JP2544729B2 - 遊技機の遊技情報報知装置 - Google Patents

遊技機の遊技情報報知装置

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JP2544729B2
JP2544729B2 JP61311983A JP31198386A JP2544729B2 JP 2544729 B2 JP2544729 B2 JP 2544729B2 JP 61311983 A JP61311983 A JP 61311983A JP 31198386 A JP31198386 A JP 31198386A JP 2544729 B2 JP2544729 B2 JP 2544729B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、遊技機の遊技情報報知装置に関し、例え
ば補助遊技装置を備え該補助遊技装置において発生した
特別遊技態様の発生回数を表示可能な遊技機に利用して
効果的な技術に関する。
〔従来技術〕
従来、パチンコ機には、各遊技機から集中管理室のコ
ンピュータへ上タンクが空になったことを検出する検出
器の信号を送って打止め管理等を行なえるようにするた
め、島設備内に配設される信号線に接続可能な出力部が
設けられていたが、それ以外の信号に関してはパチンコ
機から集中管理室へ送信するための出力部等は設けられ
ていなかった。
しかしながら、パチンコ店によっては打止め管理以外
にも、例えば各パチンコ機ごとの出球数や打込球の数等
を把握したいと欲することがある。そこで、そのような
場合には、入賞球検出器、打込球検出器を各パチンコ店
で用意してパチンコ機に装着し、島設備を通して集中管
理室の管理装置に接続配線していた。
一方、最近はパチンコ島の上部(パチンコ機の上方)
に設けた表示装置に、パチンコ機の状態を表示するよう
にしているパチンコ店が増加しており、たとえば、パチ
ンコ機における特別遊技態様(「大当り」と呼ばれる遊
技状態)の発生やマグネットや静電気等による不正、金
枠を開状態にしてしまう不正等を表示装置によって表示
してパチンコ店の係員にすぐわかるようにしている。
しかし、表示装置側は上記の状態に対応できるように
入力部を備えているが、パチンコ機側は出力部を備えて
いなかった。
そのため、パチンコ店は、たとえば特別遊技態様の発
生を表示装置に表示させるために、例えばアタッカと呼
ばれる変動入賞装置のソレノイドの電気線の途中のビニ
ール部を剥してハンダ付け等により信号線を接続し、そ
の信号線の他端を表示装置の入力部に接続していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の作業はパチンコ店側にしてみると大変面倒なも
のであるとともに、パチンコ機の裏側の配線が煩雑にな
り、裏メカの修理、点検の妨げとなるおそれがある。ま
た、配線の際にまちがってしまった場合等もやり直しが
困難であった。
〔発明の目的〕
この発明は、特別遊技態様の発生回数を表示させるべ
く遊技機から特別遊技態様の検出信号を出力する信号線
を取り出すための面倒な作業を不要にし、かつ遊技機の
裏側の配線をすっきりさせて修理点検が容易に行なえる
遊技機の遊技情報報知装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明は、所定の遊技条
件に基づいて補助遊技が開始され該補助遊技の遊技結果
に基づいて特別遊技態様を発生可能な補助遊技装置と該
補助遊技装置を制御する遊技制御基盤とを備えた遊技機
の裏面一側には、供給電源に接続されて電源の供給を受
ける電源取入手段と、遊技に伴って検出発信される遊技
情報を遊技機外部へ出力するための複数の接続端子を集
約的に備えた入出力装置を設け、また、上記遊技機に対
応して、上記遊技制御基盤から出力される特別遊技態様
検出信号を計数する特別遊技態様計数手段と、該特別遊
技態様計数手段の計数値を表示する特別遊技態様発生回
数表示手段とを有する報知装置を設け、上記入出力装置
には、上記遊技制御基盤に電源を給電するための給電用
接続端子と、遊技状態に関連する遊技情報のうち少なく
とも特別遊技態様の発生を示す特別遊技情報を遊技機外
部に出力するための信号用接続端子とを設け、上記入出
力装置の信号用接続端子を介して上記遊技制御基盤から
出力される特別遊技態様検出信号を上記報知装置に送っ
て特別遊技態様の発生回数を表示させるようにしたもの
である。
〔作用〕
上記した手段によれば、遊技機裏側の入出力装置に設
けられた信号用接続端子(コネクタ)へ、報知装置より
延ている信号線端部のコネクタ(プラグ)を差込むとい
う操作により、入出力装置を介して特別遊技態様検出信
号を報知装置へ送って特別遊技態様の発生回数を表示さ
せることができ、これによって、遊技機から特別遊技態
様の検出信号を出力する信号線を取り出すための面倒な
作業を不要にし、かつ遊技機の裏側の配線をすっきりさ
せて修理点検を容易に行なえるよううにするという上記
目的を達成することができる。
〔実施例〕
第1図に本発明に係る入出力装置を備えたパチンコ機
の一実施例を示す背面図が、また第2図にその入出力装
置の拡大図が示されている。
その実施例の入出力装置10は、基板11と、この基板11
上に固定された4個の接続端子としての受側コネクタ1
2,13,14,15と、給電用接続端子としての電源用フィーダ
コンセント16と、ブレーカ17とからなり、基板11によっ
てパチンコ機1の裏面、右上隅に固定されている。ま
た、入出力装置10の基板11には、AC24Vのような電源に
接続される電源取入手段としてのプラグ18aを有する給
電用配線18が接続され、上記フィーダコンセント16を介
して基板11からパチンコ機裏面に設けられた遊技制御基
盤2に給電するようになっている。
上記受側コネクタ12〜15のうち、コネクタ12は入賞球
検出信号の出力用、コネクタ13は完了検出信号の出力
用、また、コネクタ14は特別遊技態様検出信号の出力用
の接続端子とされる。
さらに、コネクタ15は、打球発射モータ制御信号の入
力用の接続端子とされる。
上記コネクタ12,13には、パチンコ機裏面の第1図に
示すような位置にそれぞれ配置されている入賞球検出器
SW1,完了検出器SW2から引き出された信号線L1,L2の他端
が接続されている。完了検出器SW2は賞球排出装置の上
タンクが空になったことを検出するマイクロスイッチで
ある。
また、上記コネクタ14には、特別遊技態様発生時に遊
技制御基盤2から出力される特別遊技態様検出信号を伝
える信号線L3の一端が接続されている。なお、この信号
線は中継基盤3を介して入出力装置10へ接続されるよう
になっている。
さらに、コネクタ15には、打球発射モータ4から金枠
スイッチSW3や操作ダイヤルスイッチSW4等を介して引き
出された給電線L4の一端が接続されている。上記金枠ス
イッチSW3は、遊技盤の前面を覆うガラス板を保持する
金枠の開閉状態を検出する検出器であって、金枠が閉じ
ているとオンされる。
一方、基板11上に設けられたフィーダコンセント16
は、遊技制御基盤2から引き出された給電線(図示省
略)の端部のプラグが差し込まれることにより、上記給
電線18より供給される24Vの電源電圧を、制御基盤2へ
供給する。
また、基板11上に設けられたブレーカ17は、制御基盤
2から出力される特別遊技態様検出信号を伝える信号線
L3とコネクタ14との間に介挿され、コネクタ14に誤って
他の配線(特に給電線)のコネクタが接続されたときに
遮断状態にされて制御基盤2を保護するようになってい
る。
なお、遊技盤の裏面には上記各種検出器SW1〜SW4の他
に、供給皿および受皿が商品球で一杯になったことを検
出するオーバーフローセンサSW5や、リードスイッチ等
からなる磁気センサSW6が設けられている。この磁気セ
ンサSW6は、遊技者が磁石を遊技盤前面に近づけて不正
な遊技を行なおうとする行為を検出するためのものであ
る。
第4図には、パチンコ機の具体的な裏機構盤における
上記各検出器SW1,SW2,SW5,SW6のより正確な取付位置を
示す。
第4図において、21は傾動可能な球鞘ケースを有する
賞球排出装置、22は排出前の賞品球を貯留する上タン
ク、23は上タンク22内の予備球を賞球排出装置21まで誘
導するシュートである。
完了検出器SW2は、上タンク22の開口部22aの下方に配
設され内部の球の重みによって傾動される踏板レバー24
の下部に取り付けられ、踏板レバー24の傾きを検出する
ことによりタンク内の球の有無を検出する。
25は遊技盤前面に設けられた入賞領域へ入賞し、後方
へ誘導された入賞球を一箇所に集合させる集合棚で、こ
の集合棚25は中央に向かって下り傾斜され、その終端に
入賞球分離装置26が設けられている。入賞球分離装置26
で一つずつ分離された入賞球は、導通樋27を流下して作
動レバー28を回動させる。この回動動作が連動杆29を介
して前記賞球排出装置21に伝えられ、球鞘ケースが傾動
されることによって所定数の賞品球が排出される。
上記入賞球導通樋27の流下端部に入賞球検出器SW1が
配設され、入賞個数を知ることができる。また、賞球排
出装置21より排出された賞品球は、賞球導出樋30内へ流
下される。賞球導出樋30にはダンパプレート31が設けら
れており、賞球排出装置21より排出された賞品球はダン
パプレート31上に落下してこれを回動させる。この動き
によって前記入賞球分離装置26が回動復帰され次の入賞
球を受け入れ可能となる。
この実施例では、上記ダンパプレート31の下方に、そ
の動きを検知して賞品球の排出があったことを検出する
賞球排出検出器SW7が設けられている。この検出器SW7の
検出信号は賞球ランプの点灯に使用される。
さらに、ダンパプレート31を作動させた賞品球は、連
通口32より遊技盤前面の供給皿へ排出されるが、供給皿
が一杯になると分流樋33を通って供給皿下方の受皿へ流
出されるようになっている。そして、この分流樋33の側
壁に受皿が賞品球で一杯になったことを検出するオーバ
ーフロー検出器SW5が配設されている。磁気センサSW6は
遊技盤の略中央位置に埋設されている。
第3図に、上記各検出器SW1〜SW7の検出信号を用いた
各種ランプ等の駆動回路と前記入出力装置10のコネクタ
12〜15への接続関係の一例を示す。
プラグ18aより給電された電源電圧(AC24V)は、給電
線18を介して打球発射モータ4やパイロットランプ10
1、LEDランプ群103a、103b、103c、完了ランプ105、賞
球ランプ106等に供給される。給電線18の途中にはコネ
クタ15が介挿されており、通常遊技時にはコネクタ15の
端子間が短絡状態にされ、不正遊技検出時には遮断状態
にされる。
ここではコネクタ15の端子間が短絡状態になっている
ものとして説明する。
モータ4や各種ランプ101,103,105,106への共通給電
線L4の途中に金枠スイッチSW3が設けられており、遊技
店の係員が遊技盤前面の金枠を開くとスイッチSW3がオ
フされ、打球発射モータ4等の駆動が不能となる。
また、オバーフロースイッチSW5は通常はモータ給電
側傾倒されており、この状態でタッチ回路TCHにより操
作ダイヤルへの接触が検出され、かつダイヤルスイッチ
SW4がオンされると、打球発射モータ4が駆動されると
ともに、パイロットランプ101が点灯される。なお、ダ
イヤルスイッチSW4とモータ4間に直列に接続されてい
るスイッチSW8は単発打ち用のスイッチで、通常はオン
状態にされていて単発ボタンを押すとオフされ、打球の
非連続的な発射を可能とするものである。
一方、遊技中受皿が賞品球で一杯になると、オバーフ
ロースイッチSW5が切り換わっで、発射モータ4の駆動
が不能にされるとともに、LEDランプ103bが点灯され
る。
また、完了検出器SW2によって上タンク22が空になっ
たことが検出されると完了ランプ105が点灯され、賞球
排出検出器SW7によって賞品球が排出されたことが検出
されると賞球ランプ106が点灯されるようになってい
る。
なお、上記完了検出器SW2は2つのスイッチからな
り、一方は前記入出力装置10のコネクタ13に接続されて
いる。
また、入賞球検出器SW1はコネクタ12に接続されてい
る。この入賞球検出器SW1は上記賞球排出検出器SW7と兼
用することができる。
さらに、遊技制御基盤2からコネクタ14へ出力される
特別遊技態様検出信号は、後述の補助遊技装置における
特別遊技態様の発生に伴なって制御基盤2から変動入賞
装置の開閉用ソレノイド7a(第4図参照)に対して出力
されるターボ出力を利用して形成するようになってい
る。
第3図の回路からも明らかなように、打球発射系およ
び賞球排出系と、遊技盤における遊技の制御系(破線A
で示す)とが電気的に完全に分離されているため、パチ
ンコ機の交換に際して遊技盤のみ取り換え、他の部分は
元の機械をそのまま使うということが可能となる。
第5図には、第3図に示されている各種ランプ101〜1
06の具体的なパチンコ機における取付位置の一例が示さ
れている。
同図において、4aは打球発射装置の操作ダイヤル、5
はルーレット式の可変表示器からなり特別入賞口6aや6b
への入賞によって起動される補助遊技装置、7は補助遊
技装置5における表示が特定の状態に一致した場合に開
成駆動される変動入賞装置である。また、8は発射され
る前の遊技球を保持する供給皿、9は供給皿8が満杯に
なったとき分流樋より流下される賞品球を貯留する受皿
である。
この実施例では、遊技盤の左上隅に完了ランプ105
が、また右上隅に賞球ランプ106が配置されている。さ
らに、パチンコ機の保持枠110の上部中央にパイロット
ライン101が配置されているとともに、供給皿8の前面
に遊技中を示すLEDランプ103a、供給皿と受皿が満杯で
あることを示すオーバーフロー表示用LEDランプ103bお
よび上タンクが空になったことを示す完了表示用LEDラ
ンプ103cを構成するLEDランプ群103が設けられている。
なお、上記パイロットランプ101の両側にも一対の表
示ランプ102が設けられており、例えば特別遊技態様発
生表示に使用される。
次に、上記実施例の入出力装置10を有するパチンコ機
と集中管理室の管理装置(コンピュータ)との関係につ
いて説明する。
パチンコ店には、第7図に示すように複数個のパチン
コ機1が横一列に配置されてなる島設備200が何列か設
けられている。島設備200が上部には、各パチンコ機に
対する球の補給を行なう補給樋が、また下部には各パチ
ンコ機で発生した打込み球(アウト球および入賞球)を
回収する回収樋(図示省略)が連続して一方の端から他
方の端へ向かって配設されているとともに、パチンコ機
とパチンコ機との間には、サンドイッチと呼ばれる球貸
し機201が例えば一つおきに配設されている。
さらに、この実施例のパチンコ機には、例えば第6図
に示すように前面ガラスを保持する金枠111や裏フレー
ム112に印加された静電気を検出する静電気センサ40が
設けられている。この静電気センサ40は、金枠111を裏
機構盤の周囲を囲むように設けられた金属製の裏フレー
ム112とともに保持枠110に固定するための固定用ボルト
113とナット114によって、裏フレーム112のフランジ部1
12aに、そのリード線41の端部が固定される。
静電気センサ40を設けることにより、遊技客が電子ラ
イタ等を用いて金枠111に静電気を与え、これによって
遊技盤背部の制御系にノイズを発生させて、変動入賞装
置等を不当に動作させるという不正行為を検出すること
可能となる。
また、各パチンコ機1ごとにその上方に、トラブルが
生じた際に係員を呼び寄せるための表示装置であるフリ
ッカランプ210が設けられ、さらに、各島設備ごとにそ
の中のいずれかのパチンコ機においてトラブル等が生じ
た場合に上記フリッカランプ210と連動して点灯もしく
は点滅される警報ランプ220が、島設備200の両端上部に
それぞれ設けられている。
この実施例では、各パチンコ機1の上方の上記フリッ
カランプ210に隣接して前記特別遊技態様の発生回数等
を表示可能な大当り回数表示装置230を設けてある。
そして、各パチンコ機1の制御回路は、前記入出力装
置10を介して上記フリッカランプ210や警報ランプ220、
大当り回数表示装置230に接続されている。また、島設
備200の上部には、各パチンコ機に共通の信号線群(以
下、パスと称する)が配設され、このバスを介して各パ
チンコ機1は集中管理室の管理装置240に接続される。
なお、管理装置と各パチンコ機との間の信号の入出力を
可能にするため、インタフェース装置250が各パチンコ
機ごとに設けられている。
第1図の実施例のパチンコ機には、その裏面上部に上
記フリッカランプ210や大当り回数表示装置230およびイ
ンタフェース装置250との間の信号線や給電線の接続を
行なうためのコネクタ12〜15等が集約的に設けられてい
るため、それらの接続作業が極めて簡単に行なえるよう
になり、パチンコ機の設置の際のパチンコ店の負担が軽
減される。また、パチンコ機背部の配線もすっきりする
ため、修理、点検作業も容易となる。
第8図に、本発明に係る入出力装置10を備えたパチン
コ機1と管理装置240、フリッカランプ210、警報ランプ
220および大当り回数表示装置230とを用いたパチンコ店
全体のシステム構成の一例を示す。
なお、この実施例のシステムでは、前記島設備200内
に、各パチンコ機に対応してアウト球および入賞球を集
合させて下方の回収樋へ流下させる打込球処理ケース20
2を設け、この処理ケース202に設けた打込球検出器SW8
からの検出信号も管理装置240へ送って統計処理等が行
なえるようにされている。
また、パチンコ機1の上方には上タンク22(第4図参
照)に対応して予備球の補給装置270が設けられてい
る。
この補給装置270は補給樋と上タンクとの間の補給経
路内に突出されたストッパを作動させるソレノイドSOL
と、補給装置による補給が行なわれたことを検知する補
給検出器SW9とを備えている。
各パチンコ機1と管理装置240との間を接続するため
5本の信号線11〜15と3本電源ライン16〜18とからなる
バス260が設けられている。特に限定されるわけではな
いが、電源ラインは補給装置用と制御用の2つが設けら
れている。ただし、グランドラインGNDは共通である。
上記バス260とパチンコ機側の検出器SW1,SW2,SW3,SW9
および補給用ソレノイドSOLとの間に、前記インタフェ
ース装置250が接続され、パチンコ機1と管理装置240と
の間で信号の入出力が可能とされている。
一方、パチンコ機の入出力装置10を介して出力される
特別遊技態様発生検出信号(大当り信号)は、フリッカ
ランプ210と大当り回数表示装置230へ各々供給されて、
ランプの点滅と数字による回数表示が行なわれるように
されている。なお、パチンコ機1の制御系への給電は大
当り回数表示装置230の側から給電線を分岐して行なう
ようになっている。
また、特に限定はされないがフリッカランプ210に
は、上記大当り信号の他にパチンコ機の側から磁気セン
サSW6と静電気センサ40からの検出信号が入力されてい
るとともに、フリッカランプ210間に設けられた常閉接
点型(通常オン状態)のリレー211から引き出されたリ
ード線が、パチンコ機の発射モータへの給電線上に設け
られたコネクタ15に接続されている。そして、上記セン
サSW6または40のいずれか一方からの検出信号がある
と、リレー211が作動されて、スイッチがオフされるよ
うになっている。そのため、磁石や静電気による不正が
あると、発射モータへの給電が遮断されて打球が発射で
きない状態になる。これとともに、ラップ212が点滅さ
れ、警報が発せられる。
なお、上記のようなリレー211を有しないフリッカラ
ンプ210を使用するときは、端子間を短絡させるショー
トコネクタSC(第3図参照)を入出力装置10上のコネク
タ15に差し込んでおけばよい。
さらに、フリッカランプ210からは2本の共通電源線
と3本の共通信号線が左右にそれぞれ引き出され、その
端部にコネクタ217と218が取り付けられており、隣接す
るパチンコ機のフリッカランプ同士を接続できるように
なっている。そして、このようにして次々と連続されて
引き延ばされた共通信号線と共通電源線の終端には、島
設備両端の警報ランプ220が接続され、フリッカランプ2
10と同期して警報ランプ220が作動される。
また、フリッカランプ210には、上記不正表示状態を
解除するためのリセットスイッチ214と、遊技客が係員
を呼出すのに使用する呼出しスイッチ215とが設けられ
ており、これらのスイッチ214と215の操作により、それ
自身のランプ213,214とともに警報ランプ220の点滅をも
コントロールできるようになっている。フリッカランプ
210内には、上記のような表示制御および発射モータの
制御を行なう制御回路が組み込まれている。
次に、第8図に示されているインタフェース装置250
の具体的な回路側を第9図に示す。同図において破線E
で囲まれている部分がインタフェース装置250である。
この実施例のインタフェース装置に付記されている端
子番号1〜15は第8図のこれと対応されている。補給装
置270内の補給検出器SW9が接続される端子3と管理装置
240からのロウアクティブの選択信号SELが印加される選
択端子7との間には抵抗R1とダイオードD1が、入賞球検
出器SW1が接続される端子1と選択端子7との間には抵
抗R2とダイオードD2が、また打込球検出器SW8が接続さ
れる端子2と選択端子7との間には抵抗R3とダイオード
D3が各々直列に接続されている。従って選択端子7がロ
ウレベルにされたとき、上記検出器SW9,SW1またはSW8が
オンされていれば端子7へ向かって電流が流れるため、
そのとき管理装置240がバス260上の信号線11,12,13を監
視していれば、検出器SW9,SW1,SW8が各々オン状態にあ
るかオフ状態にあるか知ることができる。
上タンク22の状態を示す完了検出信号が乗る信号線14
に接続される端子4と上記選択端子7との間にはフォト
カプラPC1を構成するフォトトランジスタPT1が、また、
+24Vのような電源電圧が印加される端子12と完了検出
器SW2が接続される端子6との間には、フォトカプラPC1
を構成するフォトダイォードPD1が、それぞれ接続され
ている。これによって、例えば上タンク22が空になって
完了検出器SW2がオンされると、フォトダイオードPD1に
電流が流れて発光する。そのため、このとき選択端子7
がロウレベルにされていると、フォトトランジスタPT1
が導通されてコレクタ電流が流れる。そこで、管理装置
240が信号線14を監視していれば上タンクが空になった
否か知ることができる。
さらに、管理装置240から出力される打止指令信号が
のる信号線15が接続される端子15と上記選択端子7との
間には、フォトカプラPC2を構成するフォトダイオードP
D2が、また、電源電圧端子12とグランド端子13,14間に
はPD2と対となるフォトトランジスタPT2がそれぞれ接続
されている。
これとともに、電源電圧端子12とグランド端子13,14
間には、リレーRyを構成するコレノイドとスイッチトラ
ンジスタTR2が直列に接続され、端子12とトランジスタT
R2のベース端子間にはトランジスタTR1が接続されてい
る。一方、補給装置270内のソレノイドSOLが接続された
端子10と、完了検出器SW2が接続された端子9との間に
は、上記リレーRyを構成する常閉型の接点Sry1が接続さ
れている。これによって管理装置240から信号線14上に
打止指令信号が出力されるとフォトダイオードPD2が発
光してフォトトランジスタPT2が導通され、さらにトラ
ンジスタTR2がオンされてリレーRyのソレノイドに電流
な流れ、接点Sry1がオフされて、完了検出器SW2からの
検出信号による補給装置270の作動が実行されないよう
になる。
また、端子11と端子8との間には、上記リレーRyを構
成する常閉型の接点Sry2が接続されており、端子11と8
に破線で示すごとくランプLMPを接続することによっ
て、打止表示を行なわせることができる。
しかも、この実施例では、上記トランジスタTR2のベ
ース端子が抵抗R12を介して接続された端子5と、グラ
ンド端子13に直結した端子14とが設けられている。
そのため、同図に破線で示すごとく上記端子5と端子
14との間にフォトカプラPC3等のスイッチを接続して、
それを打止時にオンさせることでリレーRyの作動を停止
させて打止時においても補給装置270による追加を行な
わせることができるようになっている。
次に第8図に示されているフリッカランプ210の具体
的な回路構成例を、第10図,第11図を用いて説明する。
なお、フリッカランプ210は、例えば第12図に示すよ
うに、内側に一対のランプ212が、またその外側に一対
のランプ213が配置され、前面は半透明なプラスチック
パネル216等に覆われた構成にされている。そして、パ
ネル216の前面ランプ212の下方に、呼出しスイッチ215
が設けられている。
さらに、左側のランプ213の後方に第10図および第11
図に示すような制御回路をのせた制御基板219が組み込
まれている。また、リセットスイッチ214(第8図参
照)はフリッカランプ210の後方にリード線により引き
出された形で設けられ、島設備の内部に臨むようにされ
る。つまり、パチンコ機を開かないと操作できないよう
な位置に配置される。
第10図には、島設備両側の警報ランプ220およびフリ
ッカランプ210内のランプ212,213の点灯駆動信号を形成
する制御回路が示されている。
パチンコ機の入出力装置10から出力される特別遊技態
様検出信号(大当り信号)は、コネクタCNCT1よりダイ
オードブリッジBRG1を介してリレーRLY1に供給される。
ダイオードブリッジBRG1があることにより、大当り信号
がDC24Vのような直流信号である場合にコネクタのプラ
スとマイナスの逆差しを許容するとともに、AC24Vのよ
うな交流信号の入力を許容できる。
上記リレーRLY1の次段には、RC積分回路ITG1と発振回
路OSC1がそれぞれ接続され、積分回路ITG1の出力は平滑
回路SMT,インバータINV1を介して時定数の大きな微分回
路DFR1に入力される。そして、この微分回路DFR1の出力
がインバータINV2を介してドライバDRV1に供給され、ド
ライバDRV1が駆動されるようになっている。
第13図には、コネクタCNCT1より入力される大当り信
号と上記ドライバDRV1の出力信号との関係を示す。
この実施例の大当り信号は、前述したように変動入賞
装置7のソレノイドを駆動する信号であり、大当り時に
は変動入賞装置が最高10回繰返し開成駆動され、各サイ
クル間には例えば3秒の休止時間が設けられている。そ
のため、大当り信号は第13図(A)のようになる。この
信号は積分回路ITG1によって、同図(B)のごとく信号
の立上がり立下がりがゆるやかにされてから、平滑回路
SMTにより同図(C)のように信号のひずみが除去され
る。この信号はインバータINV1にて第13図(D)のごと
く波形整形されてから時定数の大きな微分回路DFR1に供
給される。そのため、微分回路DFR1の出力は同図(E)
のようになり、微分回路DFR1の出力が次段のインバータ
INV2のしきい値電圧Vthを越えた時点で、インバータINV
2の出力が反転される。この間約20秒だけドライバDRV1
がオンされるように微分回路DFR1の時定数が設定されて
いる。そして、このドライバDRV1の駆動信号aは第11図
の信号線111に出力されて警報ランプ220に供給され、大
当り発生の際にその発生直後の20秒間だけ所定のランプ
が点灯されるようになる。
一方、上記発振回路OSC1の出力はドライバDRV2に供給
され、リレーRLY2のソレノイドに電流が流されよるうに
なっている。このリレーRLY2のソレノイドは第11図に示
す接点Sry2をオンさせ、トライアック(サイリスタ)TA
1を導通させて内側ランプ212を点滅させる。
また、第10図のフリッカランプ内制御回路には、磁気
センサSW6からの磁気検出信号がコネクタCNCT3を入力さ
れるリレーRLY3が設けられている。このリレーRLY3は、
コネクタCNCT2を介してパチンコ機の入出力装置10(第
2図参照)のコネクタ15に接続される常閉型接点を有し
ており、磁気センサSW6が磁気を検出するとリレーRLY3
が作動して接点がオフされるようになっている。これに
よって、パチンコ機の側では打球発射モータへの電源の
供給が遮断され、打球が発射不能にされる。
また、磁気センサSW6の検出信号も、コネクタCNCT3よ
りトランジスタTR5を介してリレーRLY4にも供給される
ようになっている。そしてリレーRLY4の接点のオン、オ
フ信号はフィードバック経路FBを通して上記リレーRLY4
のソレノイドにフィードバックされている。これによっ
て一旦磁気センサSW6が磁気を検出してリレーRLY4のソ
レノイドに電流が流れると、検出信号がなくなってもそ
の電流が流れ続けるように維持される。つまり、一種の
状態保持手段(フリップフロップ)が構成されている。
ただし、この状態は、リセットスイッチ214をオンさせ
てトランジスタTR5をオフさせることで元の状態に復帰
させることができる。
そして、上記リレーRLY4の接点側には、前記リレーRL
Y2のドライバDRV2が接続され、磁気が検出された際にも
リレーRLY2が作動してランプ212が点灯され、不正表示
を行なう。しかも、その場合、リレーRLY4の接点側には
ドライバDRV3が持続され、このドライバDRV3の出力信号
bが第11図の信号線112を介して警報ランプ220に供給さ
れて不正表示を行なわせるとともに、リレーRLY4に接続
された発振回路OSC2によってドライバDRV4が適当な周期
でオン,オフされ、リレーRLY5のソレノイドが間欠駆動
される。このリレーRLY5のソレノイドは、第11図に示さ
れている接点Sry5をオンさせる。接点Sry5は通常は電源
電圧を接点Sry2に供給させる側に傾倒されており、リレ
ーRYL5のソレノイドが励磁されると他方の側の端子に接
続が切り換わる。そのため、その間接点Sry2への給電が
遮断され、接点Sry2が連続してオンされているにもかか
わらずランプ212が消灯される。つまり、磁気検出時に
は内側のフリッカランプ212が点滅駆動される。
また、接点Sry5により接点Sry2への給電が遮断されて
いる間は、トライアックTA2が導通されランプ213が点灯
される。つまり、磁気検出時にはフリッカの外側ランプ
213は、内側ランプ212と交互に点滅駆動されるようにな
っている。
さらに、第10図に示されている状態保持用のリレーRL
Y4の駆動用トランジスタTR5のベースには、静電気セン
サ40からの検出信号が入力される端子への入力信号に基
づいて駆動パルスを形成するパルス形成回路PGRが接続
されている。従ってパチンコ機に取り付けられた静電気
センサ40が静電気を検出した場合にも、磁気検出のとき
と同様にドライバDRV2,DRV3,DRV4が駆動されて、フリッ
カの内側ランプ212と外側ランプ213が交互に点滅される
とともに、島設備両端の警報ランプ220が点灯されて、
不正表示を行なえるようになっている。
なお、フリッカランプ前面に設けられた呼出しスイッ
チ215をオンさせることによって形成される呼出し信号
cは、信号線115を介して警報ランプ220へ伝えられてい
る。
配線113と114は警報ランプ220とフリッカランプ210と
の間でVC8Vのような電源電圧と接地電位を供給するため
電源ラインである。
次に第14図を用いて島設備の両端上部に取り付けられ
る警報ランプ220の具体的な構成例を説明する。
第14図において、221は、前記フリッカランプ210から
延設された信号の線111,112,115端部のコネクタ217また
は218に接続可能なコネクタであり、フリッカランプ210
側から大当り信号aと不正検出信号bおよび呼出し信号
cが供給されるようにされている。
信号線115より入力される呼出し信号cは、発振回路O
SC7に入力され、トランジスタTR7を所定の周期(0.5
秒)でオン,オフさせる。これによって、リレーRLY7の
ソレノイドに間欠的に電流が流れ、接点が開閉してトラ
イアックTR7がオン,オフされ、ランプ(赤)227にAC10
0Vのような電圧を印加させてこれを点滅させる。
また、信号線112より入力される不正検出信号bは発
振回路OSC8に入力され、トランジスタTR8を所定の周期
(0.3秒)でオン,オフさせる。これによって、リレーR
LY8のソレノイドに間欠的に電流が流れ、接点が開閉し
てトライアックTR8がオン,オフされ、ランプ(黄)228
にAC100Vのような電圧を印加させてこれを点滅させる。
さらに、線合線111より入力される大当り信号aは発
振回路OSC9に入力され、トランジスタTR9を所定の周期
(0.15秒)でオン,オフさせる。これによって、リレー
RLY9のソレノイドに間欠的に電流が流れ、接点が開閉し
てトライアックTR9がオン,オフされ、ランプ(緑)229
にAC100Vのような電圧を印加させてこれを点滅させる。
これによって、パチンコ店の係員は店内のどの位置か
らでも、いずれの島設備にて不正もしくはトラブルや大
当りが発生しているか知ることができる。
次に、第8図に示されている大当り回数表示装置230
の具体的な構成例を、第15図および第16図を用いて説明
する。
大当り回数表示装置230は、第15図に拡大して示すよ
うに、5個のLEDランプ231〜235と2ケタのセグメント
型LED表示器236とを有している。LEDランプ231〜235の
うち縦に並んだ4個のランプ231〜234は大当り信号が入
力されるごとに上から順序に追加点灯される回数表示
用、ランプ235は打止回数に達したときに点灯される打
止表示用である。打止めになるとランプ235が点灯され
る。
また、セグメント型表示型236は、対応するパチンコ
機におけるトータルの大当り発生回数を表示するもので
ある。
さらに、大当り回数表示装置230内には、打止回数設
定用のディップスィッチ群と、リセットスイッチ237お
よび第16図に示すような制御回路が設けられている。こ
のうち、リセットスイッチ237は、例えばリードスイッ
チ等からなり装置の側壁に設けられたキー穴にキー238
を差し込んで回すとマグネットが接近して作動されるよ
うに構成されている。
制御回路には、第16図に示すように、パチンコ機の側
から供給される大当り信号がダイオードブリッジDBR5を
介して印加されるリレーRLY11が設けられている。
リレーRLY11が作動されると、フォトカプラPC11が導
通されて回路F1において例えば5秒間ハイレベルを維持
するような信号Qが形成されて、ディップスイッチDP5
を介してリレーRLY12に伝えられてソレノイドが励磁さ
れ、かつ打止表示ランプ235が点灯される。すると、リ
レーRLY12の一対の接点Sry12(図面の下方に表示)が反
転されてパチンコ機への給電を遮断するとともに、パチ
ンコ機の側の打止表示ランプ105を点灯させる。なお、
大当り信号の入力に伴なう上記動作は、ディップスイッ
チDP5を予めオン側にセットされていることを条件とし
て開始される。
一方、上記フォトカプラPC11の導通によって、回路F1
の出力QによってカウンタCNT1とCNT2が各々カウントア
ップされ、セグメントドライバSGDRおよびコモンドライ
バトランジスタCDT1,CDT2によってセグメント型表示器2
36に大当り回数が表示される。また、カウンタCNT2の出
力によってLEDランプ231〜234が大当りの回数の分だけ
上から順番に追加点灯さる。。また、カウンタCNT2の出
力は、ディプスイッチDP1〜DP4を介して上記リレーRLY1
2と打止表示ランプ235に供給される。
従って、ディップスイッチDP1〜DP4のうちいずれか一
つを選択してオン状態にセットしておくことにより、通
常行われている入賞球数(出玉)と打込球数(回収球)
との差で打止状態とするのではなく、1回〜4回の範囲
で任意の大当り回数の時に打止めとし、パチンコ機への
電源供給を遮断し、打止表示ランプ235や105を点灯させ
ることができる。また、ディップスイッチDP1〜DP4をす
べてオフにしておくことにより、上記した通常の方法で
打止状態とする遊技設定も可能である。
さらに、上記フォトカプラPC11の導通によって、回路
F2の出力Qをハイレベルに変化させて、駆動トランジス
タTR11によって管理装置240等へ打止めを知らせたりす
る信号を出力できるようになっている。
また、上記制御回路は、リセットスイッチ237をオン
させると、カウンタCNT2がリセットされて、大当り回数
表示ランプ231〜234および打止表示ランプ235,105が消
灯され、打止め状態が解除されるようになっている。た
だし、このときカウンタCNT1はリセットされず、継続し
て大当り回数を計数し、その総数を表示する。POR1は、
上記回路F1,F2,カウンタCNT2を、またPOR2はカウンタCN
T1をそれぞれ電源投入時に初期状態にさせるためのパワ
ーオンリセット回路である。従って、カウンタCNT1は電
源がオフされたときにのみクリアされる。
第17図に、本発明に係る入出力装置10を備えたパチン
コ機を用いた遊技店のシステム構成の他の実施例を示
す。
この実施例では、各パチンコ機1と管理装置240とを
結ぶバス260に新たに3本の信号線121,122,123を追加
し、パチンコ機の側からインタフェース装置250を介し
て信号線121に大当り信号を出して管理装置240へ知らせ
ると共に、管理装置240からはインタフェース装置250を
介して補給装置270に追加補給信号を送出して、打止信
号出力中においても追加補給を行なえるようにしてい
る。
これによって、大当り発生中に途中で打止めに達して
も、追加補給することで大当り終了まで遊技を継続させ
ることができるようになるとともに、大当り信号や不正
検出信号が出力された場合、例えば管理装置240内の音
声合成信号によって遊技店にある放送システムを利用
し、パチンコ遊技機の台番号と大当りの発生、又は不正
の発生等を自動的に店内放送するようなシステム管理が
可能となる。したがって、従来は遊技店の係員が店内放
送していたが、この煩わしさを解消することができると
ともに、集中管理室で一目でパチンコ遊技機の状態を確
認することができる。
なお、第8図および第17図のシステムでは、いずれも
管理装置240からインタフェース装置250に対して打止信
号が送られると、補給装置270による補給が行なわれな
いように構成しているが、第9図のインタフェース装置
250の端子9と端子10を用いて補給装置270の作動を停止
させる代わりに、打止め時には打球発射モータへの給電
を遮断させるように構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、所定の遊技条件に基
づいて補助遊技が開始され該補助遊技の遊技結果に基づ
いて特別遊技態様を発生可能な補助遊技装置と該補助遊
技装置を制御する遊技制御基板とを備えた遊技機の裏面
一側には、供給電源に接続されて電源の供給を受ける電
源取入手段と、遊技に伴って検出発信される遊技情報を
遊技機外部へ出力するための複数の接続端子を集約的に
備えた入出力装置を設け、また、上記遊技機に対応し
て、上記遊技制御基盤から出力される特別遊技態様検出
信号を計数する特別遊技態様計数手段と、該特別遊技態
様計数手段の計数値を表示する特別遊技態様発生回数表
示手段とを有する報知装置を設け、上記入出力装置に
は、上記遊技制御基盤に電源を給電するための給電用接
続端子と、遊技状態に関連する遊技情報のうち少なくと
も特別遊技態様の発生を示す特別遊技情報を遊技機外部
に出力するための信号用接続端子とを設け、上記入出力
装置の信号用接続端子を介して上記遊技制御基盤から出
力される特別遊技態様検出信号を上記報知装置に送って
特別遊技態様の発生回数を表示させるようにしたので、
遊技機裏側の入出力装置に設けられた信号用接続端子
(コネクタ)へ、報知装置より延ている信号線端部のコ
ネクタ(プラグ)を差込むという操作により、入出力装
置を介して特別遊技態様検出信号を検知装置へ送って特
別遊技態様の発生回数の表示させることができ、これに
よって、遊技機から特別遊技態様の検出信号を出力する
信号線を取り出すための面倒な作業が不要となり、かつ
遊技機の裏側の配線がすっきりして修理点検が容易に行
なえるようになるという効果がある。
また、上記報知装置は遊技機の前面側上方に配設され
ているので、遊技者および遊技店の係員がいつでも容易
に特別遊技態様発生回数を確認することができ、遊技者
にとっては自らの判断に基づいて特別遊技態様の発生し
そうな遊技機を選択することができるとともに、遊技店
にとっては打止め等の管理を行なって営業方針の決定に
役立たせることができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る入出力装置を備えたパチンコ機の
裏機構盤の概略的な構成例を示す背面図、 第2図はその入出力装置の構成例を示す拡大正面図、 第3図はパチンコ機に設けられた各種検出器と入出力装
置との関係を示す回路図、 第4図は本発明に係る入出力装置を備えたパチンコ機の
裏機構盤の具体的な構成例を示す背面図、 第5図は本発明が適用されたパチンコ機の一例を示す正
面図、 第6図は静電気センサの取付け方法を示す拡大斜視図、 第7図はパチンコ店の島設備の構成を示す正面図、 第8図はパチンコ店の制御システムの一例を示すシステ
ム構成図、 第9図はパチンコ機と管理装置をつなぐインタフェース
装置の一例を示す回路図、 第10図はフリッカランプ内の制御回路の一例を示す回路
図、 第11図はフリッカランプのスイッチとランプ等との接続
関係を示す回路図、 第12図はフリッカランプの構成を示す正面図、 第13図はフリッカランプ制御回路へ入力される大当り信
号とそれに基づく内部信号およびランプ駆動信号のタイ
ミングを示す波形図、 第14図は島設備上部の警報ランプの制御回路を示す回路
図、 第15図は大当り回数表示装置の構成例を示す正面図、 第16図は大当り回数表示装置内の制御回路例を示す回路
図、 第17図はパチンコ店の制御システムの他の実施例を示す
システム構成図である。 1……パチンコ機、2……制御基盤、4……打球発射モ
ータ、5……補助遊技装置、7……変動入賞装置、8…
…供給皿、9……受皿、10……入出力装置、12〜15……
コネクタ(接続端子)、40……静電気センサ、210……
フリッカランプ、220……警報ランプ、230……大当り回
数表示装置、240……管理装置、250……インタフェース
装置、SW1……入賞球検出装置、SW2……完了検出器、SW
3……金枠スイッチ、SW4……ダイヤルスイッチ、SW5…
…オーバーフロー検出器、SW6……磁気センサ、SW7……
賞球排出検出器、SW8……ウェイトスイッチ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の遊技条件に基づいて補助遊技が開始
    され該補助遊技の遊技結果に基づいて特別遊技態様を発
    生可能な補助遊技装置と該補助遊技装置を制御する遊技
    制御基盤とを備えた遊技機の裏面一側には、供給電源に
    接続されて電源の供給を受ける電源取入手段と、遊技に
    伴って検出発信される遊技情報を遊技機外部へ出力する
    ための複数の接続端子を集約的に備えた入出力装置を設
    け、 また、上記遊技機に対応して、上記遊技制御基盤から出
    力される特別遊技態様検出信号を計数する特別遊技態様
    計数手段と、該特別遊技態様計数手段の計数値を表示す
    る特別遊技態様発生回数表示手段とを有する報知装置を
    設け、 上記入出力装置には、上記遊技制御基盤に電源を給電す
    るための給電用接続端子と、遊技状態に関連する遊技情
    報のうち少なくとも特別遊技態様の発生を示す特別遊技
    情報を遊技機外部に出力するための信号用接続端子とを
    設け、 上記入出力装置の信号用接続端子を介して上記遊技制御
    基盤から出力される特別遊技態様検出信号を上記報知装
    置に送って特別遊技態様の発生回数を表示させるように
    したことを特徴とする遊技機の遊技情報報知装置。
  2. 【請求項2】上記報知装置は遊技機の前面側上方に配設
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の遊技機の遊技情報報知装置。
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