JP2544742Y2 - 回転こて - Google Patents

回転こて

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JP2544742Y2
JP2544742Y2 JP1991112961U JP11296191U JP2544742Y2 JP 2544742 Y2 JP2544742 Y2 JP 2544742Y2 JP 1991112961 U JP1991112961 U JP 1991112961U JP 11296191 U JP11296191 U JP 11296191U JP 2544742 Y2 JP2544742 Y2 JP 2544742Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
iron
electric heater
drive shaft
blade members
trowel
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991112961U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0557198U (ja
Inventor
修 中塚
清 水野
豊 杉江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はモルタル施工等に使用
する回転こてに関し、特に詳しく言うと、こてを温めな
がらこて作業ができるようにした回転こてに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンクリートの下地層上に、エ
ポキシ、ウレタンあるいはポリエステル樹脂と、カラー
サンド、硅砂あるいは川砂等を混合した樹脂モルタルを
舗装して、床の堅牢さや美観を向上させることは従来よ
り広く行なわれている。このような樹脂モルタルの舗装
工事は、手作業で金こてを用いて左官作業で行なってい
た。一方、コンクリート床等の舗装においては、エンジ
ンやモータにより回転する駆動軸の先端に複数の金こて
の一端を固定して、金こてを回転させながらこて作業を
行なうようにした回転こてが提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述したような樹脂モ
ルタルは粘着性を有しているので、このような回転こて
で舗装しようとすると、夏場や比較的温度が高い場所で
ないと、金こての回転によりモルタル表面をきれいに仕
上げることができない。
【0004】そこでこの考案の目的は、簡単な改良によ
り上述したような樹脂モルタルの仕上げに冬場や比較的
低温の場所でも使用できる回転こてを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 駆動源により回転する
駆動軸に複数のこて羽根部材の一端が取付けられ、回転
するこて羽根部材によりこて作業を行うようにした回転
こてにおいて、各こて羽根部材には駆動軸に設けられた
導体リングと、導体リングに接触するシューブラシとを
介して給電される電熱ヒータを有し、この電熱ヒータに
より前記各こて羽根部材は加熱可能になっていることを
特徴とするものである。
【0006】上述の構成により、こて羽根部材は例えば
50〜80℃に加熱保持させることができ、これにより
樹脂モルタル等の場合には樹脂モルタルの表面温度を上
げることができ、冬場等低温下においてもこて作業を効
率よく行うことができる。また、電熱ヒータには、駆動
軸に設けられた導体リングと、導体リングに接触するシ
ューブラシとを介して給電されるため、駆動軸が回転し
ても確実に加熱できる。
【0007】
【実施例】以下、この考案を図面に示す一実施例につい
て説明すると、この回転こて1は内部にモータ(図示し
ない)の駆動軸2が下方に突出するように収納する筐体
3と、駆動軸2の先端部に固定された円板状のつば部材
4に各一端が固定された熱伝導率の高い金属板等で構成
された3枚のこて羽根部材5と、先端にハンドル6が取
付けられ、他端が筐体3に固定された支持シャフト7
と、3枚のこて羽根部材5の回転時の外周部をガートす
るように筐体3に取付けられたガードフレーム8とを有
している。各こて羽根部材5内には点線で示すように板
状の電熱ヒータ9が内蔵されている。
【0008】各電熱ヒータ9の導線は、各こて羽根部材
5の支軸10からつば部材4を通り、筐体3の下端部に
取付けられた補助筐体11内に延在している。補助筐体
11内には、図2に示すように、駆動軸2が嵌合固定さ
れるパイプ12と、このパイプ12の軸方向一端部に同
軸上に固定されたフランジ部13が収容されている。フ
ランジ部13の上面には円周状に2本の導体リング1
4,15が設けられており、これら導体リング14,1
5に導電性のシューブラシ16,17の一端が接触して
いる。シューブラシ16,17の他端は補助筐体11に
固定されている。これら導体リング14,15が設けら
れており、これら導体リング14,15には各電熱ヒー
タ9の導線に接続される。シューブラシ16,17を外
部電源に接続する導線18は、補助筐体11から筐体3
そして支持シャフト7内を通り外部に引き出されてい
る。したがって、駆動軸2の回転に伴ってフランジ部1
3も回転するが、シューブラシ16,17により導体リ
ング14,15には常時電源が供給されるので、各電熱
ヒータ9を加熱することができる。また、供給電源の電
圧を調整することにより所望の温度に各こて羽根部材5
を加熱することができる。
【0009】このように、各こて羽根部材5内には板状
の電熱ヒータ9が内蔵されているので、各こて羽根部材
5を樹脂モルタルに対して適切な左官作業温度に加熱す
ることができ、効率良く左官作業を行なうことができ
る。
【0010】上述実施例では、板状の電熱ヒータ9を各
こて羽根部材5に内蔵させているが、こて羽根部材の上
面に取付けてもよく、またニクロム線によりこて羽根部
材を加熱するようにしてもよい。また、回転導体リング
14,15とシューブラシ16,17により電気的な接
続を行なっているが、スリップリング等他のすり接触機
構を使用してもよく、こて羽根部材5の動力源もエンジ
ンを使用してもよいことは勿論である。
【0011】
【考案の効果】以上のように、この考案の回転こては各
こて羽根部材に電熱ヒータを内蔵し、この電熱ヒータに
より各こて羽根部材を加熱するものであり、こて羽根部
材は例えば50〜80℃に加熱保持させることができ、
これにより樹脂モルタル等の場合には樹脂モルタルの表
面温度を上げることができ、冬場等低温下においても左
官作業を効率よく行うことができ、樹脂モルタル等の表
面をきれいに仕上げることができる。また、電熱ヒータ
には、駆動軸に設けられた導体リングと、導体リングに
接触するシューブラシとを介して給電されるため、駆動
軸が回転しても確実に加熱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】この実施例における電源供給部のみを概略的に
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転こて 2 駆動軸 3 筐体 5 こて羽根部材 9 電熱ヒータ 11 補助筐体 12 パイプ 13 フランジ部 14,15 導体リング 16,17 シューブラシ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源により回転する駆動軸に複数のこ
    て羽根部材の一端が取付けられ、回転する前記回転こて
    羽根部材によりこて作業を行うようにした回転こてにお
    いて、前記各こて羽根部材には前記駆動軸に設けられた
    導体リングと、前記導体リングに接触するシューブラシ
    とを介して給電される電熱ヒータを有し、この電熱ヒー
    タにより前記各こて羽根部材は加熱可能になっているこ
    とを特徴とする回転こて。
JP1991112961U 1991-12-27 1991-12-27 回転こて Expired - Lifetime JP2544742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991112961U JP2544742Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 回転こて

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991112961U JP2544742Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 回転こて

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JPH0557198U JPH0557198U (ja) 1993-07-30
JP2544742Y2 true JP2544742Y2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=14599873

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JPH0557198U (ja) 1993-07-30

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