JP2540184Y2 - 電気コネクタ構造 - Google Patents
電気コネクタ構造Info
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- JP2540184Y2 JP2540184Y2 JP1990401474U JP40147490U JP2540184Y2 JP 2540184 Y2 JP2540184 Y2 JP 2540184Y2 JP 1990401474 U JP1990401474 U JP 1990401474U JP 40147490 U JP40147490 U JP 40147490U JP 2540184 Y2 JP2540184 Y2 JP 2540184Y2
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- Japan
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- connector
- terminal
- outer cylinder
- press
- socket
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電子制御機器などに用い
られるシールドケーブル用コネクタのような電気コネク
タ構造に関するものである。
られるシールドケーブル用コネクタのような電気コネク
タ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気コネクタ構造におけ
るコネクタソケットaは、図25に示すように金属製の
外筒bを備えていて、この外筒b内に絶縁体(図示せ
ず)を介してコンタクト(図示せず)を設けた構成であ
り、このコネクタソケットaは、外筒bに形成されたフ
ランジdをスクリュeにより取付パネルcに固定してこ
の取付パネルcに取り付けられており、このコネクタソ
ケットaにコネクタプラグ(図示せず)を結合する場合
には、外筒bに形成された雄螺子部fにコネクタプラグ
の雌螺子部を螺合するようにしていた。
るコネクタソケットaは、図25に示すように金属製の
外筒bを備えていて、この外筒b内に絶縁体(図示せ
ず)を介してコンタクト(図示せず)を設けた構成であ
り、このコネクタソケットaは、外筒bに形成されたフ
ランジdをスクリュeにより取付パネルcに固定してこ
の取付パネルcに取り付けられており、このコネクタソ
ケットaにコネクタプラグ(図示せず)を結合する場合
には、外筒bに形成された雄螺子部fにコネクタプラグ
の雌螺子部を螺合するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術にあっては、コネクタソケットaのコネク
タプラグへの結合が螺子結合であるために、その結合、
結合解除をワンタッチで行うことが出来ないという問題
点があった。
うな従来技術にあっては、コネクタソケットaのコネク
タプラグへの結合が螺子結合であるために、その結合、
結合解除をワンタッチで行うことが出来ないという問題
点があった。
【0004】本考案は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、ノイズ発生
源としての電磁波を容易に機器外に放出することができ
るし、コネクタソケットのコネクタプラグへの結合およ
びこの結合解除をワンタッチで行うことができ、しか
も、コネクタソケットにコネクタプラグを差し込み、ま
た、外す場合に生じるこじりに対して強いものになる
し、コネクタプラグのコネクタソケットへの結合が強固
なものになり、振動に対しても強いものとなって、自動
車の電子機器などへの使用に適したものとなる電気コネ
クタ構造を提供することにある。
たものであって、その目的とするところは、ノイズ発生
源としての電磁波を容易に機器外に放出することができ
るし、コネクタソケットのコネクタプラグへの結合およ
びこの結合解除をワンタッチで行うことができ、しか
も、コネクタソケットにコネクタプラグを差し込み、ま
た、外す場合に生じるこじりに対して強いものになる
し、コネクタプラグのコネクタソケットへの結合が強固
なものになり、振動に対しても強いものとなって、自動
車の電子機器などへの使用に適したものとなる電気コネ
クタ構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、外筒部と内筒部とをその後端部で一体
に連結して前記内、外筒部間をプラグ嵌入凹部にすると
共に、前記外筒部の一部に、コネクタプラグのロック片
が嵌入して係止されるロック用凹部を設け、前記内筒部
内を端子収容部にしたソケットハウジングと、前記ソケ
ットハウジングの前記外筒部に前記ソケットハウジング
の軸線に対して直角に突設されて前面部にアースプレー
ト装着部とナット圧入孔とを設けると共に、前記アース
プレート装着部から前記端子収容部に抜ける挿入孔を形
成した取付部と、絶縁体に端子を埋め込んで成る複合絶
縁体をシールド外筒に圧入嵌合して構成されて、前記ソ
ケットハウジングの前記端子収容部に収容される電気接
触端子部と、前記取付部の前記ナット圧入孔に圧入され
て前記ソケットハウジングの取付パネルへの取付時に取
付用のボルトが螺合するナットと、前記取付部の前記ア
ースプレート装着部に装着され且つ前記取付部の前記挿
入孔に挿入されて前記電気接触端子部の前記シールド外
筒に接触するシールド端子部と前記圧入ナットに螺合す
るボルト挿入用の挿入孔と前記圧入ナットに接触する接
触部とを有するアースプレートとを備えたことを特徴と
する。
めに、本考案は、外筒部と内筒部とをその後端部で一体
に連結して前記内、外筒部間をプラグ嵌入凹部にすると
共に、前記外筒部の一部に、コネクタプラグのロック片
が嵌入して係止されるロック用凹部を設け、前記内筒部
内を端子収容部にしたソケットハウジングと、前記ソケ
ットハウジングの前記外筒部に前記ソケットハウジング
の軸線に対して直角に突設されて前面部にアースプレー
ト装着部とナット圧入孔とを設けると共に、前記アース
プレート装着部から前記端子収容部に抜ける挿入孔を形
成した取付部と、絶縁体に端子を埋め込んで成る複合絶
縁体をシールド外筒に圧入嵌合して構成されて、前記ソ
ケットハウジングの前記端子収容部に収容される電気接
触端子部と、前記取付部の前記ナット圧入孔に圧入され
て前記ソケットハウジングの取付パネルへの取付時に取
付用のボルトが螺合するナットと、前記取付部の前記ア
ースプレート装着部に装着され且つ前記取付部の前記挿
入孔に挿入されて前記電気接触端子部の前記シールド外
筒に接触するシールド端子部と前記圧入ナットに螺合す
るボルト挿入用の挿入孔と前記圧入ナットに接触する接
触部とを有するアースプレートとを備えたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】かかる構成により、ノイズ発生源としての電磁
波をシールド線、シールド外筒、アースプレート、圧入
ナット、ボルト及び取付パネルをこの順序に経路として
機器外に放出し得る。また、コネクタソケットのプラグ
嵌入凹部にコネクタプラグの嵌入部を嵌入してコネクタ
プラグの端子をコネクタソケットの端子に接触させると
共に、コネクタプラグのロック片をコネクタソケットの
ロック用凹部に嵌合して、係合しロック状態にすること
ができて、コネクタソケットのコネクタプラグへの結合
およびこの結果解除をワンタッチで行い得る。また、電
気接触端子部がソケットハウジング内に収容され、ソケ
ットハウジングが取付パネルに固着されることになっ
て、コネクタソケットにコネクタプラグを差し込み、ま
た、外す場合に生じるこじりに対して強いものになる
し、コネクタプラグのロック片が嵌入して係止されるロ
ック用凹部がソケットハウジングに設けてあるために、
コネクタプラグのコネクタソケットへの結合が強固なも
のになり、振動に対しても強いものとなって、自動車の
電子機器への使用に適したものとなる。
波をシールド線、シールド外筒、アースプレート、圧入
ナット、ボルト及び取付パネルをこの順序に経路として
機器外に放出し得る。また、コネクタソケットのプラグ
嵌入凹部にコネクタプラグの嵌入部を嵌入してコネクタ
プラグの端子をコネクタソケットの端子に接触させると
共に、コネクタプラグのロック片をコネクタソケットの
ロック用凹部に嵌合して、係合しロック状態にすること
ができて、コネクタソケットのコネクタプラグへの結合
およびこの結果解除をワンタッチで行い得る。また、電
気接触端子部がソケットハウジング内に収容され、ソケ
ットハウジングが取付パネルに固着されることになっ
て、コネクタソケットにコネクタプラグを差し込み、ま
た、外す場合に生じるこじりに対して強いものになる
し、コネクタプラグのロック片が嵌入して係止されるロ
ック用凹部がソケットハウジングに設けてあるために、
コネクタプラグのコネクタソケットへの結合が強固なも
のになり、振動に対しても強いものとなって、自動車の
電子機器への使用に適したものとなる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0008】本考案に係わる電気コネクタ構造はシール
ドケーブル用コネクタであり、この電気コネクタ構造
は、コネクタソケット1とコネクタプラグ2とより構成
されている(図24参照)。
ドケーブル用コネクタであり、この電気コネクタ構造
は、コネクタソケット1とコネクタプラグ2とより構成
されている(図24参照)。
【0009】コネクタソケット1は図1乃至図5に示す
ようにソケットハウジング3とこのソケットハウジング
3内に嵌合固定される電気接触端子部4とソケットハウ
ジング3に装着されるアースプレート30とより成る。
ようにソケットハウジング3とこのソケットハウジング
3内に嵌合固定される電気接触端子部4とソケットハウ
ジング3に装着されるアースプレート30とより成る。
【0010】ソケットハウジング3は図6乃至図13に
示すようにソケット本体5を備えており、このソケット
本体5は、正面四角形状の外筒部6と内筒部7とをその
後端部で一体にして合成樹脂により成形されており、外
筒部6の後部には取付部8が一体に形成してあり、取付
部8はソケットハウジング3の軸線に対して直角を成し
ている。また、ソケットハウジング3の後部には端子収
容筒部9が設けてあり、この端子収容筒部9は内筒部7
内に通じていて、端子収容部60を形成している。外筒
部6の上面部には、その前縁部から後部にかけて切欠部
10が形成してあり、外筒部6の上面部側には、切欠部
10の中間部から後部を覆うようにして覆い部11が形
成してあり、この覆い部11の内面部には係合突起11
aが突設してある。この覆い部11の後端はソケット本
体5の後面部5aに連なっている。
示すようにソケット本体5を備えており、このソケット
本体5は、正面四角形状の外筒部6と内筒部7とをその
後端部で一体にして合成樹脂により成形されており、外
筒部6の後部には取付部8が一体に形成してあり、取付
部8はソケットハウジング3の軸線に対して直角を成し
ている。また、ソケットハウジング3の後部には端子収
容筒部9が設けてあり、この端子収容筒部9は内筒部7
内に通じていて、端子収容部60を形成している。外筒
部6の上面部には、その前縁部から後部にかけて切欠部
10が形成してあり、外筒部6の上面部側には、切欠部
10の中間部から後部を覆うようにして覆い部11が形
成してあり、この覆い部11の内面部には係合突起11
aが突設してある。この覆い部11の後端はソケット本
体5の後面部5aに連なっている。
【0011】内筒部7は正面四角形状になされており、
外筒部6との間にプラグ嵌入凹部12が形成してある。
また、内筒部7の上面部7aと覆い部11との間にはロ
ック用凹部13が形成してある。内筒部7の上面部7a
にはこれの前縁から中間部にかけてスリット14が入れ
てあって、スリット14の後端部には舌片部15が形成
してあり、この舌片部15の先部内側には係合突起16
が突設してある。また、内筒部7の下面部7bにはこれ
の前縁部から中間部にかけてスリット17が入れてあっ
て、スリット17の後端部に舌片部18が形成してあ
り、この舌片部18の先部内側には係合突起19が突設
してある。また、取付部8にはナット圧入孔20が設け
てあり、さらに、取付部8の前面部8aにはアースプレ
ート装着部61が形成してあり、取付部8の、ナット圧
入孔20を挟んだ左右にはこの取付部8の端部から端子
収容部60に抜ける挿入孔21が形成してあり、この端
子収容部60の左右側面部には挿入孔21に連なる挿入
溝22が形成してある。そして、取付部8の前面部8a
には挿入孔21に達する切り溝23が形成してある。
外筒部6との間にプラグ嵌入凹部12が形成してある。
また、内筒部7の上面部7aと覆い部11との間にはロ
ック用凹部13が形成してある。内筒部7の上面部7a
にはこれの前縁から中間部にかけてスリット14が入れ
てあって、スリット14の後端部には舌片部15が形成
してあり、この舌片部15の先部内側には係合突起16
が突設してある。また、内筒部7の下面部7bにはこれ
の前縁部から中間部にかけてスリット17が入れてあっ
て、スリット17の後端部に舌片部18が形成してあ
り、この舌片部18の先部内側には係合突起19が突設
してある。また、取付部8にはナット圧入孔20が設け
てあり、さらに、取付部8の前面部8aにはアースプレ
ート装着部61が形成してあり、取付部8の、ナット圧
入孔20を挟んだ左右にはこの取付部8の端部から端子
収容部60に抜ける挿入孔21が形成してあり、この端
子収容部60の左右側面部には挿入孔21に連なる挿入
溝22が形成してある。そして、取付部8の前面部8a
には挿入孔21に達する切り溝23が形成してある。
【0012】電気接触端子部4は図15乃至図17に示
すようにシールド外筒24内に、端子26を絶縁体25
に埋め込んで成る複合絶縁体27を設けたものであり、
シールド外筒24は、金属板材を折り曲げ成形した外筒
本体31を備えており、この外筒本体31の上、下面部
31a、31bには、中央部前側に位置させて後方に向
いた切り起こし舌片より成る係止片32が形成してあ
り、また、外筒本体31の左、右面部31c、31dに
は、その中央部前側に位置させて前方に向いた切り起こ
し舌片より成る係止片34が形成してある。端子26が
絶縁体25に埋め込まれた状態では端子26のコンタク
ト部36は絶縁体25の前面部25aの中央に位置して
おり、また、端子26はシールド線37が接続されてい
る。
すようにシールド外筒24内に、端子26を絶縁体25
に埋め込んで成る複合絶縁体27を設けたものであり、
シールド外筒24は、金属板材を折り曲げ成形した外筒
本体31を備えており、この外筒本体31の上、下面部
31a、31bには、中央部前側に位置させて後方に向
いた切り起こし舌片より成る係止片32が形成してあ
り、また、外筒本体31の左、右面部31c、31dに
は、その中央部前側に位置させて前方に向いた切り起こ
し舌片より成る係止片34が形成してある。端子26が
絶縁体25に埋め込まれた状態では端子26のコンタク
ト部36は絶縁体25の前面部25aの中央に位置して
おり、また、端子26はシールド線37が接続されてい
る。
【0013】アースプレート30は図18乃至図20に
示すようにその面部38の左右縁部にこの面部38に対
して直角に折り曲げたシールド端子部39を備えてお
り、シールド端子部39の先部には半球面形状の接触部
40が形成してある。また、面部38には挿入孔41が
形成してあり、この挿入孔41の周部には複数の切起し
片から成る接触部42が形成してある。
示すようにその面部38の左右縁部にこの面部38に対
して直角に折り曲げたシールド端子部39を備えてお
り、シールド端子部39の先部には半球面形状の接触部
40が形成してある。また、面部38には挿入孔41が
形成してあり、この挿入孔41の周部には複数の切起し
片から成る接触部42が形成してある。
【0014】そして、アースプレート30をソケットハ
ウジング3の取付部8のアースプレート装着部61に装
着すると共に、取付部8のナット圧入孔20に圧入ナッ
ト43を圧入し、電気接触端子部4をソケットハウジン
グ3の端子収容部60にこれの後方より挿入してコネク
タソケット1が構成されている。
ウジング3の取付部8のアースプレート装着部61に装
着すると共に、取付部8のナット圧入孔20に圧入ナッ
ト43を圧入し、電気接触端子部4をソケットハウジン
グ3の端子収容部60にこれの後方より挿入してコネク
タソケット1が構成されている。
【0015】すなわち、アースプレート30は、その左
右のシールド端子部39を取付部8の挿入孔21から挿
入溝22に挿入し、シールド端子部39の基部を切り溝
23に挿入して、アースプレート装着部61に装着され
ていて、挿入孔41がナット圧入孔20に重なってい
る。また、電気接触端子部4は、ソケットハウジング3
の端子収容筒部9から端子収容部60内に挿入されてい
て、内筒部7の上下に設けた舌片部15、18の係合突
起16、19がシールド外筒24の係止片32に係合し
ていて、シールド外筒24の左右面部31c,31dに
アースプレート30のシールド端子部39の接触部40
が接触している。
右のシールド端子部39を取付部8の挿入孔21から挿
入溝22に挿入し、シールド端子部39の基部を切り溝
23に挿入して、アースプレート装着部61に装着され
ていて、挿入孔41がナット圧入孔20に重なってい
る。また、電気接触端子部4は、ソケットハウジング3
の端子収容筒部9から端子収容部60内に挿入されてい
て、内筒部7の上下に設けた舌片部15、18の係合突
起16、19がシールド外筒24の係止片32に係合し
ていて、シールド外筒24の左右面部31c,31dに
アースプレート30のシールド端子部39の接触部40
が接触している。
【0016】コネクタプラグ2は図22および図23に
示すようにプラグ本体43を備えており、このプラグ本
体43の前側部は正面四角形状で枠形の嵌入部44に成
されており、また、プラグ本体43の上面部中央にはロ
ック片45がその基部を上面部後側に連ねて設けてあ
り、このロック片45の先部には係合孔46が形成して
あり、ロック片45の後部外面には滑り止め47が形成
してある。また、プラグ本体43の下面部にも滑り止め
47が形成してある。そして、プラグ本体43内には端
子48が設けてあり、端子48にはケーブル49が接続
してある。
示すようにプラグ本体43を備えており、このプラグ本
体43の前側部は正面四角形状で枠形の嵌入部44に成
されており、また、プラグ本体43の上面部中央にはロ
ック片45がその基部を上面部後側に連ねて設けてあ
り、このロック片45の先部には係合孔46が形成して
あり、ロック片45の後部外面には滑り止め47が形成
してある。また、プラグ本体43の下面部にも滑り止め
47が形成してある。そして、プラグ本体43内には端
子48が設けてあり、端子48にはケーブル49が接続
してある。
【0017】上記のように構成されたコネクタソケット
1は図21に示す金属製の取付パネル50に取り付けら
れる。すなわち、取付パネル50には、コネクタソケッ
ト1が挿入される挿入孔51とボルト挿入孔52とが形
成してあり、この取付パネル50の裏側からコネクタソ
ケット1の前側部を挿入して取付部8の前面を取付パネ
ル50の裏面に沿わせてアースプレート30の接触部4
2をこの取付パネル50に接触させ、取付パネル50の
表側からボルト52Aをボルト挿入孔52を介して取付
部8のナット圧入孔20から圧入ナット43に螺合して
このボルト52Aの締め付けによりコネクタソケット1
が取付パネル50に取り付けてある。この場合、電気接
触端子部4のシールド外筒24はアースプレート30を
介して取付パネル50に導通している。
1は図21に示す金属製の取付パネル50に取り付けら
れる。すなわち、取付パネル50には、コネクタソケッ
ト1が挿入される挿入孔51とボルト挿入孔52とが形
成してあり、この取付パネル50の裏側からコネクタソ
ケット1の前側部を挿入して取付部8の前面を取付パネ
ル50の裏面に沿わせてアースプレート30の接触部4
2をこの取付パネル50に接触させ、取付パネル50の
表側からボルト52Aをボルト挿入孔52を介して取付
部8のナット圧入孔20から圧入ナット43に螺合して
このボルト52Aの締め付けによりコネクタソケット1
が取付パネル50に取り付けてある。この場合、電気接
触端子部4のシールド外筒24はアースプレート30を
介して取付パネル50に導通している。
【0018】次に、コネクタプラグ2とコネクタソケッ
ト1との接続を説明する。
ト1との接続を説明する。
【0019】上記のように取付パネル50に実装された
コネクタソケット1のプラグ嵌入凹部12にコネクタプ
ラグ2の嵌入部44を嵌入して端子48をコンタクト部
36に接触させると共に、コネクタプラグ2のロック片
45をコネクタソケット1のロック用凹部13に嵌合し
て、これの係合孔46に係合突起11aを係合しロック
状態にする。
コネクタソケット1のプラグ嵌入凹部12にコネクタプ
ラグ2の嵌入部44を嵌入して端子48をコンタクト部
36に接触させると共に、コネクタプラグ2のロック片
45をコネクタソケット1のロック用凹部13に嵌合し
て、これの係合孔46に係合突起11aを係合しロック
状態にする。
【0020】上記の実施例によれば、ノイズ発生源とし
ての電磁波をシールド線37のシールド、シールド外筒
24、アースプレート30、圧入ナット43、ボルト5
2Aおよび取付パネル50をこの順序に経路として機器
外に放出することができる。
ての電磁波をシールド線37のシールド、シールド外筒
24、アースプレート30、圧入ナット43、ボルト5
2Aおよび取付パネル50をこの順序に経路として機器
外に放出することができる。
【0021】また、コネクタソケット1のプラグ嵌入凹
部12にコネクタプラグ2の嵌入部44を嵌入してコネ
クタプラグ2の端子48をコネクタソケット1のコンタ
クト部36に接触させると共に、コネクタプラグ2のロ
ック片45をコネクタソケット1のロック用凹部13に
嵌合して、係合しロック状態にすることができて、コネ
クタソケット1のコネクタプラグ2への結合およびこの
結合解除をワンタッチで行うことができ、また、電気接
触端子部4がソケットハウジング3内に収容されるよう
になり、このために、電気接触端子部4の取付パネル5
0への取付にあたって、ソケットハウジング3が取付パ
ネル50に固着されることになって、コネクタソケット
1にコネクタプラグ2を差し込み、また、外す場合に生
じるこじりに対して強いものになるし、コネクタプラグ
2のロック片45が嵌入して係止されるロック用凹部1
3がソケットハウジング3に設けてあるために、コネク
タプラグ2のコネクタソケット1への結合が強固なもの
になり、振動に対しても強いものとなって、自動車の電
子機器への使用に適したものとなる。
部12にコネクタプラグ2の嵌入部44を嵌入してコネ
クタプラグ2の端子48をコネクタソケット1のコンタ
クト部36に接触させると共に、コネクタプラグ2のロ
ック片45をコネクタソケット1のロック用凹部13に
嵌合して、係合しロック状態にすることができて、コネ
クタソケット1のコネクタプラグ2への結合およびこの
結合解除をワンタッチで行うことができ、また、電気接
触端子部4がソケットハウジング3内に収容されるよう
になり、このために、電気接触端子部4の取付パネル5
0への取付にあたって、ソケットハウジング3が取付パ
ネル50に固着されることになって、コネクタソケット
1にコネクタプラグ2を差し込み、また、外す場合に生
じるこじりに対して強いものになるし、コネクタプラグ
2のロック片45が嵌入して係止されるロック用凹部1
3がソケットハウジング3に設けてあるために、コネク
タプラグ2のコネクタソケット1への結合が強固なもの
になり、振動に対しても強いものとなって、自動車の電
子機器への使用に適したものとなる。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案による電気
コネクタ構造は、外筒部と内筒部とをその後端部で一体
に連結して前記内、外筒部間をプラグ嵌入凹部にすると
共に、前記外筒部の一部に、コネクタプラグのロック片
が嵌入して係止されるロック用凹部を設け、前記内筒部
内を端子収容部にしたソケットハウジングと、前記ソケ
ットハウジングの前記外筒部に前記ソケットハウジング
の軸線に対して直角に突設されて前面部にアースプレー
ト装着部とナット圧入孔とを設けると共に、左右に前記
アースプレート装着部から前記端子収容部に抜ける挿入
孔を形成した取付部と、絶縁体に端子を埋め込んで成る
複合絶縁体をシールド外筒に圧入嵌合して構成されて、
前記ソケットハウジングの前記端子収容部に収容される
電気接触端子部と、前記取付部の前記ナット圧入孔に圧
入されて前記ソケットハウジングの取付パネルへの取付
時に取付用のボルトが螺合するナットと、前記取付部の
前記アースプレート装着部に装着され且つ前記取付部の
前記挿入孔に挿入されて前記電気接触端子部の前記シー
ルド外筒に接触するシールド端子部と前記圧入ナットに
螺合するボルト挿入用の挿入孔と前記圧入ナットに接触
する接触部とを有するアースプレートとを備えたことに
より、ノイズ発生源としての電磁波をシールド線、シー
ルド外筒、アースプレート、圧入ナット、ボルト及び取
付パネルをこの順序に経路として機器外に放出すること
ができる。
コネクタ構造は、外筒部と内筒部とをその後端部で一体
に連結して前記内、外筒部間をプラグ嵌入凹部にすると
共に、前記外筒部の一部に、コネクタプラグのロック片
が嵌入して係止されるロック用凹部を設け、前記内筒部
内を端子収容部にしたソケットハウジングと、前記ソケ
ットハウジングの前記外筒部に前記ソケットハウジング
の軸線に対して直角に突設されて前面部にアースプレー
ト装着部とナット圧入孔とを設けると共に、左右に前記
アースプレート装着部から前記端子収容部に抜ける挿入
孔を形成した取付部と、絶縁体に端子を埋め込んで成る
複合絶縁体をシールド外筒に圧入嵌合して構成されて、
前記ソケットハウジングの前記端子収容部に収容される
電気接触端子部と、前記取付部の前記ナット圧入孔に圧
入されて前記ソケットハウジングの取付パネルへの取付
時に取付用のボルトが螺合するナットと、前記取付部の
前記アースプレート装着部に装着され且つ前記取付部の
前記挿入孔に挿入されて前記電気接触端子部の前記シー
ルド外筒に接触するシールド端子部と前記圧入ナットに
螺合するボルト挿入用の挿入孔と前記圧入ナットに接触
する接触部とを有するアースプレートとを備えたことに
より、ノイズ発生源としての電磁波をシールド線、シー
ルド外筒、アースプレート、圧入ナット、ボルト及び取
付パネルをこの順序に経路として機器外に放出すること
ができる。
【0023】また、コネクタソケットのプラグ嵌入凹部
にコネクタプラグの嵌入部を嵌入してコネクタプラグの
端子をコネクタソケットの端子に接触させると共に、コ
ネクタプラグのロック片をコネクタソケットのロック用
凹部に嵌合して、係合しロック状態にすることができ
て、コネクタソケットのコネクタプラグへの結合および
この結合解除をワンタッチで行うことができる。また、
電気接触端子部がソケットハウジング内に収容されるよ
うになり、このために、電気接触端子部の取付パネルへ
の取付にあたって、ソケットハウジングが取付パネルに
固着されることになって、コネクタソケットにコネクタ
プラグを差し込み、また、外す場合に生じるこじりに対
して強いものになるし、コネクタプラグのロック片が嵌
入して係止されるロック用凹部がソケットハウジングに
設けてあるために、コネクタプラグのコネクタソケット
への結合が強固なものになり、振動に対しても強いもの
となって、自動車への電子機器への使用に適したものと
なる。
にコネクタプラグの嵌入部を嵌入してコネクタプラグの
端子をコネクタソケットの端子に接触させると共に、コ
ネクタプラグのロック片をコネクタソケットのロック用
凹部に嵌合して、係合しロック状態にすることができ
て、コネクタソケットのコネクタプラグへの結合および
この結合解除をワンタッチで行うことができる。また、
電気接触端子部がソケットハウジング内に収容されるよ
うになり、このために、電気接触端子部の取付パネルへ
の取付にあたって、ソケットハウジングが取付パネルに
固着されることになって、コネクタソケットにコネクタ
プラグを差し込み、また、外す場合に生じるこじりに対
して強いものになるし、コネクタプラグのロック片が嵌
入して係止されるロック用凹部がソケットハウジングに
設けてあるために、コネクタプラグのコネクタソケット
への結合が強固なものになり、振動に対しても強いもの
となって、自動車への電子機器への使用に適したものと
なる。
【図1】本考案の一実施例に係わる電気コネクタ構造の
コネクタソケットの正面図である。
コネクタソケットの正面図である。
【図2】同コネクタソケットの側面図である。
【図3】同コネクタソケットの平面図である。
【図4】同コネクタソケットの底面図である。
【図5】同コネクタソケットの後面図である。
【図6】電気コネクタ構造のソケットハウジングの正面
図である。
図である。
【図7】同ソケットハウジングの側面図である。
【図8】同ソケットハウジングの平面図である。
【図9】同ソケットハウジングの底面図である。
【図10】同ソケットハウジングの後面図である。
【図11】図8のA−A線に沿う断面図である。
【図12】図6のB−B線に沿う断面図である。
【図13】図7のC−C線に沿う断面図である。
【図14】図9のE部の拡大図である。
【図15】電気コネクタ構造の電気接触端子部の側面図
である。
である。
【図16】同電気接触端子部の平面図である。
【図17】同電気接触端子部の正面図である。
【図18】アースプレートの正面図である。
【図19】同アースプレートの側面図である。
【図20】同アースプレートの平面図である。
【図21】取付パネルの正面図である。
【図22】電気コネクタ構造のコネクタプラグの縦断面
図である。
図である。
【図23】同コネクタプラグの正面図である。
【図24】本考案の電気コネクタ構造においてコネクタ
ソケットにコネクタプラグを結合した状態の側面図であ
る。
ソケットにコネクタプラグを結合した状態の側面図であ
る。
【図25】従来の電気コネクタ構造のコネクタソケット
の側面図である。
の側面図である。
1 コネクタソケット 2 コネクタプラグ 3 ソケットハウジング 4 電気接触端子部 6 外筒部 7 内筒部 12 プラグ嵌入凹部 13 ロック用凹部 24 シールド外筒 26 端子 27 複合絶縁体 30 アースプレート 31 外筒本体 39 シールド端子部 45 ロック片 50 取付パネル 60 端子収容部
Claims (1)
- 【請求項1】 外筒部と内筒部とをその後端部で一体に
連結して前記内、外筒部間をプラグ嵌入凹部にすると共
に、前記外筒部の一部に、コネクタプラグのロック片が
嵌入して係止されるロック用凹部を設け、前記内筒部内
を端子収容部にしたソケットハウジングと、 前記ソケットハウジングの前記外筒部に前記ソケットハ
ウジングの軸線に対して直角に突設されて前面部にアー
スプレート装着部とナット圧入孔とを設けると共に、前
記アースプレート装着部から前記端子収容部に抜ける挿
入孔を形成した取付部と、絶縁体に端子を埋め込んで成
る複合絶縁体をシールド外筒に圧入嵌合して構成され
て、前記ソケットハウジングの前記端子収容部に収容さ
れる電気接触端子部と、 前記取付部の前記ナット圧入孔に圧入されて前記ソケッ
トハウジングの取付パネルへの取付時に取付用のボルト
が螺合するナットと、 前記取付部の前記アースプレート装着部に装着され且つ
前記取付部の前記挿入孔に挿入されて前記電気接触端子
部の前記シールド外筒に接触するシールド端子部と前記
圧入ナットに螺合するボルト挿入用の挿入孔と前記圧入
ナットに接触する接触部とを有するアースプレートとを
備えたことを特徴とする電気コネクタ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990401474U JP2540184Y2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 電気コネクタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990401474U JP2540184Y2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 電気コネクタ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487184U JPH0487184U (ja) | 1992-07-29 |
JP2540184Y2 true JP2540184Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=31879561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990401474U Expired - Lifetime JP2540184Y2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 電気コネクタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540184Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU4580972A (en) * | 1971-08-30 | 1974-02-28 | Itt Industries Inc | Electrical connector grounding spring |
JPH0616405Y2 (ja) * | 1988-10-31 | 1994-04-27 | ミツミ電機株式会社 | コネクタソケット |
-
1990
- 1990-12-06 JP JP1990401474U patent/JP2540184Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487184U (ja) | 1992-07-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |