであり、その目的とするところは、接地面
側に引っ掛かりを設けてなるスパイク金具を供し、凍結
路面におけるグリップ性を向上せしめることである。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段
は、接地面側の表面に凹溝部を凹設せしめ、該凹溝部の
上端縁にエッジを形成してなることである。
は、接地面側の表面に凹溝部を凹設せしめ、該凹溝部の
上端縁にエッジを形成してなることである。
（作用） 上記せる技術的手段により、スパイク金具をネット本
体の網目交差部に締着すると、スパイク金具は、その接
地面側に設けた凹溝部の上端縁がエッジとなり、該エッ
ジが接地面に対向して凍結路面に喰い込みグリップ力は
向上する。
体の網目交差部に締着すると、スパイク金具は、その接
地面側に設けた凹溝部の上端縁がエッジとなり、該エッ
ジが接地面に対向して凍結路面に喰い込みグリップ力は
向上する。
（実施例） 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する
と、図中（Ａ）は本考案スパイク金具（１）を滑り止め
ネット本体（ａ）の所定の網目交差部（a1）…に締着せ
しめた滑り止めネットで、前記滑り止めネット本体
（ａ）は従来周知であり、またその網目形状は図示せる
菱形状に限定されず、例えば長方形状等の種々の網目形
状等でもよく任意である。
と、図中（Ａ）は本考案スパイク金具（１）を滑り止め
ネット本体（ａ）の所定の網目交差部（a1）…に締着せ
しめた滑り止めネットで、前記滑り止めネット本体
（ａ）は従来周知であり、またその網目形状は図示せる
菱形状に限定されず、例えば長方形状等の種々の網目形
状等でもよく任意である。
スパイク金具（１）は、引抜き加工あるいは切削加工
等の手段により、一面側（接地面側）略中央にその長手
方向にわたって凹溝部（２）を設けた所定の肉厚を有す
る帯状鋼材を形成すると共に、前記凹溝部（２）を外方
に向けて 形に折曲してなり、前記滑り止めネット本体
（ａ）の網目交差部（a1）の裏面側（タイヤ対面側）か
ら、該スパイク金具（１）の平担面側を対向せしめて凹
溝部（２）が滑り止めネット本体（ａ）の長手方向に対
して直交するように嵌着すると共に、表面側（接地面
側）に突出した両端部（1a）（1a）を共に内側に折り曲
げて網目交差部（a1）の周りに締着すると、前記凹溝部
（２）が接地面側に対向し、その上端縁がエッジ（３）
（３）となるものである。
等の手段により、一面側（接地面側）略中央にその長手
方向にわたって凹溝部（２）を設けた所定の肉厚を有す
る帯状鋼材を形成すると共に、前記凹溝部（２）を外方
に向けて 形に折曲してなり、前記滑り止めネット本体
（ａ）の網目交差部（a1）の裏面側（タイヤ対面側）か
ら、該スパイク金具（１）の平担面側を対向せしめて凹
溝部（２）が滑り止めネット本体（ａ）の長手方向に対
して直交するように嵌着すると共に、表面側（接地面
側）に突出した両端部（1a）（1a）を共に内側に折り曲
げて網目交差部（a1）の周りに締着すると、前記凹溝部
（２）が接地面側に対向し、その上端縁がエッジ（３）
（３）となるものである。
従って、そのスパイク金具（１）…を締着せしめた滑
り止めネット（Ａ）をタイヤに巻回せしめて走行すれ
ば、スパイ金具（１）…のエッジ（３）…が凍結路面に
喰い込んで引っ掛かりグリップ力は強くなる。
り止めネット（Ａ）をタイヤに巻回せしめて走行すれ
ば、スパイ金具（１）…のエッジ（３）…が凍結路面に
喰い込んで引っ掛かりグリップ力は強くなる。
尚、上記例にあっては、スパイク金具（１）の表面に
設ける凹溝部（２）を、図示せる如く一本の溝によって
説明したが、２本,3本…と複数本設け夫々の上端縁で多
数のエッジとするのもグリップ効果が向上し好ましいも
のであり、また凹溝部（２）は連通状とせず分設状とす
るのも任意である。そして、上記凹溝部（２）の形状に
ついても、図示せる 形状に限らず、 形、凹形等任意とする。
設ける凹溝部（２）を、図示せる如く一本の溝によって
説明したが、２本,3本…と複数本設け夫々の上端縁で多
数のエッジとするのもグリップ効果が向上し好ましいも
のであり、また凹溝部（２）は連通状とせず分設状とす
るのも任意である。そして、上記凹溝部（２）の形状に
ついても、図示せる 形状に限らず、 形、凹形等任意とする。
また、スパイク金具（１）を滑り止めネット本体
（ａ）の網目交差部（a1）の表面側（接地面側）から、
該スパイク金具（１）の平担面側を対向せしめて凹溝部
（２）が滑り止めネット本体（ａ）の長手方向に対して
直交するように嵌着すると共に、裏面側（タイヤ対面
側）に突出した両端部（1a）（1a）を共に内側に折り曲
げて網目交差部（a1）の周りに締着し、端部（1a）（1
a）の合せ目を裏面側とするのもよく任意である。
（ａ）の網目交差部（a1）の表面側（接地面側）から、
該スパイク金具（１）の平担面側を対向せしめて凹溝部
（２）が滑り止めネット本体（ａ）の長手方向に対して
直交するように嵌着すると共に、裏面側（タイヤ対面
側）に突出した両端部（1a）（1a）を共に内側に折り曲
げて網目交差部（a1）の周りに締着し、端部（1a）（1
a）の合せ目を裏面側とするのもよく任意である。
（考案の効果） 本考案は、接地面側に凹溝部を設けたタイヤ用滑り止
めネットのスパイク金具とし、該スパイク金具をネット
本体の網目交差部に締着せしめれば、前記凹溝部が接地
面側に対向し、該凹溝部の上端縁（エッジ）が凍結路面
走行時に該路面に喰い込んで引っ掛かるためグリップ性
が向上し、凍結路面走行時にあって大変実用効果の高い
ものである。
めネットのスパイク金具とし、該スパイク金具をネット
本体の網目交差部に締着せしめれば、前記凹溝部が接地
面側に対向し、該凹溝部の上端縁（エッジ）が凍結路面
走行時に該路面に喰い込んで引っ掛かるためグリップ性
が向上し、凍結路面走行時にあって大変実用効果の高い
ものである。
また、凍結路面等の表面融水がスパイク金具の凹溝部
を通って逃がされる為、グリップ性（摩擦抵抗）の向上
となりスパイク金具としての実効が図れる。
を通って逃がされる為、グリップ性（摩擦抵抗）の向上
となりスパイク金具としての実効が図れる。
第１図は本考案のスパイク金具の一実施例を示す全体斜
視図，第２図はスパイク金具を取付けたタイヤ用滑り止
めネットを示す平面図，第３図はスパイク金具の取付状
態を拡大して示す平面図，第４図は第２図の（IV）−
（IV）線拡大断面図，第５図は第２図の（Ｖ）−（Ｖ）
線拡大断面図である。 尚、図中 （Ａ）：滑り止めネット （ａ）：滑り止めネット本体 （a1）：網目交差部、（１）：スパイク金具 （1a）：端部、（２）：凹溝部 （３）：エッジ
視図，第２図はスパイク金具を取付けたタイヤ用滑り止
めネットを示す平面図，第３図はスパイク金具の取付状
態を拡大して示す平面図，第４図は第２図の（IV）−
（IV）線拡大断面図，第５図は第２図の（Ｖ）−（Ｖ）
線拡大断面図である。 尚、図中 （Ａ）：滑り止めネット （ａ）：滑り止めネット本体 （a1）：網目交差部、（１）：スパイク金具 （1a）：端部、（２）：凹溝部 （３）：エッジ
Claims (1)
- 【請求項１】帯状鋼材をコ型に折曲形成した金具本体を
タイヤ用滑り止めネットの網目交差部に巻回折曲して締
着せしめるスパイク金具において、接地面側の表面に凹
溝部を凹設せしめ、該凹溝部の上端縁にエッジを形成し
てなることを特徴とするタイヤ用滑り止めネットのスパ
イク金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989141456U JP2546448Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989141456U JP2546448Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0378608U JPH0378608U (ja) | 1991-08-09 |
| JP2546448Y2 true JP2546448Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=31688350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989141456U Expired - Fee Related JP2546448Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546448Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026204U (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-22 | 京セラ株式会社 | セラミツクタ−ボロ−タ |
| JPH043841Y2 (ja) * | 1986-06-12 | 1992-02-05 |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP1989141456U patent/JP2546448Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0378608U (ja) | 1991-08-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |