JP2542315Y2 - 過昇温度防止センサー - Google Patents

過昇温度防止センサー

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JP2542315Y2
JP2542315Y2 JP1990102249U JP10224990U JP2542315Y2 JP 2542315 Y2 JP2542315 Y2 JP 2542315Y2 JP 1990102249 U JP1990102249 U JP 1990102249U JP 10224990 U JP10224990 U JP 10224990U JP 2542315 Y2 JP2542315 Y2 JP 2542315Y2
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JP
Japan
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temperature
heater
heat
sensor
glass plate
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JP1990102249U
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JPH0461795U (ja
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一司 吉田
秀雄 三宅
吉良 中村
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Chugoku Electric Power Co Inc
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Chugoku Electric Power Co Inc
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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、温度変化に伴う電気抵抗の変化量を検出す
る測温抵抗線材を内蔵したセンサーによりそのヒータを
内蔵した発熱部の温度を適確に制御する、主として調理
容器加熱用電気ヒータなどの過昇温度防止センサーに関
するものである。
〔従来の技術〕 調理用鍋などの調理容器をその底部から加熱する従来
の電気ヒータ、または電気コンロ等では、石英管を通じ
て光を発しつつ高熱を発するヒータ、例えば、ハロゲン
ランプヒータの複数本を、周囲が断熱材でかこまれた発
熱部内に配設し、その発熱部の上方をガラスセラミック
プレートなどのガラスプレートで覆い、そのガラスプレ
ート上に調理容器を載置して加熱するものが近年一般に
使用されている。
この場合、そのガラスプレートの温度を常に所定の温
度に適確に維持することが必要であり、ガラスプレート
がある温度以上になると電気ヒータをオフにし、ある温
度以下になると電気ヒータをオンにするように制御する
ためのセンサーを設けている。
このようなセンサーとして従来使用されているものと
しては、石英管の中に金属棒が入っていて、温度の変化
に伴ってその金属棒が膨脹,収縮することでその温度変
化を感知する機械式のセンサーがある。
しかしながら、このようなセンサーでは、センサーが
取付けられている発熱部内の電気ヒータと交差している
近傍で電気ヒータからの熱の影響を直接受けることにな
り、ガラスプレート部分の温度を正確に感知できないと
いう問題がある。
〔考案の解決しようとする課題〕
本考案は、前記従来の問題点を解決するためになされ
たものであり、電気ヒータの発熱部からの熱をガラスプ
レートを通して調理容器の底部から伝える際に、そのガ
ラスプレート部分の温度を正確に感知して、ガラスプレ
ート部分を所定の温度に適確に制御できる過昇温度防止
センサーを提供することを解決課題としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の課題を解決するための手段として、本考案の過
昇温度防止センサーは、電気ヒータ、例えばハロゲンラ
ンプヒータなどを内蔵した発熱部を上方から覆うガラス
プレートの下面に、石英管にスパイラル状の測温抵抗線
材を内蔵したヒータ温度制御用のセンサーを横置に配設
すると共に、この測温抵抗線材のヒータとの近傍部分を
極端に粗巻きのスパイラル状、またはスパイラルなしの
直線状に形成することにより構成される。
すなわち、上記のセンサーでは、温度変化に伴う電気
抵抗の変化量を検出する方式のものであり、測温抵抗線
材のヒータとの近傍部分を粗巻きのスパイラル状、また
は直線状にしているので、この部分では単位長さ当りの
絶対的な抵抗値が小さくなり、ヒータの熱にあまり影響
うけずに、ガラスプレート部分の正確な熱を検知でき、
正確な温度制御が行なわれる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例を説明するが、第
1図は本考案の過昇温度防止センサーを装備した電気ヒ
ータの側断面図、第2図は第1図のセンサー及び電気ヒ
ータを示す要部拡大の側断面図であり、第3図は第1図
の発熱部を示す斜視図である。
まず、第3図の発熱部は、第1図の電気ヒータの本体
11の内部に組付けられるものであり、この発熱部は、炉
体ガード20内の上下に分割した円環状の断熱材12A、12B
との間の内部に位置し、かつ直管状の石英管を通じて光
を発しつつ高熱を発するヒータ、例えばハロゲンランプ
ヒータ13,14,15の3本のそれらの管端部を、それぞれ上
下に段差をつけて三角形状に配設している。
そして、これらのハロゲンランプヒータ13,14,15の重
なりあう各端部は図示されていない着脱式の接続端子で
炉体ガード20にねじ止めされている。
さらに、上部の円環状の断熱材12Aにはセンサー21が
取付けられており、第1図の発熱部を上方から覆うガラ
スセラミック板23などのガラスプレート部分の温度を検
出し、ハロゲンランプヒータ13,14,15への電流をオン・
オフすることで発熱部の温度を制御して、ガラスセラミ
ック板23部分を所定の温度に維持し、温度が所定温度以
上に上昇するのを防止している。
次に、このセンサー21としては、第2図に示す石英管
21Aにスパイラル状の測温抵抗線材21B、例えば、白金、
ニッケル、またはニフェタルと称するニッケル70%と鉄
30%との合金材料の抵抗線材を内蔵しており、温度変化
に伴う電気抵抗の変化量を検出するものであり、これに
よりハロゲンランプヒータ13,14,15などのヒータを電気
的に制御する。
そこで、この考案では、測温抵抗線材21Bのハロゲン
ランプヒータ13及び15の直上の近傍部分を極端に粗巻き
のスパイラル状にするか、または第2図の矢印Aで示す
ように、直線状に形成している。
このように粗巻きのスパイラル状、または直線状にし
た部分の測温抵抗線材21Bでは、単位長さ当りの絶対的
な抵抗値が小さいので、ハロゲンランプヒータ13の熱に
よる影響が少なくなり、ガラスセラミック板23の下面付
近の熱を適確に検知できる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の過昇温度防止センサ
ーによれば、電気ヒータの発熱部からの熱をガラスプレ
ートを通して調理容器の底部から伝える際に、そのガラ
スプレート部分の温度を適確に感知でき、ガラスプレー
ト部分を正確な温度に制御できるという効果がある。
すなわち、従来のセンサーでは発熱部のヒータと交差
する近傍でヒータからの熱の影響を直接受けるのに対
し、本考案のセンサーでは、ヒータからの熱の影響が少
なく、ガラスプレート部分を適確な所定温度に維持しな
がら温度の過昇を防止でき、良好な調理ができるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における過昇温度防止センサ
ーを装備した電気ヒータの側断面図、第2図は第1図の
センサー及び電気ヒータを示す要部拡大の側断面図、第
3図は第1図の発熱部を示す斜視図である。 13,14,15……ハロゲンランプヒータ、21……センサー、
21A……石英管、21B……測温抵抗線材、23……ガラスセ
ラミック板、A……直線状。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 吉良 広島県広島市中区大手町4丁目1番22号 日本ベンディング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−123180(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータを内蔵した発熱部を上方から覆うガ
    ラスプレート下面に、石英管にスパイラル状の測温抵抗
    線材を内蔵したヒータ温度制御用のセンサーを配設する
    と共に、この測温抵抗線材のヒータと交わる近傍部分を
    極端に粗巻きのスパイラル状、または直線状に形成した
    過昇温度防止センサー。
JP1990102249U 1990-10-01 1990-10-01 過昇温度防止センサー Expired - Lifetime JP2542315Y2 (ja)

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JP1990102249U JP2542315Y2 (ja) 1990-10-01 1990-10-01 過昇温度防止センサー

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JPH0461795U JPH0461795U (ja) 1992-05-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ZA839303B (en) * 1982-12-24 1984-12-24 Thorn Emi Domestic Appliances Heating apparatus

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