JP2542620Y2 - 圧電ポンプ - Google Patents
圧電ポンプInfo
- Publication number
- JP2542620Y2 JP2542620Y2 JP1988147326U JP14732688U JP2542620Y2 JP 2542620 Y2 JP2542620 Y2 JP 2542620Y2 JP 1988147326 U JP1988147326 U JP 1988147326U JP 14732688 U JP14732688 U JP 14732688U JP 2542620 Y2 JP2542620 Y2 JP 2542620Y2
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- JP
- Japan
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- pump
- unit
- piezoelectric
- piezoelectric vibrator
- check valve
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は圧電振動子を用いた圧電ポンプに係り、特に
ポンプアクチュエータユニットと、これに着脱自在に取
付けられたポンプ接流ユニットとよりなる圧電ポンプに
関する。
ポンプアクチュエータユニットと、これに着脱自在に取
付けられたポンプ接流ユニットとよりなる圧電ポンプに
関する。
従来の圧電ポンプを図面を参照して説明すると、従来
はケーシング9の内面に、被覆材4により被覆された圧
電振動子5の外周を支持し、この圧電振動子5の電極10
a,10bに接続されたリード線11a,11bをケーシング9より
引き出すと共に、圧電振動子5に対向するケーシング9
の部分に、吸込み側,吐出側逆止弁6a,6b及び吸込み口8
a,吐出口8bを設けてなる。
はケーシング9の内面に、被覆材4により被覆された圧
電振動子5の外周を支持し、この圧電振動子5の電極10
a,10bに接続されたリード線11a,11bをケーシング9より
引き出すと共に、圧電振動子5に対向するケーシング9
の部分に、吸込み側,吐出側逆止弁6a,6b及び吸込み口8
a,吐出口8bを設けてなる。
上記従来例にあっては、食品工業用として食品を圧送
する場合、食品の変更,腐敗食品のとき、医療用として
薬液,血液その他の検体を圧送する場合、検体の変更,
変質,点滴のとき、工業用として材質的に定期的に交換
しないと長期間もたない液、例えば腐食性の液等の圧送
のとき、あるいは接着材等、ある時間で固化する液体
(硬化型樹脂も含む)等の圧送のとき、圧電ポンプ全体
を交換せねばならないという課題があった。
する場合、食品の変更,腐敗食品のとき、医療用として
薬液,血液その他の検体を圧送する場合、検体の変更,
変質,点滴のとき、工業用として材質的に定期的に交換
しないと長期間もたない液、例えば腐食性の液等の圧送
のとき、あるいは接着材等、ある時間で固化する液体
(硬化型樹脂も含む)等の圧送のとき、圧電ポンプ全体
を交換せねばならないという課題があった。
本考案圧電ポンプは上記の課題を解決するため、第1
図示のようにポンプアクチュエータユニット7と、これ
に着脱可能に取付けられたポンプ接流ユニット1とより
なり、ポンプアクチュエータユニット7は、ケーシング
9の内面に、被覆材4により被覆された圧電振動子5の
外周部を支持し、この圧電振動子5の電極10a,10bに接
続されたリード線11a,11bをケーシング9より引き出し
て構成し、ポンプ接流ユニット1は、外面に結合材を有
し圧電振動子5に被覆された被覆材4の一面に着脱自在
に結合されるポンプ接流ダイアフラム2と,このダイア
フラム2に対向する仕切部12に設けられた吸込み側逆止
弁6a及び吐出側逆止弁6bと,これらの逆止弁6a,6bにそ
れぞれ連通する吸込み口8a及び吐出口8bとより構成した
ものである。
図示のようにポンプアクチュエータユニット7と、これ
に着脱可能に取付けられたポンプ接流ユニット1とより
なり、ポンプアクチュエータユニット7は、ケーシング
9の内面に、被覆材4により被覆された圧電振動子5の
外周部を支持し、この圧電振動子5の電極10a,10bに接
続されたリード線11a,11bをケーシング9より引き出し
て構成し、ポンプ接流ユニット1は、外面に結合材を有
し圧電振動子5に被覆された被覆材4の一面に着脱自在
に結合されるポンプ接流ダイアフラム2と,このダイア
フラム2に対向する仕切部12に設けられた吸込み側逆止
弁6a及び吐出側逆止弁6bと,これらの逆止弁6a,6bにそ
れぞれ連通する吸込み口8a及び吐出口8bとより構成した
ものである。
このような構成とすることにより、ポンプアクチュエ
ータユニット7からポンプ接流ユニット1を取外し、新
しいものと交換することができ、従来のポンプ全体を交
換する場合に比して極めて経済的になる。
ータユニット7からポンプ接流ユニット1を取外し、新
しいものと交換することができ、従来のポンプ全体を交
換する場合に比して極めて経済的になる。
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案圧電ポンプの一実施例の構成を示す断
面図、第2図は本考案におけるポンプ接流ユニットの一
例を示す断面図である。
面図、第2図は本考案におけるポンプ接流ユニットの一
例を示す断面図である。
第1,第2図において7はポンプアクチュエータユニッ
ト、1はこれに着脱可能に取付けられたポンプ接流ユニ
ットである。両ユニット7,1の取付けはこの実施例の場
合、一方のユニット7のケーシング9の内面に係合穴14
を設け、他方のユニット1の外面にこの係合穴14に係着
される係止部15を設け、係合穴14と係止部15の係着によ
り着脱可能に行われるようになっている。両ユニット7,
1を嵌合によりあるいはネジ類により着脱可能に取付け
てもよい。
ト、1はこれに着脱可能に取付けられたポンプ接流ユニ
ットである。両ユニット7,1の取付けはこの実施例の場
合、一方のユニット7のケーシング9の内面に係合穴14
を設け、他方のユニット1の外面にこの係合穴14に係着
される係止部15を設け、係合穴14と係止部15の係着によ
り着脱可能に行われるようになっている。両ユニット7,
1を嵌合によりあるいはネジ類により着脱可能に取付け
てもよい。
ポンプアクチュエータユニット7は、ケーシング9の
内面に、弾性体エラストマモールド4で被覆された圧電
振動子5の外周部を支持し、この圧電振動子5の電極10
a,10bに接続されたリード線11a,11bをケーシング9より
引き出して構成されている。
内面に、弾性体エラストマモールド4で被覆された圧電
振動子5の外周部を支持し、この圧電振動子5の電極10
a,10bに接続されたリード線11a,11bをケーシング9より
引き出して構成されている。
圧電振動子5は、本実施例の場合、2枚の高分子系ま
たはセラミックス系の圧電膜13,13の貼り合せ面及び外
面に膜状電極10a,10bを設け、これらの膜状電極10a,10b
にそれぞれリード線11a,11bを接続してなる積層形のも
のである。1枚の圧電膜の両面に膜状電極を設け、これ
らの膜状電極にそれぞれリード線を接続してなる単層形
のものでもよい。
たはセラミックス系の圧電膜13,13の貼り合せ面及び外
面に膜状電極10a,10bを設け、これらの膜状電極10a,10b
にそれぞれリード線11a,11bを接続してなる積層形のも
のである。1枚の圧電膜の両面に膜状電極を設け、これ
らの膜状電極にそれぞれリード線を接続してなる単層形
のものでもよい。
ポンプ接流ユニット1は、圧電振動子5に被覆された
弾性体エラストマモールド4の一面に着脱自在に結合さ
れるポンプ接流ダイアフラム2と,このダイアフラム2
に対向する仕切部12に設けられ、弾性を有する傘形の吸
込み側逆止弁6a及び吐出側逆止弁6bと、これらの逆止弁
6a,6bにそれぞれ連通する吸込み口8a及び吐出口8bとよ
りなる。
弾性体エラストマモールド4の一面に着脱自在に結合さ
れるポンプ接流ダイアフラム2と,このダイアフラム2
に対向する仕切部12に設けられ、弾性を有する傘形の吸
込み側逆止弁6a及び吐出側逆止弁6bと、これらの逆止弁
6a,6bにそれぞれ連通する吸込み口8a及び吐出口8bとよ
りなる。
ポンプ接流ダイアフラム2としては、ポリプロピレ
ン,ポリエチレン,ポリエステル,ナイロン,エラスト
マ,天然ゴム,シリコンゴム,NBR,SBS等を使用すること
ができる。
ン,ポリエチレン,ポリエステル,ナイロン,エラスト
マ,天然ゴム,シリコンゴム,NBR,SBS等を使用すること
ができる。
ポンプ接流ダイアフラム2と弾性体エラストマモール
ド4との結合は、両面テープまたはマジンクテープ3に
より行われ、両者は容易に剥離することができる。ま
た、ポンプ接流ユニット1とポンプ接流ダイアフラム2
の取付けは接着剤またはネジ類により行ってもよい。
ド4との結合は、両面テープまたはマジンクテープ3に
より行われ、両者は容易に剥離することができる。ま
た、ポンプ接流ユニット1とポンプ接流ダイアフラム2
の取付けは接着剤またはネジ類により行ってもよい。
上記の構成においてリード線11a,11bより電極10a,10b
間に例えば商用電源電圧を印加すると、圧電振動子5が
振動し、これによって吸込み側逆止弁6aを通して液体が
吸込まれ、この吸込まれた液体は吐出側逆止弁6bを通し
て、吐出口8bより吐出されることになる。
間に例えば商用電源電圧を印加すると、圧電振動子5が
振動し、これによって吸込み側逆止弁6aを通して液体が
吸込まれ、この吸込まれた液体は吐出側逆止弁6bを通し
て、吐出口8bより吐出されることになる。
また、ポンプアクチュエータユニット7にポンプ接流
ユニット1が係合穴14と係止部15の係着により取付けら
れているので、係合穴14より係止部15を外すことにより
ポンプアクチュエータユニット7からポンプ接流ユニッ
ト1を容易に取外すことができ、ポンプ接流ユニット1
のみを交換すればよい。取外したポンプ接流ユニット1
は必要に応じて使い捨てにすることになる。
ユニット1が係合穴14と係止部15の係着により取付けら
れているので、係合穴14より係止部15を外すことにより
ポンプアクチュエータユニット7からポンプ接流ユニッ
ト1を容易に取外すことができ、ポンプ接流ユニット1
のみを交換すればよい。取外したポンプ接流ユニット1
は必要に応じて使い捨てにすることになる。
上述のように本考案によれば、ポンプアクチュエータ
ユニット7にポンプ接流ユニット1が着脱自在に取付け
られているので、ポンプアクチュエータユニット7から
ポンプ接流ユニット1を取外し、新しいものと交換する
ことができ、従来のポンプ全体を交換する場合に比して
極めて経済的であり、安価で簡便に実施することができ
る。
ユニット7にポンプ接流ユニット1が着脱自在に取付け
られているので、ポンプアクチュエータユニット7から
ポンプ接流ユニット1を取外し、新しいものと交換する
ことができ、従来のポンプ全体を交換する場合に比して
極めて経済的であり、安価で簡便に実施することができ
る。
第1図は本考案圧電ポンプの一実施例の構成を示す断面
図、第2図は本考案におけるポンプ接流ユニットの一例
を示す断面図である。 1……ポンプ接流ユニット、2……ポンプ接流ダイアフ
ラム、4……被覆材(弾性体エラストマモールド)、5
……圧電振動子、6a……吸込み側逆止弁、6b……吐出側
逆止弁、7……ポンプアクチュエータユニット、8a……
吸込み口、8b……吐出口、9……ケーシング、10a,10b
……(膜状)電極、11a,11b……リード線、12……仕切
部、13……圧電膜。
図、第2図は本考案におけるポンプ接流ユニットの一例
を示す断面図である。 1……ポンプ接流ユニット、2……ポンプ接流ダイアフ
ラム、4……被覆材(弾性体エラストマモールド)、5
……圧電振動子、6a……吸込み側逆止弁、6b……吐出側
逆止弁、7……ポンプアクチュエータユニット、8a……
吸込み口、8b……吐出口、9……ケーシング、10a,10b
……(膜状)電極、11a,11b……リード線、12……仕切
部、13……圧電膜。
Claims (1)
- 【請求項1】ポンプアクチュエータユニット7と、これ
に着脱可能に取付けられたポンプ接流ユニット1とより
なり、ポンプアクチュエータユニット7は、ケーシング
9の内面に、被覆材4により被覆された圧電振動子5の
外周部を支持し、この圧電振動子5の電極10a,10bに接
続されたリード線11a,11bをケーシング9より引き出し
て構成し、ポンプ接流ユニット1は、外面に結合材を有
し、圧電振動子5に被覆された被覆材4の一面に着脱自
在に結合されるポンプ接流ダイアフラム2と,このダイ
アフラム2に対向する仕切部12に設けられた吸込み側逆
止弁6a及び吐出側逆止弁6bと,これらの逆止弁6a,6bに
それぞれ連通する吸込み口8a及び吐出口8bとより構成し
た圧電ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988147326U JP2542620Y2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 圧電ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988147326U JP2542620Y2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 圧電ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0269079U JPH0269079U (ja) | 1990-05-25 |
JP2542620Y2 true JP2542620Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=31417618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988147326U Expired - Lifetime JP2542620Y2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 圧電ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542620Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4830689B2 (ja) | 2006-07-25 | 2011-12-07 | パナソニック電工株式会社 | ダイヤフラムポンプ |
JP6014072B2 (ja) * | 2014-03-20 | 2016-10-25 | 住友ゴム工業株式会社 | ダイアフラムの固定構造、それを備えたダイアフラムポンプ及び弁装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01285681A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-16 | Olympus Optical Co Ltd | バイモルフ式ポンプ |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP1988147326U patent/JP2542620Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0269079U (ja) | 1990-05-25 |
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