JP2017212853A - ブラシレスモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラシレスモータにおける振動および騒音を低減する。【解決手段】軸方向の一方が開放されると共にこの開放された側の縁の部分に切り欠き部が設けられ、内側にロータを回転自在な状態で保持したモータケース2と、前記切り欠き部に嵌め込まれた電子基板12と、電子基板12をモータケース2との間で挟んだ状態でモータケース2の前記開放された部分に結合したエンドキャップ11とを備え、モータケース2とエンドキャップ11とは、4カ所の位置でのカシメによって結合され、カシメ位置は、軸方向から見た時計回りの方向における第1のカシメ位置、第2のカシメ位置、第3のカシメ位置、第4のカシメ位置にあり、第1のカシメ位置と第3のカシメ位置を結ぶ第1の線と、第2のカシメ位置と第4のカシメ位置を結ぶ第2の線は互いに直交する。【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシレスモータに関する。
電子基板を内蔵したインナーロータ型のブラシレスモータが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のブラシレスモータにおける電子基板は、モータケースの開放部にモータケースとエンドキャップに挟まれる形で配置されている。ここで、モータケースとエンドキャップは、カシメによって結合されている。
特開2013−99094号公報
特許文献1のブラシレスモータは、その動作時にステータとロータとの間で生じる電磁力によりステータの形状が繰り返し変形する。この変形は特定の周波数で生じる振動となり、騒音が発生する。本発明は、ブラシレスモータにおける上記の振動および騒音を低減することを目的とする。
本発明は、軸方向の一方が開放されると共にこの開放された側の縁の部分に切り欠き部が設けられ、内側にロータを回転自在な状態で保持したモータケースと、前記切り欠き部に嵌め込まれた電子基板と、前記電子基板を前記モータケースとの間で挟んだ状態で前記モータケースの前記開放された部分に結合したエンドキャップとを備え、前記モータケースと前記エンドキャップとは、4カ所の位置でのカシメによって結合され、前記カシメ位置は、軸方向から見た時計回りの方向における第1のカシメ位置、第2のカシメ位置、第3のカシメ位置、第4のカシメ位置であり、前記第1のカシメ位置と前記第3カシメ位置を結ぶ第1の線と、前記第2のカシメ位置と前記第4のカシメ位置を結ぶ第2の線は互いに直交するモータである。
本発明において、4カ所のカシメがロータの回転中心とモータケースの切り欠き部の中点を通る線を対称軸として線対称となる位置で行われている構造は好ましい。また、本発明において、第1の線と第2の線とがロータの回転中心の位置で交差する構造は好ましい。また、本発明において、第1の線と第2の線とが交差する位置とモータケースの切り欠き部の中点との間にロータの回転中心がある構造は好ましい。また、本発明において、電子基板には、モータケースの切り欠き部から外部に突出する突出部が設けられ、第2のカシメ位置と第3のカシメ位置とが前記切り欠き部および前記突出部と干渉しない位置にある構造は好ましい。
本発明によれば、ブラシレスモータにおける振動および騒音が低減される。
実施形態のブラシレスモータの斜視図である。 実施形態のブラシレスモータの分解斜視図である。 実施形態のブラシレスモータの断面図である。 実施形態のブラシレスモータの分解断面図である。 実施形態におけるモータケース(ハウジング)の斜視図である。 実施形態におけるエンドキャップの斜視図である。 実施形態における電子基板の正面図である。 実施形態におけるカシメ部分のカシメ前の拡大断面図(A)およびカシメ後の 大断面図(B)である。 実施形態におけるカシメ位置を示す図である。 実施形態における振動の様子を示す図である。 実施形態におけるカシメ位置を示す図である。 カシメ位置と振動の状態を示す図である。 モデル毎における固有振動数の値を示すグラフである。
(構造)
以下、実施形態のブラシレスモータについて説明する。図1には実施形態のブラシレスモータ1の外観が示されている。図2にはブラシレスモータ1の分解斜視図が示されている。図3には断面図が、図4には分解断面図が示されている。ブラシレスモータ1は、インナーロータ型であり、金属材料により構成されたモータケース(ハウジング)2を備えている。モータケース2は、軸方向(回転軸方向)の一方が開放された略円筒形状を有している。モータケース2の斜視図を図5に示す。
モータケース2の内側には、ステータが固定されている。ステータは、ステータコア3、インシュレータ4、界磁コイル5を有している。ステータコア3は、軟磁性材料の薄板(例えば電磁鋼板)を積層した構造を有している。ステータコア3の形状や材質は、通常のインナーロータ型のブラシレスモータにおけるものと同じである。簡単に説明とすると、ステータコア3は、軸方向から見て軸中心の方向に延在した複数の突極(極歯)を備えた環形状を有している。ステータコア3には、絶縁のための樹脂製のインシュレータ4が装着され、このインシュレータ4の上から各突極にマグネットワイヤが巻回され、界磁コイル5が形成されている。また、ステータコア3の外周は、全周に亘ってモータケース2の内周に接触している。
モータケース2の軸方向における開放されていない側(図3,4の左側)には、外径および内径が狭められた縮径部2aが形成されている。縮径部2aの内側には、軸受6が固定されており、軸受6は、ロータ17の回転軸となるシャフト7を回転自在な状態で保持している。シャフト7は、縮径部2aに設けられた開口部から外側(図3,4の左側)に突出している。シャフト7には、ロータ17が固定されている。
ロータ17は、スリーブ8、軟磁性材料により構成され円筒形状を有するロータヨーク9、およびロータマグネット10により構成されている。スリーブ8とロータヨーク9は、シャフト7に固定されている。ロータヨーク9の内側にはスリーブ8が固定され、ロータヨーク9の外周には、円筒形状を有するロータマグネット10が固定されている。ロータマグネット10は、周方向に交互に極性が反転するように多極着磁がされた永久磁石により構成されている。ロータマグネット10は、その外周面がステータコア3の内周面(突極面)に隙間を隔てた状態で対向している。
また、モータケース2には、ブラシレスモータ1を設置対象となる部材に固定するための金属材料からなるフロントプレート16が取り付けられている。フロントプレート16とモータケース2とは、溶接により複数の箇所で溶着されている。フロントプレート16には、螺子孔あるいはボルト孔18が設けられている。この螺子孔あるいはボルト孔18を利用して、ブラシレスモータ1の対象物への取り付けが行われる。
モータケース2の開放された側(図3,4の右側)の縁の部分には、他の部分に比較して薄肉とされた縁部21が設けられている。縁部21の内側には、周方向に延在する段差が設けられた段差部22、切り欠き部24(図5参照)、切り欠き部25が設けられている。また、図5の符号23の部分にも、縁部21および段差部22と同様な構造を有する縁部26とその内側の段差部27(図4参照)が設けられている。
モータケース2の開放された側には、電子基板12と、電子基板12をモータケース2との間でサンドイッチ状に挟み込むエンドキャップ11が配置されている(図3,4参照)。図6には、エンドキャップ11の斜視図が示されている。エンドキャップ11は、金属製であり、軸方向の寸法の短い円筒部11a、外径および内径が縮径された円筒形状を有した縮径部11c、円筒部11aと縮径部11cとを繋ぐ円板部11b、縮径部11cの端部に設けられ、中央にシャフト7が通る孔が設けられた円板部11d、切り欠き部11eを備えている。
エンドキャップ11の円筒部11aの縁の部分には、軸から離れる方向に折り曲げられたフランジ部116が設けられている。フランジ部116には、後述する電子基板12をモータケース2に向けて押さえ付けるための爪部113,114,115が設けられている。エンドキャップ11の縮径部11cの内側には、軸受14が固定されている(図3参照)。軸受14は、シャフト7を回転自在な状態で保持している。軸受14とエンドキャップ11の円板部11dとの間には、ウェーブワッシャ15が挟まれている。
電子基板12は、ロータ17の回転を検出するセンサやその周辺回路、界磁コイル5に駆動電流を供給する駆動回路等を搭載したプリント基板である。電子基板12には、コネクタ13(図3,4参照、図2では図示省略)が取り付けられている。コネクタ13には、外部からの配線が接続される。なお、電子基板12に搭載したコネクタ13以外のIC、抵抗、コンデンサ、センサ部品等の各種の電子部品については図示省略されている。電子基板12の中央には、シャフト7を通すための孔12aが設けられている。
電子基板12の コネクタ13が固定された部分は、軸中心から離れる方向(ラジアル方向)に突出した突出部121となっている(図7参照)。突出部121は、図1と図2にも記載されている。突出部121とコネクタ13は、組み立てられた状態(図3の状態)において、モータケース2の切り欠き部24(図5参照)およびエンドキャップ11の切り欠き部11e(図6参照)の部分に嵌り、その先端の部分は切り欠き部24,11eから外部に突出し露出する。図3の状態において、切り欠き部24の縁24a(図5参照)の部分に電子基板12の突出部121(図7参照)が接触し、切り欠き部25の縁25a(図5参照)に電子基板12の突出部122(図7参照)が接触する。この状態において、モータケース2の段差部22から切り欠き部24,25の縁24a,25aまでの寸法が、電子基板12の厚さ寸法より大きい値に設定されているため、電子基板12がモータケース2と接触した状態で段差部22,27が露出する。
モータケース2、電子基板12およびエンドキャップ11の結合は以下のようにして行われる。まず、図4の位置関係において、切り欠き部24の縁24a(図5参照)に電子基板12の突出部121(図7参照)を接触させ、切り欠き部25の縁25aに電子基板12の突出部122を接触させる。この状態において、エンドキャップ11をモータケース2に接触させる。この際、エンドキャップ11のフランジ部116をモータケース2の段差部22(図5参照)に接触させる。こうして図8(A)の状態が得られる。
図8(A)の状態において、縁部21および26(図4,5参照)の4箇所に切れ込みを入れて内側に折り曲げ、切りカシメ加工が行われる。この切りカシメ加工により、折り曲げ部21aが形成され、図8(B)の状態を得る。なおこの際、縁部26の部分にも折り曲げ部21aと同様な折り曲げ部が形成される。上記の切りカシメ加工を行い図8(B)の状態を得ることで、モータケース2にエンドキャップ11が固定される。
図8(B)の状態では、エンドキャップ11のフランジ部116がモータケース2の段差部22に接触し、電子基板12は、エンドキャップ11の爪部113〜115(図6参照)によってモータケース2の側に押え付けられる。爪部113〜115は、軸に垂直な方向から見て、フランジ部116の端部よりもモータケース2の方向に突出している。このため、電子基板12とフランジ部116との間には、僅かな隙間117が確保される。
上記の切りカシメ加工では、図8(B)に示すように、エンドキャップ11の縁(フランジ部116)をモータケース2の段差部22に接触させた状態において、モータケース2の縁部21の先端の部分に2箇所切り込みを入れて折り曲げ部21aを形成し、その折り曲げ部21aを内側(軸中心側)に折り曲げる。こうすると、内側に折り曲げられた折り曲げ部21aが、エンドキャップ11のフランジ部116を抱き込む形状となり、折り曲げ部21aと段差部22との間にフランジ部116が挟まれる。同様の構造は、縁部26においても得られる。このカシメ構造が周方向における4箇所に設けられることで、爪部113〜115と切り欠き部の縁24a,25aとの間に電子基板12を挟んだ状態でエンドキャップ11とモータケース2とが結合した構造が得られる。
以下、上記の4か所のカシメが行なわれる部分の位置について説明する。図9は、カシメ位置を示す説明図である。図9には、4カ所でカシメを行った場合が示されている。図9において、基準線は、図5の切り欠き部24および図6の切り欠き部11eの中点(周方向における中央の位置)とシャフト7の中心(回転中心)を通る。図9には、基準線に対して線対称な4カ所の位置で図8に関連して説明したカシメを行った場合が示されている。
図10には、図9の構造を採用した場合に回転動作時に生じるモータケース(ハウジング)2の振動の様子を軸方向から見た状態が示されている。図10には、コンピュータシミュレーションによって求めたモータケース(ハウジング)2に生じる円環2次モードの振動の様子が誇張して示されている。図10に示すように、モータケース2に生じる振動は、カシメ位置が振動のほとんど発生しない振動の節になる。
図11は、図3の右の方向から見たカシメ位置を説明する図である。図11には、シャフト中心(回転中心)と切り欠き部24および切り欠き部11eの中点を通る線を基準線(0°)とし、この基準線を起点として、時計回りにカシメ箇所の角度位置が記載されている。図12は、カシメ箇所とモータケースに生じる振動との関係を説明する図である。また、図12には、動作時にモータケース(ハウジング)2に生じる振動の固有周波数が記載されている。また、図13には、各モデルにおける固有振動数の違い示したグラフが示されている。振動の影響を抑えるには、振動の固有周波数が高い程よい。よって、図12の各モデルの場合、モデル2が最も好ましく、次にモデル4の場合が好ましい。
図12において、モデル1は、基準線を起点(0°)として、時計回り方向で捉えて、第1のカシメ箇所が30°の位置で、第2のカシメ位置が123°の位置で、他のカシメ位置は基準線に対して線対称となる位置に配置とした場合である。
モデル2(等配モデル)は、基準線を起点(0°)として、第1のカシメ箇所が45°の位置で、各カシメ箇所を90°間隔の均等配置とした構成である。モデル2では、第1のカシメ位置と第3のカシメ位置を結ぶ線と、第2のカシメ位置と第4のカシメ位置を結ぶ線は互いに直交し、この直交する交点とシャフト中心は一致する。
モデル3(不等配モデル)は、基準線を起点として、第1のカシメ箇所が0°(基準線上)の位置で、第2〜第4のカシメ位置がそれぞれ36°、108°、216°の位置で、各カシメ位置を不等間隔に配置した構成である。
モデル4(直交モデル)は、基準線を起点(0°)として、第1のカシメ箇所が33°の位置で、第2のカシメ位置が123°の位置で、他のカシメ位置は基準線を対称軸として線対称となる位置とした構成である。モデル4では、第1のカシメ位置と第3のカシメ位置を結ぶ線と、第2のカシメ位置と第4のカシメ位置を結ぶ線は互いに直交し、この直交する交点は、基準線上にあるがシャフト中心と一致しない。
なお、切り欠き部24,11eは、基準線に対して線対称な形状であり、カシメ位置と干渉しない位置において、約60°〜100°の角度範囲の大きさに設定が可能である。切り欠き部24,11eは、コネクタ13や接続配線等が外部とつながる構造とするために必要となる。切り欠き部24,11eの角度範囲は、コネクタ13や接続配線等が占める寸法あるいは電子基板12に設けられた突出部121の幅を勘案して決定される。
図12のモデル5(矩形モデル)は、基準線を起点(0°)として、第1のカシメ箇所が57°の位置で、第2のカシメ位置が123°の位置で、他のカシメ位置は基準線に対して線対称となる位置とした構成である。
図12に示すように、モデル3(2584Hz)とモデル5(3216Hz)は、モデル1(3298Hz)よりも振動の固有周波数が低い値となる。また、モデル2(3542Hz)とモデル4(3315Hz)は、モデル1(3298Hz)に比べて振動の固有周波数が高い値となる(下記表1も参照)。
Figure 2017212853
表1から分かるように、モデル2またはモデル4の構成とすれば、モデル1よりも振動を低減でき、その結果、騒音を低減することができる。ここで、切り欠き部24,11eの角度範囲が制約されないのであれば、モデル2の構成が最も振動低減の効果を有する。他方で、コネクタ13の寸法の確保や接続端子の面積の確保等の理由により、切り欠き部24,11eの角度範囲をある程度確保しなければならない場合は、モデル4の構造が好ましい。特にモータを小型化(小径化)した場合、コネクタ等の寸法を無闇に小型化できず、相対的に切り欠き部24,11eの角度範囲をある程度確保する必要がある場合がある。このような場合は、モデル4の構造が有用となる。
以上述べたように、軸方向の一方が開放されると共にこの開放された側の縁の部分に切り欠き部24が設けられ、内側にロータ17を回転自在な状態で保持したモータケース2と、切り欠き部24に嵌め込まれた電子基板12と、電子基板12をモータケース2との間で挟んだ状態でモータケース2の前記開放された部分に結合したエンドキャップ11とを備え、モータケース2とエンドキャップ11とは、4カ所の位置でのカシメによって結合され、カシメ位置は、軸方向から見た時計回りの方向における第1のカシメ位置、第2のカシメ位置、第3のカシメ位置、第4のカシメ位置にあり、第1のカシメ位置と第3のカシメ位置を結ぶ第1の線と、第2のカシメ位置と第4のカシメ位置を結ぶ第2の線は互いに直交する。
ここで、4カ所のカシメがロータ17の回転中心と切り欠き部24の中点を通る線を対称軸として線対称となる位置で行われている。また、第1のカシメ位置と第3のカシメ位置を結ぶ第1の線と、第2のカシメ位置と第4のカシメ位置を結ぶ第2の線とが、ロータ17の回転中心と切り欠き部24の中点を通る線上で交差している。
モデル2の構造では、第1のカシメ位置と第3のカシメ位置を結ぶ第1の線と、第2のカシメ位置と第4のカシメ位置を結ぶ第2の線とはロータ17の回転中心の位置で交差している。
モデル4の構造では、第1のカシメ位置と第3のカシメ位置を結ぶ線を第1の線、第2のカシメ位置と第4のカシメ位置を結ぶ線を第2の線とした場合に、第1の線と第2の線が交差する位置と切り欠き部24の中点との間に、ロータ17の回転中心が位置する。すなわち、第1の線と第2の線が交差する位置は、ロータ17の回転中心から見て、切り欠き部24と反対の側にある。この構造によれば、切り欠き部24の周方向における角度範囲を大きくした場合であっても、切り欠き部24(電子基板12の突出部121)とカシメが行われる位置との干渉を防止しつつ、動作時の振動を抑えることができる。
1…ブラシレスモータ、2…モータケース、2a…縮径部、3…ステータコア、4…インシュレータ、5…界磁コイル、6…軸受、7…シャフト、8…スリーブ、9…ロータヨーク、10…ロータマグネット、11…エンドキャップ、11a…円筒部、11b…円板部、11c…縮径部、11d…円板部、11e…切り欠き部、12…電子基板、12a…孔、13…コネクタ、14…軸受、15…ウェーブワッシャ、16…フロントプレート、17…ロータ、18…螺子孔あるいはボルト孔、21…縁部、21a…折り曲げ部、22…段差部、23…縁部および段差部が設けられている部分、24…切り欠き部、24a…切り欠き部の縁、25…切り欠き部、25a…切り欠き部の縁、26…縁部、27…段差部、113…爪部、114…爪部、115…爪部、116…フランジ部、117…隙間、121…突出部、122…突出部。

Claims (5)

  1. 軸方向の一方が開放されると共にこの開放された側の縁の部分に切り欠き部が設けられ、内側にロータを回転自在な状態で保持したモータケースと、
    前記切り欠き部に嵌め込まれた電子基板と、
    前記電子基板を前記モータケースとの間で挟んだ状態で前記モータケースの前記開放された部分に結合したエンドキャップと
    を備え、
    前記モータケースと前記エンドキャップとは、4カ所の位置でのカシメによって結合され、
    前記カシメ位置は、軸方向から見た時計回りの方向における第1のカシメ位置、第2のカシメ位置、第3のカシメ位置、第4のカシメ位置であり、
    前記第1のカシメ位置と前記第3のカシメ位置を結ぶ第1の線と、前記第2のカシメ位置と前記第4のカシメ位置を結ぶ第2の線は互いに直交するモータ。
  2. 前記4カ所のカシメが前記ロータの回転中心と前記切り欠き部の中点を通る線を対称軸として線対称となる位置で行われている請求項1に記載のモータ。
  3. 前記第1の線と前記第2の線とが前記ロータの回転中心の位置で交差する請求項2に記載のモータ。
  4. 前記第1の線と前記第2の線とが交差する位置と前記切り欠き部の中点との間に前記ロータの回転中心がある請求項2に記載のモータ。
  5. 前記電子基板には、前記切り欠き部から外部に突出する突出部が設けられ、
    前記第2のカシメ位置と前記第3のカシメ位置とが前記切り欠き部および前記突出部と干渉しない位置にある請求項4に記載のモータ。
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