JP2538309Y2 - 集塵機用フイルタ除塵装置 - Google Patents

集塵機用フイルタ除塵装置

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JP2538309Y2
JP2538309Y2 JP11236690U JP11236690U JP2538309Y2 JP 2538309 Y2 JP2538309 Y2 JP 2538309Y2 JP 11236690 U JP11236690 U JP 11236690U JP 11236690 U JP11236690 U JP 11236690U JP 2538309 Y2 JP2538309 Y2 JP 2538309Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、吸引したダストを捕集するフイルタとして
バグフイルタを使用するバグフイルタ式集塵機(以下単
に集塵機と云う)の技術分野で利用されるものであっ
て、具体的には、上記のバグフイルタに付着したダスト
を払い落す除塵装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
バグフイルタ用の除塵装置としては、集塵用バケット
の内部を貫いて軸方向に進退作動自在に取付けたハタキ
軸に、多数のハタキ杆を間隔的に並設し、これ等各ハタ
キ杆の間隔内に夫々バグフイルタの底部側を嵌込んでハ
タキ軸を進退作動することによって、バグフイルタに付
着したダストを払い落すように構成したハタキ式除塵装
置が有名で、操作が簡単で動力を一切使用せずに除塵で
きる点で、従来より各種構造のバグフイルタ式集塵機に
多く使用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上述した従来のハタキ式除塵装置は、バグフ
イルタを集塵室内に取付けるに当って、各バグフイルタ
の下端部(底面部)側を、並設した各ハタキ杆の間隔内
に1本ずつ嵌込むようにしてボルト等で固定する必要が
あるため、組立とかメンテナンスと云った各作業が非常
に煩雑化する問題があり、また、この面倒な嵌込み作業
を怠ったり失敗したりした結果、バグフイルタをその下
端側を各ハタキ杆の間隔から外れた状態(屈曲した状
態)で取付けてしまって、集塵及び除塵作用に悪影響を
齎らす問題もあった。
また、上述した各問題は、バグフイルタを予め集塵室
内に組付け、その後ハタキ式の除塵装置を組付ける場合
にも、同様に発生していた。
従って本考案の技術的課題は、バグフイルタ又は除塵
装置の組付けに当って、バグフイルタの各下端部を極め
て簡単に各ハタキ杆の間隔内に嵌込んだ状態で組付ける
ことができるようにすることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案で講じた手
段は以下の如くである。
集塵用バケットの内部を貫いて軸線方向に進退作動自
在に取付けたハタキ軸に、多数のハタキ杆を間隔的に並
設し、これ等各ハタキ杆の間隔内に夫々バグフイルタの
底部側を嵌込んでハタキ軸を進退作動することによっ
て、バグフイルタに付着したダストを払い落すように構
成したフイルタ除塵装置に於いて、 (1)上記のハタキ軸を、上記の各ハタキ杆を横倒でき
るように集塵用バケットの左右の側板の間に軸線を中心
とする回転方向に回動操作自在に取付けること。
(2)ハタキ軸の途中にガイドピンを立設する一方、こ
のガイドピンを嵌込んでハタキ軸の進退作動を案内する
ガイド長孔を穿設したガイドフレームを、集塵用バケッ
トの内壁面に取付けて、このガイドフレームを上記ガイ
ド長孔に対する上記ガイドピンの嵌合状態を係脱できる
ように上下回動操作自在に構成すること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、バグフイルタの組付け、又は、
ハタキ式の除塵装置を組付ける当って、ハタキ軸を軸線
を中心とする回転方向に回動して各ハタキ杆を横倒さ
せ、その後ハタキ軸を各ハタキ杆が各バグフイルタの間
隔内に挿入する様に立てた状態に復帰回動すれば、各ハ
タキ杆の間にバグフイルタの各下端部が挿入された正常
な状態に組付けることを可能にする。
上記(2)の要素は、ガイドフレームを上方に回動し
てガイド長孔とガイドピンの嵌合状態を外せば、ハタキ
軸を軸線を中心とする回転方向に回動して各ハタキ杆を
横倒できる一方、このハタキ軸を元の状態に復帰回動
し、且つ、ガイドフレームを下方に回動してガイド長孔
にガイドピンを嵌込めば、ハタキ軸の円周方向への回動
を制止し、合わせて、ハタキ軸の進退作動をガイドして
安定した除塵作用を発揮可能とする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した
技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消
することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係る集塵機用フイルタ除塵
装置の好適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明す
る。
第1図と第2図と第3図は、ハタキ軸を倒し回動した
時の状態を、また、第4図と第5図と第6図はハタキ軸
を起立回動した時の状態を示したものであって、これ等
の図面に於いて、1aと1bは集塵用バケットの左右の側板
で、2…はこの集塵用バケットの上部集塵室内に吊下げ
て組付けた多数のバグフイルタ、2aはこれ等各バグフイ
ルタ2…の取付枠を示す。
また、3は全体を略楕円形に形成した数のハタキ杆4
…を間隔的に並設したハタキ軸で、これ等各ハタキ杆4
…の間隔内には、上記各バグフイルタ2…の下端部側が
第4図の如く嵌込まれ仕組に成っている。
5は上記一方の側板1aに軸方向に進退作動自在で、且
つ、軸線を中心とする回転方向に回動操作自在に取付け
たハタキ操作軸で、側板1aの外側に突出したこの操作軸
5の外端部には、操作用のニギリ6が取付けられ、ま
た、側板1の内側に挿入した内端側は、その先端部を略
L字状に上向きに屈曲してガイドピン7が構成され、且
つ、この操作軸5の内端部に上記ハタキ軸3の一端部が
接合(溶接)されている。
一方、8は他方の側板1bの内側面に取付けた吊り金具
台、9はこの吊り金具台8に吊下げた吊り金具、10は吊
り金具9の支持穴9a内に進退及び回動自在に嵌込んだ支
持軸であって、この支持軸10の先端側に上記ハタキ軸3
の他端部が接合(溶接)されており、従って、ハタキ軸
3は両端部をハタキ操作軸5と支持軸10に支持されて、
集塵用バケットの内部に軸方向に進退作動自在に、且
つ、円周方向に回動操作自在に架設されている。尚、図
中10aは支持軸10の末端部に取付けた抜止め片を示す。
次に、11は上記一方の側板1aの内側面に溶接したアー
ム受けで、12はこのアーム受け11の内側に取付軸13を用
いて回動自在に枢着したアーム体を示し、上記のハタキ
操作軸5の中間部分がこのアーム体12の下側に連設した
アーム板12aに挿通支持され、更に、このアーム板12aと
側板1aの間に螺旋状のバネ(図示せず)を内蔵したブー
ツ15が介在されて、ハタキ軸3を進退作動する時に弾発
効果を発揮する仕組に成っている。
また、14は上記アーム受けの外側に上記の取付軸13を
用いて上下回動操作自在に取付けたガイドフレームであ
って、このガイドフレーム14には、上記ハタキ操作軸5
のガイドピン7を嵌込んでハタキ軸3を第4図と第5図
に示した使用時の状態、即ち、各ハタキ杆4…を立てた
状態に保持する一方、ハタキ操作軸5の進退作動、即
ち、ハタキ軸の進退作動をガイドするガイド長孔14aが
穿設されている。
本考案に係る集塵機用フイルタ除塵装置は以上述べた
如き構成であるから、バグフイルタ2…の組付けに当っ
ては、先ず、第2図の如くガイドフレーム14を上方に回
動して、ガイド長孔14aからガイドピン7を外すと共
に、ニギリ6を用いてハタキ操作軸5を軸線を中心とす
る回転方向に回動してハタキ軸3の全体、即ち、ハタキ
杆4…を第1図乃至第3図の如く横向きに倒す。
この状態で各バグフイルタ2…を組付けを行い、組付
け終了後はニギリ6を持ってハタキ軸3の全体を再び元
の位置に復帰回動する。この時、各ハタキ杆4…が第4
図の如く各バグフイルタ2…の間隔内に挿入されるよう
にハタキ軸3の回動を行い、最後にガイドフレーム14を
下方に回動して、ガイドピン7を第4図並びに第5図の
如くガイド長孔14a内に嵌込むことによってセットを終
了する。
また、この除塵装置によって各バグフイルタ2…の除
塵を行うには、ニギリ6を持ってハタキ軸3を第4図に
於いて横方向に進退作動すれば、各ハタキ杆4が各バグ
フイルタ2…をたたいてダストを払い落すことができ
る。
尚、上記バグフイルタ2…を交換する場合には、再
び、上記の動作を繰返して各ハタキ杆4…を横倒しにす
れば、バグフイルタ2…の交換をハタキ杆4…に邪魔さ
れずに円滑に進めることができる。
また、上述した実施例では集塵用バケットに予めハタ
キ式除塵装置を組付けておき、その後、バグフイルタ2
の組付けを行うようにしているが、この順番を逆にする
場合もある。
〔効果〕
以上述べた次第で、本考案に係る集塵機用フイルタ除
塵装置によれば、バグフイルタの組付けとかメンテナン
ス等に邪魔だった除塵装置の各ハタキ杆を横倒しにする
ことができるため、バグフイルタの組付けとメンテナン
ス、或は、除塵装置の組付けを極めて簡単に、且つ、短
時間の内に済ませることができるものであって、ハタキ
式の除塵装置を備えた集塵機に実施して、洵に好適なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はハタキ杆を倒した状態を示した本考案に係る集
塵機用フイルタ除塵装置の全体構成図であって、第2図
と第3図は同じくハタキ軸の作動部と支持部の構造を示
した斜視図、第4図はハタキ杆を立てた状態を示した本
考案の全体構成図で、第5図と第6図は同じくハタキ軸
の作動部と支持部の構造を示した斜視図である。 1aと1bは集塵用バケットの側板、2はバグフイルタ、3
はハタキ軸、4はハタキ杆、5はハタキ操作軸、7はガ
イドピン、14はガイドフレーム、14aはガイド長孔。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集塵用バケットの内部を貫いて軸線方向に
    進退作動自在に取付けたハタキ軸に、多数のハタキ杆を
    間隔的に並設し、これ等各ハタキ杆の間隔内に夫々バグ
    フイルタの底部側を嵌込んでハタキ軸を進退作動するこ
    とによって、バグフイルタに付着したダストを払い落す
    ように構成したフイルタ除塵装置に於いて、 上記のハタキ軸を、上記の各ハタキ杆を横倒できるよう
    に集塵用バケットの左右の側板の間に軸線を中心とする
    回転方向に回動操作自在に取付けたことを特徴とする集
    塵機用フイルタ除塵装置。
  2. 【請求項2】ハタキ軸の途中にガイドピンを立設する一
    方、このガイドピンを嵌込んでハタキ軸の進退作動を案
    内するガイド長孔を穿設したガイドフレームを集塵用バ
    ケットの内壁面に取付けて、このガイドフレームを上記
    ガイド長孔に対する上記ガイドピンの嵌合状態を係脱で
    きるように上下回動操作自在に構成したことを特徴とす
    る請求項(1)記載の集塵機用フイルタ除塵装置。
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