JP2541493B2 - レ―ザ加工装置 - Google Patents

レ―ザ加工装置

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JP2541493B2
JP2541493B2 JP5322511A JP32251193A JP2541493B2 JP 2541493 B2 JP2541493 B2 JP 2541493B2 JP 5322511 A JP5322511 A JP 5322511A JP 32251193 A JP32251193 A JP 32251193A JP 2541493 B2 JP2541493 B2 JP 2541493B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御装置(NC装
置)と接続して金属や樹脂等の溶接および切断等の加工
を行うレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームはエネルギ密度が非常に高
く、金属および樹脂等の溶接、切断及び熱処理等幅広く
利用されている。一般的なレーザ加工装置について、図
7を用いて説明する。
【0003】図7において、レーザ加工装置は、レーザ
光2を発振するレーザ発振ユニット1と、このレーザ光
2を反射し被加工物5まで導くミラー3と、前記レーザ
光2を集光するレンズ4と、前記被加工物5を搭載しX
ーY方向に移動するテーブル6と、前記テーブル6をX
軸方向に移動させるX軸駆動部8と、前記テーブル6を
Y軸方向に移動させるY軸駆動部9と、前記レーザ発振
ユニット1、前記X軸駆動部8、およびY軸駆動部9を
制御する制御部7とを有している。
【0004】このような構成のレーザ加工装置は、制御
部7からの移動制御信号に基づいてテーブル6が移動
し、このテーブル6上に装着された被加工物5とレーザ
光2との相対位置が変化し、前記被加工物5上にレーザ
光2が移動経路どおりに照射され加工される。
【0005】ところで、前記レーザ発振ユニット1は、
一定の時間間隔でパルス発振されており、一方、前記テ
ーブル6の移動は、等速運動だけではなく、移動動作の
開始時および停止時や、また移動方向の変更時には、加
速または減速運動をすることになる。このため、この種
のレーザ加工装置を用いて前記被加工物5を加工する場
合、加速・減速運動領域では、等速運動領域に比べて単
位移動距離あたりのレーザ光2の照射量が多くなること
になる。よって、このような加速・減速を伴う角部等の
加工については、等速移動を行う直線移動部分に比べて
エネルギー密度が高くなり、一様な加工品質を維持した
溶接や切断を行うことができないという問題があった。
【0006】上記問題点を解決するために、単位移動距
離あたりのエネルギー密度の一定化をはかり一様な加工
品質を得ることを目的としたレーザ加工装置の一構成
が、特開昭59ー147792号公報に開示されてい
る。
【0007】前記特開昭59ー147792号公報に開
示されているレーザ加工装置は、図7に示す一般的なレ
ーザ加工装置の構成において、制御部7が、レーザ光2
と被加工物5との相対位置の変化量に応じてレーザ発振
ユニット1の発振パルス数を制御している。その具体的
な制御動作を図8を用いて説明する。
【0008】数値制御部10は、テーブル6移動の指令
値をD/A変換器11、12を介して、前記X軸駆動部
8およびY軸駆動部9に送出するとともに、レジスタ1
7にレーザパルス間隔を指定する指定値Lを出力する。
エンコーダ13、14は、前記テーブル6の移動量を各
軸の駆動部8、9の動作から検出し、その信号を数値制
御部10にフィードバックし、前記各指令値を減算して
いく。前記テーブル6の移動は前記指令値が0になるま
で続けられる。
【0009】エンコーダ13、14により出力された検
知信号は、カウンタ15、16においてそれぞれカウン
トされ、そのカウント値をX、Yとする。演算部18
は、前
【0010】記カウント値XおよびYから、
【0011】を計算し、この値と前記レジスタ17内の
レーザパルス間隔を指定する指定値L
【0012】とを比較し、カウント値XおよびYが
【0013】を満たす値に達すると、前記レーザ発振ユ
ニット1にレーザ出力パルス信号を送出するとともに、
前記カウンタ値を0にリセットする。
【0014】以後、前記エンコーダ13、14から前記
テーブル6の移動量を示す検知信号がカウンタ15、1
6に伝達されると、前記カウンタ15、16は再びその
信号をカウントし、前記演算部18は上記の動作を繰返
し行う。前記レーザ発振ユニット1は、前記演算部18
から出力されたパルス信号を入力する毎に、レーザ光2
を1パルスずつ出力する。
【0015】以上のように、前記特開昭59ー1477
92号公報に記載されているレーザ加工装置は、テーブ
ル6の移動速度の変化に関係なく、レーザ光2と非加工
物5との相対移動量が一定値Lに達する毎にレーザパル
スが発せられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭59ー14
7792号公報に開示されているレーザ加工装置では、
レーザパルスのタイミングを決定するのに、レーザ光と
非加工物との相対移動距離を、非加工物を載置したテー
ブルが移動している最中に、算出しなければならない。
したがって、レーザ照射位置が照射するべき所定の位置
に到達した後、レーザ光と非加工物との相対移動距離を
算出するのに一定時間を要し、その後に、レーザ光が照
射されることになる。しかし、この相対移動距離を算出
するのに必要な時間が経過する間に、レーザ光と非加工
物との相対的な位置関係は変化しており、この相対移動
距離を算出するのに要した時間中に移動した分だけレー
ザ光の照射位置に誤差を生じる。
【0017】この誤差は、非加工物とレーザ光との相対
速度が高速になればなるほど大きくなり、テーブルの移
動速度が加工中に変化する場合には、レーザ照射間隔に
ズレを生じ、加工品質に大きく影響してしまうという問
題点があった。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のレーザ加工装置は、レーザをパルス発振
させるレーザ発振ユニットと、前記レーザと被加工物と
の相対位置を変化させる指令値を出力する数値制御手段
と、前記指令値を一時記憶する第1の記憶手段と、前記
第1の記憶手段に記憶された指令値に基づいて、前記レ
ーザと前記被加工物との相対位置の変化を先読みし、そ
の相対移動量をパラメータとするレーザ照射タイミング
データを生成するデータ生成手段と、前記第1の記憶手
段に記憶された指令値を先入れ先出しで読みだし、その
指令値に基づいて、前記レーザと前記被加工物との相対
位置を変化させる駆動手段と、前記レーザと前記被加工
物との相対位置の変化量を検出する検出手段と、前記検
出手段により検出された相対位置の変化量と前記データ
生成手段において生成されたレーザ照射タイミングデー
タとに基づいてレーザ照射タイミングを制御するタイミ
ング制御手段とを有する。
【0019】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0020】本発明のレーザ加工装置は前述の図7に示
す構成を含んで構成されており、重複する部分の説明は
省略する。
【0021】図1は、本発明のレーザ加工装置における
制御部7の一実施例を示すブロック図であり、図7を併
せ参照して説明する。
【0022】数値制御部10は、レーザ光2を照射する
位置と被加工物5との相対的な位置とを制御するため
に、被加工物5を載せたテーブル6をX−Y方向に移動
させるX軸駆動部8およびY軸駆動部9に対し、駆動指
令値を出力する。レーザ照射タイミングデータ生成部2
3は、前記数値制御部10から出力された各軸に対する
指令値を一時的に記憶するバッファ19、20と、この
バッファ19、20に記憶された前記駆動指令値に基づ
いて、移動経路情報を先読みし相対移動量をパラメータ
とするレーザ照射タイミングデータを生成するデータ生
成演算部21と、このレーザ照射タイミングデータを記
憶するデータバッファ22とを有する。前記データ生成
演算部21は、レーザ照射タイミングデータを生成した
後、前記バッファ19、20に記憶された前記指令値を
先入れ先出しで、D/A変換器11、12を介して、前
記X軸駆動部8およびY軸駆動部9に出力する。エンコ
ーダ13、14は、前記X軸駆動部8およびY軸駆動部
9の動作よりレーザ光2照射位置と被加工物5との相対
位置の変化量を検出する。この検出された信号は前記数
値制御部10にフィードバックされ、前記駆動指令値を
減算する。ここで、この駆動指令値が0になるまでテー
ブル6は移動を続ける。カウンタ15、16は、前記エ
ンコーダ13、14において検出された信号をカウント
する。レーザ照射出力信号制御部25は、前記データバ
ッファ22から出力されるレーザ照射タイミングデータ
を取り込むレジスタ24を有し、このレジスタ24に取
り込まれたレーザ照射タイミングデータと前記カウンタ
15、16においてカウントされたカウント値とを比較
するとともに、その比較結果に基づいて前記レーザ発振
ユニット1にパルス信号を出力する。前記レーザ発振ユ
ニット1は、このパルス信号にしたがってレーザパルス
を出力する。
【0023】次に、本発明のレーザ加工装置の一実施例
の動作について図2に示すフローチャートにしたがって
説明する。
【0024】まず、数値制御部10にテーブル6を移動
を各軸の駆動部8、9に指令する指令値をセットする
(S21)。
【0025】このセットされた指令値は、レーザ照射タ
イミングデータ生成部23内のバッファ19、20にそ
れぞれ一時保存され(S22)、その指令値は、データ
生成演算部21において、レーザ照射タイミングデータ
を生成する際に参照される。データ生成演算部21で
は、「所定の条件」を満たすまでレーザ照射タイミング
データを生成し続け(S23)、その条件を満たした場
合のレーザ照射タイミングデータをデータバッファ22
に記憶する(S24)。
【0026】次に、前記バッファ19、20に記憶され
た指令値は、レーザ照射タイミングデータ生成のために
参照された後、D/A変換部11、12を介して、テー
ブル6をX−Y方向に移動させるX軸駆動部8およびY
軸駆動部9に出力され、その指令値にしたがって、前記
X軸駆動部8およびY軸駆動部9は駆動し、テーブル6
は移動する(S25)。
【0027】テーブル6の移動量は、エンコーダ13、
14により検出され(S26)、その移動量はカウンタ
15、16においてカウントされる(S28)。また、
前記エンコーダ13、14からの出力は前記数値制御部
10にフィードバックされ、セットされた指令値を減算
する(S27)。前記数値制御部10から出力される指
令値が0になると、テーブル6の移動は終了する(S2
13)。
【0028】次に、前記データバッファ22に記憶され
たレーザ照射タイミングデータはレジスタ24に取り込
まれる(S29)。
【0029】レーザ照射出力信号制御部25では、前記
レジスタ24に取り込まれたレーザ照射タイミングデー
タと前記カウンタ15、16でカウントされたカウント
値とを比較する(S210)。「所定の条件」を満たす
まで、この比較は続けられ、この条件を満たすと、この
レーザ照射出力信号制御部25は、レーザ発振ユニット
1に対して、レーザ照射パルス信号を出力する(S21
1)とともに、前記カウンタ値をリセットする(S21
2)。
【0030】前記レーザ発振ユニット1はこのレーザ照
射パルス信号にしたがってレーザパルスを出力する。
【0031】次に、図3、図5および図6を用いてレー
ザ照射タイミングデータの生成手順を説明する。
【0032】図3は、レーザ照射タイミングデータを生
成する手順を示すフローチャートであり、図5は、加工
経路と指令パルスとの関係を示す説明図であり、図6
は、加工経路とレーザ照射スポット位置との関係を示す
説明図である。
【0033】まず、レーザ照射タイミングデータを生成
するために用いられる各変数を初期化する(S31)。
つまり、t=0、Lt2 =0,Lr2 =0とする。ここ
で、tは時刻、Ltは時刻tまでの加工移動の長さ、L
rはレーザ照射位置の計算誤差が累積しないよう配慮す
るための変数である。
【0034】次に、各変数の値を計算する(S32)。
Lt2 =L(t−△t)2 +Pxt2 +Pyt2 +Lr
2 は、加工移動長さLtの2乗値の計算であり、この式
において、L(t−△t)2 は1周期前のデータに対す
る計算値の加工移動長さを示し、PxtおよびPytは
それぞれX軸駆動部8に対する指令パルスPxおよびY
軸駆動部9に対する指令パルスPyの時刻tにおける値
を示す。また、ここでは、加工移動長さを計算するのに
平方根の計算をしないで済むようになっている。また、
SPx=Σ|Pxt|およびSPy=Σ|Pyt|で
は、加工が開始されてから時刻tまでのX軸およびY軸
に対する指令パルスPxおよびPyの総和を計算する。
ここで、SPxおよびSPyはそれぞれ図5おいて計算
開始時刻から時刻tまでの縦線部分の面積に相当する。
【0035】次に、加工移動長さLtの2乗値と、図6
に示す予め与えられているレーザ照射間隔Ldの2乗値
とを比較する(S33)。
【0036】前記比較において、Lt2 ≧Ld2 の場合
は、レーザ照射タイミングデータの転送および端数Lr
の計算および加工移動長さLtのゼロクリアを行う(S
34)。ここでは、SPxおよびSPyの計算値をレー
ザ照射タイミングデータとしてデータバッファを介して
レーザ照射出力制御部内のレジスタ24に転送する。こ
のように間接的に転送することによって、レーザ照射デ
ータ生成の演算処理とレーザ照射出力制御部の演算処理
とが非同期で行うことができる。また、Lr2=Lt2
−Ld2 を計算する。これは、計算上の微少な誤差が累
積しないように次回の計算で配慮するために行う。
【0037】次に、次回の指令データに対し演算を行う
ために時刻のカウンタを繰り上げる(S35)。つま
り、t=t+△tとする。
【0038】S33における比較の結果、Lt2 ≦Ld
2 の場合は、直接、前記S35に移る。
【0039】数値制御部10から出力される指令値が0
がどうかで演算処理の終了判定をし、終了しないなら
ば、S32に戻る(S36)。
【0040】次に、図4に示すフローチャートを用い
て、レーザ照射出力信号制御部25における制御手順を
説明する。
【0041】レーザ照射タイミングデータ生成部により
算出されたレーザ照射タイミングデータSPxおよびS
Pyをそれぞれデータバッファからレジスタ24にLx
およびLyとして読み込む(S41)。
【0042】次に、レジスタ24にセットされたレーザ
照射タイミングデータLxおよびLyと、カウンタ1
5、16においてカウントされたエンコーダフィードバ
ックパルスのカウント値XおよびYとをそれぞれ比較す
る(S42)。
【0043】前記比較において、Lx≦XかつLy≦Y
ならば、レーザ照射パルス信号をレーザ発振ユニット1
に出力する(S43)。
【0044】前記比較において、Lx≦XかつLy≦Y
が成り立たなければ、前記S42における比較を繰り返
す。
【0045】レーザ発振ユニット1は、前記レーザ照射
パルス信号を受ける毎にレーザを1パルスずつ発振す
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザ加
工装置は、レーザ光照射位置と被加工物との相対移動量
と、レジスタに記憶されたレーザ照射タイミングデータ
との比較を複雑な演算を行うことなく実行できるため
に、エンコーダから出力されるレーザ光照射位置と被加
工物との相対移動量のフィードバックに高速に対応し、
時間の遅れを生じることなくレーザ光の照射タイミング
を制御することができる。このように、本発明のレーザ
加工装置は、相対加工速度の変化すなわちレーザ光照射
位置と被加工物との相対速度の変化に関係なく、加工単
位長さ当たりのレーザ光エネルギ密度を一定にすること
ができ、レーザ加工の品質を向上させる効果がある。
【0047】また、従来の数値制御部を改良する必要が
なく、本発明の制御手段をユニットとして追加するだけ
で本発明の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例の動作を示すフローチャー
ト。
【図3】レーザ照射タイミングデータの生成手順を示す
フローチャート。
【図4】レーザ照射パルス出力手順を示すフローチャー
ト。
【図5】加工経路と指令パルスとの関係を示す説明図。
【図6】加工経路とレーザ照射スポット位置との関係を
示す説明図。
【図7】一般的なレーザ加工装置を示す構成図。
【図8】従来のレーザ加工装置の一例を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 レーザ発振ユニット 2 レーザ光 3 ミラー 4 レンズ 5 被加工物 6 テーブル 7 制御部 8 X軸駆動部 9 Y軸駆動部 10 数値制御部 11,12 D/A変換器 13,14 エンコーダ 15,16 カウンタ 17 レジスタ 18 演算部 19,20 バッファ 21 データ生成演算部 22 データバッファ 23 レーザ照射タイミングデータ生成部 24 レジスタ 25 レーザ照射出力信号制御部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザをパルス発振させるレーザ発振ユ
    ニットと、 前記レーザと被加工物との相対位置を変化させる指令値
    を出力する数値制御手段と、 前記指令値を一時記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された指令値に基づいて、前
    記レーザと前記被加工物との相対位置の変化を先読み
    し、その先読みした相対移動量をパラメータとするレー
    ザ照射タイミングデータを生成するデータ生成手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された指令値を先入れ先出し
    で読みだし、その指令値に基づいて、前記レーザと前記
    被加工物との相対位置を変化させる駆動手段と、 前記レーザと前記被加工物との相対位置の変化量を検出
    する検出手段と、 前記検出手段により検出された相対位置の変化量と前記
    データ生成手段において生成されたレーザ照射タイミン
    グデータとに基づいてレーザ照射タイミングを制御する
    タイミング制御手段とを有することを特徴とするレーザ
    加工装置。
  2. 【請求項2】 前記データ生成手段において生成された
    レーザ照射タイミングデータを前記タイミング制御手段
    に出力する前に、このレーザ照射タイミングデータを一
    時記憶する第2の記憶手段を有することを特徴とする前
    記請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 前記データ生成手段は、前記数値制御手
    段から出力された指令値に基づいて、レーザ加工移動経
    路の2乗値および前記指令値の総和を計算し、そのレー
    ザ加工移動経路の2乗値Lt2 とレーザ照射位置間隔の
    2乗値Ld2とを比較し、その結果Lt2 ≧Ld2 とな
    ったときの前記指令値の総和をレーザ照射タイミングデ
    ータとて出力することを特徴とする前記請求項1および
    2に記載のレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミング制御手段は、前記データ
    生成手段から出力されたレーザ照射タイミングデータと
    前記検出手段により検出された相対位置の変化量とを比
    較し、その比較結果が所定の条件を満たす毎にレーザ照
    射タイミングパルス信号を前記レーザ発振ユニットに出
    力することを特徴とする前記請求項1または2に記載の
    レーザ加工装置。
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