JP2542073B2 - エタノ―ル及び水を含む混合物からのジエトキシメタンの精製方法 - Google Patents

エタノ―ル及び水を含む混合物からのジエトキシメタンの精製方法

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JP2542073B2 JP63503575A JP50357588A JP2542073B2 JP 2542073 B2 JP2542073 B2 JP 2542073B2 JP 63503575 A JP63503575 A JP 63503575A JP 50357588 A JP50357588 A JP 50357588A JP 2542073 B2 JP2542073 B2 JP 2542073B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はジエトキシメタン(DEM)、エタノール及び
場合によっては水を含む混合物からのDEMの精製方法に
関する。これは、有効量の水、DEMまたは水、DEM及びエ
タノールのうち任意の2つもしくは3つの適当な混合物
を添加することによって、他の共沸混合物形成剤を必要
とすることなく実施される。
発明の背景 ジエトキシメタンは、農業、香料工業及び塗料工業に
用いられる化合物の製造用の重要な中間体である。たと
えば、ジエトキシメタンはケテンと反応して、塗料用溶
剤、特に自動車塗料用溶剤として使用されるエチル−3
−エトキシプロピオネートを形成できる。
いくつかの公知のジエトキシメタンの製造方法は、酸
で触媒され、平衡がコントロールされたホルムアルデヒ
ドとエタノールとの反応を含む。J.N.Zananiaris,Chem
・Ber.,71,2002頁(1983年);及びN.I.Shulkin及びN.
A.Pozdnyak,Sbornik Statei Obschchei Khim.,,1014
頁(1953年)を参照。この方法は次の代表的な反応式に
よって説明できる: ホルムアルデヒドとエタノールとの反応からジエトキ
シメタンを商業的に製造する場合には、ジエトキシメタ
ンがエタノール及び水と共に形成する共沸混合物からジ
エトキシメタンを分離または精製することが困難であ
る。このような共沸混合物からジエトキシメタンを精製
するための、先行技術において知られた方法は、共沸混
合物に追加の共沸混合物形成剤を添加することを含む
(たとえば、米国特許第1,850,836号及び第4,613,411号
参照)。このことは、このような追加の共沸混合物形成
剤が処理コストを増し、しかも高価で、毒性があり且つ
引火点が低いために潜在的に危険性があり得るヘキサン
またはシクロヘキサンのような溶剤である点で不利であ
る。
追加の共沸混合物形成剤を必要としないジエトキシメ
タンの精製方法を得ることが望ましい。
発明の概要 水、DEMまたは水、DEM及びエタノールのうち任意の2
つもしくは3つの適当な混合物の添加によって、従っ
て、追加の共沸混合物形成剤を必要とすることなく、DE
M、エタノール及び場合によっては水を含む混合物から
ジエトキシメタンを精製できることが判明した。さらに
詳細には、本発明は、DEM、エタノール及び場合によっ
ては水を含んでなる第1の混合物からのDEMの精製方法
であって、 (a)平衡連結線が臨界蒸留境界線と交わるような水、
エタノール及びDEMの三成分系の2液相領域に第1の混
合物を存在させるのに有効な量の水、DEM、または水、D
EM及びエタノールのうち任意の2つもしくは3つの適当
な混合物を第1の混合物に加えて、2つの液相の第2の
混合物を生成する工程、ならびに (b)第2の混合物の相を分離して、第1の混合物中に
存在する比率よりも高い比率でジエトキシメタンを含む
生成物を得る任意の工程、ならびに (c)工程(b)から得られたDEM高含有生成物を蒸留
して実質的に純粋なジエトキシメタンを得る任意の工程 を含んでなる方法に関する。
本明細書中で用いられる「追加の共沸混合物形成剤」
なる用語は水、DEM、エタノールまたはそれらの混合物
以外の任意の薬剤または化合物を指し;「ホルムアルデ
ヒド」なる用語はホルマリン、パラホルムアルデヒドま
たはトリオキサンの形態のホルムアルデヒドを指し;
「臨界蒸留境界線」なる用語は水/エタノール/DEM共沸
混合物とDEM/水共沸混合物との間の蒸留境界線を指し、
そのような境界線は第1図に示されており、領域Iを領
域IIIから隔てるものであり;「DEM」なる略語はジエト
キシメタンを指す。
図面の簡単な説明 第1図は水、DEM及びエタノールの三成分共沸混合物
系の図である。目盛りAは水のモル分率を表し、目盛り
Bはエタノールのモル分率を表し、目盛りCはDEMのモ
ル分率を表す。線1は臨界蒸留境界線を近似する。線2
はエタノール/DEM共沸混合物とDEM/水/エタノール共沸
混合物との蒸留境界線を近似する。線3はエタノール/
水共沸混合物とDEM/エタノール/水共沸混合物との蒸留
境界線を近似する。線4は2液相領域と1液相領域との
間の境界線を近似する。線5及び6は代表的な連結線;
すなわち、互いに平衡状態にある2つの液相の組成物を
つなぐ線を近似する。図からわかるように、連結線6は
臨界蒸留境界線と交わるが連結線5は交わらない。(な
お、第1図中の共沸混合物の位置は近似であることに注
意されたい。) 第2図は4個の蒸留カラムを用いたDEMを製造及び精
製するための代表的な先行技術の方法の概略図である。
第3図は3個の蒸留カラムを用いた本発明の好ましい
方法の概略図である。
第4図は2個の蒸留カラムを用いた本発明の好ましい
方法を示す概略図である。
発明の詳細な説明 本発明は、DEM/エタノール/水の三成分系に関して、
その特徴的な蒸留境界線を、追加の共沸混合物形成剤が
なくても越えることができるという我々の発見に基づ
く。このような境界線は第1図に示す。三成分系、DEM/
エタノール/水は最小沸点均質三成分共沸混合物を含
む。さらに、DEM/エタノール及びエタノール/水の均質
二成分共沸混合物ならびにDEM/水の不均質二成分共沸混
合物がある。各共沸混合物の間には、単なる蒸留によっ
ては越えることのできない蒸留境界線がある。これらの
蒸留境界線は一組の全ての三成分組成物を3つの領域に
分ける。第1図はこれらの系の境界線を直線で近似した
ものである;しかしながら、実際の境界線は直線ではあ
り得ない(共沸混合物の位置も近似である)ことに注意
すべきである。蒸留境界線のために、単なる蒸留によっ
ては1つの領域から他の領域に移動することはできな
い。しかしながら、商業的方法の場合には、DEMを純粋
な形で回収し、系から水を除き、そして反応器に再循環
させるためにエタノールを回収することが望ましい(再
循環エタノールはエタノール/水共沸混合物の形態であ
ることができるが、その形態である必要はなく、たとえ
ば、純粋なエタノールであってもよい)。第1図はDEM
と水とが2つの異なる領域にあることを示している。そ
の結果、DEM反応器からの反応混合物(すなわち、第1
の混合物)の組成が何であろうと、均質DEM/水/エタノ
ール共沸混合物と不均質DEM/水共沸混合物との間の蒸留
境界線を少なくとも越えることが必要である。領域Iを
領域IIIから隔てる蒸留境界線が第1図において近似さ
れており;前述の通り、この蒸留境界線は本明細書中で
は「臨界蒸留境界線」と称する。水とDEMとの部分不混
和性のために、エタノール自身がDEM相と水相との間で
分かれる三成分系の場合には不均質液体領域がある。2
液相領域及びそれらの連結線の勾配は、均質DEM/水/エ
タノール共沸混合物と不均質DEM/水共沸混合物との間の
蒸留境界線が液液抽出(たとえば、一段法デカンター、
多段法液液抽出器など)を用いて越えられるようなもの
である。従って、我々は水、DEMまたは水、DEM及びエタ
ノールのうち任意の2つもしくは3つの適当な混合物を
有効量で第1の混合物に加えることによって2液相領域
中に生ずる混合物の全ての組成が得られること、ならび
に形成される2つの液相が臨界蒸留境界線の反対側にあ
ることを見出した。いったん本発明の方法の工程(a)
(たとえば、水の添加)を実施すれば、次いで工程
(b)を実施できる。
第1の混合物に添加するのに望ましい厳密な物質(す
なわち、水、DEMまたは水、DEM及びエタノールのうち任
意の2つもしくは3つの適当な混合物)は、第1の混合
物が三成分系のどの位置に存在するかに依存する。従っ
て、水、DEM及びエタノールのうち任意の2つもしくは
3つの「適当な混合物」とは、第1の混合物への添加時
に臨界蒸留境界線の両側の望ましい2液相領域に位置す
る混合物を生ずる化合物の任意の比率を指す。特定の適
用に望ましいこの物質の厳密な比率及び厳密な組成は第
1の混合物が三成分系のどの位置に存在するかに依存す
る。第1図から明白なように、エタノールのみの添加は
いかなる状況においても混合物をこの2液相領域からさ
らに離れた位置に移動させる;従って、エタノールのみ
の添加は本発明の方法には適当でない。代表的な工業的
方法の場合には、第1の混合物は第1図の領域Iの三成
分共沸混合物の近くに存在し、従って、このような状況
では有効量の水を単に添加することがコストの点で最も
効率的である。
代表的には、第1の混合物は水を含むが、本発明の方
法が有効であるために必要というわけではない。第1の
混合物中に水が存在しない場合には、混合物は第1図の
領域IIまたは領域IIIの境界に存在する(すなわち、水
0.0モル分率)。従って、第1の混合物中に水が存在し
ない場合には、所望の結果を達成するために第1の混合
物に添加される物質の一部または全てが水でなくてはな
らない。
第1の混合物に有効量の水、DEMまたは水、DEM及びエ
タノールのうち2つもしくは3つの適当な混合物を添加
することによって2液相混合物が生ずる。液相間の連結
線は混合物からのDEMの分離を容易にする臨界蒸留境界
線(第1図の領域I及び領域IIIの間に存在する)と交
わる。一方の相がDEMに富む2液相系が存在するため、
このような分離はデカンテーションまたは他の液液抽出
法によって実施することができる。大部分水及びエタノ
ールを含む他方の相は廃棄できる;しかしながら、商業
的方法の場合にはエタノールを供給材料、すなわち、出
発原料の一部としてDEM形成プロセスに再循環させるた
めに、エタノールから水を、代表的には別の蒸留カラム
を用いて分離することが極めて望ましい。別の任意工程
は水高含有相を第1の混合物を製造する蒸留カラム(ま
たは反応器のような他のユニット)にもどす(再循環さ
せる)ものである。DEM高含有相は、実質的に純粋なDEM
を得るためにDEMを混合物から分離する別の工程(工程
(c))に供することが好ましい。工程(c)における
実質的に純粋なDEMの分離は別の蒸留カラムの使用によ
って実施するのが最も都合よく、その蒸留カラムの底部
から実質的に純粋なDEMが生成物として除去される。
本発明の方法で使用される出発原料の第1の混合物
は、ホルムアルデヒド、エタノール及び酸触媒からジエ
トキシメタン及び水を形成する反応によって、しかもこ
の反応の平衡を、ジエトキシメタンを含む1種または複
数の共沸混合物をホルムアルデヒド、エタノール及び酸
触媒反応混合物から除去することによってDEM及び水側
に向けることによって得るのが好ましい。このようなプ
ロセスは本明細書中では「DEM生成プロセス」と称す
る。本発明の精製方法と一緒に、DEM生成プロセスを使
用することは、商業的量のDEMを生成及び精製するのに
連続方法が望ましい工業的用途において最も望ましい。
連続方法の使用によって、種々の反応体及び生成物がプ
ロセス系に再循環できる。
本発明の方法はDEM生成プロセスと一緒でなくても連
続式で実施するのが好ましいが、また、回分式で実施す
ることも意図している。
本発明の方法は有効量の水、DEMまたは水、DEM及びエ
タノールのうち任意の2つもしくは3つの適当な混合物
の添加に必要とするが、本発明の方法が進行する限り、
他の化合物または物質を存在させることもできる(第1
の混合物または添加される物質中に)。このような他の
化合物または物質としてはメトキシエトキシメタン(ME
M)及びヘキサンまたはシクロヘキサンのような他の共
沸混合物形成剤を挙げることができる。しかしながら、
本明細書中で触れたように、本発明の方法は追加の共沸
混合物形成剤の不存在下で進行させるのが好ましい。
DEM生成プロセスにおいては、米国特許第4,613,411号
に教示されたのと実質的に同一の方法が使用できる。た
とえば、ホルムアルデヒドは蒸留カラムを装着した1個
または複数個の適当な反応器中で可溶性酸触媒の存在下
においてエタノールと共に還流させる。このような蒸留
による留出物は本発明のDEM精製方法の出発原料として
使用するのに適当であり且つ好ましい。留出物を用いる
代わりに、このような反応から気相も第1の混合物とし
て使用できる。
DEM精製方法の出発混合物、すなわち、第1の混合物
は代表的にはDEM生成プロセスからの留出物として得ら
れる。しかしながら、これはDEM精製方法に必要という
わけではない。第1の混合物は三成分の総重量に基づき
1〜99重量%のDEM、1〜99重量%のエタノール及び0
〜99重量%の水を含むことができる。好ましい第1の混
合物は三成分の総重量に基づき15〜30重量%のエタノー
ル及び少なくとも1重量%のDEMを含むことができる。
前述のように、MEMは本発明の出発混合物中に存在す
る代表的な不純物である。代表的な工業的方法の場合に
は第1の混合物中に存在するMEMの量はDEM生成プロセス
のためのホルムアルデヒド供給材料中に存在するメタノ
ールの量に依存する。1%未満のメタノールを含むホル
ムアルデヒドが市販されており、DEM生成プロセスの留
出物中に存在するMEMの量は代表的には総留出物の2重
量%である。
本発明の方法(工程(a),(b)及び(c))の圧
力は特に臨界的なものではないが、コストを考慮すると
大気圧またはそれに近い圧力が好ましい。方法の工程
(a)の温度は混合物の凝固点と2液相領域がもはや臨
界蒸留境界線と交わらない温度との間の温度でなければ
ならない。ほとんどの用途の場合、この温度は20℃〜70
℃であろう。本発明の工程(b)及び(c)の温度は適
当な混合物の圧力及び組成に依存する、すなわち、混合
物の飽和液体温度に依存する。しかしながら、この温度
はほとんどの用途の場合(すなわち、大気圧またはそれ
に近い圧力において)70〜150℃である。
工程(a)で加えなければならない水、DEMまたは
水、DEM及びエタノールのうち2つもしくは3つの適当
な混合物の量は出発混合物(すなわち、第1の混合物)
の厳密な組成及び温度、圧力、反応器の寸法、カラムな
どのような厳密な方法パラメーターに応じてかなり変動
するであろう。しかしながら、DEM生成プロセスから得
られる第1の混合物に添加すべき物質の代表的な量は第
1の混合物のキログラム当り0.09〜0.45kg(0.2〜1ポ
ンド/ポンド)である。
DEM生成プロセスに適当な触媒である適当な酸として
は強酸、たとえば硫酸、p−トルエンスルホン酸、不溶
性スルホン化ポリスチレン、たとえば固定床中のアンバ
ーリスト(Amberlyst)15などが挙げられる。好ましい
のは硫酸である。酸の濃度は臨界的なものではなく、ホ
ルムアルデヒドのモル当り0.01〜0.30当量であることが
できる。エタノールの方がホルムアルデヒドより多いの
が一般に望ましい。すなわち、好ましいDEM生成プロセ
スには2〜10:1またはそれ以上の範囲のエタノール/ホ
ルムアルデヒドのモル比が適当である。
DEMを生成及び精製するための先行技術の連続方法と
比較して、本発明の方法は複雑でなく且つ経済的であ
る。具体的な実施態様によれば、先行技術の方法と比較
して1個または2個の蒸留カラムが排除できる。たとえ
ば、第2図は先行技術、特に米国特許第4,613,411号に
教示された技術を用いた代表的方法の概略図である。こ
の技術では4個の蒸留カラムが必要であることがわか
る。第1蒸留カラム(1)はDEMの他にホルムアルデヒ
ド、エタノール及び酸触媒を含む反応混合物からDEMを
含む1種または複数の共沸混合物を除去するものであ
る。次いで、蒸留カラム(2)を、ヘキサンのような追
加の共沸混合物形成剤を添加した共沸混合物からDEMを
精製するのに用いる。しかしながら、次に、第3蒸留カ
ラム(3)によって水とエタノールとの混合物を残して
追加の共沸混合物形成剤を除去しなければならない。然
る後に、第4蒸留カラム(4)によって水とエタノール
/水共沸混合物を分離しなければならない。経済的に可
能な連続方法系を得るためにはこのような方法では4個
のカラムが必要である。
第3図は3個の蒸留カラムを用いる本発明の好ましい
実施態様を示す。この実施態様において2個の反応器は
第1蒸留カラム(1)のすぐ上流にある。DEM生成プロ
セスは2個の反応器中で起こり、第1蒸留カラムからの
留出物がDEM精製方法の出発原料である。次いで、この
留出物(第1の混合物)は、有効量の水、DEMまたは
水、DEM及びエタノールのうち任意の2つもしくは3つ
の適当な混合物が添加される他のデカンターまたは液液
抽出装置に供給される(DEM精製方法の工程(a))。
第2の混合物を形成する添加後、存在する2つの相は次
にデカンターまたは他の液液抽出装置によって分離され
る(DEM精製方法の工程(b))。次いで、DEM高含有相
は第2蒸留カラム中で蒸留に供せられ、実質的に純粋な
DEMが得られる(DEM精製方法の工程(c))。第3図か
らわかるように、第3カラムは反応器中にエタノールを
再循環させるために水/エタノール共沸混合物から水を
分離するのに用いられる。
第4図は、第3図に関して論じられた第1蒸留カラム
が排除された本発明の別の実施態様を示す。この実施態
様において、反応器からの気相は第1の混合物として使
用できる。反応器中でDEM生成プロセスが起こった後、
気相が凝縮され、デカンターまたは他の液液抽出装置に
供給され、そこで水、DEMまたは水、DEM及びエタノール
のうち任意の2つもしくは3つの適当な混合物が添加さ
れて(工程(a))、第2の混合物が形成される。次い
で、存在する2つの相はデカンターまたは他の液液抽出
装置によって分離され(工程(b))、DEM高含有相が
次に蒸留に供せられて実質的に純粋なDEMが得られる
(工程(c))。DEMに富まない相、すなわち、主に水
及びエタノールを含む相は蒸留に供せられて、水が除去
され、供給材料の一部として反応器中に再循環されるエ
タノール/水共沸混合物が得られる。反応器からのパー
ジは、高分子量材料の沈着を回避するために反応器から
の少量の液を取るのに用いられる。
以下の例は本発明を説明するのに役立つが、本発明へ
の限定として解釈すべきものではない。特に断わらない
限り、全ての百分率は重量基準である。
例中に用いる以下の用語は以下の定義を有する。
水相または水相:エタノール及びDEMと共に実質的な
量の水を含む2相系の下層。
有機相または有機層:DEM、エタノール、メトキシエト
キシメタン(MEM)及び少量の水の、上層の水不混和性
混合物。
粗製DEM供給材料:エタノールとホルムアルデヒドと
の反応から得られるDEM、エタノール、水及びMEMの、蒸
留後の混合物(「第1の混合物」)。
例 1 この例は、水の添加とそれに続く蒸留による単一の平
衡を用いるジエトキシメタン、水及びエタノールの混合
物からのジエトキシメタンの分離を説明する。
装置はデカンター及び蒸留装置からなるものであっ
た。デカンターは3つの入口、下層の水層の出口及び上
層の有機層の出口を装着した250mlのフラスコであっ
た。蒸留装置は、41cm(16インチ)の位置の供給入口、
熱ポット及び蒸気分割蒸留ヘッドを有する2.54cm×60cm
(1インチ×24インチ)の充填カラムからなるものであ
った。
デカンターに8.9%の水、57.1%のジエトキシメタン
(DEM)及び33.8%のエタノール(EtOH)を含む混合物
を供給した。前記混合物各0.45kg(1ポンド)に対し
て、水0.35kg(0.77ポンド)を加えた。さらに、蒸留カ
ラムからの留出物をデカンターに供給した。デカンター
中に2つの層が形成した。下層の水層は水70.2%、EtOH
20.9%及びDEM8.9%を含んでいた。デカンターの中点に
有機−水界面を保つために必要に応じてこの下層を除去
した。この流れからのEtOH及びDEMの回収は所望ならば
単なる蒸留によって容易に実施できる。上層の有機層は
水4.3%、EtOH 10.2%及びDEM 84.5%を含んでいた。有
機層はポット温度89℃及びヘッド温度72℃を維持するよ
うにコントロールされた蒸留カラムの入口に供給した。
留出物であるDEM、EtOH及び水の混合物をデカンターに
戻した。蒸留装置の底部は実質的に純粋なDEMを含んで
いた。DEM、水及びエタオールの前記混合物の各0.45kg
(1ポンド)について、EtOH 0.07%及び水0.03%を含
むDEM 0.196kg(0.433ポンド)を底部から回収した。
例 2 この例は水での連続抽出によるDEM、エタノール及び
水の混合物からのエタノール及び水の除去を説明する。
この実験の粗製DEM供給材料はエタノール及び1%の
メチルアルコールを含む商用銘柄のホルムアルデヒドか
ら製造した。メチルアルコールはエタノールと同様に反
応して、副生成物としてメトキシエトキシメタン(ME
M)が生成した。少量のMEMは後記の分離を妨害しないこ
とが観察された。
装置は2.54cm×122cm(1インチ×48インチ)の充填
カラムからなるものであった。供給は、上部において水
を加え且つ有機物質を除去し、そして底部において水を
除去し且つ有機物質を加えるように行った。水−有機界
面はカラムの底部の上2.54cm(1インチ)の位置に保っ
た。水(80グラム/時(g/h))をカラムの上部に供給
し、水8.3%、エタノール18.7%、メトキシエトキシメ
タン7.5%及びジエトキシメタン72.3%を含む混合物154
g/hをカラムの底部に供給した。水はカラムをバーコレ
ートし、水層は132.5g/hの速度で底部に出た。水層は水
68.5%、エタノール21.1%、MEM0.2%及びジエトキシメ
タン10.3%を含んでいた。所望ならば、エタノール、水
及びMEMは蒸留によって大部分の水から都合よく分離で
きる。有機分画はカラムの上部から100g/hの速度で出
た。それは少量の水、エタノール及びMEMと共に主にDEM
を含んでいた。残留する水、エタノール及びMEMを例1
に記載されるようにして蒸留によって除去し、実質的に
純粋なDEMを得た。この実験は粗製DEM混合物0.45kg(1
ポンド)当り水0.23kg(0.5ポンド)を用いて、抽出す
べきEtOHの97.5%及びDEMの12.2%を水層中にもたらし
た。
例 3 例2と同様な実験において、粗製DEM混合物0.45kg
(1ポンド)当り水0.59kg(1.3ポンド)を用いて抽出
すべきエタノールの99.8%及びDEMの17.0%が水層中に
もたらされた。たとえば、カラムの上層に水185g/hを加
え、カラムの底部に水8.3%、エタノール22.1%、MEM
0.3%及びDEM 69.2%を含む混合物147g/hを供給した。
抽出器の上部においてDEM 98.4%、エタノール0.07%、
MEM 0.38%及び水1.1%を含む有機相が得られた。
本発明を特にそのいくつかの好ましい実施態様に関し
て詳細に記載したが、本発明の精神及び範囲内で変更及
び修正が行えることは理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−188338(JP,A) 特開 昭56−147739(JP,A) 米国特許4613411(US,A) 米国特許1850836(US,A)

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジエトキシメタン、エタノール及び場合に
    よっては水を含んでなる第1の混合物からのジエトキシ
    メタンの精製を促進する方法であって、 (a)平衡連結線が臨界蒸留境界線と交わるような水、
    エタノール及びジエトキシメタンの三成分系の2液相領
    域に第1の混合物を存在させるのに有効な量の水、DE
    M、または水、DEM及びエタノールのうち任意の2つもし
    くは3つの適当な混合物を第1の混合物に加えて、2つ
    の液相の第2の混合物を生成せしめる ことを含んでなる方法。
  2. 【請求項2】ジエトキシメタン、エタノール及び場合に
    よっては水を含んでなる第1の混合物からジエトキシメ
    タンを精製する方法であって、 (a)平衡連結線が臨界蒸留境界線と交わるような水、
    エタノール及びジエトキシメタンの三成分系の2液相領
    域に第1の混合物を存在させるのに有効な量の水、DE
    M、または水、DEM及びエタノールのうち任意の2つもし
    くは3つの適当な混合物を第1の混合物に加えて、2つ
    の液相の第2の混合物を生成せしめ、そして (b)前記第2の混合物の相を分離して、第1の混合物
    中に存在する比率よりも高い比率でジエトキシメタンを
    含む生成物を得る 工程を含んでなる方法。
  3. 【請求項3】ジエトキシメタン、エタノール及び場合に
    よっては水を含んでなる第1の混合物からジエトキシメ
    タンを精製する方法であって、 (a)平衡連結線が臨界蒸留境界線と交わるような水、
    エタノール及びジエトキシメタンの三成分系の2液相領
    域に第1の混合物を存在させるのに有効な量の水、DE
    M、または水、DEM及びエタノールのうち任意の2つもし
    くは3つの適当な混合物を第1の混合物に加えて、2つ
    の液相の第2の混合物を生成せしめ、そして (b)前記第2の混合物の相を分離して、第1の混合物
    中に存在する比率よりも高い比率でジエトキシメタンを
    含む生成物を得、そして (c)工程(b)で得られた生成物を蒸留して実質的に
    純粋なジエトキシメタンを得る 工程を含んでなる方法。
  4. 【請求項4】前記の第1の混合物が、ジエトキシメタン
    及び水を生成せしめるためにホルムアルデヒド、エタノ
    ール及び酸触媒を反応させ且つホルムアルデヒド、エタ
    ノール及び酸触媒反応混合物からジエトキシメタンを含
    む1種または複数の共沸混合物を蒸留によって除去する
    ことによって該反応の平衡をジエトキシメタン及び水側
    に向けることによって得られる請求の範囲第1項の方
    法。
  5. 【請求項5】前記の第1の共沸混合物が、ジエトキシメ
    タン及び水を形成するためにホルムアルデヒド、エタノ
    ール及び酸触媒を反応させ且つホルムアルデヒド、エタ
    ノール及び酸触媒反応混合物からジエトキシメタンを含
    む1種または複数の共沸混合物を蒸留によって除去する
    ことによって該反応の平衡をジエトキシメタン及び水側
    に向けることによって得られる請求の範囲第2項の方
    法。
  6. 【請求項6】前記の第1の共沸混合物が、ジエトキシメ
    タン及び水を形成するためにホルムアルデヒド、エタノ
    ール及び酸触媒を反応させ且つホルムアルデヒド、エタ
    ノール及び酸触媒反応混合物からジエトキシメタンを含
    む1種または複数の共沸混合物を蒸留によって除去する
    ことによって該反応の平衡をジエトキシメタン及び水側
    に向けることによって得られる請求の範囲第3項の方
    法。
  7. 【請求項7】連続的に実施される請求の範囲第1項の方
    法。
  8. 【請求項8】連続的に実施される請求の範囲第2項の方
    法。
  9. 【請求項9】連続的に実施される請求の範囲第3項の方
    法。
  10. 【請求項10】第2の混合物のジエトキシメタンに富ま
    ない第2の相を蒸留してエタノール/水共沸混合物を得
    る追加の工程を含む請求の範囲第8項の方法。
  11. 【請求項11】蒸留されたエタノール/水共沸混合物を
    出発原料としてジエトキシメタン生成プロセスへ再循環
    させる追加の工程を含む請求の範囲第10項の方法。
  12. 【請求項12】追加の共沸混合物形成剤の不存在下にお
    いて実施する請求の範囲第1項の方法。
  13. 【請求項13】追加の共沸混合物形成剤の不存在下にお
    いて実施する請求の範囲第2項の方法。
  14. 【請求項14】追加の共沸混合物形成剤の不存在下にお
    いて実施する請求の範囲第3項の方法。
  15. 【請求項15】第2の混合物のジエトキシメタンに富ま
    ない第2の相を、第1の混合物を生成するプロセスユニ
    ットに再循環する追加の工程を含む請求の範囲第4項の
    方法。
  16. 【請求項16】第2の混合物のジエトキシメタンに富ま
    ない第2の相を、第1の混合物を生成するプロセスユニ
    ットに再循環する追加の工程を含む請求の範囲第5項の
    方法。
  17. 【請求項17】第2の混合物のジエトキシメタンに富ま
    ない第2の相を、第1の混合物を生成するプロセスユニ
    ットに再循環する追加の工程を含む請求の範囲第6項の
    方法。
  18. 【請求項18】第2の混合物のジエトキシメタンに富ま
    ない第2の相を、第1の混合物を生成するプロセスユニ
    ットに再循環する追加の工程を含む請求の範囲第7項の
    方法。
  19. 【請求項19】第2の混合物のジエトキシメタンに富ま
    ない第2の相を、第1の混合物を生成するプロセスユニ
    ットに再循環する追加の工程を含む請求の範囲第8項の
    方法。
  20. 【請求項20】第2の混合物のジエトキシメタンに富ま
    ない第2の相を、第1の混合物を生成するプロセスユニ
    ットに再循環する追加の工程を含む請求の範囲第9項の
    方法。
  21. 【請求項21】第1の混合物に水を加える請求の範囲第
    1項の方法。
  22. 【請求項22】第1の混合物に水を加える請求の範囲第
    2項の方法。
  23. 【請求項23】第1の混合物に水を加える請求の範囲第
    3項の方法。
  24. 【請求項24】前記の第1の混合物がエタノールとDEM
    と水の総重量に基づき15〜30重量%のエタノール及び少
    なくとも1重量%のDEMを含んでなる請求の範囲第1項
    の方法。
  25. 【請求項25】前記の第1の混合物がエタノールとDEM
    と水の総重量に基づき15〜30重量%のエタノール及び少
    なくとも1重量%のDEMを含んでなる請求の範囲第2項
    の方法。
  26. 【請求項26】前記の第1の混合物がエタノールとDEM
    と水の総重量に基づき15〜30重量%のエタノール及び少
    なくとも1重量%のDEMを含んでなる請求の範囲第3項
    の方法。
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