JP2539248Y2 - 充填物の自動反転排出装置 - Google Patents

充填物の自動反転排出装置

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Publication number
JP2539248Y2
JP2539248Y2 JP9684591U JP9684591U JP2539248Y2 JP 2539248 Y2 JP2539248 Y2 JP 2539248Y2 JP 9684591 U JP9684591 U JP 9684591U JP 9684591 U JP9684591 U JP 9684591U JP 2539248 Y2 JP2539248 Y2 JP 2539248Y2
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JP
Japan
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container
guide cylinder
locking claw
filling
filling material
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Application number
JP9684591U
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JPH0526801U (ja
Inventor
茂生 松並
Original Assignee
東洋自動機株式会社
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Publication date
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は食品等の自動包装機械に
於ける充填物の排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の自動反転排出装置を示すも
のであり,容器1は充填物を収納しベルトコンベア2上
を搬送されて来るようになっている。該コンベア2の終
端2aにはこれと接続し,即ち軸12によって支承され
シリンダ15によって回動する旋回アーム13が設置さ
れている。しかして,旋回アーム13の上面には,その
先端に容器1を係止する係止爪11aを有し,ほぼ中央
部にスリット穴11bの穿設された載置板11が取付け
てある。又,旋回アーム13の下方には上記スリット穴
11bに対応する如くなして突出し棒17が立設してあ
り,旋回アーム13の旋回軌跡よりやや外側位置にはス
トッパー18が取付けられている。
【0003】このような従来装置に於て、ベルトコンベ
ア2上を搬送されて来た容器1は、一旦ストッパ4a、
4bで停止されたのち前側のストッパ4aを引込めて1
個のみ載置板11上へ移動して停止する。この状態でシ
リンダ15を作動し旋回アーム13を旋回傾斜させる。
するとスリット穴11bを通して突出し棒17が容器1
の底部を押上げるので、容器1は更に傾斜してストッパ
18と接触し、その接触点を中心にして容器1は反転さ
れてガイド筒3内へ落下する。
【0004】そして落下運動の終りでガイド筒3の底部
に設けられたストッパ板7に衝突して停止し、その衝突
の衝撃によって容器1内の充填物は透孔16より残らず
効果的に排出され、ホッパ5を経て袋内へ供給充填され
る。しかして、充填物を排出した空容器1はシリンダ8
によってガイド筒3を傾斜させ、誘導板9を経て排出コ
ンベア10により外部へ排出・回収されるようになって
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記の如き従来装置は
ガイド筒内を落下する容器を、ガイド筒底部に設けた円
形の透孔周縁で受止めるようになっているので、そのス
トッパ周縁にかなりの充填物が残存するという欠点があ
る。又、ガイド筒を傾斜させて搬出コンベア上へ受渡し
排出するようになっているが、滑降速度があるため容器
がコンベア上で転倒することがあり、正しい姿勢で排出
されないで後工程に支障を来すことになる。更に排出、
回収に使用されるコンベアは設備費が高い上、設置スペ
ースが広く必要になる等の問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決せんとするものであって,その特徴とするところは前
記ガイド筒の底部に揺動自在に設置されて落下して来る
容器を受け止める係止爪と,前記ガイド筒が傾斜手段に
よって傾斜した時に係止爪を回動して容器の係止状態を
解除する突当て杆と,傾斜した前記ガイド筒より滑降す
る容器を回収するシュート等を備えた構成とする。
【0007】
【作用】ガイド筒の底部側面に揺動自在に設置した係止
爪で落下する容器を受け止め,且つこれにより充填物が
排出されるものとなることから充填物がガイド筒の底に
残ることなく全て排出されるものとなる。又,ガイド筒
を傾斜させたとき自動的に係止爪の係止状態が解除され
るのであり,これにより容器は回収用シューートを経て
排出回収されるものとなる。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図面によって説明する。図
1は本考案装置の全体正面図,図2は図1のA−A線切
断部分平面図,図3は図1のB−B線切断部分側面図で
ある。上記に於て前述の従来技術の構成と同一のものに
は同一符号を付けて説明を省略する。本考案に於てガイ
ド筒3の下部にはブラケット20を介してL字状の係止
爪22が揺動自在に取付けられてなる。ここに係止爪2
2の先端爪部22aは落下する容器を受け止めるべくガ
イド筒3内ヘ少し突出するようになされると共に,常時
はスプリング19を介してガイド筒3の側へ牽引されて
いるようになされている。又,ガイド筒3はシリンダ8
により一点鎖線で示す如く傾斜させられるが,その際丁
度係止爪22の爪部22aと反対する側に当接して該係
止爪22を揺動させ,且つ係止しているガイド筒3内の
容器1を開放するための突当て杆23が設けてある。
【0009】更に傾斜したガイド筒3の出口に接続する
位置にはシュート21が設置されていて,同ガイド筒3
内を滑降して来る容器1を受け取り回収するようになっ
ている。図3はシュート21の断面を示したもので,そ
の内底面に容器1の滑降を補助するための針金状のガイ
ド21aが敷設されてなる。
【0010】次に本考案装置の作用について説明する。
ベルトコンベア2上を搬送されて来る容器1は一旦スト
ッパ4a,4bで停止された後,前側のストッパ4aを
引込めて1個のみを載置板11上へ移動し停止される。
この状態でシリンダ15を作動して旋回アーム13を揺
動傾斜させる。するとスリット穴11bを通して突出し
棒17が容器1の底部を押上げるので,容器1は更に傾
斜してストッパ18と接触し,その接触点を中心に容器
は反転してガイド筒3内を落下する。そして,落下運動
の終わりでガイド筒3の底部に突出している係止爪22
の爪部22aによって容器1は受け止められ,且つその
時の衝撃によって容器1内の充填物は残らず排出され
る。しかして,排出された充填物は容器1の底に留まる
ことなく残らずホッパー5を経て袋(図示せず)内へ供
給充填されるものとなる。一方,充填物を排出した空容
器1はシリンダ8によりガイド筒3が傾斜されると,容
器1を係止している係止爪22が突当て杆23に当って
揺動し,その係止が解除されることによりガイド筒3を
滑り出てシュート21に受け渡され,該シュート21を
円滑に滑降し外部に排出回収される。
【0011】
【考案の効果】以上の通り,本考案の排出装置はガイド
筒3の底部に揺動自在に設置した係止爪22で落下する
容器1を受け止め,充填物を排出するようになしたので
充填物がガイド筒の底に残留することなく全て奇麗に排
出されるものとなる。又,容器を受け止めている係止爪
はガイド筒を傾斜させたときに突当て杆23に当接して
揺動し,自動的にその係止状態が解除され該シュートに
より正しい姿勢で効率良く外部ヘ排出回収されるように
なる等簡単な構造で効率的且つ衛生的な充填物の排出回
収を可能となすのであり,とりわけ設備費も安価であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動反転排出装置の全体正面図で
ある。
【図2】図1のA−A線切断部分平面図である。
【図3】図1のB−B線切断部分側面図である。
【図4】従来の自動反転排出装置の正面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 ベルトコンベア 3 ガイド筒 7 ストッパ板 8 シリンダ 10 排出コンベア 11 載置板 13 旋回アーム 15 シリンダ 17 突出し棒 18 ストッパ 21 シュート 22 係止爪 23 突当て杆

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填物を収納しベルトコンベア上を搬送
    されて来た容器を,コンベア終端で転倒・反転してガイ
    ド筒内に落下させ,充填物を排出するようにした自動反
    転排出装置に於て,前記ガイド筒の底部に揺動自在に設
    置されて落下して来る容器を受け止める係止爪と,前記
    ガイド筒が傾斜手段によって傾斜した時に前記係止爪を
    揺動して容器の係止状態を解除する突当て杆と,傾斜し
    た前記ガイド筒より滑降する容器を回収するシュートと
    を備えたことを特徴とする充填物の自動反転排出装置。
JP9684591U 1991-09-12 1991-09-12 充填物の自動反転排出装置 Expired - Lifetime JP2539248Y2 (ja)

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JPH0526801U JPH0526801U (ja) 1993-04-06
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CN113306759A (zh) * 2021-06-30 2021-08-27 芜湖辉东自动化科技有限公司 一种罐投生产线旋臂机构

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