JP2002207095A - 原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験装置 - Google Patents

原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験装置

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JP2002207095A JP2001003365A JP2001003365A JP2002207095A JP 2002207095 A JP2002207095 A JP 2002207095A JP 2001003365 A JP2001003365 A JP 2001003365A JP 2001003365 A JP2001003365 A JP 2001003365A JP 2002207095 A JP2002207095 A JP 2002207095A
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pressure vessel
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Takushi Kamikata
卓志 上片
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原子炉圧力容器の所定の昇圧率、降圧率及び一
定圧力保持操作を自動制御して、運転員の負担を軽減す
る。 【解決手段】圧力制御装置22と温度制御装置23とからな
り、圧力制御装置22は原子炉圧力信号18を入力し、制御
棒駆動水系流量調節弁開度指令信号26と原子炉冷却材浄
化系ブローダウン流量調節弁開度指令信号27を出力す
る。温度制御装置23は原子炉モードスイッチ信号19と炉
水温度信号20を入力し、原子炉冷却材浄化系再生熱交換
器バイパスライン閉止許可信号28と原子炉冷却材浄化系
再生熱交換器バイパスライン流量調節弁開度指令信号29
を出力する。原子炉圧力信号18と炉水温度信号20から設
定値(昇圧率、降圧率、一定保持圧力/温度)の条件と
なるように制御棒駆動水系流量調節弁5と原子炉冷却材
浄化系ブローダウン流量調節弁6を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉圧力容器の
耐圧漏洩試験中に前記原子炉圧力容器の圧力及び温度を
制御するための原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子力発電プラントの原子炉圧
力容器の耐圧漏洩試験時の原子炉圧力の制御方法は、制
御棒駆動系流量と原子炉冷却材浄化系ブローダウン流量
を、運転員が手動で各々調節し、原子炉圧力容器内圧力
が定められた圧力になるように調整している。
【0003】また、原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験時の
炉水温度は、原子炉圧力容器の材料の脆性遷移温度以上
100℃未満の条件で管理され、試験中も核燃料の崩壊
熱により徐々に上昇するため限られた時間内で耐圧漏洩
試験を実施しなければならなかった。
【0004】図5により、従来の沸騰水型原子力発電プ
ラントの、特にプラント停止中も運転される原子炉廻り
設備の概略を説明する。図5中、符号1は原子炉圧力容
器であり、原子炉圧力容器1の耐圧漏洩試験開始前は原
子炉圧力容器1は大気圧状態で、炉水の冷却方法は、残
留熱除去系ポンプ3を停止時冷却モードで運転し、原子
炉再循環ポンプ2の入口配管側から炉水を導き残留熱除
去系熱交換器4で除熱後、原子炉再循環ポンプ2の出口
配管側から原子炉圧力容器1へ戻して行われる。
【0005】制御棒駆動系は、プラント停止中も制御棒
駆動機構43の冷却水を制御棒駆動系流量調節弁5で調整
し常時系外から供給し、この冷却水は原子炉圧力容器1
内へ流し込まれている。
【0006】原子炉冷却材浄化系(CUW)は、炉水の
清浄度維持のため、原子炉冷却材浄化系ポンプ7を運転
し、原子炉冷却材浄化系再生熱交換器8及び原子炉冷却
材浄化系非再生熱交換器9で炉水を冷却した後、原子炉
冷却材浄化系ろ過脱塩装置10で浄化し、原子炉冷却材浄
化系再生熱交換器8で加熱し給水配管11から原子炉圧力
容器1へ戻される。
【0007】制御棒駆動系の冷却水が原子炉圧力容器1
へ供給されて炉水量が増加するため、原子炉冷却材浄化
系の原子炉圧力容器1へ戻される炉水の一部は原子炉冷
却材浄化系ブローダウン流量制御器13で制御される原子
炉冷却材浄化系ブローダウン流量調節弁6により廃液処
理系へ送られ処理される。
【0008】次に、原子炉圧力容器1の耐圧漏洩試験時
の原子炉圧力容器1の圧力制御は、原子炉圧力容器1を
満水にし、原子炉圧力容器1の耐圧漏洩試験の設定圧力
になるように、運転員が制御棒駆動系流量調節弁5の制
御棒駆動系流量制御器12と、原子炉冷却材浄化系ブロー
ダウン流量調節弁6の原子炉冷却材浄化系ブローダウン
流量制御器13をそれぞれ手動で操作し、原子炉圧力容器
1を試験圧力保持,圧力昇圧率及び降圧率を一定になる
様に調整している。
【0009】また、プラント停止中の炉水温度について
は、残留熱除去系ポンプ3を残留熱除去系停止時冷却モ
ードで運転し、残留熱除去系熱交換器4により炉水温度
調整を行っているが、原子炉圧力容器1の耐圧漏洩試験
昇圧開始前に、試験に必要な原子炉圧力容器1の温度が
確保されるように原子炉再循環ポンプ2を運転してポン
プのジュール熱で炉水を加温する。さらに、原子炉圧力
容器1の耐圧漏洩試験時の原子炉圧力、炉水温度及び原
子炉圧力容器1の温度の記録は、試験員が手記録により
行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の原子炉圧力容器1の耐圧漏洩試験時の圧力制御及び
温度調整方法においては、制御棒駆動系流量制御器12
と、原子炉冷却材浄化系ブローダウン水制御器13には、
相互を連携する制御モードがなく、運転員は原子炉圧力
容器1内の圧力を監視しながら制御棒駆動系流量調節弁
5と、原子炉冷却材浄化系ブローダウン流量調節弁6を
それぞれ個別に操作し、原子炉圧力容器1の耐圧漏洩試
験圧力保持,圧力昇圧率及び降圧率を常に定められた圧
力に調整しなければならず、運転員の操作負担が大きい
課題がある。
【0011】また、炉水温度は、残留熱除去系停止時冷
却モードが隔離解除となる原子炉圧力容器1内の圧力以
上で使用できないため、原子炉圧力容器1の耐圧漏洩試
験中の原子炉圧力容器1内の圧力上昇後は崩壊熱による
炉水温度上昇に対する調整ができない。さらに、炉水温
度が保安規程の上限近傍に近づくと一旦試験を中断し、
原子炉圧力を残留熱除去系停止時冷却モードが隔離解除
となる圧力以下に降圧後、残留熱除去系停止時冷却モー
ドを運転し、炉水温度を降温しなければならない課題が
ある。
【0012】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験時における原
子炉水の温度上昇を抑制し、炉水の温度制御を一定に行
うことができる原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験時に前記原子炉圧力
容器内の圧力を一定に制御するための原子炉圧力信号を
入力する圧力制御装置と、前記原子炉圧力容器内の炉水
の温度を一定に制御するための原子炉モードスイッチ信
号と炉水温度信号を入力する温度制御装置とを具備し、
前記圧力制御装置は前記原子炉圧力容器の圧力を入力す
る入力部と、前記原子炉圧力容器の昇圧時および降圧時
の圧力変化率と試験時の設定された圧力変化率とを比較
する比較部と、この比較部から出力される偏差信号を圧
力調整するための弁開度指令信号に変換する変換部と、
前記原子炉圧力容器に注水する制御棒駆動系冷却水流量
調節弁および前記原子炉圧力容器から排水する原子炉冷
却材浄化系のブローダウン流量調節弁へ出力する出力部
からなり、前記温度制御装置は前記原子炉圧力容器内の
炉水の温度を入力する入力部と、前記炉水の温度と前記
耐圧漏洩試験時に設定された温度設定と比較する比較部
と、この比較部から出力される偏差信号を温度調整する
ための弁開度指令信号に変換する変換部と、前記原子炉
冷却材浄化系を構成する再生熱交換器をバイパスする原
子炉冷却材浄化系再生熱交換器バイパスラインの流量を
調節弁へ出力する出力部とからなることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、原子炉圧力容器内の原
子炉圧力信号と炉水温度信号を圧力制御装置に入力し、
設定値(昇圧率/降圧率,一定保持圧力/温度)の条件
となるように制御棒駆動機構系流量調節弁と原子炉冷却
材浄化系のブローダウン流量調節弁を制御する。これに
より、原子炉圧力容器の所定の昇圧率,降圧率,一定圧
力及び一定温度を得ることができる。
【0015】請求項2に対応する発明は、前記原子炉冷
却材浄化系の非再生熱交換器で冷却され、前記原子炉冷
却材浄化系のろ過脱塩装置で脱塩された冷水を前記原子
炉圧力容器へ注入する原子炉冷却材浄化系再生熱交換器
バイパスラインを前記ろ過脱塩装置の出口側と前記原子
炉圧力容器に取り付けられた原子炉給水配管との間に設
けたことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、原子炉冷却材浄化系再
生熱交換器バイパスラインを設けることにより、前記バ
イパスラインを流れる水は原子炉冷却材浄化系再生熱交
換器により加熱されることなく、冷水の状態で、原子炉
給水配管から原子炉圧力容器へ戻される。これにより、
燃料の崩壊熱により上昇した炉水温度を下げることがで
きる。
【0017】請求項3に対応する発明は、前記原子炉冷
却材浄化系再生熱交換器バイパスラインに流量調節弁を
設けてなることを特徴とする。この発明によれば、前記
前記原子炉冷却材浄化系再生熱交換器バイパスラインに
設けた流量調節弁の開度を調整することにより、炉水温
度を常に一定に維持できる。
【0018】請求項4に対応する発明は、前記原子炉冷
却材浄化系再生熱交換器バイパスラインに閉止弁を設け
この閉止弁に前記圧力制御室からの前記原子炉冷却材浄
化系再生熱交換器バイパスライン閉止弁開許可信号入力
系を設けてなることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、前記バイパスラインに
閉止弁を設けることにより、中央制御室から遠隔操作が
可能となり、また前記閉止弁により原子炉モードスイッ
チが燃料取替または原子炉停止のモードで開閉操作する
ことができる。
【0020】請求項5に対応する発明は、前記圧力制御
装置と前記温度制御装置の少なくとも一方に前記原子炉
圧力容器の圧力信号,温度信号及び炉水温度信号を入力
する圧力及び温度記録装置を設けてなることを特徴とす
る。
【0021】この発明によれば、原子炉圧力信号,炉水
温度及び原子炉圧力容器温度信号を記録でき、またリア
ルタイムで圧力及び温度を監視できる。さらに、原子炉
圧力容器耐圧漏洩試験後の圧力及び温度を出力すること
で、試験記録を自動で作成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明に係る原子炉圧力容器の耐
圧漏洩試験装置の実施の形態を図1から図4に基づき説
明する。図1は、本実施の形態による原子炉圧力容器の
耐圧漏洩試験装置を概略的に示した系統図である。な
お、図1中、図5と同一部分には同一符号を付して重複
する部分の説明は省略する。
【0023】図1中、符号14は原子炉圧力容器の耐圧漏
洩試験装置である。また、原子炉冷却材浄化系の系統構
成において、原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩装置10の出口
から給水配管11へ原子炉冷却材浄化系再生熱交換器8を
バイパスする原子炉冷却材浄化系再生熱交換器バイパス
ライン15を設け、原子炉冷却材浄化系再生熱交換器バイ
パスライン15には、原子炉冷却材浄化系再生熱交換器バ
イパスライン閉止弁16と原子炉浄化系再生熱交換器バイ
パスライン流量調節弁17が設置されている。
【0024】次に、図1から図4により、本実施形態に
よる原子炉圧力容器耐圧漏洩試験装置の構成及び制御方
法について説明する。図2に示したように原子炉圧力容
器の耐圧漏洩試験装置14は、圧力制御装置22,温度制御
装置23,圧力及び温度記録装置24,圧力及び温度出力装
置25から構成される。そして、原子炉圧力容器の耐圧漏
洩試験装置14へは、図1に示した原子炉圧力容器1の上
蓋に取り付けた原子炉圧力センサ44からの原子炉圧力信
号18と原子炉モードスイッチ信号19と、原子炉再循環ポ
ンプ2の吸込側に取り付けた炉水温度センサ45からの炉
水温度信号20及び図1に示した原子炉圧力容器温度セン
サ46からの原子炉圧力容器温度信号21が入力される。
【0025】圧力及び温度記録装置24は、原子炉圧力信
号18,炉水温度信号20及び原子炉圧力容器温度信号21を
記録するとともに、圧力及び温度出力装置25によりリア
ルタイムで圧力及び温度の監視が可能となり、原子炉圧
力容器耐圧漏洩試験後の圧力及び温度記録装置24の記録
を試験記録票に出力することで、原子炉圧力容器耐圧漏
洩試験記録を自動で作成することも可能となる。
【0026】図3は、圧力制御装置22の構成を示すブロ
ック図である。すなわち、圧力制御装置22は原子炉圧力
信号18を受信する圧力入力部30と、圧力入力部30からの
信号と原子炉圧力容器耐圧漏洩試験時の昇圧率設定34ま
たは降圧率設定35または保持圧力設定36を比較演算する
圧力比較部31と、この圧力比較部31からの圧力偏差信号
を偏差量に応じた弁開度指令に変換する圧力偏差−信号
変換部32と、この圧力偏差−信号変換部32からの信号を
制御棒駆動系流量調節弁開度指令信号26及び原子炉冷却
材浄化系ブローダウン流量調節弁開度指令信号27として
出力する信号出力部33から構成されている。これによ
り、原子炉圧力が常に圧力設定と一定になるよう図1に
示す制御棒駆動系流量調節弁5と原子炉冷却材浄化系ブ
ローダウン流量調節弁6の開度を調整することが可能と
なる。
【0027】図4は、温度制御装置23の構成を示すブロ
ック図である。すなわち、温度制御装置23は原子炉モー
ドスイッチ信号19が原子炉モードスイッチ燃取位置又は
停止位置38のときのみ原子炉冷却材浄化系再生熱交換器
バイパスライン閉止弁開許可信号28を出力可能とする判
定部37と、炉水温度信号20を受信する温度入力部39と、
この温度入力部39からの信号と原子炉圧力容器耐圧漏洩
試験時の炉水温度設定42を比較演算する温度比較部40
と、この温度比較部40からの温度偏差信号を偏差量に応
じた弁開度指令に変換する温度偏差−信号変換部41と、
この温度偏差−信号変換部41からの信号を原子炉冷却材
浄化系再生熱交換器バイパスライン流量調節弁開度指令
信号29として出力する信号出力部33から構成されてい
る。
【0028】これにより、炉水温度が常に温度設定42と
一定に維持できるよう図1に示す原子炉冷却材浄化系再
生熱交換器バイパスライン流量調節弁17の開度を調整す
ることができる。また、図1に示す原子炉冷却材浄化系
再生熱交換器バイパスライン15を流れる水は原子炉冷却
材浄化系再生熱交換器8により加熱されることなく冷水
の状態で原子炉給水配管11から原子炉圧力容器1へ戻さ
れる。これにより、燃料の崩壊熱により上昇した炉水温
度を下げることができる。本実施の形態によれば、原子
炉圧力容器内の圧力制御及び炉水温度の温度制御と試験
記録の自動作成が可能とすることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、原子炉圧力容器の耐圧
漏洩試験時における所定の昇圧率,降圧率及び一定圧力
保持操作を自動制御することができ、これにより、原子
炉圧力容器に対する品質の維持と、運転員の負担を軽減
し、耐圧漏洩試験の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験装
置の第1の実施の形態を説明するための系統図。
【図2】図1における原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験装
置の構成及び入力信号と出力信号系統を示すブロック
図。
【図3】図2における圧力制御装置の構成及び入力信号
と出力信号を示すブロック図。
【図4】図2における温度制御装置の構成及び入力信号
と出力信号を示すブロック図。
【図5】従来の原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験時の原子
炉廻りの系統構成を説明するための系統図。
【符号の説明】
1…原子炉圧力容器、2…再循環ポンプ、3…残留熱除
去系ポンプ、4…残留熱除去系熱交換器、5…制御棒駆
動系流量調節弁、6…原子炉冷却材浄化系ブローダウン
流量調節弁、7…原子炉冷却材浄化系ポンプ、8…原子
炉冷却材浄化系再生熱交換器、9…原子炉冷却材浄化系
非再生熱交換器、10…原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩装
置、11…原子炉給水配管、12…制御棒駆動系流量制御
器、13…原子炉冷却材浄化ブローダウン流量制御器、14
…原子炉圧力容器耐圧漏洩試験制御装置、15…原子炉冷
却材浄化系再生熱交換器バイパスライン、16…原子炉冷
却材浄化系再生熱交換器バイパスライン閉止弁、17…原
子炉冷却材浄化系再生熱交換器バイパスライン流量調節
弁、18…原子炉圧力信号、19…原子炉モードスイッチ信
号、20…炉水温度信号、21…原子炉圧力容器各部温度信
号、22…圧力制御装置、23…温度制御装置、24…圧力及
び温度記録装置、25…圧力及び温度出力装置、26…制御
棒駆動系流量調節弁開度指令信号、27…原子炉冷却材浄
化系ブローダウン流量調節弁開度指令信号、28…原子炉
冷却材浄化系再生熱交換器バイパスライン閉止弁開許可
信号、29…原子炉冷却材浄化系再生熱交換器バイパスラ
イン流量調節弁開度指令信号、30…圧力入力部、31…圧
力比較部、32…圧力偏差−信号変換部、33…信号出力
部、34…昇圧率設定、35…降圧率設定、36…保持圧力設
定、37…判定部、38…原子炉モードスイッチ燃取位置又
は停止位置信号、39…温度入力部、40…温度比較部、41
…温度偏差−信号変換部、42…温度設定、43…制御棒駆
動機構、44…原子炉圧力センサ、45…炉水温度センサ、
46…原子炉圧力容器温度センサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験時に前記
    原子炉圧力容器内の圧力を一定に制御するための原子炉
    圧力信号を入力する圧力制御装置と、前記原子炉圧力容
    器内の炉水の温度を一定に制御するための原子炉モード
    スイッチ信号と炉水温度信号を入力する温度制御装置と
    を具備し、前記圧力制御装置は前記原子炉圧力容器の圧
    力を入力する入力部と、前記原子炉圧力容器の昇圧時お
    よび降圧時の圧力変化率と試験時の設定された圧力変化
    率とを比較する比較部と、この比較部から出力される偏
    差信号を圧力調整するための弁開度指令信号に変換する
    変換部と、前記原子炉圧力容器に注水する制御棒駆動系
    冷却水流量調節弁および前記原子炉圧力容器から排水す
    る原子炉冷却材浄化系のブローダウン流量調節弁へ出力
    する出力部からなり、前記温度制御装置は前記原子炉圧
    力容器内の炉水の温度を入力する入力部と、前記炉水の
    温度と前記耐圧漏洩試験時に設定された温度設定と比較
    する比較部と、この比較部から出力される偏差信号を温
    度調整するための弁開度指令信号に変換する変換部と、
    前記原子炉冷却材浄化系を構成する再生熱交換器をバイ
    パスする原子炉冷却材浄化系再生熱交換器バイパスライ
    ンの流量を調節弁へ出力する出力部とからなることを特
    徴とする原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験装置。
  2. 【請求項2】 前記原子炉冷却材浄化系の非再生熱交換
    器で冷却され、前記原子炉冷却材浄化系のろ過脱塩装置
    で脱塩された冷水を前記原子炉圧力容器へ注入する原子
    炉冷却材浄化系再生熱交換器バイパスラインを前記ろ過
    脱塩装置の出口側と前記原子炉圧力容器に取り付けられ
    た原子炉給水配管との間に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験装置。
  3. 【請求項3】 前記原子炉冷却材浄化系再生熱交換器バ
    イパスラインに流量調節弁を設けてなることを特徴とす
    る請求項2記載の原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験装置。
  4. 【請求項4】 前記原子炉冷却材浄化系再生熱交換器バ
    イパスラインに閉止弁を設けこの閉止弁に前記圧力制御
    室からの前記原子炉冷却材浄化系再生熱交換器バイパス
    ライン閉止弁開許可信号入力系を設けてなることを特徴
    とする請求項1記載の原子炉圧力容器の耐圧漏洩試験装
    置。
  5. 【請求項5】 前記圧力制御装置と前記温度制御装置の
    少なくとも一方に前記原子炉圧力容器の圧力信号,温度
    信号及び炉水温度信号を入力する圧力及び温度記録装置
    を設けてなることを特徴とする請求項1記載の原子炉圧
    力容器の耐圧漏洩試験装置。
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