JP2540671B2 - 新規微生物生育抑制物質、その製造法および用途 - Google Patents

新規微生物生育抑制物質、その製造法および用途

Info

Publication number
JP2540671B2
JP2540671B2 JP3138588A JP13858891A JP2540671B2 JP 2540671 B2 JP2540671 B2 JP 2540671B2 JP 3138588 A JP3138588 A JP 3138588A JP 13858891 A JP13858891 A JP 13858891A JP 2540671 B2 JP2540671 B2 JP 2540671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trichoderma
substance
microbial growth
conidia
growth inhibitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3138588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06256370A (ja
Inventor
卓 加藤
義昌 高原
信男 外山
英男 外山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP3138588A priority Critical patent/JP2540671B2/ja
Publication of JPH06256370A publication Critical patent/JPH06256370A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540671B2 publication Critical patent/JP2540671B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トリコデルマ属(Tr
ichoderma属)菌の分生子より微生物生育抑制
活性を有する新規化合物とその製造方法に関するもので
あり、その優れた微生物生育抑制活性から微生物防除剤
として、農園芸産業、食品産業等に広く応用されるもの
である。
【0002】
【従来の技術】農業分野において、農産物に植物病原菌
が繁殖して、多くの損害を与えていることは周知の通り
である。これを防ぐため、多くの合成殺菌剤が開発さ
れ、市販されている。ところが、こうした合成殺菌剤の
使用が増えるにつれて食品公害が増加して、安全性の面
から大きな問題が生じ、消費者の合成殺菌剤に対する拒
否反応が強くなっている。
【0003】一方、ペニシリウム属(Penicill
ium属)等に属する微生物が各種の微生物の生育を阻
止することから、いわゆる抗生物質の生産が行われ、種
々の製剤が市販されていることも周知であるが、こうし
た抗生物質も植物病原菌に対しては生育抑制効果が認め
られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の防ばい防菌剤
は、農業分野において問題となっている植物病原菌に対
して生育抑制効果が無く、更に、いずれも人畜に対して
有害であり、安全性の面で問題となっている。
【0005】特に近年は、公害防止上の観点から、工業
用、農園芸用、医療用、飲食用を問わず全ての産業分野
において、防ばい防菌剤は、その殺菌効果のみならず、
安全面も非常に重要視されてきており、人畜に対して無
害な、かつ、植物病原菌に対して有効な薬剤の開発が強
く望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような産
業界のニーズに応えてなされたものである。
【0007】そのために、化学、物理学、生物学、微生
物学等各方面から検討した結果、微生物生産物に着目す
るに至った。そして、本発明者らは、多種多様な微生物
の生産物を抽出し、この中に含まれている微生物生育抑
制活性を分析したところ、かびの一種であるトリコデル
マ属に属する微生物、例えば、トリコデルマ・ビリディ
(Trichoderma viride)の分生子の
中に強い微生物生育抑制作用を持つ新しい物質を見出し
た。そしてこの中より、純粋な標品として微生物生育抑
制物質を単離した。そして最新の分析装置を用いて、構
造解析を行ったところ、今までに報告されていない新し
い化合物であることが判明し、本発明を完成したもので
ある。
【0008】なお、本発明に係わるトリコデルマ属菌と
しては、例えば、トリコデルマ・ビリディ(Trich
oderma viride,IFO 9066)トリ
コデルマ・ロンギブラキアツム(T.longibra
chiatum,IFO 4847)、トリコデルマ・
コニンギィ(T.koningii,IFO 906
5)、トリコデルマ・ポリスポルム(T.polysp
orum,IFO 9322)、トリコデルマ・リース
アイ(T.reesei,ATCC)のほか、トリコデ
ルマ属に属し上記新規物質生産能を有する微生物であれ
ばよい。
【0009】これらの微生物は、発酵研究所(IF
O)、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション
(ATCC)に登録されており、何人も入手可能であ
る。
【0010】従来、食用茸栽培においてトリコデルマ属
が害菌となることが知られていた。本発明者らは本事実
に着目し、トリコデルマ属菌による食用茸以外の他の微
生物、特に植物病原菌の生育抑制作用について検討を進
めた結果、トリコデルマ属の分生子の抽出物を培地に加
えておき、これを各種微生物を接種してもほとんどの微
生物は生育できないことから、分生子の抽出物中に微生
物生育抑制作用を持つ物質の存在を確認した。
【0011】トリコデルマ属菌の分生子は、自然に発生
した当該菌から得ることもできるし、人工的に培養した
当該菌から得ることもできる。人工培養する場合には培
地に当該菌を接種、培養する方法であれば全ての方法が
採用できる。例えば、製麹法が使用でき、そのために
は、蒸煮等加熱処理した各種穀類、豆類、それらの加工
品、又は、これらの混合物に必要に応じ水、その他の所
要成分を添加し、これを培地とする。この他、培地とし
ては、各種培地を使用することができ、炭素源として
は、グルコース、フラクトース等の単糖類、マルトー
ス、シュークロース等の二糖類のほか、オリゴ糖や澱粉
等の多糖類も使用することができる。窒素源としては、
硝安、硝酸カリウムといった硝酸態窒素、硫安、酒石酸
アンモニウム等のアンモニウム態窒素のほか、カザミノ
酸、アミノ酸、ペプトン、コーンスティープリカー、酵
母エキストラクト、麦芽エキストラクト等が使用でき
る。培養温度は20〜37℃で培養できるが、好ましく
は25〜35℃である。
【0012】培養して得られた分生子は、培養物を乾燥
した後、よくもみほぐし、篩い分けすることにより、培
養物から得ることができる。
【0013】トリコデルマ属の分生子から微生物生育抑
制物質を得るには、分生子を細胞壁分解酵素等を用いる
生物学的処理、化学的処理、機械的ないしは超音波等の
処理、または、これらの組み合わせ等により分生子を破
壊し、有機溶媒、水、アルカリ等の単独ないしは、これ
らの混合液で抽出し、粗抽出物を得る。
【0014】有機溶媒としては次のものが例示される;
アルコール(例えば、メタノール、エタノール、プロパ
ノール等)、ケトン(アセトン、ブチルエチルケトン、
メチルブチルケトン等)、ハロゲン化炭化水素(クロロ
ホルム等)、その他ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド等の各種有機溶媒。
【0015】これらの有機溶媒の内、入手の容易性、取
扱の容易性といった工業的見地からアルコールを使用す
る場合が多いが、使用後の溶媒は回収、除去して、製品
中には残留することがないので、アルコール以外の溶媒
を使用しても何ら差し支えない。
【0016】粗抽出物からの微生物生育抑制物質の単離
は、通常の天然有機化学の研究で常時用いられる手段、
例えば、分配クロマトグラフィー法、吸着クロマトグラ
フィー法、イオン交換クロマトグラフィー法、ゲルろ過
クロマトグラフィー法、高速液体クロマトグラフィー法
などの組合せにより行い単一な物質を取得する。
【0017】単一な成分として単離された、微生物生育
抑制活性を持つ化合物について、通常用いられている装
置を使用し構造解析を行い、その化学構造を解析した。
【0018】本発明物質の融点は173±2℃であっ
た。
【0019】元素分析法により、本物質は炭素45±
2.5%、水素10±0.5%、酸素45±2.5の元
素組成を持つ。
【0020】また、赤外線吸収スペクトル法によるスペ
クトル図を図1に示す。これにより、3440cm‐1
付近に吸収を有することから水酸基、1640、157
0および1410cm‐1付近に吸収をもつことにより
カルボキシル基、さらに、1350cm‐1付近に吸収
があることよりメチル基の存在がそれぞれ考えられた。
【0021】一方、1H−NMRスペクトル法により、
4.9ppm付近のピークよりOH基、4.0〜3.0
ppm付近の複数のピークから複数のCH基、1.9p
pm付近のピークからCH3基の存在が考えられた。な
お、図2の、1H−NMRスペクトル図において2.2
ppmのピークは内部標準として用いたアセトンに由来
するものであり、本物質に由来するピークではない。
【0022】更に、図3に示した13C−NMRスペクト
ル法による解析によって、170および167ppm付
近のピークより2種類のカルボキシル基、72〜50p
p付近の複数のピークからOH基に結合した複数の炭
素、23pp付近のピークよりメチル基の存在が考えら
れた。
【0023】これらの構造解析法、融点測定ならびに、
図4に示した紫外線吸収スペクトル法等を駆使して解析
した結果、本物質は従来知られていない新規な物質であ
ると結論された。
【0024】本物質の微生物生育抑制活性の評価法は、
抗生物質検定の常法に従いペーパーディスク法により行
った。この際、検定菌としては実施例1に示されるよう
に本物質を生育抑制活性を示すバチルス・サチルスを用
いた。すなわち、ブイヨン寒天培地(市販のブイヨン3
0gと寒天15gを蒸留水1lに溶解したもの)をオー
トクレーブで121℃、20分間殺菌した後、凝固しな
いように45℃に保温した状態で無菌的にバチルス・サ
チルス(ブイヨン培地で37℃、6時間培養したもの)
を加え、ペトリ皿に流し込み凝固せしめた。これに、本
物質を染み込ませたペーパーディスクをのせ、37℃で
16時間培養した後、本物質によって生じる生育阻止帯
の直径を測定することによって行った。
【0025】本発明に係る新規物質は、後記する実施例
の記載からも明らかなように、各種の微生物の生育をき
わめて有効に抑制し、特に植物病原菌に対して強い生育
抑制効果を示すものである。しかもその際、植物に対す
る副作用つまり薬害も認められず、安全性も高いもので
ある。また、本新規物質は、すぐれた抗菌性を示し且つ
安全性も高いので、農園芸用殺菌剤の技術分野のみでな
く、飲食品、塗料、洗剤、各種家庭用品、衛生用品のほ
か各種の工業用品の技術分野において、すぐれた微生物
防除剤として安定して使用することができる。
【0026】本発明に係る微生物防除剤の有効成分とし
て使用する新規物質は、上記したように純品として単離
精製したものが使用できるほか、粗製品も使用できる
し、トリコデルマ属菌分生子の抽出液も使用可能であ
る。また、所望するのであれば、トリコデルマ属菌の培
養物、その分生子自体やその破壊物を使用してもよい。
そして本発明にしたがって微生物防除剤を調製するに当
っては、こ(れら)の物質を有効成分として常法にした
がって製剤すれば良く、所望する製品が適宜自由に得ら
れる。
【0027】以下に実施例をもって本発明を説明する
が、これらは例示であって、本発明を制限するものでは
ない。
【0028】
【実施例1】麸500gと水道水500mlの混合物を
殺菌したのち、トリコデルマ・ビリディ(IFO 90
66)を接種し、25℃で5日間培養して製麹した。得
られた麹を通風乾燥器で乾燥させた(40℃、2日間)
後、手でよくもみほぐし、150メッシュの篩いを用い
篩い分けし、分生子1gを得た。
【0029】かび用としてポテトデキストロース寒天培
地および細菌用としてブイヨン寒天培地に、上記乾燥分
生子の粗抽出物をそれぞれ0.5%濃度加え、殺菌した
後、ペトリ皿に流し込み、各種微生物を接種、培養後、
生育状況を観察し、下記の表2及び表3に示される第1
表の結果を得た。
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】上記第1表の結果、本物質は特に植物病原
菌に対して強い生育抑制効果を示した。
【0033】
【実施例2】トリコデルマ・ビリディ(Trichod
erma viride,IFO9066)の分生子4
0gに1N水酸化ナトリウム溶液2lを加え常温におい
て抽出した。この抽出液を塩酸で中和したのち、減圧下
で濃縮乾固させ、95%エタノール2lを加えエタノー
ル抽出を行ったのち、減圧下で濃縮し粗抽出物8.7g
を得た。得られた粗抽出物をXAD−2による吸着クロ
マトグラフィーを行い、水とエタノールの混合溶媒によ
って溶出させ分画した。水とエタノールの割合が6対4
の混合溶媒によって溶出された分画を集め濃縮乾固した
ところ4.3gの微生物生育抑制活性のある中間精製物
質が得られた。これを高速液体クロマトグラフィー法に
よって、更に、単一成分まで精製した結果、微生物生育
抑制物質250mgを得た。
【0034】
【実施例3】トリコデルマ属に属する微生物として、ト
リコデルマ・ロンギブラキアツム(T.longibr
achiatum,IFO 4847)、トリコデルマ
・コニンギィ(T.koningii,IFO 906
5)、トリコデルマ・ポリスポルム(T.polysp
orum,IFO 9322)、トリコデルマ・リース
アイ(T.reesei)のそれぞれの分生子を実施例
1と同様にして得た。各分生子40gを用い、実施例2
と同様にして、それぞれ1N水酸ナトリウム溶液2lを
加え常温において抽出した。この抽出液を塩酸で中和し
たのち、減圧下で濃縮乾固させ、95%エタノール2l
を加えエタノール抽出を行ったのち、減圧下で濃縮し粗
抽出物をそれぞれ、トリコデルマ・ロンギラキアツム
8.4g、トリコデルマ・コニンギィ7.9g、トリコ
デルマ・ポリスポルム7.3g、トリコデルマ・リース
アイ6.8gを取得した。ついでトリコデルマ・ロンギ
ブラアツムの粗抽出物を実施例2と同様に、XAD−2
による吸着クロマトグラフィーを行い、水とエタノール
の混合溶媒によって溶出させ分画した。水とエタノール
の割合が6対4の混合溶媒によって溶出される分画に、
本物質が含まれているので、これを減圧濃縮乾固したと
ころ、4.1gの中間精製物が得られた。同様にして、
トリコデルマ・コニンギィ、トリコデルマ・ポリスポル
ム、トリコデルマ・リースアイから得た粗抽出物につい
ても、XAD−2吸着カラムクロマトグラフィー法によ
って不純物を除去し、中間精製物をそれぞれ、3.9
g、3.6g、3.4g得た。
【0035】このようにして取得した中間精製物を標品
として用い、含有されている微生物生育抑制物質の量を
分析した。標準物質としては、実施例2で単一成分まで
純品化した。本発明物質を用い、通常の分離分析法に用
られている高速液体クロマトグラフィー法によって測定
した。その結果、トリコデルマ・ロンギラキアツムに
は、分生子100g当たり、本発明物質は600mgで
あった。また、トリコデルマ・コニンギィでは550m
g、トリコデルマ・ポリスポルムでは510mg、トリ
コデルマ・リースアイでは485mgであった。
【0036】
【実施例4】実施例2および3で得られたトリコデルマ
属菌由来の微生物生育抑制物質を0.5mg/mlの濃
度になるように滅菌水に溶解し、これをペーパーディス
クに染み込ませ、あらかじめ用意した検定菌含有の培地
上に置き、28℃で1日間培養し、微生物生育抑制物質
による生育阻止帯の直径を測定し、下記の表4で示され
る第2表の結果を得た。
【0037】
【表4】
【0038】
【発明の効果】本発明は、トリコデルマ属菌分生子由来
の新しいタイプの微生物生育抑制物質を提供するもので
あり、従来から生産されている合成の防ばい防菌剤に代
わりうるものとして食品、工業用品などの原料として安
全に使用され、かつ、植物病原菌の生育を著しく阻害す
ることより、農園芸用の原材料として使用されるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明物質の赤外線吸収スペクトルである。
【図2】本発明物質の1H−NMRスペクトルである。
【図3】本発明物質の13C−NMRスペクトルである。
【図4】本発明物質の紫外線吸収スペクトルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:885) (C12P 1/02 C12R 1:885)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記に示される物理化学的性質を有する
    物質。 (i)融点;173±2℃ (ii)炭素:45±2.5%、水素:10±0.5
    %、酸素:45±2.5%の元素組成を有する。 (iii)赤外線吸収スペクトラムにおいて3440、
    1640、1570、1410cm−1付近に吸収を有
    する。 (iv)H−NMRスペクトラムにおいて4.9、
    4.0〜3.0(複数)1.9ppm付近にピークを有
    する。 (v)13C−NMRスペクトラムにおいて170、1
    67、72〜50(複数)、23ppm付近にピークを
    有する。
  2. 【請求項2】 トリコデルマ(Trichoderm
    a)属に属する微生物の分生子から請求項1の物質を抽
    出することを特徴とする請求項1の物質の製造法。
  3. 【請求項3】 請求項1の物質を有効成分とすることを
    特徴とする微生物防除剤。
JP3138588A 1991-05-15 1991-05-15 新規微生物生育抑制物質、その製造法および用途 Expired - Lifetime JP2540671B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3138588A JP2540671B2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 新規微生物生育抑制物質、その製造法および用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3138588A JP2540671B2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 新規微生物生育抑制物質、その製造法および用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06256370A JPH06256370A (ja) 1994-09-13
JP2540671B2 true JP2540671B2 (ja) 1996-10-09

Family

ID=15225620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3138588A Expired - Lifetime JP2540671B2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 新規微生物生育抑制物質、その製造法および用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540671B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02218686A (ja) * 1989-02-17 1990-08-31 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd Dc1149b,dc1149rおよびその製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06256370A (ja) 1994-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Pullen et al. New and bioactive compounds from Streptomyces strains residing in the wood of Celastraceae
Kinderlerer et al. Fungal metabolites of sorbic acid
JPH02196780A (ja) グリコシダーゼ阻害剤サルボスタチンおよびその製法
JP3902215B1 (ja) サーファクチンを含有する農作物のそうか病防除用組成物
Waksman et al. Metabolism and the chemical nature of Streptomyces griseus
JP6583847B2 (ja) セルロースおよびデンプン分解能を有する微生物
JP2540671B2 (ja) 新規微生物生育抑制物質、その製造法および用途
EP3626815B1 (en) Strain of microorganism clonostachys rosea f. catenulata as a biofungicide, plant growth stimulant and metabolite producer for agricultural use
KR101211669B1 (ko) 무릇으로부터 얻은 항균 활성을 나타내는 화합물 및 이를 포함하는 항균 조성물
JP2664464B2 (ja) アイツリン―aを用いるアフラトキシン汚染の防除方法
Bowen et al. Fungal populations on wheat straw decomposing in arable soils
Vahidi et al. Effects of carbon sources on growth and production of antifungal agents by Gymnopilus spectabilis
JPH05252970A (ja) 静菌作用を有するアルギン酸オリゴ糖の製造法及 びそれを有効成分として含む静菌剤
JP2007527192A (ja) 同一物由来のマンニトールを得る真菌株及び方法
US5516686A (en) Fungicidal antibiotic producing Streptomyces sp. NCIMB 40212
KR102615753B1 (ko) 항균성 및 항산화 활성이 우수한 이소케르세틴의 제조방법
US3555075A (en) Novel antifungal agents
JPH01110653A (ja) 抗真菌性発酵産生物及びその組成物
US3833723A (en) Alamethicin and production therefor
CN100413976C (zh) 一种小肽类天然微生物防腐剂的发酵方法
CN105541848A (zh) 一种杀菌化合物及其制备方法
JP2682039B2 (ja) 天然型アブシジン酸の製造方法
CN101235040A (zh) 拟茎点菌素化合物及其制备方法和应用
JP2827417B2 (ja) デメチルアロサミジン及びその製造法
CN107033222B (zh) 一种抗菌物质Bovisin及其制备方法