JP2538518Y2 - センタレス研削盤 - Google Patents

センタレス研削盤

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JP2538518Y2
JP2538518Y2 JP899791U JP899791U JP2538518Y2 JP 2538518 Y2 JP2538518 Y2 JP 2538518Y2 JP 899791 U JP899791 U JP 899791U JP 899791 U JP899791 U JP 899791U JP 2538518 Y2 JP2538518 Y2 JP 2538518Y2
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JP
Japan
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bed
base
grinding machine
grinding wheel
swivel
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Application number
JP899791U
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English (en)
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JPH04106150U (ja
Inventor
道雄 前田
久與志 井ノ口
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Koyo Machine Industries Co Ltd
Original Assignee
Koyo Machine Industries Co Ltd
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、熱変位を小さくした
センタレス研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のセンタレス研削盤の1例
を示している。なお、以下の説明において、図面の左右
を左右とし、図面の紙面表側を前、同裏側を後とする。
【0003】図2において、センタレス研削盤のベッド
(1) の上面の左端寄りの部分にクーラント(冷却液)を
受けるためのクーラントみぞ(2) が形成され、このクー
ラントみぞ(2) より左側のベッド(1) の上面に砥石台
(3) が、クーラントみぞ(2) より右側のベッド(1) の上
面に旋回ベース(4) がそれぞれ取付けられている。
【0004】砥石台(3) の上部に研削砥石(5) が軸線が
前後方向に水平にのびるように取付けられており、この
軸線を含む垂直面の近傍において砥石台(3) がクーラン
トみぞ(2) のすぐ左側のベッド(1) の上面に固定されて
いる。
【0005】クーラントみぞ(2) のすぐ右側のベッド
(1) の上面に垂直なスイベルピボット(6) が設けられ、
旋回ベース(4) の左端寄りの部分がスイベルピボット
(6) を中心に旋回しうるようにベッド(1) の上面に取付
けられている。
【0006】旋回ベース(4) の上面に、モータ(7) と送
りねじ(8) によって左右方向に移動させられるスライド
ベース(9) がのせられ、このスライドベース(9) の上面
に、モータ(10)と送りねじ(11)によって左右方向に移動
させられる調整車台(12)がのせられている。調整車台(1
2)の上部に、調整車(13)が軸線が前後方向に水平にのび
るように取付けられている。また、スライドベース(9)
の左端寄りの部分の上面にワークレスト(14)が固定さ
れ、このワークレスト(14)の上部に、砥石(5) と調整車
(13)との間に通されるワーク(W) を受ける受け板(15)が
位置調整可能に取付けられている。そして、スイベルピ
ボット(6) を中心に旋回ベース(4) を旋回させてこれを
ベッド(1) に固定することにより、砥石(5) と調整車(1
3)のなす角度が調整されるようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来のセ
ンタレス研削盤においては、旋回ベース(4) のスイベル
ピボット(6) がクーラントみぞ(2) を挟んで砥石(5) の
中心から離れた位置に設けられているので、ベッド(1)
の熱変位の影響を受けて、砥石(5) と調整車(13)の軸間
距離(S) が変化するという問題がある。
【0008】すなわち、クーラントみぞ(2) に受けられ
るクーラントの温度が変化すると、その影響を受けてベ
ッド(1) が伸縮するので、砥石(5) の中心とスイベルピ
ボット(6) との距離(L) が変化し、その結果、軸間距離
(S) も変化する。たとえば、クーラントの温度が上昇す
ると、ベッド(1) がのび、図2に鎖線で示すように、ス
イベルピボット(6) が右に移動して距離(L) が大きくな
り、これにより調整車(13)も右に移動して軸間距離(S)
が大きくなる。逆に、クーラントの温度が降下すると、
ベッドが縮み、距離(L) が小さくなって、軸間距離(S)
が小さくなる。
【0009】この考案の目的は、上記の問題を解決し、
熱変位による研削砥石と調整車の軸間距離の変化の小さ
いセンタレス研削盤を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案によるセンタレ
ス研削盤は、ベッドに砥石台が固定されるとともに、旋
回ベースが垂直なスイベルピボットを中心に旋回しうる
ように取付けられ、砥石台に研削砥石が、旋回ベースに
調整車がそれぞれ軸線を水平にした状態で取付けられた
センタレス研削盤において、旋回ベースのスイベルピボ
ットが研削砥石の軸線を含む垂直面に設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【作用】旋回ベースのスイベルピボットが研削砥石の軸
線を含む垂直面に設けられているので、ベッドに熱変位
が生じても、研削砥石とスイベルピボットとの距離の変
化は小さく、したがって、研削砥石と調整車の軸間距離
の変化も小さい。
【0012】
【実施例】以下、図1を参照して、この考案の実施例に
ついて説明する。なお、図1において、図2と同じ部分
については同一の符号を付して説明を省略した。
【0013】この実施例の場合も、砥石台(3) は研削砥
石(5) の軸線を含む垂直面の近傍においてクーラントみ
ぞ(2) のすぐ左側のベッド(1) の上面に固定されてい
る。
【0014】旋回ベース(4) はクーラントみぞ(2) の左
側までのびており、スイベルピボット(6) は砥石(5) の
軸線を含む垂直面においてクーラントみぞ(2) のすぐ左
側のベッド(1) の上面に設けられている。
【0015】旋回ベース(4) のスイベルピボット(6) が
砥石(5) の軸線を含む垂直面に設けられているので、砥
石(5) の中心とスイベルピボット(6) との距離はほぼ零
である。このため、ベッド(1) に熱変位が生じても、ス
イベルピボット(6) の左右方向の位置はほとんど変化せ
ず、したがって、砥石(5) と調整車(13)の軸間距離(S)
もほとんど変化しない。
【0016】
【考案の効果】この考案のセンタレス研削盤によれば、
上述のように、ベッドに熱変位が生じても、研削砥石と
調整車の軸間距離の変化が小さく、したがって、ワーク
の研削寸法を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すセンタレス研削盤の概
略正面図である。
【図2】従来例を示すセンタレス研削盤の概略正面図で
ある。
【符号の説明】
(1) ベッド (3) 砥石台 (4) 旋回ベース (5) 研削砥石 (6) スイベルピボット (13) 調整車

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッドに砥石台が固定されるとともに、旋
    回ベースが垂直なスイベルピボットを中心に旋回しうる
    ように取付けられ、砥石台に研削砥石が、旋回ベースに
    調整車がそれぞれ軸線を水平にした状態で取付けられた
    センタレス研削盤において、 旋回ベースのスイベルピボットが研削砥石の軸線を含む
    垂直面に設けられていることを特徴とするセンタレス研
    削盤。
JP899791U 1991-02-26 1991-02-26 センタレス研削盤 Expired - Lifetime JP2538518Y2 (ja)

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JPH04106150U JPH04106150U (ja) 1992-09-11
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