JP2542850B2 - 田植機における制御装置 - Google Patents

田植機における制御装置

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JP2542850B2 JP62145677A JP14567787A JP2542850B2 JP 2542850 B2 JP2542850 B2 JP 2542850B2 JP 62145677 A JP62145677 A JP 62145677A JP 14567787 A JP14567787 A JP 14567787A JP 2542850 B2 JP2542850 B2 JP 2542850B2
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雅彦 井上
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、田植機、特に長尺の苗載台を備えた田植機
において、苗載台の苗の残量を検知して、該苗残量にて
次行程苗量を賄えるか否か判断する制御装置に係り、詳
しくは1行程苗量と苗残量とを比較して次行程苗量の可
不足を判断する苗制御装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、田植機は、苗載台上の苗を順次植付け、苗が苗
載台上の所定位置すなわち苗補給位置まで減った場合、
該苗を苗検知センサにより検知して苗補給警報を発し、
そして該警報を確認したオペレータは補給用の苗を畦へ
取りに行って苗載台上に苗の補給を行っていた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、上述した田植機では苗が補給位置まで減っ
た時にのみ警報が発せられるため、圃場内から畦まで補
給用の苗を取りに行かなければならず、その手間が煩雑
であり、圃場が大きくなるに従いその手間には多大の労
力を必要とする。
そこで、本発明は、田植機を畦にて回動する際に1行
程苗量と苗残量とを比較して次行程苗量の可不足を判断
することにより、上述問題点を解消した苗残量検知装置
を提供することを目的とするもである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例
えば第1図及び第2図を参照して示すと、例えばかき取
量センサ19、植付回数センサ20、横送り量センサ23及び
プランタクラッチセンサ25等からなる苗載台7の苗案内
面の1行程苗消費量を検知する1行程消費量検知手段
と、例えば上記各センサに基づき演算された1行程苗消
費量とプランタクラッチセンサに基づく行程数から演算
される苗消費量を初めの苗から差引くことにより検知さ
れてなる苗残量検知手段と、1行程消費量検知手段によ
る1行程苗消費量と苗残量検知手段による苗残量と比較
して該苗残量により次行程苗量を賄えるか否か判断する
判断手段21bと、を備えることを特徴とするものであ
る。
(ホ)作用 上述構成に基づき、田植機1が畦際にて回動する際、
苗載台7の苗案内面毎に1行程苗消費量及び苗残量を検
知し、判断手段21bが該苗残量により次行程の植付苗量
を賄えるか否か判断し、苗残量が不足の場合、苗を補給
するように警告し、また、苗残量が十分な場合、次行程
の植付作業を開始する。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
田植ロボット1は、第2図に示すように、走行機体の
後方にリンク2を介して植付部3が昇降自在に支持され
ており、該植付部3は多数のプランタ5…、フロート6
…及びマット苗を縦方向に多数枚載置する複数の苗案内
面を有する苗載台7を備えている。そして、該苗載台7
の裏面部分には、ドライブケース9が配設されており、
更に該ドライブケース9の下部分から左右に延びている
シャフトケース10を介して多数のプランタケース11が配
設されている。また、ドライブケース9に近接したトラ
バースカムケースから左右方向にステー12が延びてお
り、これらステー12に苗載台7が固定され、該苗載台12
が左右方向に移動し得る。また、該ケースの左右部分に
てポスト13が立設されており、該ポスト13上端に設けら
れたスライドピース15及びプランタケース11部分に設け
られたスライドピース(図示せず)にて前記苗のせ台7
が左右方向に摺動自在に支持されている。また、ドライ
ブケース9にはプロペラシャフト16が走行機体から延び
ており、これによりエンジン(図示せず)の駆動力を伝
達するように構成されている。更に、前記苗載台7の裏
面下部には苗載台7上のマット苗に喰い込む多数の突起
17a……を有する苗繰出しローラ17が配設されており、
該ローラ17は前記苗載台7に穿設された孔(図示せず)
を通って該苗載台7載置面に突出している。
そして、該ローラ17近傍にはプランタ5のかき取り量
lを検知するかき取り量センサ19が配設されており、ま
た該プランタ5の植付回数mを検知する植付回数センサ
20がプランタケース11に配設されている。また、図示し
ていないが、予め設定される苗載台7の横送り量を検知
する横送り量検知センサ及びプランタクラッチの接断即
ち1行程の開始・終了を検知するプランタクラッチセン
サが設置されている。
一方、田植ロボット1は、第1図に示すように、制御
部21を備えており、該制御部21は演算手段21a及び判断
手段21bにより構成されている。そして、該制御部21に
は、入力インターフェイス22を介して前記かき取り量セ
ンサ19、前記植付回数センサ20、前記苗載台7の横送り
量nを検知する横送り量センサ23及びプランタクラッチ
センサ25が連結されており、また出力インターフェイス
26を介して各案内面毎の苗残量表示ディスプレイ27が連
結されている。
ついで、本実施例の作用を第3図のフローチャートに
沿って説明する。
制御部21は、かき取り量センサ19によりプランタ5の
かき取り量lを検知して記憶し(S1)、また横送り量セ
ンサ23により苗載台7の横送り量nを検知して記憶する
(S2)。ついで、田植えロボット1は畦に倣って走行を
開始すると共にプロペラシャフト16を回転して植付け作
業が開始されると(S3)、制御部21が植付回数センサ20
により植付回数mを検知・記憶し(S4)、演算手段21a
は、かき取り量l、横送り量n及び植付回数mにより苗
消費量 を苗案内面毎に算出すると共に、元の苗の保有量L(第
2図参照)から該苗消費量 を差し引いて苗残量 を算出して苗残量表示ディスプレイ27に表示する(S
5)。そして、前述同様の動作を畦端に至るまで行い、
畦端において回動作業を行なう際(S6)、プランタクラ
ッチを切ると、プランタクラッチセンサ25からの信号に
基づき、演算手段21aは前行程にて使用した苗量 の演算をする(S7)。それから、判断手段21bは、該演
算手段21aが算出した前行程苗消費量Xと苗残量 とを苗案内面毎に比較して(S8)、 の場合、次行程の植付作業を続行できると判断し、作業
を続行する場合(S9)、前述S4からの動作により次行程
の植付作業を行う。また、判断手段21bは、 の場合、次行程で消費する苗の量は苗残量より多いと判
断して苗補給警報を発する。そして、該苗補給警報を確
認したオペレータは、苗載台7の苗案内面に苗を補給し
(S10)、図示しないリセットボタンにより植数回数セ
ンサ20をリセットして再カウントを開始する(S11)。
それから、田植機1は前述同様の動作により次行程の植
付作業を行い圃場全てに苗を植付けると、植付作業が終
了する。
ついで、一部変更した実施例について説明する。
田植機1′は、第4図及び第5図に示すように、苗載
台7の下端から等間隔(S)毎に苗を検知する苗検知セ
ンサ29…を備えており、該センサ29…は入力インターフ
ェイス22を介して制御部21に連結されている。
本実施例の作用を第6図のフローチャートに沿って説
明する。
オペレータがプランタクラッチをONし(S1)、植付作
業を開始すると(S2)、プランタクラッチセンサ25のON
信号を受信する制御部21は、A位置(第4図参照)に位
置する苗検知センサ29がOFFしたか否か判断し(S3)、
該センサ29がOFFしたと判断した場合、図示しないタイ
マーにてタイムカウントを開始する(S4)。そして、植
付作業が続けられて、B位置(第4図参照)に位置する
苗検知センサ29がOFFすると(S5)、制御部21は、タイ
マーのカウント値(t0)を読み取り(S6)、タイマーを
リセットして再カウントを開始する。それから、演算部
21aは、B位置に位置する苗検知センサ29がOFFしてから
の経過時間(t′1)により苗残量 を算出して苗残量表示ディスプレイ27に表示する(S
7)。更に、植付作業が続けられ、C位置(第4図参
照)に位置する苗検知センサ29がOFFすると(S8)、制
御部21は、B、C間のカウント値(t1)を読取り(S
9)、タイマーをリセットして再カウントを開始する。
そして、演算部21aは、C位置に位置する苗検知センサ2
9がOFFしてからの経過時間(t′2)により苗残量 を算出して苗表示ディスプレイ27に表示する(S10)。
それから、植付作業が続けられ、D位置(第4図参照)
に位置する苗検知センサ29がOFFすると(S11)、制御部
21は、C,D間のカウント値(t2)を読取り(S12)、タ
イマーをリセットして再カウントを開始する。更に、演
算部21aは、D位置に位置する苗検知センサ29がOFFして
からの経過時間(t′3)により苗残量 を算出して苗表示ディスプレイ27に表示する(S13)。
一方、判断手段21bは、畦端において田植機1′が旋回
する際、苗残量すなわちB,C間であれば C,D間であれば D,E間であれば と前行程で使用した苗量とを比較して、苗残量が前行程
苗量より少いと判断した場合、苗補給警報を発する。そ
して、該苗補給警報を確認したオペレータは苗を補給し
てから次行程の植付作業を行う。このように、複数の苗
検知センサ29を備え、センサ29間の苗残量を経過時間に
より算出すると苗残量をより一層正確に算出することが
できる。
なお、上述実施例は、田植ロボットについて説明した
が、通常の田植機にも適用できることは勿論である。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によると、1行程苗消費
量を検知手段による1行程苗消費量と苗残量検知手段に
よる苗残量とを比較して該苗残量により次行程苗量を賄
えるか否か判断するので、畦端において田植機1が旋回
する際に苗補給をして、圃場内から畦まで補給用の苗を
取りに行く手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る1行程苗消費量検知手段及び判断
手段を示すブロック図である。そして、第2図は本発明
を具体化した田植機の植付部を示す側面図である。ま
た、第3図は本発明の作用を示すフローチャートであ
る。更に、第4図は他の実施例の田植機の植付部を示す
側面図であり、第5図はその制御部を示すブロック図で
あり、第6図はその作用を示すフローチャートである。 1……田植機、5……プランタ、7……苗積載台、17…
…苗繰り出し装置、19……かき取り量検知手段、20……
植付回数検知手段、21a……1行程苗消費量検知手段、2
1b……判断手段、23……横送り量検知手段、29……苗検
知手段。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プランタに対応する複数の苗案内面を備え
    た苗載台を植付部本体に左右方向に往復動自在に配設
    し、更に該苗載台の各苗案内面に苗繰り出し装置を配設
    して、前記苗載台を左右方向に移動すると共に該苗載台
    の左右移動端にて苗を繰り出してなる田植機において、 前記苗案内面の1行程苗消費量を検知する1行苗消費量
    検知手段と、 前記苗案内面の苗残量を検知する苗残量検知手段と、 前記1行程苗消費量検知手段による1行程苗消費量と前
    記苗残量検知手段による苗残量とを比較して該苗残量に
    より次行程苗量を賄えるか否か判断する判断手段と、を
    備える、 ことを特徴とする田植機における制御装置。
  2. 【請求項2】前記1行程苗消費量検知手段及び苗残量検
    知手段が、前記プランタの回転数をカウントする植付回
    数検知手段、前記プランタの苗かき取り量を検知するか
    き取り量検知手段及び前記苗載台の横送り量を検知する
    横送り量検知手段を備え、該植付回数検知手段、該かき
    取り量検知手段及び横送り量検知手段からの信号に基づ
    き、1行程苗消費量を検知すると共に、初めからある苗
    から上記1行程苗消費量に基づき演算した苗消費量を差
    引いて苗残量を検知する特許請求の範囲第1項記載の田
    植機における制御装置。
  3. 【請求項3】前記1行程苗消費量検知手段及び苗残量検
    知手段が、前記苗載台に設置した複数の苗検知手段を備
    え、これら各苗検知手段間の苗通過時間を計測し、苗残
    量及び1行程苗消費量を検知するものである特許請求の
    範囲第1項記載の田植機における制御装置。
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