JP2539702Y2 - 足し算引き算の練習用具 - Google Patents

足し算引き算の練習用具

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JP2539702Y2
JP2539702Y2 JP5429191U JP5429191U JP2539702Y2 JP 2539702 Y2 JP2539702 Y2 JP 2539702Y2 JP 5429191 U JP5429191 U JP 5429191U JP 5429191 U JP5429191 U JP 5429191U JP 2539702 Y2 JP2539702 Y2 JP 2539702Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は小さい子供や小学生が自
分で使用し、足し算や引き算を練習した後、自分で答え
が合っているかどうかをテストできる練習用具に関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】生活水準が高まるにつれ
て、子供の数学教育も日益しに重視され、各種さまざま
な幼児や小学生向けの教材や用具が不断に市場に出され
ているが、従来は大きく別けて固定式と取換式の二種類
がある。固定式のものは伝統式の印刷品で、教える内容
と答えに分けて、問いと答えをつながせたり、問いが正
しいか否かを判断させたり、数の計算等があり、一応答
えをしたら、繰り返して使用できず、自分で答えが合っ
ているか否かテストできない。取換え式教具はその内容
が広く生き生きとした方式で整理された問題カードと問
題カードに相応して作った答えカードと、答えカードを
並べる答え盤と答え番号カードとで組み合わされ、答え
盤の中に区切られた空枠に答え番号カードを番号の順序
によって並べておくものである。練習する子供は問題カ
ードに書かれてある問題に対する答えを答えカードの中
から正しい答えをさがし出した後、その答えカードにあ
る正しい答えに付けてある番号と同じ番号の答え番号カ
ードを答え盤の中に並べ、全部の問題に対する答え番号
カードを全部並べ終るまで続ける。この教材も自己テス
トは答え番号カードの裏面に書いてある図を利用する。
次に全部の答え番号カードを並べ終ったら、答え盤の蓋
をして裏面を表の方にひっくり返して蓋を開けると番号
カードの裏面が現れる。次にこの答え番号カードに書か
れてある図があらかじめ印刷された答え大カード又は問
題カードの正しい組合せ図と比べる。若し全部の答えが
正しければ、両方の図は同じで、若し誤った答えがあれ
ば同じではない。それにより自分で答えの正誤が分る。
この方式は問題カードと答えカードの内容を無制限に組
み合せて、学習の内容を変化できるし、答え盤と答え番
号カードを取り換えることなくそのまま使用できるから
理想的である。しかし実際の使用において、この取り換
え式教具にも次の様な短所がある。
【0003】1.自己テストの図が事前に問題カード又
は答え大カードに印刷してあるので、その秘密性が失わ
れ、子供は往々にして自己テストの図に依頼して、答え
番号カードを答え盤の上に並べるので、学習の意義と功
能が失われる。
【0004】2.自己テストは簡単な図の比較で達成さ
れるので、学習の内容と練習を伴なわず、テスト過程の
困難度は平凡かつ簡単である。
【0005】3.使用上、答え盤は答え番号カードを置
いたあと蓋をして、裏面を表の方にひっくりかえして再
び蓋をあけねばならないので、幼児の操作に不注意があ
ると答え盤が落ちる場合があり、答え番号カードがばら
ばらになる不便がある。
【0006】4.やや年が大きい小学性にはあまり単純
すぎて答え易く、生き生きとした印象を与えないので、
テスト過程中にあるべき趣味性や学習性と訓練性がな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は一枚の平面な板
で作った答え盤に一組の答えカードの枚数と同数の区切
られたくりぬけ空枠を設け、この空枠の底部に透明層を
張って、答えカードを空枠の中に置いた時この透明層を
すかしてその裏面が見える様にする。各答えカードの表
面にはある相互に異なる幾何図、文字又は符号を書いて
おき、その裏面には相互に異なる数字或は数量を標示す
るものを書いておく。
【0008】この用具を用いて練習する場合、例えば別
に用意した図11が示す問題カードと図12が示す答え
大カードを使用する。使用者は先づ問題カード、図11
の例で説明すれば、左第1行の最上位にある第1問題を
見て、リンゴと判明したあと、図12が示す答え大カー
ドの中からその答えappleをさがし出してから、答
えカードの中からその表面にappleと書かれている
ものを選び出して、その一枚のカードを答え盤の中の問
題カードの位置と相応する空枠の中に置く。この様にし
て全部の答えカードが全部の空枠に置かれたら、答え盤
の裏面を表にひっくり返し、全部の答えカードの裏面に
書かれてある数字又は数量を標示するものを各行、各列
及び各対角線に足し合せて、ある事前に設定したある数
と同じかどうか検査する。例えば図5に示した例で云え
ば、その和はいづれも15である。それで若しも答えが
全部15であれば全部の問題に対する答えは合ってるこ
とを示し、又その和が全部15にならなければ答えは多
少間違ってることを示す。引き算を練習する時は、この
15から各行、各列及び各対角線の数を引いて0になっ
た時は答が全部合ったことを示し、0にならない時は答
えが多少間違ってることを示す。この様にして足し算引
き算の練習をする様にした。
【0009】
【実施例】図1は本考案の第1実施例を示し、一枚の答
え盤1を含み、この答え盤1は平面の板に一組の答えカ
ード2の数と同数の区切られたくりぬけ空枠11を設け
て、その底部には一枚の軟い透明層を張り付けて、答え
盤1の裏面から直接各答えカードの裏面に書かれている
数字又は数量を標示するものが見える様にする。
【0010】図2は本考案の第2実施例を示し、一枚の
答え盤1Aを含み、この答え盤は一対の折り重ね合せる
平面の板に、答えカードと同数の区切られたくりぬけ空
枠11を設けて、その底部に一枚の軟い透明層12を張
り付けて、答え盤1の裏面から直接各答えカードの裏面
に書かれて数字或は数量を表示するものが見える様に
し、使用しない時は折り重ねてしまっておくことができ
る。
【0011】図3は本案の第3実施例を示し、一枚の答
え盤1Bを含み、第1、第2実施例と同じく空枠11を
答えカードと同数に設けてカードを置ける様にする。
【0012】上述の第1、第2及び第3実施例の答え盤
1、1A、1Bの中の区切られたくりぬけ空枠11の内
寸法は答えカード2の寸法と全く同じに作り、両者の間
の対抗作用と摩擦によるか、或は突起とさし込み穴の組
み合せ方式で、答えカード2は空枠11の中に置かれて
定位されて容易に落ちることなく、また引き離したりで
きる。
【0013】答えカード2は答え盤の空枠11と同じ平
面と形状を持ち、円形、正方形、三角形、多角形等の幾
何学上のどんな形でもよく、その表面には相互に異なる
幾何図、文字又は符号を書いておき、その裏面には相互
に異る数字又は数量を標示するものを書いておき、最大
の数字又は数量を標示するものは答えカードの総数と等
しくする。
【0014】図4は本考案の答え盤1に一組の答えカー
ド2を置き入れた正面図で、使用者は問題カード3(図
11に示してある)に書かれてある問題により、答え大
カード4(図12参照)から正しい答えをさがし出し
て、その答えの字又は図と同じ答えカードを取り出し
て、答え盤1の空枠11の中に順序よく置く。図5は図
4の裏面を示し、答えカードの総数は方陣に合う様にす
る。この図5で云えば、3元方陣の設計で、答えカード
の総数は9枚で、裏面の各行、各列及び各対角線の数の
和は皆15又は15から引けば0になる様に設計してい
る。自己テストする時には、足したり引いたりしたりし
て計算してその正誤が分る。この実施例の3元方陣では
答えカードの中央に並べてある一枚の裏面の数字は必ず
5にしておく。
【0015】図6は答えカード2の裏面に数量を標示す
るものの実施例を示し、数字の代りに或る同じ図形、こ
こでは円形の数で数字を代表させている。但し、これは
年令が小さい子供を対象とする。
【0016】図7乃至図10は4元方陣に排列する答え
カード2の裏面に示す数字(又は数量を標示するもの)
の実施例で、皆一定の規則に従って設計変化する。即
ち、一組の答えカードの数は16枚であり、縦横各行各
列の和は34で各対角線の和も34である。それでこの
規則を利用して、答えカード2の裏面の数字又はその標
示物を多数の異なる変化を持たせることができる。例え
ば図7において示す如く、方陣の左上隅の第1数字を1
〜16の範囲に変化させて、残りの各空枠の数字をしか
るべく変化させることができる。但し、各行、各列及び
各対角線の和は必ず34にする。次に、図7の最上列を
最下列に移して、図9の如くに変えられる。また図7の
左第1行と第2行を右の方に移し、左第3行を左第1行
に移してもよく、更に上下の各列を入れ換えてもよく、
それにより図8に示すようになる。更に、図8の左第一
行を右第一行に移しても各行、各列及び各対角線の和は
皆34の一定数になる。それで使用者は問題カード3と
答え大カード4により答えカードを答え盤1の中に並べ
たあと、足し算か引き算で各行、各列、各対角線の和を
調べることにより、答えが合っているか否かが自分で分
かる。
【0017】図11は図4に示したものの問題カード3
で、図12はその答え大カード4で、これらのカードに
は何らの答えになるものは表わされてない。例えば、図
4と図5を例にとって説明する。問題カード3の第一問
題の答えは答え大カードを見れば、答えはapple
で、これを根拠にして答えカード2の中から同じ図を持
つものを取り出して、答え盤1の第一問題の答え位置
(左最上の第一空枠)に入れこんだあと、同様にして答
え盤1の全部の空枠11を答えカード2ではめこんでか
ら、その裏面に書かれてある数字或は数量を標示するも
のを、各行、各列及び各対角線の和を計算して自己テス
トする。
【0018】
【考案の効果】1.答えを終ったあと直接答え盤の裏面
に透視して見える各答えカードの数字或は数量を標示す
るものを自分で計算して、答えが合ってるかどうかを調
べられるので、操作が直接的かつ簡便で実際的である。
【0019】2.方陣の設計で足し算引き算の方式で計
算してその答えが合ってるかどうかを調べるので、計算
の練習功能と価値がある。
【0020】3.対照図による自己テストがなく、自分
で計算したあとに答えの正誤が分るから、その訓練性が
優良である。
【0021】4.各答えカードの表面に幾何図形や文字
或は符号があるので、その認識の功能を持つ。
【0022】5.問題カードである内容の知識を教える
外、各答えカードの表面にある図形、文字及び符号を覚
える練習と功能があると共に、答えカードの裏面の配列
組み合せにより足し算引き算の練習と自己テストで学習
の目的を達することができる。
【0023】6.単位毎の用具は独立の訓練内容と効果
を持ち、答え盤と答えカード全体の組み合せにより、独
特の新鮮な数学教育の訓練価値と作用がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の足し算引き算練習用具の第1実施例の
答え盤の正面図と側面図である。
【図2】本考案の第2実施例の答え盤の正面図と側面図
である。
【図3】本考案の第3実施例の答え盤の正面図と側面図
である。
【図4】本考案の答え盤に答えカードを置き入れた時の
正面図である。
【図5】図4の裏面図である。
【図6】本考案の答えカードの裏面に数量を標示するも
のの実施例の正面図である。
【図7】本考案の4元方陣の答えカードの裏面の数字配
列法の一実施例の正面図である。
【図8】本考案の4元方陣の答えカードの裏面の数字配
列法の別の一実施例の正面図である。
【図9】本考案の4元方陣の答えカードの裏面の数字配
列法の又は別の一実施例の正面図である。
【図10】本考案の4元方陣の答えカードの裏面の数字
配列法の又は別の一実施例の正面図である。
【図11】本考案の問題カード実施例の正面図である。
【図12】本考案の答え大カードの実施例の正面図であ
る。
【符号の説明】
1.答え盤 3.問題カード 2.答えカード 4.答え大カード 11.くりぬけ空枠

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の折り重ねることができる平面の板
    に一組の答えカードの枚数と同数の区切られたくりぬけ
    空枠を設けそして空枠の底部には一枚の透明層を張って
    ある答え盤と、答え盤の空枠と同数且つ同形同寸法で表
    面に相互に異なる幾何図形、文字又は符号が記載され、
    その裏面には相互に異なる数字又は数量を標示するもの
    が記載されている一組の答えカードとを具備した足し算
    引き算練習用具にして、全数の答えカードを答え盤の空
    枠の中に置きこんだあと、その配列を方陣の形とし、更
    に答えカードの裏面の数字又は数量を標示したものの各
    行、各列及び各対角線の和が皆相等しいような数にして
    ある足し算引き算練習用具。
  2. 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲第1項の足し算
    引き算練習用具にして、其の中の答え盤は折り重ねない
    一枚の平面な板にしてある足し算引き算練習用具。
  3. 【請求項3】 実用新案登録請求の範囲第1項の足し算
    引き算練習用具にして、其の中の答え盤に付設したくり
    ぬけ空枠の底部には透明層を張ってない足し算引き算練
    習用具。
  4. 【請求項4】 実用新案登録請求の範囲第1項の足し算
    引き算練習用具にして、其の中の答え盤のくりぬけ空枠
    の平面形状は、円形、三角形、方形、又は多辺形のいか
    なる幾何平面形を持つ足し算引き算練習用具。
  5. 【請求項5】 実用新案登録請求の範囲第1項の足し算
    引き算練習用具にして、其の中の一組の答えカードが全
    部答え盤の空枠の中に置かれたあと、答えカードの裏面
    に書かれている数字又は数量を標示するものを各行、各
    列及び各対角線を足し合せた和は事前に設定してある或
    る数と差し引きして零となる足し算引き算練習用具。
  6. 【請求項6】 実用新案登録請求の範囲第1項の足し算
    引き算練習用具にして、其の中の答え盤に設けた答えカ
    ードを置くくりぬけ空枠の数は縦の各行の和を横の各列
    の和とも皆相等しい足し算引き算練習用具。
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JP4499821B2 (ja) * 2009-05-21 2010-07-07 株式会社モントミ ボードゲーム用具
JP6341564B2 (ja) * 2014-06-30 2018-06-13 国立大学法人 筑波大学 認知機能評価システムおよび判定装置製造方法

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