JP2545074Y2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2545074Y2
JP2545074Y2 JP1991044947U JP4494791U JP2545074Y2 JP 2545074 Y2 JP2545074 Y2 JP 2545074Y2 JP 1991044947 U JP1991044947 U JP 1991044947U JP 4494791 U JP4494791 U JP 4494791U JP 2545074 Y2 JP2545074 Y2 JP 2545074Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、加熱調理室の上部にヒ
ータを配設し、下部に調理物である例えば魚を載置する
ためのロースタ受けを出入れするように構成して成る加
熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の加熱調理器の一例を図4に示
す。この図4において、加熱調理室1の上部には、ヒー
タとして例えばガラス管ヒータ2が配設されている。加
熱調理室1の下部には、ロースタ受け3が出入れ可能に
設けられている。この場合、ロースタ受け3は、加熱調
理室1の両側壁に突設されたストッパ4と、加熱調理室
1の底部との間に差し込まれるようになっている。そし
て、ロースタ受け3内に収容された網5上に魚等を載置
した状態で、該魚等をガラス管ヒータ2により加熱して
焼くようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、図4中2点鎖線にて示すように、使用者が
誤ってロースタ受け3をストッパ4と加熱調理室1の上
部との間に差し込んだ場合に、ロースタ受け3を上方へ
持ち上げると、該ロースタ受け3がガラス管ヒータ2へ
当たることがあった。この場合、該ヒータ2が破損した
り、感電したりするという問題点があった。
【0004】また、加熱調理室1を構成するロースタ部
本体6を取付ける際、遮熱板7の側壁とガラス管ヒータ
2の端子部2aとの間を絶縁するために、この間に定め
られた隙間を設ける必要があった。しかし、ロースタ部
本体6を取付けるときに、正確な位置決めができず、取
付位置が左右に多少ずれることから、上記隙間を確保で
きないことがあり、取付作業性が悪いという欠点があっ
た。
【0005】そこで、本考案の目的は、ロースタ受けを
加熱調理室内へ誤って入れた場合にも、ガラス管ヒータ
の破損を確実に防止でき、また、取付時にガラス管ヒー
の端子部の絶縁隙間を確実に確保できる加熱調理器を
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の加熱調理器は、
加熱調理室の上部にガラス管ヒータを配設し、下部に調
理物を載置するためのロースタ受けを出入れするように
構成して成るものにおいて、前記加熱調理室を覆うよう
に設けられ前記加熱調理室の左右の側壁と絶縁隙間を介
して対向する左右の側壁部と前記加熱調理室の上壁と絶
縁隙間を介して対向する上壁部とを有する形状の遮熱板
と、前記加熱調理室の左右の側壁の各内面に内方へ向け
て突設され前記ロースタ受けの上方への移動を規制する
段部とを備え、前記ガラス管ヒータを横向きに配置する
と共に、前記ガラス管ヒータの端子部を前記加熱調理室
の上部側壁に設けたところに特徴を有する。
【0007】
【作用】上記手段によれば、加熱調理室を覆う遮熱板を
設けているので、加熱調理室から本体の内部に漏れ出る
熱を極力少なくすることができ、本体の前面部や上面部
が熱くなることを防止できる。しかし、このように遮熱
板を設ける構成の場合、遮熱板と加熱調理室の壁との間
に所定の間隙を設ける必要があるため、加熱調理室の容
積が小さくなってしまう傾向がある。特に、ガラス管ヒ
ータを横向きに配置する構成の場合には、ガラス管ヒー
タの端子部を加熱調理室の側壁の上部に設ける必要があ
り、この端子部が加熱調理室の側壁から横方向に突出す
る構成となる。そして、上記端子部と遮熱板との間に
も、所定の間隙を設けなければならないため、相対的に
加熱調理室の側壁間の寸法を小さくしなければならず、
その分だけ、加熱調理室の内容積が小さくなるという不
具合が発生する。これに対して、上記構成の加熱調理器
では、加熱調理室の左右の側壁の各内面に段部を内方へ
向けて突設し、この段部により前記ロースタ受けの上方
への移動を規制するように構成した。これにより、遮熱
板により加熱調理室を覆うと共に、ガラス管ヒータを横
向きに配設する構成でありながら、加熱調理室の下部側
壁間の寸法を大きくすることができ、加熱調理室の下部
の内容積を大きくすることができる。しかも、上記構成
は、ロースタ受けを上方へ持ち上げたとしても、加熱
調理室の側壁の段部によりロースタ受けの上方への動き
が規制される。このため、ロースタ受けがガラス管ヒー
タへ衝突することがなくなり、ガラス管ヒータの破損を
確実に防止できる。
【0008】また、ヒータの端子部を加熱調理室の上部
側壁に設けたので、上部側壁が下部側壁よりも内側にあ
ることから、これに対応して上記端子部が内側に位置す
る。従って、加熱調理室を構成するロースタ部本体を取
付けるとき、その取付位置が左右に多少ずれることがあ
っても、ロースタ部本体を覆う遮熱板の側壁とガラス管
ヒータの端子部との間を絶縁するために必要な隙間を、
確実に確保できる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき図1ないし図
3を参照しながら説明する。まず、加熱調理器の全体構
成を示す図2において、本体11内の上部には、3個の
加熱調理部12,13,14が設けられている。各加熱
調理部12,13,14は、ヒータとして例えばハロゲ
ンランプ(図示しない)を配設して構成されており、ト
ッププレート15により覆われている。本体11の前部
左側には、魚等を焼くためのロースタ部16が設けられ
ている。また、本体11の前部右側には、操作パネル1
7が設けられている。
【0010】上記ロースタ部16について、図1及び図
3を参照して詳述する。図1において、内部を加熱調理
室18とするロースタ部本体19は、断面ほぼU字状の
下枠20、断面ほぼ逆U字状をなす浅底状の上枠21、
前面開口部を有する前板22(図2参照)及び図示しな
い後板から構成されている。下枠20と上枠21とは、
下枠20の上部フランジ20a,20aと、上枠21の
下部フランジ21a,21aとを当接させて連結してい
る。前板22は本体11の前面部を構成するように取付
けられており、後板は本体11の底板11a上に突設さ
れている。これら前板22と後板との間に、上記したよ
うに連結した下枠20及び上枠21を配設している。
【0011】ここで、上枠21の左右の側壁21b,2
1b間の距離Aは、下枠20の左右の側壁20b,20
b間の距離Bよりも小さく設定されている。即ち、加熱
調理室18の上部の間口寸法Aを下部の間口寸法Bより
も小さくしている。これにより、加熱調理室18の左右
側壁に、段部18a,18aが形成されている。
【0012】上記加熱調理室18の左右側壁のうちの段
部18a,18aよりも上部の側壁即ち上枠21の左右
の側壁21b,21bには、ヒータである例えばガラス
管ヒータ23の端子部23aが配設されている。ガラス
管ヒータ23は、図3に示すように、ガラス、石英又は
セラミック等からなる保護管24、この保護管24の両
端部に取付けられた碍子25,25、保護管24内に挿
通され両端部が碍子25,25に挿通支持されたヒータ
線26から構成されている。
【0013】このガラス管ヒータ23の碍子25を、上
枠21の左右の側壁21b,21bに形成された取付孔
内に嵌合している。これにより、ガラス管ヒータ23が
加熱調理室18の上部に配置されている。本実施例で
は、ガラス管ヒータ23は複数配設されている。上記碍
子25の外側上部に、ヒータ線26の端部が固定されて
おり、この部分が端子部23aとなっている。また、下
枠20の左右の側壁20b,20bには、前端部の上下
方向ほぼ中央部位にストッパ27,27が突設されてい
る。尚、上記ロースタ部本体19は遮熱板28により覆
われており、もって、ロースタ部本体19から放熱され
る熱が本体11内へ漏れ出ることを極力防いでいる。
【0014】一方、図2に示すように、加熱調理室18
の前面開口部は、扉29により開閉されるようになって
いる。この扉29は、扉枠30、この扉枠30の前面下
部に突設された手掛け部30a、扉枠30の窓部を構成
するガラス板31及び扉枠30の後面下部に取付けられ
たロースタ受け32から構成されている。上記ロースタ
受け32は、扉29が加熱調理室18の前面開口部を閉
塞した状態で、下枠20の底面部とストッパ27との間
に収容されるようになっている。これによって、ロース
タ受け32は、扉29の開閉に応じて加熱調理室18の
下部に出し入れされる。
【0015】尚、ロースタ受け32内には、調理物であ
る例えば魚を載置するための網33が収容されている。
また、ロースタ受け32の左右の幅寸法をC、網33の
左右の幅寸法をDとしたとき、上記した加熱調理室18
の上部の間口寸法A及び下部の間口寸法Bに対して、D
<A<C<Bの関係式が成立するように設定されてい
る。
【0016】しかして、上記構成によれば、ロースタ受
け32を加熱調理室18内の上部、即ち、下枠20のス
トッパ27の上へ誤って入れた場合、加熱調理室18の
上部の間口寸法Aが下部の間口寸法Bよりも小さいの
で、ロースタ受け32を上方へ持ち上げたとしても、加
熱調理室18の上部側壁の段部18a,18aによりロ
ースタ受け32の上方への動きが規制される。このた
め、ロースタ受け32がガラス管ヒータ23へ衝突する
ことがなくなり、該ヒータ23の破損を確実に防止でき
ると共に、感電するおそれも防止できる。
【0017】また、上記実施例によれば、加熱調理室1
8の上部側壁である上枠21の側壁21bにガラス管ヒ
ータ23の端子部23aを設けたので、上枠21の側壁
21bが下枠20の側壁20bよりも内側にあることか
ら、これに対応して上記端子部23aが内側に位置する
ようになる。従って、ロースタ部本体19を取付けると
き、その取付位置が左右に多少ずれることがあっても、
遮熱板28の側壁とガラス管ヒータ23の端子部23a
との間を絶縁するために必要な隙間を、確実に確保でき
る。特に、本実施例によれば、上枠21の上部フランジ
21aが遮熱板28の側壁にほぼ当接する場合に、遮熱
板28の側壁とガラス管ヒータ23の端子部23aとの
間の隙間が、絶縁するために必要な隙間程度になるよう
に構成したので、ロースタ部本体19の取付時に上部フ
ランジ21aを遮熱板28の側壁に当接させても良く、
取付作業がより一層簡単になる。
【0018】尚、上記実施例では、加熱調理室18の上
部の間口寸法をA、下部の間口寸法をB、ロースタ受け
32の左右の幅寸法をC、網33の左右の幅寸法をDと
したときに、D<A<C<Bの関係式が成立するように
構成したので、網33上に載置された魚等にガラス管ヒ
ータ23から発生する熱が確実に照射されるようにな
り、焼きむらの発生を防止できる。
【0019】
【考案の効果】本考案は以上の説明から明らかなよう
に、加熱調理室を覆う遮熱板を設け、加熱調理室の側壁
の内面に突設された段部によりロースタ受けの上方への
移動を規制し、ガラス管ヒータを横向きに配置すると共
に、ガラス管ヒータの端子部を加熱調理室の上部側壁に
設ける構成としたので、加熱調理室から本体の内部に漏
れ出る熱を極力少なくすることができ、しかも、加熱調
理室の内容積を大きくすることができ、更に、ロースタ
受けがヒータへ衝突することを防止できて、ヒータの破
損及び感電を確実に防止でき、また、取付時にヒータの
端子部の絶縁隙間を確実に確保できて取付作業性を向上
し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すロースタ部の縦断正面
【図2】全体の斜視図
【図3】ガラス管ヒータの端子部周辺の拡大縦断正面図
【図4】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
11は本体、16はロースタ部、18は加熱調理室、1
9はロースタ部本体、20は下枠、20bは側壁、21
は上枠、21bは側壁、23はガラス管ヒータ、23a
は端子部、28は遮熱板、29は扉、32はロースタ受
けを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理室の上部にガラス管ヒータを配
    設し、下部に調理物を載置するためのロースタ受けを出
    入れするように構成して成る加熱調理器において、 前記加熱調理室を覆うように設けられ、前記加熱調理室
    の左右の側壁と絶縁隙間を介して対向する左右の側壁部
    と前記加熱調理室の上壁と絶縁隙間を介して対向する上
    壁部とを有する形状の遮熱板と、 前記加熱調理室の左右の側壁の各内面に内方へ向けて突
    設され前記ロースタ受けの上方への移動を規制する段部
    とを備え、 前記ガラス管ヒータを横向きに配置すると共に、前記ガ
    ラス管ヒータの端子部を前記加熱調理室の上部側壁に設
    けたことを特徴とする加熱調理器。
JP1991044947U 1991-06-14 1991-06-14 加熱調理器 Expired - Fee Related JP2545074Y2 (ja)

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