JP2543639B2 - 水中ソナ―走査方法及び装置 - Google Patents

水中ソナ―走査方法及び装置

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JP2543639B2 JP3288066A JP28806691A JP2543639B2 JP 2543639 B2 JP2543639 B2 JP 2543639B2 JP 3288066 A JP3288066 A JP 3288066A JP 28806691 A JP28806691 A JP 28806691A JP 2543639 B2 JP2543639 B2 JP 2543639B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中ソナー走査に関す
る。なお、本明細書において「海」なる用語は、海又は
他の水体を意味しており、用語「海」を含む表現は、こ
れに応じて解釈されるべきである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】水中ソ
ナー走査は、潜函を海底に設置しているとき、或いは、
油採掘作業により生じた泥の堤を走査すべきときなどに
用いられる。泥の堤は、堤の正確な寸法を得るために走
査される。しかしながら、海の運動による走査ソナーヘ
ッドの運動が補償されるならば、いかなる特徴を走査し
ようとしても、得られるデータの正確性は大きく改善さ
れる。米国メリーランド州ボルチモア市にて1988年
11月2日に開催されたマリンテクノロジーソサイアテ
ィIEEEによって主催された会議「オーシャンズ’8
8(”Oaceans’88”)」の会報(IEEE、
米国ニューヨーク州)の第328頁乃至第334頁に
は、アスプリンGロバート(Robert GAspl
in)の「新時代のサイドスキャンソナー」という記事
が掲載されている。その装置により、海底のビジュアル
表示、特にカラー表示が与えられる。また、この装置は
すべてのサイドスキャンソナーと同様に、非常に太い
(ワイドな)ソナービームを使用しており、ソナービー
ムは、ソナーが横切る帯域又は経路の全幅を照らす。同
書において、傾斜領域の補正は、トーフィッシュ(to
wfish)付近の物体の大きさが、更に遠く離れた物
体に対してビジュアル表示上、かなり歪んでしまうのを
補正するために、修正されると説明されている。修正は
2段階で行われる。即ち、第1に、水柱(water
column)を取り除き、第2にサイドスキャンのサ
ンプル率を、海底及び範囲(レンジ)の上方のソナーヘ
ッドの高さの関数として、各照射ごとに変化させる。ト
ーフィッシュは、ピッチ、ロール、羅針盤の方位及び高
さを計測する感知器を有するが、高さ感知器から得られ
た計測値のみが、表示を修正するのに使用されるにすぎ
ない。また、特許出願明細書第WO85/03269号
には、遠隔操作潜水艦(以下、「ROV」という。)に
ついて記載されている。或る実施例において、潜水艦
は、クランプウエイトとケーブルによって海底に固定さ
れ、ケーブルは、潜水艦のウインチに延びる。ケーブル
はケーブルガイドを貫通し、ケーブルガイドは水平方向
に作動する液圧シリンダに連結されている。シリンダの
作動により、ROVの高さは変化し、均衡な荷重が補償
されるとともに、クランプウエイトに対するROVの位
置がわずかに制御される。ウインチはケーブルの張力を
維持する。しかしながら、この構成は、海底に対する本
体の位置に関連して、測量を得るものではない。本発明
の目的は、ソナーデータを作成するために、水中に浸漬
した本体に取付けられたソナーヘッドを用いて海底を走
査し、海底より上のソナーヘッドの位置に関する測量を
得ると共に、前記ソナーデータと関連させて該測量をコ
ンピュータで用いる水中ソナー走査方法及び装置におい
て、海の運動による走査ソナーヘッドの運動に対して、
データを補償することにより、走査ソナーから得られる
データの精度を大きく改善することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、ソナーデータ
を作成するために、水中に浸漬した本体(10)に取付
けられたソナーヘッド(16,18)を用いて海底を走
査し、海底より上のソナーヘッドの位置に関する測量を
得て、該測量を前記ソナーデータと関連させてコンピュ
ータ(90)で用いる水中ソナー走査方法において、前
記本体(10)は海底(22)に静止し、前記本体の実
際の位置は真の位置と異なり、前記ヘッド(16,1
8)は海底のスポットから戻る細いソナービームを発
し、前記ヘッド(16,18)は第1軸線を中心に前記
本体(10)に対してステップ回転し、各ステップにお
けるヘッドからのビームの角度は、前記第1軸線に対し
て直角なる第2軸線上に中心を有するファン形状の弧に
亘ってステップ増分され、前記スポットが異なる場所を
徐々に占め且つ前記場所全体が被走査領域を占めるよう
にし、前記各場所について、前記場所とヘッドの実際の
位置との間の実際の距離に相応してソナーデータを得る
と共に、また、前記各場所について、前記実際の位置を
本体(10)の真の位置に関連させて1組の測量を得、
該1組の測量は、ソナー以外の変換装置を使用した海底
(22)より上のヘッドの位置の測量と、ピッチ及びロ
ール測量とを含み、前記スポットの前記各場所について
の前記測量を使用して、ソナーデータを修正して、前記
測量を本体の真の位置に関連せしめる。更に、本発明
は、ソナーデータを作成するために、水中に浸漬した本
体(40;110)に取付けられたソナーヘッド(8
0,82;102)を用いて海底を走査し、海底より上
のソナーヘッドの位置に関する測量を得て、該測量を前
記ソナーデータと関連させてコンピュータ(90)で用
いる水中ソナー走査方法において、前記本体(40;1
10)は海底(22)に静止しているクランプウエイト
(46)につながれており、前記本体の実際の位置は真
の位置と異なり、前記ヘッド(80,82;102)は
海底のスポットから戻る細いソナービームを発し、前記
ヘッド(80,82;102)は第1軸線を中心に前記
本体(40;110)に対してステップ回転し、各ステ
ップにおけるヘッドからのビームの角度は、前記第1軸
線に対して直角なる第2軸線上に中心を有するファン形
状の弧に亘ってステップ増分され、前記スポットが異な
る場所を徐々に占め且つ前記場所全体が被走査領域を占
めるようにし、前記各場所について、前記場所とヘッド
の実際の位置との間の実際の距離に相応してソナーデー
タを得ると共に、前記各場所について、前記実際の位置
を本体(40;110)の真の位置に関連させて1組の
測量を得、該1組の測量は、ソナー以外の変換装置(7
6)を用いた海底(22)より上のヘッドの位置の測量
と、ピッチ及びロール測量と、更に、水平変位(X,
Y)の2つの直角な測量と、垂直軸線を中心とした角変
位測量とを含み、前記スポットの前記各場所についての
前記測量を使用して、ソナーデータを修正して、前記測
量を本体の真の位置に関連せしめる。
【0004】更に、本発明の実施態様は、1つのヘッド
(16)の前記第1水平軸線(33)は、第2ヘッド
(18)の第1水平軸線(33)から水平方向に間隔を
隔て、第1ヘッド(16)の前記第2水平軸線(25)
は、第2ヘッド(18)の第2水平軸線(25)から水
平方向に間隔を隔てている。また、本発明は上記方法を
実行するのに使用される装置であって、前記本体は、支
持船(14)のクレーン(12)から延びるクレーンワ
イヤによって操作される潜函(10)を含み、該潜函
(10)は、該潜函に取付けられた2つのソナーヘッド
(16、18)を備え、各ヘッド(16、18)は、潜
函が水平であるときに水平な第1軸線を中心に、ステッ
プ回転運動をすることができ、2つの軸線は、潜函が水
平であるときに水平方向に間隔を隔てており、各ヘッド
(16、18)は潜函内の海底のスポットから戻る細い
ソナービームを発し、各ステップにおけるビームの角度
は、前記第1軸線に対して垂直な第2軸線を中心とする
ファン形状の弧に亘って、ステップ増分可能であり、前
記第2軸線は、前記運動及び前記増分により前記各スポ
ットが異なる場所を徐々に占め且つ前記場所全体が前記
潜函内(10)の被走査領域を占めるように、前記潜函
が水平であるときに水平であり、ソナーデータは、各場
所に対して且つ該場所とヘッドの実際の位置との間の実
際の距離に相応して得られ、前記潜函(10)は、ピッ
チ及びロール変換装置(32)とモニターとを有し、該
モニターは、ソナー以外の手段によって、海底より上の
一方のソナーヘッドの位置測量を得ることを可能にし、
前記支持船(14)に設けられたコンピュータ(23)
がソナーデータと前記測量とを受信して、請求項1又は
2に記載された方法によってソナーデータを修正する。
本発明の方法及び装置によれば、海の運動による走査ソ
ナーヘッドの運動に対して、データを補償することによ
り、走査ソナーから得られるデータの精度を大きく改善
することができる。
【0005】
【実施例】以下、添付図面を参照して、幾つかの実施例
を例示の方法で説明する。図1乃至図3は、支持船14
上のクレ−ン12が潜函10を海底まで降下させるシス
テムを示す。潜函10は、その端壁に配置された2つの
細いビームのソナーヘッド16、18を有する。潜函1
0は、海底22に埋設されたパイプライン20上の所定
位置に配置される。潜函10は自己掘削型のものであ
り、潜函10の両端が最終的にパイプライン20に係合
する。パイプライン20は水平ではないかもしれず、一
般に、潜函が完全に水平な位置まで潜函自体を掘り下げ
るようにすることはできない。
【0006】一旦、潜函10が所定位置まで掘削を完了
すると、ソナーヘッド16、18は作動され、潜函10
内の海底及び潜函10の内壁の画像を伝える。全ての測
量が結局は平均水平平面に関して得られ、従って、潜函
10の位置が、ピッチ及びロール変換器より得る測量に
よって補償されるように、ソナーのデータを修正する必
要がある。これらの測量は、潜函が長さ方向の向き(ピ
ッチ測量)における真の水平位置及び幅方向の向き(ロ
ール測量)における真の水平位置と異なる程度を指示す
る。これらの測量は、ソナーベッド16、18が潜函内
の海底を走査するとき、ソナーのデータを修正するのに
用いられる。修正はコンピュータ23で遂行され、修正
された表示がプリンタ27によって作成される。
【0007】潜函から或る距離を隔てた真の海底の位置
は(潜函の壁を収容する掘削を行った場合、潜函付近の
海底は下方に湾曲する)圧力P1を与える圧力モニター
によって感知される。また、圧力P2を与える他の圧力
モニターが一方のソナーヘッドの高さを感知する。P1
とP2との差により、真の海底に対するソナーヘッドの
高さの測量が与えられる。コンピュータを用いてソナー
のデータを補償するのに、この測量を用いることができ
る。別の手段として、圧力測定の差(P1−P2)をソ
ナーデータの視覚表示に関する指示器として用いて、こ
の表示を真の海底と関連させる。
【0008】ソナーヘッド16は、軸線25を中心にヘ
ッド16を駆動するステッパモータ24を備えるととも
に、軸線33を中心にヘッド16を駆動するステッパモ
ータ30を備える。ヘッド18はヘッド16と同様なも
のであり、2つのヘッドは潜函内の海底の立体画像を作
成する。ヘッド16は、連続的なソナー「ショット」の
ためにステッパモータ24により増分され、パイプ20
を横切って走査する。ヘッド16は又、ステッパーモー
タ30によって増分され、パイプと平行に走査する。
【0009】ヘッド16は、ヘッドと関連する変換器3
2を有し、変換器32により2つの測量、すなわち、ロ
ール位置の測量とピッチ位置の測量とが得られる。好ま
しくは、変換器は、メジャーメント・デバイス・リーシ
ング社( Measurement Devices Leasing Limited of Ab
erdeen, Scotland )よりTRIMCUBEの商品名で入手できる
型式のものである。
【0010】図4、図5及び図6は、導管44ととも
に、浮き42に接続したワイヤーロープ41によって海
底22より上に吊下げられたソナーブイ40を示してい
る。ワイヤ41は支持船14上のクレーン12によって
操作される。ワイヤ41は、ブイ40を貫通して下方に
延び、海底22上に静止しているクランプウェイト46
に接続されている。
【0011】ブイ40はウィンチ48を備え、ワイヤロ
ープ50がウィンチ48からクランプウエイト46の2
つのプーリー52を廻って延び、ロープ50は、ジンバ
ル機構56のレバー54に接続されている。レバー54
は第1角度変換器62の軸60と締結されている。変換
器62は、フレーム64に支持され、フレーム64は、
軸60と直角をなす軸線66を中心に回動される。フレ
ーム64は、軸線66と同心状の軸68と締結されてお
り、軸68は、第2角度変換器70の軸を構成する。軸
線66は、軸68及び他の軸72によって構成され、こ
れらの軸は、ブイ40の本体に取付けられたフレーム7
4で支承されている。
【0012】海底22のクランプウェイト46に対する
ブイ40の運動は、ブイ40の運動の「X」要素及び
「Y」要素の測量を与える変換器62、70の変位を生
じさせる。これらの測量は、海の運動に対してソナーデ
ータを補償するのに使用される。ブイ40は又、2つの
ホイールを備えたフーティッジ(footage)機構76を有
し、これらのホイールは、ワイヤロープ41で被動し、
変換器を駆動して、クランプウェイト46と、2つのソ
ナーヘッドが占める水平レベル(以下の記載を参照され
たい)との間におけるワイヤロープ41の長さの測量を
与える。変換器62、70からの「X」及び「Y」角度
の情報と関連するこの情報と、変換器86からのロール
及びピッチ角度の情報とを用いて、側方変位(サージ(s
urge) 及びスウェイ(sway))と垂直運動(ヒーブ(heav
e))とが計算される。ブイ40も又、2つのソナーヘッ
ド80、82を備え、これらのソナーヘッドは、ステッ
パモータ84によって駆動される共通の架台に設けられ
ている。結局、ブイ40は、ロール及びピッチ変換器8
6と、ブイ40の方位(heading)の測量を与えるコンパ
ス88とを有する。
【0013】図6に示すように、方位(コンパス88)
と、ロール及ピッチと、スウェイ位置「X」とサージ位
置「Y」とに相応する測量は、ソナーデータをブイ40
の海運動に対して補償するコンピュータ90で使用され
る。ソナーヘッド80、82は海底を走査し、例えば、
掘削すべき領域の正確な画像を作成する。発せられた各
ソナーパルス及びそのリターンパルスに対して、相応す
る一組の方位、ロール、ピッチ、「X」位置及び「Y」
位置の測量値があり、これらの測量値は、海の運動によ
るブイ40の運動を補償するコンピユータ90で使用さ
れる。
【0014】図7及び図8は図4乃至図6に示す実施例
と類似した実施例を示しており、同じ構成要素に対して
同じ参照符号が使用されている。しかしながら、導管1
00は、クレーンワイヤ(図示せず)と組合せてあり、
水中及び水上にブイ40を昇降させるのに用いられる。
ウインチ48の経路からのワイヤロープ50が、前述の
実施例におけるクレーンワイヤ41に代わって、フーテ
ィッジ機構76を駆動する。ブイ40には、ステッパモ
ータ84が駆動する単一のソナーヘッド102が示され
ている。
【0015】方位、ロール及びピッチ、スウェイ位置
「X」及びサージ位置「Y」に相応する変換器の測量
は、前述の如くソナーのデータをブイ40の海運動に対
して補償するコンピュータで使用される。図9乃至図1
1は更に他の実施例を示す。ここでは、浮力タンク11
2を有するROV110が「本体」を構成しており、R
OVは、導管100によって支持船14上のクレーン1
2に連結され、導管100は、前述の如く、クレーン1
2によって操作される昇降ワイヤと組合っている。
【0016】ROV110は、マニプレータ(manipula
tor)114と、電気モータによって駆動される4つの駆
動プロペラとを有する。ROVは、ステッパモータ84
によって駆動される単一のソナー走査ヘッド102を有
する。ワイヤロープ50がフーティッジ機構76を駆動
し、この機構76からレバー54の穴を下方に貫通して
おり、この例では、レバー54は中空である。
【0017】図5及び図8に示すウインチ48は電気又
は液圧駆動され、電気又は液圧動力がウインチに加えら
れない限り回転できない。図10に示すウインチは一定
の力をクランプウエイト46(例えば図5及び図8にお
いて用いられた1ton のウエイトと比較して、比較的軽
いウエイト)に加えて、ROVを進水させ、或いは、海
から回収する間、或いは、ROVが海底を走査せずに移
動している間、ウエイトを上昇させる。
【0018】走査を実行すべきとき、より低い値の一定
力がウエイトに加えられ(この値はクランプウエイト4
6の重量よりも小さい)、クランプウエイトは海底に降
下する。ワイヤ50を緊張状態に保持する一定の力が維
持される一方、たとえROVのプロペラがROVを一定
の位置に保持しようと努めていても、ROVが海の運動
により移動すると、ウインチ48はワイヤ50を回収し
たり、或いは、ワイヤ50の繰り出しを可能にする。
【0019】ソナーデータは、前述の如く変換器による
測量をコンピュータ90で用いて、ROVの海運動に対
し補償される。図12は、図4乃至図6の実施例を使用
状態で示す。走査ヘッドは、6度のステップで180度
回転される。各走査ヘッドは各ステップで1.7度の夾
角を有するビームのソナーパルスを発して、図12に示
すように、海底のスポット(spot)を走査する。各
ヘッドは、図示の如く120度のファン形状の孤に亘っ
て1.8度のステップで増分される。これらの走査ヘッ
ドは平行ではなく、(図示の如く)互いに3度オフセッ
トしている。これは重複しない走査の良好な分布を与え
る。この走査モードはラジアル走査(radial s
canning)として知られる。走査角度を90度か
ら180度まで変化させることができる。図12に示す
システムでは、合計30の二重走査が、全数60のラジ
アル走査に亘って記録される。1.8度のヘッドの増分
及び180度の走査角度のために、60の走査は、60
00のデータポイントを生じさせることになる。
【0020】次に図4乃至図6及び図10を参照して説
明した実施例の作用により得られるソナーデータの補償
について数学的に説明する。以下説明は、図13乃至図
18に関連する。ブイは、ステッパモータが駆動する共
通の架台に設けられた2つのソナーヘッドを備えてい
る。X軸線をコンパスの方位0度Nと整列させて、右側
の座標系をブイに固定するものとし、次いで、ヘッド
A、Bを、XY平面に作図した円の周りで増分的にステ
ップ運動させる。
【0021】図13は、海底走査中における、ヘッドB
のソナーリターンを示す。 (図13を参照すると、図13は、方位と以下に示す凡
例とを含む。海底走査中におけるヘッドBのソナーリターン 凡例 は、ヘッドBに関する目標ベクトル oは、ブイの原点Oに関する目標ベクトル XH 、YH 、ZH 、はヘッドBに固定した座標系 XB 、YB 、ZB 、はブイに固定した座標系 αは、ステッパモータによるヘッドBとXB 軸線との角
度 R、は作図した円の半径 Dは、ヘッドBからの目標Tの距離 φは、XB 、YB 平面からのソナーパルスの角度) 原点Oに対する目標の座標は下式によって与えられる。
【0022】 o=(D cosφ+R,O,D sinφ).....(1a) 走査中のヘッドAに対して同様に表現することができ、
これは、距離D′及び角度φ′に対して、下式によって
表し得る。 o=(D′cos φ′−R,O,D′sin φ′).....(1b) 更に、以下の分析がヘッドB及びヘッドAによる走査に
対して均しく適応する。ブイ自体の軸線に対する目標の
座標は、ZB 、即ちブイのZ軸線を中心とする角度−α
の目標ベクトルtoの回転によって与えられる。
【0023】 B =o,,−α).......(2) ここに、=(0,0,1)、即ち、はブイのZ軸線
に沿う単位ベクトルであり、は、回転を示すベクトル
関数である。
【0024】
【数1】
【0025】(図14を参照すると、図14は、方位及
び以下に示す凡例を含む。一般軸線を中心とするベクトルの回転 凡例 X、Y、Zは、右側の座標系である。 は回転軸線である。
【0026】θは回転角度である。 は回転されるベクトルである ′は合成ベクトルである。 ベクトル関数は下式によって与えられる。
【0027】
【数2】
【0028】一般に、ブイは、回転運動と定着クランプ
ウエイトからの変化する変位との双方を伴う一定の運動
状態にある。固定原点0及び座標系は、全ての目標デー
タが関係し得るブイの外側に構成される。ブイが回転運
動を伴わずにその原位置から変位した場合を先ず考慮す
ると、X、Y、及びZにおける変位、即ち、サージ、ス
ウェイ及びヒーブ要素を、ブイのXYジンバルシステム
(図15及び図16)によって測量できる。
【0029】ワイヤは緊張状態に保持されており、フー
ティッジユニットに基づいて計算された測量長さLのワ
イヤである。 (図15を参照すると、図15は方位及び以下に示す凡
例を含む。緊張したワイヤによって保持され、原位置Oc から変位
したソナーブイ 凡例 XYZは、クランプウエイトの上方に位置する固定点O
c の座標系である。
【0030】Lは、緊張したワイヤの長さである。 Tは、目標である。 B はブイに対するOc の変位ベクルトである。 B はブイに対する目標ベクトルである。 c は固定原点Oc に対する目標べクトルである。) 図15より、次式が分かる。
【0031】B =B −B ......(4) 図16を参照すると、図16は、方位及び以下に示す凡
例を含む。回転運動を伴なわないソナーブイの変位 凡例 Lは、緊張したワイヤの長さである。
【0032】OC は、ブイの外側の固定原点である。 B は、ブイに対する変位ベクトルである。 XB 、YB 、ZB は、ブイに固定した座標系である。 θX は、XB ZB 平面における角変位である。 θY は、緊張したワイヤ及びYB の平面における角変位
である。
【0033】LB は、ブイに対するZ変位である。) 図16は回転運動を伴なわないブイの変位を示す。ジン
バル機構は、図示のようなブイ及び緊張したワイヤの間
の2つの角変位θX 及びθY を読み取る。このとき、下
式が得られる。 B =(−L sinθX cos θY 、−L sinθY 、L−LB )....(5) ここに、LB =Lcos θX cos θY .....(6) ここで、ブイが回転運動をも伴なう完全な場合を考慮
し、3つの回転自由度を以下のように定義する。
【0034】ピッチ ─ ブイのY軸線廻りの時計廻り
方向の回転 ロール ─ ブイのX軸線廻りの時計廻り方向の回転 方位 ─ ブイのZ軸線廻りの時計廻り方向の回転 回転運動の場合の式(4)は目標の見かけの位置を与え
るであろう。 c =B −B 回転運動を補償する目標の真の位置は下式により得られ
る。
【0035】 c =B )−B ).....(7) ここに、( )は、ブイのロール、ピッチ及び方位を
修正するための一連の変換を示すベクトル関数である。
従って、式(2)及び(5)のベクトルB 及びB を
計算するための情報が与えられると、式(7)による補
償関数の適用によって、真のソナー目標位置が計算され
る。
【0036】補償関数を以下に詳細に説明する。補償関数 関数は3つの段階に分けられる。 i) ロール及びピッチの修正 ソナーブイのロール及びピッチは、面(図17)によっ
て測量され、この面は、ブイの固定軸線に対して角度を
なしている。
【0037】(図17を参照すると、図17は、方位及
び以下に説明する凡例を含む。ブイのロール及びピッチの補償 凡例 XB 、YB 、ZB は、ピッチ及びロールを伴なわないブ
イの軸線である。 XB ′、YB ′、ZB ′はピッチ及びロールの軸線であ
る Pはピッチ角度である。
【0038】rはロール角度である。 は、ピッチ及びロール補償のための回転軸線である。 θは、ピッチ及びロール補償のためのnを中心とする回
転角度である。) 図17より、回転角度θ及び固定軸線に対する上記面の
回転軸線nを計算できる。
【0039】
【数3】
【0040】
【数4】
【0041】このときrp( )、即ち、ブイのロール
及びピッチのための補償関数は下式の通りである。
【0042】
【数5】
【0043】ここに、は目標又は変位ベルトルであ
り、( )は、式(3)で定義される。これは、ロー
ル及びピッチ面を水平にするのに相応する合成のロール
及びピッチ角度の回転を示す。 ii)方位変更のための修正 ロール及びピッチの補償はブイの方位を変更し、修正が
加えられなければならない(図18を参照)。 (図18を参照すると、図18は、方位と以下に示す凡
例とを含む。
【0044】方位修正 凡例
【0045】
【数6】
【0046】XB 、YB は、ピッチ及びロールを伴わな
いブイのX、Y軸線である。 X′B は、ピッチ及びロール面のX軸線である。 hcは、方位修正である。 方位の変更を計算するために、修正される方位を示す単
位ベクトルiを描き、それをブイのロール及びピッチに
亘り描き、実際の測定方位を示すベクトル′を与え
る。次いで、もし=(1、0、0)ならば、このと
き、上記項目(i)により、
【0047】
【数7】
【0048】とする。なお、( )は式(3)で定義
され、そして、 ′=(iX ′,iY ′,iZ ′).........(12) である。修正された方位は次式によって与えられる。 h=h′−tan -1( iY ′/iX ′).....(13) ここに、h=修正された方位、h′=測量された方位で
ある。 iii )ソナーブイの方位の修正 ブイの方位の修正は、ロール及びピッチ補償ベクトル
を、ブイのZ軸線を中心として修正された方位−hだけ
回転させる。
【0049】)=、−h)・・・・・・・(14) ここに、は、ロール及びピッチを修正した目標又は変
位ベクトルである。 は、Z軸線に沿う単位ベクトルである。 hは、修正された方位である。 ( )は、式(3)で定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】海底に埋設したパイプライン上の所定位置に位
置する潜函を支持船とともに示す概略図である。
【図2】図1に示す潜函の詳細図である。
【図3】図1のシステムを示すブロック図である。
【図4】第2実施例を示す図1と同様な図である。
【図5】第2実施例を示す図2と同様な図である。
【図6】第2実施例を示す図3と同様な図である。
【図7】第3実施例を示す図1と同様な図である。
【図8】第3実施例を示す図2と同様な図である。
【図9】第4実施例を示す図1と同様な図である。
【図10】第4実施例を示す図2と同様な図である。
【図11】第4実施例を示す図3と同様な図である。
【図12】図4乃至図6に示す実施例を使用状態で示す
立体図である。
【図13】図4乃至図6に示す実施例の作用を数学的に
説明するのに用いられる数学的な図である。
【図14】図4乃至図6に示す実施例の作用を数学的に
説明するのに用いられる数学的な図である。
【図15】図4乃至図6に示す実施例の作用を数学的に
説明するのに用いられる数学的な図である。
【図16】図4乃至図6に示す実施例の作用を数学的に
説明するのに用いられる数学的な図である。
【図17】図4乃至図6に示す実施例の作用を数学的に
説明するのに用いられる数学的な図である。
【図18】図4乃至図6に示す実施例の作用を数学的に
説明するのに用いられる数学的な図である。
【符号の説明】
10 潜函 12 クレーン 14 支持船 16、18、80、82、102 ソナーヘッド 20 パイプライン 22 海底 23、90 コンピュータ 24、30 ステッパモータ 27 プリンタ 32 変換器 40 ソナーブイ 41、50 ワイヤロープ 44、100 導管 46 クランプウエイト 56 ジンバル機構 62 角度変換器 70 第2角度変換器 76 フーティッジ機構 86 ロール及びピッチ変換器 88 コンパス 110 ROV
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−106357(JP,A) 特開 昭63−196808(JP,A) 特公 昭59−13712(JP,B2) 実公 平1−43657(JP,Y2)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソナーデータを作成するために、水中に
    浸漬した本体(10)に取付けられたソナーヘッド(1
    6,18)を用いて海底を走査し、海底より上のソナー
    ヘッドの位置に関する測量を得て、該測量を前記ソナー
    データと関連させてコンピュータ(90)で用いる水中
    ソナー走査方法において、 前記本体(10)は海底(22)に静止し、前記本体の
    実際の位置は真の位置と異なり、前記ヘッド(16,1
    8)は海底のスポットから戻る細いソナービームを発
    し、前記ヘッド(16,18)は第1軸線を中心に前記
    本体(10)に対してステップ回転し、各ステップにお
    けるヘッドからのビームの角度は、前記第1軸線に対し
    て直角なる第2軸線上に中心を有するファン形状の弧に
    亘ってステップ増分され、前記スポットが異なる場所を
    徐々に占め且つ前記場所全体が被走査領域を占めるよう
    にし、 前記各場所について、前記場所とヘッドの実際の位置と
    の間の実際の距離に相応してソナーデータを得ると共
    に、また、前記各場所について、前記実際の位置を本体
    (10)の真の位置に関連させて1組の測量を得、該1
    組の測量は、ソナー以外の変換装置を使用した海底(2
    2)より上のヘッドの位置の測量と、ピッチ及びロール
    測量とを含み、前記スポットの前記各場所についての前
    記測量を使用して、ソナーデータを修正して、前記測量
    を本体の真の位置に関連せしめる、ことを特徴とする水
    中ソナー走査方法。
  2. 【請求項2】 ソナーデータを作成するために、水中に
    浸漬した本体(40;110)に取付けられたソナーヘ
    ッド(80,82;102)を用いて海底を走査し、海
    底より上のソナーヘッドの位置に関する測量を得て、該
    測量を前記ソナーデータと関連させてコンピュータ(9
    0)で用いる水中ソナー走査方法において、 前記本体(40;110)は海底(22)に静止してい
    るクランプウエイト(46)につながれており、前記本
    体の実際の位置は真の位置と異なり、前記ヘッド(8
    0,82;102)は海底のスポットから戻る細いソナ
    ービームを発し、前記ヘッド(80,82;102)は
    第1軸線を中心に前記本体(40;110)に対してス
    テップ回転し、各ステップにおけるヘッドからのビーム
    の角度は、前記第1軸線に対して直角なる第2軸線上に
    中心を有するファン形状の弧に亘ってステップ増分さ
    れ、前記スポットが異なる場所を徐々に占め且つ前記場
    所全体が被走査領域を占めるようにし、 前記各場所について、前記場所とヘッドの実際の位置と
    の間の実際の距離に相応してソナーデータを得ると共
    に、前記各場所について、前記実際の位置を本体(4
    0;110)の真の位置に関連させて1組の測量を得、
    該1組の測量は、ソナー以外の変換装置(76)を用い
    た海底(22)より上のヘッドの位置の測量と、ピッチ
    及びロール測量と、更に、水平変位(X,Y)の2つの
    直角な測量と、垂直軸線を中心とした角変位測量とを含
    み、前記スポットの前記各場所についての前記測量を使
    用して、ソナーデータを修正して、前記測量を本体の真
    の位置に関連せしめる、ことを特徴とする水中ソナー走
    査方法。
  3. 【請求項3】 1つのヘッド(16)の前記第1水平軸
    線(33)は、第2ヘッド(18)の第1水平軸線(3
    3)から水平方向に間隔を隔て、第1ヘッド(16)の
    前記第2水平軸線(25)は、第2ヘッド(18)の第
    2水平軸線(25)から水平方向に間隔を隔てているこ
    とを特徴とする、請求項1又は2に記載の水中ソナー走
    査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の方法を実行す
    るのに使用される装置であって、 前記本体は、支持船(14)のクレーン(12)から延
    びるクレーンワイヤによって操作される潜函(10)を
    含み、該潜函(10)は、該潜函に取付けられた2つの
    ソナーヘッド(16、18)を備え、各ヘッド(16、
    18)は、潜函が水平であるときに水平な第1軸線を中
    心に、ステップ回転運動をすることができ、2つの軸線
    は、潜函が水平であるときに水平方向に間隔を隔ててお
    り、各ヘッド(16、18)は潜函内の海底のスポット
    から戻る細いソナービームを発し、各ステップにおける
    ビームの角度は、前記第1軸線に対して垂直な第2軸線
    を中心とするファン形状の弧に亘って、ステップ増分可
    能であり、 前記第2軸線は、前記運動及び前記増分により前記各ス
    ポットが異なる場所を徐々に占め且つ前記場所全体が前
    記潜函内(10)の被走査領域を占めるように、前記潜
    函が水平であるときに水平であり、ソナーデータは、各
    場所に対して且つ該場所とヘッドの実際の位置との間の
    実際の距離に相応して得られ、 前記潜函(10)は、ピッチ及びロール変換装置(3
    2)とモニターとを有し、該モニターは、ソナー以外の
    手段によって、海底より上の一方のソナーヘッドの位置
    測量を得ることを可能にし、前記支持船(14)に設け
    られたコンピュータ(23)がソナーデータと前記測量
    とを受信して、請求項1又は2に記載された方法によっ
    てソナーデータを修正することを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の方法を実行する
    のに使用される装置において、前記本体は、2つのソナ
    ーヘッド(80,82)を備えたブイ(40)を含み、
    該ブイは、共通の取付部に取付けられ、垂直方向軸線を
    中心にステップ回転により運動可能であり、各ヘッド
    は、海底のスポットから戻る細いソナービームを発し、 各ステップにおけるビームの角度は、前記運動及び増分
    により前記各スポットが異なる場所を徐々に占め且つ前
    記場所全体が被走査領域を占めるように、共通取付部の
    面に平行な第2軸線上に中心を有するファン形状の弧に
    亘ってステップ増分可能であり、ソナーデータは、各場
    所に対して且つ該場所とヘッドの実際の位置との間の実
    際の距離に相応して得られ、 前記ブイ(40)は、クレーンワイヤによって操作さ
    れ、該クレーンワイヤは、海底(22)に静止している
    クランプウエイト(46)に連結され且つ支持船(1
    4)のクレーン(12)から延び、ワイヤ(50)がブ
    イ(40)のウィンチ(48)からクランプウエイト
    (46)のプーリ装置(52)の周囲を経てレバー(5
    4)に延び、該レバーは、ブイ(40)のジンバル機構
    (56)に連結され、ジンバル機構(56)は、ブイ
    (40)のスウェイ位置及びサージ位置に相応する前記
    2つの測量(X,Y)を与えるように2つの変換器(6
    2,70)を駆動し、前記クレーンワイヤ(41)は、
    下記の該クレーンワイヤ(41)を緊張状態に保持する
    ブイ(40)上方の浮き(42)にループをなして通
    り、ブイ(40)は更に、ピッチ及びロール変換装置
    (86)と、垂直軸線を中心とする測量を与えるコンパ
    ス手段(88)と、海底より上のソナーヘッドの高さに
    関する測量を与えるフーティッジ機構(76)とを有
    し、支持船(14)のコンピュータ(23)は、ソナー
    データ及び測量を受けて、請求項1又は2に記載された
    方法によってソナーデータを修正することを特徴とする
    装置。
  6. 【請求項6】 クレーンワイヤ(100)がブイ(4
    0)のところで終端し、ワイヤ(50)が、ブイ(4
    0)のウインチ(48)からクランプウエイト(46)
    のプーリ装置(52)の周囲を経てレバーに延び、前記
    クランプウエイトは海底に静止しており、前記レバーは
    ジンバル機構(56)に連結されており、単一のソナー
    ヘッド(102)が2つのソナーヘッドの代わりに使用
    されることを特徴とする請求項5に記載の水中ソナー操
    作装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2に記載の方法を実行する
    のに使用される装置であって、前記本体は、垂直方向軸
    線を中心にステップ回転により運動可能なソナーヘッド
    (102)を備えたROV(110)を有し、該ヘッド
    は、海底のスポットから戻る細いソナービームを発し、 各ステップにおけるビームの角度は、前記運動及び増分
    により、前記各スポットが異なる場所を徐々に占め且つ
    前記場所全体が被走査領域を占めるように、共通取付部
    の面に平行な第2軸線を中心とするファン形状の弧に亘
    ってステップ増分可能であり、ソナーデータは、各場所
    に対して且つ該場所とヘッドの実際の位置との間の実際
    の距離に相応して得られ、ROV(110)は、支持船
    (14)のクレーン(12)から延びるクレーンワイヤ
    (100)によって操作され、ワイヤ(50)がROV
    のウィンチ(48)からクランプウエイト(46)に延
    び、該クランプウエイトは海底に静止しており、前記ワ
    イヤ(50)は、ジンバル機構(56)に連結されたレ
    バー(54)を通り、該ジンバル機構は、ROVのスウ
    ェイ位置とサージ位置に相応する前記測量(X,Y)を
    与える2つの変換器を駆動し、 ROVは更に、ピッチ及びロール変換装置(86)と、
    垂直軸線を中心とする測量を与えるコンパス装置(8
    8)と、海底より上のソナーヘッド(102)の高さに
    関する測量を与えるフーティッジ機構(76)とを有
    し、支持船(14)のコンピュータ(23)はソナーデ
    ータ及び測量を受け、請求項1又は2に記載された方法
    によってソナーデータを修正することを特徴とする装
    置。
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KR101751676B1 (ko) * 2016-07-08 2017-06-30 대한민국 해류 관측기의 해저면 계류장치

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