JP2538662B2 - バス調停装置 - Google Patents
バス調停装置Info
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- JP2538662B2 JP2538662B2 JP1029740A JP2974089A JP2538662B2 JP 2538662 B2 JP2538662 B2 JP 2538662B2 JP 1029740 A JP1029740 A JP 1029740A JP 2974089 A JP2974089 A JP 2974089A JP 2538662 B2 JP2538662 B2 JP 2538662B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバス調停装置に関し,特に共通バスに接続さ
れている装置からのバス使用権獲得要求を処理するバス
調停装置に関する。
れている装置からのバス使用権獲得要求を処理するバス
調停装置に関する。
従来,この種のバス調停装置は,第3図に示すよう
に,バス6に接続された装置2,3,4および5からのバス
使用権獲得要求および属性を信号線21,31,41および51を
介して受付け,検査回路20,30,40および50により受付け
た要求および属性についての正常性の検査を行ない,異
常があれば信号線22,32,42および52を介して拒否応答を
行ない,正常であればバス使用権獲得要求および属性を
調停回路11へ送り,調停回路11により調停を行ない,結
果を信号線23,33,43および53を介して装置2,3,4および
5へ返送するようになっていた。
に,バス6に接続された装置2,3,4および5からのバス
使用権獲得要求および属性を信号線21,31,41および51を
介して受付け,検査回路20,30,40および50により受付け
た要求および属性についての正常性の検査を行ない,異
常があれば信号線22,32,42および52を介して拒否応答を
行ない,正常であればバス使用権獲得要求および属性を
調停回路11へ送り,調停回路11により調停を行ない,結
果を信号線23,33,43および53を介して装置2,3,4および
5へ返送するようになっていた。
また,第4図に示すように,バス6に接続された装置
2,3,4および5からのバス使用権獲得要求および属性を
信号線21,31,41および51を介して受付け,調停回路11に
より調停を行なった後,検査回路20,30,40および50によ
り,受付けた要求および属性についての正常性の検査を
行ない,異常があれば信号線22,32,42および52を介して
拒否応答を行ない,正常であれば調停結果を信号線23,3
3,43および53を介して装置2,3,4および5へ返送するよ
うにしたものである。
2,3,4および5からのバス使用権獲得要求および属性を
信号線21,31,41および51を介して受付け,調停回路11に
より調停を行なった後,検査回路20,30,40および50によ
り,受付けた要求および属性についての正常性の検査を
行ない,異常があれば信号線22,32,42および52を介して
拒否応答を行ない,正常であれば調停結果を信号線23,3
3,43および53を介して装置2,3,4および5へ返送するよ
うにしたものである。
第3図および第4図に示したバス6に接続された装置
2,3,4および5は,バス調停装置1′および1″からの
調停結果を受信し,自分がバス使用権を獲得すると,バ
ス有効信号61を“真”にして,バス6を使用してデータ
転送を行っていた。
2,3,4および5は,バス調停装置1′および1″からの
調停結果を受信し,自分がバス使用権を獲得すると,バ
ス有効信号61を“真”にして,バス6を使用してデータ
転送を行っていた。
第3図および第4図に示した従来のバス調停装置1′
および1″はバス6に接続される装置2,3,4および5と
スター接続される為,バス6に多数の装置が接続される
と,バス調停装置1′および1″の信号線も多くなり,
ピンネックになりやすいという欠点があった。
および1″はバス6に接続される装置2,3,4および5と
スター接続される為,バス6に多数の装置が接続される
と,バス調停装置1′および1″の信号線も多くなり,
ピンネックになりやすいという欠点があった。
また,バス使用権獲得要求および属性を受信してから
調停結果を返送するまでの時間は,信号が検査回路と調
停回路の両方を通過するために長くなり,バスサイクル
時間を短縮する上での大きな障害となるという欠点もあ
った。
調停結果を返送するまでの時間は,信号が検査回路と調
停回路の両方を通過するために長くなり,バスサイクル
時間を短縮する上での大きな障害となるという欠点もあ
った。
本発明は従来のもののこのような欠点を除去しようと
するもので,バスサイクル時間を短くすることができる
とともに,ピンネックを緩和したバス調停装置を提供す
るものである。
するもので,バスサイクル時間を短くすることができる
とともに,ピンネックを緩和したバス調停装置を提供す
るものである。
本発明のバス調停装置は,共通バスに接続された各装
置からのバス使用権獲得要求を集中受付し,調停の結果
を各装置に返送するようにしたバス調停装置において,
バス使用権を与えられる装置を決定する調停手段と,バ
ス使用権を与えられた装置が実際にバスを使用するタイ
ミングを生成するタイミング生成手段と,バス使用権を
与えられた装置からのバス使用権獲得要求が正常であっ
たか否かを検査する検査手段と,バス使用権獲得要求が
正常なものであった場合には,バス使用権を与えられた
装置が実際にバスを使用するタイミングでバス上のバス
有効信号を“真”にする手段とを有している。
置からのバス使用権獲得要求を集中受付し,調停の結果
を各装置に返送するようにしたバス調停装置において,
バス使用権を与えられる装置を決定する調停手段と,バ
ス使用権を与えられた装置が実際にバスを使用するタイ
ミングを生成するタイミング生成手段と,バス使用権を
与えられた装置からのバス使用権獲得要求が正常であっ
たか否かを検査する検査手段と,バス使用権獲得要求が
正常なものであった場合には,バス使用権を与えられた
装置が実際にバスを使用するタイミングでバス上のバス
有効信号を“真”にする手段とを有している。
次に,本発明について図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。バス
調停装置1は調停回路11,タイミング生成回路12,検査回
路13,バス有効信号駆動回路14を含み,バス6に接続さ
れた装置2,3,4および5と接続されている。
調停装置1は調停回路11,タイミング生成回路12,検査回
路13,バス有効信号駆動回路14を含み,バス6に接続さ
れた装置2,3,4および5と接続されている。
調停回路11は装置2,3,4および5からのバス使用権獲
得要求および属性を信号線21,31,41および51を介して受
付し,バス調停を行なう。調停の結果は信号線23,33,43
および53を介して装置2,3,4および5へ返送されるとと
もに,タイミング生成回路12へも送られる。またバス使
用権を獲得することになった装置からのバス使用権獲得
要求および属性が検査回路13に送られる。
得要求および属性を信号線21,31,41および51を介して受
付し,バス調停を行なう。調停の結果は信号線23,33,43
および53を介して装置2,3,4および5へ返送されるとと
もに,タイミング生成回路12へも送られる。またバス使
用権を獲得することになった装置からのバス使用権獲得
要求および属性が検査回路13に送られる。
タイミング生成回路12は,調停回路11より送られてき
た調停結果により,バスが実際に使用されるタイミング
を生成し,バス有効信号駆動回路14へ通知する。
た調停結果により,バスが実際に使用されるタイミング
を生成し,バス有効信号駆動回路14へ通知する。
検査回路13は,調停回路11より送られてきたバス使用
権獲得要求および属性が正常であるか否かの検査を行な
い,結果をバス有効信号駆動回路14へ通知する。
権獲得要求および属性が正常であるか否かの検査を行な
い,結果をバス有効信号駆動回路14へ通知する。
バス有効信号駆動回路14は,検知回路13で正常と判断
された場合に,タイミング生成回路12の指定するタイミ
ングでバス有効信号61を“真”に駆動する。検査回路13
で異常と判断された場合およびバスの使用権を獲得した
装置がない場合は,バス有効信号61を“偽”に駆動す
る。
された場合に,タイミング生成回路12の指定するタイミ
ングでバス有効信号61を“真”に駆動する。検査回路13
で異常と判断された場合およびバスの使用権を獲得した
装置がない場合は,バス有効信号61を“偽”に駆動す
る。
共通バス6はバス有効信号61,コマンド・アドレスバ
ス62,データバス63,制御信号64により構成され,装置2,
3,4および5を接続している。コマンド・アドレスバス6
2は,バス使用権を獲得した装置がデータ転送の属性・
宛先装置を指定するために使用される。データバス63に
は転送されるデータが乗せられる。制御信号64は共通バ
ス6のクロック供給等に使用される。
ス62,データバス63,制御信号64により構成され,装置2,
3,4および5を接続している。コマンド・アドレスバス6
2は,バス使用権を獲得した装置がデータ転送の属性・
宛先装置を指定するために使用される。データバス63に
は転送されるデータが乗せられる。制御信号64は共通バ
ス6のクロック供給等に使用される。
次に,このように構成された本実施例の動作について
第2図を用いて説明する。
第2図を用いて説明する。
(A)はバスクロックである。(B)はバス使用権獲
得要求信号,(C)はバス使用権獲得要求の属性であ
り,共通バスに接続された各装置からバス調停装置に送
られる。(D)はバス使用権獲得信号であり,バス調停
装置からバスに接続された各装置へ送られる。
得要求信号,(C)はバス使用権獲得要求の属性であ
り,共通バスに接続された各装置からバス調停装置に送
られる。(D)はバス使用権獲得信号であり,バス調停
装置からバスに接続された各装置へ送られる。
共通バスに接続された装置がデータ転送を行なう場合
は,バス使用権獲得要求信号(B)を“真”(以下
“真”を図面上でロウレベルで表す)にし,これに同期
してバス使用権獲得要求の属性(C)をバス調停装置1
に送出する。バス調停装置1はバス使用権獲得通知
(D)をバス要求者へ返すとともに,上記(C)の内容
を検査し,正常であれば,バス要求者がリクエストを送
出するタイミングで,バス有効信号(V)を“真”にす
る。バス使用権獲得通知(D)を受信したバス要求者
は,バス有効信号(V)に同期して,コマンド・アドレ
スバス(W)にデータ転送の属性・宛先装置アドレス,
データバス(X)に転送データを出力する。上記(C)
の内容を検査した結果,異常があれば,バス調停装置1
はバス有効信号(V)を“偽”(以下,“偽”を図面上
でハイレベルで表す)にするので,このバス転写はキャ
ンセルされる。
は,バス使用権獲得要求信号(B)を“真”(以下
“真”を図面上でロウレベルで表す)にし,これに同期
してバス使用権獲得要求の属性(C)をバス調停装置1
に送出する。バス調停装置1はバス使用権獲得通知
(D)をバス要求者へ返すとともに,上記(C)の内容
を検査し,正常であれば,バス要求者がリクエストを送
出するタイミングで,バス有効信号(V)を“真”にす
る。バス使用権獲得通知(D)を受信したバス要求者
は,バス有効信号(V)に同期して,コマンド・アドレ
スバス(W)にデータ転送の属性・宛先装置アドレス,
データバス(X)に転送データを出力する。上記(C)
の内容を検査した結果,異常があれば,バス調停装置1
はバス有効信号(V)を“偽”(以下,“偽”を図面上
でハイレベルで表す)にするので,このバス転写はキャ
ンセルされる。
以上説明したように本発明は,バス使用権獲得要求お
よび属性の正常性の検査をまたずに,バス要求者へ調停
結果を通知することができるため,バスサイクル時間を
短くすることができるとともに,バス使用権獲得要求お
よび属性に異常があった場合の拒否応答信号が不必要と
なりバス調停装置のピンネックを緩和することができる
という効果がある。
よび属性の正常性の検査をまたずに,バス要求者へ調停
結果を通知することができるため,バスサイクル時間を
短くすることができるとともに,バス使用権獲得要求お
よび属性に異常があった場合の拒否応答信号が不必要と
なりバス調停装置のピンネックを緩和することができる
という効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図,第2図は
第1図におけるバス使用権獲得要求からバスを実際に使
用するまでのタイムチャート,第3図および第4図は従
来のバス調停装置の一例をそれぞれ示すブロック図であ
る。 1……バス調停装置,2,3,4,5……バスに接続された装
置,6……共通バス,11……調停回路,12……タイミング生
成回路,13……検査回路,14……バス有効信号駆動回路。
第1図におけるバス使用権獲得要求からバスを実際に使
用するまでのタイムチャート,第3図および第4図は従
来のバス調停装置の一例をそれぞれ示すブロック図であ
る。 1……バス調停装置,2,3,4,5……バスに接続された装
置,6……共通バス,11……調停回路,12……タイミング生
成回路,13……検査回路,14……バス有効信号駆動回路。
Claims (1)
- 【請求項1】共通バスに接続された各装置からのバス使
用権獲得要求を集中受付し、調停の結果を各装置に返送
するようにしたバス調停装置において、バス使用権を与
えられる装置を決定する調停手段と、バス使用権を与え
られた装置が実際にバスを使用するタイミングを生成す
るタイミング生成手段と、バス使用権を与えられた装置
からのバス使用権獲得要求が正常であったか否かを検査
する検査手段と、バス使用権獲得要求が正常なものであ
った場合にはバス使用権を与えられた装置が実際にバス
を使用するタイミングでバス上のバス有効信号を“真”
にするバス有効信号駆動手段とを含むことを特徴とする
バス調停装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1029740A JP2538662B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | バス調停装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1029740A JP2538662B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | バス調停装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02210569A JPH02210569A (ja) | 1990-08-21 |
JP2538662B2 true JP2538662B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=12284503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1029740A Expired - Fee Related JP2538662B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | バス調停装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538662B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61112267A (ja) * | 1984-11-06 | 1986-05-30 | Nec Corp | I/oアダプタ |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP1029740A patent/JP2538662B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02210569A (ja) | 1990-08-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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