JP2541350Y2 - 服飾品の検針装置 - Google Patents
服飾品の検針装置Info
- Publication number
- JP2541350Y2 JP2541350Y2 JP5725592U JP5725592U JP2541350Y2 JP 2541350 Y2 JP2541350 Y2 JP 2541350Y2 JP 5725592 U JP5725592 U JP 5725592U JP 5725592 U JP5725592 U JP 5725592U JP 2541350 Y2 JP2541350 Y2 JP 2541350Y2
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- Japan
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- flat
- clothing
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- mooring
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は縫製品の中に混入してい
る縫製針を検出検査する自動化装置に関するものであ
る。
る縫製針を検出検査する自動化装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】縫製産業においても工程の自動化，省力
化などかなりの合理化が進行しているが、一般的に最終
工程である検査工程での特に検針工程の合理化までは手
がまわらず、未だ人手によって検針供給を服飾品に当て
て検査しているケースが多い。
化などかなりの合理化が進行しているが、一般的に最終
工程である検査工程での特に検針工程の合理化までは手
がまわらず、未だ人手によって検針供給を服飾品に当て
て検査しているケースが多い。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】また一部には服飾品を
吊るしたまま立て型の金属検出機の検出空間を通し検針
するケースが見られるが、婦人服，コート類など身丈の
長いものの場合、検出空間の立て長のものが必要になる
など問題が多い。特に、本考案の対象としているベルト
コンベヤー式検針機はその機能上、コンベヤーの幅を対
象服飾品の肩幅以上にとっておけば、身丈は無関係であ
り、身丈の極端に長いものでも全く問題無く処理出来る
特長をもっている。しかし該コンベヤー式検針機の検針
取扱い現状は個々の対象服飾品を人力で供給し、また摘
出しており、その作業の形態からして、この作業能率は
かなり低い実情にある。
吊るしたまま立て型の金属検出機の検出空間を通し検針
するケースが見られるが、婦人服，コート類など身丈の
長いものの場合、検出空間の立て長のものが必要になる
など問題が多い。特に、本考案の対象としているベルト
コンベヤー式検針機はその機能上、コンベヤーの幅を対
象服飾品の肩幅以上にとっておけば、身丈は無関係であ
り、身丈の極端に長いものでも全く問題無く処理出来る
特長をもっている。しかし該コンベヤー式検針機の検針
取扱い現状は個々の対象服飾品を人力で供給し、また摘
出しており、その作業の形態からして、この作業能率は
かなり低い実情にある。
【０００４】本考案は、人力に依存している服飾品の縫
製工程での忘れ針などの縫製針の検針検査をオンライン
で自動化するために、ベルトコンベヤー式検針機に対す
る対象服飾品の供給および検査完了品の摘排出など前後
の自動ハンドリングを実現した服飾品の検針装置を提供
することを目的とする。
製工程での忘れ針などの縫製針の検針検査をオンライン
で自動化するために、ベルトコンベヤー式検針機に対す
る対象服飾品の供給および検査完了品の摘排出など前後
の自動ハンドリングを実現した服飾品の検針装置を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案による服飾品の検針装置は、検出コイルをセ
ットしたコンベヤーベルトと、服飾品をハンガーにセッ
トしたまま、前工程のフィーダーから前記コンベヤーベ
ルト上にハンガーが先頭に位置するように自動的に移載
し、ベルトコンベヤー式検針機にかけ自動的に検針作業
を遂行し、検査完了後にそのコンベヤーベルトからハン
ガーと係留して対象服飾品を摘出するためのスイング式
排出装置を組み合わせるように構成される。
に、本考案による服飾品の検針装置は、検出コイルをセ
ットしたコンベヤーベルトと、服飾品をハンガーにセッ
トしたまま、前工程のフィーダーから前記コンベヤーベ
ルト上にハンガーが先頭に位置するように自動的に移載
し、ベルトコンベヤー式検針機にかけ自動的に検針作業
を遂行し、検査完了後にそのコンベヤーベルトからハン
ガーと係留して対象服飾品を摘出するためのスイング式
排出装置を組み合わせるように構成される。
【０００６】
【実施例】以下本考案の実施例を添付図面によって説明
する。図１は本考案の一実施例の全体図であり、１は架
台９上に緩衝具８によって外部振動からフリーに支持さ
れた検針機（金属検針機）、２は検針機の検出空間１０
を貫通して装備されたコンベヤーベルト、３は電動機４
により駆動されるコンベヤーベルト２の原動プーリー、
５，６，７はそれぞれコンベヤーベルト２の従動プーリ
ー，リターンローラである。以上１から１０までは、１
１とし、服飾品の検針機の中ではすでに周知の“ベルト
式検針機”の名称でよく知られており、本考案では、こ
の１１は既存のベルト式検針機そのままの形と機能を利
用出来る。言い換えると既設のベルト式検針機に対する
付加改造で十分対応可能であることも一つの特長であ
る。１２，１２’はリターン部が検針機１１の検出空間
１０を貫通し前記ベルト２の幅とほぼ同一幅に設けた一
対のエンドレスタイミングベルトで、リターン部は前記
ベルトと微小間隔で平行に敷設される。１３，１３’は
電動機１４で駆動される原動車、１５，１５’は従動車
で前記タイミングベルト１２，１２’を図示Ａ方向へ、
前記ベルト２と同一速度で駆動する（いずれも軸受け関
係の説明は省略）。１６はタイミングベルト１２，１
２’にそれぞれ固定された複数個の連結バーであり、そ
れぞれの中心部の外側に服飾品用ハンガーのフックを係
留するための連結バー１６と同数個の係留フック１７を
備える。２５は前工程の搬送機でこの例ではスクリュー
フィーダー、１８は前記フィーダー２５に相接して設け
た溝付ハンガー架けスライドパイプ、１９は対象服飾
品、２０はハンガー、２１はフックである。２２はスイ
ング式排出シュート、２３は次工程のスクリューフィー
ダーである。
する。図１は本考案の一実施例の全体図であり、１は架
台９上に緩衝具８によって外部振動からフリーに支持さ
れた検針機（金属検針機）、２は検針機の検出空間１０
を貫通して装備されたコンベヤーベルト、３は電動機４
により駆動されるコンベヤーベルト２の原動プーリー、
５，６，７はそれぞれコンベヤーベルト２の従動プーリ
ー，リターンローラである。以上１から１０までは、１
１とし、服飾品の検針機の中ではすでに周知の“ベルト
式検針機”の名称でよく知られており、本考案では、こ
の１１は既存のベルト式検針機そのままの形と機能を利
用出来る。言い換えると既設のベルト式検針機に対する
付加改造で十分対応可能であることも一つの特長であ
る。１２，１２’はリターン部が検針機１１の検出空間
１０を貫通し前記ベルト２の幅とほぼ同一幅に設けた一
対のエンドレスタイミングベルトで、リターン部は前記
ベルトと微小間隔で平行に敷設される。１３，１３’は
電動機１４で駆動される原動車、１５，１５’は従動車
で前記タイミングベルト１２，１２’を図示Ａ方向へ、
前記ベルト２と同一速度で駆動する（いずれも軸受け関
係の説明は省略）。１６はタイミングベルト１２，１
２’にそれぞれ固定された複数個の連結バーであり、そ
れぞれの中心部の外側に服飾品用ハンガーのフックを係
留するための連結バー１６と同数個の係留フック１７を
備える。２５は前工程の搬送機でこの例ではスクリュー
フィーダー、１８は前記フィーダー２５に相接して設け
た溝付ハンガー架けスライドパイプ、１９は対象服飾
品、２０はハンガー、２１はフックである。２２はスイ
ング式排出シュート、２３は次工程のスクリューフィー
ダーである。
【０００７】図２は本考案の対象服飾品をベルト式検針
機に自動供給する状態の説明図である。２６はガイドプ
レートで架台９に固定される。２７はスクリューフィー
ダー１７の軸受け、２８は前記溝付スライドパイプの支
持バーでいずれもハンガーのフック２１が支障なく通過
するように構成されている。前記ハンガー架け溝付スラ
イドシュート１８の溝Ｓは前記係留フック１７の幅ｔ＋
αmmとしてある。αは３〜４mmとする。スクリューフィ
ーダー２５により流れてきた対象服飾品はスライドパイ
プ１８でスライドして図示の位置で停止する。次いでＡ
方向に進行して来た係留フック１７が左端の従動車１
５，１５’部で円運動しＲの軌跡で対象服飾品１９のフ
ック２１をすくい取る。このため対象服飾品１９はその
ままガイドプレート２６に乗って検針機１１に進入し図
示のようにベルト２の上に乗りながら検針機１１の検出
コイル１の空間１０に入り一連の検針検査を完了する。
機に自動供給する状態の説明図である。２６はガイドプ
レートで架台９に固定される。２７はスクリューフィー
ダー１７の軸受け、２８は前記溝付スライドパイプの支
持バーでいずれもハンガーのフック２１が支障なく通過
するように構成されている。前記ハンガー架け溝付スラ
イドシュート１８の溝Ｓは前記係留フック１７の幅ｔ＋
αmmとしてある。αは３〜４mmとする。スクリューフィ
ーダー２５により流れてきた対象服飾品はスライドパイ
プ１８でスライドして図示の位置で停止する。次いでＡ
方向に進行して来た係留フック１７が左端の従動車１
５，１５’部で円運動しＲの軌跡で対象服飾品１９のフ
ック２１をすくい取る。このため対象服飾品１９はその
ままガイドプレート２６に乗って検針機１１に進入し図
示のようにベルト２の上に乗りながら検針機１１の検出
コイル１の空間１０に入り一連の検針検査を完了する。
【０００８】図３は本考案の検針完了品の系外排出まわ
りの説明図である。検査完了の対象服飾品は左端の原動
車１３，１３’部に来て図示Ｂ位置で待機しているスイ
ング排出シュート２２に近接すると、図示を省略してい
る近接スイッチの指示で自動的にスイング排出シュート
２２が、これの駆動用アクチュエータ２４の作動開始に
よりＢ位置からＣ位置へとスイングし、対象服飾品１９
をすくいとると同時に右方向にスライド流下せしめ次工
程のスクリューフィーダー２３に排出する。以上が本考
案の対象服飾品の検針検査のための一連の移載と搬送サ
イクルである。
りの説明図である。検査完了の対象服飾品は左端の原動
車１３，１３’部に来て図示Ｂ位置で待機しているスイ
ング排出シュート２２に近接すると、図示を省略してい
る近接スイッチの指示で自動的にスイング排出シュート
２２が、これの駆動用アクチュエータ２４の作動開始に
よりＢ位置からＣ位置へとスイングし、対象服飾品１９
をすくいとると同時に右方向にスライド流下せしめ次工
程のスクリューフィーダー２３に排出する。以上が本考
案の対象服飾品の検針検査のための一連の移載と搬送サ
イクルである。
【０００９】以上説明したエンドレスのタイミングベル
ト２本一組の構造、機能の代わりに、前記ベルトコンベ
ヤー式検針機のコンベヤーベルト２の中心部を通り、前
記ベルト上、対象服飾品の身幅と同程度の間隔に設けた
一本のエンドレスのタイミングベルトによって、図１乃
至図３により説明の第１の実施例と同様の機能、効果が
得られる。図４はこの場合の実施例の全体図である。ベ
ルトコンベヤー式検針機１１、対象服飾品１９の供給装
置２５，１８、また検査完了の排出装置２２，２３は第
１の実施例と全く同じ、１２”はエンドレスのタイミン
グベルト、１３”は電動機１４で駆動される原動車、１
５”は従動車、１７”は対象服飾品のハンガーフック２
１を係留するための係留フックである。これらは図４で
理解出来るように機能的には第１の実施例と全く同じも
のであるため、詳細な説明は省略する。
ト２本一組の構造、機能の代わりに、前記ベルトコンベ
ヤー式検針機のコンベヤーベルト２の中心部を通り、前
記ベルト上、対象服飾品の身幅と同程度の間隔に設けた
一本のエンドレスのタイミングベルトによって、図１乃
至図３により説明の第１の実施例と同様の機能、効果が
得られる。図４はこの場合の実施例の全体図である。ベ
ルトコンベヤー式検針機１１、対象服飾品１９の供給装
置２５，１８、また検査完了の排出装置２２，２３は第
１の実施例と全く同じ、１２”はエンドレスのタイミン
グベルト、１３”は電動機１４で駆動される原動車、１
５”は従動車、１７”は対象服飾品のハンガーフック２
１を係留するための係留フックである。これらは図４で
理解出来るように機能的には第１の実施例と全く同じも
のであるため、詳細な説明は省略する。
【００１０】図５は本考案の他の実施例の全体図であ
り、１〜１０まで全体１１は前述の考案の記述内容と同
様のベルト式検針機である。２５はベルト式検針機の前
工程のスクリューフィーダーであり、ハンガー２０のフ
ック２１が容易に通過出来る二つ割り軸受け３３で支承
される。１８はスライドバーであり、一端が前記フィー
ダー２５の先端部孔に嵌合され他端は前記コンベヤーベ
ルト２と対象服飾品の身幅に若干の余裕をもつ高さの位
置にフリーのまま幅間を鈎型サポート３５で支承され
る。フィーダー２５で送られてきたフック２１とハンガ
ー２０とセットの対象の服飾品１９は端部で急勾配のス
ライドバー１８に移載されスライド落下しフレーム９に
支持されたガイドブレート２６を経てコンベヤーベルト
２の上面に臥せたかたちで搭載され、前記ベルト２の進
行に伴い対象品は検針機の検出空間１０に進入し検針作
業を完了する。
り、１〜１０まで全体１１は前述の考案の記述内容と同
様のベルト式検針機である。２５はベルト式検針機の前
工程のスクリューフィーダーであり、ハンガー２０のフ
ック２１が容易に通過出来る二つ割り軸受け３３で支承
される。１８はスライドバーであり、一端が前記フィー
ダー２５の先端部孔に嵌合され他端は前記コンベヤーベ
ルト２と対象服飾品の身幅に若干の余裕をもつ高さの位
置にフリーのまま幅間を鈎型サポート３５で支承され
る。フィーダー２５で送られてきたフック２１とハンガ
ー２０とセットの対象の服飾品１９は端部で急勾配のス
ライドバー１８に移載されスライド落下しフレーム９に
支持されたガイドブレート２６を経てコンベヤーベルト
２の上面に臥せたかたちで搭載され、前記ベルト２の進
行に伴い対象品は検針機の検出空間１０に進入し検針作
業を完了する。
【００１１】図６はコンベヤー検針機１１のトッププー
リー部５と隣接し平行軸で回転自在に支承されるハンガ
ー２０のフック２１を位置および水平保持するための鼓
型プーリー３７の周りの平面図で、４３は一組の軸受け
である。図示のように検針完了の対象品１９は矢印方向
に進行し前記プーリー３７に近接するとハンガー２０の
フック２１が該プーリー３７の逆球形状の曲面に乗りフ
ック２１は自動的に水平の姿勢をとる。３８は該プーリ
ー３７の中心部の切り欠き部、４２は検針機フレーム９
に支持された出側のガイドプレートである。
リー部５と隣接し平行軸で回転自在に支承されるハンガ
ー２０のフック２１を位置および水平保持するための鼓
型プーリー３７の周りの平面図で、４３は一組の軸受け
である。図示のように検針完了の対象品１９は矢印方向
に進行し前記プーリー３７に近接するとハンガー２０の
フック２１が該プーリー３７の逆球形状の曲面に乗りフ
ック２１は自動的に水平の姿勢をとる。３８は該プーリ
ー３７の中心部の切り欠き部、４２は検針機フレーム９
に支持された出側のガイドプレートである。
【００１２】図７にはトッププーリー５、鼓型プーリー
３７に近接して設置される複数のすくい取り鈎４４、複
数の回転レバー４５、回転式すくい取り装置４７、駆動
系を省略したその回転軸４６、回転式すくい取り装置４
７よりすくいとられ懸架されている対象品１９を摘出し
系外へ排出するスイング式の排出機構５２を示す。２２
は支持バー４９にて回転自在に支持されるスイングレバ
ー、５０は駆動レバー、２４はこれを駆動するアクチュ
エータである。フック２１が図示の２１’の位置に来た
ことで作動する近接センサー（図省略）により、予め待
機している回転式すくい取り装置４７のすくい取り鈎４
４が回転してフック２１を図示Ｒ方向にすくい取り、コ
ンベヤー検針機外に排出し、図示１９’のレバー位置で
Ｂ位置にくると、これを感知する近接センサー（省略）
の指示によりアクチュエーター２４が起動し、レバー４
８がＢ位置よりスイング上昇し、対象品１９を摘出し系
外へ排出する。２３は排出された検針完了品を運ぶ次工
程用スクリューフィーダーである。
３７に近接して設置される複数のすくい取り鈎４４、複
数の回転レバー４５、回転式すくい取り装置４７、駆動
系を省略したその回転軸４６、回転式すくい取り装置４
７よりすくいとられ懸架されている対象品１９を摘出し
系外へ排出するスイング式の排出機構５２を示す。２２
は支持バー４９にて回転自在に支持されるスイングレバ
ー、５０は駆動レバー、２４はこれを駆動するアクチュ
エータである。フック２１が図示の２１’の位置に来た
ことで作動する近接センサー（図省略）により、予め待
機している回転式すくい取り装置４７のすくい取り鈎４
４が回転してフック２１を図示Ｒ方向にすくい取り、コ
ンベヤー検針機外に排出し、図示１９’のレバー位置で
Ｂ位置にくると、これを感知する近接センサー（省略）
の指示によりアクチュエーター２４が起動し、レバー４
８がＢ位置よりスイング上昇し、対象品１９を摘出し系
外へ排出する。２３は排出された検針完了品を運ぶ次工
程用スクリューフィーダーである。
【００１３】本例では検針検査の結果忘れ針などの検出
反応があった場合の警報装置、或いは該当の針保有の服
飾品の系外への摘出などの機能については図示していな
いが、警報発信はいうに及ばず、系外の自動摘出もスラ
イドレールのスイング分岐などによる仕分けによれば容
易に装置化は可能であり、ここでは詳細な説明は省略す
る。
反応があった場合の警報装置、或いは該当の針保有の服
飾品の系外への摘出などの機能については図示していな
いが、警報発信はいうに及ばず、系外の自動摘出もスラ
イドレールのスイング分岐などによる仕分けによれば容
易に装置化は可能であり、ここでは詳細な説明は省略す
る。
【００１４】
【考案の効果】以上説明したように、本考案はベルトコ
ンベヤー式検針機のコンベヤーベルトの進行方向に向か
って、対象服飾品を長手方向に自動供給の上、検針検査
し、かつ排出するので、服飾品の身丈差の影響から開放
され、検針機としては極めて小形の構造となる。また従
来この種の検針機の自動化は達成されていないが、本考
案では服飾品をハンガーとセットで一体のまま自動的に
ハンドリングして検針検査の自動化が可能であるため、
実用効果大である。
ンベヤー式検針機のコンベヤーベルトの進行方向に向か
って、対象服飾品を長手方向に自動供給の上、検針検査
し、かつ排出するので、服飾品の身丈差の影響から開放
され、検針機としては極めて小形の構造となる。また従
来この種の検針機の自動化は達成されていないが、本考
案では服飾品をハンガーとセットで一体のまま自動的に
ハンドリングして検針検査の自動化が可能であるため、
実用効果大である。
【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図２】本考案装置の動作を説明するための一部詳細側
面図である。
面図である。
【図３】本考案装置の動作を説明するための一部詳細側
面図である。
面図である。
【図４】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図５】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図６】図５の実施例の一部拡大平面図である。
【図７】図５の実施例の一部拡大側面図である。
１ 検針機 ２ コンベヤーベルト ３ 原動プーリー ４ 電動機 ５ 従動プーリー ６，７ リターンローラー ８ 緩衝具 ９ 架台 １０ 検出空間 １１ ベルト式検針機 １２，１２’，１２” エンドレスタイミングベルト １３，１３’，１３” 原動車 １４ 電動機 １５，１５’，１５” 従動車 １６ 連結バー １７，１７” 係留フック １８ 溝付ハンガー架けスライドパイプ １９ 対象服飾品 ２０ ハンガー ２１ フック ２２ スイング式排出シュート ２３ スクリューフィーダー ２４ 駆動用アクチュエーター ２５ スクリューフィーダー ２６ ガイドプレート ２７ 軸受け ２８ 支持バー ３３ 二つ割り軸受け ３５ 鈎型サポート ３７ プーリー ３８ 切り欠き部 ４２ ガイドプレート ４３ 軸受け ４４ すくい取り鈎 ４５ 回転レバー ４６ 回転軸 ４７ 回転式すくい取り装置 ４８ スイングバー ４９ 支持バー ５０ 駆動レバー ５２ 排出機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｇ 47/61 Ｂ６５Ｇ 47/61 Ａ Ｇ０１Ｖ 3/10 Ｇ０１Ｖ 3/10 Ｆ (56)参考文献 特開 平４−82958（ＪＰ，Ａ) 特開 昭49−47691（ＪＰ，Ａ) 実開 昭53−144999（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−27696（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−37721（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−45088（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−49081（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−70681（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−70682（ＪＰ，Ｕ)
Claims (5)
- 【請求項１】 両端部に互いに並行に配置された二つの
回転軸間にループ状に展張されたループコンベヤーベル
トをエンドレス回動駆動し該ループコンベヤーベルトの
上部に該二つの回転軸の一方から他方へ一方向に搬送す
る機能を有する幅広のフラット搬送面を形成するように
配置されたループコンベヤーベルト機構と、 前記ループコンベヤーベルトの前記フラット搬送面が検
出空間を貫通するように配置された検出コイルと、 前記フラット搬送面の一方側にハンガーに吊るされたま
まで搬送されて来た服飾品をそのハンガー付にて該ハン
ガーが先頭に位置するように該フラット搬送面に導入す
るように配置された搬入側搬送機構と、 前記フラット搬送面に沿って搬送された前記服飾品を前
記ハンガーのすくいとりにより該フラット搬送面の他端
側で排出するための搬出側搬送機構と、 前記検出コイルと組合せされて前記検出空間を貫通する
ように前記フラット搬送面に沿って搬送される前記服飾
品に含まれる金属針を検知するように構成された検針機
とを備えた服飾品の検針装置。 - 【請求項２】前記フラット搬送面に沿いかつ該フラット
搬送面の搬送方向と同一方向に搬送するエンドレス搬送
路を有し、前記搬入搬送機構により前記フラット搬送面
に導入された前記服飾品の前記ハンガーに係留するため
の係留フックを、該エンドレス搬送路上で搬送すること
により該ハンガー付の該服飾品が前記フラット搬送面に
沿って搬送されるように誘導するために配置された係留
フックの搬送機構をさらに備えたことを特徴とする請求
項１に記載の服飾品の検針装置。 - 【請求項３】 前記係留フックの搬送機構は、前記エン
ドレス搬送路に沿ってエンドレス回動駆動される単一の
エンドレスタイミングベルト上に前記係留フックを配置
して形成されていることを特徴とする請求項２に記載の
服飾品の検針装置。 - 【請求項４】 前記係留フックの搬送機構は、前記エン
ドレス搬送路に沿って並行するように同期してエンドレ
ス回動駆動される二本のエンドレスタイミングベルトに
またがるように両端が支持された連結バーの上に前記係
留フックを配置して形成されていることを特徴とする請
求項２に記載の服飾品の検針装置。 - 【請求項５】 前記搬入側搬送機構は、前記ハンガーに
吊るされたままの服飾品を搬送するフィーダの終端に前
記コンベヤーベルトの方向に傾斜したスライドバーを付
加して前記服飾品が前記ハンガーを先頭に前記コンベヤ
ーベルトの上面にスライド落下するように構成されてい
ることを特徴とする請求項１に記載の服飾品の検針装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5725592U JP2541350Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 服飾品の検針装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5725592U JP2541350Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 服飾品の検針装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612499U JPH0612499U (ja) | 1994-02-18 |
| JP2541350Y2 true JP2541350Y2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=13050426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5725592U Expired - Lifetime JP2541350Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 服飾品の検針装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2541350Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP5725592U patent/JP2541350Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0612499U (ja) | 1994-02-18 |
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