JP2540278B2 - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

電子式キャッシュレジスタ

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JP2540278B2
JP2540278B2 JP5127141A JP12714193A JP2540278B2 JP 2540278 B2 JP2540278 B2 JP 2540278B2 JP 5127141 A JP5127141 A JP 5127141A JP 12714193 A JP12714193 A JP 12714193A JP 2540278 B2 JP2540278 B2 JP 2540278B2
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鉄幸 中野
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Omron Tateisi Electronics Co
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  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子式キャッシュレ
ジスタ(以下、「ECR」と称す)に関するものであ
り、特に、釣銭処理の手間を省くことができるECRに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のECRにおいては、釣銭の処理に
関して、係員が顧客に釣銭を逐一渡さなければならない
という手間を解消すべく、釣銭処理を自動化したECR
の開発が行なわれていた。このようなECRの中で、た
とえば、特開昭58−137074号公報に開示された
ECRは、現金の授受を調整単位以上で行ない、一定額
未満の釣銭をカードを用いて自動処理するものであっ
た。そのため、このECRによれば、一定額未満の釣銭
については、係員が顧客に逐一渡す手間が省けるととも
に、釣銭用の硬貨を準備することも不要になるという効
果を奏していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このE
CRは、決済時の処理の迅速化という点で、さらに改善
すべき余地があった。すなわち、このECRにおいて
は、釣銭額が累計記録されたカードの釣銭残高と買上合
計額とに基づいて、買上の度ごとに支払い額が決定され
るものであった。そのため、顧客は予め支払い額を準備
することができなかった。さらに、顧客が予め買上合計
額に対応した現金を準備していた際には、支払い額が変
動してしまうため、再び財布の中の小銭を取出す等の動
作を行なうことにより、決済処理の渋滞を招くこともあ
った。このようなことから、従来のECRにおいては、
現金授受の際のオペレータと顧客とのやり取りを、十分
に円滑に行なうことが困難であった。
【0004】この発明の目的は、ECRを用いた取引処
理の際の渋滞をなくし、決済処理の十分な迅速化を図る
ことができる、ECRを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるECR
は、顧客の買上金額の合計額を算出する算出手段と、釣
銭残高が記録された顧客用の釣銭残高記録媒体より釣銭
残高を読出す読出手段と、顧客からの預り金額を入力す
る入力手段と、読出手段により読出された釣銭残高と算
出手段により算出された合計額の大小を判別する第1の
判別手段と、第1の判別手段により釣銭残高が合計額以
上であると判別された場合は釣銭残高より合計額を減算
して決済する決済手段と、決済手段によって求められた
釣銭残高と合計額との差額を新たな釣銭残高として記録
媒体に更新記録する記録手段と、第1の判別手段により
釣銭残高が合計額より小さいと判別された場合は、入力
手段より入力された預り金額より合計額を減算する減算
手段と、減算手段による減算処理によって求められた釣
銭額と、予め定められた所定額との大小を判別する第2
の判別手段と、第2の判別手段により、釣銭額が所定額
より小さいと判別された場合は、釣銭額を記録媒体に累
計記録する累計手段とを備えている。
【0006】
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、釣銭残高記録媒体に
記録された釣銭残高と買上合計額との大小を判別し、釣
銭残高が合計額以上である場合は、釣銭残高より合計額
を減算して決済し、その差額を新たな釣銭残高として記
録媒体に更新記録する。そのため、係員が顧客に釣銭を
渡す必要がなくなる。また、この発明によれば、釣銭残
高が合計額より小さい場合は、顧客からの預り金額より
合計額を減算し、その差額の釣銭額が所定額より小さい
場合は、記録媒体に累計記録する。そのため、係員が顧
客に釣銭を渡す必要がなくなる。
【0008】
【0009】
【実施例】図2は、この発明の一実施例を示す概略ブロ
ック図である。
【0010】図2において、CPU1には、メモリ2、
表示器3、プリンタ4およびキーボード5が接続され
る。メモリ2は、たとえば、図1に示すようなCPU1
の動作プログラムを格納するとともに、CPU1のデー
タ処理に必要な種々のデータを記録する。表示器3は、
入力された商品の金額や釣銭額等を表示するためのもの
である。また、CPU1には、カードリーダ6およびカ
ード発行機7が接続される。カードリーダ6は、釣銭カ
ードから残高を読取るとともに、釣銭カードに釣銭額を
累計記録するためのものである。カード発行機7は、釣
銭カードを発行するためのものである。ここで、釣銭カ
ードとは、釣銭額を記録したカードである。
【0011】図3は、図2に示すキーボード5のキー配
置図である。図3において、キーボード5には、ECR
の動作モードを切換えるためのモードキー51と、数値
情報を入力するためのテンキー52と、各種ファンクシ
ョンキー53と、部門コードを入力するための部門キー
54とが設けられる。なお、ファンクションキー53
は、たとえば掛売キー53aや現金キー53b等の締キ
ーのほか、カード発行キー53cを含む。このカード発
行キー53cは、釣銭カードの発行を指令するためのキ
ーである。
【0012】図1は、図2に示すCPU1の動作を説明
するためのフローチャートである。以下、この図1を参
照して、上述の実施例の動作を説明する。
【0013】まず、登録処理を行ない、締キー(掛売キ
ー53aや現金キー53b等)の操作で合計額を表示す
る動作(ステップS1〜S3)は、従来のECRと同様
である。次に、ステップS4において、釣銭カードがカ
ードリーダ6に入力されたか否かが判断される。もし、
釣銭カードがカードリーダ6に入力されていなければ、
ステップS5に進み、顧客の預り金額をオペレータに入
力させ、ステップS6で釣銭演算を行なって表示器3に
表示させる。続いて、ステップS7に進み、カード発行
キー53cが押圧されたか否かが判断される。もし、カ
ード発行キー53cが押圧されていなければ、ステップ
S8に進み、従来どおりオペレータに釣銭の受け渡しを
行なわせる。一方、カード発行キー53cが押圧されて
いれば、ステップS9に進み、釣銭は所定額以下かどう
かを判断する。釣銭が所定額以下の場合に限り、ステッ
プS10に進み、カード発行機7によって釣銭を記録し
た釣銭カードを発行させる。なお、釣銭が所定額以上の
ときは、従来どおりステップS8でオペレータに釣銭の
受け渡しを行なわせる。このように、釣銭の額に応じて
釣銭カードを発行するか否かを判別するようにしたの
は、あまりにも高額の釣銭の場合は、顧客が現金で釣銭
を受け取ることを望むであろうことを考慮したものであ
る。
【0014】一方、カードリーダ6に釣銭カードが入力
された場合は、ステップS4の判断が「YES」とな
り、ステップS11に進む。このステップS11では、
釣銭カードの残高が読取られ、売上合計額以上であるか
が判断される。もし、釣銭カードの残高が売上合計額以
下であれば、オペレータは顧客から現金を受け取りステ
ップS12でオペレータに預り金額を入力させる。そし
て、ステップS13において、釣銭演算を行なって表示
器3に表示させる。続いて、ステップS14に進み、釣
銭は所定額以下であるかが判断される。もし、釣銭が所
定額以上の場合は、前述のステップS9の場合と同様
に、ステップS8でオペレータに釣銭の受け渡しを行な
わせる。一方、釣銭が所定額以下の場合は、ステップS
15に進み、カードリーダ6によって釣銭カードの残高
にそのとき演算された釣銭額を累積記録させる。このよ
うに累計記録することにより、係員が顧客に釣銭を渡す
必要がなくなる。
【0015】一方、釣銭カードの残高が売上合計額以上
であれば、前述のステップS11の判断が「YES」と
なり、ステップS16に進む。このステップS16で
は、カードリーダ6によって釣銭カードの残高から売上
合計額を差し引かせ、釣銭カードの残高を更新してお
く。これによって、釣銭カードによる決済が行なわれ
る。
【0016】以上のように上述の実施例では、釣銭カー
ドを用いた場合は釣銭の受け渡しが一切不要となり、オ
ペーレータの負担を軽減し得るとともに、釣銭のために
たくさんの硬貨を準備しておく必要もなくなる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、演算された釣銭額を釣銭残高記録媒体に更新記録も
しくは累積記録するようにした。そのため、オペレータ
は、顧客に釣銭を渡す必要がなくなる。
【0018】したがって、この発明によれば、オペレー
タの負担を著しく軽減でき、オペレータの処理を迅速化
することができる。さらに、この発明によれば、釣銭残
高記録媒体に記録された釣銭残高が、買上金額の合計額
以上である場合には、釣銭残高記録媒体を用いて精算を
行ない、一方、釣銭残高が買上金額の合計額よりも小さ
い場合には、顧客から受取った現金によって決済が行な
われる。すなわち、決済は、買上金額の合計額の全額を
現金により支払うか、もしくは全額を釣銭記録媒体を用
いて精算するかのいずれかにより行なわれる。そのた
め、釣銭残高記録媒体を用いて決済する場合は、現金の
受渡しが一切行なわれないため、決済処理の迅速化を図
ることができる。一方、釣銭残高が少なく現金による決
済を行なう場合には、釣銭残高によって支払い額が変動
することがないため、顧客は、商品の購入に際して事前
に適切な支払い額を準備することができる。その結果、
顧客とオペレータとのやりとりがよりスムーズになり、
決済処理の遅延化を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示すCPU1の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図2】この発明の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。
【図3】図2に示すキーボードのキー配置図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 表示器 4 プリンタ 5 キーボード 6 カードリーダ 7 カード発行機 53c カード発行キー なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の買上金額の合計額を算出する算出
    手段と、 釣銭残高が記録された顧客用の釣銭残高記録媒体より釣
    銭残高を読出す読出手段と、 顧客からの預り金額を入力する入力手段と、 前記読出手段により読出された前記釣銭残高と、前記算
    出手段により算出された前記合計額の大小を判別する第
    1の判別手段と、 前記第1の判別手段により、前記釣銭残高が前記合計額
    以上であると判別された場合は、前記釣銭残高より前記
    合計額を減算して決済する決済手段と、 前記決済手段によって求められた前記釣銭残高と前記合
    計額との差額を、新たな釣銭残高として、前記記録媒体
    に更新記録する記録手段と、 前記第1の判別手段により、前記釣銭残高が前記合計額
    より小さいと判別された場合は、前記入力手段より入力
    された前記預り金額より前記合計額を減算する減算手段
    と、 前記減算手段による減算処理によって求められた釣銭額
    と、予め定められた所定額との大小を判別する第2の判
    別手段と、 前記第2の判別手段により、前記釣銭額が前記所定額よ
    り小さいと判別された場合は、前記釣銭額を前記記録媒
    体に累計記録する累計手段とを備えた、電子式キャッシ
    ュレジスタ。
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JPS58137074A (ja) * 1982-02-08 1983-08-15 Omron Tateisi Electronics Co 電子式キヤツシユレジスタ
JPS60229192A (ja) * 1984-04-27 1985-11-14 株式会社日立製作所 商品取引の清算装置

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