JP2545988Y2 - 電気採暖具 - Google Patents

電気採暖具

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JP2545988Y2
JP2545988Y2 JP576291U JP576291U JP2545988Y2 JP 2545988 Y2 JP2545988 Y2 JP 2545988Y2 JP 576291 U JP576291 U JP 576291U JP 576291 U JP576291 U JP 576291U JP 2545988 Y2 JP2545988 Y2 JP 2545988Y2
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unit
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良夫 佐治
正典 田中
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気カーペット、電気
毛布などの電気採暖具に関し、特に、多芯コードの芯数
の削減及び安全対策を講じた電気採暖具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気採暖具としては、ワイヤレス
機能により採暖具本体の温度を設定するようにしたもの
がある。一般的な電気採暖具の例としては、ワイヤレス
器によって制御器に温度設定信号を発信し、採暖具本体
に設けられている発熱体の温度を所望する温度に設定す
るようになっている。採暖具本体と制御器との間には、
採暖具本体内に発熱体と、この発熱体の温度を検知する
ための温度検知体とを多芯コードにより接続している。
この多芯コードは床上をはわせるようにして設置されて
いる。(実開平2−28012号公報参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、発熱体
と温度検知体との間に接続されているコードは多芯コー
ドであるため、太い多芯コードとなってしまう。
【0004】それ故に本考案の課題は、採暖具本体と制
御器との間の多芯コードの芯線数を少なくした電気採暖
具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、発熱体
と、該発熱体の温度を検出する温度検知体と、該温度検
知体の温度を発信信号によりワイヤレス状態で発信する
発信部とを有する採暖具本体及び、該採暖具本体に多芯
コードを介して接続した制御器とを含み、該制御器は上
記発信部からの発信信号を受ける受信部と、ワイヤレス
器からの設定信号及び上記発信部からの温度信号により
発熱量を制御する制御手段を有していることを特徴とす
る電気採暖具が得られる。また、本考案によれば、上記
制御手段は、上記発信部からの上記発信信号が一定時間
受信されないときに上記発熱体をオフする信号処理部を
有している電気採暖具が得られる。
【0006】
【実施例】図1本発明の電気採暖具の一実施例を示し、
図2は図1の電気採暖具の回路構成を示すブロック図で
ある。
【0007】図1及び図2を参照して、電気採暖具は採
暖具本体1と、この採暖具本体1に一体に設けられてい
る端子箱2と、端子箱2及び制御器3を互いに接続して
いる多芯コード4とを有している。また、端子箱2には
ワイヤレス器6によって温度設定を行うことができるよ
うに発信窓7が設けられている。制御器3には電源コー
ド5が接続されている。
【0008】採暖具本体1は発熱体25と、この発熱体
25の温度を検出する温度検知体26とを有している。
端子箱2は温度検知体26の温度を検出する温度検出部
24と、温度検出部24で検出された温度をワイヤレス
で送信する第1の発信部27とを有している。制御器3
は、採暖具本体1に多芯コード4で接続された発熱体2
5を制御するための制御手段を有している。この制御手
段は設定温度などを送信するワイヤレス器6からの設定
信号と第1の発信部27からの温度信号とで発熱量を制
御し、第1の発信部27からの設定信号が一定時間受信
されないときに発熱体25をオフする。
【0009】制御器3には第1の発信部27からの信号
とワイヤレス器6に設けられている第2の発信部31か
らの設定信号とを受信する受信窓8が設けられている。
この制御器3は第1の発信部27からの発信信号を一定
時間以上受信できないときには、採暖具本体1をオフす
るものである。
【0010】さらに本考案を詳細に述べると、電源21
間には制御器3に設けられている電力制御素子22、採
暖具本体1に設けられているヒータ線38が直列に接続
されている。発熱体25はヒータ線38と、このヒータ
線38の周面上に絶縁材を介して巻き付けられている信
号線39とを有している。温度検出体26は発熱体25
の近傍に位置している。制御器3には、電力制御素子2
2の他に、制御部23と、第1及び第2の発信部27、
31からの信号を受信する受信部28と、この受信部2
8で受けた信号を処理する信号処理部32とが設けられ
ている。制御部23は温度検出部24に接続されてい
る。温度検出部24には信号線39が接続されている。
多芯コード4は電源ラインを構成する2本の多芯コード
33、34と、制御部23及び温度検出部24間を接続
した1本の多芯コードの合計3本からなっている。電源
21から供給された電力は電力制御素子22、ヒータ線
38、制御部23及び温度検出部24に供給される。
度検出部24は温度検知体26で検知した発熱体25の
発熱量を電気信号に変換する。その電気信号は第1の発
信部27から制御部23に設けられている受信部28へ
向けて発信される。
【0011】一方、別に設けたワイヤレス器6では、そ
の入力部29で設定温度などを入力し、その結果が設定
部30で電気信号に変換され、第2の発信部31から制
御器3の受信部28に向けて設定温度が発信される。受
信部28で受けた信号は信号処理部32を経て制御部で
オン・オフ制御信号に変換される。さらに電力制御素子
22をオン・オフすることで電源21、発熱体25、多
芯コード33,34を経て発熱体25を発熱する。
【0012】なお、第1及び第2の発信部27,31か
ら発信する発信信号は連続信号が好ましいが他のリモコ
ン信号が重なると、他のリモコン信号の誤動作を生じや
すいので一定時間の間隔をおいた信号でもよい。
【0013】また、第1の発信部27からの信号が受信
部28に伝わらない場合、例えば、受信部28の前に何
か物を置いて発信窓7からの信号を邪魔した場合などは
受信部28に信号が伝わらなくなる。このため、信号処
理部32が判断して制御部23がオフ信号を発し、電力
制御素子22をオフし、発熱体25をオフする安全対策
を講じている。
【0014】図3に示すように、制御器3にはその内部
で電源21の一方のラインに設けられている第1の温度
ヒューズ35と、この第1の温度ヒューズ35の近傍に
あって制御部23に接続されている第1の発熱抵抗37
とが設けられている。また、端子箱2内には電源21の
他方のラインに設けられている第2の温度ヒューズ36
と、この第2の温度ヒューズ36の近傍にあって温度検
出部24に接続されている第2の発熱抵抗40とが設け
られている。即ち、制御器3と端子箱2とにおいては第
1の温度ヒューズ35を経て端子箱2内の温度検出部2
4、第2の温度ヒューズ36から電源21に戻る閉回路
が構成されている。第1の温度ヒューズ35は電力制御
素子22の材料が溶着した場合に第1の発熱抵抗37
自己発熱によって第1の温度ヒューズ35を溶断するも
のである。
【0015】第2の温度ヒューズ36は発熱体25の一
次箔であるヒータ線38と信号線39が局部過熱などの
以上過熱を防止するため、短絡した場合、第2の発熱抵
抗40が発熱して第2の温度ヒューズを溶断するもので
ある。
【0016】
【考案の効果】以上、実施例により説明したように、本
考案の電気採暖具によれば、採暖具本体と制御器との間
の多芯コードにおいて温度検知体に接続される信号線に
要するコードの本数を減らすことができるため多芯コー
ドを細くすることができる。
【0017】また、採暖具本体と制御器との間で温度信
号をワイヤレスにしたときのワイヤレス信号が制御器に
伝わらないときに発熱体を強制的のオフするので安全性
が確立される。
【0018】さらに、制御部を制御箱と制御器の2か所
に分離することにより、両者の制御部の大きさが片寄ら
ずほどよく分散されて小形化されるため使用感が良好に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気採暖具の一実施例の使用状態を示
す斜視図である。
【図2】図1の電気採暖具の回路構成を示すブロック図
である。
【図3】図1の電気採暖具の制御器と端子箱とそれらの
間を接続するコードを示す結線図である。
【符号の説明】
1 採暖具本体 2 端子箱 3 制御器 4 多芯コード 5 電源コード 6 ワイヤレス器 7 発信窓 8 受信窓 22 電力制御素子 23 制御部 24 温度検出部 25 発熱体 26 温度検知体 27 第1の発信部 28 受信部 29 入力部 30 設定部 32 信号処理部 33 多芯コード 34 多芯コード 35 第1の温度ヒューズ 36 第2の温度ヒューズ 38 ヒータ線 39 信号線

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱体と、該発熱体の温度を検出する温度
    検知体と、該温度検知体の温度を発信信号によりワイヤ
    レス状態で発信する発信部とを有する採暖具本体及び、
    該採暖具本体に多芯コードを介して接続した制御器とを
    含み、該制御器は上記発信部からの発信信号を受ける受
    信部と、ワイヤレス器からの設定信号及び上記発信部か
    らの温度信号により発熱量を制御する制御手段を有して
    いることを特徴とする電気採暖具。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記発信部からの上記発
    信信号が上記受信部に一定時間受信されないときに上記
    発熱体をオフする信号処理部を有している請求項1記載
    の電気採暖具。
JP576291U 1991-01-22 1991-01-22 電気採暖具 Expired - Lifetime JP2545988Y2 (ja)

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JPH0498292U JPH0498292U (ja) 1992-08-25
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