JP2542113Y2 - 表示切り換え可能な駒数カウンター - Google Patents
表示切り換え可能な駒数カウンターInfo
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- JP2542113Y2 JP2542113Y2 JP8769991U JP8769991U JP2542113Y2 JP 2542113 Y2 JP2542113 Y2 JP 2542113Y2 JP 8769991 U JP8769991 U JP 8769991U JP 8769991 U JP8769991 U JP 8769991U JP 2542113 Y2 JP2542113 Y2 JP 2542113Y2
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- JP
- Japan
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- frame
- size
- display
- shielding plate
- shielding
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Description
【従来の技術】従来、画面寸法を切り換えることができ
るカメラが市販されており、それらは例えば画面寸法を
切り換える機構を内蔵したものであり、あるいは撮影枠
すなわちアパチャーアダプターを取り付けるように構成
したものである。
るカメラが市販されており、それらは例えば画面寸法を
切り換える機構を内蔵したものであり、あるいは撮影枠
すなわちアパチャーアダプターを取り付けるように構成
したものである。
【考案が解決しようとする課題】これらの画面寸法を切
り換えることができるカメラの駒数表示方法としては、
パルスカウンターの出力によって作動する液晶表示器を
使用するものがある。これは、複雑な制御回路を必要と
し、製造コストが高いという欠点がある。一方、製造コ
ストの廉価なものとして、2種類の駒数板を設けること
が考えられるが、必要スペースが大きくなり好ましくな
い。本考案は、従来のこれらの問題に鑑みてなされたも
のであって、構造が簡単で、大きなスペースを必要とせ
ず、画面寸法の切り換えに連動して自動的に駒数表示が
変更する表示切り換え可能な駒数カウンターを提供する
ことを目的とする。
り換えることができるカメラの駒数表示方法としては、
パルスカウンターの出力によって作動する液晶表示器を
使用するものがある。これは、複雑な制御回路を必要と
し、製造コストが高いという欠点がある。一方、製造コ
ストの廉価なものとして、2種類の駒数板を設けること
が考えられるが、必要スペースが大きくなり好ましくな
い。本考案は、従来のこれらの問題に鑑みてなされたも
のであって、構造が簡単で、大きなスペースを必要とせ
ず、画面寸法の切り換えに連動して自動的に駒数表示が
変更する表示切り換え可能な駒数カウンターを提供する
ことを目的とする。
【考案の構成】本考案は、2種類の撮影サイズを表示し
た駒板と、該2種類の撮影サイズを選択的に遮蔽するた
めの遮蔽板と、撮影サイズを変更するための撮影枠と、
撮影枠のカメラボデーへの取り付け・取り外しによって
変位して上記遮蔽板の遮蔽位置を変更させる作動レバー
とを有することを特徴とする表示切り換え可能な駒数カ
ウンターである。
た駒板と、該2種類の撮影サイズを選択的に遮蔽するた
めの遮蔽板と、撮影サイズを変更するための撮影枠と、
撮影枠のカメラボデーへの取り付け・取り外しによって
変位して上記遮蔽板の遮蔽位置を変更させる作動レバー
とを有することを特徴とする表示切り換え可能な駒数カ
ウンターである。
【実施例】以下に本考案の実施例の表示切り換え可能な
駒数カウンターを説明する。駒数カウンター1は、図1
ないし図3に示すように、表面の内側にフルサイズ駒数
2を表示し、外側にハーフサイズ駒数4を表示した円盤
状の駒板6を有する。駒板6の上方には遮蔽板8が配置
され、その上方にカウンター窓9が設けられている。カ
ウンター窓9の近傍に、各駒数表示がフルサイズまたは
ハーフサイズであることを示す文字表示が設けられる
か、又はフルサイズ駒数2とハーフサイズ駒数4とを、
異なった色彩によって表示することが好ましい。遮蔽板
8は、先端部分にフルサイズ駒数2を表示するための第
1切り欠き10と、ハーフサイズ駒数4を表示するため
の第2切り欠き12とを有し、回転支軸14に軸支さ
れ、さらに引っ張りばね16によって図1における時計
方向に付勢されている。遮蔽板8はさらに、回転支軸1
4に関し第1切り欠き10と第2切り欠き12と反対側
に、当接突起部20を有する。遮蔽板8の当接突起部2
0の近傍には、切り換え連動部材22が回転支軸24に
よって軸支されている。回転支軸24は、その軸線が回
転支軸14の軸線と直交するように配置されている。切
り換え連動部材22は、その軸線と平行で、互いに直交
する第1当接面26及び第2当接面28を有する。従っ
て、第1当接面26又は第2当接面28にほぼ垂直に入
力した駆動力は、第2当接面28又は第1当接面26に
よって該入力方向と直交した方向の駆動力として出力さ
れる。第2当接面28には、図4に示すように、これに
直交して当接するように作動レバー30が配置されてい
る。一方、カメラボデー50に設けられたフルサイズ撮
影枠52には、カメラボデー50の裏側から取り付ける
ためのハーフサイズ撮影枠を形成するためのハーフサイ
ズアダプター54が取り付けられるようになっている。
ハーフサイズアダプター54は、遮光板55にハーフサ
イズ撮影窓56を有し、遮光板55の裏面(カメラボデ
ー50に取り付けたとき被写体側)に取り付け可動部5
8及び取り付け固定部59を有する。取り付け可動部5
8は、図5及び図6において遮光板55に対しバネ6
1、62によって上方に付勢されていて、突起60を押
し下げて取り付け可動部58を下降させることによって
ハーフサイズアダプター54をカメラボデー50に取り
付け可能である。この取り付けの際の可動部58の上昇
によって作動レバー30がaだけ持ち上げられる。以上
の構成において、フルサイズ撮影の場合には、作動レバ
ー30及び切り換え連動部材22が図1に示す下降位置
にあり、遮蔽板8が図2に示す位置にあって、カウンタ
ー窓9にフルサイズ駒数2が表示される。ハーフサイズ
撮影の場合には、ハーフサイズアダプター54をカメラ
ボデー50に取り付け、取り付け可動部58によって作
動レバー30及び切り換え連動部材22が図1に示す上
昇及び時計方向回転位置に移動され、遮蔽板8が図3に
示す位置となり、カウンター窓9にハーフサイズ駒数4
が表示される。
駒数カウンターを説明する。駒数カウンター1は、図1
ないし図3に示すように、表面の内側にフルサイズ駒数
2を表示し、外側にハーフサイズ駒数4を表示した円盤
状の駒板6を有する。駒板6の上方には遮蔽板8が配置
され、その上方にカウンター窓9が設けられている。カ
ウンター窓9の近傍に、各駒数表示がフルサイズまたは
ハーフサイズであることを示す文字表示が設けられる
か、又はフルサイズ駒数2とハーフサイズ駒数4とを、
異なった色彩によって表示することが好ましい。遮蔽板
8は、先端部分にフルサイズ駒数2を表示するための第
1切り欠き10と、ハーフサイズ駒数4を表示するため
の第2切り欠き12とを有し、回転支軸14に軸支さ
れ、さらに引っ張りばね16によって図1における時計
方向に付勢されている。遮蔽板8はさらに、回転支軸1
4に関し第1切り欠き10と第2切り欠き12と反対側
に、当接突起部20を有する。遮蔽板8の当接突起部2
0の近傍には、切り換え連動部材22が回転支軸24に
よって軸支されている。回転支軸24は、その軸線が回
転支軸14の軸線と直交するように配置されている。切
り換え連動部材22は、その軸線と平行で、互いに直交
する第1当接面26及び第2当接面28を有する。従っ
て、第1当接面26又は第2当接面28にほぼ垂直に入
力した駆動力は、第2当接面28又は第1当接面26に
よって該入力方向と直交した方向の駆動力として出力さ
れる。第2当接面28には、図4に示すように、これに
直交して当接するように作動レバー30が配置されてい
る。一方、カメラボデー50に設けられたフルサイズ撮
影枠52には、カメラボデー50の裏側から取り付ける
ためのハーフサイズ撮影枠を形成するためのハーフサイ
ズアダプター54が取り付けられるようになっている。
ハーフサイズアダプター54は、遮光板55にハーフサ
イズ撮影窓56を有し、遮光板55の裏面(カメラボデ
ー50に取り付けたとき被写体側)に取り付け可動部5
8及び取り付け固定部59を有する。取り付け可動部5
8は、図5及び図6において遮光板55に対しバネ6
1、62によって上方に付勢されていて、突起60を押
し下げて取り付け可動部58を下降させることによって
ハーフサイズアダプター54をカメラボデー50に取り
付け可能である。この取り付けの際の可動部58の上昇
によって作動レバー30がaだけ持ち上げられる。以上
の構成において、フルサイズ撮影の場合には、作動レバ
ー30及び切り換え連動部材22が図1に示す下降位置
にあり、遮蔽板8が図2に示す位置にあって、カウンタ
ー窓9にフルサイズ駒数2が表示される。ハーフサイズ
撮影の場合には、ハーフサイズアダプター54をカメラ
ボデー50に取り付け、取り付け可動部58によって作
動レバー30及び切り換え連動部材22が図1に示す上
昇及び時計方向回転位置に移動され、遮蔽板8が図3に
示す位置となり、カウンター窓9にハーフサイズ駒数4
が表示される。
【考案の効果】本考案によれば、2種類の撮影サイズを
表示した駒板と、該2種類の撮影サイズを選択的に遮蔽
するための遮蔽板と、撮影サイズを変更するための撮影
枠と、撮影枠のカメラボデーへの取り付け・取り外しに
よって変位して上記遮蔽板の遮蔽位置を変更させる作動
レバーとによって構成されるから、構造が簡単で、大き
なスペースを必要とせず、画面寸法の切り換えに連動し
て自動的に駒数表示が変更する表示切り換え可能な駒数
カウンターを得ることができる。
表示した駒板と、該2種類の撮影サイズを選択的に遮蔽
するための遮蔽板と、撮影サイズを変更するための撮影
枠と、撮影枠のカメラボデーへの取り付け・取り外しに
よって変位して上記遮蔽板の遮蔽位置を変更させる作動
レバーとによって構成されるから、構造が簡単で、大き
なスペースを必要とせず、画面寸法の切り換えに連動し
て自動的に駒数表示が変更する表示切り換え可能な駒数
カウンターを得ることができる。
【図1】本考案の実施例の表示切り換え可能な駒数カウ
ンターの斜視図である。
ンターの斜視図である。
【図2】図1の表示切り換え可能な駒数カウンターのフ
ルサイズ撮影状態の平面図である。
ルサイズ撮影状態の平面図である。
【図3】図1の表示切り換え可能な駒数カウンターのハ
ーフサイズ撮影状態の平面図である。
ーフサイズ撮影状態の平面図である。
【図4】図1の表示切り換え可能な駒数カウンターのフ
ルサイズ撮影状態の正面図である。
ルサイズ撮影状態の正面図である。
【図5】ハーフサイズアダプターを取り付けたカメラ後
部の斜視図である。
部の斜視図である。
【図6】ハーフサイズアダプターの分解斜視図である。
1 駒数カウンター 2 フルサイズ駒数 4 ハーフサイズ駒数 6 駒板 8 遮蔽板 9 カウンター窓 10 第1切り欠き 12 第2切り欠き 22 切り換え連動部材 30 作動レバー 50 カメラボデー 54 ハーフサイズアダプター 55 遮光板 58 取り付け可動部
Claims (3)
- 【請求項1】 2種類の撮影サイズを表示した駒板と、
該2種類の撮影サイズを選択的に遮蔽するための遮蔽板
と、撮影サイズを変更するための撮影枠と、撮影枠のカ
メラボデーへの取り付け・取り外しによって変位して上
記遮蔽板の遮蔽位置を変更させる作動レバーとを有する
ことを特徴とする表示切り換え可能な駒数カウンター。 - 【請求項2】 上記駒板は、円板であって、2種類の撮
影サイズの表示が2つの同心円上に形成されている請求
項1記載の表示切り換え可能な駒数カウンター。 - 【請求項3】 上記遮蔽板と作動レバーとの間に、駆動
力の方向を90°変える切り換え連動部材を有している
請求項1記載の表示切り換え可能な駒数カウンター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8769991U JP2542113Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 表示切り換え可能な駒数カウンター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8769991U JP2542113Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 表示切り換え可能な駒数カウンター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538636U JPH0538636U (ja) | 1993-05-25 |
JP2542113Y2 true JP2542113Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=13922173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8769991U Expired - Fee Related JP2542113Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 表示切り換え可能な駒数カウンター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542113Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP8769991U patent/JP2542113Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0538636U (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |