JP2540767Y2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2540767Y2
JP2540767Y2 JP1990050781U JP5078190U JP2540767Y2 JP 2540767 Y2 JP2540767 Y2 JP 2540767Y2 JP 1990050781 U JP1990050781 U JP 1990050781U JP 5078190 U JP5078190 U JP 5078190U JP 2540767 Y2 JP2540767 Y2 JP 2540767Y2
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JP
Japan
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motor housing
motor
brushless motor
end bracket
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JP1990050781U
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JPH0410579U (ja
Inventor
静也 松井
Original Assignee
蛇の目ミシン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブラシレスモータの回転子の極性を検知する
ホール素子を実装した基板の固定に関するものである。
〔従来の技術〕 ホール素子を実装した基板をモータハウジングに固定
する方法として、接着剤による固定またはカシメ作業に
よる固定がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の技術では、回転子の
マグネットとホール素子との距離が正確に確保できず、
更に接着によると接着時間が掛り、モータの振動による
接着部の耐久性に問題がある。また、カシメによると樹
脂製の基板の割れが発生する等の欠点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記問題点に鑑みて考案されたもので本考案
によるブラシレスモータは第1図から第3図迄において
図示した如く、モータハウジング(1)内に収容された
固定子(7)と、着磁されたマグネット(11)を有する
回転子と、該マグネット(11)の端面に対向して配設さ
れたホール素子(25)とを有するブラシレスモータにお
いて、該ホール素子(25)を実装した基板(18)とエン
ドブラケット(14)の間に略リング状の弾性体(28)を
所定の間隔をもって配設し、該弾性体にて該基板(18)
を該モータハウジング(1)の溝部(2)(3)に押圧
して固定せしめるようにしたものである。
〔実施例〕
本考案の実施例について説明すると、ブラシレスモー
タのモータハウジング(1)は鉄板で円筒状に形成され
たもので底面部には軸受(6)が配設され、上面部は開
放状にして、端部には基板(18)が当接する寸法が異な
る溝部(2)(3)およびエンドブラケットが当接する
同寸法の溝部(4)が各々形成されている。固定子
(7)は打抜鋼板を所定の厚さに積層した固定子鉄心を
樹脂でコーティング処理し巻線(8)を配設したもの
で、前記モータハウジング(1)に圧入され圧入位置は
該モータハウジング(1)に形成の切起部(5)で決め
られている。回転子(10)はマグネット(11)にアルミ
ブッシュ(12)及びシャフト(13)を接着したもので、
NS極が着磁され、該モータハウジング(1)の底面部に
配設の軸受(6)および上面部に固着のエンドブラケッ
ト(14)に配設の軸受(17)で軸支されている。前記エ
ンドブラケット(14)は鉄板を円板状に打抜加工したも
ので、腕状の一対のモータ取付部(15)が形成され、更
に前記モータハウジング(1)に当接する外周面には図
示した如きダボ出し加工された段付部(16)が4カ所形
成されている。樹脂製の基板(18)の下面部には、前記
回転子(10)のマグネット(11)の端面に対向して、該
マグネット(11)のNS極を検知する3個のホール素子
(25)及び雑音防止用の2個のコンデンサ(26)が実装
され、更に上面部にはのIC(27)が実装されており、該
基板(18)の形状は、前記モータハウジング(1)に挿
着するため円形にして、両側に切落部(19)、4個の巻
線溝(20)、該モータハウジング(1)の溝部(2)
(3)に当接する寸法が異なる突出部(21)(22)、該
回転子(10)のシャフト(13)の挿通穴(23)が各々形
成されており上面部には前記巻線(3)の引出線(9)
を半田付するための端子(24)が該巻線溝(20)の近く
に配設されている。略リング状の弾性体(28)は弾力性
を有する合成樹脂で角材を輪にした如く形成されたもの
で、外径は前記モータハウジング(1)の内径とほぼ同
径にして内径は前記基板(18)の両側の切落部(19)を
覆うようにして、更に該基板(18)を押圧固定するため
適宜な厚さを有するように設定され、高さは該基板(1
8)と前記エンドブラケット(14)の取付寸法における
空間距離よりも大きく設定され、一部には前記IC(27)
と当接しないように切欠部(29)が形成されている。
本考案は以上の如く構成され、次のその組立について
説明すると、巻線(8)を配設した固定子(7)および
軸受(6)をモータハウジング(1)に圧入し、NS極を
着磁した回転子(10)を挿着し、次に、ホール素子(2
5)、コンデンサ(26)、IC(27)を実装した基板(1
8)の突出部(21)(22)を該モータハウジング(1)
に形成の溝部(2)(3)に当接するように挿着し、略
リング状の弾性体(28)を該基板(18)上に置く、この
時IC(27)が該弾性体(28)に当接しないよう切欠部が
位置するように置く。次に軸受(17)を圧入したエンド
ブラケット(14)のモータ取付部(15)を該モータハウ
ジング(1)に形成の溝部(4)に当接するように挿着
し、第1図に図示した如く該エンドブラケット(14)に
形成された4ヵ所の段付部(16)の位置において、プレ
スを使用して該モータハウジング(1)の端部を押圧
し、カメシ部(30)を4ヵ所形成し、該エンドブラケッ
ト(14)を該モータハウジング(1)に固着する。この
時前記弾性体(28)の高さは、前記基板(18)と前記エ
ンドブラケット(14)の取付寸法における空間距離より
も大きく設定されているのて、該エンドブラケット(1
4)の取付は該弾性体(28)の弾性に抗して行う。
〔考案の効果〕
前記したように構成されたことにより本考案は、 ホール素子(25)とマグネット(11)の空間距離がモ
ータの特性上重要であり、本考案によればモータハウジ
ング(1)に形成の溝部(2)(3)に基板(18)を弾
性体(28)により常時押圧しているので、空間距離が正
確に確保できる。
弾性(28)が略リング状であるので、収容スペースを
必要とするIC(27)をリング状の中に確保できる。
弾性体(28)により基板(18)を押圧しているので、
該弾性体がモータの振動を吸収するので、振動および音
が少ないモータができる。
基板(18)の固定に接着剤を使用しないので、接着時
間を要せず、作業時間の短縮ができ作業性が向上し、モ
ータの振動による接着部のハガレの心配がない。
基板(18)の固定を単独にカシメ作業で行った場合、
樹脂製の該基板の割れが発生するが、本考案では該基板
の固定を弾性体(28)を介しエンドブラケット(14)で
行うのでその心配がない。
等、コスト低減が可能であり、実用的に極めて有用な
る考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案に掛るブ
ラシレスモータの斜視図、第2図は側面断面図、第3図
は分解斜視図である。 図中(1)はモータハウジング、(7)は固定子、(1
0)は回転子、(14)はエンドブラケット、(18)は基
板、(25)はホール素子、(27)はIC、(28)は弾性体
である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータハウジングと、該モータハウジング
    内に収納された固定子と、着磁されたマグネットを有す
    る回転子と、ホール素子を実装し、且つ前記マグネット
    の端面に所定の間隔をもって配設された基板と、該基板
    上に配設された略リング状の弾性体と、前記ハウジング
    をその一端にてカバーするエンドブラケットとから成
    り、前記弾性体の高さは、前記基板と前記エンドブラケ
    ットの取付寸法により決定される空間距離よりも大であ
    ることを特徴とするブラシレスモータ。
JP1990050781U 1990-05-17 1990-05-17 ブラシレスモータ Expired - Lifetime JP2540767Y2 (ja)

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