JPS5936601A - 園芸用持続性薬剤の製造方法 - Google Patents
園芸用持続性薬剤の製造方法Info
- Publication number
- JPS5936601A JPS5936601A JP14579782A JP14579782A JPS5936601A JP S5936601 A JPS5936601 A JP S5936601A JP 14579782 A JP14579782 A JP 14579782A JP 14579782 A JP14579782 A JP 14579782A JP S5936601 A JPS5936601 A JP S5936601A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymerization
- water
- monomer
- horticultural
- aqueous solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は園芸用持続性薬剤の製造方法に関し、1−
詳しくは2.5モル量以下の水に溶解したアクリル酸ア
ンモニウムおよび/またはアクリル酸カリウムの重合を
行うにあたり、該モノマー水溶液中に各種園芸用薬剤を
溶解した後、重合を行うことにより上記添加薬剤を保持
したポリマーの乾燥固体を得る方法に関するものである
。
ンモニウムおよび/またはアクリル酸カリウムの重合を
行うにあたり、該モノマー水溶液中に各種園芸用薬剤を
溶解した後、重合を行うことにより上記添加薬剤を保持
したポリマーの乾燥固体を得る方法に関するものである
。
従来より園芸用として肥料、殺虫剤、殺菌剤、ケミカル
レギュレーション剤等各種の薬品が使用されている。例
えば、植物に欠くことができない肥料成分としてのN、
P、 Kの主要三要素の他、Fe、 CuSMn、
B。
レギュレーション剤等各種の薬品が使用されている。例
えば、植物に欠くことができない肥料成分としてのN、
P、 Kの主要三要素の他、Fe、 CuSMn、
B。
ZnSMoその他の微量元素が必要であることは広く知
られているところである。これらの微量元素は水に不溶
性の化合物として施肥される場合と、水溶性塩の形で施
肥される場合がある。水溶性塩の方が植物に利用され易
い形であり、速効性があるが、特に砂質土壌の場合、流
亡し易い欠点があり、水不溶性の場合は流亡は少ないが
利用効率も低い。
られているところである。これらの微量元素は水に不溶
性の化合物として施肥される場合と、水溶性塩の形で施
肥される場合がある。水溶性塩の方が植物に利用され易
い形であり、速効性があるが、特に砂質土壌の場合、流
亡し易い欠点があり、水不溶性の場合は流亡は少ないが
利用効率も低い。
ところで水溶性塩を安定な水性ゲル粒子中に均一に分散
せしめれば、利用効率を下げることなく2− 持続性を維持できる。また水性ゲルの粒径を適当に選ぶ
ことにより溶出速度を調節することも容易である。
せしめれば、利用効率を下げることなく2− 持続性を維持できる。また水性ゲルの粒径を適当に選ぶ
ことにより溶出速度を調節することも容易である。
しかし既知の水性ゲルは微生物に対し不安定であったり
、工程が複雑でコスト高となる等の欠点があった。もし
有用成分を含んだ水性ゲルが乾燥固体の状態で入手でき
れば、適宜な粒度に粉砕することは容易であり、運搬や
その他の取扱の点でも有利であることは論をまたない。
、工程が複雑でコスト高となる等の欠点があった。もし
有用成分を含んだ水性ゲルが乾燥固体の状態で入手でき
れば、適宜な粒度に粉砕することは容易であり、運搬や
その他の取扱の点でも有利であることは論をまたない。
本発明者はこのような条件を種々検討の結果、有用成分
を内部に包含した水膨潤性ポリマー乾燥固体を簡便に得
る方法を案出し、本発明に至った。
を内部に包含した水膨潤性ポリマー乾燥固体を簡便に得
る方法を案出し、本発明に至った。
すなわち、本発明はモアマーに対し50〜20.000
ppH1のジビニル化合物共存下、アクリル酸中和物の
高濃度の水溶液に所望の有用成分を均一に分散混合した
後、重合を行い、重合特発する熱により水分を気化せし
めることにより、乾燥工程を経ることなく有効成分を包
含したポリマー乾燥固体を得る方法である。
ppH1のジビニル化合物共存下、アクリル酸中和物の
高濃度の水溶液に所望の有用成分を均一に分散混合した
後、重合を行い、重合特発する熱により水分を気化せし
めることにより、乾燥工程を経ることなく有効成分を包
含したポリマー乾燥固体を得る方法である。
3−
水分の蒸発に必要な熱の発生はすべてアクリル酸モノマ
ーの重合熱によるところか呟重合に供するモノマー水溶
液中の水分含有量はアクリル酸モノマーに対して2.5
倍モル量以下である必要があり、これ以上の水分の共存
は重合後のポリマー含水率が高いため、そのままでは粉
砕することができない。
ーの重合熱によるところか呟重合に供するモノマー水溶
液中の水分含有量はアクリル酸モノマーに対して2.5
倍モル量以下である必要があり、これ以上の水分の共存
は重合後のポリマー含水率が高いため、そのままでは粉
砕することができない。
重合に供されるアクリル酸はアンモニウムおよび/また
はカリウム塩であり、ナトリウム塩は植物の生育阻害を
招くおそれがある。
はカリウム塩であり、ナトリウム塩は植物の生育阻害を
招くおそれがある。
モノマー溶液に共存させるジビニル化合物は生成したア
クリル酸ポリマーが水に不溶性となるよう架橋剤として
用いるものであるが、メチレンビスアクリルアミドのよ
うな水溶性化合物が望ましく、ジビニルベンゼンのよう
な油溶性化合物はモノマー水溶液中に均一に分散させる
ことが数カ化し1゜ 重合開始には、通常のラジカル重合に用いられる開始剤
であるアゾビスイソブチロニトリル、ア4− ゾビスアミジノプaパン、アゾビスインシフ7吉草酸等
のアゾ化合物および過硫酸水素ナトリウム、過硫酸カリ
ウム等の過硫酸塩を単独に、あるいは亜硫酸水素ナトリ
ウムのような還元剤を併用して用いることができる。
クリル酸ポリマーが水に不溶性となるよう架橋剤として
用いるものであるが、メチレンビスアクリルアミドのよ
うな水溶性化合物が望ましく、ジビニルベンゼンのよう
な油溶性化合物はモノマー水溶液中に均一に分散させる
ことが数カ化し1゜ 重合開始には、通常のラジカル重合に用いられる開始剤
であるアゾビスイソブチロニトリル、ア4− ゾビスアミジノプaパン、アゾビスインシフ7吉草酸等
のアゾ化合物および過硫酸水素ナトリウム、過硫酸カリ
ウム等の過硫酸塩を単独に、あるいは亜硫酸水素ナトリ
ウムのような還元剤を併用して用いることができる。
重合時発熱する水蒸気の発散に便ならしめるため、重合
容器の上部は開放している必要があり、エンドレスベル
ト上で重合することが望ましい。
容器の上部は開放している必要があり、エンドレスベル
ト上で重合することが望ましい。
モノマー水溶液中に共存させる有用物質は先に例示した
微量元素のみにとどまることなく、モノマー水溶液中に
均一に分散させることができ、重合後、ポリマー中にと
どまるものであれば、すべての化学薬品に適用できるこ
と1土いうまでもない。
微量元素のみにとどまることなく、モノマー水溶液中に
均一に分散させることができ、重合後、ポリマー中にと
どまるものであれば、すべての化学薬品に適用できるこ
と1土いうまでもない。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はその要旨を超えないかぎり以下述べる実施例に制約
されるものではない。
明はその要旨を超えないかぎり以下述べる実施例に制約
されるものではない。
実施例 1
アクリル酸72gを300+n l Nラスビーカーに
採取し、50°C以下に冷却しながら25%アンモニア
水40gを5− 混合し、中和する。つぎに炭酸カリウム14gを脱泡し
ながら徐々に加え、さらにメチレンビスアクリルアミド
700mg、モリブデン酸アンモニウム10mg。
採取し、50°C以下に冷却しながら25%アンモニア
水40gを5− 混合し、中和する。つぎに炭酸カリウム14gを脱泡し
ながら徐々に加え、さらにメチレンビスアクリルアミド
700mg、モリブデン酸アンモニウム10mg。
ニコチン硫酸塩100mgを加えて均一に混合する。温
度を40’ Cに調節する。その後アゾビスアミジノプ
ロパン塩酸塩700mgを添加混合し、直ちに70″C
の水浴上に保持した。面積100cm2のテフロンコー
ティング浅皿上に移し替え、重合させる。
度を40’ Cに調節する。その後アゾビスアミジノプ
ロパン塩酸塩700mgを添加混合し、直ちに70″C
の水浴上に保持した。面積100cm2のテフロンコー
ティング浅皿上に移し替え、重合させる。
水蒸気が出なくなってから3分後、容器から取出し、冷
却後粉砕する。標準フルイにて40〜6oメツシユにて
篩別した粉末を試料1とする。
却後粉砕する。標準フルイにて40〜6oメツシユにて
篩別した粉末を試料1とする。
同様の操作によりニコチン硫酸塩を含まぬ以外は試料1
と同様に製造した粉末を試料2とした。
と同様に製造した粉末を試料2とした。
効果試験
砂質土壌である相模川岸の畑土を各2に、ずつ充分の大
きさのポットに分取した。試験区用として各5個ずつに
なるようにランダムにポットを区分けして、試験区には
試料1を、対象区には試料2を各々1ポツトにつき2g
fっ添加均一に混合した。対6− に1リツトルずつ撒布した。
きさのポットに分取した。試験区用として各5個ずつに
なるようにランダムにポットを区分けして、試験区には
試料1を、対象区には試料2を各々1ポツトにつき2g
fっ添加均一に混合した。対6− に1リツトルずつ撒布した。
対象区には水道水1リツトルずつを撒水した。
1週間後、なす苗を1ポツトに1本ずつ定植し、その後
の状態を観察した。
の状態を観察した。
対象区には、2週間以内に全殊にアリマキが寄生したの
に対し、試験区では収穫に至るまで虫害は全く認められ
なかった。
に対し、試験区では収穫に至るまで虫害は全く認められ
なかった。
特許出願人
株式会社協立有機工業研究所
7−
Claims (1)
- ジビニル化合物共存下、モノマーに対し2.5倍モル量
以下の水を含有するアクリル酸のアンモニウムおよび/
またはカリウム中和物水溶液中に有用成分を均一に分散
させた後、重合せしめ、その重合熱によって水を気化せ
しめることにより、乾燥工程を経ることなく粉砕可能な
ポリマー乾燥固体を得ることを特徴とする園芸用持続性
薬剤の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14579782A JPS5936601A (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 園芸用持続性薬剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14579782A JPS5936601A (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 園芸用持続性薬剤の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5936601A true JPS5936601A (ja) | 1984-02-28 |
JPH0224241B2 JPH0224241B2 (ja) | 1990-05-29 |
Family
ID=15393368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14579782A Granted JPS5936601A (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 園芸用持続性薬剤の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936601A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH055995U (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-29 | 住友ゴム工業株式会社 | 樹脂塗り床作業用の鏝 |
JPH0557198U (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-30 | 住友ゴム工業株式会社 | 回転こて |
WO2007082802A1 (de) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Basf Se | Agrochemische formulierungen auf basis molekular geprägter acrylate |
-
1982
- 1982-08-23 JP JP14579782A patent/JPS5936601A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH055995U (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-29 | 住友ゴム工業株式会社 | 樹脂塗り床作業用の鏝 |
JPH0557198U (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-30 | 住友ゴム工業株式会社 | 回転こて |
WO2007082802A1 (de) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Basf Se | Agrochemische formulierungen auf basis molekular geprägter acrylate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0224241B2 (ja) | 1990-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU1779236C (ru) | Удобрение дл внекорневой подкормки растений | |
CN103360162B (zh) | 一种甘蔗缓释颗粒药肥 | |
CN104003807B (zh) | 一种双重包裹保水型缓释农药颗粒制剂及制备方法 | |
CN107429162B (zh) | 吸水性组合物 | |
WO2002059063A1 (en) | Fertilizing composition for amending and structuring saline soils and alkyli soils | |
RU2008120633A (ru) | Наночастичные композиции действующего вещества | |
DE2361085B2 (de) | Bodenverbesserungsmittel | |
US5221313A (en) | Micronutrient delivery systems using hydrophilic polyacrylamides | |
CA1327459C (en) | Fertilizer and/or soil amendment | |
US4985062A (en) | Method of improving crop yield | |
US2651885A (en) | Method of conditioning agricultural soil and growing plants therein | |
JPS5936601A (ja) | 園芸用持続性薬剤の製造方法 | |
CN108432768A (zh) | 一种含嘧菌酯和植物生长调节剂的干悬浮剂及其制备方法 | |
CN104086277A (zh) | 一种用于小麦种子处理的悬浮种衣剂 | |
DE1542756A1 (de) | Streumittel fuer landwirtschaftliche oder gaertnerische Zwecke und Verfahren zur Herstellung des Streumittels | |
KR860000333B1 (ko) | 살진균제 조성물 | |
KR19990030815A (ko) | 키틴, 키토산 및 목초액을 함유하는 액상복합비료 | |
JP3534913B2 (ja) | 植物活性剤及びその使用方法 | |
RU2764468C1 (ru) | Жидкое комплексное удобрение | |
Lawton | Fertilizer Coatings, The Effect of Coatings on the Dissolution of Fertilizers and the Uptake of Fertilizer Potassium by Plants | |
Lopatkina et al. | The use of polymer super absorbent in the adaptation of revitalized grape plants to non-sterile conditions | |
US20230348338A1 (en) | Granular polymeric micronutrient compositions and methods and uses thereof | |
KR920005558B1 (ko) | 방출 조절제 | |
JPH0386803A (ja) | 植物生育調節剤を含有する吸水性ポリマー製剤及びその利用 | |
JPS5828841B2 (ja) | 水面施用用農薬粒剤 |