JP2538236B2 - パ−ツフイ−ダ - Google Patents

パ−ツフイ−ダ

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JP2538236B2
JP2538236B2 JP62075091A JP7509187A JP2538236B2 JP 2538236 B2 JP2538236 B2 JP 2538236B2 JP 62075091 A JP62075091 A JP 62075091A JP 7509187 A JP7509187 A JP 7509187A JP 2538236 B2 JP2538236 B2 JP 2538236B2
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hole
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connecting screw
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幸治 小倉
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、電歪素子を励振することにより、搬送台を
振動させて、小型の物品を一方向から他方向に移送する
曲線型もしくは直線型のパーツフィーダに関する。
<従来技術> 曲線型パーツフィーダを例にとって説明すると、その
態様は第8図に示すように、電極板を兼ねる板ばねbの
主表面に電歪素子cを貼着してなる複数の駆動体aを、
搬送台dと基台eの間に、ほぼ同一円周上に配置し、夫
々の上下端を各台に連結して、傾斜状に差渡し、各駆動
体aの電歪素子cを励振することにより搬送台dを円周
方向に振動させ、搬送物を回転方向に移送するようにな
っている。
<発明が解決しようとする問題点> 上記のように曲線型パーツフィーダにあっては、板ば
ねbはその少なくとも一面に一枚の電歪素子cを貼着し
ており、その伸縮により、板ばねbは上下方向に均等の
弾性変形を生ずる。ところがこの板ばねbは径方向に配
設されているため、搬送台dの回転に伴い、その内側
と、外側の移動量が異なる。このため該板ばねbに捩り
方向の力が働く。
そこで、従来は、この捩れを吸収するために、第9図
に示すように、板ばねbと、搬送台dとを切欠き部gが
形成された接続ばねfで連結し、該切欠き部gで捩れを
吸収するようにしている。
ところが、かかる構成では、接続ばねfの切り欠き部
gでの捩れによる抵抗のために、エネルギーの浪費をい
まだ生ずるとともに、該切欠き部gはその捩れを許容す
る一方、金属疲労により切断を生じ易い。
また、板ばねbの分だけ、搬送台dが高くなり、これ
に伴なって、共振周波数が低くなり、搬送速度が低下す
る。
さらには、板ばねbを搬送台dの取付面hに面接触し
なければならないから、該取付面hを平滑とするために
スライス加工を要し、製造コストが増加する等の欠点が
ある。
本発明は、前記従来欠点の無い連結機構を備えたパー
ツフィーダの提供を目的とするものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、板ばねの上端部又は下端部のすくなくとも
一方に透孔を形成し、該透孔に連結用螺子軸を挿通する
と共に、板ばねの透孔周囲に環状に線接触する圧接子を
該板ばねの表裏に配置し、連結用螺子軸の螺合により該
透孔の周囲を表裏の圧接子で挟持することにより、板ば
ねを搬送台側または基台側の取付部に対してヒンジ結合
したことを特徴とするものである。
<作用> 板ばねは、その端部で板ばねの透孔周囲に環状に線接
触する圧接子を介してヒンジ結合され、取付部に対して
揺動することが可能である。このため、搬送台の径方向
の移送差により、板ばねとの間で相対変位が発生して
も、該ヒンジ結合部での揺動により吸収され、板ばねに
捩り方向の歪が生じない。
<実施例> 本発明を適用した曲線型パーツフィーダの一実施例を
図面に従って説明する。
第1,2図において、基台1上には、その水平上面に搬
送物(図示せず)を乗載する円形皿状の搬送台2が配設
されている。
前記基台1の上面と搬送台2の裏面には、同一径方向
位置で、かつ等角度間隔に設けられた各四本の連結片4,
5が設けられている。そして上下で対向する連結片4と
連結片5は、その延長線が相互に一致するように傾斜
し、四対の上下連結片4,5間に、夫々駆動体6が差渡さ
れている。
前記駆動体6は、第3図で拡大して示すように、板ば
ね7の表裏面に夫々径方向に二枚の電歪素子8a,8bを貼
着したものである。
前記駆動体6は、板ばね7の下端を左右二個の連結用
螺子軸10,10により連結片4の取付部4aに固定するとと
もに、板ばね7の上端中央部に形成した透孔11(第4
図)に連結用螺子軸12を遊挿して、その端部を連結片5
の取付部5aに形成した螺子孔13を螺合して固定される。
そして、基台1,搬送台2に対して、連結片4,5の角度に
沿った傾斜を付与され、その幅方向を搬送台2の径方向
と一致するように配設される。
前記連結用螺子軸12には、第4図で示すように、その
螺子頭と板ばね7間及び、板ばね7と取付部5a間で、金
属や硬質プラスチック等より第5図のような半球状圧接
子14,14が介装され、該連結用螺子軸12の緊締により、
その頂端を透孔位置の周囲の板ばね7の表裏面に環状に
線接触させている。
そして、この圧接子14,14により板ばね7は連結用螺
子軸12の中心軸に対してヒンジ状に変位することを可能
となる。
第6図は、前例の圧接子14,14に代わる他の例を示
し、連結片5の取付部5aに半球状圧接子20を形成し、螺
子頭にも半球状圧接子22を形成した連結用螺子軸21を螺
合することにより、板ばね7の上端を圧接子20,22間で
挟持したものである。そして、この場毎も前記圧接子1
4,14と同様に、透孔位置の周囲の板ばね7の表裏面に環
状に線接触し、板ばね7を連結用螺子軸21の中心軸に対
してヒンジ変位することが可能となる。また、図示しな
いが、連結片5に圧接子20を設ける代わりに、これと対
接する板ばね7に同様の圧接子を設けてもよく、いずれ
にしても板ばね7を搬送台2または基第1に対しヒンジ
結合できる手段であればよい。
前記電歪素子8a,8bは、逆方向または順方向に、常法
により分極されており、板ばね7を電極板として兼用し
ている。そして、その外側電極は交流電源に直列または
並列接続され、該電源による電圧印加により各電歪素子
8a,8bを夫々伸縮して、板ばね7の湾曲を生ずる。
尚、交流電源に換えて、スイッチング機構を設けるこ
とにより直流電源を使用することもできる。
この作動にあって、板ばね7の湾曲により搬送台2の
回転を生じる。このとき板ばね7は搬送台2に対し、透
孔11の周囲の表裏面に環状に線接触する圧接子で挟持さ
れて、ヒンジ結合されているので、微傾動することがで
き、この傾動により板ばね7自体に歪を生ずることな
く、捩り方向の力が吸収される。
またこの構成にあっては接続ばねを排除してあるか
ら、搬送台2の高さを低くすることができ、これに伴っ
て共振周波数を上昇させることができる。このため第7
図に示すように、本発明のものは、第8図の従来構成の
ものに比して、同じ電圧で高い搬送速度を得ることがで
きる。
前記ヒンジ結合は板ばね7の下端と連結片4の取付部
4a間に適用することもできる。または板ばね7の上下端
の両方に適用してもよい。
その他、前記板ばね7の揺動を一層容易とするため
に、第3図鎖線で示すように、連結用螺子軸12の両側位
置に削成部30,30を形成するようにしてもよい。尚、こ
れまで曲線型パーツフィーダを例にとって説明したが、
本考案はトラフ搬送台を用いた直線型パーツフィーダに
おいても適用でき、駆動体の取付偏倚やトラム重心のば
らつきなどにより板ばねの取付部に惹起する捩り応力を
吸収して上記と同様の効果を達成し得る。
<発明の効果> 本発明は、板ばね7の上下端のいずれかまた両方を、
搬送台2もしくは基台1に対し、板ばねの表裏に配置さ
れ、透孔周囲に環状に線接触する圧接子14,14、20,22で
挟持して、ヒンジ結合し、板ばね7の湾曲駆動に伴う搬
送台2との相対変位を該ヒンジ位置での板ばね7の傾動
により吸収するようにしたから、板ばね7の捩り方向の
力が作用せず、エネルギーの浪費が少なくなって消費電
力が減少するとともに、接続ばねが不要となって搬送台
2の高さを低くすることができ、これに伴って共振周波
数を上昇させることができて、同じ電圧で高い搬送速度
を得ることができる。さらには板ばね7が点支持される
取付部は、点接触であるため高い平滑度を要せずフライ
ス加工が不要となり、製造コストが低減する等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の実施例を示し、第1図は側面図、第
2図は平面図、第3図は駆動体6の傾斜図、第4図は連
結部の拡大縦断側面図、第5図は圧接子14,14を示す斜
視図、第6図は他の連結部の実施例の拡大縦断側面図、
第7図は搬送速度と印加電圧との関係を本考案と従来構
成とを比較して示すグラフである。また第8図は従来構
成の駆動体aの斜視図、第9図は切欠き部gの付いた接
続バネfの平面図である。 1;基台、2;搬送台、4a;取付部、5a;取付部、6;駆動体、
7;板ばね、8a,8b;電歪素子、11;透孔、14,14;圧接子、2
0,22;圧接子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極板を兼ねる板ばねの主表面に電歪素子
    を貼着してなる複数の駆動体を、搬送台と、基台の間
    に、夫々の上下端を各台に連結して、傾斜状に差渡して
    なるものにおいて、 板ばねの上端部又は下端部のすくなくとも一方に透孔を
    形成し、該透孔に連結用螺子軸を挿通すると共に、板ば
    ねの透孔周囲に環状に線接触する圧接子を該板ばねの表
    裏に配置し、連結用螺子軸の螺合により該透孔の周囲を
    表裏の圧接子で挟持することにより、板ばねを搬送台側
    または基台側の取付部に対してヒンジ結合したことを特
    徴とするパーツフィーダ。
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