JP2543811Y2 - 脈波検出装置 - Google Patents

脈波検出装置

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JP2543811Y2
JP2543811Y2 JP7679292U JP7679292U JP2543811Y2 JP 2543811 Y2 JP2543811 Y2 JP 2543811Y2 JP 7679292 U JP7679292 U JP 7679292U JP 7679292 U JP7679292 U JP 7679292U JP 2543811 Y2 JP2543811 Y2 JP 2543811Y2
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紀夫 河村
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は生体の動脈から圧脈波を
検出する脈波検出装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体に押圧される押圧面に凸部が形成さ
れ、その凸部の先端面に動脈から発生する圧脈波を検出
するための圧力検出素子が設けられた形式の脈波検出装
置が知られている。たとえば、実開平1−126205
号公報に記載されたものがそれである。かかる脈波検出
装置により脈波の検出が行われる生体の動脈の近傍には
腱や骨が位置している場合が多いので、上記のように押
圧面から突き出された凸部の先端面に圧力検出素子を設
けることにより、腱や骨にそれ程邪魔されないで動脈を
適切に押圧することができる特徴がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記脈波の
検出に際しては、動脈内の圧力と可及的に近似した圧力
を検出することを目的として、動脈壁の一部に平坦部が
形成されるように押圧する最適押圧条件を維持すること
が求められる場合がある。このため、体表面から浅い位
置の動脈に対して適切に押圧できるように凸部の突出し
量を比較的小さく設定すると、体表面から深い位置の動
脈に対しては、押圧面と腱や骨との干渉のために過大な
押圧力にて押圧する必要が生じて苦痛を与えることにな
るだけでなく、最適押圧条件を実現できない場合もあ
る。反対に体表面から深い位置の動脈に対して適切に押
圧できるように凸部の突出し量を比較的大きく設定する
と、体表面から浅い位置の動脈に対しては、極めて弱い
押圧力にて凸部を押圧することとなり且つ凸部の周囲の
押圧面が体表面から浮いた状態となるため、凸部の押圧
姿勢が不安定となって脈波を安定して検出できなくな
る。すなわち、生体の動脈の皮膚表面からの深さ位置に
は大きな個人差が存在するため、一定の突出し寸法を有
する凸部を備えた脈波検出装置を用いると、苦痛を与え
たり、最適押圧条件を実現できなかったり、あるいは脈
波を安定して検出できない場合があったのである。
【0004】これに対し、本出願人が先に出願して公開
された実開平3−114207号公報に記載されている
ように、上記凸部と略同等以上の高さを有して圧縮変形
可能なゴム等の軟質弾性部材をその凸部の周囲に設けれ
ば、凸部で動脈を押圧する際には、軟質弾性部材の圧縮
変形に基づいて、動脈の体表面からの深さ位置に応じて
凸部を軟質弾性部材の表面から適当に突き出すことがで
きるため、上記の問題を好適に解決できると考えられ
る。
【0005】しかし、この場合においても、未だ解決す
べき問題を有している。すなわち、上記ゴム等の軟質弾
性部材は、荷重と弾性圧縮変形量との間のばね特性が非
線形であることから、体表面から深い位置の動脈を押圧
する場合においては、その動脈の深さに応じて軟質弾性
部材の圧縮変形量が充分に得られなくて押圧力が比較的
大きくなる場合があり、これにより、生体に苦痛を与え
るのを必ずしも好適に防止できない場合があるのであ
る。
【0006】本考案は以上の事情を背景として為された
ものであって、その目的とするところは、先端面に圧力
検出素子が設けられた凸部を有する押圧面を体表面の動
脈上に押圧することにより圧脈波を検出する際に、動脈
の体表面からの深さ位置に拘わらず、最適押圧条件を確
実に実現し得かつ圧脈波を安定して検出し得るとともに
生体に苦痛を与えることのない脈波検出装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための第1の手段】上記目的を達成す
るための第1の考案の要旨とするところは、生体に押圧
される押圧面に凸部が形成され、その凸部の先端面に動
脈から発生する圧脈波を検出するための圧力検出素子が
設けられた形式の脈波検出装置であって、(a) 前記凸部
の周囲に前記押圧面と対向して配置される当接板と、
(b) その当接板を前記押圧面と接近離隔する方向の移動
可能に案内する案内手段と、(c) 前記当接板の前記押圧
面から離隔する方向の一定限度以上の移動を規制するス
トッパと、(d) 前記当接板および押圧面の間に設けら
れ、前記凸部により前記生体を押圧する際にその当接板
と押圧面との間で圧縮変形させられる圧縮コイルスプリ
ングとを含むことにある。
【0008】
【作用および第1考案の効果】かかる第1考案の脈波検
出装置によれば、凸部の周囲に押圧面と対向して配置さ
れた当接板が案内手段によりその押圧面と接近離隔する
方向の移動可能に案内され且つその当接板の押圧面から
離隔する方向の一定限度以上の移動がストッパにより規
制されるとともに、当接板と押圧面との間には凸部によ
り生体を押圧する際にそれら当接板と押圧面との間で圧
縮変形させられる圧縮コイルスプリングが設けられてい
るので、圧脈波を検出すべく凸部にて生体の動脈を押圧
する押圧状態においては、その動脈の近傍に位置する腱
や骨に当接板が押圧され且つ圧縮コイルスプリングが圧
縮変形させられることにより、当接板の押圧面と反対側
の面から凸部が適当に突き出される。すなわち、押圧面
からの凸部の高さを従来よりも大きく設定し且つ凸部に
よる動脈の非押圧時における圧縮コイルスプリングの軸
心方向の寸法および当接板の板厚寸法の合計寸法を凸部
の高さ寸法と略同等以上に設定することにより、体表面
から深い位置の動脈に対しては、押圧面と腱や骨との干
渉がなく、圧縮コイルスプリングの圧縮変形により押圧
力を過大に高めなくても最適押圧条件が得られるため、
生体に苦痛を与えることが好適に防止されるとともに最
適押圧条件を確実に実現し得る。また、体表面から浅い
位置の動脈に対しては、当接板を介して圧縮コイルスプ
リングが腱や骨に押圧されて凸部の押圧姿勢が安定とな
るため、圧脈波を安定して検出し得る。
【0009】しかも、上記圧縮コイルスプリングは略線
形のばね特性を備えているため、体表面から深い位置の
動脈を凸部で押圧する場合においても、非線形のばね特
性を備えたゴム等の軟質弾性部材を用いる場合に比べ
て、動脈の体表面からの深さに応じて圧縮コイルスプリ
ングの圧縮変形量を充分に確保し得て押圧力の増大を好
適に抑制し得ることから、生体に苦痛を与えるのを一層
好適に防止し得る。
【0010】
【課題を解決するための第2の手段】また、上記目的を
達成するための第2の考案の要旨とするところは、生体
に押圧される押圧面に凸部が形成され、その凸部の先端
面に動脈から発生する圧脈波を検出するための圧力検出
素子が設けられた形式の脈波検出装置であって、(a)前
記凸部を間にして前記押圧面上にそれぞれ配置されると
ともにその凸部側に位置する一端部において互いに平行
であって且つその押圧面と近接する一軸線回りの回動可
能に設けられた一対の当接板部を備え、それら当接板部
の他端部がその押圧面と略当接する第1回動位置とその
他端部が前記凸部と略同等以上の高さ位置に位置する第
2回動位置との間で両当接板部が回動させられる当接部
材と、(b) 略C字状を成し、両端部が前記一対の当接板
部にそれぞれ係合させられ、常には両当接板部を前記押
圧面から離隔する回動方向へ付勢して前記第2回動位置
に位置させるが、両当接板部がその第2回動位置から前
記第1回動位置へ回動させられる際には両当接板部と共
に移動させられるとともに、両当接板部の第1回動位置
では前記両端部を結ぶ直線上に両当接板部の前記一軸線
が略位置させられるC字状スプリングとを含むことにあ
る。
【0011】
【作用および第2考案の効果】このように構成された第
2考案の脈波検出装置によれば、当接部材の一対の当接
板部が、凸部を間にして押圧面上にそれぞれ配置され
て、その凸部側に位置する一端部において互いに平行で
あって且つ押圧面と近接する一軸線回りの回動可能に設
けられるとともに両当接板部の他端部が押圧面と略当接
する第1回動位置と両当接板部の他端部が凸部と略同等
以上の高さ位置に位置する第2回動位置との間で回動さ
せられるようになっている一方、両当接板部にはC字状
スプリングの両端部がそれぞれ係合させられており、こ
のC字状スプリングにより常には両当接板部が押圧面か
ら離隔する回動方向へ付勢されて第2回動位置に位置さ
せられるが、凸部による動脈の押圧時にはC字状スプリ
ングが両当接板部と共に移動させられつつ当接板部が第
1回動位置へ向って回動させられるので、圧脈波を検出
すべく凸部にて動脈を押圧する押圧状態においては、そ
の動脈の近傍に位置する腱や骨に両当接板部が押圧され
てC字状スプリングの付勢力に抗して押圧面側へ回動さ
せられることにより、両当接板部の前記他端部から凸部
が適当に突き出される。すなわち、押圧面からの凸部の
高さを従来よりも大きく設定することにより、体表面か
ら深い位置の動脈に対しては、押圧面と腱や骨との干渉
がなく、両当接板部の押圧面側への回動により押圧力を
過大に高めなくても最適押圧条件が得られるため、生体
に苦痛を与えることが好適に防止されるとともに最適押
圧条件を確実に実現し得る。また、体表面から浅い位置
の動脈に対しては、C字状スプリングにて押圧面から離
隔する方向へ付勢される両当接板部が腱や骨に押圧され
て凸部の押圧姿勢が安定となるため、圧脈波を安定して
検出し得る。
【0012】しかも、一対の当接板部が第2回動位置か
ら第1回動位置へ回動させられる際にはC字状スプリン
グは両当接板部と共に移動させられるとともに、両当接
板部の第1回動位置ではC字状スプリングの両端部を結
ぶ直線上に両当接板部の回動中心線である前記一軸線が
略位置させられるので、凸部を動脈に押圧する際のC字
状スプリングによる両当接板部を押圧面から離隔させる
方向の付勢力は、両当接板部が第2回動位置から第1回
動位置へ回動させられるに伴って漸減し且つその第1回
動位置においては略零となる。これにより、体表面から
深い位置の動脈を凸部で押圧する場合において、C字状
スプリングの上記付勢力に起因して最適な押圧力が不要
に増大するのを好適に防止し得るため、生体に苦痛を与
えるのを一層好適に防止し得る。
【0013】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0014】図1において、10は有底角筒形状を成す
ハウジングであり、その開口端が人体の体表面12に対
向する状態でバンド14により手首に着脱可能に取り付
けられるようになっている。ハウジング10の内部に
は、ダイヤフラム16を介して脈波センサ18がハウジ
ング10の開口端からの突出し可能に設けられており、
これらハウジング10とダイヤフラム16とによって圧
力室20が形成されている。この圧力室20には、空気
ポンプ22から調圧弁24を経て圧力エア等の圧力流体
が供給されるようになっており、これにより、脈波セン
サ18はその圧力室20内の圧力に応じた押圧力で体表
面12に押圧されるようになっている。
【0015】上記脈波センサ18は、図1および図2に
示すように、矩形状を成す板状部26と、その板状部2
6の一面28の中央部に突設された第1凸部30と、板
状部26の他面32の中央部に突設された第2凸部34
とを備えており、第1凸部30においてダイヤフラム1
6に一体的に取り着けられているとともに、第2凸部3
4の先端面36から体表面12側へ突き出されるように
なっている。第2凸部34の先端面36には、半導体感
圧素子等の複数の圧力検出素子38がたとえば0.3mm
間隔で橈骨動脈40を横断する方向に配列されている。
脈波センサ18は、その第2凸部34の先端面36にお
いて体表面12の橈骨動脈40上に押圧されることによ
り、橈骨動脈40から発生して体表面12に伝達される
圧力振動波すなわち圧脈波を検出する。脈波センサ18
から出力された電気信号、すなわち圧脈波を表す脈波信
号SMは制御装置42に供給される。本実施例において
は、上記他面32が押圧面を、上記第2凸部34が凸部
をそれぞれ構成する。
【0016】制御装置42は、マイクロコンピュータを
有して構成されており、予め記憶されたプログラムに従
って入力信号を処理し、調圧弁24へ駆動信号SDを出
力して圧力室20内の圧力を調節する一方、その圧力室
20内の徐速昇圧過程で逐次採取される脈波信号SMに
基づいて、橈骨動脈40の壁の一部が平坦となる圧力室
20の圧力すなわち脈波センサ18の最適押圧力を決定
するとともに各圧力検出素子38のうちの最大振幅の信
号を出力する素子を橈骨動脈40の中心真上に位置する
アクティブ素子として決定し、調圧弁24を脈波センサ
18の最適押圧力を維持するように制御しつつアクティ
ブ素子から逐次採取される脈波信号SMに基づいて圧脈
波を検出し且つ表示記録信号SIを出力して検出した圧
脈波を表示・記録装置44に表示させ且つ記録させる。
上記のように橈骨動脈40の中心真上に位置する圧力検
出素子38により検出される圧脈波は、橈骨動脈40の
壁の弾性力(張力)の影響を殆ど受けていないと考えら
れることから、橈骨動脈40内の圧力すなわち血圧の変
動波としてその波形が表示されることとなる。
【0017】ここで、本実施例においては、体表面12
から橈骨動脈40までの深さの個人差に対応できるよう
に、上記脈波センサ18の第2凸部34の上記他面32
からの高さは、従来の高さ(約1mm)に比較してたとえ
ば1.2倍程度に高く設定されている。また、脈波セン
サ18の板状部26の板厚方向両側には、第1凸部30
の周りにおいて第1環状板46が配置され且つ第2凸部
34の周りにおいて第2環状板48が配置されており、
これら第1環状板46および第2環状板48は、板状部
26の4つの角部にそれぞれ設けられたガイド穴50に
摺動可能に嵌合された4本のガイドロッド52の両端部
に互いに平行な状態で一体的に固定されている。板状部
26と第2環状板48との間には、上記4本のガイドロ
ッド52が内側を挿通するようにして4つの圧縮コイル
スプリング54(図1において2個のみ図示)が所定の
予圧状態で介挿されており、第2環状板48はこの圧縮
コイルスプリング54により板状部26から離隔する方
向へ常時付勢されているとともに、その第2環状板48
の板状部26から離隔する方向の一定限度以上の移動が
第1環状板46と板状部26の一面28との当接に基づ
いて規制されるようになっている。これにより、第2凸
部34にて体表面12の橈骨動脈40上を押圧する際に
は、たとえば図1に示すように、第2環状板48が体表
面12に当接し且つガイドロッド52およびガイド穴5
0にて案内されつつ板状部26側へ移動させられて圧縮
コイルスプリング54が圧縮変形させられるようになっ
ている。本実施例においては、上記第2環状板48が当
接板に、上記ガイド穴50およびガイドロッド52が案
内手段に、上記第1環状板46がストッパにそれぞれ相
当する。
【0018】上記圧縮コイルスプリング54のばね定
数、および脈波センサ18により体表面12を押圧して
いない状態での第2環状板48と第2凸部34の先端面
36との第2凸部34高さ方向の相対位置は、橈骨動脈
40が体表面12から浅い場合には第2環状板48が圧
縮コイルスプリング54の付勢力に従って腱56および
橈骨58に体表面12上から押圧されて脈波センサ18
が安定な姿勢で最適押圧状態に維持され得、しかも、橈
骨動脈40が体表面12から深い場合には腱56および
橈骨58に体表面12上から第2環状板48を介して当
接している圧縮コイルスプリング54が容易に圧縮変形
して圧力室20内の圧力をそれ程高めなくても第2凸部
34により図1に示すように橈骨動脈40の一部が平坦
となるまで適切に押し潰され得るように決定されてい
る。すなわち、本実施例においては、4つの圧縮コイル
スプリング54の全体でのばね定数は腱56の弾性定数
よりも充分に小さく且つ橈骨動脈40の壁の弾性定数よ
りも充分に大きくなるように決定されているとともに、
脈波センサ18により体表面12を押圧していない状態
における第2環状板48の板状部26と反対側の面は、
図1において一線鎖線にて示すように、第2凸部34の
先端面36よりも僅かに突き出した位置に位置させられ
ているのである。
【0019】このように本実施例の脈波検出装置によれ
ば、脈波センサ18の第2凸部34の周りに板状部26
と対向して配置された第2環状板48が、それに突設さ
れたガイドロッド52および板状部26のガイド穴50
により板状部26と接近離隔する方向の移動可能に案内
され且つその第2環状板48の板状部26から離隔する
方向の一定限度以上の移動が第1環状板46により規制
されるとともに、第2環状板48と板状部26との間に
ガイドロッド52が挿通する状態で圧縮コイルスプリン
グ54が予圧状態で設けられているので、圧脈波を検出
すべく第2凸部34にて体表面12の橈骨動脈40上を
押圧する押圧状態においては、橈骨動脈40の近傍に位
置する腱56や橈骨58に第2環状板48が押圧され且
つ圧縮コイルスプリング54が圧縮変形させられること
により、第2環状板48の板状部26と反対側の面から
第2凸部34が適当に突き出される。すなわち、板状部
26の他面32からの第2凸部34の高さを従来よりも
大きく設定するとともに、圧縮コイルスプリング54の
ばね定数、および脈波センサ18による体表面12の非
押圧時において圧縮コイルスプリング54にて付勢され
る第2環状板48の板状部26と反対側の面と第2凸部
34の先端面36との相対位置を前述のように設定する
ことにより、体表面12から深い位置の橈骨動脈40に
対しては、脈波センサ18の板状部26の他面32と腱
56や橈骨58との干渉がなく、圧縮コイルスプリング
54の圧縮変形により押圧力を過大に高めなくても最適
押圧条件が得られるため、生体に苦痛を与えることが好
適に防止されるとともに最適押圧条件を確実に実現する
ことができる。また、体表面12から浅い位置の橈骨動
脈40に対しては、圧縮コイルスプリング54を介して
第2環状板48が腱56や橈骨58に押圧されて脈波セ
ンサ18の押圧姿勢が安定となるため、圧脈波を安定し
て検出することができる。
【0020】また、本実施例によれば、圧縮コイルスプ
リング54は略線形のばね特性を備えていることから、
体表面12から深い位置の橈骨動脈40を第2凸部34
で押圧する場合においても、非線形のばね特性を備えた
ゴム等の軟質弾性部材を用いる場合に比べて、橈骨動脈
40の体表面12からの深さに応じて圧縮コイルスプリ
ング54の圧縮変形量を充分に確保することができて押
圧力の増大を好適に抑制することができるため、生体に
苦痛を与えるのを一層好適に防止することができる。
【0021】次に、本考案の他の実施例を図3乃至図9
に従って説明する。
【0022】図3乃至図5において、脈波センサ60
は、たとえばポリカーボネート等の樹脂製のケース62
と、そのケース62内に一体的に取り着けられ、ケース
62の一面64から突き出し且つ先端面66に複数の圧
力検出素子68が設けられた凸部70を有するセンサ本
体72とを備えて構成されており、ケース62の凸部7
0と反対側において前述の実施例におけるダイヤフラム
16に取り着けられるようになっている。本実施例にお
いては、上記一面64が押圧面に相当する。
【0023】上記ケース62には、たとえばポリプロピ
レン等の樹脂から成り、脈波センサ60の凸部70の周
囲に配置されてその凸部70により体表面12の橈骨動
脈40上を押圧する際にその体表面12に押圧状態で当
接させられる当接部材78が設けられている。当接部材
78は、図3乃至図8に示すように、互いに所定間隔隔
てて位置してケース62の一面64に固定される一対の
固定部80,82と、全体としてU字状をそれぞれ成し
て固定部80,82の両側に位置し、そのU字の両端部
において固定部80,82に蝶番部84を介してそれぞ
れ連結された一対の当接板部86,88とを一体に備え
て矩形枠状に構成されており、当接部材78の中央穴8
9から脈波センサ60の凸部70が突き出させられるよ
うになっている。固定部80,82の外側端部には、相
対向し且つ先端が互いに接近する方向へ突き出すL字状
の係合突起90がそれぞれ設けられている。また、一方
の当接板部86の固定部80,82を結ぶ方向の両端部
であって且つ上記係合突起90と近接する位置には、そ
の係合突起90と略同様に突き出す係合突起92がそれ
ぞれ設けられているとともに、他方の当接板部88の固
定部80,82を結ぶ方向の両端部であって且つ係合突
起90と近接する位置にも、係合突起92と同様の係合
突起94がそれぞれ設けられている。
【0024】一方、ケース62の図5における上下方向
と対向する両側面には、図9に示すように、ケース62
の一面64側へ開口する3つの切欠96,98,100
(一方の側面に設けられたもののみ図示)がそれぞれ形
成されており、切欠98は上記一面64から所定距離離
隔した位置に固定部80,82の係合突起90の先端部
が嵌め入れられる凹所102を有している。これによ
り、当接部材78の固定部80,82に設けられた一対
の係合突起90がケース62の上記両側面の切欠98内
にそれぞれ嵌め着けられ且つ当接板部86の一対の係合
突起92および当接板部88の一対の係合突起94がケ
ース62の上記両側面の切欠96,100にそれぞれ嵌
め入れられることにより、当接部材78が固定部80,
82においてケース62に固定され且つ当接部材78の
当接板部86,88が蝶番部84における互いに平行で
あって且つ上記一面64と近接する一軸線回りの回動可
能に設けられている。また、図9に示すように、係合突
起92の先端部と切欠96の切欠98と反対側に位置す
る側面との当接に基づいて当接板部86のケース62か
ら離隔する方向の一定限度以上の回動が阻止され且つ係
合突起94の先端部と切欠100の切欠98と反対側に
位置する側面との当接に基づいて当接板部88のケース
62から離隔する方向の一定限度以上の回動が阻止され
るようになっており、当接板部86,88は、ケース6
2の一面64と密着する図4に示す第1回動位置と、当
接板部86,88の固定部80,82と反対側の端部の
上記一面64からの高さ位置が脈波センサ60の凸部7
0の先端面66よりも比較的高い図3および図9に示す
第2回動位置との間で回動できるようになっている。
【0025】上記当接板部86,88は、図3乃至図5
に示す一対のC字状スプリング102,104によりケ
ース62の一面64から離隔する回動方向へ付勢される
ようになっている。当接板部86の一対の係合突起92
の内側に位置する部分であって且つケース62と対向す
る面には、両係合突起92と隣接して一対のスプリング
係合部106が設けられているとともに、当接板部88
の一対の係合突起94の内側に位置する部分であって且
つケース62と対向する面にも、両係合突起94と隣接
して一対のスプリング係合部108が設けられており、
それらスプリング係合部106とスプリング係合部10
8とにC字状スプリング102,104の両端部がそれ
ぞれ係合させられている。C字状スプリング102,1
04は、ケース62の一面64に設けられた一対の幅狭
の凹所110(図3および図4において一方のみ図示)
内にそれぞれ収容されており、当接板部86,88の回
動に伴ってそれら当接板部86,88と共に図3および
図4において上下方向に移動させられるようになってい
る。上記当接板部86,88の図4に示す第1回動位置
においては、当接板部86,88の蝶番部84における
前記一軸線すなわち回動中心線はC字状スプリング10
2,104の両端部を結ぶ直線上に略位置させられるよ
うになっており、これにより、上記第1回動位置におい
ては、C字状スプリング102,104による当接板部
86,88をケース62から離隔させる方向の付勢力は
略零となるとともに、当接板部86,88に対するケー
ス62側への押圧力が解除されたときには自動的に上記
第2回動位置まで復帰し得るようになっている。
【0026】上記C字状スプリング102,104のば
ね定数、C字状スプリング102,104の両端部間の
間隔、および上記第2回動位置における当接板部86,
88の固定部80,82と反対側の端部と凸部70の先
端面66との凸部70高さ方向の相対位置等は、橈骨動
脈40が体表面12から浅い場合には当接板部86,8
8がC字状スプリング102,104の付勢力に従って
腱56および橈骨58に体表面12上から押圧されて脈
波センサ60が安定な姿勢で最適押圧状態に維持され
得、しかも、橈骨動脈40が体表面12から深い場合に
は腱56および橈骨58に体表面12上から当接してい
る当接板部86,88がC字状スプリング102,10
4の付勢力に抗してケース62側へ押されて圧力室20
内の圧力をそれ程高めなくても凸部70により橈骨動脈
40の一部が平坦となるまで適切に押し潰され得るよう
に決定されている。具体的には、C字状スプリング10
2,104は、たとえば、0.2mm〜0.6mm程度の線
形を有するばね用ステンレス鋼SUS304製の線材に
て構成されている。
【0027】このように本実施例によれば、脈波センサ
60の凸部70の周りにおいて一面64上に設けられた
当接部材78の一対の当接板部86,88が、蝶番部8
4において互いに平行であって且つ一面64と近接する
一軸線回りの回動可能に設けられているとともに上記第
1回動位置と第2回動位置との間で回動させられるよう
になっている一方、両当接板部86,88間に設けられ
た一対のC字状スプリング102,104により常には
両当接板部86,88がケース62から離隔する回動方
向へ付勢されて第2回動位置に位置させられるが、脈波
センサ60による体表面12の押圧時にはC字状スプリ
ング102,104が当接板部86,88と共に移動さ
せられつつ当接板部86,88が第1回動位置へ向って
回動させられるので、圧脈波を検出すべく脈波センサ6
0の凸部70にて橈骨動脈40を押圧する押圧状態にお
いては、両当接板部86,88が腱56や橈骨58に押
圧されてC字状スプリング102,104の付勢力に抗
してケース62側へ回動させられることにより、当接板
部86,88の固定部80,82と反対側の端部から凸
部70が適当に突き出される。すなわち、ケース62の
一面64からの凸部70の高さを従来よりも大きく設定
することにより、体表面12から深い位置の橈骨動脈4
0に対しては、ケース62の一面64と腱56や橈骨5
8との干渉がなく、両当接板部86,88のケース62
側への回動により押圧力を過大に高めなくても最適押圧
条件が得られるため、生体に苦痛を与えることが好適に
防止されるとともに最適押圧条件を確実に実現すること
ができる。また、体表面12から浅い位置の橈骨動脈4
0に対しては、C字状スプリング102,104にてケ
ース62から離隔する方向へ付勢される両当接板部8
6,88が腱56や橈骨58に押圧されて脈波センサ6
0の凸部70の押圧姿勢が安定となるため、圧脈波を安
定して検出することができる。
【0028】また、本実施例によれば、C字状スプリン
グ102,104は当接板部86,88の回動に伴って
図3および図4において上下方向に移動させられるとと
もに、当接板部86,88の第1回動位置ではC字状ス
プリング102,104の両端部を結ぶ直線上に当接板
部86,88の回動中心線が略位置させられるので、凸
部70を橈骨動脈40に押圧する際におけるC字状スプ
リング102,104による当接板部86,88をケー
ス62から離隔させる方向の付勢力は、当接板部86,
88が第2回動位置から第1回動位置へ回動させられる
に伴って漸減し且つその第1回動位置においては略零と
なることから、体表面12から深い位置の橈骨動脈40
を凸部70で押圧する場合において、C字状スプリング
102,104の上記付勢力に起因して最適な押圧力が
不要に増大することが防止されるため、ゴム等の軟質弾
性部材を用いる場合に比べて、更には前述の実施例の圧
縮コイルスプリング54等を用いる場合に比べても、生
体に苦痛を与えるのを一層好適に防止することができ
る。
【0029】以上、本考案の一実施例について説明した
が、本考案はその他の態様においても実施し得る。
【0030】たとえば、前述の図1および図2に示す実
施例では、圧縮コイルスプリング54は脈波センサ18
の板状部26と第2環状板48との間に予圧状態で設け
られているが、そのように予圧状態で設けられていなく
ても、脈波センサ18の第2凸部34を橈骨動脈40に
押圧する際に上記板状部26と第2環状板48との間で
圧縮変形させられればよい。
【0031】また、前述の図1および図2に示す実施例
では、脈波センサ18による体表面12の非押圧状態に
おける第2環状板48の板状部26の他面32からの高
さは第2凸部34の先端面36より僅かに高くされてい
るが、必ずしもその必要はなく、たとえば、第2凸部3
4の先端面36より比較的小さい所定量だけ低い場合等
においても同様の効果を得ることが可能である。
【0032】また、前述の図1および図2に示す実施例
では、ガイドロッド52および圧縮コイルスプリング5
4等はそれぞれ4個づつ設けられているが、必ずしもそ
の必要はなく、たとえば、3個づづ或いは5個以上づつ
設けられてもよく、さらには、1個の圧縮コイルスプリ
ングを脈波センサ18の凸部34の周りに配置するよう
に構成することも可能である。
【0033】また、前述の図1および図2に示す実施例
では、当接板は第2環状板48にて構成されているが、
必ずしもその必要はなく、たとえば、一対の長手状板材
にて当接板を構成し、それらを第2凸部34の両側に配
置して橈骨動脈40の両側において体表面12に当接さ
せるようにすることもできる。
【0034】また、前述の図3乃至図9に示す実施例で
は、一対の当接板部86,88を有する1個の当接部材
78が用いられているが、各1個の当接板部を有する2
個の当接部材を用いることによって一対の当接板部が設
けられてもよい。この場合において、一対の当接板部
は、たとえば、それらに設けられた突起あるいはピン等
によりケース62に回動可能に設けられることとなる。
【0035】また、前述の図3乃至図9に示す実施例で
は、第2回動位置における当接板部86,88の固定部
80,82と反対側の端部のケース62の一面64から
の高さは、脈波センサ60の凸部70の一面64からの
高さの略2倍程度に設定されているが、必ずしもその必
要はなく、たとえば、凸部70の高さより比較的小さい
所定量だけ低い場合等においても同様の効果を得ること
が可能である。
【0036】また、前述の実施例では、脈波センサ20
が空圧によって押圧されるように構成されていたが、電
動モータにより駆動される送りねじ機構等により押圧さ
れるように構成されてもよい。
【0037】また、前記実施例では、橈骨動脈40から
圧脈波を検出する場合について説明したが、橈骨動脈以
外の他の動脈、たとえば足背動脈から圧脈波を検出する
場合においても同様の効果を得ることができる。
【0038】その他、本考案はその趣旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1考案の一実施例である脈波検出装置の構成
を示す図であって、脈波センサが最適押圧力で橈骨動脈
を押圧している状態の一例を示す図である。
【図2】図1の脈波センサ等を橈骨動脈側から見た図で
ある。
【図3】図4における当接板部の第2回動位置を示す図
である。
【図4】図5におけるIV−IV視断面を拡大して示す
図であって、当接板部の第1回動位置を示す図である。
【図5】第2考案の一実施例である脈波検出装置の要部
を示す図であって、図2に対応する図である。
【図6】図5の当接部材を裏側から見た図である。
【図7】図6におけるVII−VII視断面図である。
【図8】図6におけるVIII−VIII視断面図であ
る。
【図9】図3における脈波センサの側面図であって、当
接部材の脈波センサへの取付方法等を説明するための図
である。
【符号の説明】
12:体表面 32:他面(押圧面) 34:第2凸部(凸部) 36,66:先端面 38,68:圧力検出素子 40:橈骨動脈 48:第2環状板(当接板) {50:ガイド穴,52 ガイドロッド}案内手段 54:圧縮コイルスプリング 64:一面(押圧面) 70:凸部 78:当接部材 86,88:当接板部 102,104:C字状スプリング

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体に押圧される押圧面に凸部が形成さ
    れ、該凸部の先端面に動脈から発生する圧脈波を検出す
    るための圧力検出素子が設けられた形式の脈波検出装置
    であって、 前記凸部の周囲に前記押圧面と対向して配置される当接
    板と、 該当接板を前記押圧面と接近離隔する方向の移動可能に
    案内する案内手段と、 前記当接板の前記押圧面から離隔する方向の一定限度以
    上の移動を規制するストッパと、 前記当接板および押圧面の間に設けられ、前記凸部によ
    り前記生体を押圧する際に該当接板と該押圧面との間で
    圧縮変形させられる圧縮コイルスプリングとを含むこと
    を特徴とする脈波検出装置。
  2. 【請求項2】 生体に押圧される押圧面に凸部が形成さ
    れ、該凸部の先端面に動脈から発生する圧脈波を検出す
    るための圧力検出素子が設けられた形式の脈波検出装置
    であって、 前記凸部を間にして前記押圧面上にそれぞれ配置される
    とともに該凸部側に位置する一端部において互いに平行
    であって且つ該押圧面と近接する一軸線回りの回動可能
    に設けられた一対の当接板部を備え、該当接板部の他端
    部が該押圧面と略当接する第1回動位置と該他端部が前
    記凸部と略同等以上の高さ位置に位置する第2回動位置
    との間で両当接板部が回動させられる当接部材と、 略C字状を成し、両端部が前記一対の当接板部にそれぞ
    れ係合させられ、常には両当接板部を前記押圧面から離
    隔する回動方向へ付勢して前記第2回動位置に位置させ
    るが、両当接板部が該第2回動位置から前記第1回動位
    置へ回動させられる際には両当接板部と共に移動させら
    れるとともに、両当接板部の該第1回動位置では前記両
    端部を結ぶ直線上に両当接板部の前記一軸線が略位置さ
    せられるC字状スプリングとを含むことを特徴とする脈
    波検出装置。
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