JPH07102251B2 - 遊技機の打止め制御装置 - Google Patents

遊技機の打止め制御装置

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JPH07102251B2
JPH07102251B2 JP5337845A JP33784593A JPH07102251B2 JP H07102251 B2 JPH07102251 B2 JP H07102251B2 JP 5337845 A JP5337845 A JP 5337845A JP 33784593 A JP33784593 A JP 33784593A JP H07102251 B2 JPH07102251 B2 JP H07102251B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技機の打止め制御
装置に関し、例えば補助遊技装置と該補助遊技装置にお
いて特別遊技態様が発生したことを検出する特別遊技態
様検出手段とを備えた遊技機における打止め制御に利用
して効果的な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技店においては遊技機ごとに
釘調整を行なっていわゆる出玉率を調整することが行な
われている。出玉率の高い遊技機はこれを長い時間一人
の遊技客が独占的に使用できるような状態にしておく
と、遊技客の公平が図れないと共に、遊技店が不測の損
害を被ることが起こり得る。
【0003】そこで、ある程度賞品球のあった遊技機に
ついてはこれを打ち止めと称してそれ以上の遊技を継続
できないようにする制御が行なわれている。従来のパチ
ンコ機における打止め制御は、補給球数や出玉数と回収
玉数との差を計算してその差が所定数以上になった時点
で打止めとしたり、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊
技態様が発生可能な遊技機では大当たり終了時点で打止
めとする制御方式が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記打
ち止め方式のうち補給球数や出玉数と回収玉数との差を
計算してその差が所定数以上になった時点で打止めとす
る第1の打止め制御方式にあっては大当たりの途中で打
止めが発生してしまうことがあり、遊技者に対して満足
感を与えることができないおそれがある。一方、大当た
り終了時点で打止めとする第2の打止め制御方式にあっ
ては、大当たり遊技の終了の度に獲得した賞品球を景品
と交換することを強いることになるため、遊技客にとっ
ては非常に煩わしさを感じるという問題点があった。本
発明の目的は、大当たりと呼ばれる特別遊技態様が発生
可能な遊技機において、遊技客に対して何ら不満や煩わ
しさを感じさせることがないような打止め制御方式を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、補助遊技装置と該補助遊技装置において特
別遊技態様が発生したことを検出する特別遊技態様検出
手段とを備えた遊技機の制御装置において、上記特別遊
技検出手段からの検出信号を計数する特別遊技態様計数
手段と、連続遊技が可能な特別遊技態様発生回数を設定
するための設定手段と、上記特別遊技態様計数手段の計
数値と上記設定手段に設定された値とを比較して特別遊
技態様発生回数が所定回数に達したか否か判定する比較
判定手段と、該比較判定手段からの信号に基づいてその
特別遊技態様が終了した時点で当該遊技機を遊技不能状
態にする遊技不能制御手段とにより構成された打止め制
御装置を設けるようにしたものである。
【0006】
【作用】上記した手段によれば、大当たり遊技中に打止
めになるのが回避され、遊技客に満足感を与えることが
できるとともに、大当たり遊技終了の度に打止めとなっ
て獲得した球を景品に変える煩わしさがなくなる。
【0007】
【実施例】図1に本発明に係る入出力装置を備えたパチ
ンコ機の一実施例を示す背面図が、また図2にその入出
力装置の拡大図が示されている。その実施例の入出力装
置10は、基板11と、この基板11上に固定された4
個の受側コネクタ12,13,14,15と、電源用フ
ィーダコンセント16と、ブレーカ17とからなり、基
板11によってパチンコ機1の裏面、右上隅に固定され
ている。また、入出力装置10の基板11には、AC2
4Vのような電源に接続されるプラグ18aを有する給
電用配線18が接続され、上記フィーダコンセント16
を介して基板11からパチンコ機裏面に設けられた遊技
制御基盤2に給電するようになっている。
【0008】上記受側コネクタ12〜15のうち、コネ
クタ12は入賞球検出信号の出力用、コネクタ13は完
了検出信号の出力用、また、コネクタ14は特別遊技態
様検出信号の出力用の接続端子とされる。 さらに、コ
ネクタ15は、打球発射モータ制御信号の入力用の接続
端子とされる。上記コネクタ12,13には、パチンコ
機裏面の図1に示すような位置にそれぞれ配設されてい
る入賞球検出器SW1,完了検出器SW2から引き出さ
れた信号線L1,L2の他端が接続されている。完了検出
器SW2は賞球排出装置の上タンクが空になったことを
検出するマイクロスイッチである。
【0009】また、上記コネクタ14には、特別遊技態
様発生時に遊技制御基盤2から出力される特別遊技態様
検出信号を伝える信号線L3の一端が接続されている。
なお、この信号線は中継基盤3を介して入出力装置10
へ接続されるようになっている。さらに、コネクタ15
には、打球発射モータ4から金枠スイッチSW3や操作
ダイヤルスイッチSW4等を介して引き出された給電線
4の一端が接続されている。上記金枠スイッチSW3
は、遊技盤の前面を覆うガラス板を保持する金枠の開閉
状態を検出する検出器であって、金枠が閉じているとオ
ンされる。一方、基板11上に設けられたフィーダコン
セント16は、遊技制御基盤2から引き出された給電線
(図示省略)の端部のプラグが差し込まれることによ
り、上記給電線18より供給される24Vの電源電圧
を、制御基盤2へ供給する。
【0010】また、基板11上に設けられたブレーカ1
7は、制御基盤2から出力される特別遊技態様検出信号
を伝える信号線L3とコネクタ14との間に介挿され、
コネクタ14に誤って他の配線(特に給電線)のコネク
タが接続されたときに遮断状態にされて制御基盤2を保
護するようになっている。なお、遊技盤の裏面には上記
各種検出器SW1〜SW4の他に、供給皿および受皿が
賞品球で一杯になったことを検出するオーバーフローセ
ンサSW5や、リードスイッチ等からなる磁気センサS
W6が設けられている。この磁気センサSW6は、遊技
者が磁石を遊技盤前面に近づけて不正な遊技を行なおう
とする行為を検出するためのものである。
【0011】図4には、パチンコ機の具体的な裏機構盤
における上記各検出器SW1,SW2,SW5,SW6
のより正確な取付位置を示す。図4において、21は傾
動可能な球鞘ケースを有する賞球排出装置、22は排出
前の賞品球を貯留する上タンク、23は上タンク22内
の予備球を賞球排出装置21まで誘導するシュートであ
る。完了検出器SW2は、上タンク22の開口部22a
の下方に配設され内部の球の重みによって傾動される踏
板レバー24の下部に取り付けられ、踏板レバー24の
傾きを検出することによりタンク内の球の有無を検出す
る。
【0012】25は遊技盤前面に設けられた入賞領域へ
入賞し、後方へ誘導された入賞球を一箇所に集合させる
集合棚で、この集合棚25は中央に向かって下り傾斜さ
れ、その終端に入賞球分離装置26が設けられている。
入賞球分離装置26で一ずつ分離された入賞球は、誘導
樋27を流下して作動レバー28を回動させる。この回
動動作が連動杆29を介して前記賞球排出装置21に伝
えられ、球鞘ケースが傾動されることによって所定数の
賞品球が排出される。上記入賞球誘導樋27の流下端部
に入賞球検出器SW1が配設され、入賞個数を知ること
ができる。また、賞球排出装置21より排出された賞品
球は、賞球導出樋30内へ流下される。賞球導出樋30
にはダンパプレート31が設けられており、賞球排出装
置21より排出された賞品球はダンパプレート31上に
落下してこれを回動させる。この動きによって前記入賞
球分離装置26が回動復帰され次の入賞球を受け入れ可
能となる。
【0013】この実施例では、上記ダンパプレート31
の下方に、その動きを検知して賞品球の排出があったこ
とを検出する賞球排出検出器SW7が設けられている。
この検出器SW7の検出信号は賞球ランプの点灯に使用
される。さらに、ダンパプレート31を作動させた賞品
球は、連通口32より遊技盤前面の供給皿へ排出される
が、供給皿が一杯になると分流樋33を通って供給皿下
方の受皿へ流出されるようになっている。そして、この
分流樋33の側壁に受皿が賞品球で一杯になったことを
検出するオーバーフロー検出器SW5が配設されてい
る。磁気センサSW6は遊技盤の略中央位置に埋設され
ている。
【0014】図3に、上記各検出器SW1〜SW7の検
出信号を用いた各種ランプ等の駆動回路と、前記入出力
装置10のコネクタ12〜15への接続関係の一例を示
す。プラグ18aより給電された電源電圧(AC24
V)は、給電線18を介して打球発射モータ4やパイロ
ットランプ101、LEDランプ群103a、103
b、103c、完了ランプ105、賞球ランプ106等
に供給される。給電線18の途中にはコネクタ15が介
挿されており、通常遊技時にはコネクタ15の端子間が
短絡状態にされ、不正遊技検出時には遮断状態にされ
る。
【0015】ここでは、コネクタ15の端子間が短絡状
態になっているものとして説明する。モータ4や各種ラ
ンプ101,103,105,106への共通給電線L
4の途中に金枠スイッチSW3が設けられており、遊技
店の係員が遊技盤前面の金枠を開くとスイッチSW3が
オフされ、打球発射モータ4等の駆動が不能となる。ま
た、オバーフロースイッチSW5は通常はモータ給電側
傾倒されており、この状態でタッチ回路TCHにより操
作ダイヤルへの接触が検出され、かつダイヤルスイッチ
SW4がオンされると、打球発射モータ4が駆動される
とともに、パイロットランプ101が点灯される。な
お、ダイヤルスイッチSW4とモータ4間に直列に接続
されているスイッチSW8は単発打ち用のスイッチで、
通常はオン状態にされていて単発ボタンを押すとオフさ
れ、打球の非連続的な発射を可能とするものである。
【0016】一方、遊技中受皿が賞品球で一杯になる
と、オバーフロースイッチSW5が切り換わって、発射
モータ4の駆動が不能にされるとともに、LEDランプ
103bが点灯される。また、完了検出器SW2によっ
て上タンク22が空になったことが検出されると完了ラ
ンプ105が点灯され、賞球排出検出器SW7によって
賞品球が排出されたことが検出されると賞球ランプ10
6が点灯されるようになっている。なお、上記完了検出
器SW2は2つのスイッチからなり、一方は前記入出力
装置10のコネクタ13に接続されている。また、入賞
球検出器SW1はコネクタ12に接続されている。この
入賞球検出器SW1は上記賞球排出検出器SW7と兼用
することができる。
【0017】さらに、遊技制御基盤2からコネクタ14
へ出力される特別遊技態様検出信号は、後述の補助遊技
装置における特別遊技態様の発生に伴なって制御基盤2
から変動入賞装置の開閉用ソレノイド7a(図4参照)
に対して出力されるターボ出力を利用して形成するよう
になっている。図3の回路からも明らかなように、打球
発射系および賞球排出系と、遊技盤における遊技の制御
系(破線Aで示す)とが電気的に完全に分離されている
ため、パチンコ機の交換に際して遊技盤のみ取り換え、
他の部分は元の機械をそのまま使うということが可能と
なる。
【0018】図5には、図3に示されている各種ランプ
101〜106の具体的なパチンコ機における取付位置
の一例が示されている。同図において、4aは打球発射
装置の操作ダイヤル、5はルーレット式の可変表示器か
らなり特別入賞口6aや6bへの入賞によって起動され
る補助遊技装置、7は補助遊技装置5における表示が特
定の状態に一致した場合に開成駆動される変動入賞装置
である。また、8は発射される前の遊技球を保持する供
給皿、9は供給皿8が満杯になったとき分流樋より流下
される賞品球を貯留する受皿である。
【0019】この実施例では、遊技盤の左上隅に完了ラ
ンプ105が、また右上隅に賞球ランプ106が配置さ
れている。さらに、パチンコ機の保持枠110の上部中
央にパイロットランプ101が配置されているととも
に、供給皿8の前面に遊技中を示すLEDランプ103
a、供給皿と受皿が満杯であることを示すオーバーフロ
ー表示用LEDランプ103bおよび上タンクが空にな
ったことを示す完了表示用LEDランプ103cを構成
するLEDランプ群103が設けられている。なお、上
記パイロットランプ101の両側にも一対の表示ランプ
102が設けられており、例えば特別遊技態様発生表示
に使用される。
【0020】次に、上記実施例の入出力装置10を有す
るパチンコ機と集中管理室の管理装置(コンピュータ)
との関係について説明する。パチンコ店には、図7に示
すように複数個のパチンコ機1が横一列に配置されてな
る島設備200が何列か設けられている。島設備200
の上部には、各パチンコ機に対する球の補給を行なう補
給樋が、また下部には各パチンコ機で発生した打込み球
(アウト球および入賞球)を回収する回収樋(図示省
略)が連続して一方の端から他方の端へ向かって配設さ
れているとともに、パチンコ機とパチンコ機との間に
は、サンドイッチと呼ばれる球貸し機201が例えば一
つおきに配設されている。
【0021】さらに、この実施例のパチンコ機には、例
えば図6に示すように前面ガラスを保持する金枠111
や裏フレーム112に印加された静電気を検出する静電
気センサ40が設けられている。この静電気センサ40
は、金枠111を裏機構盤の周囲を囲むように設けられ
た金属製の裏フレーム112とともに保持枠110に固
定するための固定用ボルト113とナット114によっ
て、裏フレーム112のフランジ部112aに、そのリ
ード線41の端部が固定される。静電気センサ40を設
けることにより、遊技客が電子ライタ等を用いて金枠1
11に静電気を与え、これによって遊技盤背部の制御系
にノイズを発生させて、変動入賞装置等を不当に動作さ
せるという不正行為を検出すること可能となる。
【0022】また、各パチンコ機1ごとにその上方に、
トラブルが生じた際に係員を呼び寄せるためのフリッカ
ランプ210が設けられ、さらに、各島設備ごとにその
中のいずれかのパチンコ機においてトラブル等が生じた
場合に上記フリッカランプ210と連動して点灯もしく
は点滅される警報ランプ220が、島設備200の両端
上部にそれぞれ設けられている。この実施例では、各パ
チンコ機1の上方の上記フリッカランプ210に隣接し
て前記特別遊技態様の発生回数等を表示可能な大当り回
数表示装置230を設けてある。
【0023】そして、各パチンコ機1の制御回路は、前
記入出力装置10を介して上記フリッカランプ210や
警報ランプ220、大当り回数表示装置230に接続さ
れている。また、島設備200の上部には、各パチンコ
機に共通の信号線群(以下、バスと称する)が配設さ
れ、このバスを介して各パチンコ機1は集中管理室の管
理装置240に接続される。なお、管理装置と各パチン
コ機との間の信号の入出力を可能にするため、インタフ
ェース装置250が各パチンコ機ごとに設けられてい
る。図1の実施例のパチンコ機には、その裏面上部に上
記フリッカランプ210や大当り回数表示装置230お
よびインタフェース装置250との間の信号線や給電線
の接続を行なうためのコネクタ12〜15等が集約的に
設けられているため、それらの接続作業が極めて簡単に
行なえるようになり、パチンコ機の設置の際のパチンコ
店の負担が軽減される。また、パチンコ機背部の配線も
すっきりするため、修理、点検作業も容易となる。
【0024】図8に、本発明に係る入出力装置10を備
えたパチンコ機1と管理装置240、フリッカランプ2
10、警報ランプ220および大当り回数表示装置23
0とを用いたパチンコ店全体のシステム構成の一例を示
す。なお、この実施例のシステムでは、前記島設備20
0内に、各パチンコ機に対応してアウト球および入賞球
を集合させて下方の回収樋へ流下させる打込球処理ケー
ス202を設け、この処理ケース202に設けた打込球
検出器SW8からの検出信号も管理装置240へ送って
統計処理等が行なえるようにされている。
【0025】また、パチンコ機1の上方には上タンク2
2(図4参照)に対応して予備球の補給装置270が設
けられている。この補給装置270は補給樋と上タンク
との間の補給経路内に突出されたストッパを作動させる
ソレノイドSOLと、補給装置による補給が行なわれた
ことを検知する補給検出器SW9とを備えている。各パ
チンコ機1と管理装置240との間を接続するため5本
の信号線l1〜l5と3本電源ラインl6〜l8とからなる
バス260が設けられている。特に限定されるわけでは
ないが、電源ラインは補給装置用と制御用の2つが設け
られている。ただし、グランドラインGNDは共通であ
る。
【0026】上記バス260とパチンコ機側の検出器S
W1,SW2,SW3,SW9および補給用ソレノイド
SOLとの間に、前記インタフェース装置250が接続
され、パチンコ機1と管理装置240との間で信号の入
出力が可能とされている。一方、パチンコ機の入出力装
置10を介して出力される特別遊技態様発生検出信号
(大当り信号)は、フリッカランプ210と大当り回数
表示装置230へ各々供給されて、ランプの点滅と数字
による回数表示が行なわれるようにされている。なお、
パチンコ機1の制御系への給電は大当り回数表示装置2
30の側から給電線を分岐して行なうようになってい
る。
【0027】また、特に限定はされないがフリッカラン
プ210には、上記大当り信号の他にパチンコ機の側か
ら磁気センサSW6と静電気センサ40からの検出信号
が入力されているとともに、フリッカランプ210間に
設けられた常閉接点型(通常オン状態)のリレー211
から引き出されたリード線が、パチンコ機の発射モータ
への給電線上に設けられたコネクタ15に接続されてい
る。そして、上記センサSW6または40のいずれか一
方からの検出信号があると、リレー211が作動され
て、スイッチがオフされるようになっている。そのた
め、磁石や静電気による不正があると、発射モータへの
給電が遮断されて打球が発射できない状態になる。これ
とともに、ランプ212が点滅され、警報が発せられ
る。
【0028】なお、上記のようなリレー211を有しな
いフリッカランプ210を使用するときは、端子間を短
絡させるショートコネクタSC(図3参照)を入出力装
置10上のコネクタ15に差し込んでおけばよい。さら
に、フリッカランプ210からは2本の共通電源線と3
本の共通信号線が左右にそれぞれ引き出され、その端部
にコネクタ217と218が取り付けられており、隣接
するパチンコ機のフリッカランプ同士を接続できるよう
になっている。そして、このようにして次々と連続され
て引き延ばされた共通信号線と共通電源線の終端には、
島設備両端の警報ランプ220が接続され、フリッカラ
ンプ210と同期して警報ランプ220が作動される。
【0029】また、フリッカランプ210には、上記不
正表示状態を解除するためのリセットスイッチ214
と、遊技客が係員を呼出すのに使用する呼出しスイッチ
215とが設けられており、これらのスイッチ214と
215の操作により、それ自身のランプ213,214
とともに警報ランプ220の点滅をもコントロールでき
るようになっている。フリッカランプ210内には、上
記のような表示制御および発射モータの制御を行なう制
御回路が組み込まれている。
【0030】次に、図8に示されているインタフェース
装置250の具体的な回路側を図9に示す。同図におい
て破線Eで囲まれている部分がインタフェース装置25
0である。この実施例のインタフェース装置に付記され
ている端子番号1〜15は図8のそれと対応されてい
る。補給装置270内の補給検出器SW9が接続される
端子3と管理装置240からのロウアクティブの選択信
号SELが印加される選択端子7との間には抵抗R1と
ダイオードD1が、入賞球検出器SW1が接続される端
子1と選択端子7との間には抵抗R2とダイオードD2
が、また打込球検出器SW8が接続される端子2と選択
端子7との間には抵抗R3とダイオードD3が各々直列
に接続されている。
【0031】従って、選択端子7がロウレベルにされた
とき、上記検出器SW9,SW1またはSW8がオンさ
れていれば端子7へ向かって電流が流れるため、そのと
き管理装置240がバス260上の信号線l1,l2,l
3を監視していれば、検出器SW9,SW1,SW8が
各々オン状態にあるかオフ状態にあるか知ることができ
る。上タンク22の状態を示す完了検出信号が乗る信号
線l4に接続される端子4と上記選択端子7との間には
フォトカプラPC1を構成するフォトトランジスタPT
1が、また、+24Vのような電源電圧が印加される端
子12と完了検出器SW2が接続される端子6との間に
は、フォトカプラPC1を構成するフォトダイォードP
D1が、それぞれ接続されている。
【0032】これによって、例えば上タンク22が空に
なって完了検出器SW2がオンされると、フォトダイオ
ードPD1に電流が流れて発光する。そのため、このと
き選択端子7がロウレベルにされていると、フォトトラ
ンジスタPT1が導通されてコレクタ電流が流れる。そ
こで、管理装置240が信号線l4を監視していれば上
タンクが空になった否か知ることができる。さらに、管
理装置240から出力される打止指令信号がのる信号線
5が接続される端子15と上記選択端子7との間に
は、フォトカプラPC2を構成するフォトダイオードP
D2が、また、電源電圧端子12とグランド端子13,
14間にはPD2と対となるフォトトランジスタPT2
がそれぞれ接続されている。
【0033】これとともに、電源電圧端子12とグラン
ド端子13,14間には、リレーRyを構成するソレノ
イドとスイッチトランジスタTR2が直列に接続され、
端子12とトランジスタTR2のベース端子間にはトラ
ンジスタTR1が接続されている。一方、補給装置27
0内のソレノイドSOLが接続された端子10と、完了
検出器SW2が接続された端子9との間には、上記リレ
ーRyを構成する常閉型の接点Sry1が接続されてい
る。これによって管理装置240から信号線l4上に打
止指令信号が出力されるとフォトダイオードPD2が発
光してフォトトランジスPT2が導通され、さらにトラ
ンジスタTR2がオンされてリレーRyのソレノイドに
電流が流れ、接点Sry1がオフされて、完了検出器S
W2からの検出信号による補給装置270の作動が実行
されないようになる。
【0034】また、端子11と端子8との間には、上記
リレーRyを構成する常開型の接点Sry2が接続され
ており、端子11と8に破線で示すごとくランプLMP
を接続することによって、打止表示を行なわせることが
できる。しかも、この実施例では、上記トランジスタT
R2のべース端子が抵抗R12を介して接続された端子
5と、グランド端子13に直結した端子14とが設けら
れている。そのため、同図に破線で示すごとく上記端子
5と端子14との間にフォトカプラPC3等のスイッチ
を接続して、それを打止時にオンさせることでリレーR
yの作動を停止させて打止時においても補給装置270
による追加を行なわせることができるようになってい
る。
【0035】次に図8に示されているフリッカランプ2
10の具体的な回路構成例を、図10および図11を用
いて説明する。なお、フリッカランプ210は、例えば
図12に示すように、内側に一対のランプ212が、ま
たその外側に一対のランプ213が配置され、前面は半
透明なプラスチックパネル216等に覆われた構成にさ
れている。そして、パネル216の前面ランプ212の
下方に、呼出しスイッチ215が設けられている。さら
に、左側のランプ213の後方に図10および図11に
示すような制御回路をのせた制御基板219が組み込ま
れている。また、リセットスイッチ214(図8参照)
はフリッカランプ210の後方にリード線により引き出
された形で設けられ、島設備の内部に臨むようにされ
る。つまり、パチンコ機を開かないと操作できないよう
な位置に配置される。
【0036】図10には、島設備両側の警報ランプ22
0およびフリッカランプ210内のランプ212,21
3の点灯駆動信号を形成する制御回路が示されている。
パチンコ機の入出力装置10から出力される特別遊技態
様検出信号(大当り信号)は、コネクタCNCT1より
ダイオードブリッジBRG1を介してリレーRLY1に
供給される。ダイオードブリッジBRG1があることに
より、大当り信号がDC24Vのような直流信号である
場合にコネクタのプラスとマイナスの逆差しを許容する
とともに、AC24Vのような交流信号の入力を許容で
きる。
【0037】上記リレーRLY1の次段には、RC積分
回路ITG1と発振回路OSC1がそれぞれ接続され、
積分回路ITG1の出力は平滑回路SMT,インバータ
INV1を介して時定数の大きな微分回路DFR1に入
力される。そして、この微分回路DFR1の出力がイン
バータINV2を介してドライバDRV1に供給され、
ドライバDRV1が駆動されるようになっている。
【0038】図13には、コネクタCNCT1より入力
される大当り信号と上記ドライバDRV1の出力信号と
の関係を示す。この実施例の大当り信号は、前述したよ
うに変動入賞装置7のソレノイドを駆動する信号であ
り、大当り時には変動入賞装置が最高10回繰り返し開
成駆動され、各サイクル間には例えば3秒の休止時間が
設けられている。そのため、大当り信号は図13(A)
のようになる。この信号は積分回路ITG1によって、
同図(B)のごとく信号の立上がり立下がりがゆるやか
にされてから、平滑回路SMTにより同図(C)のよう
に信号のひずみが除去される。この信号はインバータI
NV1にて図13(D)のごとく波形整形されてから時
定数の大きな微分回路DFR1に供給される。
【0039】そのため、微分回路DFR1の出力は同図
(E)のようになり、微分回路DFR1の出力が次段の
インバータINV2のしきい値電圧Vthを越えた時点
で、インバータINV2の出力が反転される。この間約
20秒だけドライバDRV1がオンされるように微分回
路DFR1の時定数が設定されている。そして、このド
ライバDRV1の駆動信号aは図11の信号線l11に出
力されて警報ランプ220に供給され、大当り発生の際
にその発生直後の20秒間だけ所定のランプが点灯され
るようになる。
【0040】一方、上記発振回路OSC1の出力はドラ
イバDRV2に供給され、リレーRLY2のソレノイド
に電流が流されるようになっている。このリレーRLY
2のソレノイドは図11に示す接点Sry2をオンさ
せ、トライアック(サイリスタ)TA1を導通させて内
側ランプ212を点滅させる。また、図10のフリッカ
ランプ内制御回路には、磁気センサSW6からの磁気検
出信号がコネクタCNCT3を入力されるリレーRLY
3が設けられている。このリレーRLY3は、コネクタ
CNCT2を介してパチンコ機の入出力装置10(図2
参照)のコネクタ15に接続される常閉型接点を有して
おり、磁気センサSW6が磁気を検出するとリレーRL
Y3が作動して接点がオフされるようになっている。こ
れによって、パチンコ機の側では打球発射モータへの電
源の供給が遮断され、打球が発射不能にされる。
【0041】また、磁気センサSW6の検出信号は、コ
ネクタCNCT3よりトランジスタTR5を介してリレ
ーRLY4にも供給されるようになっている。そしてリ
レーRLY4の接点のオン、オフ信号はフィードバック
経路FBを通して上記リレーRLY4のソレノイドにフ
ィードバックされている。これによって一旦磁気センサ
SW6が磁気を検出してリレーRLY4のソレノイドに
電流が流れると、検出信号がなくなってもその電流が流
れ続けるように維持される。つまり、一種の状態保持手
段(フリップフロップ)が構成されている。ただし、こ
の状態は、リセットスイッチ214をオンさせてトラン
ジスタTR5をオフさせることで元の状態に復帰させる
ことができる。
【0042】そして、上記リレーRLY4の接点側に
は、前記リレーRLY2のドライバDRV2が接続さ
れ、磁気が検出された際にもリレーRLY2が作動して
ランプ212が点灯され、不正表示を行なう。しかも、
その場合、リレーRLY4の接点側にはドライバDRV
3が持続され、このドライバDRV3の出力信号bが図
11の信号線l12を介して警報ランプ220に供給され
て不正表示を行なわせるとともに、リレーRLY4に接
続された発振回路OSC2によってドライバDRV4が
適当な周期でオン,オフされ、リレーRLY5のソレノ
イドが間欠駆動される。このリレーRLY5のソレノイ
ドは、図11に示されている接点Sry5をオンさせ
る。接点Sry5は通常は電源電圧を接点Sry2に供給
させる側に傾倒されており、リレーRLY5のソレイド
が励磁されると他方の側の端子に接続が切り換わる。そ
のため、その間接点Sry2への給電が遮断され、接点
Sry2が連続してオンされているにもかかわらずラン
プ212が消灯される。つまり、磁気検出時には内側の
フリッカランプ212は点滅駆動される。
【0043】また、接点Sry5により接点Sry2への
給電が遮断されている間は、トライアックTA2が導通
されランプ213が点灯される。つまり、磁気検出時に
はフリッカの外側ランプ213は、内側ランプ212と
交互に点滅駆動されるようになっている。さらに、図1
0に示されている状態保持用のリレーRLY4の駆動用
トランジスタTR5のベースには、静電気センサ40か
らの検出信号が入力される端子への入力信号に基づいて
駆動パルスを形成するパルス形成回路PGRが接続され
ている。従ってパチンコ機に取り付けられた静電気セン
サ40が静電気を検出した場合にも、磁気検出のときと
同様にドライバDRV2,DRV3,DRV4が駆動さ
れて、フリッカの内側ランプ212と外側ランプ213
が交互に点滅されるとともに、島設備両端の警報ランプ
220が点灯されて、不正表示を行なえるようになって
いる。
【0044】なお、フリッカランプ前面に設けられた呼
出しスイッチ215をオンさせることによって形成され
る呼出し信号cは、信号線l15を介して警報ランプ22
0へ伝えられる。配線l13とl14は警報ランプ220と
フリッカランプ210との間でAC8Vのような電源電
圧と接地電位を供給するため電源ラインである。
【0045】次に図14を用いて島設備の両端上部に取
り付けられる警報ランプ220の具体的な構成例を説明
する。図14において、221は、前記フリッカランプ
210から延設された信号線のl11,l12,l15端部の
コネクタ217または218に接続可能なコネクタであ
り、フリッカランプ210側から大当り信号aと不正検
出信号bおよび呼出し信号cが供給されるようにされて
いる。信号線l15より入力される呼出し信号cは、発振
回路OSC7に入力され、トランジスタTR7を所定の
周期(0.5秒)でオン,オフさせる。これによって、
リレーRLY7のソレノイドに間欠的に電流が流され、
接点が開閉してトライアックTR7がオン,オフされ、
ランプ(赤)227にAC100Vのような電圧を印加
させてこれを点滅させる。
【0046】また、信号線l12より入力される不正検出
信号bは発振回路OSC8に入力され、トランジスタT
R8を所定の周期(0.3秒)でオン,オフさせる。こ
れによって、リレーRLY8のソレノイドに間欠的に電
流が流され、接点が開閉してトライアックTR8がオ
ン,オフされ、ランプ(黄)228にAC100Vのよ
うな電圧を印加させてこれを点滅させる。さらに、信号
線l11より入力される大当り信号aは発振回路OSC9
に入力され、トランジスタTR9を所定の周期(0.1
5秒)でオン,オフさせる。これによって、リレーRL
Y9のソレノイドに間欠的に電流が流され、接点が開閉
してトライアックTR9がオン,オフされ、ランプ
(緑)229にAC100Vのような電圧を印加させて
これを点滅させる。これによって、パチンコ店の係員は
店内のどの位置からでも、いずれの島設備にて不正もし
くはトラブルや大当りが発生しているか知ることができ
る。
【0047】次に、図8に示されている大当り回数表示
装置230の具体的な構成例を、図15および図16を
用いて説明する。大当り回数表示装置230は、図15
に拡大して示すように、5個のLEDランプ231〜2
35と2ケタのセグメント型LED表示器236とを有
している。LEDランプ231〜235のうち縦に並ん
だ4個のランプ231〜234は大当り信号が入力され
るごとに上から順序に追加点灯される回数表示用、ラン
プ235は打止回数に達したときに点灯される打止表示
用である。打止めになるとランプ235が点灯される。
また、セグメント型表示器236は、対応するパチンコ
機におけるトータルの大当り発生回数を表示するもので
ある。
【0048】さらに、大当り回数表示装置230内に
は、打止回数設定用のディップスィッチ群と、リセット
スイッチ237および図16に示すような制御回路が設
けられている。このうち、リセットスイッチ237は、
例えばリードスイッチ等からなり装置の側壁に設けられ
たキー穴にキー238を差し込んで回すとマグネットが
接近して作動されるように構成されている。制御回路に
は、図16に示すように、パチンコ機の側から供給され
る大当り信号がダイオードブリッジDBR5を介して印
加されるリレーRLY11が設けられている。
【0049】リレーRLY11が作動されると、フォト
カプラPC11が導通されて回路F1において例えば5
秒間ハイレベルを維持するような信号Qが形成されて、
ディップスイッチDP5を介してリレーRLY12に伝
えられてソレノイドが励磁され、かつ打止表示ランプ2
35が点灯される。すると、リレーRLY12の一対の
接点Sry12(図面の下方に表示)が反転されてパチン
コ機への給電を遮断するとともに、パチンコ機の側の打
止表示ランプ105を点灯させる。なお、大当り信号の
入力に伴なう上記動作は、ディップスイッチDP5を予
めオン側にセットされていることを条件として開始され
る。
【0050】一方、上記フォトカプラPC11の導通に
よって、フリップフロップ回路F1の出力/Qによって
カウンタCNT1とCNT2が各々カウントアップさ
れ、セグメントドライバSGDRおよびコモンドライバ
トランジスタCDT1,CDT2によってセグメント型
表示器236に大当り回数が表示される。また、カウン
タCNT2の出力によってLEDランプ231〜234
が大当りの回数の分だけ上から順番に追加点灯される。
また、カウンタCNT2の出力は、ディップスイッチD
P1〜DP4を介して上記リレーRLY12と打止表示
ランプ235に供給される。
【0051】従って、ディップスイッチDP1〜DP4
のうちいずれか一つを選択してオン状態にセットしてお
くことにより、通常行なわれている入賞球数(出玉)と
打込玉数(回収玉)との差で打止め状態とするのではな
く、1回〜4回の範囲で任意の大当り回数の時に打止め
とし、パチンコ機への電源供給を遮断し、打止表示ラン
プ235や105を点灯させることができる。また、デ
ィップスイッチDP1〜DP4をすべてオフにしておく
ことにより、上記した通常の方法で打止状態とする遊技
設定も可能である。さらに、上記フォトカプラPC11
の導通によって、回路F2の出力Qをハイレベルに変化
させて、駆動トランジスタTR11によって管理装置2
40等へ打止めを知らせたりする信号を出力できるよう
になっている。
【0052】また、上記制御回路は、リセットスイッチ
237をオンさせると、カウンタCNT2がリセットさ
れて、大当り回数表示ランプ231〜234および打止
表示ランプ235,105が消灯され、打止め状態が解
除されるようになっている。ただし、このときカウンタ
CNT1はリセットされず、継続して大当り回数を計数
し、その総数を表示する。POR1は、上記回路F1,
F2,カウンタCNT2を、またPOR2はカウンタC
NT1をそれぞれ電源投入時に初期状態にさせるための
パワーオンリセット回路である。従って、カウンタCN
T1は電源がオフされたときにのみクリアされる。
【0053】図17に、本発明に係る入出力装置10を
備えたパチンコ機を用いた遊技店のシステム構成の他の
実施例を示す。この実施例では、各パチンコ機1と管理
装置240とを結ぶバス260に新たに3本の信号線l
21,l22,l23を追加し、パチンコ機の側からインタフ
ェース装置250を介して信号線l21に大当り信号を出
して管理装置240へ知らせると共に、管理装置240
からはインタフェース装置250を介して補給装置27
0に追加補給信号を送出して、打止信号出力中において
も追加補給を行なえるようにしている。
【0054】これによって、大当り発生中に途中で打止
めに達しても、追加補給することで大当り終了まで遊技
を継続させることができるようになるとともに、大当り
信号や不正検出信号が出力された場合、例えば管理装置
240内の音声合成装置によって遊技店にある放送シス
テムを利用してパチンコ機の台番号と大当りの発生、又
は不正の発生等を自動的に店内放送するようなシステム
管理が可能となる。従って、従来は遊技店の係員が店内
放送していたものが、その煩わしさから解放されると共
に、集中管理室で一目でパチンコ機の状態を確認するこ
とができるようになる。
【0055】なお、図8および図17のシステムでは、
いずれも管理装置240からインタフェース装置250
に対して打止信号が送られると、補給装置270による
補給が行なわれないように構成しているが、図9のイン
タフェース装置250の端子9と端子10を用いて補給
装置270の作動を停止させる代わりに、打止め時には
打球発射モータへの給電を遮断させるように構成しても
よい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、補助遊
技装置と該補助遊技装置において特別遊技態様が発生し
たことを検出する特別遊技態様検出手段とを備えた遊技
機の制御装置において、上記特別遊技検出手段からの検
出信号を計数する特別遊技態様計数手段と、連続遊技が
可能な特別遊技態様発生回数を設定するための設定手段
と、上記特別遊技態様計数手段の計数値と上記設定手段
に設定された値とを比較して特別遊技態様発生回数が所
定回数に達したか否か判定する比較判定手段と、該比較
判定手段からの信号に基づいてその特別遊技態様が終了
した時点で当該遊技機を遊技不能状態にする遊技不能制
御手段とにより構成された打止め制御装置を設けるよう
にしたので、大当たり遊技中に打止めになるのが回避さ
れ、遊技客に満足感を与えることができるとともに、大
当たり遊技終了の度に打止めとなって獲得した球を景品
に変える煩わしさがなくなるという効果がある。また、
上記設定手段として、設定値が可変な設定手段を用いる
ようにしたので、設定手段の設定数を変えることで打止
めとする特別遊技態様発生回数を変えることができ、こ
れによって遊技機の内容すなわち機種に応じて打止め態
様を変えることができるという効果がある。さらに、上
記特別遊技態様計数手段の計数値をゼロにするリセット
手段を設けたので、遊技機の打止め状態を解除して遊技
を再開可能にする作業が極めて簡単に行えるようになる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入出力装置を備えたパチンコ機の
裏機構盤の概略的な構成例を示す背面図、
【図2】その入出力装置の構成例を示す拡大正面図、
【図3】パチンコ機に設けられた各種検出器と入出力装
置との関係を示す回路図、
【図4】本発明に係る入出力装置を備えたパチンコ機の
裏機構盤の具体的な構成例を示す背面図、
【図5】本発明が適用されたパチンコ機の一例を示す正
面図、
【図6】静電気センサの取付け方法を示す拡大斜視図、
【図7】パチンコ店の島設備の構成を示す正面図、
【図8】パチンコ店の制御システムの一例を示すシステ
ム構成図、
【図9】パチンコ機と管理装置をつなぐインタフェース
装置の一例を示す回路図、
【図10】フリッカランプ内の制御回路の一例を示す回
路図、
【図11】フリッカランプのスイッチとランプ等との接
続関係を示す回路図、
【図12】フリッカランプの構成を示す正面図、
【図13】フリッカランプ制御回路へ入力される大当り
信号とそれに基づく内部信号およびランプ駆動信号のタ
イミングを示す波形図、
【図14】島設備上部の警報ランプの制御回路を示す回
路図、
【図15】大当り回数表示装置の構成例を示す正面図、
【図16】大当り回数表示装置内の制御回路例を示す回
路図、
【図17】パチンコ店の制御システムの他の実施例を示
すシステム構成図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 制御基盤 4 打球発射モータ 5 補助遊技装置 7 変動入賞装置 8 供給皿 9 受皿 10 入出力装置 12〜15 コネクタ(接続端子) 40 静電気センサ 210 フリッカランプ 220 警報ランプ 230 大当り回数表示装置 240 管理装置 250 インタフェース装置 SW1 入賞球検出装置 SW2 完了検出器 SW3 金枠スイッチ SW4 ダイヤルスイッチ SW5 オーバーフロー検出器 SW6 磁気センサ SW7 賞球排出検出器 SW8 ウェイトスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補助遊技装置と該補助遊技装置において
    特別遊技態様が発生したことを検出する特別遊技態様検
    出手段とを備えた遊技機において、 上記特別遊技検出手段からの検出信号を計数する特別遊
    技態様計数手段と、連続遊技が可能な特別遊技態様発生
    回数を設定するための設定手段と、上記特別遊技態様計
    数手段の計数値と上記設定手段に設定された値とを比較
    して特別遊技態様発生回数が所定回数に達したか否か判
    定する比較判定手段と、該比較判定手段からの信号に基
    づいてその特別遊技態様が終了した時点で当該遊技機を
    遊技不能状態にする遊技不能制御手段とにより構成され
    てなることを特徴とする遊技機の打止め制御装置。
  2. 【請求項2】 上記設定手段は、設定値が可変な設定手
    段であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の打
    止め制御装置。
  3. 【請求項3】 上記特別遊技態様計数手段の計数値をゼ
    ロにするリセット手段を備えていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の遊技機の打止め制御装
    置。
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