JP2544446B2 - 加圧水型原子力プラントの温態から冷態への自動冷却運転装置 - Google Patents
加圧水型原子力プラントの温態から冷態への自動冷却運転装置Info
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- JP2544446B2 JP2544446B2 JP63185581A JP18558188A JP2544446B2 JP 2544446 B2 JP2544446 B2 JP 2544446B2 JP 63185581 A JP63185581 A JP 63185581A JP 18558188 A JP18558188 A JP 18558188A JP 2544446 B2 JP2544446 B2 JP 2544446B2
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加圧水型原子力プラントの停止時に適用さ
れて温態から冷態への冷却を行うための、加圧水型原子
力プラントの温態から冷態への自動冷却運転装置に関す
る。
れて温態から冷態への冷却を行うための、加圧水型原子
力プラントの温態から冷態への自動冷却運転装置に関す
る。
[従来の技術] 運転中の加圧水型原子力プラントを停止する際には、
一次冷却系はまず温態と呼ばれる状態に保持され、その
後、冷態と呼ばれる状態まで降下されて保持される。温
態においては、一次冷却ポンプが運転されており、加圧
器には気相が有り、充填流量制御弁で水位が維持されて
いる。また、加圧器圧力は加圧器ヒータとスプレイ弁と
により(約157.2kに)維持されている。さらに、RCS温
度は蒸気ダンプ弁または大気放出弁により蒸気ライン圧
力制御により一定に(291.7゜または286.1゜程度)維持
されている。抽出水圧力は抽出水圧力制御弁により一定
に維持されている。
一次冷却系はまず温態と呼ばれる状態に保持され、その
後、冷態と呼ばれる状態まで降下されて保持される。温
態においては、一次冷却ポンプが運転されており、加圧
器には気相が有り、充填流量制御弁で水位が維持されて
いる。また、加圧器圧力は加圧器ヒータとスプレイ弁と
により(約157.2kに)維持されている。さらに、RCS温
度は蒸気ダンプ弁または大気放出弁により蒸気ライン圧
力制御により一定に(291.7゜または286.1゜程度)維持
されている。抽出水圧力は抽出水圧力制御弁により一定
に維持されている。
手動操作により冷態まで冷却されると、一次冷却系温
度は約55℃程度となり、本願の対象とする停止時の一連
の冷却モードは終了する。
度は約55℃程度となり、本願の対象とする停止時の一連
の冷却モードは終了する。
このような加圧水型原子力プラントにおける冷却操作
は一部の例外を除き基本的に手動操作で行われていた。
は一部の例外を除き基本的に手動操作で行われていた。
[発明が解決しようとする問題点] 以上のように加圧水型原子力プラントにおける冷却操
作は手動で行われるため、 i.運転員のプラント操作及び監視の負担が大きすぎる。
作は手動で行われるため、 i.運転員のプラント操作及び監視の負担が大きすぎる。
ii.複雑かつ高度な技術を要する操作部分もあり、この
ようなプラント運転操作を運転員が手動操作にて行うの
は誤操作が生じ得る可能性がある。
ようなプラント運転操作を運転員が手動操作にて行うの
は誤操作が生じ得る可能性がある。
iii.また、手動であるため、このような運転制御に莫大
な時間がかかる。
な時間がかかる。
等の不具合が従来から指摘されていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は以上の従来の欠点を除去するために為された
もので、プラント冷却に必要な機器、制御器の操作をマ
スタ・スイッチを押すことにより一連のシーケンスに従
って自動で機能させるようにした。そのために新しい制
御系を大幅に導入すると共に、シーケンス動作を駆使す
るようにしている。
もので、プラント冷却に必要な機器、制御器の操作をマ
スタ・スイッチを押すことにより一連のシーケンスに従
って自動で機能させるようにした。そのために新しい制
御系を大幅に導入すると共に、シーケンス動作を駆使す
るようにしている。
本発明の具体的な態様によれば、原子炉と、該原子炉
に連絡すると共に蒸気発生器及び加圧器を備えた一次冷
却材循環系と、該循環系に連絡した余熱除去系及び冷却
材抽出・充填系と、前記蒸気発生器に連絡した主蒸気系
とを有する加圧水型原子力プラントの停止運転制御装置
において、 原子炉冷却系(RCS)温度制御部、原子炉冷却系圧力制
御部、抽出水圧力制御部、充填流量制御部及び加圧器水
位制御部と組み合わされて構成され、原子炉冷却系(RC
S)温度を第1の所定温度まで降下させ、原子炉冷却系
圧力を第1の圧力まで降下させ、そして加圧器水位を所
定のレベルまで上昇させて保持するための第1の冷却モ
ード制御部と、 前記原子炉冷却系温度制御部と、前記原子炉冷却系圧
力制御部、前記加圧器水位制御部、前記抽出水圧力制御
部及び前記抽出流量制御部と組み合わされて構成され、
前記原子炉冷却系温度を前記第1の所定温度に、前記原
子炉冷却系圧力を前記第1の圧力に、そして加圧器水位
を前記所定のレベルにそれぞれ保持しつつ、前記余熱除
去系の隔離解除動作を行う余熱除去隔離解除モード制御
部と、 前記充填流量制御部、前記原子炉冷却系温度制御部、
前記抽出流量制御部、前記抽出水圧力制御部及び前記原
子炉圧力系制御部に組み合わされて構成され、前記原子
炉冷却系温度を前記第1の所定温度に、前記原子炉冷却
系圧力を前記第1の圧力にそれぞれ保持しながら充填流
量と抽出流量の差を増大し、前記加圧器水位を更に上昇
して前記加圧器の内部の気相を消滅させる加圧器気相消
滅モード制御部と、 前記原子炉冷却系温度制御部及び余熱除去流量制御部
と組み合わされて構成され、原子炉冷却系温度を前記第
1の所定温度より低温の第2の所定温度まで降下させる
第2の冷却モード制御部と、 を備えたことを特徴とする、加圧水型原子力プラントの
温態から冷態への自動冷却運転装置が提供される。
に連絡すると共に蒸気発生器及び加圧器を備えた一次冷
却材循環系と、該循環系に連絡した余熱除去系及び冷却
材抽出・充填系と、前記蒸気発生器に連絡した主蒸気系
とを有する加圧水型原子力プラントの停止運転制御装置
において、 原子炉冷却系(RCS)温度制御部、原子炉冷却系圧力制
御部、抽出水圧力制御部、充填流量制御部及び加圧器水
位制御部と組み合わされて構成され、原子炉冷却系(RC
S)温度を第1の所定温度まで降下させ、原子炉冷却系
圧力を第1の圧力まで降下させ、そして加圧器水位を所
定のレベルまで上昇させて保持するための第1の冷却モ
ード制御部と、 前記原子炉冷却系温度制御部と、前記原子炉冷却系圧
力制御部、前記加圧器水位制御部、前記抽出水圧力制御
部及び前記抽出流量制御部と組み合わされて構成され、
前記原子炉冷却系温度を前記第1の所定温度に、前記原
子炉冷却系圧力を前記第1の圧力に、そして加圧器水位
を前記所定のレベルにそれぞれ保持しつつ、前記余熱除
去系の隔離解除動作を行う余熱除去隔離解除モード制御
部と、 前記充填流量制御部、前記原子炉冷却系温度制御部、
前記抽出流量制御部、前記抽出水圧力制御部及び前記原
子炉圧力系制御部に組み合わされて構成され、前記原子
炉冷却系温度を前記第1の所定温度に、前記原子炉冷却
系圧力を前記第1の圧力にそれぞれ保持しながら充填流
量と抽出流量の差を増大し、前記加圧器水位を更に上昇
して前記加圧器の内部の気相を消滅させる加圧器気相消
滅モード制御部と、 前記原子炉冷却系温度制御部及び余熱除去流量制御部
と組み合わされて構成され、原子炉冷却系温度を前記第
1の所定温度より低温の第2の所定温度まで降下させる
第2の冷却モード制御部と、 を備えたことを特徴とする、加圧水型原子力プラントの
温態から冷態への自動冷却運転装置が提供される。
[作用] 温態から冷態までを各モードに分け、該各モードのマ
スタ・スイッチを段階的に操作することにより各モード
が自動的に完了されることとなる。このように各モード
ごとに自動化されるので、運転員の操作・負担を大幅に
軽減すると共に、誤操作が防止でき、さらに監視・操作
時間を減少することが可能となり機器の健全な状態の維
持が可能となる。
スタ・スイッチを段階的に操作することにより各モード
が自動的に完了されることとなる。このように各モード
ごとに自動化されるので、運転員の操作・負担を大幅に
軽減すると共に、誤操作が防止でき、さらに監視・操作
時間を減少することが可能となり機器の健全な状態の維
持が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図を参照して説明する。第
1図は、温態より冷態への自動冷却を行う際にオペレー
タにより操作される冷却モード起動スイッチの概念図、
第2図は、第1図の冷却モード起動スイッチの操作によ
り制御される原子炉の一次冷却系の制御系統を示す概念
図であり、本願の実施に関係した部分のみを示してい
る。また、第2A図は、第2図中の符号5、7、15、16、
17、20等で概念的に構成されたRHR系統を一層詳細に示
す概念図であり、A系統とB系統とを示している。
1図は、温態より冷態への自動冷却を行う際にオペレー
タにより操作される冷却モード起動スイッチの概念図、
第2図は、第1図の冷却モード起動スイッチの操作によ
り制御される原子炉の一次冷却系の制御系統を示す概念
図であり、本願の実施に関係した部分のみを示してい
る。また、第2A図は、第2図中の符号5、7、15、16、
17、20等で概念的に構成されたRHR系統を一層詳細に示
す概念図であり、A系統とB系統とを示している。
第1図の冷却モード起動スイッチにおいて、 上段の起動指令スイッチ部SW−Aには、起動スイッチ
S1と、切りスイッチS2と、保持スイッチS3とが示されて
おり、 2段目のブレークポイント方式のモードスイッチ部SW
−Bには、 冷却Iの動作を行わせるために操作される冷却Iスイ
ッチM1、及び該冷却Iの動作が完了したことを示す冷却
I完了ランプL1と、 冷却I完了ランプL1が点灯した後にRHR隔離解除の動
作を行わせるために操作されるRHR隔離解除スイッチ
M2、及び該RHR隔離解除の動作が完了したことを示すRHR
隔離解除完了ランプL2と、 RHR隔離解除完了ランプL2が点灯した後に加圧器気相
消滅の動作を行わせるために操作される加圧器気相消滅
スイッチM3、及び該加圧器気相消滅の動作が完了したこ
とを示す加圧器気相消滅完了ランプL3と、 加圧器気相消滅完了ランプL3が点灯した後に冷却IIの
動作を行わせるために操作される冷却IIスイッチM4、及
び該冷却IIの動作が完了したことを示す冷却II完了ラン
プL4と、 が示されており、これにより起動時には、これらスイッ
チM1〜M4を順番に操作することにより、温態から冷態ま
で半自動で冷却が行われる。
S1と、切りスイッチS2と、保持スイッチS3とが示されて
おり、 2段目のブレークポイント方式のモードスイッチ部SW
−Bには、 冷却Iの動作を行わせるために操作される冷却Iスイ
ッチM1、及び該冷却Iの動作が完了したことを示す冷却
I完了ランプL1と、 冷却I完了ランプL1が点灯した後にRHR隔離解除の動
作を行わせるために操作されるRHR隔離解除スイッチ
M2、及び該RHR隔離解除の動作が完了したことを示すRHR
隔離解除完了ランプL2と、 RHR隔離解除完了ランプL2が点灯した後に加圧器気相
消滅の動作を行わせるために操作される加圧器気相消滅
スイッチM3、及び該加圧器気相消滅の動作が完了したこ
とを示す加圧器気相消滅完了ランプL3と、 加圧器気相消滅完了ランプL3が点灯した後に冷却IIの
動作を行わせるために操作される冷却IIスイッチM4、及
び該冷却IIの動作が完了したことを示す冷却II完了ラン
プL4と、 が示されており、これにより起動時には、これらスイッ
チM1〜M4を順番に操作することにより、温態から冷態ま
で半自動で冷却が行われる。
3段目の全自動のモードスイッチ部SW−B′には、一
度操作すれば温態から冷態まで自動的に冷却制御を行う
全自動スイッチAUTOが示されており、そして、 4段目には昇温率設定用のスイッチ部SW−Cが示され
ている。
度操作すれば温態から冷態まで自動的に冷却制御を行う
全自動スイッチAUTOが示されており、そして、 4段目には昇温率設定用のスイッチ部SW−Cが示され
ている。
第2図においては、蒸気発生器(SG)1、一次冷却ポ
ンプ(RCP)2、原子炉容器(R/V)3、及び加圧器4で
もって構成された一次冷却系すなわち原子炉冷却系(RC
S)を制御するための種々の要素が概念的に示されてお
り、それら制御要素として、余熱除去(RHR)ポンプ5
と、充填ポンプ6と、余熱除去(RHR)クーラ7と、加
圧器ヒータ8と、脱塩塔9と、体積制御タンク(VCT)
9′と、原子炉冷却系(RCS)の温度制御を行う大気放
出弁10及び蒸気ダンプ弁11と、RCS圧力制御を行う加圧
器スプレー弁12と、加圧器水位制御、充填流量制御を行
う充填流量制御弁13と、RCS圧力、抽出流量、抽出圧力
制御を行う抽出水圧力制御弁14と、RCS温度制御を行う
ための、余熱除去(RHR)温度制御弁15と、シーケンス
制御用の、第1の低圧抽出弁16、第2の低圧抽出弁17、
抽出オリフィス隔離弁18、及び抽出ライン切替3方弁19
と、余熱除去(RHR)流量制御弁20と、加圧器圧力Ppを
測定する測定装置30と、RCS圧力Prを測定する測定装置3
1と、RCS温度Trを測定する測定装置32と、充填流量Fcを
測定する充填流量測定装置33と、加圧器水位Lを測定す
る測定装置34と、抽出水流量Flを測定する測定装置35
と、抽出水圧力Plを測定する測定装置36と、が示されて
いる。
ンプ(RCP)2、原子炉容器(R/V)3、及び加圧器4で
もって構成された一次冷却系すなわち原子炉冷却系(RC
S)を制御するための種々の要素が概念的に示されてお
り、それら制御要素として、余熱除去(RHR)ポンプ5
と、充填ポンプ6と、余熱除去(RHR)クーラ7と、加
圧器ヒータ8と、脱塩塔9と、体積制御タンク(VCT)
9′と、原子炉冷却系(RCS)の温度制御を行う大気放
出弁10及び蒸気ダンプ弁11と、RCS圧力制御を行う加圧
器スプレー弁12と、加圧器水位制御、充填流量制御を行
う充填流量制御弁13と、RCS圧力、抽出流量、抽出圧力
制御を行う抽出水圧力制御弁14と、RCS温度制御を行う
ための、余熱除去(RHR)温度制御弁15と、シーケンス
制御用の、第1の低圧抽出弁16、第2の低圧抽出弁17、
抽出オリフィス隔離弁18、及び抽出ライン切替3方弁19
と、余熱除去(RHR)流量制御弁20と、加圧器圧力Ppを
測定する測定装置30と、RCS圧力Prを測定する測定装置3
1と、RCS温度Trを測定する測定装置32と、充填流量Fcを
測定する充填流量測定装置33と、加圧器水位Lを測定す
る測定装置34と、抽出水流量Flを測定する測定装置35
と、抽出水圧力Plを測定する測定装置36と、が示されて
いる。
第2A図には、第2図に示したRHRポンプ5、RHRクーラ
7、RHR温度制御弁15、第1及び第2の低圧抽出弁16、1
7、及びRHR流量制御弁20に加うるに、RHRポンプループ
高温側入口止め弁201と、RHRポンプ入口C/V隔離弁202
と、RHRポンプ・ミニマム・フロー・ライン止め弁203
と、RHR Hx出口C/V隔離弁204と、RHRポンプRWSP側入力
弁205と、が示されている。
7、RHR温度制御弁15、第1及び第2の低圧抽出弁16、1
7、及びRHR流量制御弁20に加うるに、RHRポンプループ
高温側入口止め弁201と、RHRポンプ入口C/V隔離弁202
と、RHRポンプ・ミニマム・フロー・ライン止め弁203
と、RHR Hx出口C/V隔離弁204と、RHRポンプRWSP側入力
弁205と、が示されている。
初期状態である温態から始まって冷態まで、自動的に
冷却モードを進行させるための動作様式として、スイッ
チAUTOを操作することによる全自動方式と、段階的にス
イッチM1〜M4の人為的な操作が介入するブレークポイン
ト方式とがあるが、いずれの場合も(A)アナログ量を
制御する連続制御と、(B)補機のオン−オフ制御を順
序だてて行うシーケンス制御とを駆使している。以下で
は、ブレークポイント方式について説明する。
冷却モードを進行させるための動作様式として、スイッ
チAUTOを操作することによる全自動方式と、段階的にス
イッチM1〜M4の人為的な操作が介入するブレークポイン
ト方式とがあるが、いずれの場合も(A)アナログ量を
制御する連続制御と、(B)補機のオン−オフ制御を順
序だてて行うシーケンス制御とを駆使している。以下で
は、ブレークポイント方式について説明する。
初期条件 第2図において、初期条件としては、一時冷却ポンプ
(RCP)2が運転されており、加圧器4には気相があり
(後で満水となる)、充填流量制御弁13で水位が維持さ
れている。また、加圧器圧力Ppは加圧器ヒータ8とスプ
レイ弁12とにより維持されている。さらに、RCS温度Tr
は蒸気ダンプ弁11または大気放出弁10により蒸気ライン
圧力制御により一定に維持されている。抽出水圧力Plは
抽出水圧力制御弁14により一定に維持されている。
(RCP)2が運転されており、加圧器4には気相があり
(後で満水となる)、充填流量制御弁13で水位が維持さ
れている。また、加圧器圧力Ppは加圧器ヒータ8とスプ
レイ弁12とにより維持されている。さらに、RCS温度Tr
は蒸気ダンプ弁11または大気放出弁10により蒸気ライン
圧力制御により一定に維持されている。抽出水圧力Plは
抽出水圧力制御弁14により一定に維持されている。
a.冷却Iモード この条件の下でモードスイッチ部SW−Bの冷却Iスイ
ッチM1を押し、かつ起動指令スイッチ部SW−Aの起動ス
イッチS1を押すと、冷却Iモードとなる。冷却Iモード
における制御回路が第3A図及び第3B図に示されており、
アンド回路301は冷却IスイッチM1からの信号と、起動
スイッチS1からの信号と、冷却I起動条件を表わす信号
とのアンドを取り、これら信号がすべて満たされたとき
に起動指令を出力する。冷却I起動条件としては、例え
ば、A、C抽出オリフィス隔離弁が全閉であり、B抽出
オリフィス隔離弁が全開であり、そしてRCS圧力設定値
との偏差が5Kg/cm2以内であることである。条件がすべ
て満足してアンド回路301が起動指令を出力し冷却Iモ
ードに入ると以下の動作が生じる。
ッチM1を押し、かつ起動指令スイッチ部SW−Aの起動ス
イッチS1を押すと、冷却Iモードとなる。冷却Iモード
における制御回路が第3A図及び第3B図に示されており、
アンド回路301は冷却IスイッチM1からの信号と、起動
スイッチS1からの信号と、冷却I起動条件を表わす信号
とのアンドを取り、これら信号がすべて満たされたとき
に起動指令を出力する。冷却I起動条件としては、例え
ば、A、C抽出オリフィス隔離弁が全閉であり、B抽出
オリフィス隔離弁が全開であり、そしてRCS圧力設定値
との偏差が5Kg/cm2以内であることである。条件がすべ
て満足してアンド回路301が起動指令を出力し冷却Iモ
ードに入ると以下の動作が生じる。
(a-1) アンド回路301からの起動指令により、RCS温
度制御部302は、蒸気ダンプ弁11または大気放出弁10が
開方向になるような制御を行って、所定の冷却率に従い
RCS温度を降下させていく。すなわち、RCS温度制御部30
2に入力されている降温率設定器303からのRCS温度の設
定値Trefが、そのときの温度を初期値として冷却率設定
用スイッチ部SW−Cにより設定された降温率もしくは冷
却率で低下されていき、これにより、RCS温度制御部302
は、RCS温度の設定値Trefの低下に伴い、蒸気ダンプ弁1
1または大気放出弁10の予め選定したいずれか一方を開
方向とし、冷却率設定用スイッチ部SW−Cで設定された
所定の冷却率に従ってRCS温度を降下させていく。
度制御部302は、蒸気ダンプ弁11または大気放出弁10が
開方向になるような制御を行って、所定の冷却率に従い
RCS温度を降下させていく。すなわち、RCS温度制御部30
2に入力されている降温率設定器303からのRCS温度の設
定値Trefが、そのときの温度を初期値として冷却率設定
用スイッチ部SW−Cにより設定された降温率もしくは冷
却率で低下されていき、これにより、RCS温度制御部302
は、RCS温度の設定値Trefの低下に伴い、蒸気ダンプ弁1
1または大気放出弁10の予め選定したいずれか一方を開
方向とし、冷却率設定用スイッチ部SW−Cで設定された
所定の冷却率に従ってRCS温度を降下させていく。
(a-2) アンド回路301からの起動指令は、RCS圧力制
御部304にも与えられ、これにより、該RCS圧力制御部30
4は、RCS温度に対し所定のRCS圧力になるように加圧器
ヒータ8及びスプレイ弁12を制御して圧力降下を行う。
すなわち、RCS圧力制御部304には、第1図にも示される
測定装置30からの加圧器圧力信号Prcsと、関数発生器30
5からの圧力設定値Prefとが入力されている。関数発生
器305は、第1図にも示される測定装置32からのRCS温度
信号Trcsを入力し、該RCS温度信号Trcsに対応した圧力
信号を圧力設定値Prefとして出力するもので、これによ
りRCS圧力制御部304は、RCS圧力Prcsが圧力設定値Pref
(すなわちRCS温度に対応したRCS圧力)となるように加
圧器ヒータ8及びスプレイ弁12を制御することにより圧
力制御を行う。
御部304にも与えられ、これにより、該RCS圧力制御部30
4は、RCS温度に対し所定のRCS圧力になるように加圧器
ヒータ8及びスプレイ弁12を制御して圧力降下を行う。
すなわち、RCS圧力制御部304には、第1図にも示される
測定装置30からの加圧器圧力信号Prcsと、関数発生器30
5からの圧力設定値Prefとが入力されている。関数発生
器305は、第1図にも示される測定装置32からのRCS温度
信号Trcsを入力し、該RCS温度信号Trcsに対応した圧力
信号を圧力設定値Prefとして出力するもので、これによ
りRCS圧力制御部304は、RCS圧力Prcsが圧力設定値Pref
(すなわちRCS温度に対応したRCS圧力)となるように加
圧器ヒータ8及びスプレイ弁12を制御することにより圧
力制御を行う。
RCS圧力が110〜115Kまで降下すると、測定装置30によ
り測定される加圧器圧力Ppから測定装置31により測定さ
れるRCS圧力Prに制御対象が変わる。
り測定される加圧器圧力Ppから測定装置31により測定さ
れるRCS圧力Prに制御対象が変わる。
本モード中は、グループ1の加圧器後備ヒータ8′を
投入したままとし、加圧器スプレイ弁12と加圧器比例ヒ
ータ8により圧力制御を行う。なお、比較部306からの
圧力低信号によりグループ2の加圧器後備ヒータ8″を
投入する。
投入したままとし、加圧器スプレイ弁12と加圧器比例ヒ
ータ8により圧力制御を行う。なお、比較部306からの
圧力低信号によりグループ2の加圧器後備ヒータ8″を
投入する。
(a-3) アンド回路301からの起動指令は、抽出圧力制
御部307にも与えられ、これにより測定装置36で測定さ
れる抽出水圧力Plを抽出圧力制御弁14により制御する。
抽出水圧力の設定値は初期は22Kg/cm2とし、比較部308
が45Kg/cm2を下回るRCS圧力を検知すると、設定器309に
より毎分1Kg/cm2づつ減少させていき12Kg/cm2まで設定
値を低下させる。
御部307にも与えられ、これにより測定装置36で測定さ
れる抽出水圧力Plを抽出圧力制御弁14により制御する。
抽出水圧力の設定値は初期は22Kg/cm2とし、比較部308
が45Kg/cm2を下回るRCS圧力を検知すると、設定器309に
より毎分1Kg/cm2づつ減少させていき12Kg/cm2まで設定
値を低下させる。
(a-4) アンド回路301からの起動指令は、充填流量制
御部310にも与えられ、これにより該充填流量制御部310
は、冷却開始と共に、充填流量制御弁13を制御して充填
流量を徐々に増加して加圧器水位を95%まで上昇させ
る。測定装置34からの加圧器水位Lが95%になったこと
を比較部311が検知すると、その信号はアンド回路312を
介して加圧器水位制御部313に与えられ、これにより充
填流量制御弁13は充填流量制御部310による制御から加
圧器水位制御部313による制御に移される。なお、アン
ド回路312のもう一方の入力には充填抽出流量整定条件
が入力され、該整定条件としては例えば充填流量の設定
値に対し、充填流量及び総抽出流量の偏差が各々0.7m3/
h及び1.3m3/h以下であることである。
御部310にも与えられ、これにより該充填流量制御部310
は、冷却開始と共に、充填流量制御弁13を制御して充填
流量を徐々に増加して加圧器水位を95%まで上昇させ
る。測定装置34からの加圧器水位Lが95%になったこと
を比較部311が検知すると、その信号はアンド回路312を
介して加圧器水位制御部313に与えられ、これにより充
填流量制御弁13は充填流量制御部310による制御から加
圧器水位制御部313による制御に移される。なお、アン
ド回路312のもう一方の入力には充填抽出流量整定条件
が入力され、該整定条件としては例えば充填流量の設定
値に対し、充填流量及び総抽出流量の偏差が各々0.7m3/
h及び1.3m3/h以下であることである。
(a-5) RCS圧力の低下と共に抽出流量が減少し、測定
装置35からの抽出流量Flが12m3/hを下回ったことを比較
部314が検知すると、その信号はアンド回路315を介して
抽出オリフィス隔離弁18(第2図)に与えられ、既に開
状態のB抽出オリフィス隔離弁に加えA及びC抽出オリ
フィス隔離弁を順次開として所定の流量を確保する(ブ
ロック316)。
装置35からの抽出流量Flが12m3/hを下回ったことを比較
部314が検知すると、その信号はアンド回路315を介して
抽出オリフィス隔離弁18(第2図)に与えられ、既に開
状態のB抽出オリフィス隔離弁に加えA及びC抽出オリ
フィス隔離弁を順次開として所定の流量を確保する(ブ
ロック316)。
(a-6) 測定装置31からのRCS圧力信号Prが26.5Kg/cm2
まで下がったことを検知した比較部317からの信号、測
定装置32からのRCS温度Trが160℃まで下がったことを検
知した比較部318からの信号、そして測定装置34からの
加圧器水位Lが95%以上となったことを検知した比較部
311からの信号のすべての信号を受けたとき、アンド回
路319は冷却I完了信号を出力する。冷却I完了信号に
より冷却I完了ランプL1が点灯されると共に、該冷却I
完了信号はオア回路320にも与えられ、アンド回路321を
介して保持信号を出力する。この保持信号により、RCS
温度及びRCS圧力を一定に維持することを含め、すべて
の制御はその時のプロセス状態を維持するように保持制
御が行われる。
まで下がったことを検知した比較部317からの信号、測
定装置32からのRCS温度Trが160℃まで下がったことを検
知した比較部318からの信号、そして測定装置34からの
加圧器水位Lが95%以上となったことを検知した比較部
311からの信号のすべての信号を受けたとき、アンド回
路319は冷却I完了信号を出力する。冷却I完了信号に
より冷却I完了ランプL1が点灯されると共に、該冷却I
完了信号はオア回路320にも与えられ、アンド回路321を
介して保持信号を出力する。この保持信号により、RCS
温度及びRCS圧力を一定に維持することを含め、すべて
の制御はその時のプロセス状態を維持するように保持制
御が行われる。
(a-7) 冷却途中で異常が生じると、その[冷却I異
常]信号もオア回路320に与えられアンド回路321を介し
て保持信号を出力し、これによりそのときの状態を自動
で保持するようにしている。[冷却I異常]としては、
RCS圧力と設定値との偏差が5Kg/cm2以上であるか、RCS
温度と設定値との偏差が4℃以上であるか、RCS圧力が6
0Kg/cm2以下で蓄圧タンク出口弁が開であるか、もしく
はRCS圧力が22Kg/cm2以下である場合が挙げられる。
常]信号もオア回路320に与えられアンド回路321を介し
て保持信号を出力し、これによりそのときの状態を自動
で保持するようにしている。[冷却I異常]としては、
RCS圧力と設定値との偏差が5Kg/cm2以上であるか、RCS
温度と設定値との偏差が4℃以上であるか、RCS圧力が6
0Kg/cm2以下で蓄圧タンク出口弁が開であるか、もしく
はRCS圧力が22Kg/cm2以下である場合が挙げられる。
(a-8) また第1図にも示された保持スイッチS3から
の信号がオア回路320に入力された場合にも、同様にア
ンド回路321を介して保持信号を出力し、その時点での
プロセス状態を保持する。
の信号がオア回路320に入力された場合にも、同様にア
ンド回路321を介して保持信号を出力し、その時点での
プロセス状態を保持する。
(a-9) もし第1図にも示されている切りスイッチS2
が操作されると、すべての制御は自動化ロジックから通
常ロジックに移行する。
が操作されると、すべての制御は自動化ロジックから通
常ロジックに移行する。
なお、「保持」並びに「切」に関する動作は、以降で
説明する各モードにおいて同様である。
説明する各モードにおいて同様である。
b.余熱除去隔離解除モード 冷却Iモードが達成された後、すなわち冷却I完了ラ
ンプL1が点灯した後、モードスイッチ部SW−Bの余熱除
去(RHR)隔離解除スイッチM2を押し、起動スイッチS1
を押すと、余熱除去隔離解除すなわちRHR隔離解除モー
ドとなる。RHR隔離解除モードの動作が第4A図並びに第4
B図に示されており、アンド回路401は、RHR隔離解除ス
イッチM2からの操作信号と、起動スイッチS1からの操作
信号と、RHR隔離解除モード起動条件としての第3B図の
アンド回路319からの冷却I完了信号とのアンドを取
り、これら信号がすべて満たされたときにRHR隔離解除
モードのための起動指令を出力する。条件がすべて満足
しアンド回路401が起動指令を出力してRHR隔離解除モー
ドに入ると以下の動作が生じる。
ンプL1が点灯した後、モードスイッチ部SW−Bの余熱除
去(RHR)隔離解除スイッチM2を押し、起動スイッチS1
を押すと、余熱除去隔離解除すなわちRHR隔離解除モー
ドとなる。RHR隔離解除モードの動作が第4A図並びに第4
B図に示されており、アンド回路401は、RHR隔離解除ス
イッチM2からの操作信号と、起動スイッチS1からの操作
信号と、RHR隔離解除モード起動条件としての第3B図の
アンド回路319からの冷却I完了信号とのアンドを取
り、これら信号がすべて満たされたときにRHR隔離解除
モードのための起動指令を出力する。条件がすべて満足
しアンド回路401が起動指令を出力してRHR隔離解除モー
ドに入ると以下の動作が生じる。
(b-1) アンド回路401からの起動指令により、RCS温
度制御部402は冷却Iモードの場合と同様に制御を行いR
CS温度Trを160℃に維持する。RCS圧力制御部403及び加
圧器水位制御部404は、RCS圧力及び加圧器水位を、各々
26Kg/cm2及び95%のまま維持する。
度制御部402は冷却Iモードの場合と同様に制御を行いR
CS温度Trを160℃に維持する。RCS圧力制御部403及び加
圧器水位制御部404は、RCS圧力及び加圧器水位を、各々
26Kg/cm2及び95%のまま維持する。
(b-2) アンド回路401からのモード起動と共に、RHR
ポンプ・ミニマム・フロー・ライン止め弁203(第2A
図)が全開とされ(ブロック405)、運転報知により、R
HRポンプRWSP側入口弁205の全閉(ブロック406)及びRH
Rポンプ入口C/V隔離弁202の全開(ブロック407)の運転
員操作を促す。
ポンプ・ミニマム・フロー・ライン止め弁203(第2A
図)が全開とされ(ブロック405)、運転報知により、R
HRポンプRWSP側入口弁205の全閉(ブロック406)及びRH
Rポンプ入口C/V隔離弁202の全開(ブロック407)の運転
員操作を促す。
(b-3) 上記(b-2)の条件により、低圧抽出ライン止
め弁16を全開とし(ブロック408)、低圧抽出流量調節
弁17を10%開度まで開ける(ブロック409)。(逆圧操
作開始) 抽出水圧力の設定値を徐々に上昇させ(ブロック41
0)、23kg/cm2に達したら弁17(HCV−102)を全閉とし
た後、弁16(V−RH−026A,B)も全閉とする(ブロック
411)と共に抽出水圧力設定値を12kg/cm2まで低下させ
る(逆圧完了) (b-4) RHR冷却器出口流量調節弁15を全閉とし(ブロ
ック412)、運転報知により、RHRポンプループ高温側入
口止め弁201の全開及びRHR Hx出口C/V隔離弁204(RH−0
43A,B)全閉、A,B RHRポンプ5の起動の運転員操作を促
す(ブロック413、414)。
め弁16を全開とし(ブロック408)、低圧抽出流量調節
弁17を10%開度まで開ける(ブロック409)。(逆圧操
作開始) 抽出水圧力の設定値を徐々に上昇させ(ブロック41
0)、23kg/cm2に達したら弁17(HCV−102)を全閉とし
た後、弁16(V−RH−026A,B)も全閉とする(ブロック
411)と共に抽出水圧力設定値を12kg/cm2まで低下させ
る(逆圧完了) (b-4) RHR冷却器出口流量調節弁15を全閉とし(ブロ
ック412)、運転報知により、RHRポンプループ高温側入
口止め弁201の全開及びRHR Hx出口C/V隔離弁204(RH−0
43A,B)全閉、A,B RHRポンプ5の起動の運転員操作を促
す(ブロック413、414)。
(b-5) 3分後、弁16(V−RH−026 A,B)を再度開と
し(ブロック415)、抽出水圧力制御410から抽出流量制
御416に切り換える。
し(ブロック415)、抽出水圧力制御410から抽出流量制
御416に切り換える。
(b-6) 1分後、弁17(HCV−102)を徐々に開き全開
として通常抽出から低圧抽出に切り換えた後、V−CS−
004 A,B,Cすなわち抽出オリフィス隔離弁18を20秒間隔
でA,B,Cの順に閉止する(ブロック417)。
として通常抽出から低圧抽出に切り換えた後、V−CS−
004 A,B,Cすなわち抽出オリフィス隔離弁18を20秒間隔
でA,B,Cの順に閉止する(ブロック417)。
(b-7) V−CS−004 A,B,Cすなわち抽出オリフィス隔
離弁18を全閉としモード完了となる。
離弁18を全閉としモード完了となる。
c.加圧器気相消滅モード 余熱除去隔離解除モードが達成された後、モードスイ
ッチ部SW−Bの加圧器気相消滅スイッチM3を押し、起動
スイッチS1を押すと、加圧器気相消滅モードとなる。加
圧器気相消滅モードの動作が第5A図及び第5B図に示され
ており、アンド回路501は、加圧器気相消滅スイッチM3
からの操作信号と、起動スイッチS1からの操作信号と、
加圧器気相消滅起動条件としての第4B図のアンド回路43
0からのRHR隔離解除完了信号とのアンドを取り、これら
信号がすべて満たされたときに加圧器気相消滅モードの
ための起動指令を出力する。条件がすべて満足してアン
ド回路501が起動指令を出し加圧器気相消滅モードに入
ると以下の動作が生じる。
ッチ部SW−Bの加圧器気相消滅スイッチM3を押し、起動
スイッチS1を押すと、加圧器気相消滅モードとなる。加
圧器気相消滅モードの動作が第5A図及び第5B図に示され
ており、アンド回路501は、加圧器気相消滅スイッチM3
からの操作信号と、起動スイッチS1からの操作信号と、
加圧器気相消滅起動条件としての第4B図のアンド回路43
0からのRHR隔離解除完了信号とのアンドを取り、これら
信号がすべて満たされたときに加圧器気相消滅モードの
ための起動指令を出力する。条件がすべて満足してアン
ド回路501が起動指令を出し加圧器気相消滅モードに入
ると以下の動作が生じる。
(c-1) アンド回路501からの起動指令は、充填流量制
御部502及び抽出流量制御部503に与えられ、これにより
充填流量及び抽出流量が各々3m3/h/分で増加する制御が
行われる。抽出流量は20m3/hを上限とし、充填流量はバ
ランス流量より10m3/h多くすることにより加圧器水位を
上昇させる。
御部502及び抽出流量制御部503に与えられ、これにより
充填流量及び抽出流量が各々3m3/h/分で増加する制御が
行われる。抽出流量は20m3/hを上限とし、充填流量はバ
ランス流量より10m3/h多くすることにより加圧器水位を
上昇させる。
(c-2) なお、この時のRCS圧力はRCS圧力制御部504に
より26kg/cm2に制御され、RCS温度はRCS温度制御部505
によりその時のRCS温度に制御される。
より26kg/cm2に制御され、RCS温度はRCS温度制御部505
によりその時のRCS温度に制御される。
(c-3) 充填流量のバランス流量との差は、加圧器水
位上昇に伴い10→7→5m3/hと減少される。
位上昇に伴い10→7→5m3/hと減少される。
(c-4) RCS圧力が28kg/cm2を上回ったことを比較部50
7が検知したこと、もしくは圧力上昇率が2kg/cm2/分を
上回ったことを比較部508が検知したこと、を表わすオ
ア回路509からの信号と、加圧器水位が上昇し95%以上
となったことを表わす比較部506からの信号とがアンド
回路510に与えられれば、該アンド回路510は加圧器気相
消滅と判断される気相消滅信号を出力し、該気相消滅信
号を受けて抽出水圧力制御部511は、抽出流量制御をRCS
満水時の圧力制御とする。
7が検知したこと、もしくは圧力上昇率が2kg/cm2/分を
上回ったことを比較部508が検知したこと、を表わすオ
ア回路509からの信号と、加圧器水位が上昇し95%以上
となったことを表わす比較部506からの信号とがアンド
回路510に与えられれば、該アンド回路510は加圧器気相
消滅と判断される気相消滅信号を出力し、該気相消滅信
号を受けて抽出水圧力制御部511は、抽出流量制御をRCS
満水時の圧力制御とする。
(c-5) アンド回路510からの気相消滅信号は5分間遅
延回路512を経てアンド回路513にも与えられ、これによ
り5分経過後の系統が整定された時点でアンド回路513
は気相消滅完了信号を出力して加圧器気相消滅モードを
完了する。
延回路512を経てアンド回路513にも与えられ、これによ
り5分経過後の系統が整定された時点でアンド回路513
は気相消滅完了信号を出力して加圧器気相消滅モードを
完了する。
(c-6) その後、必要であれば、充填流量制御部502に
よりアンド回路518を介して充填流量を3m3/h/分で増加
させ、比較部519により充填流量が50m3/hとなったこと
を検知されるか、もしくは比較部520により抽出流量が5
6m3/hになったことが検知されれば、その旨を表わすオ
ア回路521からの信号がアンド回路522及びフリップ・フ
ロップ523を介して充填流量制御部502に与えられて該制
御部502による充填流量の増加を停止しその状態を維持
する。
よりアンド回路518を介して充填流量を3m3/h/分で増加
させ、比較部519により充填流量が50m3/hとなったこと
を検知されるか、もしくは比較部520により抽出流量が5
6m3/hになったことが検知されれば、その旨を表わすオ
ア回路521からの信号がアンド回路522及びフリップ・フ
ロップ523を介して充填流量制御部502に与えられて該制
御部502による充填流量の増加を停止しその状態を維持
する。
d.冷却IIモード 加圧器気相消滅モードが達成された後すなわち加圧器
気相消滅完了ランプL3が点灯した後、モードスイッチ部
SW−Bの冷却IIスイッチM4を押し、起動スイッチS1を押
すと、冷却IIモードとなる。冷却IIモードの動作が第6
図に示されており、アンド回路601は、冷却IIスイッチM
4からの操作信号と、起動スイッチS1からの操作信号
と、冷却IIモード起動条件としての第5B図のアンド回路
513からの気相消滅完了信号とのアンドを取り、これら
信号がすべて満たされたときに冷却IIモードのための起
動指令を出力する。条件がすべて満足しアンド回路601
が起動指令を出力して冷却IIモードに入ると以下の動作
が生じる。
気相消滅完了ランプL3が点灯した後、モードスイッチ部
SW−Bの冷却IIスイッチM4を押し、起動スイッチS1を押
すと、冷却IIモードとなる。冷却IIモードの動作が第6
図に示されており、アンド回路601は、冷却IIスイッチM
4からの操作信号と、起動スイッチS1からの操作信号
と、冷却IIモード起動条件としての第5B図のアンド回路
513からの気相消滅完了信号とのアンドを取り、これら
信号がすべて満たされたときに冷却IIモードのための起
動指令を出力する。条件がすべて満足しアンド回路601
が起動指令を出力して冷却IIモードに入ると以下の動作
が生じる。
(d-1) アンド回路601の起動指令により、まず、運転
報知により、RHR冷却器出口隔離弁204(V−RH−043A,
B)の全開の運転員操作を促す(ブロック602)。
報知により、RHR冷却器出口隔離弁204(V−RH−043A,
B)の全開の運転員操作を促す(ブロック602)。
(d-2) その後、遅延回路604による1分経過後に、RH
Rウオーミング部603によりRHR冷却器出口流量調節弁15
(HCV−603,613)を徐々に開ける。
Rウオーミング部603によりRHR冷却器出口流量調節弁15
(HCV−603,613)を徐々に開ける。
(d-3) RHR入口温度605とRCS温度32との差が30℃以下
になったことを比較部606が検知すると、その旨を表わ
す信号はアンド回路607、オア回路609、NOT回路610及び
アンド回路611を介してRHRウオーミング部603に与えら
れ、 HCV−603,613の開動作を停止してその状態を維持す
る。(ウオーミング完了) (d-4) また、アンド回路607からの30℃以下信号はオ
ア回路612を介してRHR流量制御部613にも与えられ、こ
れにより該RHR流量制御部613はRHR冷却器バイパス流量
制御弁20(FCV−604,614)を徐々に開けてRHR流量を増
加し、580m3/hを上回ったことが比較部614により検知さ
れればRHRポンプミニマムフローライン止め弁203(FCV6
01,611)を全閉とする(ブロック615)。
になったことを比較部606が検知すると、その旨を表わ
す信号はアンド回路607、オア回路609、NOT回路610及び
アンド回路611を介してRHRウオーミング部603に与えら
れ、 HCV−603,613の開動作を停止してその状態を維持す
る。(ウオーミング完了) (d-4) また、アンド回路607からの30℃以下信号はオ
ア回路612を介してRHR流量制御部613にも与えられ、こ
れにより該RHR流量制御部613はRHR冷却器バイパス流量
制御弁20(FCV−604,614)を徐々に開けてRHR流量を増
加し、580m3/hを上回ったことが比較部614により検知さ
れればRHRポンプミニマムフローライン止め弁203(FCV6
01,611)を全閉とする(ブロック615)。
(d-5) さらにRHR流量を増加し、680m3/hになったこ
とが比較部617により検知されれば、その旨を表わす信
号はアンド回路618、並びにNOT回路619を介して切換器6
20に与えられ、これによりRHR流量制御部613は680m3/h
の流量を保持するようにRHR Hxバイパス流量制御弁FCV
−604,614を制御する。
とが比較部617により検知されれば、その旨を表わす信
号はアンド回路618、並びにNOT回路619を介して切換器6
20に与えられ、これによりRHR流量制御部613は680m3/h
の流量を保持するようにRHR Hxバイパス流量制御弁FCV
−604,614を制御する。
(d-6) アンド回路618からの流量680m3/h信号はま
た、第2のRCS温度制御部621にも与えられ、これにより
該制御部621は、第1図にも示された冷却率設定用スイ
ッチ部SW−Cで設定された冷却率で低下されていく降温
率設定器622からの設定温度Trefでもって、RHR Hx出口
流量調節弁15(HCV−603,613)を制御してRCS温度32を
冷却していく。
た、第2のRCS温度制御部621にも与えられ、これにより
該制御部621は、第1図にも示された冷却率設定用スイ
ッチ部SW−Cで設定された冷却率で低下されていく降温
率設定器622からの設定温度Trefでもって、RHR Hx出口
流量調節弁15(HCV−603,613)を制御してRCS温度32を
冷却していく。
(d-7) 比較部623がRCS温度の145℃を検知するまで
は、第1のRCS温度制御部624にてタービンバイパス弁ま
たは主蒸気逃がし弁を制御することによりRCS温度制御
を実施している。
は、第1のRCS温度制御部624にてタービンバイパス弁ま
たは主蒸気逃がし弁を制御することによりRCS温度制御
を実施している。
(d-8) 加圧器液相温度625とRCS温度32との差が10℃
を下回ったことを比較部626が検知すると、アンド回路6
27を介して加圧器スプレイ弁12(PCV−451A,B)が全開
とされる(ブロック628)。
を下回ったことを比較部626が検知すると、アンド回路6
27を介して加圧器スプレイ弁12(PCV−451A,B)が全開
とされる(ブロック628)。
(d-9) その後、比較部629によりRCS温度が55℃まで
下がったことが検知されると、冷却II完了信号を出力し
て完了ランプL4を点灯し、また、オア回路630及びアン
ド回路631を介して保持信号が出力される。これにより
冷却Iから冷却IIまでの一連のモードがすべて完了した
こととなる。
下がったことが検知されると、冷却II完了信号を出力し
て完了ランプL4を点灯し、また、オア回路630及びアン
ド回路631を介して保持信号が出力される。これにより
冷却Iから冷却IIまでの一連のモードがすべて完了した
こととなる。
本発明による自動化実現にあたっては、多量の連続ア
ナログ制御、並びにシーケンス制御が駆使されている。
ナログ制御、並びにシーケンス制御が駆使されている。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、温態から冷態までを複数のモ
ードに分け、各モードごとにモード・スイッチを段階的
に操作して自動的に完了させ、全冷却モードを完了させ
るようにしたので、運転員の操作・負担を大幅に軽減す
ると共に、誤動作が防止でき、さらには操作時間を減少
することが可能となり、機器の健全な状態の維持が可能
となるという効果がある。
ードに分け、各モードごとにモード・スイッチを段階的
に操作して自動的に完了させ、全冷却モードを完了させ
るようにしたので、運転員の操作・負担を大幅に軽減す
ると共に、誤動作が防止でき、さらには操作時間を減少
することが可能となり、機器の健全な状態の維持が可能
となるという効果がある。
第1図は本発明によって分けられた各モードごとのモー
ド・スイッチを概念的に示す図、第2図は本発明が適用
され得る原子炉制御系を概念的に示す図、第2A図は第2
図の余熱除去系統を詳細に示す図、第3A図及び第3B図は
冷却Iモードの制御を説明するための作用説明図、第4A
図及び第4B図は余熱除去隔離解除モードの制御を説明す
るための作用説明図、第5A図及び第5B図は加圧器気相消
滅モードの制御を説明するための作用説明図、第6図は
冷却IIモードの制御を説明するための作用説明図であ
る。図において、M1は冷却Iスイッチ、L1は冷却I完了
ランプ、M2は余熱除去隔離解除スイッチ、L2は余熱除去
隔離解除完了ランプ、M3は加圧器気相消滅スイッチ、L3
は加圧器気相消滅完了ランプ、M4は冷却IIスイッチ、L4
は冷却II完了ランプ、S1は起動スイッチ、S2は切りスイ
ッチ、S3は保持スイッチ、1は蒸気発生器、2は一次冷
却ポンプ、3は原子炉容器、4は加圧器、5は余熱除去
ポンプ、6は充填ポンプ、7は余熱除去クーラ、8は加
圧器ヒータ、9は脱塩塔、9′は体積制御タンク、10は
大気放出弁、11は蒸気ダンプ弁、12は加圧器スプレイ
弁、13は充填流量制御弁、14は抽出水圧力制御弁、15は
余熱除去温度制御弁、16は第1の低圧抽出弁、17は第2
の低圧抽出弁、18は抽出オリフィス隔離弁、19は抽出ラ
イン切替3方弁、30は加圧器圧力測定装置、31はRCS圧
力測定装置、32はRCS温度測定装置、33は充填流量測定
装置、34は加圧器水位測定装置、35は抽出水流量測定装
置、36は抽出水圧力測定装置である。
ド・スイッチを概念的に示す図、第2図は本発明が適用
され得る原子炉制御系を概念的に示す図、第2A図は第2
図の余熱除去系統を詳細に示す図、第3A図及び第3B図は
冷却Iモードの制御を説明するための作用説明図、第4A
図及び第4B図は余熱除去隔離解除モードの制御を説明す
るための作用説明図、第5A図及び第5B図は加圧器気相消
滅モードの制御を説明するための作用説明図、第6図は
冷却IIモードの制御を説明するための作用説明図であ
る。図において、M1は冷却Iスイッチ、L1は冷却I完了
ランプ、M2は余熱除去隔離解除スイッチ、L2は余熱除去
隔離解除完了ランプ、M3は加圧器気相消滅スイッチ、L3
は加圧器気相消滅完了ランプ、M4は冷却IIスイッチ、L4
は冷却II完了ランプ、S1は起動スイッチ、S2は切りスイ
ッチ、S3は保持スイッチ、1は蒸気発生器、2は一次冷
却ポンプ、3は原子炉容器、4は加圧器、5は余熱除去
ポンプ、6は充填ポンプ、7は余熱除去クーラ、8は加
圧器ヒータ、9は脱塩塔、9′は体積制御タンク、10は
大気放出弁、11は蒸気ダンプ弁、12は加圧器スプレイ
弁、13は充填流量制御弁、14は抽出水圧力制御弁、15は
余熱除去温度制御弁、16は第1の低圧抽出弁、17は第2
の低圧抽出弁、18は抽出オリフィス隔離弁、19は抽出ラ
イン切替3方弁、30は加圧器圧力測定装置、31はRCS圧
力測定装置、32はRCS温度測定装置、33は充填流量測定
装置、34は加圧器水位測定装置、35は抽出水流量測定装
置、36は抽出水圧力測定装置である。
フロントページの続き (72)発明者 寺西 進 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番 1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (56)参考文献 特開 平1−263597(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】原子炉と、該原子炉に連絡すると共に蒸気
発生器及び加圧器を備えた一次冷却材循環系と、該循環
系に連絡した余熱除去系及び冷却材抽出・充填系と、前
記蒸気発生器に連絡した主蒸気系とを有する加圧水型原
子力プラントの停止運転制御装置において、 原子炉冷却系温度制御部、原子炉冷却系圧力制御部、抽
出水圧力制御部、充填流量制御部及び加圧器水位制御部
と組み合わされて構成され、原子炉冷却系温度を第1の
所定温度まで降下させ、原子炉冷却系圧力を第1の圧力
まで降下させ、そして加圧器水位を所定のレベルまで上
昇させて保持するための第1の冷却モード制御部と、 前記原子炉冷却系温度制御部、前記原子炉冷却系圧力制
御部、前記加圧器水位制御部、前記抽出水圧力制御部及
び前記抽出流量制御部と組み合わされて構成され、前記
原子炉冷却系温度を前記第1の所定温度に、前記原子炉
冷却系圧力を前記第1の圧力に、そして加圧器水位を前
記所定のレベルにそれぞれ保持しつつ、前記余熱除去系
の隔離解除動作を行う余熱除去隔離解除モード制御部
と、 前記充填流量制御部、前記原子炉冷却系温度制御部、前
記抽出流量制御部、前記抽出水圧力制御部及び前記原子
炉圧力系制御部に組み合わされて構成され、前記原子炉
冷却系温度を前記第1の所定温度に、前記原子炉冷却系
圧力を前記第1の圧力にそれぞれ保持しながら充填流量
と抽出流量の差を増大し、前記加圧器水位を更に上昇し
て前記加圧器の内部の気相を消滅させる加圧器気相消滅
モード制御部と、 前記原子炉冷却系温度制御部及び余熱除去流量制御部と
組み合わされて構成され、原子炉冷却系温度を前記第1
の所定温度より低温の第2の所定温度まで降下させる第
2の冷却モード制御部と、 を備えたことを特徴とする加圧水型原子力プラントの温
態から冷態への自動冷却運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63185581A JP2544446B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 加圧水型原子力プラントの温態から冷態への自動冷却運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63185581A JP2544446B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 加圧水型原子力プラントの温態から冷態への自動冷却運転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0236398A JPH0236398A (ja) | 1990-02-06 |
JP2544446B2 true JP2544446B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=16173312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63185581A Expired - Lifetime JP2544446B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 加圧水型原子力プラントの温態から冷態への自動冷却運転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2544446B2 (ja) |
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JPH0646979U (ja) * | 1992-12-10 | 1994-06-28 | セーラー万年筆株式会社 | スライド栓付筆記具 |
US5491731A (en) * | 1994-07-05 | 1996-02-13 | Westinghouse Electric Corporation | Method and system for maintaining pressure in a nuclear power plant primary loop during startup or shutdown |
CN113571211B (zh) * | 2021-07-06 | 2023-12-19 | 中国核电工程有限公司 | 反应堆超压保护系统及方法、核电系统及其一回路系统 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2505527B2 (ja) * | 1988-04-15 | 1996-06-12 | 三菱重工業株式会社 | 加圧水型原子力プラントの冷態から温態への自動加熱運転装置 |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP63185581A patent/JP2544446B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0236398A (ja) | 1990-02-06 |
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