JP2545098Y2 - ホック型接続電極 - Google Patents

ホック型接続電極

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JP2545098Y2
JP2545098Y2 JP3042392U JP3042392U JP2545098Y2 JP 2545098 Y2 JP2545098 Y2 JP 2545098Y2 JP 3042392 U JP3042392 U JP 3042392U JP 3042392 U JP3042392 U JP 3042392U JP 2545098 Y2 JP2545098 Y2 JP 2545098Y2
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opening
movable plate
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hook
connection electrode
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喜美夫 山口
満彦 庄子
武 熊取谷
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Fukuda Denshi Co Ltd
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Fukuda Denshi Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はホック型接続電極、特に
患者の生体に装着して心電図信号を誘導する生体電極に
対して、嵌合可能なホック型接続電極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、患者の生体から心電図信号を
誘導する場合は、生体に装着する生体電極と該生体電極
に嵌合するホック型接続電極が使用されることは、よく
知られている。これを、図4に基づいて説明すれば、次
のとおりである。即ち、図4において、参照符号10は
ホック型接続電極、20は生体電極である。上記生体電
極20を患者の生体に装着すると共に、その突起部20
Aに、ホック型接続電極10のホック部30を嵌合させ
る(図4(A)の矢印p)。このホック部30の概略
は、図4(B)、(C)に示すように、ホック型接続電
極10のケース11に固定された固定板30Aと、該固
定板30Aに対して、コイルばね等の弾発手段を介して
(図示省略)変位可能な可動板30Bとから成る。生体
電極20にホック型接続電極10を嵌合させるには、上
記コイルばねの弾発力に抗して可動板30Bを矢印q方
向に変位させて(図4(B))、上記固定板30Aの開
口部30A1と、可動板30Bの開口部30B1とを重
ね合わせ、生体電極20の突起部20Aを、両開口部3
0A1と30B1内に挿入させる。その後は、コイルば
ねの復元力に基づいて、固定板30Aの開口部30A1
に対して、可動板30Bの開口部30B1を矢印r方向
に変位させれば(図4(C))、生体電極20の突起部
20Aが両開口部30A1と30B1の周縁により挟持
される。この状態で、生体電極20を介して、患者の生
体から誘導された心電図信号は、ホック型接続電極10
を経て誘導コード40内を伝送して心電計(図示省略)
に入力し、所定の解析がなされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術において
は(図4)、固定板30Aの開口部30A1と可動板3
0Bの開口部30B1とが、共に円形である(図4
(D))。従って、従来のホック型接続電極10は、図
4(D)に示すように、生体電極20の突起部20Aに
対しては、2箇所a、bで接触しているに過ぎない。こ
のため、両電極10、20の接触状態が不安定になり、
生体電極20に対してホック型接続電極10がはずれ易
いという課題がある。本考案の目的は、生体電極に対す
るホック型接続電極の接触状態を安定化させることによ
り、ホック型接続電極をはずれにくくすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、生体電極2
の突起部2Aに対し、少なくとも2箇所A、Bにおいて
接触する開口部1A1が形成された固定板1Aと、該固
定板1Aに対して変位可能であって、上記生体電極2の
突起部2Aに対し、少なくとも2箇所C、Dにおいて接
触する開口部1B1が形成された可動板1Bとから成
り、上記固定板1Aの開口部1A1と可動板1Bの開口
部1B1とにより上記生体電極2の突起部2Aを挟持す
るようにしたことを特徴とするホック型接続電極によ
り、解決される。
【0005】
【作用】上記のように、本考案によれば、生体電極2の
突起部2Aに対し、少なくとも2箇所A、Bにおいて接
触する開口部1A1が形成された固定板1Aと、該固定
板1Aに対して変位可能であって、上記生体電極2の突
起部2Aに対し、少なくとも2箇所C、Dにおいて接触
する開口部1B1が形成された可動板1Bとから成り、
上記固定板1Aの開口部1A1と可動板1Bの開口部1
B1とにより上記生体電極2の突起部2Aを挟持するよ
うにしたことを特徴とするホック型接続電極が提供され
る。上記構成によれば、生体電極2の突起部2Aに対し
て、固定板1Aの開口部1A1と可動板1Bの開口部1
B1とは、それぞれ少なくとも2箇所A、BとC、Dに
おいて接触する(図3(C))。即ち、ホック型接続電
極1全体から見れば、生体電極2に対して、少なくとも
4箇所において接触する。従って、従来(図4(D))
と比べて、接触箇所が少なくとも2倍になったので(図
3(C))、ホック型接続電極1と生体電極2との接触
状態が極めて安定化し、ホック型接続電極1がはずれに
くくなった。
【0006】
【実施例】以下、本考案を、実施例により添付図面を参
照して、説明する。図1は、本考案の実施例の全体図で
ある。本考案は、請求項1に記載したように、生体電極
2の突起部2Aに対し、少なくとも2箇所A、Bにおい
て接触する開口部1A1が形成された固定板1Aと、該
固定板1Aに対して変位可能であって、上記生体電極2
の突起部2Aに対し、少なくとも2箇所C、Dにおいて
接触する開口部1B1が形成された可動板1Bとから成
り、上記固定板1Aの開口部1A1と可動板1Bの開口
部1B1とにより上記生体電極2の突起部2Aを挟持す
るようにしたことを特徴とするホック型接続電極であ
る。
【0007】図1に示すように、本考案に係るホック型
接続電極1は、生体電極2に嵌合可能であって(矢印
P)、ケース1Cを具備している。上記ケース1は、そ
の本体1C1と蓋1C4とから成り、全体が絶縁材料、
例えばプラスチックで形成されている。上記本体1C1
は、偏平な円筒形状を有すると共に、蓋1C4は、本体
1C1の形状に対応して円板形状を有している。上記本
体1C1には、誘導コード4に接続した導電性の固定板
1Aが設けられており、該固定板1Aには、後述するよ
うに、生体電極2の突起部2Aに対し、少なくとも2箇
所A、Bにおいて接触する(図3(C))開口部1A1
が形成されている。上記開口部1A1の周縁の形状は、
本実施例では、例えば四角形である。上記ケース1Cの
本体1C1の内部には、図2に示すように、弾発部材、
例えばコイルばね3の一端が挿入される凹所1C2が形
成され、該凹所1C2が形成されている部分は、本体1
C1から外方に向かう突起1Dとなっている。上記コイ
ルばね3の他端は、可動板1Bの凹所1B2に挿入さ
れ、このコイルばね3を介して、該可動板1Bは、本体
1C1の内部において、固定板1Aに対して変位可能と
なっている。可動板1Bには、後述するように、上記生
体電極2の突起部2Aに対し、少なくとも2箇所C、D
において接触する(図3(C))開口部1B1が形成さ
れ、該開口部1B1の周縁には、補強のための金属枠1
B4が設けられている。上記開口部1B1の周縁の形状
は、本実施例では、例えば四角形である。また、可動板
1Bは、全体が絶縁材料、例えばプラスチックで形成さ
れており、押圧片1B3を有している。上記押圧片1B
3は、それを手の指で押せば、可動板1Bを、コイルば
ね3の弾発力に抗して、固定板1Aに対して変位させる
ことができる。図2(B)は、ケース1Cの蓋1C4を
取り、本体1C1の裏側から見た図である。上記本体1
C1の内部には、ストッパ1E、1F、1G、1Fが形
成されており、可動板1Bが係止できるようになってい
ると共に、該可動板1Bの押圧片1B3は、本体1C1
の開口1C3を通過可能である。この構成により、可動
板1Bを放置しておく場合は、図示するように、コイル
ばね3の弾発力により、該可動板1Bの後端部がストッ
パ1E、1Fに対して係止している。しかし、可動板1
Bの押圧片1B3を手の指で押して、コイルばね3の弾
発力に抗して矢印S方向に変位させると、該可動板1B
の前端部がストッパ1G、1Hに対して係止し、可動板
1Bの開口部1B1と固定板1Aの開口部1A1とは重
なり合う(図3(B))。また、上記可動板1Bの押圧
片1Bから手の指を放せば、コイルばね3の復元力によ
り、図示ように、該可動板1Bの後端部がストッパ1
E、1Fに対して係止し、元の位置に戻る。
【0008】以下、上記構成を有する本考案の作用を、
図3に基づいて、説明する。尚、図3においては、説明
を簡略化するために、固定板1Aの開口部1A1と可動
板1Bの開口部1B1のみが描かれている。また、この
図3は、本考案に係るホック型接続電極1の表側(図2
(A))から見た図である。先ず、図3(A)に示すよ
うに、可動板1Bの押圧片1B3を手の指で押さない場
合は、コイルばね3の弾発力により、可動板1Bは図3
(B)の位置にあるので、両開口部1A1と1B1とは
重なり合っていない。しかし、可動板1Bの押圧片1B
3を手の指で押すと、矢印Qで示すように、固定板1A
に対して可動板1Bが変位し、該可動板1Bの前端部は
ストッパ1G、1Hに係止し(図2(B))、図3
(B)に示すように、両開口部1A1と1B1とは重な
り合う。この状態で、両開口部1A1と1B1内に、生
体電極2の突起部2A(斜線部分)を挿入する(図3
(B))。次に、両開口部1A1と1B1内に生体電極
2の突起部2A(斜線部分)を挿入したまま、可動板1
Bの押圧片1B3から手の指を放せば、該可動板1B
は、固定板1Aに対して矢印R方向に変位する。従っ
て、両開口部1A1と1B1により、生体電極2の突起
部2Aは、挟持されたことになる。しかも、この場合、
両開口部1A1と1B1の周縁の形状は、それぞれ四角
形であるのに対して、生体電極2の突起部2Aの形状
は、円形である。このため、固定板1Aの開口部1A1
は、上記突起部2Aに対して2箇所A、Bにおいて接触
し、可動板1Bの開口部1B1は、突起部2Aに対して
同様に2箇所C、Dにおいて接触する。即ち、ホック型
接続電極1全体から見れば、生体電極2に対する接触箇
所は、4箇所である。従って、接触箇所は、従来の2箇
所から(図4(D))、4箇所に増え(図3(C))、
その分ホック型接続電極1と生体電極2との接触状態が
極めて安定するようになった。
【0009】
【考案の効果】上記のように、本考案によれば、生体電
極2の突起部2Aに対し、少なくとも2箇所A、Bにお
いて接触する開口部1A1が形成された固定板1Aと、
該固定板1Aに対して変位可能であって、上記生体電極
2の突起部2Aに対し、少なくとも2箇所C、Dにおい
て接触する開口部1B1が形成された可動板1Bとから
成り、上記固定板1Aの開口部1A1と可動板1Bの開
口部1B1とにより上記生体電極2の突起部2Aを挟持
するようにしたことを特徴とするホック型接続電極とい
う技術的手段が講じられた。上記構成によれば、生体電
極2の突起部2Aに対して、固定板1Aの開口部1A1
と可動板1Bの開口部1B1とは、それぞれ少なくとも
2箇所A、BとC、Dにおいて接触する(図3
(C))。即ち、ホック型接続電極1全体から見れば、
生体電極2に対して、少なくとも4箇所において接触す
る。従って、従来(図4(D))と比べて、接触箇所が
少なくとも2倍になったので(図3(C))、ホック型
接続電極1と生体電極2との接触状態が極めて安定化
し、ホック型接続電極1がはずれにくくなるという技術
的効果を奏することとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体図である。
【図2】本考案の実施例を示す詳細図である。
【図3】本考案の作用説明図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 ホック型接続電極 2 生体電極 1A 固定板 1B 可動板 1A1、1B1 開口部 2A 突起部 A、B、C、D 接触箇所

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体電極2の突起部2Aに対し、少なく
    とも2箇所A、Bにおいて接触する開口部1A1が形成
    された固定板1Aと、該固定板1Aに対して変位可能で
    あって、上記生体電極2の突起部2Aに対し、少なくと
    も2箇所C、Dにおいて接触する開口部1B1が形成さ
    れた可動板1Bとから成り、上記固定板1Aの開口部1
    A1と可動板1Bの開口部1B1とにより上記生体電極
    2の突起部2Aを挟持するようにしたことを特徴とする
    ホック型接続電極。
  2. 【請求項2】 上記固定板1Aに形成された開口部1A
    1の周縁と、可動板1Bに形成された開口部1B1の周
    縁の各形状が、それぞれ四角形である請求項1記載のホ
    ック型接続電極。
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